2020年06月14日

初夏の風の中の泡の味

昨夜の土曜日は、あいにくの雨。

うちの土曜日営業は、基本的には
スタンディングで自由に
動いて飲んでもらえるようにしている。

しかし、このコロナが落ち着くまでは
出来るだけ密にならないように、
ひと席空けて座ってもらうため、
通常のように椅子が入った営業だ。

昨夜もそんな感じで営業していると、
すぐにカウンターはいっぱいになり、
突然5人で来てくれた若い人たちが
ベランダで飲みます、と言ってくれた。

有難いことに、うちの店は
比較的広めのベランダがあり、
5、6人で飲むのには
それほど密にはならない。

しかし、雨が降っているけれど、
大丈夫かなあ?と尋ねると、
「いや、ちょうど小雨になってきて」と。

彼らをベランダに案内していると
確かにあっという間に雨が上がり、驚いた。

乾杯しようと入れてくれた
シャンパンのボトルは
店にとっても、嬉しく有難いし、
久しぶりに会った彼らも
再会を喜びあっていた。

雨上がりの心地よい風に吹かれて、
20代、30代の彼らの顔を見ていると、
前のようにはすぐに戻らないけれど、
こういう影響下でも、なんとか頑張れそうな気がした。

今日は珍しく、すっかり
ゲイバーのママ的なブログになってしまったが
たまにはいいか(笑)

来週からは少し変化がありそうですが、
引き続き、よろしくお願いします。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F




posted by みつあき at 16:46| Comment(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月13日

パキスタンからの帰国

先週から来てくれるお客さんたちの中で
諸外国から帰国した人が少なからずいる。

一昨日、常連のシュウゴに
連れて来てもらったセイヤ君は、
仕事で8年ほどパキスタンに住んでいるようで
このコロナ騒ぎで3月に帰国した。

パキスタンと言うと、何年か前、
セネガルと共に、世界で最も
ゲイが住みにくい国として
公表されていたことを僕もよく聞いていた。

そのあたりをセイヤ君に聞いてみると、
確かにゲイバーはもちろん、ハッテン場も
含めて、ほぼない。

理由は、言うまでもなくイスラム教。
これはかつて同性愛が悪とされていた
キリスト教などと比較できないほど
許されない行為であり、
イランが同性愛者を死刑に
している、ということも有名だ。

少なくとも彼が知りうる限り、
自称ゲイ、とする人もほぼいない。

しかし、異性間の交流に対しても厳しいせいか、
男性同士の接触は多く、セイヤ君は
時に「え?全員、ゲイ?」と思うほどに
いやらしい雰囲気を感じることもあると。

そして、もしどうしてもそういう関係を
持ちたくなったら、それぞれが直接、問うらしい。
もちろん、それがトラブルにならない
ということは絶対にない、とは言い切れないが
かなり多くの頻度であるとも言う。

それは「同性愛行為、ではない。
ただの戯れなのだ」という暗黙の
共同認識なのだそうだ。

もちろん、そこで愛が芽生え、
共に生きていきたいと願う人も当然
いるだろうけれど、そこは闇の中らしい。

同性愛をイスラムが受け入れていく、というのは
この世の中から感染症がすべてなくなる、
と等しいほど難しいのかも知れない。

そんな話を聞きながら、日本がやっぱり良いと思うのか、
セイヤ君に聞くと、「いや。パキスタンで暮らし続けるのは
それほどイヤじゃない。」そう言う。

お酒が飲めず、ゲイの恋人と幸せに暮らせはしないけれど、
基本的には人はおおらかで非常に優しく、
特に親日家の人が多い。
政治的問題は数あれど、それでも日本の
多くの問題を垣間見ると、今、パキスタンで
暮らしているほうが幸せだと思うことのほうが多いらしい。

加えて、首都のカラチでさえ、驚くほど、大自然に
恵まれている。
降るような星空を見ながら、嗚呼、この国に
来て本当に良かった、そう思うのだそうだ。

人が求める本当の幸福って、一体なんだろう。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F




posted by みつあき at 17:10| Comment(0) | 海外からの訪問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月12日

足を洗ってからのこと

昨夜来てくれたシュンちゃんとは
僕が店を始める前からの知り合いだ。

久しぶりに来てくれて、このコロナの時期、
どう過ごしていたか、と尋ねたら
弟とちょこちょこと会っていたという話。

ご両親が亡くなって、その家に
住み続けているシュンちゃんは
実家暮らしなので、なるほど弟さんが
訪ねてくるんだな、と。

弟さんは、今、どこに住んでいるの?と
尋ねると、パリと東京を行ったり来たり。
さすがにこの時期、大変なので3月下旬に
帰国したのだと言う。

ビジネスワークか何か?と尋ねると
シュンちゃん「あれ?言っていなかったっけ」と
話し出した弟さんの話にはビックリした。

弟さんは、子供の頃から喧嘩っ早く、わがまま。
正直言うと、ヤンキー気質で子供の頃から
かなり大変だった、と。

それがそのまま10代後半で反社会系の組に入った。
いわゆる暴力団、ヤクザだ。
それから何十年。弟さんは、つい最近まで
いわゆる「や〜さん」だったのだそうだ。

しかし、3年ほど前に、彼は
やりたいことがある、と組を辞めることを決意した。
身体中に入った刺青は取ることは出来なかった。
そして、辞めるけじめで、指も詰めたのだそうだ。

僕は、この前観た「仁義なき戦い」を
ついつい思い起こしていた。
今どき、指を詰める、ということを
やったりするのだ、と。。。

それはともかく。
その弟さんがやりたかった事は
絵を描くということ。
組を辞めてから、彼はせっせと書き続け、
なんと彼の絵をフランスのとある人が価値を見出し、
あちらで何度も個展を開けるようになったらしい。

そして、今はパリと東京を行ったり来たり
する生活なのだそうだ。

ちなみに彼はシュウちゃんがゲイだと
言うことを知らないが、
自分のことも色々聞かれたくないせいか
特に何も言わないそうだ。

そういう弟は、と言えば、かなり女性に
モテるらしく、色々な女性が経済的にも
身体的にも面倒を見てくれているらしい。

ゲイの世界のみならず、
ストレート社会にも色々な人がいる。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F



posted by みつあき at 17:17| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月11日

本日の映画「宮本から君へ」

一昨日、巨匠木下恵介監督の最高傑作と言われる
「永遠の人」を初めて目にして、その愛憎の深さと
表現力に痺れた。

これはまた是非、ここで紹介したいけれど、
今日はその翌日(つまり昨日)観た
「宮本から君へ」。

Unknown-2.jpeg

これはテレ東系で放映されていたドラマ
(原作は新井英樹氏による漫画)の
後日談としての映画だ。

テレビドラマの映画化というのは、
基本的にはあまり進んで観たい、と
思わないのだけれど、この映画は
去年の公開作の中で抜群の評価だった。

今年の正月過ぎに名画座で観ようと思い、
その直前にドラマを一気見した。
このドラマの監督の真理子哲也氏は前に
「ディストラクション・ベイビーズ」が
あまりにも激し過ぎて、
僕にはちょっとトゥーマッチだった。

このテレビドラマも同様、
やはり大声で怒鳴り散らし、
胸ぐらを掴んだりするシーンも多く、
やっぱりヘビーだった。
ただ、主演の池松壮亮が魅力的で
結局最後まで観てしまった。

しかし観終わった時には、名画座で終わり、
それからコロナ問題が始まってしまった。

そっか。いつか配信で流れたら、と
思っていたのと、あれくらいのテンションで
また映画館で観るよりも、
配信のほうが、精神的にも良いか、
なんて、考えていたら、映画館再開。

なんと店のすぐ近くの劇場(テアトル新宿)で
昼間のみ上映していることを知り、駆けつけたのだ。


前置きがすっかり長くなったけれど、
映画もテレビとたがわず、いやそれ以上に
暑苦しく、過激、おまけにテレビ放送では
無理なほどのバイオレンスシーンが盛り込まれ、
途中、いや、これは無理、
そう何度も思った。

映画は、テレビドラマの後半で知り合った
蒼井優との熱い恋愛を軸に
彼女の前の男、そしてひょんなことから
知り合う社会人ラグビーをやっている親子
(父がピエール瀧)などを
中心に、激しい愛憎劇が繰り広げられる。

余談だけれど、ピエール瀧出演している
という理由で、文化庁が出す予定だった
助成金をとり下げた、という酷い話も
この映画の逸話として聞いていた。


池松君も凄いけれど、蒼井優も負けてられない。
掴みかかり、殴り、汚い言葉を吐き捨てる。
観ながら、ついつい優ちゃんが実生活で
夫になったばかりの山里氏の顔が
思い浮かんだりもする。

そんな猛烈なシーンの重なりが、
いよいよ、クライマックスを迎える。
この映画の中で最も辛く、キツく、
観ているこちらの全身が硬直し、
最も疲れてしまう場面だ。

くたくたになり、もうやめてくれと
こちらは心の中で叫びながら、
手に汗握り、心臓をバクバクしたあと、
最後の池松君の顔のアップに
おいおいと嗚咽したくなるほど
泣けてくる。

自分でもうまく説明出来ない
感情の揺さぶられかた。
3Dよりも、4DXよりも身体に、
そして心にズシズシッと響いてくる。

ある意味、とても好きになれない、
もう二度と観ることもないだろうと思う。
それでも、半日経ち、一日経った今、
この映画のありとあらゆるシーンが蘇る。
何故なのか。

クレジットタイトルを観ながら、
宮本演じた池松を、蒼井優を、
そして映画を抱きしめたくなる。
本当に、本当に、不思議である。

今から60年も前に作られた
「永遠の人」のあまりの衝撃に打ちのめされ、
これが傑作だということは間違いない、
そう思ったけれど、この「宮本から君へ」は
日本の恋愛映画史上に残る傑作だ、
そう思う。
すべての人には勧められないけれど、
これを読んで興味があれば、是非。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F
posted by みつあき at 17:47| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月10日

人それぞれ、店それぞれ

昨日は休みだったので、久しぶりに
他のゲイバーのマスターのマサト君と会った。

彼とは1年半ほど前からお互いの
お店を行き来し、ジムでばったり会ったり、
という感じだった。

マサト君は僕よりもずっと若く、
とは言っても40くらいで、
昔はGOGOもやったことあるイケメンマスター。

とは言え、想像されるようにチャラい感じかと
言うと、まったくそんなこともなく、
自分のお店に愛を注いでいる、という感じが
とても好感が持てた。

そして、この自粛期間中、お互いの店を
この後、どういうふうにするか。
そんなことをLINEでやり取りしていくうちに、
僕と方向性が似ているなあ、
そうとも思っていた。

そもそも、うるさ過ぎず、気取り過ぎず、
リラックス出来る空間を作りたい、
特にゲイバーっぽくない、
というところも共感できるところだった。

先週の時点で、まだ彼は店を休んでおり、
昨日、それだったら会って色々話そう、と約束をした。

とは言え、彼の店は今日、再オープンを
決めたらしい。

そして、昨夜4時間ほど、ゆっくりと
色々なことを話した。

50前にして、ほぼ初めて店を始めた僕と違って、
18歳くらいから多くのストレートの店などで
ボーイや、バーテンの経験があるマサト君。

その途中、途中でGOGOボーイなど
やったけれど、みんながワイワイしている中で、
一人ポツリと浮いたりしていたとも言う。

そういう意味では、まったく
僕とは違う世界の人、というところも
ありながらも、彼の何とも言えない
不思議な魅力にお客さんたちは惹かれるのだろう
そんなことを感じた。

ホントに大変な時期だけど、
とにかく乗り越えていくしかないね
そう誓いあって、静かになっていく夜の街で
僕たちは別れた。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F



posted by みつあき at 14:30| Comment(0) | サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月09日

家族それぞれの苦しみ

一昨日、北朝鮮に拉致された
横田めぐみさんのお父さんの
横田滋さんが亡くなられた。

めぐみさんが13歳で連れ拐われて43年。
その時、お父さんは45歳だったのだそうだ。

それなりに高齢になられていたとは言え、
共に頑張ってこられた奥様の早紀江さんや
息子さんたちは、どれほど辛いことだっただろう
と思うと、本当に切なくなる。


今回のことから、ひとつ、思い出したことがあった。
僕が店をやる数年前に、友人の家で
ホームパーティがあり、招かれたことがあった。

そこで見ず知らずの人が何人かいて、
その中で地方都市から来ているカップルがいた。

そのカップルの一人のお姉さんが
ちょうどめぐみさんが拉致された頃に
彼の住む土地の海辺に散歩に行ってから
帰って来なくなったという話を聞いたのだった。

めぐみさんなどと同様、彼の家族は
捜索願いを出したが、数ヶ月後
たぶん溺れたのだろうと思っていたら
数年後に拉致の話に繋がったようだった。

その彼は、ちょうどその前後に
両親にカミングアウトし、
それが問題で、家を出たのだそうだ。

ニュースで拉致事件のことが明るみになり、
小泉政権下で、拉致された方々が帰国された。
いてもたってもいられない彼は
家族に連絡をとったが、彼の兄は
帰ってこなくて良い、
そう言ったらしい。

片や、お姉さんはとにかく帰国するべく
親族が大きく動いており、
片や、彼はもう帰って来なくて良い、
そう言われる複雑さ。

まったく違う理由であれ、家族にとって
二人の子供が家から離れてしまったことで
さらに辛くなっているのかも知れない。

僕は、その時、一度しか会っていないけれど、
彼がその後、どうなっているのか。
また、今回の横田滋さんがお亡くなりになって
何を感じているのだろう。

コロナウィルスに伴うあらゆる問題、
それ以外にも問題になっている多くの政治的案件、
すべて、苛立つことだらけだけれど、
少しでも早く解決に近づくようにならなければ。
そんなことを思ったここ数日だった。

横田滋さん、心からご冥福をお祈りします。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F



posted by みつあき at 15:43| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月08日

愛しのミニシアター

僕が中学生や高校生の頃の映画館と言えば、
いわゆる封切りのロードショー館と、
それから半年、1年遅れて観られる名画座の
2つのパターンだった。

もちろん、まだ複数の劇場を持つシネコンなど
なかった時代で、指定席もなかった。

どの映画館にも長蛇の列が出来、
2時間並んで入って眠ってしまい、
入れ替え性じゃないから、もう一度観る、
というような時代。

それが大学に入る頃から、
岩波ホール、そして新宿に出来た
シネマスクエアとうきゅうなど
ちょこちょことミニシアター
(その頃は単館上映劇場と言っていた)
なるモノが出来てきた。

そこは、入ったら何度も観られる
というモノではなく、完全に入れ替え制
というシステムだった。
有名俳優が出ていたり、凄い予算が
かけられた大作や、アメリカ映画ではなく、
聞いたこともないような小さな国の映画や
低予算で作られた日本映画も上映されていた。

中学、高校時代はアクションやパニック映画、
有名な俳優が出ている恋愛映画を追いかけて
いたけれど、大学に入り
ちょっと背伸びをした僕にとっては
有難い場所だった。

中にはB級でチープだけれど、
その安っぽさが逆に楽しいモノや、
もちろんアート系の前衛映画もあった。

何よりも、観ている間だけ楽しい、とか
泣ける、という売りのモノではなく、
ずしんと胸に響く
想像力を膨らませる秀逸なドラマに
数多く出会うことが出来た。

そんなミニシアターが、このコロナウィルスの
影響で、大変な状態にあると言う。
劇場もそうだけれど、配給会社、
そして制作会社も同様。

うちの店自体も、なかなか大変な時に
そんなこと考えている余裕があるのか、
と言われるけれども、そういう数々の映画に
よって、僕自身は作られたと言っても
過言ではない。

僕も参加させてもらった
クラウドファンディングによって
ここ数ヶ月は生き延びることが出来たと聞くけれど、
まだまだ余談を許さない状態。

少しずつ劇場もオープンするらしいので、
配信やDVDだけでなく、また劇場通いを
しよう、そう思う今日この頃だ。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F




posted by みつあき at 17:37| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月07日

ひとりに決めるのは腹をくくること?

付き合って20年のシュンちゃんと
ヒロム君が、再オープンのお祝いで
来てくれた。

ヒロム君は、耳が不自由で、
シュンちゃんはヒロム君と
付き合い出してから覚えた手話で
僕らが話す会話を通訳してくれたりする。

思えば、僕が店を初めてすぐに
彼らは友人たちに囲まれて
レストランで結婚式を挙げた。

もちろん、いまだに日本では
同性婚や認められていないので
あくまでも友人、知人たちに
祝福してもらう、という簡素ながらも
素敵な結婚式だった。

その時、ブーケを投げられて受け取った
友人のシュンスケがなんだか泣き出したのも
懐かしい。

思えば、当時、長い間シングルだった
シュンスケも今ではすっかり彼氏と
幸せな生活を送っているから、
あの花束のお陰かなんて思うところ。

あれから何組かの結婚式に招待を受け、
お祝いに行かせてもらった。
そこに親族の方が来ている場合もあれば、
友人たちだけの場合もあるけれど、
いずれにしても幸せそうなことに
間違いはない。

シュンちゃんカップルを見て
「半分は羨ましいけれど、
半分は無理かも知れないなあ」と言うケンタ。
何故?と僕が尋ねると
「縛られちゃうのがね」とポツリ。


同性婚は、相続や同じ国で暮らす権利など
さまざまな法的な問題もありながらも、
確かに、彼らの結婚を見ていると、
この人に決める、
腹をくくる、という事なんだなと感じる。

とかく、男という動物は性に奔放で、
それが男同士のゲイ、となると
次の獲物を探す傾向も強い。

モラリティなどは置いておいて、
その性衝動のせいで、次を求める
男性が多い中で、それでも「この人だ」と
決める、という決心というのは難しい。

ゲイのシングルが意外と多い理由は
そこなのかも知れない、
ケンタの言葉を聞いて、
そんなことを思う土曜日の夜だった。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F






posted by みつあき at 15:38| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月06日

コロナから学ぶこと

東京のコロナ感染者数が少し上がり、
アラートも出されて、
見守り隊というのが
回っているということを
聞くここ数日。

テレビでは、新宿の夜の店がヤバい、と
毎日のように放映される。

そういう話を耳にすると、
せっかく再開して頑張ろうとしているのに
がっくりと来てしまう。


ワイドショーでは、たまたま取材を受けた
2丁目の一軒のゲイバーが
まるで「コロナなんて気にしていない」と
受け取れるような編集をされて放映をされ、
一部でバッシングを受けているという話を聞いた。

それに対し、そのお店は
ツイッターを通じ、
数日後の昨日、以下のような文章を載せていた。

制作サイドの脚色があったとはいえ、
神経質な話題に対して軽率な言動をしました。
感染予防をしている店舗さんがほとんどです。
あたかも夜の街「新宿二丁目」が怠っているとも取れる
誤解をさせ、同業者様やお客様に不安を煽ってしまい
申し訳ありませんでした。
活気を取り戻すことの意味を履き違えました。

私も例外ではありませんが泣く泣く休業や閉店を
余儀なくされた方、なにより現在も感染症に苦しんでいる方、
近しい人を亡くされた方、
そしてその終息を願い尽力している方たちの神経を
逆撫でするような取材に応じたことを後悔しています。
ご迷惑をお掛けしました。今後は行動を慎むことを誓います。」


人はすべてが完璧ではないし、時によっては
間違ってしまうこともある。
そういう気持ちではなかったのに、
曲解して、まったく違う形で
伝わってしまうことだってある。

しかし、本当に大切なのは、そういう事象が
起きた時に、そのあと、どう対処するかだ。

人によっては開き直る人もいるだろう。
決して自分は間違ったことをしていない、
と怒る人もいると思う。

でも、今回のこのお店の
対応は素晴らしかったと思う。

きちんと自分たちの否を認め、
反省と謝罪の文を流したワケだ。


コロナの騒ぎが始まってまだそれほど
経っていない頃、とあるお店のスタッフに
感染者が出た。
そのお店もすぐにお客さんや
周りの人に対するツイートをした、
ということもあった。

クラスターが広がったりと言われがちで、
ゲイバーに行った、と言わないだろう人も
多い中で、そのお店も勇気があり、
賢明な対処だったと思う。

店をやっている僕たちもそうだけど、
今回のコロナでイライラしたり、
苦言を言ったりするだけではなく、
学ぶことが山ほどある。
この物凄く巨大でネガティブな
スパイラルを乗り越えるためには
そういう学びなんだろう。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F
posted by みつあき at 17:34| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月05日

降って湧いたゲイの問題

昨日も多くのお客さんに来ていただき、
再開お祝いで、たくさんお酒もいただき
本当に有り難かった。

そんな中での、昨日の大きな話題は、
ここ数週間、ゲイの間で
ビッグニュース、そして問題にもなっている
ホテル乱交の話だった。

ゴールデンウィークあたりから
とあるビジネスホテルチェーンが、
一泊2500円という企画を出した。

その安さから、ネットの掲示板や
出会い系サイトを通して、
ある一部のホテルに
ゲイが集まり出したのだそうだ。

それぞれ部屋を借りて、移動し
二人、三人、そして複数、と
派手な行為が繰り広げられていると言う。

それだけではなく、そのホテルの
売りである大浴場の中でも
同様の行為が行われていて、
もちろんそこにはストレートの
お客さんなどがいて、大きく問題にする。
そりゃそうだ。

警察沙汰になっているという噂もあるし、
乱交シーンを写真で撮影して
ツイッターにあげる人がいたり、
出会い系SNSでそのホテル周辺に
いる人たちをスクリーンショットを撮り、
掲示板にアップされたりもしているらしい。

随分前に街の銭湯や、大型浴場などでも
派手なゲイの行為が問題となっていることを
ここでも書いたけれど、
こういう事が起こるたびに、
「やっぱりホモは」など
辛い言葉を投げられる。

そうも言いたくなるだろう。
しかし、そういうことをしてしまう
多数の人は、ストレートにどう言われようと
関係ない、と思う人々だろう。

暖かくなって性衝動に走りたくなるのは
理解できるし、それはゲイに限らずだろう。

この新型コロナの時期でなければ、
乱交だって、個々が納得して
安全であれば、僕は構わないと思う。

ただ、何度もここに書いているけれど、
パブリックスペースでの性交渉は
ホントに問題。
10代などであればまだしも、
(良いというワケじゃない)
多くが二十歳もとっくに過ぎている
大人たちなのだ。

人のことを考えないバカな人間は
どこにでもいる。
それはゲイもストレートも同じだ。

一番辛いのは、ゲイは、と特定されて
どこでもやりたがる、という話が
広がってしまう、ということだ。

いずれにしても、このコロナ時代になり、
多くの問題が起こり、浮き彫りになり、
それがネガティブなバッシングに
繋がらないように、心掛けないといけない
そう思う。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F



posted by みつあき at 17:15| Comment(0) | LGBT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする