2022年12月19日

年末のタクシー

先週の金曜日にいらっしゃたお客さんたちが
口々に「今夜はタクシー、なかなか
捕まらないらしい」そう言っていた。

確かに今度の週末はもうクリスマスで
その前の週(つまり3日前)は、
忘年会帰りで、最もタクシーが
使われる、と予想されていた。

お客さんが午前2時を過ぎて
いらっしゃらない場合、僕もさっさと閉めて
タクシーで帰宅することがあり、
店を出て、10分ほどタクシーを
捕まえられないことはある。

ただ、この日、そんな話を聞いていたので、
以前ダウンロードしたタクシーを
呼ぶアプリは改めて準備をしていた。

0時を過ぎ、終電組が帰ったあと、
12月にしては激しい寒波が来たこともあり、
1時半を過ぎて、最後のお客さんが帰られた。

それから翌日の準備をたらたらとしながら、
お客さんを待っていたが、3時近くになり、
これからの来客は難しいだろう、と
タクシーアプリを立ち上げた。

ところが。
表示されるのは「タクシーが捕まりません」
というような表示。

これは店で待っていても無理だと判断。
ただでさえ寒空の中、荷物を持って外へ。
店の角を曲がり、新宿通りへの
200メートルくらいを歩くと、
いつもであれば、何となく車の行き来が見えるのだが
この日はまったく車が通っていない。

不安もありながらも、3時を過ぎていれば、と
歩き出すが、タクシー前面に
ライトが付いている!と思っても
すべて「回送」の表示だったりする。

いやあ、参った。これなら店で始発まで
いれば良かった、なんて考えてもあとの祭りだ。


結局1時間近く、歩いたところで、
やっと空車のランプが見える。
乗った途端に運転手さんが
「どれくらい待ちました?」と言われる。

約1時間ほど、と答えると
なんとこの日は、約2万台くらいと思われる
東京のタクシーは全部出払い、
午後10時くらいからは、まったく
捕まらない状態がこの時間になっても
続いているのだということ。

僕自身、この時間タクシーを使うのは
月に一度くらいだったりするけれど、
コロナがあったとしても、
コロナ前も含めて、ここまで
タクシーを止められなかったことはなかった。

思えば、僕が若かったバブルの頃は
こういうことはよくあって、
確実に乗れないから、みんな
バーで始発待ちをしたものだと思い出した。

経済が回っているのだ、そう思うと
決して悪いワケではないが、
出来れば僕自身もタクシーで帰らずに
きちんと始発以降、
帰るようになれるほど
遅くまでお客さんが戻ってくるように
努力しなければ、そう感じた年の瀬だった。

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2022年12月18日

アプリの出会いを卒業する人たち

ここ数年で、誰かと付き合いだした、
というお客さんたちの出会いの理由を
耳にすると、8割と言っても良いほど、
出会い系アプリで、と答える。

それを聞くと、もうゲイバーなどの
最初からリアルな時代というのは
終わったんだなあと思うことも多い。

なおかつ驚くのは、ストレートの人たちの
出会いも、圧倒的にアプリが多いのだそうだ。


そんな中で、一昨日来てくれた
ユウト 40歳は10年付き合った相手から
新しい恋人ができたとふられ、
この2ヶ月の間、アプリで
30人くらいとデートしたのだと言う。

ただ、ユウトは奥手と言うか、真面目と
言うか、それぞれと連絡をとりあったあと、
必ずしっかり食事をとる。

もちろん会った当日、そういう流れ
(いわゆるエッチ)には持っていかず、
その後のやりとりで、なんとかなれば、
と期待したりしている。
とは言え、なかなかうまく行かない。

彼がノーということもあれば、
相手がノーということもある。
多くの人たちが言うように、
それは、その後のやり取りで
なんとなくわかるのだと話す。


かたや、昨日、初めて来てくれた
29歳のサカモト君は、ひと月ほど前に
4年の海外転勤から帰国。
あちらで3年付き合った外国人とは
離れるという理由で終止符を打った。

帰国してから、やっぱりアプリで
二人の男と会ったけれど、
両者とも、当日エッチをして、
それで終わってしまった。
気持ちの良さと言うよりは
虚しさだけが残った。


ユウトも、サカモト君も、
「やっぱり自分にはアプリは
向いていない。
写真や短文で何かを察知し、
それから短いチャットで
会おうと決めたところで、
何か違う、そう思ってしまうのだそうだ。

そんな二人から「こうして、店の中で
なんとなく話していて、心が動く、
そのほうがたぶん恋愛とすると、自然だと思う」

そんなことを耳にすると、時代は大きく変化しても
まだまだそういう気持ちの人も多いのだ、
ちょっとだけ胸を撫で下ろすことが出来たりする。

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2022年12月17日

学校に行かなかった日々

最近、よく来てくれるようになったセイジ君は
笑顔が爽やかな、ごくごく普通の29歳の青年だ。

彼は地方都市で、共働きの両親の元で育った。

しかし、小学校、中学校には
ほとんど行かなかったのだそうだ。
それはご両親の教育方針ではなく、
単純に彼が行きたくなかったからだと言う。

一応、学校には入学はしていて、
朝、家を出て、公園に行ったり、
自宅に戻ってきてから
両親の本や色々なモノで遊ぶ。

たまにふらりと学校に行くけれど、
また行きたくなくなると行かなくなる。
それをご両親もわかってはいるものの、
特に無理に行かせようとしない、
比較的自由な家庭だったとのことだ。

それにしても、学校で問題になったり
騒ぎになったりしなかったのかと聞くと
自分としてはわからない、というから
僕の子供時代とは変化ているのか、
それとも彼の地域が緩かったのだろうか。

ただ、中学中盤から預けられたおばあさんの
どうしても高校から大学に進学してほしい
という思いで、中学3年から猛勉強をして、
とりあえず大学まで進学はしたと言う。

ゲイとしての意識があったのは、もう
幼稚園くらいの頃。
もともと、人と違う生き方をしていたためか、
それで悩んだこともなかったと言う。

大学で格闘技をやったり、そのあと
会社に入ったりしながらも、
どこか人とは違う、それはゲイだからか、
それともコミュニケーション能力が
欠けているか、自分ではいまだにわからないらしい。

店で接している限り、個人的には
それほど得意な感じは受けないんだけれど。

ともあれ、本人が欠けている、と思っている以上に、
人とは違っても良い、という生き方を
選択できたセイジ君はある意味、羨ましい。

僕なんて、人と違う、ということで
どれほど悩み苦しんだのか。
あの頃の自分に、もっともっと
自由意志があったら、
そう思わなくもない。

ただ、その分、両親との
コミュニケーションは強かったのかも知れない。

色々な人生があり、
そのひとつひとつにも
きっと意味があるのだ。

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2022年12月15日

42時間不眠

一昨日は店が休みだったので、月曜日の夜は
2時過ぎに休み、朝9時過ぎに起きて、
昨日ここに書いた「泣いたり笑ったり」と
「ミセス・ハリス、パリへ行く」と観て、
夜ジムに行き、そこから家に帰って食事。

夜、録画したニュース番組を見て、
読みかけの本を読んでから寝ようとしたが
これが眠れない。

1時半くらいにベッドに入り、
寝返りを打ったりしながら、時計をチラ見、
はっと気が付くと4時半。

そこから起き出してリビングに行き、
白ワインをとりあえず1杯だけ、と
友人に勧められたテレビドラマを
これまた1本だけ、観ることにした。

ハッと気が付くと6時を過ぎており、
さすがに週末、帰宅して眠る時間に
近い、と、さて、これからぐっすり、
と思いきや、なんと眠れない。

そんなことをしていると、連れ合いが
起きてきて、一緒に食事を摂る。

彼が出かけてから、
お腹もいっぱいになったので
これでゆっくり眠れるかと思いきや
なんと眠れないのだ。

結局、配信で映画を一本観て、ジムは休み、
ベッドで横になっていたまま、眠れず、
仕事の時間となってしまう。

15年も店をやっていて、
さすがにこういうことは初めて
というだけではなく、
前の仕事をやっていた時も、
映像の編集作業で寝たくても寝られず、
という時以来の出来事。

店に行くと、結局眠たいどころか、
おかげさまで忙しく、あっという間の
時間が過ぎ、42時間起きていたこととなった。
いやはや。

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2022年12月14日

映画「泣いたり笑ったり」から考えること

一昨年のイタリア映画祭で上映されて
見逃していた「泣いたり笑ったり」を
やっと観ることができた。

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イタリアの大富豪家族と、
漁師をやっている労働者階級の
ふた組の家族が、とある出来事で
海辺の別荘に集まる。

蓋を開けると、なんと家長である
父親同士が同性愛者で、結婚を
する!というので大騒ぎとなる。

これが、全編いかにもイタリアらしい
笑いに満ちたテイストで描かれていくけれど、
そこに流れるのは、ストレートが
持ってしまう、ある意味、
当たり前の感情だったりする。

5年前にシビル・ユニオンという
結婚制度を同性にも与えたイタリアで、
そのことに反対はしなかったものの、
父親の結婚には異を唱える富豪の娘。
もちろん、漁師のイケメン息子も猛反対だ。


この映画を観ながら、ずいぶん前に
大学の同級生に僕がカミングアウトした時の
ことを思い出した。

僕の友人は「お前がそうであるのは
まったく問題ないし、俺は差別はしない主義。
でも、いざ自分の息子がそうだったりすると、
それは反対するだろうなあ」そう言った。

要は受け入れてもいないし、
認めてもいないのだ。
しかし、まったく同性愛者と関わることのない
人生で、そう感じるのは当然かも知れない。
僕はそう思った。

いつもこういう話が出た時に
「自分の親が『実は自分はマゾヒストで
異性から吊るされて、叩かれたりするのが
好きなのだ』とカミングアウトされる、
おそらく自分が同性愛者だ、と家族に
告白した時に、彼らが受ける衝撃、
というのはそういうモノだ」
と思うようにしている。

SMが悪い、ということじゃない。
ただ、それくらいショッキングなことなのだろう。

それほどインパクトがあることを
伝える、ということはよほど覚悟して、
相手の気持ちを思いやった上で
きちんと話す、ということなのだ、
この映画を観て改めてそう思った。
posted by みつあき at 18:36| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月12日

夢で見た夢

昨日、宝くじで10億円当たった、
という夢を見た。
これって、20年近く前に見た以来。
その時は半分くらいだったけれど。

夢の中で僕は10億円、何に使おう、
と右往左往しているかと言えば、そうでもない。

今、持っているうちのローンの残りを返して、
店をもう少し模様替えをする。

あとはコロナで行けなかったニューヨークに行き、
舞台を見まくり、行きたかったアルゼンチン、
トルコ、ポルトガルなどに行く。

店の休みの日には観たい映画や舞台を観て、
淡々とトレーニングに励む。

って、今までとほとんど一緒じゃないかと言われそうだ。

そう。
改めて考えると、僕にはどうしてもお金が
かかる贅沢をしたい、という欲求がないことに気が付く。

オートクチュールのスーツを着たいとも思わないし、
ちょっとオシャレで高いレストランで
美味しいモノを食べるのなんて、
月に一度くらいで十分だ。

あ、そうだ。店をひと月ほど休み、
作りたかったゲイ映画の脚本でも書き、
自分が好きな映画監督に出資して、
映画を作ってもらうというのは
良いのかも知れない。

それだと10億ではとても足らないのか。

貴方に10億円入ったら、何をしますか。

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2022年12月11日

渡辺徹夫妻のこと

渡辺徹氏が亡くなった。
日頃からテレビをほぼ観ない僕は
彼が出演したモノをほとんど知らない。

騒がれた「太陽にほえろ!」での彼も
観たことがなかったし、
歌手として出演した「ザ・ベストテン」や
徹子の部屋に出たのを見たくらいだろうか。

もちろん、その当時は
なんと爽やかでかっこいい俳優が
出てきた!と思ったものだった。

そうそう。もう随分前だけど
文学座の公演で、紀伊國屋ホールで
ラグビー部の部室を描いたモノを
観たことがあった。

まだまだ、あれほど太る前だったはずで
「ロッカールーム」とか言ったかな、と
ウィキペディアなどでその公演情報を探したけれど、
それらしいモノは見つからなかった。

内容もほとんど覚えていないけれど、
さすが舞台役者だなあと思ったことは
確かだった。


さてさて、数日前に、彼の葬儀を終えた
奥さんの榊原郁恵氏と、息子さんの
記者会見をYouTubeで観た。

うちの店に来てくれるアキヒコは
郁恵ちゃんの大ファンだったから
本当に可哀想だと言っていた。

しかし、そこに現れた彼女は
凛として、ということでもなく、
またさめざめと泣きはらすワケでもなく、
どういう質問にもハキハキ答え、
ずっと笑顔を絶やさすことはなかった。

それは明るく健康的な彼女のイメージを
決して壊すということもなく、
おそらく、亡くなった夫が
最も喜ぶだろう形を
しっかりと作りあげた会見だった。

何とか彼女の涙を、と思っていた
記者たちの思う壺には
まったくならなかったのだ。

彼女のことも、僕は舞台の
「ピーターパン」以外観たことがなかったし、
特に関心もなかったけれど、
この記者会見を見て、
改めて彼女は素晴らしい、
強くそう感じさせてもらえた。

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posted by みつあき at 13:08| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月10日

夜が怖い

昨夜、店で35歳のツトムと薬を飲む、
飲まないという話になって、
彼も僕もほとんど薬には頼らない、
ということが一致した。

しかし、ツトムいわく、
唯一飲むのが眠剤だということだ。

とにかく、眠りに付くまでが
毎日、大変。
翌日、仕事が早い、とわかったら
余計に眠れなくなるのだと言う。

だから、昼間仕事をしたり、
プライベートで遊んだりしていても、
もう夜が来るのが怖いと。笑

昔「エルム街の悪夢」という映画があって、
あれは悪夢を見てしまうから、
夜が来るのが怖い、という映画だった。
それと同じかなとぼくは笑っていたが。

いや、本人、笑い事じゃなくて
かなり深刻な問題で、それで
病院にも通ったくらいなんだと言う。

ここに何度か書いたように、
僕も寝られないタイプ。
ただ、ジムに行って、
胸や脚のトレーニングをした日は
疲れているから、比較的すっと眠れたりする。

ぼく自身、仕事柄、朝の日光などは
浴びることは少ないけれど、
色々な人の見解に寄ると、
日光と運動は睡眠障害にはよく効くようだ。

それをツトムに伝えると、
仕事に行く時も、自宅から3分の駅から
電車に乗り、そこから地下を通って
会社まですぐ。ほぼ日光は当たらず、
なおかつ、運動もしていないようだ。

確かに疲れきっていないのかも。
今日から頑張って、もう少し
日光を浴びて、体力を使うようにします、
そう言っていたけれど、
かなり遅い時間まで飲んでいて、
今日のツトムはどうなんだろう(笑)


posted by みつあき at 15:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月09日

恋人の携帯

アツヒサ君は、数年前、15年付き合った
最愛の彼氏を亡くしたのだそうだ。
突然死だった。

両家族公認のパートナーでもあったし、
本当にショックだった。

恋人の兄弟からは、葬儀や
彼の持ち物に関して、
すべてアツヒサ君の意志を
尊重してくれる、ということだった。

葬儀の段取りなどしている中で、
パートナーの知り合いで、
アツヒサ君の知らない人たちに
連絡を取れるか、と
彼の携帯を手にしてみた。

過去、一緒に住んだ時には、
まったく手をかけたこともない
パートナーの携帯。

いくつか思い当たるパスワードを入れていき、
彼の亡くなった親御さんの誕生日を
打った瞬間にヒットをした。

彼が知らない人とのLINEのやり取りを
見ると、そこには多くの人との
関係が表れた。

いつの間に、こんなことをやっていたんだろう、
と不思議ながらにショック、と言うよりも
驚いた、というのが正直な気持ちだったと言う。

アツヒサ君も、一時期、セフレがいたりして、
亡くなってしまった彼を責められないなあ、
そんなふうに思ったそうだ。

結局、そういう人たちも含め、
アツヒサ君の知らない人たちに声をかけ、
3人ほどがお線香をあげに来てくれたらしい。


僕はもし同じ立番であったら、
パートナーの携帯を開けることはしないだろうけれど、
こればかりは、人それぞれだと思う。

色々な人生、色々な考え方がある、そう思った。

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2022年12月08日

ゲイが集うポルノ映画館とは

僕と同世代のモトムラ君が昨夜来てくれて、
以前、地方都市にある
ハッテン映画館で働いたことがある、と
話してくれた。

そこには、男女のポルノ映画館と
ホモ映画(ゲイ映画と言うと
『ブロークバック〜』的な
映画を想像するので、
ここでは一応、ホモという言葉を使う)
を上映している映画館が並んでいるのだそうだ。

一般的にホモ映画、と言うと、
いわゆる80年代くらいから作られた
ゲイ同士の絡みを中心にした成人映画。
と言っても、今作られていないので
おそらく過去作られた90年代前後の
ホモ映画が多くかけられていたそうだ。

その劇場には、映画を観に来る、という人は
本当に一部で、お年寄りはロビーで
知り合いと喋りまくる人がおり、
それ以外はほぼハッテンをしに来る
人たちなのだそうだ。

平日は2館で100人くらい、
週末となるとその倍くらいの
お客さんが来るというから、
都内のミニシアターよりも多いのかも知れない。

そして、彼が見た中ではゲイと言っても
4割くらいは、女装の人なのだそうだ。
それも20代から60代まで幅広い。

そんな女装に抜いてもらうために
来ているストレートも多いらしい。
そこでは飽き足らず、
一緒にホテルに行き、
また戻ってくるというパターンもあるらしい。
そのために外出OKとされているのも
凄いなあ、と。

もちろん、場内では組んずほぐれつ、
驚くほどのハレンチ状態。

そう思えば、僕がこの世界にデビューした
新宿パレスなんて、可愛いモノだった。
せいぜいズボンの上から触りあったり
手を握ったりして、外に出ていくくらい。
あそこは、一般の名画座だったから
ストレートも半分以上いたからだろう。

それにしても、今時、そういう映画館が
ある、というのは、衝撃的でもあり、
それなりにやっていけるのだなあ、と
感心した。

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