2023年08月09日

自分の隣に人が座る時に

一昨日、昨日と2日連続で友人と
食事をした。一人は女性で一人は男性。

初日は座席が空いていなくて、
まずは横並びの席で。
その際、左側からエアコンの風が
吹くので良ければ、「男性の方が左に」
とサービスの人が言ってくれたが
すかさず彼女が「私、暑がりなので」
と言い、僕の左側に座った。

ただ、すぐにテーブル席が空いたので
そちらに移ったのだが。


翌日、友人が予約してくれた場所が
結構、美味しい場所だったらしく、
混み合っていて、やっぱり横並びじゃないと、
ということだったので、僕としては
樋面ではなければ落ち着かないので
店を変更してもらっていいかとお願いした。


ここで、僕が横並びが苦手なワケは
顔がよく見えない、ということ。
そして、基本的に並ぶ際には、
出来るだけ、僕が右側にいたい、
ということだ。

それはレストランやバーに限らず、
道を歩く時も、映画館や劇場に行く時も
出来る限り、右側が良い。

左側に座られると、
なんか居心地が悪いのだ。
おそらく、昔、女性と付き合っている時に、
道路で女性を内側に入れる、という
クセがついていたこと、
また、変な話、ベッドにいた時に
右利きの僕が相手を触りやすい、
というのがあったのかもしれない。

ただ、昨日食事をした彼は
正面で向き合うよりも、
隣同士で並んだほうが楽。
まして、自分が相手に興味がある時などは
絶対にそのほうが腕が当たったり、
膝を触ったり出来る、という理由だった。

人、それぞれだなあと。
あながは人と並ぶのと、
正面で話すのとはどちらが良い?
また、横並びになる時は、
左右、どちらでも良い???
千差万別の答があるのだろうなあ。

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2023年08月07日

お勧め映画「インスペクション ここで生きる」

僕の若い頃の時代は、「ゲイ」という
アイデンティティを教えてくれたり、
そういう事実を識る、ということが
出来るツールなど何ひとつ、なかった。

ここ、20年ほどで、時代は変わり、
そのような自分と同様な人々が
存在する、ということを
何となく理解した人は今は多いだろう。

そんな世の中になっても受け入れたり、
絶対に赦すことが出来ない、という人も
どこにでも必ず存在する。

どこかの首相秘書官だった人のように。

日本ではそういう流れになっているが、
もう少し進んでいる、そう思えた
アメリカの20年前、アフガン戦争に
突入した頃。
そんな時代を舞台にし、軍に入った
一人のゲイの青年を描いた映画が
「インスペクション ここで生きる」だ。

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自分の愛する母親に受け入れられることが出来ず、
ゲイや薬物中毒の人間が集う
ドミトリーで半ばホームレス生活を
していたアフリカ系青年フレンチ。

彼は、それなりのお金が受け取ることが
出来る、と海軍の志願兵として入隊。
地獄の訓練生活に入る。

僕たちは、過去キューブリック監督の「突撃」
「7月4日に生まれて」「フルメタル・ジャケット」
のような過酷な軍隊でのしごきを
目にしてきたが、そこでのゲイ差別を
描いているのは珍しい。

やはり昔「ソルジャー・ストーリー」という
舞台劇の映画化にも、そういうシーンは
出てきたが、今回ほど
はっきりとは描かれていなかった。

これは、監督の自伝的映画だと言うから
これほどの事実があったのだということだ。
そしてリアルな辛いシーンをところどころに
観せながら、救いも感じさせるのは、
この監督がこの映画を作っている
事実なのだと思う。

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2023年08月06日

30年間の性生活

ちょっと前に、外国人同士や、
もしくは外国人と日本人カップルは
付き合っていて、セックスが
長く続くらしい、でも何故
日本人カップルは続かないのか、
そんなブログを書いた。

しかし、この前久しぶりに会った
友人のケイタ55歳は、付き合っている
年上のパートナーと、まだ性生活が
続いている、ということで驚いた。

彼らはなんと30年付き合っているのだ。

もちろん、それはアナルセックスでも
なく、基本的にはバニラで
それほど時間がかかるワケでもなく、
すぐ終わるモノだと言う。

色々聞き出すと、細かいことは
恥ずかしいからいいよ、
と言うけれど、外国人カップルとは
違うのは、そこに愛を感じる、
というセックスではなく、
あくまでも性的刺激、だけで
お互いにイク、ということらしい。

よくお客さんと話していると、
触られたりするだけで、相手が
誰でも興奮する、というような人がいることに
いささか驚くことがある。

まさにそういう刺激で、
彼らの性的関係は続いているらしい。
愛ではない、とか言いながらも、
そういう関係を続けようとすること
自体はホントに素晴らしいと思う。

あまり聞いたことはないけれど、
意外に日本人カップルでも
そういう人たちはいるのかも知れない。
posted by みつあき at 17:01| Comment(0) | エロティック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月05日

弱かった自分からの脱出

つい先日、大勢の仲間たちと一緒に
来てくれた日本人のお父さんと
オーストラリア人のお母さんの間に
生まれたハーフのケイン君。

一昨日、ふらりと一人で来てくれた。
まるでモデルのような容姿の30歳の
ケイン君だが、実直に自分の事業を
拡大し、この年齢で会社を作ったと言う。

先日、連れてきてくれた大勢の仲間は
その仕事で知り合った日本人や海外からの
アーティストだったらしい。

今は成功しているように見えるけれど、
オーストラリアに住んでいた幼少の頃は
アジア人とバカにされ、嫌な思いをし、
中学で日本に来た時も、外人、外人と
言われ、落ち込んだと言う。

僕からすると、こんな容姿なのに、と
思うけれど、彼はそんなルックス頼ることなく、
とにかくやりたいことをどんどんやって、
それで稼げるようになりたい、
そう思っていたらしい。

その意思は、母親譲りだと言う。
オーストラリア人女性の彼女は
やりたいことをやる、という人で
実は、子供がほしいけれど出来ない、
と言っていたカップルの相談に乗り、
ケイン君が10(歳の頃、自分のお腹を
貸し、代理母になったことがあった。

そしてそんな中で出来た子は、
誕生日やクリスマスの時には
家に遊びに来て、今はもう二十歳。

なんと数年前に、ゲイだとカミングアウトして、
ケイン君のお母さんも「生きたいように
生きなさい!」と彼の背中を押すようだった。

ケイン君の人生は、そんなお母さんの
強い言葉に因って生かされている、
そう信じて、今の仕事に打ち込んでいるらしい。


posted by みつあき at 19:26| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月04日

元AVトップ女優来たる

僕が男女モノのアダルトビデオの
プロデューサーをやっていたことは
ここにも書いてるし、店でも話している。

当時、5年くらいの間か、業界のトップを
走る女優を担当したことがあった。
故・飯島愛がデビューする少し前だった。

その彼女(ここではRと言おうか)の
長く担当をしていた僕は、彼女が
引退をし、カミングアウトして
最後に会ったのが、約25年ほど前。

Facebookで繋がり、昨夜、
店を訪れてくれ、25年ぶりの再会となった。


そもそもRは、歌手になりたいところを
イメージビデオに出ないかと誘われ、
そこからCDも出し、少しだけ
NHKの大河ドラマに出たところで、
AVに転身をした。

絶対こういう仕事をしていることは
バレたくない、としている
多くの女優たちと違い、
Rはやるのなら、とことん
誰にも恥ずかしくないくらいに
徹底したい、そう言っていた。

そして彼女はまさに女王の階段を
登り始め、デビューからRの担当だった僕は
仕事についても、またプライベートも
彼女の相談役にもなった。

ただ、恋愛に関しても、彼女は
ほぼ泣き言を言うこともなく、
果敢に堂々と彼氏に向かっていっていた。

その後、Rは結婚し、地方都市に
20年住んでる間に二人娘を産み、
その二人が学校に入るということで
去年、東京に来たのだそうだった。

あれから25年。
旦那さんも、娘さんも
彼女の過去のことはすべて
知っているのだそうだ。

それは彼女が隠し続けたところで、
噂話などから、家族が不安に
思うことを心配したからだったそうだ。

とは言え、娘さんたちの周りに
偏見や差別のようなモノが
生まれないかはいまだに考えるところらしい。
それにはいつでもしっかりと
家族を守る覚悟だと話していた。

相変わらずきちんと
自分の意志を持っている姿は
さすがだと思った。
posted by みつあき at 16:41| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月03日

改めてタトゥーについて

昨日のブログで、一昨日、
温泉に行ったことを
書いたけれど、そこでちょっとう〜むと
思ったことがあった。

入館入り口や、中に入ってからも
タトゥーについての張り紙があった。

「入れ墨をされているお客様は1名まで。
2名以上のご利用は固くお断りしております。
入館時に別々であっても、風呂場や館内で
一緒になられた場合には、いずれもその時点で
ご退館いただくことになります。
『別々に入館したから別のグループ』
『たまたま館内で知り合った』などの
理由は一切お受けできません。」
そう書かれてあった。

要は、海外からこのお風呂のことを聞いて
仲間で来た人たちは入館できない、ということだ。

僕が行った時には、少なくとも5人以上の
タトゥーをしている人はいたけれど
(例のマッチョ君も含めて)
すべて、一人で来ている、ということなんだろう。

逆に言えば、それを知って、示し合わせていれば、
館内ではひと言も口を聞かなければ、
それは仕方がない、良し、ということになるんだろう。

それにしても、絶対ダメ、というところは
仕方がないとは思うけれど、このルールって
一体なんだろう。

要は、反社会の人たちが集団で来た際は、
ということなんだろうけれど、
この時代になんだかなあって思ってしまう。

随分前だけど、4年以上前に
以下のようなブログを書いたことがあった。

http://bar-bridge.seesaa.net/article/464507188.html

僕の考え方は、この時とまったく変わっていないし、
東京オリンピックが終わり、インバウンドが
増えても、さほど変わっていないことには
色々考えてしまうことが多い。

その後の変化を調べようと、ネット検索してみると
以下のような記事も見つけた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220525-OYT1T50126/

この国や、そこで営業する人々の価値観は
なかなか大きく変化することを嫌う。

これほど過去の規律や歴史観に
縛られていることが、
現在、問題になっている
事業のパワハラや差別を
産み出していることに繋がっているんだろう。

僕が死ぬまでに、これ以上
大きく変わることはないかも知れないけれど、
僕自身がそれを強く望んでいる限り、
自分が出来ることはきちんと
やっていかなければ、そう思う今日この頃だ。

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2023年08月02日

今さら「夏が来た」笑

暑い、暑い、と言いながらも、7月が終わり、
8月になった昨日の休みの日。
前日に思い立って、カーシェアで車を借り、
海に行くことにした。

前にも少し書いたけれど、若い頃から
夏は好きで、映画よりも海やプールに
行っていたことがあった。

とは言え、店を始めてからは、
なかなかそんな時間も持てず、
海外に行った時か、ひと夏で一度くらい
海に行くくらいだ。

さてさて、昨日の天気予報、関東は
全体的に曇り。
出来るだけ晴れ間が出る、という
予報を頼って、湯河原に向かった。

僕は店や他の場所に移動する際には
主にradikoでラジオを聴いているのだが、
昨日は車の中で、無料配信で
まったく未知なる最近のJ POPを聴いてたり、
結局サザンに戻ったりしていた。

湯河原は雲はあれど、日が燦々と差して、
絶対に若いコからは、激しくNoと
されるだろう浜辺でゴロゴロと1時間。
2時くらいまでは、まったく天気の
崩れも予想はしなかった。

途中、携帯のニュース速報で知ったのは
都内は昼頃から土砂降りやら、落雷やら、
停電やら、と大変だったようだ。


さて、それから、それこそ
もの凄く久しぶりに
箱根の天山温泉へと向かった。

ここは言わずと知れた大きな露天風呂があり、
こちらの人たちの間でも話題になる。

まだ着いたのが5時に
なっていなかったせいか、
人はそれほどいなかった。

とは言っても、少なく見積もっても、
50人ほどはいたと思う。

ちょっと早い夏休みなのか、子供連れや
友人同士の中、特に探したワケではないけれど、
ゲイの人はいなさそう、
そんなふうに思っていた。

そんな中、髪を金髪に染めた
どう考えてもしっかりと
トレーニングをしている体格、
身体には肩から背中、と
しっかりとタトゥーを入れた
3.40代の若者がいた。

最初は外国人かと思っていたら、
何か浴場の人とちらっと会話をしているのを
耳にすると、日本人のようでもあった。

そして何よりも、ひょっとすると
そうなのか、と思ったのが右足首に
ロッカーキーをしていた、
ということだった。

昔から、ゲイはそうだとわからせるために、
足首にロッカーキーをする、
そう言われている。

もちろん、何事があるワケでもなく、
ポツリポツリと振り始めた雨から
逃げるように都内に戻ってきた。

20時を過ぎた都内は、
地面こそ濡れていたけれど
まるで、土砂降りなどなかったような
平常に戻っていた。

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2023年07月31日

友だちを作るには

48歳のシュウサク君は、かなり趣味が広い。

あらゆるジャンルの音楽も好きで、
コンサートにも行く。
あらゆるジャンルのスポーツも好きで、
競技大会も観に行く。
もちろん、映画や舞台にも足を運ぶ。
旅行も大好きだ。

ただ、ある程度、限られたことに
関してでないと、ほぼ一人で
行くことが多いのだと言う。

ちなみに、シュウサク君は、
長く付き合っている
パートナーがいるけれど、
その彼は地方都市に住んでいる。

加えて、ほぼシュウサク君が好きな趣味には
興味がなく、大体一人でゲームを
しているのが好きらしい。

「みんな、一緒に何かを出来る
友人というのは、どうやって作るんだろう。
まあ、どこかに行かなくても、
マスターは長い友だちはいますか」
と聞かれた。

僕が30代に仲良くなった友人たち数人とは
当時はいつも一緒にいるね、と言われた。
けれど、それぞれにパートナーが出来たりして、
何となく会わなくなった。

その前によく遊んでいた友人たちも、
生活スタイルが変化すると会わなくなる。

少なくとも、この年齢になって、
新たな友人を作ろうとすることはなく、
自然に気があって、何かを一緒に
する、という人々は出来るような気もする。

僕の場合、店を始めて16年。
そこで知り合ったお客さんと仲良くなり、
たまに食事をしたり、旅をしたり、
ということもある。
ただ、僕が友人と思っても、お客さんのほうが
どう考えているか、わからなかったりもする。

まあ、僕の場合は、映画や旅行など
一人ですることに慣れているし、
ある部分、そのほうが楽だったりもするのだ。

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2023年07月30日

改めて性病について

昨夜、来てくれたスギタさん、55歳は
つい数ヶ月前に性病に感染したと言う。

彼はSNSで会った人とそういう関係を
持ったり、たまには売り専やマッサージに
行くほど、自分でも性依存症か?と
思えるほどだった。

ただ、性病に関しては、とても
デリケートで、4ヶ月に1度くらい
マメに病院にかかっていて、
今回は梅毒だったのだと言う。

性病は自分自身の責任問題だし、
一応、ここ数ヶ月間、そういう関係にあった
相手にマメに連絡をとって、
検査をしてほしい、そう伝えたらしい。

50を過ぎた多くのストレート男性は、奥さん、
もしくは交際相手としか性行為を
しないとも聞くけれど、
よくそれで我慢出来るなあ、
そうスギタさんは言う。

「まあ、この年齢になって、どんどん
そういう遊びをしているのもどうかと
思うけれど、僕の場合、生涯現役で
いたいなあ。そう思っている」
ということだった。


そう言えば、僕自身、まだHIVが
騒がれるよりも前(どれだけ前??笑)
とあるバーで、非常にハンサムな
アフリカ系の人に声をかけられ、
彼が泊まっているホテルに誘われた。

当時の僕たち世代の多くは、今で言う
バニラ(いわゆるアナルセックスを
しないという行為)だったのだが、
その彼が強く欲していて、
コンドームもつけることなく、
彼とそういう行為に至ったことがあった。

なんと彼は、当時ブロードウェイから
とある大きな来日公演をしていた舞台の役者で
数日後、僕を舞台に招待してくれた。

また、帰国寸前にも、
貧乏臭い当時の僕のアパートにも
金魚を飼ってきてくれ、
「これをずっと僕だと思って」
などとロマンチックなことを言う人だった。


しかし、その後、HIVのニュースが
大きな話題となり、僕の友人が感染し、
まだ若かった僕も強い恐怖に陥り、
緊張しながら病院に走ったことも覚えている。

その時は、おそらく僕は感染してしまって
いるだろう、そう思っていたため、
ネガティブと医師に言われた時、
にわかに信じられなかったことを
よく覚えている。

今ではPrepの使用で、HIV感染は
防げると言われているけれど、
それでも他の性病には感染する
可能性もある。

いくつかの性病は、キスでさえ
感染の可能性がある、そう
言われているから、スギタさんは
マメに病院に行っているのだそうだ。

彼の言うような「性依存」のみならず、
セックスというのは、人が生きていく
その原動力にもなっている、
僕はそう思っている。
それだけに、自分の身は自分で守らないと
いけないのだ、と改めて思った。

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2023年07月29日

当日の予定を聞かれたら

ササキ君、36歳が、いつもは
日本に住む外国人と一緒に
来るのだけれど、
昨日は久しぶりに一人で来てくれた。

ハンサムで身体もガッチリしていて
モテそうなのに、ここ数年は
付き合う人はいないと言う。

ササキ君いわく、
好きな人はたくさんいても
なかなかその日に約束出来ない。
今日、空いてる?と聞くと
「今日はちょっと〜」と言う人が多い。

おそらく、用事があってもなくても、
当日、言われると、心の準備が
出来てなかったりするのかな、と。

大半の人がそうか、どうかは
わからないけれど、僕もいつの頃からか、
当日、今日、どう?と言われても、
というのはある。

まあ、僕の場合、ほとんどの人が
自由な時間になる夜は仕事だし、
休みの日は結構、予定を入れていることも多い。

ササキ君にとっては、それが寂しく、
彼いわく、外国人の友人たちは
結構、その日に良い形で
即答してくれるのだそうだ。

とは言え、困ったことに、
ササキ君は外国人は性的にどうしても
興奮することが出来ない。
だから、付き合う相手として
考えられないのだと言う。

まあ、彼が言っていることもとても
わかるけれど、ササキ君も
即日返答してくれなくてもいいや、
というふうに思えれば
楽になるのに、僕はそう思った。
posted by みつあき at 16:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする