2019年02月20日

インド8日目 チャンディーガル2日目

昨日がチャンディーガル最後の日。
とは言っても、とにかく
キャピトル・コンプレックスが
オープンする午前10時から、
デリー行きの便、15時半に乗る前に
空港に2時間前に着くために
ホテルを13時前には出なければいけない。

早々と食事とチェックアウトも済ませ、
バッグをフロントに預けて、
いそいそとキャピトル・コンプレックスへと向かう。

ただ、こういう時に、タクシーやリキシャーが
止まらない。と言うか、ほとんど通っていない。
ホテルからキャプトルまで歩いて40分ほど。
車が通らないか、道路を見ながら歩く、歩く。

それにしても、チャンディーガルという街は
僕が歩いた限りにおいては、本当に静か。

IMG_8365.jpeg

どこの街に行っても見た牛もヤギも、野良犬も
ほとのいない。
貧しい人たちの家屋は見かけるけれど、
ホームレスもほぼ見ない。
そして男性でターバンを巻いている人が
今までの中では最も多い。
調べるとシーク教徒がたくさんいるかららしい。

「インドで道を聞くと、教えられたのと
逆に行くと正しい」そう言われるほど、
詐欺まがいなことが多いと聞いたけれど、
少なくともチャンディーガルでは、
本当に道行く人たちも本当に親切だった。

IMG_8376.jpeg

さて、キャピトル・コンプレックス。
向かっている人が少ない。と言うかいない。
近くまで辿り着いて、案内所に行くと
「今日は祝日でやってない」と。

と言うことは、ル・コルビジェが作った
多くの建築物が見られない!?

もうあと数時間でデリーに行かなければ
いけないというのに。

頼み込んで、外観だけ写真を撮らせてもらう。
それも至近距離は無理だとポリスマン。

Capitol_High_Court.jpgIMG_8373.jpeg

調べてこなかった自分のせいだとわかっても
ただ、ただ虚しい。

「本当に申し訳ないです。
国の法律なんで」と何度も謝ってくれる
若い警察官は21歳。

いつか日本に行きたい、と言い、
一緒に写真、撮ってくれと。

IMG_8370.jpeg
日本の警察が外国人に絶対言わない言葉だけど、
若いからか、それともインドだからか。

それにしても、今日はロックガーデン
やっているのに、昨日早く
こちらに来れば良かったとも思うけれど、
こういうアクシデントは旅に付き物。

これで改めて、チャンディーガルには
また来たい、そう思わせてくれた。

キャピトルからホテルまでと、
ホテルのそばのセクター17という
ショッピングモールなどが近かったけれど、
特に欲しいモノはなかった。

そこではさっきは見つからなかった多くの
リキシャーでみんな寝転んでいる。
これを見ると、チャンディーガルもやっぱりインド。

IMG_8377.jpeg

あっという間に、飛行機の時間。
これまた、ON TIMEとか書きながらも、
搭乗口がどんどん変更し、
右往左往させられる。

昨日もデリーからホテルに着いたのが19時。
そこから意外と何もないホテルの外に出るのも
なんなので、ホテルのルームサービス頼んで
部屋で本を読みながら
今日に備えた。

いやはや。怒涛の一日だった。

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2019年02月19日

インド 7日目 チャンディーガルでの一日

連日、バタバタと移動と観光が続いて
ちょっと疲れていたせいか、
一昨日は10時間ほど眠ってしまい、
目が覚めると朝の10時。

遅い朝食を軽く食べ、
急いでブログを書いたりしていると
11時を過ぎてしまっていた。

そこから、お客さんのタカヒサ君に
勧められたPanjabi Grillなるレストランで
ランチを、と思い、
初めてのリキシャーに乗る。

なかなかイケメンの兄ちゃんで、
ホテルから10キロくらいある道を
一生懸命走ってくれた。

ところが、その場所に行くと、
何だか不思議な感じが漂う。
特にいい感じのレストランでもなく、
コーヒーショップに
毛が生えたような感じなのだ。

中に入って聞いてみると、
Panjabi Grillは、
ひと月ほど前にクローズしたとか。
事前に調べると、Googleでは
営業中となっていたのに。
(でも、Googleはその店が取り下げないと
そのまま掲載されていることも日本でも多い)

仕方がない。
これからレストランを探して、
ゆっくりしているどんどん時間が
なくなってしまう!

ということで、ここが一番見たい!と
思っていた「ネック・チャンド・
ロックガーデン」なる場所へ行く。

ここも、タカヒサ君が是非とも、
と言ってくれたガーデン。

まず、中を見る前に腹ごしらえ。
Panjabi Grillでの美味しい食事とは
かけ離れているけれど、
ここのカフェで、豆のカレーとナンをいただく。
150円くらいだから、めちゃくちゃ安いランチ(笑)

さて、さて、ネック・チャンド・ロックガーデン。
今回のインド旅行のメインとなった、
と言ってもおかしくないほど楽しい
アート感溢れる庭園だった。
タカヒサ君には心から感謝。

IMG_8258.jpegIMG_8334.jpgIMG_8337.jpg

今回は言葉で伝えるよりも写真のほうが伝わるかと思い、
ここで撮ったモノをアップすることにする。

IMG_8338.jpgIMG_8336.jpgIMG_8339.jpgIMG_8271.jpeg

ここを創り出したネッド・チャンド氏が
まだ健在だった時に、
書かれた以下のファンドの頁。
かなり詳しく書かれているので、
これを読んでもらうと、
ここが造られた概要もよく理解できるし
ちょいと感動的だ。

http://nekchand.com/ネック・チャンド・ファンデーション

チャンディーガルの街自体が
まだまだ新しい場所でもあるし、
このガーデンもまだここ数十年のモノだけれど、
ここ数日で観た多くの宮殿、お寺などに
匹敵するほど、いやそれ以上に
僕の好奇心をくすぐった。

こんな風に現代アートと、街や公園が
がっちりと手を組むと、十二分に
素晴らしい観光地となるというお手本。
日本も頑張りたいものだ。


ここで3時間近く、楽しんでいて、
このあと、建築家コルビジェが作ったという
建築群を観に、歩いて20分ほどのところにある
キャピトルコンプレックスへ向かった。

到着すると、16時半。
ところが、「15時にクローズした。明日また来て!」
と言われる。
ええええっ!!!
明日は、またニューデリーに戻る予定で
あまり時間がないのに。

仕方がなく、こっそりと
コルビジェ作のオープンハンドの像まで行ってみる。

IMG_8346 2.jpeg

つい数百メートルには、あらゆる建造物があるのに
悔しい・・・。

泣く泣くホテルまで歩いて帰り、
さすがに疲れたのでホテルのレストランで食事。


夜は、部屋のテレビを観て過ごす。
こちらのテレビを観て思うのは、
ドラマにせよ、映画にせよ、
ほとんどがインドのモノ。
アメリカ映画も少しあるけれど、
少ない。

インドミュージックのチャートなど見ても、
ほとんど欧米の音楽がなくて、
そのほとんどがインド映画の音楽、
というのも興味深い。

そんな中で、インドのスポーツ
カバディの中継があって、
これがなかなか面白かった。

ボールも道具も使わず、
肉体がぶつかりあって、いかに
狙った選手にタッチするかというモノ。
何だかいやらしい!って、そこかよ(笑)

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2019年02月18日

インド6日目 チャンディーガル到着

昨日は朝、ジャイプールの豪華ホテルを出て、
そこから空港へ。

このあとチャンディーガルへ向かうはずなのだが、
もともとデリー、チャンディーガルの往復の
チケットを買っていたので、
面倒ながらも一度デリーに入る。

デリーで2時間ほど中途半端な時間があり、
結局、空港で昨日のブログを書いていた。

なんだかんだで、チャンディーガルに着いたのが
17時前。
あっという間の1日。

Chandigarh-Airport-image-1518155804701.jpg

いつもならウーバーを呼ぶのだけれど、
チャンディーガルは、
ウーバーが発達していないのか、
まったく反応がないので、
仕方がなく、タクシーに乗ってホテルへ。

街並みは緑が多く、たまたまかも
知れないが、今まで行った場所よりも
遥かに人がうじゃうじゃといない。
街の中心部を通らなかったせいか、
クラクションや騒々しさもない。

Unknown.jpeg

聞くところに寄ると、チャンディーガルは
経済的にはインドで最も
豊かな地域らしい。

まあ、それでも中心に行けば、
凄い状態なのだろうけれど。
ここのスラムはまた凄いとも聞いているし。

何だか疲れたので、
ホテルでゴロゴロしながら、
明日の予定など経てながら、
食事をどうしようかと考える。

その前に、デリーにもほぼない、と
言われるゲイバーはあるかと
英語サイトで探してみた。
ホテルからほぼ近くに
"Blue Ice"というレストランバーがあり、
そこには日曜日(まさに昨日!)
ゲイのパーティが行われる、とある。

ただし、よくよく見てみると、2007年の情報。
まあ、どうであれ、そこまで10分ほど
歩いて行ってみる。

セクション17と呼ばれるこの地域は富裕層が
多いのか、(デリーは、ほぼまだ動いていないから)
今まで見たどの場所よりも、
欧米化が進んでいて、
夜にも関わらず、多くのブランドショップや
店が開いている。

IMG_8250.jpeg

その脇では屋台のようなところで、
多くの偽物が売買されているようなのも面白かった。

IMG_8252.jpeg

その"Blue Ice"は、そんなショッピングモールの
入り口にあった。

IMG_8251.jpeg

中に入ると、数組の家族連れ。
少なくとも、ゲイらしき人たちもいないし、
従業員も(カッコいい兄ちゃんはいたけれど)
特にゲイっぽさはない。

改めてわざわざ尋ねることもせずに、
インド風焼きそばを食べる
(こちらではベジタリアンが多いせいか、
必ず、鶏肉入りか
野菜だけかを聞かれる。)
写真は撮らなかったけれど、
これはなかなか美味しかった。

それにしても、インドの
ゲイの人はどうやって集い、
楽しんでいるのか。
今、流行りのアプリなんだろうか。

そんなことを考えながら、
このショッピングモールにあった
映画館で、21時から始まる回でも観ようかと。
でも、インド映画はほぼ3時間半くらい
あることを思い出し、断念。

IMG_8249.jpeg

デリーで1本くらい観たいもの。

ここ連日、一日2本のブログだけれど、
昨日はこんな感じだったので、今日はここまで。

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2019年02月17日

インド5日目 ジャイプールの1日 その2

ジャイプールは「ピンク・シティ」と
言われるほど、ピンクの壁や建物が多い。


その象徴となるのが、風の宮殿と呼ばれる
ハワー・ハマル。
IMG_8238.jpg

宮廷の女性たちを集めた宮殿で
顔を見られないように、
お祭を観るために、建てられたそう。

そんなワケでここは物凄い車の量と、
人で溢れかえっている場所にあって、
僕が撮ったこの写真でも、その騒々しさは
伝わってこない。

そうそう。とにかくインドは
どこもかしこもクラクションの嵐で、
過去行ったどの国よりも
クラクションを鳴らす。
日本で今話題のあおり運転とはまた違うけれど
とにかくちょっとでも追い抜こう、
前の車や人力車や人がノロノロしていたら
あおる、あおる!

そんな雑踏の中に、この
NYのアイアンフラットビルのように薄っぺらいのが
建っているのだ。

953もの小窓があるせいか、
風がよく循環する、ということで
「風の宮殿」と言われた所以らしい。


そこから歩いて5分のところにあるのが、
世界遺産になっている「ジャンマルタル」と
言われる大型の日時計と天体観測施設。

IMG_8151.jpegIMG_8152.jpegIMG_8158.jpeg

まるで現代アートさながらの建造物は
なんじゃこれと言う人もいるだろうけれど、
個人的には面白かった。

そう言えば、ここの入場料がインド人は
300ルピーなのに、
外国人は1000ルピー(約 1800円)
インドは物価が安いと言いながらも、
通常料金で楽しめないのは痛い。


さて、ジャイプールで最も良かった、と
思ったのがアンベール城跡。

IMG_8197.jpegIMG_8213.jpeg

これも世界遺産らしいけれど、
この堂々とした風格ある城と
その複雑に入り組んでいる宮殿内は
タージマハルよりも魅力的だった。

山々に囲まれる広大な城だけれど、
この城の入り口までの長い坂道が結構大変だった。
そこまで、象のタクシーと呼ばれる
象に乗って入ることも出来るらしいけれど、
昨日は見なかった。

建物内の細かい絵画や、彫刻もひとつ、ひとつ
見ていくと、その繊細さに胸を打たれる。
また迷路状態で、なかなか出口に辿りつけない。
IMG_8220.jpegIMG_8227.jpeg

思えば、僕が泊まったホテルもそうで、
難ありと思うか、どうかはともかく、
自分の部屋からフロントまで10分弱かかり、
迷えば20分もかかってしまった。
ま、それが楽しかったりもするのだけれど。

そんな3つの場所をのんびりと見て、
ウーバーで動こうかと思っていたけれど、
ジャイプールは安全そうなので、
初めてバスに乗り、ホテルまで帰ってきた。
バスの車掌の美人女性はものすごく優しく、
最初にホテルの場所を言うと、
2つ前の停留所を何度も丁寧に教えてくれた。

ホテルに戻り、美味しい夕食を食べ、
心残りなく、翌日のチャンディーガルへの旅のため、
早くベッドに入った。

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インド5日目 ジャイプールの1日 その1

ジャイプール。
当初、今回、予定に組み込んではいなかった。
それよりも、旅の中、一度だけの週末は
当初、デリーでゲイシーンを
楽しもうと思っていたからだ。

しかし、デリーのつもりで押さえていた
超豪華ホテル(しかもその時期だけ格安)が、
デリーから250キロも離れた
ジャイプールだと知ったのは、
旅行直前の数日前。

しかも、そもそも僕が通した旅行会社によると
(たぶん安く提供してくれるからか)
キャンセル不可とある。
とりあえず旅行会社に説明してみたが、
直接ホテルと交渉してくれ、と。
インドのこのホテルまで電話をしたら、
来られない理由を説明してくれ、と。

ホテルをデリーだと間違ってしまったと伝えるのも
なんなので、体調悪く行けない、と伝えた。
結局、ホテル側から出発前日にメールが来て
「病院からの診断書を送ってください」と。

なんじゃ、こりゃ。
高級ホテルだから、さくっと対応してくれると
思ったのに。

とりあえず、インドのゲイシーンは、
ほぼないのに等しく(イベントはあっても、
基本的にゲイバーはないようだ)、
それであれば、このジェイプールまで
足を伸ばして、豪華ホテルに泊まってもいいか、と。

店に来てくれている同世代のお客さん、
ショウさんも「前に泊まっているけれど、
素晴らしかった」とのこと。

というワケで、出発ギリギリに、
ベナレス→ジャイプール
ジャイプール→デリーのチケットを取った。
実はこの日曜日(まさにこれを書いている今日)
デリーからチャンディーガルに
移動する予定も入れていたので
いささかバタバタだ。

そんなワケで、一昨日の夜、
ジャイプールの到着。
説明が長くて申し訳ない。
さて、ウーバーで着いたホテルは・・・・


まあ、かつて観たことも泊まったこともない
凄いホテル!

そもそも宮殿だった場所を今から20年前に
改築して作られたようだった。

とにかく、広過ぎて、迷路のようになっていて
フロントから部屋に行くまでが大変だ。

「食事の時間がギリギリなので、
バッグは部屋に運んでおくので
もし良ければ、レストランに」
テーブルに通されたら、あまりの煌びやかさに
ため息が出る。
と言うよりも、何か落ち着かない。

IMG_8088.jpeg

ここで、夕食も飲み物以外は
ホテルの代金に入っております、と言われ
それでもアラカルトでかなり高額のモノから
そこそこの料金の食事を自分で選択できる。

そしてどんどん運ばれてくる食事。

「僕は胃を切っているので、
それほど食べられないのですべて
半分ほどにしてください」
そう頼んでも、大丈夫です、と
ものすごい量を次々に持ってくる。

10時半過ぎで、他のお客さんがいないせいか、
僕一人なのに、ワインサービスの人が一人、
料理の説明をしてくれる人が一人、
何か困ったことがあれば、という人が一人。
その3人がテーブルの少し離れたところで
笑顔でいてくれる。

あの「診断書」を送ってくれ、と
言ったホテルとはとても思えない。

食事はもちろん、どれもが日本の一流レストランで
食べているように美味しい。
しかし、正直本当に物凄い量で食べられない。
部屋に持って帰ったところで、
明日の朝食までに食べられはしないだろう。


食事をしながら、
ついこの日の朝、ガンジス河のほとりで
人々からの恵みを受けていた
お年寄りや子供たちを思った。

一日の中で、まるで世界を支配しているのかと
勘違いするような場所と、
今日生きるのが精一杯という場所。
その大きな落差をここまで感じることは
日本にいるとなかなかない。

このホテルと日本での自分の生活とのギャップは
多少感じながらも、いつもなら、この心地よさに
うっとりするだろう。
嗚呼、旅行ならではのリラックスだ、と。

でも、この日だけはとても
そんな気持ちになれなかった。

素晴らしい対応で、
丁寧にもてなされば、もてなされるほどに
何だか居心地悪くさえ感じたのは
ホテルのせいではなく、
一昨日の僕自身のせいだった。

部屋に案内されるとそこは
70平米ほどあるあまりに広い部屋。

IMG_8094 2.jpegIMG_8099.jpeg

ある意味。王様気分である。
一人で泊まるにはあまりにも必要のない広さと
何だか「分相応」ではない感覚。

本当の幸せとは何だろう。
人が人として、生まれ死ぬ間に、
何が必要で、何を必要じゃないんだろう。

毎日贅沢をしている中で
苛立つこと、怒る多くのつまらない事柄。

逆に、空腹で死ぬかも知れない人が
たとえば一本のアイスクリームを
食べられた瞬間の幸せな気持ち。

世界の半分以上を占めると
言われる飢えた人たちのことなど
もちろん日々考えていくことなど出来ないし、
自分の置かれた状況の中で
幸福を追求していくことがベストなのだろう。

そんな事ばかり考えて
あまり寝付けなかったのが4日目の夜。


朝、燦々と日が降り注ぐ、
ホテルの庭で美味しい朝食を食べた。
そして思った。

いずれにしても、このような素敵な場所に
自分は来ることが出来ている。
ひょっとすると、この王様気分は
そうそう僕の身に起こることも
ないかも知れない。

大袈裟に言うと、一生ないような
自分が置かれたこの状態を
感謝しながら、
心から楽しむこと、
そして何かを学ぶことこそが、
今の自分に必要なことなんだろう。

美術館のようなホテル内を
ゆっくりひと回りする。
従業員もお客さんも笑顔である。

IMG_8129.jpegIMG_8105.jpegIMG_8132.jpeg

前日の疲れを癒してくれる
暖かなな日差しを浴び、
ちょっと気持ちを入れ替えて
朝からジャイプールの街を歩くことにした。

(2に続く)
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2019年02月16日

インド 4日目 ベラネスの1日 その2

ガンジス河を渡ったあと、
一度、朝食を食べにホテルに戻り、
それから4つほどの寺院を見て回った。

IMG_8025.jpeg

1のブログにも書いたけれど、
運転手の彼は、気さくで
寺院を一人歩く僕に「色々声を
かけられても無視してください。
ちょっとでもお金を取ろうとする人が
観光客にはどんどん寄っていきますから」

IMG_8055.jpeg

確かに、どこの寺院もそうだった。
入場料などないのだが、入る時に
50ルピー(80円くらい)払え、と言い、
まったく払っていないインド人を見ながら、
それならいいよ、と僕が引き返そうとすると、
わかった、わかった5ルピーにしておくよ、
デリーでもアグラでも
すべてがそんな感じだった。

IMG_8075.jpeg

空港まで送ってくれた
爽やかな二児の父親に別れを告げた。
結構、ラフな荷物チェックから
中に入る。


ベナレスからジェイプールへの
飛行機に乗る前に、
コーヒーショップで、
ニューデリーから来た
会計士をやっている
27歳のインド人の青年が
「東京からですか?」と話しかけてきた。

うん、何故?と聞くと、
東京にはとっても夢があって、
来年でも是非、行きたい、そう思っていると言う。

インドについて、僕が考えたこと、
彼が日本について想像していること、
そこにはお互いに勝手な思い込みや希望などが
たくさんあり、その勘違いも面白く、
あっという間に1時間が過ぎた。

僕が昨日、列車で10時間かけて
ここに来たことを伝えると、
「え?何故飛行機を使わなかったのですか?
僕はほとんど長距離列車に乗ったことはないです。」
そう言っていたので、
そうか、お金がある人はそうなんだよな、
そう思ったけれど、
そのような事は関係なく、彼は好青年だった。

僕が、彼の亡くなった父親と同じ歳だとわかって
爆笑したり、日本に行ったら、是非連絡します、
そう言った彼とFacebookを交換した。

そこで彼のFacebookを見てみると、
彼の真横で肩を抱いて
写っているのは男性の写真だった。
友人たちとの写真も、ほぼ男性だけ。

ひょっとして、と思い、
「実は僕は東京でゲイバーを
営業しているのだけれど、
失礼だけど、君もそうだったりする?」
そう聞くと、彼は大笑いしながら
「残念ながら、違います。ごめんなさい。」
(いや、謝らなくてもいいんだけど)

「あの写真は幼馴染みの大親友です。
でも、知り合いにゲイもいるし、
レズビアンもいます。
とてもコンサバで頭が固い国ですが、
今の若い世代はどんどん
変わっているんですよ。」
そう言った。

思えば、インドに来て初めて会うゲイかと
少しばかり残念だったけれど、
そんな事よりも
空港の待ち時間の中で、
こういうひと時を持てるのは
幸せだった。

とても気持ちが良い青年だった。
長い一日の終わりは、
僕が危うく来なかったはずの
ジャイプールの超豪華ホテルだった。

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インド 4日目 ベラネスの1日 その1

僕がインド旅行で最も
来てみたかったのが、
ガンジス川だった。

ホテルから準備された車で
ガンジス川の入り口に着いたのが
朝の6時過ぎ。
そこには物凄い数の人、人、人。

もう、それは凄い混雑。
去年のマチュピチュに行った時の
早朝の駅の側の混雑を思い出したが、
唯一、違うとしたら、マチュピチュは
欧米も含め、アジア諸国などから
来た観光客がほとんどだったが、
ここベナレスは、半分が観光客、
半分がインド人だ。

たぶん、地方からわざわざここに
来るために来た人、
ずっと住んでいるけれど、毎朝、
沐浴をするために、川に来る人など
さまざまなようだった。

可笑しかったのは、川に行く入り口に
先日のホテル同様、
セキュリティ・チェックの大きい枠がある。

ランプは付いているし、そこをくぐると
ピン!と音はするものの、
その枠を通らないで降りていく人もたくさん。
と言うか、音がしようがどうなろうが、
そこに警備員らしき人はいない。

何のためのセキュリティなのか。
と言うか、そもそもガンジス河へ
テロ行為が仮りにあったとして
(それはそれで怖い話だが)
そこのいる人たちは「来るべきモノが来ただけ」
と思うのではないか、なんて考えてしまう。

ガンジス河を目の前にする。
今まで何度も映画で観た光景が
大きく広がっている。

濁った河にどんどん入っていく人たち。
インド人はもちろん、外国人も
入水し、頭までつかっている人もいる。
IMG_8003.jpeg

当然、あらゆるゴミや、数々の異物、
僕は見なかったが、動物の死体や
産み落としたばかりの人間の赤ん坊でさえ
流れているのは有名だけれど、
そんな中での沐浴。

若い無鉄砲な時なら、体調を壊そうが
なんだろうが、僕も入ったかも知れない。
旅行、4日目にして、まだお腹も壊していない、
という気持ちから、とてもそんな気持ちには
なれなかった。
でもほんの少しだけ、
たぶん死ぬワケでもないし、
そういう勇気もないのかという
気持ちがむくむくと、
盛り上がってくることも確かだった。

たぶん、同世代の人に言うと、
バカかと一笑に付されるだろう。

待っていてくれたボートに乗る。

IMG_7981.jpg

ボートから今来た岸辺を見る。
沐浴の準備をしている人、
黙想をしている人、
お金を懇願している人、
お金を一人、一人に渡している人、
牛、犬、鳥。
そしてボロボロになった何百年も前の
宮殿を安宿にしている建造物。

インターネットも、テレビも、
電話はもちろん、手紙すら
何日もかけなければ届かなかった時代から
続いているだろうこの景色。

他の観光客と同様、写真や動画を
撮りながらも、
ボートのオールで揺れる波を見て、
失われた悠久の時間、
多くの事象など、
すべてを包み込んでしまうような
不思議な力を否応なく感じる。

少し残念だったのは、夜中に
雨が降ったせいか、空は曇り、
御来光を見ることが出来なかったことだけれど、
それを超えた何かがここにはあった。

IMG_8009 2.jpeg

少しだけ肌寒い風に吹かれて
ボートを漕ぐ小学生くらいの少年。
僕を車で連れて来てくれた
32歳で二児の父親のように
「一歩もこのベナレスを出ることなく、
死んでいく(と思う、と彼は言った)」
のだろうか...。

特に激しい欲がなく、
家族を守るために生きる。

良し悪しはともかく、
そういう人生だってあるし、
僕がこのような場所で生まれていたら、
何を選んだろうか。
それでも今のようなゲイということを
受け入れ、欲深く生きていくのだろうか。

たった1時間と少しの間、
ぼ〜っとそんな事ばかり考えていた。
一昨日の列車に続き、昨日も、東京では決して
持てない時間を持てた。


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2019年02月15日

インド 3日目 ベナレスへの旅 その2

車内では大勢でワイワイ
話している人もいれば、
音楽を大音量で聴いている人、
電話で話している人などなど。

ランチは3種のカレーで、
これにライスやナンが付いているモノ。

IMG_7950.jpeg

これもなかなか美味しく食べられた。
まだこの時点ではお腹は大丈夫だ。

車内では数々の物売りが横行したり、
床に投げられているゴミを
掃除に来たり、とこれまた
騒々しいけれど、みんなそれぞれに
旅を楽しんでいるようだった。

僕はスマホやPCで昨日の日記を
アップしようとするが、
なかなかWI-FIの繋がりが悪く、
くだらないことでストレスを
感じるのも嫌なので、
早々に切り上げて、読書をした。

IMG_7937.jpeg

ランチのあと飲んだ暖かいチャイは
ホッとひと息、心も落ち着いた。
一杯10ルピー(18円くらい?)は安い。

あらゆる場所に出向くと、
外国人旅行者の金額と
インド人の金額は違うらしく
(キューバもそうだった)
さすがに車内ではインド人も
外国人も同じ料金でホッとする。

トイレに行こうとすると、
これまたトイレが凄い。

IMG_7942.jpg

足場があって、あとは目の前にある
棒で身体を支える。
僕は小しかしなかったので大丈夫だったが
大きいほうをした人は
脇に付いている水道でお尻を洗う。
(これはヴェトナムやタイ、
カンボジアと同じ)
匂い消しは上に付いている扇風機だ。

長い時間列車にいると、
本当に優しい人もいれば、
怪しい人もいる。

不安な気持ちや緊張感もあるけれど、
リオやリマで感じたそれとは
ちょっと違って
少し安らかな気持ちにさえなる。
南米とアジアの違いなのだろうか。
思えば、まったく知らない同士が
話を始めると車座になって
話を弾ませる。
老若男女問わずだ。

面白いのは、外が暗くなっても、
誰もアルコールを飲まない。
と言うか、飲めない。
売っている場所がないし、
たぶん持ち込む人もいないんだろう。
それでも、爆笑したり、
肩をたたきあったりして、
ペットボトルの水や
チャイを飲みながら、話し続ける。

いずれにしても、清潔でもないし、
リラックスできまくるワケでもなく、
日本人の中で、
こういう旅行など絶対ダメ、
という人は多いかも知れない。

60も過ぎて、
こんな旅を続けることが出来るのは
幸せだなあ、そう思った。
結局、ベナラスには2時間遅れの
夜8時過ぎに着いた。

ホテルに夕食ギリギリに着き、
翌朝(つまり今朝)は5時にホテル前から
ガンジー川に行く予定だったので
早々に休んだ。
ほぼ丸一日、列車の旅を楽しんだというワケだ。

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インド 3日目 ベナレスへの旅 その1

昨日の半日は、インドで
初めての列車の旅となった。
アグラからベナレスへ9時間の旅。

ベナレスというのは、ワーラーナシーとも
バナラシとも言われ、
これは日本人の発音というのではなく、
現地の人もこの三種類の言い方がある、
そして、現地の人は「ベナレス」と
言っていると聞いたので、ここでは
ベナレス、ということで。

IMG_7923.jpg

アグラ駅を9時半出発だったが、
結局列車が出るのは1時間遅れの
10時半過ぎだった。
インドでの列車の遅れなど
まったく当たり前で、
ほとんどの人は、待ち慣れをしているようだ。

それも、20時間、30時間もの遠距離を
飛行機に乗らない人々が乗るため、
いつも混みあって、遅れるのは当然のよう。

思えば、元スタッフのミキヤが来た時は
なんと17時間(!)も、寒い駅で
待たされたのだから、それを思うと
1時間など何て言うことない。

アグラ駅には改札も何もなく、
誰もが簡単にホームに行ける。
加えて、ホームには野良犬や猿や鳥が
そこここにいたりする。
下手すると牛まで入ってくるらしい。

IMG_7927.jpg

列車が到着すると、
その乗降口は、映画などで
お馴染みのように、扉がない。
いつ誰が落下しても
まったく関係なく、走り出してからは
さすがに怖いながらにスリル満点だ。
こんなこと、なかなか経験できない。

そう。経験できないと言えば、
この列車の中での体験は、現代では
他の国でもほとんど
巡り合わないことだらけで、
ここでインド好きになるか、
嫌いになるか、分かれるところでもある、
そうなのかも知れない。

僕はこの列車で上から2番目のクラスを
予約したのだけれど
(ファーストというのは、
さすがにこのセカンドクラスの倍以上も高い)、
これが想像以上に凄い状態。

IMG_7936.jpg

2段のベッド式になっていて、
長椅子(もしくはベッド型)が
二人で買っている場合もあるし、
一人で寝転びたいので占領も出来る。

だから、これよりも安い車両は
電気も付いておらず、
(まだ昼間だから良かったけれど)
かなり暗い中では、
すし詰め状態だったりするんだろう。
そして安い車両ほど量が多くて
そういう状態で、みんな長時間
旅をするのだ。

これが旅の始まりだった。


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2019年02月14日

インド2日目 アグラへ その2

そう言えば、
人に追われることはなかったが、
喧騒の中で、車に乗る時に
水牛の大群に追いかけられた。

これはかなり恐怖だった。
何十頭いたんだろう。
急いで車に乗ったけれど、
ヴェドさんは、
牛は神様だけど、たまにこういうこともある、
そう言って笑った。

昼間は、広い庭付きの
リオ・ガーデンという
レストランに行き、
あらゆるインド料理が
小皿に並べられたランチ。

image.png

これが非常に美味しかった。
食べ過ぎるとお腹を壊すので
抑えながら食べるのが少し無念だった。

この後、アグラ城に行く。
agra03.jpg

ほぼ赤い石、赤い土で
14世紀に皇帝に造られたモノで
50人にも及ぶ妻たち、それぞれの
部屋があり、それこそ
ハーレムだったらしい。

ここから見えるタージ・マハルは
なかなか見応えがあった。
img_7.jpeg

そのあと、ヴェドさんが連れて行ってくれた
マッサージは、レスリング出身の
マッチョな30代だった。
僕の腹にある癌の傷跡を見て
「僕の元奥さんも胃ガンで亡くなった」
と言っていた。

彼は「ダンガル きっとつよくなる」が
大好きで、あの長い映画を何度も
観た、そう言っていたのが印象的だ。
Unknown.jpeg

彼のマッサージは大きな手で
柔らかく、力強く、痛過ぎず
非常に気持ち良かった。


夜は、凄い喧騒地帯にあった
前日夜のデリーのホテルとは違い、
静かなかなり良いホテルだった。
入るのに、持ち物検査から
セキュリティーチェックがある、
というのも凄い。

たぶん安宿は安宿で人は連れ込めないだろうけれど、
こういう一流ホテルでも難しいんだろう。

とは言っても、エレベーターは
真っ暗になって止まる、
ジムのマシンは壊れている、
面倒な事もそれなりにあって、
日本や欧米の高級ホテルとは違って
これまたインドだなあと思った限り。

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