2017年11月23日

危うく出禁に

少し前に、この10年間で、
僕が誇ることが出来るのは
誰ひとり、店で出入り禁止を言い渡したことがない、
そんなことをこのブログで書いた。

それが先週、あと少しで「もう来ないでほしい」
そう言おうか、と思った出来事があった。


インターネットを見て、うちに初めて来た、
という20代前半の青年。
ちょっと酔っ払っていたらしく、
一人で来るやいなや、
白ワインのボトルを一本、と頼まれた。

それを飲みながら、隣の人やらに挨拶をし、
なかなか社交的なのだと思っていたら、
そのうちに立って色々な人に声をかけ出したりした。

1時間ほど経った頃、
彼はそろそろチェックをしてくれ、
と言い、お勘定をしたのだが、
そのあとも、居心地が良かったのか、
また他のお客さんと話しながら
「もう1本、ボトルを」と言い、
その場でもう1本のボトル代金も払い、
隣の人に注いだりしながら、楽しんでいた。
そこまでは良かった。

それから少し経ち、
ぶらぶらと店内を動いていた彼が
突然、財布が入ったバッグや、携帯がないと
言い出した。

店内には7、8人お客さんがいただろうか。
みんなで探そうとしていたのだが、
血の気が上がった彼は、
突然、携帯貸してもらえる?
とそばにいたお客さんに言い、
「警察に電話をする」と言い出した。

ちゃんと探したほうがいい、
さっき支払いもしたのだから、
そんなことをみんなで言ったのだが
「警察を呼ばないと、みんなが帰ってしまう。
荷物を調べてもらわないと。」
そんなことを言っているうちに、
うちにスタッフがカウンター下の荷物置きに
彼のバッグや携帯があるのを見つけた。

彼は謝ることもなく、出て行ったのだが、
そのあと、また戻って来て、
飲みきっていなかったワインを
持って帰りたいのでくれ、と。

かなり酔っ払っている彼に
「ワインはともかく、うちの店で今まで
警察を呼ぶと騒いだ人はいないし、
とにかくうちの店にいるお客さんを
疑うようなことは絶対したくはない。
うちはそういう店だということを
きちんと覚えておいてほしい」
そう伝えると、突然彼は泣いて謝り出した。

ワインはもちろんいらない。
とにかく、きちんと謝りたい、と。

「とにかく、今日は酔っ払っているし、
一度帰ってよく考えておいで」
そう僕は言った。

翌日、彼は一番に店に来て、
前日のことは、ほとんど覚えていないけれど、
自分の財布の中に「Bridgeに行って謝ること」
というメモを見つけたと言った。

烏龍茶を飲みながら、僕の話を聞き、
改めて、謝罪をして帰った。

勢いあまって、出禁にしなくて良かった、
つくずくそう思った。




posted by みつあき at 20:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

クリスマス「Saku Saku Santaがやって来る」のお知らせ

Saku Saku Santaがやってくる!のお知らせ

来たる12月25日に、バーBridgeでは
いつものSaku Saku Mondayが
Saku Saku Santaがやって来る!と題して
作田雅弥のクリスマス・ライブ・パフォーマンスを
行なうことになりました。


Act 1 パフォーマンス 20時 オープン 20時半〜21時
Act 2  パフォーマンス  22時 オープン 22時半〜23時

23時半以降は通常営業となります。

それぞれにミュージックチャージ(テーブルチャージ込み 1500円)が
必要となります。予約制です。
これにプラス、ドリングは別料金となり、ワンドリンクは必須となります。

楽曲は、ほぼ別の曲となりますので、
両方ご覧になる方は、それぞれに予約が必要となります。

20時にご来場の方は、21時45分までということになります。
引き続き、ご覧になる方も一旦、外に出ていただきます。
また、22時の回の方は、そのままお残りになって、
お飲みになれます。

それぞれに先着22名ずつ。
11月25日 20時からとなります。
受付は garp@mvc.biglobe.ne.jpまで。

皆様の起こしをお待ちしております。
暖かいクリスマスの夜を、Bridgeでお送りください。
posted by みつあき at 20:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラファエルのこと

深夜、ラファエルが手伝ってくれることになって
もう4ヶ月ほどが経つ。

今さらながら、ラファエルについて書くのも
なんだけど、彼が友人に連れられて
店に来てくれたのがもう3年も前。

大好きなポールダンスを練習しながら、
昼間は肉体労働をしている、という
今までのスタッフにはない不思議な雰囲気を持った
日系ブラジル人として紹介された。

最初は、自由奔放で、喜怒哀楽が激しい、
といういわゆるラテン系特有の性格か、
なんて、僕は結構偏見を持っていたような気がする。

もちろん、少し意地っ張りだったり、
一見、プライドが高く見えるところもあるけれど、
ふたを開けたら、とってもスタッフ思いだったり
優しい面が次々に見えてくる。

何よりも驚いたのは、彼は
物凄く家族の絆を大切にしている、
ということだった。

体調が悪い日系人のお父さんと
日本語をほとんど話せないお母さん、
そしてついこの間まで一緒に
働いていたお兄さんと、
まだ高校生の弟。

ふと気がつくと、お母さんとは
よくポルトガル語で電話で話をしているし、
自分が果たせなかった進学をさせるために
弟の面倒もよく見ている。

毎日、昼間の仕事をしながら、
少し休みを取って、深夜に現れる
ラファエルを見て、そんな優しさが
きちんと多くのお客さんに伝わり、
少しでも楽しい夜を過ごしてもらえればいいなあ、
そんなふうに思う今日この頃だ。
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posted by みつあき at 19:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月04日

息子になってほしいと言われたら

前回のマサムネの話の続き。

あんなモテ男で、
いつもエロいことがつきまとう彼だが、
それだけトライしていることも多いと、
失敗も数々ある、と言う。

彼が仕事で香港に行った時に
バーで驚くほどのイケメンを見た。
すかさず声をかけたらとても良い反応。

英語で話すと、その語り口も
とても男っぽく、そそられる。

色々話が盛り上がり、
マサムネのホテルに来てくれる、ということに。

ほぼマサムネと同世代の彼なのだが、
部屋に入って、行為が始まるやいなや、
「俺の息子になってくれ」と言う。

どういうことか、わからなくて、
改めて聞いてみると、プレイの最中には
必ず"Daddy"と言って甘えてほしいのだと。

最初は彼の言う通りにしていたのだけれど、
なかなか思うようにいかない。
そのうち嫌になってしまって、
断らざるを得なくなったのだそうだ。


そう言えば、その昔、タレントのはるな愛が
徹子の部屋で話していたことを思い出した。
彼女はある時、自分が芸能人であることも、
トランスジェンダーだということも
知らない男性に恋をしたと言う。

いざ自分は、本当は男性である、
とカミングアウトしたら、
相手は「自分は受け入れるけれど、
愛ちゃんも僕のことは受け入れてほしい」と言われ、
その後、ずっと赤ちゃん言葉で接して来たのだと言う。

自分のことを棚にあげて、
本当に無理、と思った自分が情けなかった、そう言っていた。

人には色々な性癖がある。
お互いに受け入れあっていければいいのだけれど、
ちょっとだけ立ってしまっていると、
なかなかそうはいかないのが世の中だ。

posted by みつあき at 19:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

モテ男の再会の話

毎度来てくれるたびに、エロエロな話題を
提供してくれているマサムネ。
昨日も、平日なのにエロいイベントに行き、
その場で20年ぶりに再会した相手が
さらに「エロくなっていた」と
大喜び、大興奮して、そんな話をしてくれた。

マサムネが学生の頃、当時、上野にあった
ハッテン映画館で出会ったのが彼だった。
あまりにもいい男で、惚れ惚れしたけれど、
付き合っている相手がいる、
ということでそういう関係だけになってしまった。

そして、昨夜、あれ?とイベントでよく見ると、
どう見ても彼なのだ。
そして脱ぎ系のイベントだそうで、
身体もゴツく、ものすごくエロくなっている。

挨拶をしたら、相手も覚えていてくれ、
結局、一線を交えることに。

マサムネ自身も、40代後半とは思えない
若さとエロさだから、モテる訳だ。
毎度、いい話ばかりだね、と
店のみんなに囃し立てられると、
「いや。やっていることもいっぱいあるけれど、
しくじったこともたくさん」

彼のしくじりに関しては、
また明日以降のブログでゆっくり。
posted by みつあき at 20:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

マサヤのこと

先日、ここでも書かせてもらった
お客さんでもあり、例年、周年のゲストだった
作田雅弥君が、来週から毎週月曜日、
Bridgeで一人営業をしてくれる、
という運びとなった。

ってな訳で、彼も一応スタッフ枠、ということで
今後は敬称略で「マサヤ」と
このブログでも書かせてもらうことにさせてもらう。

マサヤは4年ほど前に、
とある音楽関係のお客さんに連れて来られた。
その時、ちょうど、6周年を迎えるにあたって
みんなで"Cups"というパフォーマンスをやると
決まっており、その歌のコーチを探していた頃だった。

たまたま彼の履歴を聞いてみると、
誰もが知っている著名な歌手の作詞作曲などを
手がけていて、本人もシンガーだということ。

そして翌週にお店に
遊びに一人で来てくれた時に、
周年で歌う楽曲のハモリかたなどを
教えてもらえないかと
頼んだことからの付き合いとなった。


それから、マサヤはお客さんとして来てくれるだけでなく、
翌年の7周年には彼自身のライブをやり、
8周年から、今年にかけても
ほぼスタッフのように周年を盛り上げてくれた。


そして、今年の10周年が終わって数週間経った時に、
マサヤ自身から「もし良ければ、
お店のために何か役にたちたいんですが」と
声をかけてくれた。

それは僕としても願ってもないことでもあったし、
どうせやるのなら、彼の好きな音楽に
満ち溢れた日を作ってほしい、そう思い、
結果的に、月曜日をマサヤの日とし、
彼のライブ"Saku Saku Sunday"ならぬ
"Saku Saku Monday"と名打って
やってもらう、ということにした。

今後がどういう展開になるのかは、
僕自身にもわからないけれど、
新たなBridgeを、お客さんたちにお見せできるのは
楽しみでもある。

マサヤともども、10年目のBridgeを
よろしくお願いします。

posted by みつあき at 20:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

一夜から始まる

昨日の遅い時間に来てもらったのが、
数年ぶりという40代中盤のヨシイエさんと、
シドニーに長く住んでいるという50近いショウゴさん。

来ていただいた時は、
結構お客さんがいらっしゃっていて、
ほぼ話もできなかった。
ただ、結構、声も大きかったので、
ちらりちらりと聞こえたのが、
ちょっとしたエロトークや、
共通の友人だかの話での盛り上がり。

どれくらい長い友人なんだろうか、
そう思って、変えられる直前に聞いてみると
これが何と、昨日、他店でたまたま
横に座ったお客さん同士だったと。

共通の友人が偶然いることがわかったけれど、
それだけではなく、何だか話しているうちに
意気投合したとのこと。

年齢も7年くらいは違う、というこの二人、
あまりにも盛り上がって、年末には
シドニーを訪問する、というヨシイエさん。

もちろん、二人はお互いにタイプで
惹かれあっている、ということもまったくないようで、
この年代からの熱い友情、というのが
このように1日で結ばれるということもあるのだと
ゲイならでは、という光景を久しぶりに見せてもらった。

posted by みつあき at 02:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月28日

兄と弟

この前のガタガタだった衆院選から、
ちょっと前に来てくれた地方都市に住む
30代のユキヤ君のことを思い出した。

彼のお兄さんは、その地方の県議員。
それもゴリゴリの保守で、どちらかと言うと
リベラルな考えかたのユキヤ君とは
政治的な見解が違って、20代の頃から
よくぶつかった。

二人の子供と奥さんを愛し、
人望も厚い兄は、とにかく家族を守る、
国を守る、というのが口ぐせ。

好き嫌いもはっきりしていて、
結構、差別的な発言も飛びだし、
そのたびにユキヤ君はくらいついたのだと言う。

近くに住んでいた外国人が
少し横柄な態度をとった時に
「だから、外国人は」という話になり、
それを攻めたユキヤ君に
「何故、そんなに弱腰なんだ。
だから、お前には彼女もできないし、
結婚も出来ないんだ。」と怒鳴ったと言う。


ユキヤ君は、その瞬間に思い余って
「俺はゲイだ。男が好きだ。
兄貴がこの世の中で、もっとも嫌いなタイプの
変態なんだ。」と叫んだらしい。

その瞬間、ユキヤ君のお兄さんは凍りつき、
いきなり押し黙ったのだそうだ。

おもむろに冷蔵庫から缶ビールを2つ持って来た。

お兄さんは、ユキヤ君に
「昔からわかっていた。
なのに、当てつけのように言ってしまって
悪かった。」そう言ったのだそうだ。

ゲイだとバレていたのもショックだったけれど、
それよりも何よりも、あんな兄が
自分に頭を下げたことが忘れられない、
ユキヤ君はそう言った。
家族にゲイがいることなんて、
絶対に受け入れることはしないタイプだったからだ。

それから何年か経ち、兄は相変わらず
議員として頑張っているけれど、
それでも「お前に彼氏ができたら、万歳してやるよ。」
と笑ってくれたりする。
「なんだかんだ言って、家族だもんな。」

考え方や生き方がまったく違っても、
受け入れ合える、ということこそ
大切なのだ、ユキヤ君の話は
僕にそういうことを教えてくれた。

posted by みつあき at 20:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

告白から得た告白

テレビ局のADをやっている38歳のサブロウちゃんは、
以前からとっても親しくしてもらっていた
有名俳優とここ一年ほど、
よく飲みに行くようになった。

同世代ということもあってか、
とても気安く接してくれていて、
たまに自分の立場さえ忘れてしまうほど。

「俺が売れてるからとか、
まったく気にしないで、
友人として付き合おうよ」と
数ヶ月前に言ってくれてから、
距離が縮まった。

彼には一般人女性の彼女がいて、
いつもノロケ話を聞かせれ
「サブロウも、さっさと彼女作って
俺に紹介してくれよ」なんて、
いつも言ってくる。

先々週、彼と飲みに行った時、
サブロウちゃんは、意を決して
「自分はゲイなんだよ。」
とカミングアウトしてしまったようだ。

今まで、絶対に誰にも言ったことがなかったのに、
よりにもよって、こんな著名人に
告白するとは。

彼のことがタイプだったから?と
僕が尋ねると、
「いやいや。そういうふうに見たことはないです。
でも、何故か、彼にはわかってもらいたかった。」
サブロウちゃんはそう言う。

んで、その彼から「実は僕も」なんて、
展開になったの?などと
僕も下世話な方向に話を持っていく。

「いや。さすがにそれはないし、
むしろかなりぽどろいたようでした。」

ただ、実は彼がまだ二十歳そこそこの
俳優養成所にいた頃、
とあるテレビ局のプロデューサーから誘われ、
俺といい関係になったら、
仕事を決めてあげると言われ、
一度だけそういうことをしてしまった、
と告白された。

つい最近、アメリカの名プロデューサー
ハーヴェイ・ワインスタインの
多くの女性問題がとりだたされるたびに、
その時のことを思い出すと言う。

「仕事は決まったけれど、それは
特に大きな仕事に決まらず、
自分がここまでなったのは、
その後、入ったプロダクションから
なんどもオーディション会場に通ったからだ」

もちろん、ゲイやレズビアンの友人も多く、
まったく偏見もないけれど、
自分にとってはちょっと痛い思い出のようだ。

こういう話は昔から噂話のように
聞いてはきたけれど、なるほど本当に
あったりするのだなあ、と改めて知り、
ストレートもゲイも自身の性衝動で
ねじ込めたりする人がいると再確認できた次第。


posted by みつあき at 03:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

脱ぎたい人たち

数日前来てくれたキョウスケは、
ガタイが大きく、六尺ほか、下着フェチだ。

そんな彼がその日、脱ぎ好きの友人たちと
エロいイベント(とは言っても、さほど
エッチなモノでもないらしい)が開催されたとのこと。

10人ほどの脱ぎ好きの中で、
キョウスケは、特に「脱ぎたがり」
「見せたがり」の、「いわゆる変態なんですよ」と言う。

人前で裸になる、ということは
もちろん普通の行為ではない。
でも、恥ずかしいけれど、自分だけ、
こんな格好になって、という部分で
気持ちが上がっていく。

だから、今回のようなイベントでみんなが
脱いでいる、というのは楽しいけれど、
自分が最もワクワクすることではないらしい。

キョウスケがワクワク、ドキドキするのは
たとえば、ジムでシャワーを浴びる前に
全裸でトイレに行くと、
まだ来たばかり、もしくはこれから
帰ろうとしている人がコートまで着ていたりしながら
隣で用を足したりしている状態とのことだ。

また、ゲイバーなどでも、「いい身体ですね。
脱がせてみたい」と言われることも、もちろん嬉しいが
もう少し強めに強引に言われると
さらにアガるのだそうだ。

思えば、こういうタイプの人は
ゲイの中でもそれほど珍しくはないようで、
過去、僕も何度かこういう人の話を聞いたことがある。

ある意味、M体質の人もいるだろうし、
それは色々なのだろう。

「ただし」とキョウスケは付け加える。
もちろん、そういう要望を言う人は
いい男でなくとも、まったく大丈夫なのだけれど、
それ以上を求められるのは、また別。

別に誰かとエッチをしたくて、という気分ではなく、
単純にエロ心をくすぐられるゲーム感覚なのだそうだ。
なるほど。奥が深い(笑)
posted by みつあき at 20:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする