2019年10月10日

"The Sound of Gaysic" (しつこくて申し訳ない)メイキング その3

昨日までメイキングを書きながら、
果たしてブログの読者(特に
うちのスタッフをよく知らない人たち)にとって
面白いのか、どうか。
ただ、自分の備忘録メモとして
残させてもらいたい。

さて、まずは、宣伝用ポスター制作を考えた。
今回は「サウンド・オブ・ミュージック」
オリジナルポスターを元に作りたい、という思いで
1年目からずっとお願いしていたJIROさんに代わり、
スタッフのデザイナー、ハチに頼むことに。
で、オークションで、このオリジナルポスターを
落とす、ということに。これまた大変だった。

そして出来上がったのが、これだった。

51yaF6APBOL.jpg  → flyer_190903.jpg


さて、ここ数年、周年のダンスだが、
みんなをまとめていく係を
スタッフのヨウイチロウに任せていた。
ただ、彼も仕事が急激に忙しくなってしまい、
今回は、日頃、ダンスを頑張っているユウタが
振り付け、練習を担当してくれることに。

812PPKOHs+L._SS500_.jpg

今回のダンス
「ひとりぼっちの羊飼い〜Wing it Up"」は
そのスタイリッシュに踊る
メインダンサーをヨウイチロウ、ユウタが、
そしてエロく脱ぐバックダンサーがキョウシロウ、ケンイチ、
そしてタク、の5人ということにしていた。

ただ、前回書いたように、タクが外れるので、
ここでタクの代わりにユージが入る事になる。

IMG_1048.jpeg

同時に、衣装をどういうふうにするか。
そもそもスタイリストをしているBちゃんが
ありモノは揃えてくれようとし、
マリアと子供たちが着るカーテン生地の
衣装、そして最後の僕とエスムラルダが着る
スパンコール地の尼僧の衣装は特注に。
これは、「天使にラブソング」くらい
ゴージャスにしないか、と。

1(13)-1000x1300.jpg
von_trapp.jpg
Sister-jumbo.jpg

そこで、うちの店に来てくれていた
服装関連の学校に行っているまだ若いお客さんに
手伝ってもらうことになる。

しかし、軽く考えていたら生地やデザイン、縫製が
ものすごくお金がかかることに。
それもスパンコールがここまでするとは、まったく想像していなかった。


そんな中で、8月になり、それぞれの練習が始まる。
と共に、美術や小道具のプランもBちゃんと
打ち合わせを始める。
決まった事から、構成を書いた香盤表を作り、
みんなに配っていく。

そして、それぞれと連絡をとりながら
自主練習が始まる。
みんなが共にやらなければならないのが
「ドレミの歌」と「すべての山に登れ」だ。

「ドレミ〜」は、エスムラルダとのライブ版、
そしてロケ版の振り付けを、できるだけオリジナルに
忠実に出来るように、店内でやることに。

IMG_1050.jpeg

「すべての山に登れ」は、全員で合唱。
ボーカルコーチは、何度も周年で頼んできた
プロのMさんにお願いする。

そして兼ねてから、ロケの撮影を
どうするという問題。
前の周年用映画制作の時は
僕がカメラもやったけれど、
今回は出演するので、無理。

当初、10周年のラ・ラ・ランド風ワンカット撮影を
してくれたお客さんに頼んだところ、
仕事の関係で無理だと、
そこから何人か当たってうまくスケジュールが
合わない。

やっと辿り着いたのが、僕の前の仕事のスタッフ。
ただ、今はかなり大物になっていたので、
アシスタントでも紹介してくれと頼むと
御大自ら、それも二人の監督が
撮影班として来てくれる、ということになる。

しかし、ここでロケにはユウタが
参加出来ないといことが判明。

結局、タクとユウタの分、
トラップ二人組のハチ、タクヤに
子供たちの役まで入ってもらうということになる。

ドレミのタクの部分をすべてタクヤに、
そして店内ライブをユウタに、
撮影部分をハチに、という分担となる。

お客さんに誰がどの役か、ということが
紛らわしいかと思いつつも、
パフォーマンスがいかに
楽しく見えること、ということこそ先決だと決意する。

そして、8月最終日の土曜日。
カーテン生地の衣装も揃った。

IMG_1012.jpegIMG_1011.jpeg

僕は金曜日の仕事を朝までこなし、
午前9時に葛西駅でみんなと待ち合わせ。

あまりにも広い公園。
はとバスならぬ、シャトルバスの時間
(それもお客さんが少ない時間)に合わせ、
すべてのロケ場所を回る。

shuttle_2.jpgimage.php.jpeg1526689046.jpg
3191_41.jpgsougou-recreation-park1.jpgIMG_0938.jpeg

カメラをやる監督二人が車も出してくれて、
行きつ、戻りつ、最終的に当日、
店をオープンする時間まで
葛西と辰巳ですべてを撮り終える。

それは来ていただき、パーティで
観ていただいたので、全貌はわかってもらえたはず。

あそこがもう少しこうだったら、などと多少の
後悔の念もありながら、
基本的な部分では、かなり満足する出来だった。

辰巳 自転車.jpg

ここで、また衣装担当の学生君が、
スケジュール的なところで、尼僧の衣装は
ちょっと無理かも、と言い出し、
予算編成も含めて、また暗礁に・・・

その時あとひと月あるとは言え、
また人探しに奔走。

もう少し続く・・・・

長くてすみません

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F





posted by みつあき at 17:21| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月09日

"The Sound of Gaysic" (しつこくて申し訳ない)メイキング その2

しつこくも周年のメイキングの続きだが、
それぞれの楽曲についての細かな
パフォーマンスを誰に、
どう演じてもらうか、考えた。

圧倒的に大変なのは、子供たちの役が
7人確実に必要ということだ。

うちのスタッフは現在僕を除いて
11人いるが、シマは仕事が忙しく、
ケンもちょうど新しい職場に変わるということで
二人は出られないということになる。

あとの9人のうちの7人が子供たち。
そして年長組のタクヤとハチが
二人でトラップを、とする。

そんな間に、ネットなどから
「ドレミの歌」を撮影するロケ地を探すことにする。

当初は、自転車のシーンは
僕が住む近くの湾岸、
馬車のシーンをはとバスの2階で
歌舞伎座の前を通りながら歌おう、だとか、
両脇の銅像のシーンは早稲田の大隈講堂で、
植物園のアーチは小石川で、
噴水は日比谷公園、
銅像の頭を叩くのは哲学堂のたぬき、
大階段は絵画館前、というふうに決めていった。

しかし、どこもとても離れていて、
何日かかるか、わからない。

なおかつ、はとバスに初めて乗って、
ロケハンをしてみると、ずっとバスガイドが
付いているのと、客席がまとまって
取れるか、どうか。
とにかく、観光客次第なのだ。

そして、とにかくスタッフのスケジュールが
どうしても合わない。
その調整は当然ながら、僕が全部
しなければならないのだ。

結局、色々考え、改めてネットで色々な
ところを検索し、葛西にある
総合レクリエーション広場、というところで
ほぼ全部、撮れるのではないか、
ということになり、
そこからロケハンを3日間、自転車で回った。

Unknown-2.jpeg

これが本当に真夏の暑い日で、
もうクタクタだったが、
結局、ここで撮影が出来ると決定。

そんな中、スタッフのタクから、
急に仕事が忙しくなり、
出演が難しくなったと連絡が入る。

まだまだ、続く・・・

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F



posted by みつあき at 19:53| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月08日

"The Sound of Gaysic" (しつこくて申し訳ない)メイキング その1

ほぼ、足掛け4ヶ月の準備をかけて作った
12周年の「サウンド・オブ・ゲイシック」


そもそも、お客さんで来てくれている
ミュージカル好きでスタイリストのBちゃんが
「光明さんが大好きな
『サウンド・オブ・ミュージック』をやりましょう!」
そんな言葉から始まった今回の12周年。

ちょっと長文になってしまうけれど、
来てもらえた人たちへのお礼のためも含め、
何日か続けてアップさせてもらうことにする。


まず、主人公、映画でジュリー・アンドリュースが
やったマリアは、どう考えても
いつもゲスト出演してくれている
エスムラルダだろうと思っていたけど
Bちゃんいわく、「いやいや、あなたでしょう」と。

最初はトラップ大佐をやるつもり満々だったんだけど
そか。やっぱり、店主はマリアかと。。。

女装するとか、女性の役をする、というのは
自分の中にまったくなく、
一昨年作った映画「明日、またBridgeで」の中では
いわゆる世の中でいうところの「ゲイバーのママ」を
演じたけれど、映像の中でそれも一瞬。

ゲイバーの周年=普段はしないマスターの女装、とか
ゲイ=女性的、のようなことが
基本的にしたくない、と思っていた自分。

男が男を好き、という中に、女性的なことは
決して含まれない、含みたくない!
そう思っていた自分の中に
結局、多様性を受け入れる、というポリシーに
反しているんじゃないか、という気持ちが
湧いてきた。

まあ、つべこべ言わずに、女装しろ、
女を演じてみろよ、という自分自身の声。

そこから一気にマリアへと気持ちが向かい出す。

ただし、エスムラルダに尼僧長をやらせてしまう、というのは
あまりにも彼の役がなさ過ぎ。

というワケで、マリアを僕とエスムラルダが
ダブルキャスト(とは言え、交代に演じるのではなく、
シーン、シーンで演じる)ということに決める。

***********************************************

さて、あと、何の曲をピックアップしてやるか。
どういう編成にするか、だった。

最も有名どころの「ドレミの歌」は絶対。
もちろん、オープニングの「サウンド・オブ・ミュージック」だって
欠かせない。

images-1.jpeg

CMでもおなじみの「私のお気に入り」

Unknown.jpeg

小学校の教科書にも載っている「エーデルワイス」は
すんなりと決まる。

maxresdefault.jpg

あとは、見せる!というところから
スタッフにやってもらいたい「ひとりぼっちの羊飼い」

1.jpg

そしたラストはやっぱり映画と共に
「すべての山に登れ」だろう、と。

本当なら、ここに「さよなら、ごきげんよう」を
是非とも入れたかったけれど、
それじゃ多すぎるので泣く泣く断念。

ここから肉付けが始まった。

オープニングの「サウンド・オブ・ミュージック」は
テラスに山のセットを作り、その前で僕がマリアをやる。

Sound_of_Music_-_Maria_on_the_hill.jpg

次に店内で、エスムラルダのマリアが
観客を巻き込みながら「私のお気入り」を
ゲイの替え歌で。

それに引き続き、テラスで「ひとりぼっちの羊飼い」を
スタッフのダンスチームに、これはBちゃんのアイデアで
グウェン・ステファニーのラップバージョン。

そのあと、「ドレミの歌」を映画と同じように
街で撮影をして、映像として流す。

と、ここまで考えながら、
それでは最初に「ドレミ」の草原シーンを
どうするか。
本当はドローンを使って撮ろうか、と。
ただ、ドローン撮影がなかなか大変だということ。
あと場所。

それでは、ドレミの山の部分はテラスでライブをやって、
残りの街のシーンを映像にしようか、と。

となると、「ひとりぼっち」に出演したスタッフが
着替える時間がない。

そこでお願いしたのが、うちの元スタッフのマサトに
チェロ演奏でを頼むということになる。
ここで「もうすぐ17歳」が加わる。

Sound-of-Music-You-Are-16-Going-on-17.png

ただ、それだけでは着替えが間に合わず、「何かいいこと」も
加えることに。

Unknown-1.jpeg

結局8曲だ。

テラスと映像の「ドレミ」を挟んで
店内でトラップ大佐の「エーデルワイス」を
スタッフのハチとタクヤに。
何故?トラップが二人?とかいうのは
この時点ではまだ考えていなかった。

そして、最後の大団円「すべての山に登れ」は
店内に残ったハチ、タクヤに加えて
残りが全員尼僧の格好で出てきて歌う、
という演出にする。

hqdefault.jpg

修道院に戻るマリアと尼僧長のエスムラルダ。
そして残りはすべて尼僧。

せっかく尼僧の格好をするのだから、と
マリアよりもさらにケバい女装をするべき、
ということで、僕自身は最初のシーンが終わってから
最後の出番までさらにゴージャスなメイクをすることに決定。

ただし、そうなると、僕は最初のシーンに出演して、
それ以降、まったく流れを観ることが出来ずに
メイクをし続けるということになる。
と言うか、周年の多くの時間、お客さんへの
対応が出来ず、メイクをし続ける、ということに。

これはとっても悩むことだったし、
いまだに周年パーティとして、良かったのだろうか、と。
お客様への感謝の言葉がきちんと伝えられなかったこと。
これは万が一、来年以降やることになった時への
課題として残そうと。
(本当にきちんとご挨拶できなかった多くの
お客さん、申し訳ございませんでした。)

そしてその流れで、「ドレミ」の
ライブシーンは、僕がメイクしなければいけないため、
エスムラルダのマリアへ。
そして「ドレミ」撮影シーンは僕がマリアに、
という構成が決まった。

つづく

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F


posted by みつあき at 15:21| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月07日

12周年パーティが終わった

12周年パーティが終わりました。
来ていただいた多くのお客様、
本当にありがとうございました。
たくさんの声援と、笑顔、
心から、感謝感激しております。

2177DDD8-D9F7-4972-B69D-454E8921705B.jpg

****************

構想を練り、準備を始めて3ヶ月。
最初はまだまだ余裕なんて思っていたが、
日が近づいてくると、焦ることばかり。

多くの問題も抱えながらも
乗り越えたところに見えてきたのは
達成感と言うよりも、安堵。

キャストを演じたスタッフたち、
そしていつも世話になっている
ドラッグのエスムラルダ、
そして、僕たちを支えてくれた多くのプロたちにも、
今となっては、感謝しかない。

今まで、周年の中で披露してきた歌や
ダンス、そして映像、それをすべて
大結集して作り上げようと試みた
「サウンド・オブ・ゲイシック」。

僕やエスムラルダが歌詞を忘れたり、
音が飛んだり、ライトや衣装を着るのが
間に合わなかったり
というトラブルは、特に初日、
例年のように起こったが、
最終日の最後の回は
それなりに満足してもらえるような
出来になったかと思っている。

何百件とある新宿2丁目の中で、
観光バーは別にして、ショウをやるゲイバーも
よく耳にするし、何軒か素晴らしいモノを
観させてもらった。

それに少しでも近づき、
新宿2丁目の中でも、突出するような
何かを作りたい、そういう思いから
生まれたパフォーマンスだった。

まだまだ周年ロスが続きながらも、
次は何をやろうかな、なんて考える
親父がまだここにいる(笑)

今後とも、末長くよろしくお願いします。

明日からは、ちょっとメイキングを
書かせてもらおう。

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F


posted by みつあき at 19:38| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月03日

サウンド・オブ・ミュージック愛が強過ぎて

さあ!!
いよいよ、明日である。
長々と仕込んできた、12周年だ。

思えば、今回企画から相談の
乗ってくれたBちゃんが、
「マスターが一番好きなモノ」を
何らかの形で見せればいいんじゃない?

そういう言葉から、そか
「サウンド・オブ・ミュージック」か、と
思ったのが、6月くらいだったか。

この映画を超えるほどの名作、秀作は数あるし、
この映画が、映画史上のベストテンなどに
入らなかったりもする。

ただ、子供の頃の僕の胸を鷲掴みにしたのは確かで、
これがきっかけで、映画自体を好きになり、
舞台ミュージカルにも魅了されるようになった。
そういう意味では、何千本と観た映画の中で
これ1本、というのはこの映画に尽きるのだ。

ゲイのみならず、ミュージカル好きな人が
「最も愛する映画」とも言われるけれど、
もちろん映画は映画。
好きな人がいるように、嫌いな人も当然いる。

昨日店に来てくれた年上の
ミュージカルやオペラ好きの
サクムラさんは「僕はこれほど
退屈する映画はなかったし、
とにかく子供が出てくる映画がダメなので
苦手なんだよね」

スタッフの中では、観たことがない、
というのも何人もいたし、
30歳前後だと、生まれる四半世紀も前の映画だから
仕方がないし、今の時代に初めて
観るとどうだろうかとも思う。

なんてことをグチャグチャと考えながら、
自分のこの映画への愛を、きちんと
伝えるためにも、良い周年にしなければ、
そう思う。
この映画が好きな人も、嫌いな人も
まったく興味ない人も、
笑ったり、泣いたり(それはないか。笑)
出来るように、頑張ります。
お楽しみに。。。。

ちなみに、明日、明後日、ブログは
お休みさせてもらいます。

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 12:48| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月02日

エスムラルダのこと

何だか、毎日、ブログを書けば
周年パーティのことばっかりで我ながら
早く他のことを書きたいけれど、
まあ、残り2日なので、お許しいただきたい。

さて、今日はうちの周年をずっと
支えてくれているドラッグクイーンの
エスムラルダのお話。

彼とは、僕が店をやる前からの知り合いで、
よく映画や舞台の話をしていた。

もちろん、彼のパフォーマンスは
素晴らしく、20年以上前に最初に観た時は
そのホラー女装と言われた表現力には
笑いを超えた凄さがあった。

うちのオープンから、店もよく覗いてくれて、
1周年パーティも多くのゲストと共に参加、
それからは、ほぼ毎年、あらゆる形で
パフォーマンスをお客さんと共に見させてもらっている。

彼や、他のドラッグクイーンがメインで
その合間に、我々スタッフがひとつ、ふたつ
パフォーマンスをやるようになったのが
3周年あたりから。

ただ、10周年と今回は、ガッツリ
うちのスタッフとエスムラルダとのコラボレーション
(なんて、大御所には失礼な話だが)
という形でお送りすることになった。

ともあれ、僕が彼を尊敬するのは、
映画や舞台など、ちょっとこれは、と思うものも
決して毒吐いたり、けなしたりしない。

常にクリエイティブな人たちを
リスペクトする、という彼の姿勢は
本当に見習いたい、そう思わせてくれる。

そんな彼が、去年年末から二人の
ドラッグクイーンと共にユニット「八方不美人」を
結成、それは大ブレイク中だ。

うちの周年初日には、その八方不美人が
同じ2丁目のアイソトープ
ラウンジでパフォーマンスをし、
うちの店とアイソを行きつ戻りつ、という
ステージになりそうだ。

それも、その直前まで、金沢でCM撮影という
ピンクレディーなみのハードスケジュール。

そんなハードな中でも打ち合わせや練習、
そしてメールのやり取りなど、
マメにきちんとしてくれるんだから、
ホントに頭が下がる。

さあ、そんなエスムとのコラボ、
残すところあと2日だ。

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F



posted by みつあき at 17:35| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月30日

12周年パーティ リハーサル

一昨日は、いよいよ今週末に迫った
12周年パーティの一度限りのリハーサルだった。

この3ヶ月間、構想を練ることから始まり、
このリハーサルにたどり着くまで
色々大変だった。

しかし、一度だけの合わせで、
まだ間に合っていないこともあれば、
スタッフスケジュールなど
問題もまだまだ山積み。

今回、いつものカウンター内パフォーマンス、
ベランダでの屋外パフォーマンス、
それに加えて短いけれど、映像撮影もあった。

暑い中での何日ものロケハンから、
衣装担当の変更、カメラマンの変更、
発注した小道具や、機材、衣装なども
不具合や合わないモノが出来、
どんどん返品や変更も入る。

最も頭を悩ませるのが、ずっと練習してきた
スタッフが仕事の都合で、
一部出られないということに。
そして一昨日、急遽、スタッフの中で
代役を決め、そこからダンスの練習など。

まあ、昔いた会社の現場でも
こういうトラブルもしょっちゅうだったので、
これはこんなモノ、と思うしかない。

スタッフたちが昼間の仕事が忙しく、
アシスタントもいない中で、
お客さんのBちゃんには企画から
衣装、撮影、美術まで本当にお世話になりっぱなしだ。



とにかく、あと4日。
みなさんが楽しめる素敵なショウに
なるべく、頑張ります。

IMG_1047.jpg名称未設定.jpgIMG_1048.jpgIMG_1117.JPGS__248766467.jpg

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 19:23| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月29日

ゲイたちの読書会

月に一度、読書会をしている、という
グループに所属する3人が
定例の会合の帰りに寄ってくれた。
3人は、20代、30代、40代で
まったくオタクな雰囲気がなく
モテ筋イケメンだったりするから
僕もいかに偏見を持っているのかと
ちょっと反省。

そもそも、僕自身、読書会なるモノとかには
まったく参加したことはないから
勝手なイメージを持っていたのだ。

思えば、今、まさに上映されている
「ガーンジー島の読書会の秘密」や
過去「ジェイン・オースティンの読書会」など
映画でも何度か描かれているように、
欧米ではずいぶん昔から
行われているそうだ。

彼らの話を聞くと、毎月一冊の本を決め、
10人から15人が集って、
その本について、自由にディスカッションを
するらしい。

本のテーマは、フィクション、ノンフィクション問わず、
ライトノベルから、かなり経済書、
漫画などもあると言う。

今まで、ゲイ小説などを扱うことはなかったけれど、
各々の感想が、結構ゲイ目線だったするのが
とても面白い、そう言っていた。

また、全員で30人ほどいるメンバー
(20代から40代らしい)の中で、
3人それぞれが気になる人がいると言う。

それを誰それ、と言うことなく
それぞれが胸のうちに留めている、
というのが、読書会所属している人たちらしい。

思えば、読書会ならぬ、映画会というのは
あまり聞いたことはない。
youtubeなどを見てみると、アメリカでは
映画を観たあとに、
ディスカッションする、という光景は
よくあるようだ。

その昔、ストレートの映画好きな知り合いたちと
7、8人で映画を観たあと、
飲んだことがあったけれど、
ディスカッションと言うよりは、
否定と肯定にわかれ、とは言え、
双方の意見に遠慮しながらも、
とりとめのない話で
終わってしまった。

その時思ったのは、自分も含め、
日本人と言うのは、ユーモアを交えて
語ったり、人の意見に耳を傾け、
自分の意見をしっかりと伝える、
ということが苦手な民族なのだなあということだった。

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F



posted by みつあき at 15:37| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月28日

二人だけの同窓会

昨日から今日にかけての0時くらいに、
突然僕の携帯のLINEに
「行ってもいい?」と
高校時代の同級生
タマガワから連絡があった。

「もちろんだよ」と答えながらも、
ちょっとドギマギした。
島根県松江にあった高校の中で
東京に住む数少ない同級生だが、
一度同窓会的なモノがあった
17年ほど前に会った以来だ。

彼がどうして、僕が店をやっていることを
知っているのか、そしてゲイだということは
きちんと理解しているのか。

2丁目は初めてで、迷いながら来た、
というタマガワは僕と同様、
すっかりおっさんにはなっていたものの、
Foo FightersのTシャツなんかを来て
まあ、若作りしていた。

0時は過ぎて満員の店内。
お客さんに手伝ってもらいながらも、
二人でゆっくりと昔話や、今の話に
花が咲く。

寮生活をしていた僕と、
松江市内から学校に通っているタマガワとは
環境がとても違っていた。

圧倒的に寮生が多い中、
アウェイだったタマガワだったが、
当時、僕が知らないジャズ喫茶や、
フォークのライブハウスに
連れて行ってくれたりした。

インターネットや携帯はもちろん、
ビデオもヘッドフォンステレオも
便利なモノはほとんどなかった時代。

友人たちとの連絡方法は、公衆電話か
会った時だけ。あとは手紙(笑)。
本とレコードと雑音がたくさん入るラジオ、
そして高視聴率を争っていたテレビ、
という時代だ。

便利ではない分、楽しかったけれど、
数十年の時間を乗り越えさせてくれたのは
ネットやスマホだから、本当に有難い。

何よりも、自分がゲイであることも
まだまだ受け入れられずに、
増してカミングアウトなんて、
想像もしていなかった時代だ。

映画館がひとつしかない町。
そこから東京に出るのが、
どれだけ楽しみだったか。

大学になって、ほぼ会わなくなったけれど、
その間、僕やタマガワは、他の同級生とは
ちょっと違って、東京の多くの映画館や
ライブハウスに通っていたということ、
まさに同じような学生生活を
送っていたことは昨夜わかった。

「俺は昔からまったく
ゲイの人たちに偏見もなかった。
だから、ネットでお前を観た時に
そうなんだ、と思っただけで
むしろ早く会いたい、そう思った。」
タマガワはそう言った。

僕が店を持ったことで、
ゲイのお客さんだけではなく、
こうして、学生時代の友人や
前の仕事仲間と再会できることが出来る。
そんな幸福を改めて噛みしめられた一夜だった。

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 16:23| Comment(0) | 友情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月27日

父親の秘密

一昨日から2日間に渡り、
「テイルズ・オブ・ザ・シティ」の話を
書いたばかりだけれど、
昨日来てくれたケンジ君の話は
まさか、あのテレビドラマの中で
描かれているようなサプライズ話だった。

39歳のケンジ君のお母さんが、
今年の初めに60歳という若さで
亡くなったそうだ。

残されたお父さんは65歳。
つい先日、お父さんと二人で
飲むことがあったらしいが、
その時にケンジ君は
「本当なら、嫁をとって、
お父さんを楽にさせてあげたら良いのだけれど、
僕はゲイなので、無理なんだ」と
カミングアウトした。

そうすると、お父さんは急に号泣し出し、
「実は自分も話さなければならない。」
そう言い出した。

なんとお父さんは、今の世の中で言うところの
トランスジェンダーだったのだと思う、と言う。
若い頃から、綺麗な女性になりたい、
いや、この男の姿は偽物だ、
ずっとそう思って生きてきたそうだ。

ケンジ君は、自分がゲイであることを
受け入れてくれた父親を
受け入れることのハードルの高さを
強く感じ、なんと自分勝手なのだ、と
自己嫌悪になったと言う。

お父さんは、トランスでも、
M to F レズビアン、つまり
女として女性を愛することが出来るそうだったから、
お母さんともうまく行ったのだそうだ。

お父さんは50代の時に、とある女装バーに行き、
初めて女装をした。
そこで、初めて自分が自分らしくあった、と。

もちろん、お母さんはお父さんの
本当の姿を知らずに亡くなった。
それは良かったのだと思っている、
お父さんはそう言った。

自分の若い頃は、完璧に
障害者だと思い、隠し続けて生きてきたが
今の世の中は変わり、良い時代になった、
お父さんはそう言った。

これからどう生きていくか、
まだ、わからない、そう言うお父さんに
ケンジ君は「好きに生きていきなよ。
俺も応援する。」

本当に色々な人生がある。

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F









posted by みつあき at 19:35| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする