2019年06月09日

女性恐怖症

今まで何度か来てくれている
サクラダ君 43歳は
うちの店が女性が入ってもいい、
ということを
昨日初めて知ったと言う。

「ホントに申し訳ないですけど、
僕、女性がいるだけで絶対無理なんです。」
そう言う。

子供の頃から、サクラダ君いわく
「病的なまでに」女性が苦手だった。

匂いや肉体的なことも含めて、
声、雰囲気、考え方(これは
彼の勝手な解釈だろうけれど)、
そのすべて女性的なことが嫌なのだと言う。

高校もわざわざ自分の能力よりも
ちょっと落ちる男子校を受けた。
大学はそういうワケにはいかなかったけれど、
極力、女子とは距離をとった。

今まで女性の友人などいたこともないし、
仕事もわざわざ女性社員がいない仕事を
選んだのだそうだ。

IMG_9211.jpg

サクラダ君は、子供の頃、両親が
事故で亡くなり、そのあと独り身の
叔父さんに育てられたということもあったし、
実は幼少の頃、お母さんに
DVを受けていたことが原因なんだと思うそうだ。

いずれにしても、そういうトラウマが自分が
ゲイになった原因なんだろうと思うようだ。
差別だとか、蔑視とか言われようが、
自分の中の女性への嫌悪感、不快感、
ある意味、恐怖症とも言えるこの感覚は
一生、治まることはないのだと言い切る。


これを聞いて、
子供の頃から、人やモノに対して
嫌悪感を持ったり、腹をたてたりすることを
逆にいけないことだとされていた僕自身は、
「不快感を持つ」「それを表現する」ことを
抑えたり、という癖が付いてしまっている。

サクラダ君と、僕とがどちらが楽で、
どちらが正しいか、
なんて誰も答えられないと思うし、
いずれにしてもバランスが
取れていないのかも知れない。

人間、というのは本当に厄介で
複雑な生き物なのだ。

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2019年06月08日

害鳥との戦い!

うちの店には比較的広いテラスがあるのは
とても有り難いけれど、
ここに昼間、カラスや鳩がやってくる。

オープンから1年ほどは、
店の前の階段部分や、テラスの脇に
鉢植えの花を並べていたことがあったけれど、
次から次へとカラスにいたずらされて
泣く泣くやめてしまった。

そしてここ近年は、鳩である。
カフェをやっている日曜日は、店内が
電気が付いており、なおかつ人がいるせいか、
やってきても、すぐに離れるらしい。

IMG_9206.jpg

しかし、平日。
店が閉まっている日中、向かい側に住む人に
聞くと、ものすごい勢いで
大量の鳩が群がっているというのだ。
まだ明るいうちに、店に来ると
テラスのベンチに糞が結構すごく、
それをゴシゴシと取るのが大変。

久しぶりに雨が降った昨日、
ベンチだけではなく、屋根にたまった
糞を大掃除する。

カラスや鳩は、ここは、と良い場所を
見つけると、そこを基地にして
どんどん集まってくると言う。

一昨年くらい前に鳩対策で
ヘビのおもちゃを置いたこともあったけれど、
そんなもん、なんのこっちゃという感じ。

かと言って、見晴らしの良いテラスを
鳩のためだけに、ネットを張るのは
やっぱりどうかと思う。

今のところ、マメに掃除をしながら、
色々売っている鳩対策グッズを思案中だ。

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2019年06月07日

ある家族のロングストーリー その2

昨日書いたタクミ君とその彼の
親へのカミングアウト。

お父さんを怒らせてしまって、
二人で関西に帰って来たその半年後、
母親から連絡があり、
なんと両親は離婚することになったと言う。

タクミ君のことがきっかけではあったが、
母親は、ことあるごとに頑固な父親には
頭を抱えていて、
もうこの人には付いていけないのだ、
そう思ったのだそうだ。

IMG_9203 2.jpeg

タクミ君の父親は、離婚届には判は
押さなかったようだが、
お母さんは家を出たらしい。

タクミ君は強く罪の意識を感じたが、
母親は何ヶ月かに一度、
二人が住むマンションに
遊びに来たり、その後、
タクミ君の彼の両親と共に
5人で食事をしたりすることにも
なるようになったと言う。

母親は、まったく父とは
連絡を取らなかったが、
タクミ君は、まれに父親に
連絡をしたそうだ。

基本的には憮然としながらも、お父さんは
タクミ君の仕事を気にしたり、
間接的に母親のことを
気遣ってくれたりしていたようだ。

そんなタクミ君の父親が体調を壊し、
倒れたと聞いたのが、去年の夏、
父の妹である叔母さんからの
電話だったのだそうだ。

お母さんと共に、病室に行くと
お父さんはずいぶん
気弱になっていたのか
「本当に二人が来てくれて、嬉しい」と
心から喜んだと言う。

そして、タクミ君にも
「ずっとお前のことがわかってやれなくて
申し訳なかった。」
そう謝ってくれたのだそうだ。
お母さんとお父さんが一緒にいるのは
6年ぶりだったと言う。

「もう一度、戻ってきてくれないか」
お父さんは母親にそう頼んだ。
お母さんは「ちょっと考えさせて」
そう言いながら、結局実家から
父親の下着や食べ物を病院に
持っていく日々が続いているようだ。

お父さんは少しずつ良くなっている中で
タクミ君は彼氏と二人で
見舞いに二度ほど行った。
そこにはお母さんもいて、
お父さんはタクミ君の彼氏に
長い間の無理解の詫びを伝えたらしい。

病院でタクミ君とその彼氏は
二人で号泣したのだそうだ。


思えば、僕の場合も同様だったなあ。
そして彼が理解したのも、
(それは父親のではなかったけれど)
僕が入院した病院だったことを思い出した。

必ずしも、すべての人が変わる訳ではないし、
変わるべきでもないけれど、
とても良い話だなあ、そう思った。

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2019年06月06日

ある家族のロングストーリー その1

昨夜、初めて来てくれた
関西に住む38歳のタクミ君。

彼からは、彼のパートナーと
彼自身の家族との驚くような話を聞かせてくれて、
出来るだけ、しっかりと書かせてもらいたく、
少し長くはなってしまうけれど、
今回は、今日、明日の二回に分けようと思う。


タクミ君には、10年ほど前から
付き合っている彼がいる。
彼が出張に行った地方都市の
とあるゲイバーで出会ったのだそうだ。

二人は同い年で、最初の2年は
新幹線で1時間ほど、という
遠距離(中距離?)で付き合いを始めた。

8年前に、彼のほうが転勤願いを出し、
晴れて関西で一緒に住むことになった。
そして、二人で話し合って、
地方に住むお互いの親に
カミングアウトしようと決めたのだそうだ。

その翌年の正月。
相手の家に二人で行き、
その彼が自分がゲイであること、
そして二人の関係を伝えると、
両親は「お前のことは高校生の頃から
わかっていた」と言い、
「世間の風当たりなども大変だろう。
でも、応援はする。
その代わり、二人で頑張って
永く付き合っていきなさい」と
素敵な言葉を贈ってくれたのだそうだ。


問題はタクミ君のほうだった。
元々、頑固で職人肌の父親は
たぶん受け入れてはくれないだろう、
そう思い、なかなか言い出せなかった。

そして、少し遅れてその年の
ゴールデンウィークに
二人で、タクミ家に出向いて行った。
案の定お父さんがキレてしまった。

「お前をそんなふうに育てたつもりはない。
絶対に許さない。むしろ、早く結婚しろ」
と彼の前で怒鳴ったのだそうだ。

そんな父親の姿を見て、
タクミ君のお母さんは
「あなた、私たちが両親の反対を
押し切って結婚したことを忘れたの?
あれだけ辛い思いをしたのに、
この子まで同じような思いをさせるの?」
とタクミ君たちの味方をしてくれたが、
父親の態度は変わらなかった。
「とにかく、今日は二人で出てってくれ」と
父親に言われ、タクミ君たちは関西に帰ったようだ。

それが、7年ほど前の出来事だったらしい。

この続きは、また明日。

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2019年06月05日

ドラマ「ヴェルサーチ暗殺(アメリカン・クライム・ストーリー)」

1年近く前に放映されていたのにもかかわらず、
未見だった、それこそゲイだらけの実話ドラマ
「ヴェルサーチ暗殺」全9話を観終えた。

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ミュージカルTVドラマ「Glee」で
注目を集めたプロデューサーで監督の
ライアン・マーフィ。
ゲイだと公言している彼は次々と手がける
ドラマがゲイ役が出ていたり、
また仮にそういう役がなくても、
ゲイ・テイストたっぷりだったりする。

その中でも、実在した大女優
ジョーン・クロフォードと
ベティ・デイヴィスの確執を描いた「
フュード」は女優の戦い、という
最もゲイが興奮する題材だった(笑)


そんなマーフィが制作したTVシリーズ
「アメリカン・クライム・ストーリー」。

その第一弾は、あの妻殺しの罪に問われた
フットボール選手O.J.シンプソンについての
ドラマでこれは一昨年、観ていた。
ほぼゲイは絡まない一作だったけれど、
名誉にしがみつこうとする男のドラマとしては
今回の「ヴェルサーチ」に通じるモノもある。

ヴェルサーチは言わずと知れたゲイ。
彼の役をエドガー・ラミレスが
そっくりに演じている。

その恋人役は、年取ってグッと
魅力が増したリッキー・マーティン。

また、ヴェルサーチの姉として
存在感を表しているのが、ペネロペ・クルス
元トム・クルーズの恋人
と言ったほうがわかる人にはわかるかも。

そして、このドラマの主役
ヴェルサーチを暗殺するアンドリュー・クナナン、
彼を演じるのが、Gleeでもウォブラーズという
グループリーダーでゲイの男子高校生として
ブレイクしたダレン・クリスだ。
アンドリューは、ヴェルサーチを殺す前にも
因縁の仲だったりする相手4人の男たちを
次々と殺害する。

億万長者に憧れて、ウリ専をしながら
ヴェルサーチに近づいていく彼。
フィリピン系で金に汚い父親からの
トラウマ故なのだろうか。

そうそう。ダレン・クリスは、ストレートだ。
にも関わらず、僕もブロードウェイで観た
「ヘドウィグ&ザ・アングリーインチ」でも
クネクネしたゲイ姿を見せてくれていた。

インタビューで、
今回の「ヴェルサーチ」を最後に
「ゲイの役はゲイがやるべきかもしれない」と
ゲイ役を終わりにする、と公言したみたいだ。

クナナンと関わるゲイの若い軍人が、
ホモだと嘲笑される
軍人を助けることによって
彼自身がゲイであることを問われるシーンがある。
このシークエンスも含めて、
多くを考えさせられるドラマともなっている。


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2019年06月04日

オススメ映画「氷上の王、ジョン・カリー」

それまでは、なかなか日の目を
見ることがなかったアイススケートを
メジャースポーツに押し上げ、
さらに芸術の域まで昇華させた
伝説のゲイの英国人スケーター、
J.カリーのドキュメンタリー
「氷上の王、ジョン・カリー」が
公開されている。

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前にここに書いた
「マックイーン:モードの反逆児」は
今年のベストとも言えるゲイのデザイナーの
ドキュメンタリーだった。
そして、この映画も同様、
天才アーティストを描いた傑作。

まさか今ほどのフィギュア・ブームが
作られるとは思わなかった1970年代、
彼は自分の表現方法で
新たな世界を作り上げたカリー。

幼少の頃、バレエに魅せられ、
その道に入ろうとしていたところを彼は
父親から女性的だと止められたらしい。
その後、フィギュアに出会い、
スポーツだということで許される。

厳しい練習に加えて、彼の華やかで
挑発的なテクニックは大きく評価され、
インブルックでの冬季五輪で金メダルをゲット。

自分に正直である彼は、インタビューで
オフレコであることを条件にカミングアウト。
しかし、この全文が心ない記者によって
全世界へと報道されてしまう。

結果的に、自分が同性愛者であることを恥じたり、
否定することはなかったようだけれど、
カミングアウトを賞賛する声と共に、
嘲笑やバッシングも受ける。
そりゃ、40年も前だから、今とは
考えられない世の中だったと思う。

それでも、カリーは自分自身のテクニックを
厳しく追及していくけれど、
87年にエイズと診断されて、
新たな試練と向き合う。

マックイーンも、カリーも
フレディ・マーキュリーや、
ロック・ハドソン同様
エイズと闘うことになったアーティストだった。

映画には、今まで表に出ていなかった
彼のパフォーマンスが多く入っているし、
また、彼が残念にも気持ちを乗せることが
出来なかった、という日本公演での
スケーティングも観ることが出来る。

以下は予告編だ。


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2019年06月03日

「エモい」という言葉から学こと

先週、年下のコに心が揺れる恋愛話を
このブログで書いたけれど、
そんな話をお客さんと話していたら、
25歳のセイイチが「僕の場合、
最近あったエモいことは・・・」と言う。

「エモい??それなんだ?」と尋ねると
元々は音楽などが心地良いとか、
アガる、とかという意味で
"Emotional"から来ていたけれど、
今はもう少し感傷的、感情的な意味で
使われたりするらしい。

30代後半のモトヤにも聞くと
ここ数年、よく使っているようだ。

IMG_9197.jpeg

そんなこんなで、調べてみると
僕らも普通に使う(笑)という表現のことを
今では「草生える」
(wwwwというのが草が生えているように
見えるから、らしい)と言っていたり、
ツイッターとかでよく見る「それな」
というのが、「うんうん、
そうだね、確かにね」という深い共感を
表わす言葉だったり、と
まったく知らなかったことに気がつく。

正直、日本語の乱れ、とよく言われたり、
どうせ、流行ったり廃れたりするのと言われる。

僕の学生時代も「池袋」を「ブクロ」
「六本木」を「ポンギ」
「吉祥寺」を「ジョージ」と
マスコミ業界では言っていたけれど
僕は使いたくなかったし、
「ら抜き言葉」も出来るだけ
気をつけようと思っていたりする。

とは言え、意外にこの言語の変化というのは
興味深かったりもする。

105歳で亡くなった
僕が尊敬する聖路加医院の日野原さんは、
「若者が使う言葉は、素直に耳を傾け、
自分も使えるようにしたい、
言葉は生き物で、どんどん変化するモノだ」
そう言っていた。

加えて、辞書などを編集し、
言語学者でもある金田一春彦氏も
「言葉は変化して当然。
そうやって今現在の言葉がある」
とおっしゃっている。

なるほど。
使う、使わないはともかく、
存在を受け入れていく、というのは必要。

PCやネットやスマホを絶対使わない、
というのも、ひとつの生き方だけれど、
それを受け入れないと
社会が見えてこない、ということにもなる。

新しいことへの嫌悪感、恐怖心を
持つことなく、いかに柔軟に取り入れていくか。
それは僕にとっては、大切な選択肢だと気がつく。

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2019年06月02日

ヘイトについて

昨夜、ネットで調べて来てくれたのが
韓国からのスンウ君、35歳。
彼は日本には仕事やプライベートも兼ねて
8回ほど来ていると言う。

本当に日本が好きで、特に安室や
平井堅はすべてアルバムを持っている
というほどのファンらしい。

また、日本の映画も結構色々観ていて
最近では「万引き家族」「シン・ゴジラ」
宮崎アニメはほとんど観ているらしい。

スンウ君、日本語を少しだけ勉強したけれど、
何となく話していることは理解できても
自分から流暢には話せない。

街で片言の日本語で道を聞いたり、
英語でモノを尋ねたりすると
多くの日本人は優しく
やり取りをしてくれる。

そんな中、昨日、うちの店の
前に行ったゲイバーで、
一人の男性が「俺、韓国人、すごく苦手。
出来るだけ、関わりたくない」
とマスターに話しているのを
耳にして、ちょっと悲しくなったと言う。

話していた彼が、スンウ君自身が
韓国人だとわかって
言ったワケではないだろう。
それもスンウ君はわかっている。

そして、もちろん、そういう経験は
初めてではないけれど、
差別を受けることも多いゲイの人から
そういう言葉を聞くことが
ショックだったらしい。

差別やヘイト、というのは
ゲイだから、マイノリティだから
絶対しない、ということはない、そう思う。

ゲイの中にもホモフォビアがたくさんいるし
(ゲイだけど自分も含めてゲイ嫌い)、
中には自分は差別されたくないけれど、
嫌いなモノは嫌い、と言っている人も
結構いるのだろう。

スンウ君は言う。
「僕の周りにはいないけれど、
もちろん韓国にも日本人嫌い、苦手
という人はいっぱいいると思います。
でも、各々の国の政策などは
受け入れられないけれど、
その国の人たちを嫌う、というのは
僕にはあまり理解できないです。」

僕もまったくその通りだと思った。

IMG_9196.jpeg

うちの店には諸外国から色々な人が
来てくれたりするし、コミュニケーションが
うまく取れないことだって稀にある。

それでも、それぞれの思いやりや
優しさで、色々な気持ちを
伝えあったり出来るものだ。

人の好き嫌いを、他人が
どうこう言うことじゃないし、
誰も制止することなど出来ない。

ただ、ちょっとばかりの愛情と
人へのリスペクトの念があれば、
もう少し変わるんじゃないかと思ったりする。

スンウ君の話を聞いたことで
世の中から少しでも嫌悪感や
ヘイトがなくなることを
さらに強く願う気持ちになった。

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2019年06月01日

揺れる心

ガチムチの43歳のアキオは、先週、
アプリで知り合ったというマッチョな35歳を
店に連れて来てくれた。

僕はアプリのことなどはよくわからないけれど、
人気がある人のポイントは高くなる、という
システムがあるらしく、
その彼は非常に高いポイントだったらしい。

まさか、こんな彼とデート出来るなんて。
アキオは舞い上がったらしく、
結局、その翌日、その35歳君のうちに
行って、良い関係になったのだそうだ。

盛り上がった肩や突き出たお尻。
そしてキュートなルックス。
もう、アキオのど真ん中だった。
これほどの奴が俺とガッツリ
セックスしてくれるなんて。。。

それは良かったね、と僕が言うと
「それがそうでもないんです」
と言う。

何故かと尋ねると、別れる時に
次の約束をしなかったので、
会う気があるのか、いつ連絡すればいいいか
なんて、色々考えてしまうらしい。

え?恋に落ちたっていうこと??
なんだ、全然、問題ないじゃない、
そう僕が言うと

「いや。いちいちそういう事を
考えている自分が嫌なんです。
セフレでも良いから、長く
こういう関係を続けたいだけ。」

自分のほうが8歳も年上なのに、
どっしり出来ていないということに苛立ち、
楽しくてワクワクすれば良いはずなのに
そうはいかないのだそうだ。

これは完璧に恋心だと僕は思うし、
誰しも恋の始まり、
切なさなんてそういうモノだ。

年齢など関係なく、自分のありのままで
いられれば良いんじゃないかなあ。

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今、じわじわと大ヒットしている
日本映画の「愛がなんだ」は、
主人公は女の子だけど
激しく恋に揺れる話で、なかなか興味深かった。

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2019年05月31日

同じ会社で付き合う二人

つい数日前に、旧スタッフの一人の
なかなか素敵なノロケ話しを書いたばかりだけど、
昨日も旧スタッフ(今回は
ソウタにしておこうか。笑)と
2年半前から付き合っている彼氏と
二人で来てくれた。

二人はもう何度か来てくれているけれど、
いつも週末で、ベランダで飲んでいることが
多かったせいか、その彼とはほとんど
話したことがなかった。


ソウタは、昔からマイペースで
爺転がしとか言われていたけれど、
まさか一人の男とこういう形で
付き合うようになるとは思わなかった。

それもソウタが働いている会社に
彼氏が入社する、という形になるとは。

当初ソウタが入っていた寮に、
彼氏も入り、そこでは二人のゲイ疑惑も
まことしやかに囁かれたと言う。
それから1年半。
去年、彼らは寮を出て、二人で
一軒家を探し、暮らし出した。

たぶん会社の人はそれなりに
気づいてはいるけれど、
特に突っ込まれない、というのが
時代なのかも知れない。
いいことだ。

ダイビングや山登りが好きだという彼の
影響もあって、ほぼそういう事に
興味がなかったソウタも
月に一度や二度は、二人で山に登る。

images.jpeg

この前はどこに行った、
これからどこに行く、と
2年半付き合ったとは思えないほど、
二人は色々なことについて語り、
笑い合う。

「ずっと一人だった」そう言っていた
ソウタが、こんなふうになるなんて。
ついつい親みたいな気持ちに
なっている自分がちょっと可笑しかった。

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