2019年02月28日

地方都市の既婚者ゲイの悩み

昨日で二度目、という
僕と同世代の地方都市から来てくれた
大学の先生をやっているタケモトさん。
彼は既婚者であり、もうとっくに
成人している二人の息子がいる。

今の20代、30代は確かに
変わってきているものの
地方都市に暮らしている50代以上の
ゲイ男性の多くの生き方は
こういうモノかも知れない、
そうタケモトさんは言う。

とは言いながらも10年ほど
「既婚者でもいい」そう言って
付き合ってくれた元カレもいた。
しかし、色々あって、別れを告げられた。

別れて数年後、地元とは
まったく違う場所で
バッタリ会ったこともあった。
その時に、もう一度付き合って
もらえないか、と頼んだがダメだった。

今後、もう男と付き合うことはないだろうな、
そう思いながら、奥さんとの二人の
家庭を大事にしていかなければ、
とも思うタケモトさんらしい。

そんなタケモトさんには
新しいちょっとした悩みもある。

それは、来年度、自分の学校に
トランスジェンダーのM to Fのコが
入学する、という話を聞いたからだ。

トイレや、体育の授業の着替え問題なども
そうだけれど、LGBT当事者の自分が
どういうふうに対処していくか、
ちょっと頭を抱えることだ、そう言った。

僕としては、彼女がトランスであろうが
何であろうが、他の男子生徒、女子生徒と
同様に接していくことが大事だと思う。
学校側やタケモトさんが「特別なこと」だと
思うことこそ、その事実を大きな問題に
してしまうことじゃないか、
そんな話をしていた。

そんな話をしていたら、
たまに来てくれるトランスM to Fの
カオルが店に入って来てくれた。

この続きは、明日のブログで。

既婚者ゲイを描いた小説、映画で
ちょっと思い出すのが「きらきらひかる」
ただし、タケモトさんのケースとは
まったく違う展開となるのだけれど(笑)

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2019年02月27日

LGBTをめぐるいくつかの訴訟

僕がインドへ行っている間に、
友人カップルが国を相手取って、
同性婚訴訟を行ったことは
大きくニュースでも取り上げられた。

友人カップルは13組のひと組として
提訴へと踏み切ったのだった。

友人はインドにいる僕に
「今回の訴訟は、
自分の人生で一番大きな出来事だった。
これに出たことで、神様に会った時に、
地上で何をしてきたかと聞かれて、
答えることが一つ出来たことが
誇らしい」とメールをくれた。


僕が若い頃、同性同士が結婚することなど
まったく想像したことがなかった。
むしろ、男同士で恋愛する、なんていうことでさえ、
タブー中のタブー。
誰もそういう事実を
教えてもくれなかったし、
自分の中でも「ただの変態だ」と思い悩んでいた。


今日は、一橋大学のゲイのアウティング事件
(友人たちのLINEグループでゲイだと漏らされ、
大学側に相談したが、適切な対応をされず自殺した事件)で
亡くなった彼の遺族が大学側に起こした訴訟判決が出た。
残念ながら、大学側の否は認められなかったようだ。

これについて、今朝がた、
うちの店に来てくれるゴンが
以下の記事を書いていることを教えてくれた。


上にも書いたように、僕自身、
高校や大学の時に、
誰にも相談も出来ず、
暗い時代を過ごしていた。
その時に、同様なことがあったとしたら、
どうだったんだろうか。
自殺する勇気はなかったとは思うけれど、
相当な人間不信と、辛い日々を
送ったことは間違いないと思う。

自分が同性愛者だということを
決して人に話すことなく、
それでもそれなりに幸せである、
そう思う人もたくさんいる事は知っている。

今さら結婚しろ、と言われることもなく、
ほぼ悩むこともほぼなく、好きな人とセックスをして
それでいいじゃないか。
それで十分幸せである。
そういう声もあるし、
それが問題だとも思わない。

ただ、胸に痛みを持つ人たち、
また、異性愛者と同じ権利を持ちたい、
そう考える人たちも、同様に幸せを
感じる理由はある。僕はそう思う。

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画像は、全米で行われた同性婚裁判を描いた映画
「ジェンダー・マリアージュ」
この舞台劇に、ブラッド・ピットや
ジョージ・クルーニーが出演したとモノも
youtubeにあって、感慨深い。

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2019年02月26日

第91回アカデミー賞授賞式

2月の最終月曜日(現地は日曜日)は、
毎年、アカデミー賞授賞式だ。

僕が若い頃は、日本では生放送などなく、
辛うじて編集されたモノが数週間後の
深夜などにちらっと放映されたりした。

20年近く前は確かNHKのBSが放映。
そしてここ10年(15年??)ほどは
WOWOWが放映してくれるので
生で楽しみに観ることにしている。

3年前は店でライブビューイングをして
ワイワイと盛り上がったけれど、
去年からは月曜日、マサヤが
入ってくれたため、
去年から僕は月曜日が休み。
ゆっくりとうちで楽しむことが出来た。


さてさて、今回のアカデミー賞。
これ、という大本命がない、
ちょっと小粒な秀作、佳作が並んだ。

ここでも書いた「ROMA/ローマ」は、
オスカー前哨戦の多くの映画賞で
作品賞をとっていたけれど、
とにかくハリウッド映画ではなく、
外国語だということ。
そして何よりも、映画興行関係者には
評判が悪いNetflix制作だということが
たぶん取らないだろう、そう言われた。
そして、その通りになった。

ただし、僕が大好きなこの映画の
アルフォンソ・キュアロン監督が
監督賞を取り、
我らが「万引き家族」と闘った
外国語映画賞もこの「ROMA」が取った。

さあ、残った作品賞候補作の中で
次に下馬評が高かったのが
「女王陛下のお気に入り」。

病的なほど神経質、
かつ抜けている女王の
気にいられるために側近の女性二人が
戦い続けるという不思議な映画。
コメディ要素を取り入れながら、
いつものこの監督らしい
オゲレツかつ、どう捉えて良いか
という微妙な流れ。
これが全米の強い支持を得ているというのも
不思議だなあと思っていた。

しかし、栄冠は「グリーンブック」に。
これは、黒人がまだまだ差別をされていた
60年代を舞台に、アフリカ系のピアニストと
イタリア系アメリカ人の運転手が
全米を車で回っているうちに
多くの経験をする、というロードムービー。

僕は試写で観させてもらったが、
シンプルながらも強いメッセージがあり、
この作品が賞をとってのは
妥当だと思った。

けれど、今日になって、脚色賞をとって
大盛り上がりをした黒人のスパイク・リー監督が
「白人が偉そうに黒人を救っているだけの映画」
と文句を言っていたことを知り、
複雑だなあと思うばかり。

驚いたのが、主演男優賞も含めて、
今回の最多受賞となったのが
「ボヘミアン・ラプソディ」。
録音、音響はともかく、
編集賞は個人的には他の映画のほうが
ふさわしい気がしたけれど。

思えば、「女王陛下〜」「グリーンブック」
「ボヘミアン〜」それぞれが、LGBTが
描かれているモノだったのも面白い。

ともあれ、受賞スピーチはところどころで
泣かされたし、最も感動的だったのは
レディ・ガガとブラッドリー・クーパーの
デュエット。

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まさかの「メリー・ポピンズ・リターンズ」の
ベット・ミドラー登場には驚いたけれど、
この二人には敵わなかった。
ガガは、本当に凄い歌手に成長した、
そう思わせてくれた授賞式だった。

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2019年02月25日

「王様と私」ライブ・ビューイング

昨日、お客さんのジュンゴが、
この夏、ついに日本にもやってくる
渡辺謙、ケリー・オハラ主演の「王様と私」の
ロンドン公演のライブ・ビューイングを
観てきたと興奮してきた。

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僕も一昨日観たばかりだ。

それにしても、これがまさかの東京だけの
一劇場で、3日間だけ。それも全6回だけの上映。

これって、契約なんだろうか。
それとも、それほど売れる可能性がないだろうか?

僕はインドで東京の発売日を知り、
その発売時間にネットで予約したけれど、
その数時間後には完売になっていた。

そりゃそうだ。
よくよく考えてみたら、
この夏、この二人のキャストで
初めての日本公演をやる。
そのプロモーションに他ならず、
あまり回数をこなしてしまうと、
それで満足して、舞台を観に来ない人も増える、
という計算なのだと気がついた。(ほんまかいな。笑)

ただ、実際映画館でこれを観てみても、
さらに舞台できちんと確認したい、
観てみたい、と思うに違いない、
そう感じるくらいに良く出来た
ビューイングだった。

実際、僕も3年前に、NYの
リンカーンセンターでこの舞台を観たのだが、
その時よりも、ケリー・オハラも
渡辺謙もずっと良くなっていた。
オハラのオペラで鍛えた声には魅了される。
歌のアプローチ、その表現力も鳥肌モノ。
渡辺謙のギリギリ臭くならないという
そのメリハリの効いた芝居心も
大したものだ。

見事に作り込まれたセットデザイン、
そして明暗を微妙に計算された照明。
それも含めた総合的な
バートレット・シャーの演出。

ただし、僕が観たリンカーンセンターは
円形劇場で、舞台を客席が囲むようになっていた。
最初に到着した船が、客席に
突き出るようになったり、
客席の脇から出演者が登場する、
という演出だったが、
ロンドンや東京は舞台を
見上げる形になっているのが
ちょっと残念。

それにしても、オリジナルの持つ
古い封建的社会に縛られる王様が
アンナに寄って、少しずつ自分の考えを
変えていかざるを得ないその苦悩を
渡辺謙は非常に繊細に演じている。

残念ながら、映画館でのビューイングは
終わったけれど、夏の舞台は是非とも。

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2019年02月24日

ギャップ萌え

昨日、久しぶりに来てくれたセオ君と
その友人のエグチ君と、過去、
つきあった相手の話などをしていて
「やっぱりこういうタイプはダメだった」
とこぼしたりしていた。

セオ君は、自分のこと大好きで、
優越感にひたっているようなタイプがダメ。
エグチ君は、逆に卑屈でいつも
自分はダメなんだ、
と言っている暗いタイプはダメ。
二人は、真逆だということだった。

それで思い出したのが、
ずいぶん前にタレントのはるな愛ちゃんが
徹子の部屋に出た時の話。

彼女がすっごく好きになったジェントルな男。
でも、自分のことを彼は「はるな愛」だと
知らなかった。
どうやって、自分は元々は男性だったと
伝えようか。
ベッドインするまでに、伝えないと・・・

そんな思いで、ある日、告白したところ、
「ちょっと考えさせて」と言われた。
でも次のデートで「すべて受け入れる。
でも、僕のことも受け入れて」と
彼は言った。

SM趣味?それともゲイ?
色々なことを考えたらしい。

彼は、二人でいる時は、
出来るだけ、赤ちゃんにならせてくれ
(つまり、それだけ紳士な彼が
二人でいる時は常に「そうなんでちゅ〜」と
いう言葉を使わせて)
ということだった。

愛ちゃん自身、こんな自分を
一生懸命受け入れようとしてくれた
彼だけれど、いくら考えても
その赤ちゃんプレイ(それも二人で
いる時はいつもなんて)
は、さすがに乗ることが出来なかった。

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自分を受け入れてくれた人を
自分は受け入れられない
そんな自分に落ち込んだ、という話だった。

さすがにいくら良い男でも
二人でいる時に、
常に「でちゅ」言葉とかは
やっぱりない、と僕が二人に話すと
「え?」とセト君。
「僕はそういうギャップ萌えがあるのでOK。
野郎系と寝たら、女になっちゃう時に
アガるのと同じ。」

ふううむ。
ギャップ萌えか・・・

「自分はせいぜい、ただのスポーツマンだと
思ったら、かなり学のあるインテリだった
というようなギャップかな」と言ったら
「そんなのギャップ萌えのうちに入らず、
誰もが好きですよ」と笑われた。

あなたにはギャップ萌えってありますか?

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2019年02月23日

日常に戻って

11日間の旅行から、昨日の朝戻って、
さすがに機内ではまったく寝られなかったので
自宅で4時間ばかり寝て、
金曜日の店に出た。

そこには僕が旅行に行っていたことを
知っている常連や元スタッフもいれば、
まったく知らないお客さんもいた。

今さらながら「何故、
インドだったのですか?」と
尋ねられて、笑いながら「自分探し」とは
言ったものの、単純に行きたい国の
ひとつだったから、と言うのが本音。

インドに行くと、もう一度行きたいか、
二度と行きたくないか、のどちらかに
分かれるとよく言う。

基本的に過去に行った国の中で
もう一度是非行きたいかと問われると
それなりに限られては来るけれど
二度と行きたくない、
というような国は僕に限ってはない。

多少嫌な思いをした事もあれば、
日本人的には、こりゃないよ、と
思うこともある。

でも、その違いを比較的、
僕は楽しめるほう。
と言うか、それを楽しまないと
旅に出る意味がない、そう思っている。

僕の場合、日常を忘れるために、
またはストレス発散のために
旅行の選択をすることが
あまりないのだ。

だから海辺でのんびり、というのを
一週間しろ、と言われるとかなり苦痛だ。
2日なら、いいんだけれど。

僕にとっての旅の醍醐味は、もちろん
行く場所でのサプライズなんだけど、
と共に、人との関わりなのだ。

この前も書いたように、
今回、ゲイの人たちと
関わることがなかったけれど、
タージ・マハルや、ガンジス河を
案内してくれたガイドの人や、
空港でお茶を飲んだ青年など
さほど深くはない関わりの中でも
インドの人と日本人との違いを
少しだけ感じることが
出来たのは面白かった。

「インドにはこんなマッチョが
山ほどいたんですか?」

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そう聞かれて、
「いるんだろうけれど、
僕が見た中ではほぼいなかった。
どこにいたんだろう(笑)


そんな僕の旅行の話もさることながら、
お客さんの中で
ちょっとした出会いがあった話や、
頑張ってトライしていた試験が
受かった話なども聞きながら、
いつもの東京の日常が
踊ってきたことがホッとしたり、
何となく嬉しくなった一夜だった。

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2019年02月22日

インド10日目 帰国の前に その2

さて、宮殿や寺院の周りのカオス。
チャンドニー・チャウク、と言われる
小さな店が細い路地の中にひきめしあい、
それは迷路のようになっている。
どこかで見たなあと考えてみると、
バンコクにもこういう露天商が
集まっている場所がたくさんあった。
IMG_8526.jpegIMG_8519.jpegIMG_8527.jpeg

その脇を、何台もの車やリキシャー、
自転車やバイク、そして人や牛や馬や犬が
ぐっちゃぐちゃに動いている。
あまりにも多過ぎて、どうしようもないので
それぞれが大音量でクラクションを鳴らす。
公衆便所もお店や人通りの中に
あったりするのも普通だ。

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これを見ただけで、インドはもうこりごり。
二度と来るもんか、と思う人も多いのかも知れない。
特に日本ほど静かな道路は
世界でも例を見ないから、
そんな我が国から行くと、うんざりするだろう。


日本人の金持ちさえ手が出せないような
超が付くような金持ちと、生きているのか
死んでいるのか、わからないような路上生活者が
まったく同じ地域で生息している、というこの街。
そんなこの混沌は、僕の人生の中では
ほぼ経験したことがなかった。

疲れると言えば、疲れるし
面倒だと言えば、面倒。
でも、このエネルギーに満ち溢れた空間は
僕にとっては、何とも魅力的だった。

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日本人と見ればどんどん声をかけてきて、
詐欺まがいなことを言われ、
とんでもない場所に連れて行かれる、
嘘八百で信じられない、
そんな話をネットや本で
嫌というほど聞かされてきたインド。

しかし、今回、僕に声をかけてきたインド人は
ほんの数人。
(リキシャーに乗らないか、という運転手は別。
それでもキューバよりも少なかった。)
そんな数人を除けば、イヤな思いは
まったくしなかったし、
むしろ、ちょっと道を聞いたり、
モノを尋ねたりした学生や女性、
警察官など、笑顔で丁寧に
教えてくれたりした。

特にバスや電車に乗って、ここで降りたい、と
僕がスマホを見せると、次だよと教えてくれたり
する優しい人はとても多かった。

加えて、他国で見られるような
怒鳴り合いや罵声、のようなモノを
僕はインドで見ることはなかった。
比較的、穏やかなキャラクターなのではないか
僕は勝手にそう思った。

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色々な意味で、
たまたま、僕が付いていたのかも知れない。
でも、11日間の旅の中で
ネガティブな気持ちになることがなかった事は
心から感謝したい。


何よりも、一番不安だったお腹を壊す、
ということがまったくなかったのは
僕にとって本当に有難く、
これは奇跡だと言っていい(笑)。

日本でも、ちょっと油モノを食べたりすると
すぐにお腹を壊すにも関わらず、
むしろ東京にいる時よりも
快便だったりしたのだ。

水や食べ物に、それなりに気を使っていた、
ということもあるけれど、
最も大きかったのが、アルコールを
それほど飲まなかった、ということかも知れない。

日本だと仕事柄、週末などはついつい
飲み過ぎてしまう。
しかし、前にも書いたように
インドはホテルで夕食時などに
1、2杯飲むだけ。

他国へ行くと、ついつい宿泊する場所の
近くの店でアルコールを買って帰る。
でも、インドではなかなかそれが出来ない。

ルームサービスでビールを何度か
頼んだけれど、1本飲むと
疲れているせいか、横になるとすぐに寝てしまう。

そういう旅だったからなのかも知れない。

そうそう。
今回の旅ほど、ゲイの世界と無縁だったことも
僕としては珍しい。
12億人以上もいる、というインド人の中で
他国と同様、山ほどゲイの人たちも存在しているんだろう。

いつもなら、ゲイの人がやっている
B&Bなどを利用したりもするけれど、
今回ひるんでしまったことは、
少しだけ後悔している。

たぶん、お世話になっていたら、
あちらのゲイ事情を知ることが出来ただろう。

まあ、でもこれをきっかけに
また是非、この地に戻ってきたい、
そう思わせてくれたので
その日をまた楽しみにしようと思う。


正直、毎日このブログを書く1時間を作るのは
それなりに大変だった。

特にこんな文章を楽しみにしている、という人が
どれくらいいるかは、わからない。
でも、営業をスタッフに任せ、
僕がいると思って来てくださったにも関わらず、
がっかりされたりするお客さんがいる、
そんな東京の店の現状を思うと
せめて、このブログを書き続けることが
旅行中、僕が出来る唯一のことだった。

と言うか、もうそろそろ老いぼれてきているので
備忘録として、自分のためにもなるから、いいかと。



それにしても、最後の最後に長々と失礼しました。
深夜に飛んでいる機内で
ほぼ眠ることは出来なかったけれど、
自宅で少しだけ休んで、
今日から元気に店に出ます。

また、よろしくお願いします。

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インド10日目 帰国の前に その1

前日のブログでは最終日の夜、と書いたものの、
昨日の帰国便が夜の20時20分だったため、
結局、昨日一日が実質、最終日となった。

思えば、僕が日本で入っているジムが
デリーでも何軒もある、というので
Googleマップで調べて行ってみた。

思えば、今さらだけれど、僕が
マメに海外旅行に出始めて、30年
その間に、世の中はインターネットに寄って
物凄く変わった。

とにかくどこに何があって、
そこにスマホひとつあれば
連れて行ってくれるワケだ。

それも、歩きか、タクシーか、
電車か、バスか、という事なども含めて、
的確に教えてくれる。

紙の地図だけを頼りに、
迷い迷っていたのが、つい10年少し前。
思わぬ場所との出会い(これ、意外と大切)が
なくなってしまったのは残念だけれど、
それでも、無駄な時間は大幅にカットされるのだ。


話を戻そう。
そんなワケで、ジム。
着いてみたら、これまた先日のレストランと同じく、
そこは数年前に「プロテインショップ」に
なってしまっていたようだった。
IMG_8515.jpeg

地図上でも、またGoogle先生も「営業中」と
書いてあるのにだ。
で、聞いてみると、そこから車で20分ほどの
ところにある同系列のジムも、他のジムに
買われてしまったらしく、
僕の会員証は使えないらしい。

インドのジムの様子を見たかったけれど、
こればかりは仕方がない。

それにしても、そのプロテインショップの並びは
何十軒プロテインショップがあったか。
こういう光景は、日本はもちろん、
アメリカでも見たことがない。
街でそこまでのマッチョを見ることもなかったけれど、
フィットネス人口はそれなりに多いのだろう。


気持ちを入れ替えて、
市内観光へと繰り出すことにした。

まず、アグラセン・キ・バーオリーという
14世紀に造られたという階段状の井戸。
これは住宅地のいきなり裏手にあるのだが
意表を突かれて、見応えあった。

IMG_8488.jpeg

その後、世界遺産になっている
ラール・キラー(赤い砦、という意味らしい)。
IMG_8495.jpegIMG_8500.jpeg

タージ・マハルや、アンベール城とは
またひと味違うこれまた広大な宮殿跡。

IMG_8502.jpegIMG_8506.jpeg

1640年代に作られたというこの宮殿も
1850年代にイギリスとインドの反乱軍に
よって、破壊されたらしく、
今、残っているのは、ほんの一部らしいけれど、
それでもゆっくり歩くと
たぶん何時間もかかる。

このあと観たジャマー・マスジットという
イスラム教の寺院もそうだけれど、
すぐそこには、ほぼカオス状態の
ニューデリーの街が広がっている。
しかし、一歩、足を踏み入れたら、
精神が落ち着き、歴史の中のひとつの時代に
すっぽりと入ってしまったような気になるのが凄い。

IMG_8536.jpegIMG_8537.jpegIMG_8540.jpeg

そうそう。この寺院に限らず、
インドの多くの寺院に入る時は
靴を脱ぎ、裸足にならなければならない。
そのあたりは、西洋の教会などとは違い、
日本のお寺と同じく、アジアなのだなあ、
そうしみじみ感じたりもした。

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2019年02月21日

インド9日目 ニューデリー最後の夜へ その2

さて、あまりにグチャグチャな
コンノート・プレイスから
初めての地下鉄に乗って、
グルガーオンという地域にある
噂のエンターテインメント・ショウのある
"King og Dreams"に出かけることにした。
この中心地から、駅は約20個目。1時間弱だ。

コンノートン・プレイスの地下鉄駅は
雑然とはしているけれど、
自動販売機でのチケット(コイン)の買い方も、
地下鉄の乗り方も、わかりやすかった。


IMG_8431.jpegIMG_8460.jpg

バスよりもちょっと高いせいか、
(と言っても、日本円で100円弱)
車内は綺麗だし、人々も落ち着いている。
なんと携帯充電器さえある。
ニューヨークなんかより
ずっと綺麗で整然としている。

IMG_8461.jpgIMG_8482.jpeg

さて、駅はIFFCO Chowkというところ。
IMG_8472.jpeg

駅周辺はまだ明るいからともかく、降りて現地に
向かうまで、さびれ切っていて、
こんなところに、そんな場所があるのか!?

インドに着いてすぐにここに来ると
かなりビビってしまうかも。
僕は結構慣れたので、
気分的には大丈夫だったけれど。

さてさて、キング・オブ・ドリームス。

IMG_8474.jpg

ここに入るまで、人はいるの?と
思ったけれど、地下鉄で来ている人は少なく、
(と言うか、いたのか???)
むしろ、車で来ている家族が多いようだ。

さて、ここが何かと言うと、
ボリウッド・ミュージカルを
いくつかやっている大劇場と、
お土産屋とレストランが一緒になっている
お台場のヴィーナスポートのような場所の
総合施設として、構成されている。

IMG_8478.jpgIMG_8481.jpg

ここで食べたパッタウムという
お好み焼きのような食事は
安いながらに美味しかった。
まあ、お菓子のようなモノだけど。

IMG_8480.jpg

さて、もちろん、目的は劇場。


演目はいくつか交代でやっているよう。
まさか、インドに来てミュージカルを観るとは
思ってもいなかったけれど、その中でも
最も評判が良い「ザングーラ」という
勧善懲悪のジプシーの勇者が
王子になるまでを描いたを
モノを観ることにする。

IMG_8473.jpg

すべてがヒンドゥー語なので、
話はまったくもってわからず。

でも、悪代官とお姫様が出て来て、
ボリウッド映画さながらの派手なアクションと
50人から成る群舞のシーンで見せまくる。
人海戦術である。

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見どころはやっぱりダンスで、
マッチョな小人症の役者を中心に添えた踊りは
やんや、やんやの拍手喝采。

宙吊りもあれば、客席へ降りてきてのダンス、
お姫様の身体が浮いていく、というマジックもある。
さすがエンタメ帝国である。

派手な作りでとても楽しいのだけれど、
ブロードウェイ三昧している自分からすると
いくつか難点が・・・。

まず、歌がすべて口パク。
そしてオケではなく録音。

あれだけ踊りながら歌うのだから
口パクも仕方なかったり、
毎日上演しているから
オケは使えないのもわかるが、
それをブロードウェイや、ウエストエンドは
きちんとこなしている。
まず、この違いはかなりデカイ。

あと、劇場が大き過ぎること。
舞台自体の横幅も、
なかなか東京でもないほどデカい。
ブロードウェイなんかでは
ここのような舞台の広さはまずない。
椅子も立派で前の椅子との幅も十分取られているけれど、
舞台から遠いし、いくら大人数で
見せてくれていても、
これだけ広い劇場ではチマチマとしか
見えなかったりするから物凄く残念。

そう思うと、ブロードウェイというのは
舞台が小さくて、その中にギッシリ
完成度の高いモノが作られているから
本当に凄いと思う。

と、まあ、それなりの残念さはあったとしても、
インドでミュージカル自体を
観られたのはとても良かったし、
良い思い出になったことは確かだった。

19時からの舞台は21時半には終わり、
23時前にはホテルに着いた。
さすがにお腹が空いたので
ルームサービスを頼んだけれど、
結構大きなBLTサンドイッチと
ビール2本で1500円くらいとは
やっぱり安い。

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posted by みつあき at 23:14| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インド9日目 ニューデリー最後の夜へ その1

実質、これを書いている21日木曜日が、
日本への帰国日。
それも夜出発のため(日本には金曜日の朝、到着)、
今日、まだ一日あるけれど、
とりあえず、昨日(水曜日)が
インド最後の夜となった。

インド到着後、ニューデリーに入ったのは夜。
ご存知のようにホテルでの
ちょっとしたトラブルがあり、
翌朝も早かったので、
観光はまったくしていなかった。

というワケで、昨日はまずインド門に。

IMG_8400.jpeg

フランスの凱旋門は、軍事的な勝利の象徴だが、
インド門は、第一次大戦で戦士した
兵士たちの慰霊碑だそう。

それにしても、さすがに観光客多し。
このあと、行った国立博物館や
コンノート・プレイスのショッピングモールなども
観光客で溢れかえっていたけれど、
面白いことに、最も多いのがインド人
(当たり前と言えば、当たり前か・・・)。
たぶん、広いインドの地方から来た人などが
押し寄せているんだろう。

そして白人や黒人、中国人、韓国人・・・
僕が歩いていると「コニチハ」とか
「日本人デスカ」とか声をかけられるのだけれど、
僕自身は、日本人をこちらに来て
一度も観たことがなかった。

たまたまなんだろうけれど、
ここ何年も海外に来て、
昔に比べて本当に日本人旅行者は
少なくなったなあと。
僕が来ている場所が、日本人が
来にくいような場所だからなんだろうけれど。

さてさて、インド門から歩いて10分ほどの
ところにある国立博物館。

IMG_8406.jpeg

仏像や彫刻、神像や民族衣装など
これでもかとインドづくし。

お馴染みの象の顔をしたガネーシャを
表現したモノが多い。
現生の利益をもたらす、という意味じゃ
いかにもインドの神様だ。

Ganesha_with_mouse01.jpg

讃えられると言うよりも、
キャラクターとして人気があるようだ。
見慣れないとちょっと不気味なんだけど、
見慣れてくると、確かに可愛かったりもする。

さて、街の中心地、コンノート・プレイス。

ここまではバスで行ってみたが、
5ルピー(10円弱)とはさすがに安いし、
それなりに観光客も乗っていて
特に問題はなかった。

この周辺は本当に混沌としていて、
高級ブランドのお店があれば、
露天商もいっぱい、
インド人たちが集まるモールも山ほど。
映画館もあちらこちらに。

と書いている時間が、さすがにもったいないので
ホテルをチェックアウトし、
これから最後の散策を楽しんできます。

この続きの「その2」と、今日のブログは
空港か、機内から。

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posted by みつあき at 13:37| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする