2020年02月26日

著名アーティストの提供曲

ここ数年、自他共にヒット曲を
世の中に送り出して来た米津玄師、
そして現在、また注目集めてしまった
槇原敬之など、本人のセルフカバーも含めて
色々楽曲を楽しめるのは
海外では、日本ほどは例がない。

そこで、昨日は1日、ネットを使って
松任谷由美や中島みゆきなどの曲を
調べたり、YouTubeやSpotifyなどで
聴き比べたりしてみていた。

もちろん、二人とも有名なアーティストに
送られたベストテン級の曲も多い。

しかし、この人がこの曲を?というモノが
あったりして、これがなかなか楽しい。

たとえばユーミンなら
「静かなまぼろし」を沢田研二は泣けるし、
「リフレインが叫んでる」を
故西城秀樹や井上陽水が、
そして「ためらい」や「大蓮慕情」を
女優の萩尾ひとみが
歌ったりしていて、びっくりする。

また中島みゆき驚いたのが
あの高倉健と何故か裕木奈江が
「あの人に似ている」
松坂慶子の「海と宝石」
前川清が「涙」など。

こういったモノがダウンロードして
すぐに聴くことが出来る、
そういう意味じゃ、良い時代になった。

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2020年02月25日

歩く、歩く、歩く・・・

昨夜来てくれたキリュウ君は、
高校時代から大学にかけて、
なんと競歩をやっていたようだ。

今は大会には出ていないけれど、
毎日、うちから仕事場まで
電車で40分くらいかかるところ
(10キロほどらしい)を毎日
片道2時間かけて歩くと言うから驚異的だ。

土砂降りの時はさすがに
30分ほどの場所まで歩き、
電車に乗るらしいけれど、
小雨の時はレインコートを着て
ひたすら2時間歩く。

仕事が始まるのが8時半。
起きるのが5時半で、
うちを出るのが6時半。

帰宅は大体7時に仕事が終わって、
途中買い物をしながら
9時半くらいまでには
うちに着いて、自炊をするとのこと。

歩いている時には、イヤホンで
英語を勉強するらしく、
ここ2年ほど英語力は伸びた、と言う。

おまけに昨今の
新型コロナウィルスの感染についても
電車に乗らない、ということで
回避できることが一番!と言うから
確かにそうだ。
まさに一石三鳥!!

それにしても、往復4時間
歩き続ける、というのは初めて聞いた。
半分くらいは見習いたいものだ、そう思った。

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2020年02月24日

最強のオナニスト

コロナウィルスの話題が飛び交う中、
先日の「ハッテン場に行けない」という
ブログを読んだケイジ君が
僕は「最強のオナニストなんで、大丈夫です」
そう言った。

何が最強?1日にやる回数?などと尋ねると
「いや。相手がいるんですよ。それもたくさん」

ケイジ君はネット上で見つけた人々
(それも都内だけではなく、地方の人、
また国外の人たち)と、画像を送り合い、
Skypeなど、動画であられもないことを
見せ合うのだそうだ。

単純に自分のマスターベーション姿を
たっぷりと見せてくれる人もいれば、
ケイジ君好みのマッチョな身体で
ポージングを取ったり、という
露出趣味の人もいる。

ケイジ君も、相手が求めてくれば、
スポーツウェアや、昔、アルバイトで
着ていた作業着を着て
コスプレをやってあげたりする。

中には驚くようなSMだとか、
スカトロのようなモノを見たい、
見せたい、という人もいる。

多少、命令したり、されたり、ということは
付き合うけれど、あまりハードなことになると、
ケイジ君自身が、どんどん冷めてくるので
「ごめんなさい」と通信を切るのだそうだ。

もちろん、そこには「是非、会いたい」
そういう人もいるけれど、
ウィルスの事だけじゃなくて、
会ってしまえばつまらなくなるだろう、
そう思うので、あっさりと断るらしい。

とにかくこの時代、
バーチャルとは言えども、
ビジュアル派のケイジ君にとっては、
興奮するし、自分がイッてしまえば
気持ちよく寝られるのだそうだ。

恋愛は?と聞くと
「ああいうサイトでは見つけるつもりはないので
やっぱりバーですかねえ。
でも、当分は見せ合いでいいや。」と
言い放った。

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2020年02月23日

コスメに夢中

短髪ガッチリ、明るくて饒舌、
見た目のゲイっぽさと
中身のノンケっぽさが光るシンイチ 36歳が
昨日、店で初めて暴露してくれたのが
「大のコスメ好き」ということだった。

子供の頃、母親がマニュキュアや口紅を
塗るのを横から見ていて、
少しずつ完成に向かうのを見て
妙にドキドキしていた。

だから、まったく出来ないけれど、
本来なら、伊勢丹や東急本店などの
化粧品コーナーに行って、
綺麗に並んでいる商品や
美容部員の一挙一投足を
朝から晩まで眺めていたい、と言う。

女友だちにカミングアウトなど
今までしたことないから、
そんな場所に一緒に行ける女性もいない。

それって女装も含めて、
自分はメイクをしたいか、
そう聞くと、自分自身はまったくないらしい。

理系の大学を出て、まったく違う方面の仕事に
就いたけれど、本当ならそっち方面の仕事
(商品開発やデザイナーなど)を
やりたかったのだと言う。

そこからは、何故それを諦めたか、
という話になった。

シンイチは、小学校から高校まで
美術の成績はオール5。
絵を描くのにはすごく自信があった。
写生をさせると、かなり忠実に描けるし、
周りから、凄いね、と言われたりした。
しかし、静物画を、自分なりの形で描いて、と
言われると、どう描けば良いか悩む。

同級生が凄い色使いを使いながら、
果物や野菜を描くのを見ながら、
自分はまったく描けない。
欠けているのはオリジナリティだと
気が付く。

それが彼がコスメ・デザイナーに
進まなかった理由だそうだ。

本当に色んな人生がある。

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2020年02月22日

地方のお風呂屋で

昨夜はオープン早々に、地方都市から
43歳と58歳の二人が来店してくれた。

43歳のトシヤ君、
実はうちのスタッフが
気に入っている地方のとある店で
何度も会っていて、そんな流れで
年上のヨウジさんを連れてきてくれたと言う。

トシヤ君は、以前東京にいたこともあったり、
他の地方都市のゲイバーにも訪れ、
ある程度、この世界は知っているけれど、
ヨウジさんは、その年齢にして
初めてのゲイバーだったようだ。

ヨウジさんは妻子が
いるということもあって、
ほとんどそういう場所には行かない。
トシヤ君とは、とある地方の
お風呂屋さんで出会ったらしい。

よく耳にする地方都市の温泉、
または風呂屋だが、二人の話を聞くと、
ゲイか、どうか、というのは
様子でほとんどわかる、そう言っていた。

よく足首にロッカーキーを付けていた、
という話も聞くが、
彼らはそうではなかったらしい。

それはともかく、それから食事や
ドライブなどはするけれど、
お互いに付き合う、付き合わない
という話はしたことはないとのこと。

とは言え、既婚者、地方都市に住む
ヨウジさんにとって、トシヤ君との出会いは
新鮮だったらしい。

地方からのお客さんの話の多くは
この出会いの難しさにある、ということは
二人の話を聞いて、なるほどと
よく理解も出来た。

結局、二人は2時過ぎまで
ワイワイする中でいてくれて、
いずれにしても、初めての店、
ということで楽しんでもらったことは
有り難かった。

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2020年02月21日

ウィルスの広がり

ネットもテレビもどこ見ても
コロナウィルスのニュース。
次々と発表される感染者の人数と
その経路、そしてそれに伴う防御策など。

それらに表現されるどんな情報も
しっかり、はっきりとしたことが
提示されず、解決策など
想像出来ないのが何とも歯痒い。
結果的にいつものように手洗いをさらに
徹底するしかない、そんなことを思う日々だ。

そんな中、昨日来てくれた20代のカズユキが
「今、僕の一番の悩みは、ここ何ヶ月か、
セックスを抑えなければならないことです。」
そう言う。

人に寄っては、え?そこ?と思う人も
いるかも知れない。

カズユキには特定のパートナーがいなくて
彼は主にアプリを使ったり、
ハッテン場に行ったりするようだが、
どこにコロナウィルスがあるか、
わからないから怖いのだと言う。

でも、コロナであろうが、
インフルエンザであろうが、
性病であろうが、そのリスクは
常に付いて回るんじゃない?
そう尋ねると「確かにそうなんですけれど、
感染率が高いと言うので」とカズユキ。

しかし、どんな病原菌も、
いかなる状態で感染するのかは
誰もわからない。

確かに、こういう騒ぎが起きると、
ノンケ相手の性風俗や、ゲイのハッテン場は
かなり影響が出るのかも知れない。

並べて語るのは、誤解を受けるかも知れないけれど、
地震、台風、洪水、テロ、食品被害などは
特にセックスには結びつかない。
しかし、感染症に限っては、
それこそ濃厚接触なのだから。

もちろん、それはわれわれ飲食業界にも簡単に
飛び火するので、少しでも早く治まることを
祈るばかりなのだけれど。

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2020年02月20日

厳格な家庭で

店がオープンした頃から来てくれている
45歳になるリョウちゃんが
昨夜、ふらりと訪れた。
平日に来てくれるのは特に珍しかった。

彼は厳格なお父さんと、
きちんとしたお母さんの元で育ち、
それは、彼と接していると
そこはかとなくそんな雰囲気があり、
誰もが理解出来ると思う。

曲がったことが嫌いで、
礼儀正しく、悪い意味ではなく、
非常に強いプライドを持っている。

うちに来始めた頃、
真剣に結婚について、悩んでいて、
その理由は親を安心させるためだ、
そう言っていた。
見合いも何度かしたようだった。

あれだけ出来た息子であるリョウちゃんを
お父さんは誇らしかっただろうし、
結婚しないことが唯一の
心配だったのかも知れない。

そんな中、去年の秋に
そのお父さんが亡くなられた。
それも仕事のパーティから帰宅し、
そのままソファで横になったままだったらしい。

あまりにも突然の出来事で、
家族みんなが、かなりショックを受けていた。
長男のリョウちゃんが、その時期、
どれほど大変だったか、想像もつかない。

「父は、人に迷惑をかけず、
たぶん苦しむこともなく、
そんな意味では良い死に方だったと思います。」
そう言っていた。

大きな期待を背負わされ、
彼に対するお父さんの熱い愛情と
重圧から、お父さんが亡くなったことで
リョウちゃんは開放されたんだろうか。
計り知れないリョウちゃんの心の中だけれど、
これからも、変わらず堂々とした
男らしい雰囲気でいてほしい、
そう思った。

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2020年02月19日

人間の記憶

去年、クレジットカードを落としてしまって、
仕方がなく再発行してもらった。

前のクレジットカードの16桁の
ナンバーは完璧に頭に入っていた。
いつ覚えたのか、わからないけれど、
ネットで何か買おうとする時に、
ほぼ間違うことなく、
スラスラと出て来た。

しかし。
今回、それから半年経とうとしているのに、
一向に覚えられない。

せめて、最初の4桁が出てきたら、
スラスラ出てきそうなモノだけれど、
これまたまったく出てこない。

元々、物覚えが悪くて、
お客さんの名前もすぐに覚えられなかったり、
周年の時に歌の歌詞も覚えるのに
時間がかかるの。
英語の単語も覚えたハナから
どんどん忘れていく。
しかし、人の電話番号や、カード番号は
結構覚えられたモノだ。

昔、ハリソン・フォードだったか、
有名な俳優が来日してテレビ番組に出た時に、
30何桁かの数字を一瞬にして
覚えるという技を披露していた。
その時にこの年齢で、と本当に
驚いた。

その時には、モノ覚えに年齢というのは
あまり関係ない、そう思ったものだが、
どうやらそうではないことを実感する日々だ。

ネットを調べると、数字や言葉を
どういうふうに記憶するか、という
トレーニングや、方法論が書かれている。
歳だとか思わずに、無理せず
頭にスラスラと入ってくるように
ならないだろうか(笑)

僕よりはほぼ若いこのブログ読者の人は
どうだろう。。。

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2020年02月18日

見果てぬ夢

舞台俳優として頑張っているヒデオ 39歳が
2日続けて、店に来てくれた。
それも6年ぶりくらいだった。

ヒデオが前にいた芸能事務所を辞め、
今の劇団に入ったのが1年前。

前の事務所、社長は良い人だったが、
歩合性で、たまに映画の脇役と
ちょっとしたCMの話が来る以外は、
やりたい舞台の話は来ない。

オーディションも自分で探して
行かないと、紹介はしてくれなかった。

アルバイトを転々としながら、
もう40になる自分がこれから
どうすれば良いか、
そんなことを考え続ける日々だったと言う。

そんな中で、友人の紹介から
知り合った今の劇団。
30人近くいる劇団員。
一週間公演をして、
週末は500席以上ある座席は
埋まっていく。

もちろん、どの劇団も、そうであるように、
自分が出るチケットを売る、
というノルマもある。
一人、40枚。

そのためには、知人、友人を増やし、
どれだけチケットをさばけるか、
という命題がある。

何故、そこまで頑張れるか。
脚本も兼ねた演出家を
尊敬し、付いていこうとしているようだ。

それは彼の魅力、説得力、
そしてホンの面白さなどに
集約されるのだそうだ。

多くの食べていけない役者たちと同様、
ヒデオは、舞台稽古がない時期の
昼間はアルバイトに精を出し、
いつか劇団が、自分が
大きくなれるように、と夢を見る。

見果てぬ夢と言われようとも、
好きなことで一生関わっていく、
というのは、どんな仕事であれ、素敵だ。
キラキラと目を輝かせながら、
芝居の話をするヒデオを見て、そう思った。

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2020年02月17日

37セカンズ

アカデミー賞が発表されたその日から
「パラサイト」をやっている劇場は
どこも混み合っているらしく、
それに続いて対抗馬だった
ワンショット撮影と評判の「1917」もヒット。

そんな陰で、ひっそりと公開されている
日本映画「37セカンズ」。

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基本的にメディアに決して媚びない、
そう言われている坂本龍一氏が
絶賛している、という噂を聞いて
早速映画館へ行ってみた。

まったく中身を知らずに観たので、
主人公の女性が脳性麻痺で、
漫画家のアシスタント
(と言うか、ゴーストライター)をやっている、
というオープニングから
ちょっと苦手なお涙頂戴かと
少し引き気味で観始める。

しかし、母親からの手厚い
介護に感謝しながらも、
一歩外に踏み出したい、そう思って
アダルトコミックの編集部に
行ってから、彼女の人生は
少しずつ変わっていく。

中盤から、ドラマは思いも
寄らない方向へと運ばれる。
そこで表現されるのは、
幸福とは、自由とは一体何か、
ということだ。

家族の絆や人の受け入れ方、
信頼感なども含めて
描かれていくのだが、
それがまったく説教臭くない。
まさに、観客に媚びていない
制作姿勢に心打たれる。

監督のHIKARI氏は、
これが長編第一作、渾身の作品だ。

37セカンズ、というタイトルは
主人公が生まれた時に、
呼吸が止まっていた時間。
それが理由でこの病気になったのだ
ということだ。

決して大ヒットには繋がらない映画かも
知れないけれど、足を運んでほしい一作だ。

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