2017年06月23日

旅から戻って・・・




大変、長いあいだ、店を留守にし、ブログも更新できず

(あちらからちょっと頑張ろうと思ったけれど、無理だった)、

大変失礼しました。

まだ成田から自宅に向かうバスですが、今晩(24日、金曜日)から

きちんと店に出ますので、よろしくお願いします。

早速ですが、旅日記を、少しずつアップするようにします。


***********************************


年に二度ほど、一人旅をするようになって、7年ほどになる。

最初は10日ほどだった夏の旅行も、お客さんやスタッフから、

どんどん長くなると言われ、「そんなことない」と

否定しながらも、はっと気がつけば、確かに。


言い訳がましく言うと、今回どうしても行きたくて、

発売日に取ったベット・ミドラー主演の「ハロー、ドーリー!」が

622日しか取れなかったこと、

それからずいぶん経って発表されたグレン・クローズ主演の

「サンセット大通り」の千秋楽が528日と、大きく時間が開いてしまった。

結果的に、「サンセット〜」は、閉幕が伸びたものの、変更するワケには行かず。

結局、「サンセット〜」の前日に着いて、

「ハロー・ドーリー!」の翌日に帰国するとなると、なんと25日間。

スタッフから「ひと月!?」と言われて

「いや、3週間ちょっと」と苦し紛れの言い方をしながら、旅立つことに。



そんなワケで、お客さんやスタッフに迷惑をかけながらも、

今回は長い旅になることを踏まえ、一度行きたかったメキシコ、

そして行くなら今、と言われているキューバのハバナに足を伸ばすことにした。


いつもは、NYやロンドンの観劇記に終わってしまう旅行ブログだけれど、

それはちょっと先伸ばしにして、今回はメキシコ、

キューバ紀行(ってほどでもないんだけど)から。


写真はたくさん撮影しながらも、ここにアップするのは重いため、

興味があったら、インスタグラムで見ていただきたい。

以下のアカウントで。

misuaki_kis 



NYのゲイの友人(ボーイフレンドがメキシコ人だ)が、

是非ともメキシコに行くのなら、プエルト・バヤルタ

(日本では、バジャルタという表記もあるようだが、

現地の人はバヤルタと言っていたようなので、とりあえず)に、

と言っていて、まずは3泊4日をそこで過ごすことを決定した。


プエルト・バヤルタは、海が美しいリゾート地ながら、

カンクンなどよりももう少し質素で、物価も安いと言われている。

確かに、安い。ビールは100円くらいだし、

軽く食事をするには500円もあれば十分に足りる。

どんなモノも日本の1/3くらいだと思ってもらえれば良い。


ひとつだけ驚いたのは、アルコール類は、

夜の10時から朝の9時までどこでも売ることが出来ない。

もちろん観光地なので、バーやレストランでは、

4時くらいまで飲める場所はある。

もちろん、一杯、300円くらいだからこれまた安い。

飲食店やショップなどはそれなりに充実しているけれど、

特にこれ、と言った観光名所などは(たぶん)ない。

そのぶん、街全体がまるで美術館のように美しいデザインで彩られている。

少なくとも、僕が宿泊した最南端に近い場所は、そうだった。


ホテル自体も、フリーダ・カーロや、いわゆるメキシコ絵画、

彫刻などを細かくあしらった感じ。

特に、デザイナーズ・ホテルっていうワケじゃないんだろうけれど、

どうせやるなら、ここまでやらなければ、という

アーティスト精神が色々なところに現れているのかもしれない。


路上、壁、また建造物、それぞれがメキシコらしい、

多彩な色を使った装飾が続く。パチパチとあれも、

これも、と写真を撮っていると、きりがないほど美しい。

ただ、到着した時は気がつかなかったものの、

帰る時、空港近くの街を見るとそれほどでもなかったから、

やはり海岸沿いの場所がそう造られているのだろう。


到着した当日、街を歩きながら、海辺に出ると、

ギターをつまびきながら歌う老人とパーカッションをする中年男性がいた。

スペイン語の懐かしいような素敵な歌をどんどん演奏する。

あまりに素敵で僕が「クルクク・パロマ」(映画『ブエノス・アイレス』や

『ムーン・ライト』で使われていた)をリクエストすると、

喜んで歌ってくれ、お礼にビールをご馳走させてもらった。

このあと、僕のためだけに何曲も、何曲も歌ってくれて、

本当に初日から至福の時間を味わうことが出来た。


このあと行ったメキシコ・シティは、犯罪も多く、

決して油断してはならない、と聞いていたが、

ここプエルト・バヤルタは、まったくそういう気配はなく、

人々は親切で穏やかだったで、会う人、会う人が素敵だった。


観光名所はないものの、スキューバ・ダイビング、パラグライダーや、

水上スキーなど、海辺のリゾートだけあって、

マリンスポーツの選択肢は多かったようだ。


そう。僕はその中で乗馬を楽しむことにした。ほぼ3時間ほど、

山の中、川の中(まで、馬を歩かせる)を楽しみながら、

ビールや軽食も含めて約4000円。

山に伸びる見た事のないほど大きな植物、そして南国の花。

川遊びをしている子供たち。そういう光景を見なが、

時には大きく駆け出す馬にちょっとだけビビりながらも、

一緒にずっと付き添ってくれていたカウボーイのホアン(45歳)のおかげで

とても楽しい時間を過ごすことができた。

ずっと二人でいたホアンは、本当に素敵な人で、

カタコトの英語で色々説明してくれたり、僕の写真を撮ってくれたりした。

彼は45年間、一度もこのプエルト・バヤルダを出たことがない。

メキシコ・シティまで飛行機で1時間半くらいだけど、

そこさえもなかなか経済的なこともあって行けない。

でも、こののんびりした暮らしが自分には合っていて、

一生ここから出なくて幸せだ、そんな事を言っていた。

旅ばかりしている自分のことを色々考えながら、

しっかりと地に足をつけているホアンがとっても素敵に見えた。


さて、何故友人がこの場所を強く進めたかと言うと、

欧米からの多くのゲイの人たちが集まる、

いわゆるゲイ・リゾートとしても有名だということだった。

僕はやっていないけれど、多くの観光客は

グラインダーなどSNSを通じて、出会ったりしている人もいたようだし、

ゲイ・カップルが新婚旅行気分で来ている人も何組も見た。

   

確かにゲイバーも多いし、何軒かのホテルではゴーゴーダンサーや、

メンズ・ストリップ、ドラッグのショウもあった。

ストリップは、今のNYではもう観ることが出来ない全裸になるまでのショウ。

ちょっと際どいけれど、みんな明るくてかっこいい。

チップも、30円くらいから100円くらいのモノで、

とても楽しませてもらえるし、ダンサーの人数も多かった。


そうそう。僕が泊まったホテルで、すごくイケメンのマッサージ師の

リカルドというコがいて、彼のオイル・マッサージは本当に素晴らしかった。

1時間で2000円くらい。これだけゲイがいるんだから、

ちょっとエロい感じに?なんて期待したけれど、さすがにまったくそうはならなかった(笑)


3年ほど前に行ったアメリカのプロヴィンス・タウンも

有名なゲイ・リゾートだったけれど、

まったく違う意味で、本当に素敵な海の街だった。

いつか、日本にもこんな素敵なゲイ・リゾートが出来るだろうか。

この海の街をぼんやり見ながら、そんなふうに思った。

posted by みつあき at 15:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月20日

自分の中の女性性

先日のコマーシャルの続き。
撮影は、おもにこのCMを企画した
テレビ曲の女性社員の方からインタビューを受ける、
というモノだったが
その質問で「何歳くらいから、自分がゲイとして
意識されたのですか?」と尋ねられた。

ゲイとして、というのがかなり微妙で、
性的にはものすごく男を意識をしていたけれど、
男性を好きだ、という気持ちを持ったのは
ずいぶんあとになってからだった。

テレビや映画などからの擦り込みで
男は女を好きになるものだ、
そう思っていたから、
中学校でも、高校でも好きになるのは
女性で、性的に刺激されるのは男だった。

だから高校時代、好きな女のコがいながら、
寮では何人もの先輩や同級生と
あんなこと、そんなこと(と言っても大したことはしてない)
やったりしていた。

ただ、よくよく考えてみれば、
性的や恋愛、ということは置いておいて、
幼少時代、僕の中にとても女性的なモノはあったことは確かだ。


子供時代にディズニーの「眠れる森の美女」を
見ながら、王子からキスを受けるオーロラ姫に
ドキドキしていたし、
学校じゃ、女みたいだ、と
はやしたてられたりした。

自分では何故なのか、わからなかったけれど、
とにかく恥ずかしがり屋で、
どこかクネクネしたりしていたんだろう。

「女みたいだ」という
子供心に罪のない言葉を投げられるのが嫌で
それを何とかしないと、と
「男っぽく変わらなければ」と
頑張ろうと思ったのが、15、6の時だった。

人の目を考え、自分の女性的な部分を気にしながら
男っぽく、そして身体を作り上げていくタイプと、
何が悪いんだ、と自分は自分らしく、と
女性っぽさも含めて、開き直ることが出来るタイプがいる。

僕はまさに前者のほうだった。
だから、先日アカデミー賞をとった
「ムーンライト」の主人公の変貌ぶりは
ものすごくよく理解できた。

もう10代から20代にかけて、
必死に作った「男っぽさ」は、
自分の中の何が女性的だったのかさえ、
わからなくなるほど、僕の中に宿ったけれど、
ひょっとしたら、長い時間、
大きな着ぐるみを着続けているのかもしれない。

ゲイの中で、「身体が良くて、ゲイにもてはやされるGOGOや
マッチョな男の多くはウケで、
ドラッグクイーンや、オネエ言葉をバンバンと発するタイプは
タチが多い」という言葉はよく聞く。

人目ばかりを気にし、外見だけを男らしくするほうが
内面はずっと女性的であり、
堂々としているほうが男性的だったりするのかもしれない。

この歳になって、自分のアイデンティティのようなモノを
改めて気が付き、客観的に分析できるようになったのは
とても良かった気がする。
posted by みつあき at 06:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月17日

CMの撮影で気がついたこと

先週の土曜日、
店がオープンする前に、
店でCMの撮影があった。

名古屋の東海テレビが、
昨今の性の多様性を考える、という企画から
LGBTに焦点をあてて、
一人1分ほどのCMを作るので
参加してもらえないか、
という話をいただいたのだ。

内容に関しては、店をやっている、
ということではなく、
僕がゲイであることをいかに気が付き、
受け入れていったか、という
いささか自分史のようなモノを話すことになった。
そのごくごく一部分を、1分くらいに
まとめるということだった。

ああして、改めて話をすると、
結婚ギリギリの部分で、
僕を突き放してくれた元彼女の存在は
大きかったと改めて気が付く。

彼女は付き合って5年目に
僕からカミングアウトされ
(僕もその時まで、自分がゲイであるかどうかは
よくわかっていなかった)、
それでも共に、治そう(今思えばなんと愚かな考え)と
いう話から、その後、4年付き合いは続いた。

しかし、最後の数年はめちゃくちゃだった。
「治す」どころか、その後、出会った男たちには
「いつか彼女と結婚する」と言いながら、
関係を持ちつつ、当然のように
彼女にはそのことは言えないでいた。


28歳の時、結婚を考えようと言った僕に
「やめましょう」と言ってくれたのは彼女だった。
一度ゲイだと言いながら、ぐずぐずと
どっちつかずにいた僕に、
「貴方は貴方の道を歩いて」とは言わなかったものの、
そういう選択をチョイスさせてくれたのだ。

あの時に、彼女が止めてくれなければ、今の自分はいない。
結婚していて、子供もいたのかも知れない。
ただし、確実に彼女には辛い思いを
させていただろう。

多くの既婚者ゲイの人たちが、自分自身の秘密は
墓場まで持っていくのとは違い、
僕の場合は伝えてしまっていたから。

その後、結婚した彼女は、僕がガンを患った時に
再会をし、それから新たな付き合いが始まった。

数年前にやはりガンで旦那さんを亡くし、
息子を育て上げ、今は生まれ故郷で一人で
学習塾の講師として仕事をしている。

東京に来ると、店に立ち寄ってくれて
「お互いに幸せになって、本当に良かった」
彼女はそう笑う。

最も多感な時期からの10年近く付き合い、
こうやって、受け入れてくれる人はなかなかいない。

そう思うと、僕のゲイ人生は
彼女が背中を押してくれたことから始まったのだ。


posted by みつあき at 17:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月12日

着エロとモロ出し、どっちが好きか

今日はちょっと18禁のエロい話。


先日、ビデオマニアのオンダ君が
「エロビを観ていて、すぐ脱いでしまうと
がっくりしてしまう。
何故、着衣のままで、股間のモッコリとか
筋肉の盛り上がりとかを見せてくれないのかって。」
と言うと、隣にいたジョウが
「え?もうずっと洋服とかを着ているなんて
まどろっこしくて、イライラさせられる。
早く見せろよって思うよ」そう言っていた。

オンダ君にしてみると、
ズボンのチャックの間や
空いた穴からちろっと亀頭が見え隠れするのがいいし、
身体もTシャツやタンクトップをゆっくり脱がしながら
首にかけたりしているのが良い、と。
ある意味、挿入シーンに関しては、
どうでも良いと言えば良いのだそうだ。

片や、ジョウは、挿入する部分がとっても大切。
亀頭でケツの穴近くをまさぐり、
入れた時の受けの顔の表情や声にアガル、と。

僕も圧倒的にオンダ君派(笑)なんだけど、
ホント、人はそれぞれフェティッシュな部分が違う。

着衣が好きか、全裸が好きかどうかだけでなく、
その攻め方、受けっぷり、
そして長いキスがあるか、どうか、
着ているモノが汚れているか、
どういう場所でやっているか、など
いかに想像力を膨らませ、
ファンタジーの世界にどっぷり
入らせてくれるか、というのが
エロの極意なんだろう。

もちろん、顔や身体がそれぞれのタイプでないと
まったくダメだという人もいれば、
シチュエーションさえハマっていれば、
どんな人でも問題ない、
という人もいる。

そして、こういうことを求めるのは
あくまでもビデオの世界だけで、
実生活では結構普通のセックスになる、と
いう人も多いようだ。

頭の中で広がるフェティシズムは
決して人には言えない個人個人の
密かな愉しみなのかもしれない。

posted by みつあき at 19:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月11日

素敵な収集家

僕よりもひと周り近く上のサイジョウさんは
もう何十年も前からの友人でもあり、
店がオープンしてからもずっと
来ていただいているお客さんだ。

音楽や映画、芸術全般を愛し、
自らも音楽活動で生計をたてている尊敬すべき
アーティストでもあるのだが、
彼のレコード、CD、そしてビデオ類の
コレクションが凄い。
それだけではなく、男をモチーフにした
フィギュアのコレクションまでかなり揃っている。

うちにお邪魔すると、そのコレクションの並べかたなど
本当に圧倒されるのだ。

ジャズ、クラシック、特にオペラに関しては
世の中の出ている音源、
映像はすべて網羅しているのではないか、
というほどだし、映画もゲイに関しているモノは
ほぼ揃えているのではないだろうか。

サイジョウさんが凄いのは、市販されているモノは
基本的には購買されるようだし、
仮にテレビ放映のみ、の場合は
ブルーレイ(それも高画質)で録画し、
完璧なまでの手作りでパッケージも仕上げる。

たとえば、それを借りたいと思うと、
丁寧にパッケージ付きでダビングを
して渡してくれたりするのだ。

僕もそれこそ、パッケージこそ作らないももの、
ダビングをしては、音楽モノなど
チャプターを切ったり、
ちょっと編集をしたりすることもあった。
でも、最近はそんな事をしているだけで、
映画一本、十分に観られる時間だと気が付き、
ほとんど無駄な作業をすることはなくなった。

そう心に決めてから、僕の場合は
完璧に収集癖はなくなった。
観られればいい、聴くことが出来ればいい、
そう思うようになった。

手元にキラキラとした宝物のように存在する、
そういう完璧な形が好き。
サイジョウさんはそう言う。
そのためには「結局、持っているだけで
観ることが出来なかった」ということになっても
それは決して本末転倒ではないそうだ。

なるほど。
そういう意味では、サイジョウさんは、
マスター・オブ・コレクターと
言わんばかりの素晴らしい収集家なのだ。

posted by みつあき at 20:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

中南米への憧れ

ゴールデン・ウィーク中は
多くの海外からのお客さんがいらっしゃった。

特にラファエルが手伝ってくれた日は、
ブラジルから彼を訪ねて来てくれた。

うちには中南米の国からのお客さんは
結構多く、よく来てもらえる中にもアルゼンチン、
エルサルバドル、ペルーからの人がいるし、
エクアドルやグァテマラ、ジャマイカからのお客さんも
来てくれたことがあった。

基本的に、人を見る時に「どこの国の人は」とか
「どこの地域の人は」というふうに言うことほど
乱暴なことはないなあ、そう思う。

きちんとしている、とか謙虚とか、
イエスノーがわかりにくい、と言われる日本人だけど、
そうじゃない人もいる。

ラテン系の人も、陽気で底抜けに明るく、
喜怒哀楽もわかり易いと言われがちで
もちろんそういう人は多い気がするけれど、
物静かで、とても落ち着いた人だっている。

人なつっこい人もいるけれど、
人見知りをする人だっている。

とは言え、生まれた場所が、地球の裏側だから
かなり違う部分は多いのだろう。

そんな彼らと接したりしているうちに、
中南米への思いはとても強くなった。

いつも初夏に行くニューヨーク旅行に加えて、
今回は思い立って、メキシコからキューバへと
足を伸ばすことにした。

本当はラファエルが育ち、今、スタッフのレオンが
行っているブラジルに行きたかったのだけれど、
それはまたの機会にすることに。

あと数ヶ月で、僕もとんでもない大台へと。
歳なんて関係ない、と思ってはいたものの、
この年齢になると、
あとどれくらいブロードウェイの新作を観られるか、
というだけではなく、見知らぬどんな国を訪ね、
どんな道を歩き、どんな人たちと会えるんだろうか、
そう思う。

元気でいられるこのうちに、
出来る限りのことをやらなければ。
そんな思いがむくむくと湧いてくる。

スタッフやお客さんには、また少し長いあいだ、
迷惑をかけてしまうけれど、
見知らぬ中南米の土地を考えると
ワクワク、ドキドキしてしまうのだ。
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posted by みつあき at 18:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月05日

趣味は何ですか?

僕は初めて店に来てくれるお客さんに
最初に聞くのは、うちをどうやって知ったのか、
行くとしたら、他のゲイバーはどういうお店か、
どのあたりに住んでいるのか、
それに加えて、趣味は何ですか?と
聞いたりする。

このあたりを尋ねると、何となく
その人が見えてくるし、
僕との共通項を探したり、
話のきっかけをつかんだりできる。

そんなワケで趣味の話。

多くの人はスポーツや音楽をやっていたり、
またはそれらの観戦、鑑賞などが加わったり、
読書、映画、演劇を観る人も多い。

家庭菜園が好きな人、
ペット好きな人、
旅行好きな人、
あらゆるモノの収集癖がある人も多い。
人によっては、それがオーディオ製品だったり、
アニメDVDだったり、
パンツやスポーツウェアだったりもする。
というか、それぞれがゲイならでは、
というのがちょっと笑える。

そして、この前来てくれたツツイ君は、
「趣味ってお酒飲むことくらいなんですよ。
あとは何をやっても楽しくないんです。
お酒を飲んで酔っ払うっていうことが
一番の幸せ」そう言っていた。

「マスターの趣味って何ですか?」と逆に聞かれ、
僕の一番の趣味というのはなんだろうかと
一瞬、考えてしまった。

まわりの人たちから言わせると、
まっさきに浮かぶのが
「映画」なんだろうけれど、
今さら、映画が趣味かどうか。
ある意味、趣味の域は超えてしまっている気がする。

舞台観劇というのも、最近はほとんど
日本では観ていないし、
ジムっていうのが趣味に入るのか、どうか。

確かに好奇心は旺盛過ぎるほどだから、
多趣味と言えば、多趣味だけど、
どこまでが趣味なのか、どうか、
わからない。

そう思うと、単に「趣味は?」と聞かれても
難しいのかも知れない。

posted by みつあき at 20:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月04日

マサトのこと

昨日から、店を手伝ってくれる
スタッフの一員になったマサトは、
うちの1周年を迎える少し前からのお客さん。

そういう意味じゃ、
現在入ってくれているスタッフの中では
キョウシロウについで、古い知り合いとなる。

彼がある楽器の奏者であることは、
うちの店でも有名。
そう、彼は1周年の時と、
3周年の時にもゲストとして演奏をしてくれたのだ。
そんな意味では、うちの店との縁も深い。

また、その他の時も
クリスマスやら、誕生日やら、お客さんの前で
素敵な演奏を聴かせてくれることもしばしあった。

楽器のことはともかく、
マサトを見ていていいなあと思うのは
(自分ではそうではないと言っているけれど)
基本的には誰とでもフレンドリーに接し、
ほぼ人の好き嫌いがないように思える。
そして、いつもポジティブにモノを考えるクセが
ついているところだ。

言動にユーモアを溢れさせながらも、
実直で真面目、というのは
きっとお客さんだけではなく、
現存のスタッフの共通した意見だと思う。

話を聞くと、子供の頃から
同じ楽器を演奏していたお父さんの教育が
今のマサトの寛容さを作り上げているのだろう。

ともあれ、これからも末長く
マサトともども、10年目のBridgeをよろしくお願いします。

今後
posted by みつあき at 19:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月03日

地毛証明書について思うこと

このひとつ前のブログで、多様性について
書いたばかりだけれど、ついこの前、
店の中で「都立高校の地毛証明書」って
どうなんだろう、という話になった。

天然パーマや、元々茶色っぽい髪が
地毛である、という証明を親がハンコを押して
出す、という何とも不可思議な
日本らしい保守的な証明書。

これが多くの東京都の公立高校で
まかり通っているのだ。

日本では、ずっと右へならえ、という教育によって、
海外の人からは個性、オリジナリティが
ないと言われて来た。

常に人の顔色を伺う、
それはまかり間違って「空気が読める」という
言葉に置き換えられていく。

しかし、そんな雰囲気の中で
人と違う、ということでいじめられる、
という問題も当然起こる。
それは、容姿のみならず、
性的なことだって、
十分に対象になってしまうのだ。


それにしても、髪の色や、長さや、
パーマが、非行の走りだとか、
風紀を乱す、とか時代錯誤もはななだしい。

僕が若かった頃などは、男子学生全員が坊主、
という学校もあった。
でも、昨今は海外への修学旅行が多くなり、
坊主頭はおかしく思われるから伸ばせ、
という学校さえあると聞く。
ふ〜む・・・
こうなったら、頭がおかしいとしか思えない。

そう思えば、ヤマンバが流行った頃だと、
「地肌証明書」を出せ、
ということだって考えられる。
こうなったら、差別以外の何物でもない。

おしゃれや、雰囲気を気にする、
いうのは思春期の本当に大切なことだと思う。

こんなことをチェックして回る暇があったら、
もっと大切なことに目を向けたほうが
ずっと将来のためになる、
そう思う。

今度、子供を持つノンケの友人たちに
意見を聞いてみよう。
たぶん、僕の周りにいる連中だから、
ほとんどが「バカバカしい」と言うだろうけれど。


posted by みつあき at 19:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

多様性と自由度

先週末に初めて来てくれた24歳の3人。
一人は40を超えた落ち着いた紳士が好き!と言いながらも
恋愛よりもセックスの日々が今の幸せかも
というショウスケ君。
最近、デートした50歳くらいの相手が
「君も働いているんだから」と
食事の時に1000円だけ受け取ってくれたのが
とても嬉しかった、と言う。

もう一人は、女性として生まれて来たけれど、
トランスなのか、レズビアンなのか、
それともバイセクシャルなのか、
今は自分でもわからない、と言うカオル君。
たぶん、インターセクシャルでXジェンダー
(どこにも属さない性)なのだろうと。

こういうタイプの人は、店で過去、何人か知り合ったけれど、
公言しないだけで、とても多い気がする。
昔はカテゴリーがなかったから、
自分をどう受け止めて良いのか、
きっとわからなかったのだろうけれど、
今はネットで調べると、きちんと
そういう志向が書かれてあるから、
それだけで安心できたりもする、カオル君はそう言う。


最後の一人は、「もっともまともな同性愛者!」と
笑いながら、自称するケンゴ君。
彼は、スペインに留学した際に
ひとつ年下のスペイン人と恋に落ち、
あちらで2年間、付き合った。

そのパートナーが、元々漫画やアニメという
日本文化に興味があり、
そのまま日本に・・・。
そして、彼はケンゴ君の自宅に
ホームステイすることになったのだが、
来る前日に、実は自分はゲイで、
明日来る友人は恋人なのだ、と家族にカミングアウト。

それからもうすでに1年以上経過していて
その彼氏もすっかり家族に馴染んでいるし、
両親や兄弟ともに、受け入れているというから凄い。

そもそも、この3人は、とある大学で行われた
「セクシャル・マイノリティ・サークル」というところで
知り合い、飲むようになったそうだ。

こういう若い人たちと知り合うと
本当に世の中は大きく変化しているのだ、と
思って、この多様性と自由度が
とても嬉しく、有り難く感じたりする。
posted by みつあき at 00:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月02日

キョウシロウの帰還

先週、土曜日にキョウシロウが5ヶ月ぶりに
店に入ってくれた。

キョウシロウと言えば、去年暮れに
オーストラリアへ永住する、と言って
日本をあとにした。

ニューヨークから成田に着いた僕と
入れ違いにオーストラリアへ向かうキョウシロウと
成田のスターバックスで会ったのが12月の最初だった。

そして、ひと月も経たないうちに日本に。

それから僕は一度も彼と会うこともなく、
先週の土曜日、店に入る前に成田以来、
今度は新宿のスターバックスで再会をした。

キョウシロウが何故、今回、日本に戻ろうとしたのか、
それはまったく聞いていなかった。

住む場所も、これからのこともちゃんと
受け入れてくれる、という人がいる、
ということは誰しも羨ましいと思うだろう。

ただ、キョウシロウは
自分がやりたいことについて、
やらなければいけないことについて、
これで良いのだろうか、
オーストラリアの地に着いてから
ゆっくりと考えてみたのだと言う。

そして、それはあちらに着いて、
一週間から10日ほどで
結論が出たそうだ。

自分が本当にやろうと思うことについて、
きちんと勉強をするために日本に戻り、
改めて学校に入り、夢に向かって歩き出そう、と。

誰からも羨望されるような生活を捨て、
自分の力で、実現するべく将来に向かって
進むことこそ、キョウシロウのやるべきことなのだ、と。


キョウシロウとは彼が二十歳そこそこの頃からの
付き合いとなる。

前にも何度か、ここに書いたけれど、
可愛い、カッコいいなどと言われるルックスからは
想像できないほど、引っ込み思案で、
自分に自信がなく、下を向いたり、
時には涙を浮かべたりするような青年だった。

それがそのあと、少しずつ変化を見せて行き、
最初のオーストラリア滞在から帰国した時に
見違えるほどの成長を見せてくれた。

今回は、たったひと月だったかも知れないけれど、
彼にとって、そこでの時間も
決して無駄ではなかったようだ。


彼が今までのように多く店を手伝えるかどうかは
わからないけれど、
それでもスタッフの一人として残ってくれることは
嬉しいことだ。

これからの彼の人生にエールを送りつつ、
今後とも、よろしく頼みたい、そう思う。
posted by みつあき at 16:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月29日

初体験の衝撃

月に一度か2度、ふらりと来てくれるのが
42歳になるマサツグだ。
店のオープン、1年前後から来てくれてはいるものの、
東京を離れたりしている時期もあったので
頻度はそれほどは多くない。

このマサツグ、どう見てもモテ筋のイケメンだけれど、
「全然、モテない」と嘆くのが
常に周りのお客さんをイラッとさせたりする(笑)

まあ、一般的にモテモテでも、
自分が好きなタイプからは
全然モテない、というのはよくある話。
マサツグの場合、もともとホモフォビアが
強かったためなのか、男二人でしっぽり、
というのがまったくピンと来ないため、
一歩も二歩も先に進めないということもある。

だから、これほどのイケメンなのに
年に数回、ウリ専を買いに行くのだそうだ。

驚いたのは、初体験の話。
19歳、大学生の時に、スポーツ新聞か何かで見た
男同士、という広告に惹かれて
初めて入ったウリ専のバー。

そこであてがわれ、初体験をしたのが
なんと同じ大学のサッカー部のノンケだったと言う。

その瞬間、あれ?どこかで見かけたことがある、
という程度だったけれど、学校ですれ違った時に
確信したらしい。
もちろん、相手もわかったようだった。

20年以上経った今となっては笑い話らしいけれど、
マサツグにとっては
相手はお金のためにやっているノンケで、
自分はその相手にゲイだとバレた、という
ちょっとばかり気恥ずかしい苦い思い出だそうだ。
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2017年04月28日

不思議な繋がり 親友の元へ 番外編

宮城のヤスの見舞いに行った2日間で
とても驚くことがあった。

思えば、4年ほど前だったか
僕の仕事中にヤスから
「今、舞浜に来てるんだけど」
と電話があった。
「え?ちょっと覗きに来いよ」と僕。
「車だし、仲間と一緒だし、飲めないから
とりあえず宮城に帰るわ」

そんなやり取りをしたことがあって
「あの時って、何故、舞浜に来てたんだっけ。」
今回、ヤスにそう聞いた。
「知り合いの歌手のバックでドラムを叩いたんだよ。
あれ?そう言えば、アイツもゲイだった。
Kiyo-takaって知らない?」
ヤスがそう言った。

僕は驚いた。
"Out in Japan"というイベントで一緒になり、
店にも数回来てくれたKiyo-taka君で
ブログにも書いたことがあったのだった。


その後、案内してもらったヤスが経営していた
ライブハウスには、kiyo-takaが来た時の
写真も飾られていた。

ノンケの友人とのまさかのゲイ繋がり。
今回、ヤスの見舞いに行って、
最も驚いた瞬間だった。

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2017年04月26日

親友の元へ その2

仙台から高速バスを使って小1時間。
35年も前に行ったはずのヤスの自宅の様子は
ほとんど覚えていなかった。

一人で生活しているというヤスだが
「着いたよ」と電話すると、
「そのまま入って」と言われ、
扉を開けると、居間に設置された
介護用ベッドに横たわっているヤスがいた。

35年だか32年だかわからないけれど、
とにかくそれくらい長い時間が経過していた。
髪は薄くなり、皺も増えてはいた。
でも、そのキラキラした瞳と、笑顔は
まぎれもなく、昔と変わらないヤスだった。

「遠いところ、よく来てくれたな」
と握ってくれる手は、十分に力強く、
想像よりも元気そうに見えた。

しかし、腰の痛みがかなりひどく、
トイレや風呂に入る以外は、
ほぼ横になっていると言っていた。

かなり良くなっている患者さんが多い、
という食事療法。
3週間前は3日ほどは一食に梅干しひとつだけ、
それにおかゆが加わったのが一週間、
そしてここ何日かは蕎麦を1日に一食、
また明日くらいから有機野菜のカレーを
少し食べられそうだということだった。


それにしても、ヤスがとても恵まれているのは
その性格からか、多くの友人や元奥さん、
そして妹さんなどが毎日のように覗きに来てくれている。

僕がいたこの2日間も、10年来の友人という
ジャニスと言われるヤスと同世代のおばちゃんが
腰の痛みをとるマットレスを持って來たり、
食事を作ったりしてくれる。
その間中、関西生まれのジャニスは
大阪弁で面白い話をまくしたてながら、
僕やヤスは大爆笑した。

長い間、バンドをやっていたヤスは、
震災後、2年目くらいにカメラ屋を締め、
ライブハウスをやっていたようだった。

そして、つい数週間前には古い仲間が集い、
ヤスがドラムやベースをやった、という
ビデオを見せてくれたりもした。

本当に素晴らしい仲間に囲まれているようだった。

しかし、ヤスには本当に辛い時期もあったようだ。
お父さんの急死と、娘さんの大怪我、
そのショックから倒れたお母さん。

義理の母の介護で精神を病んでしまった奥さん。
そんなことから、もう迷惑をかけられないと
ヤスは離婚を決意したのだそうだ。

その後の震災も含めて、ヤスに降りかかった大きな出来事。

僕が長い間、クローゼットで、やっとゲイとして
胸を張って生きていこう、と決めたことも含めて、
会えなかった35年を埋めるように、
とめどなくお互いの話をした。

色々なことがあっても、「大丈夫」と笑う
ヤスの強さ、ポジティブさに、
まだまだ健康な僕のほうが
たくさん元気づけられた2日間だった。

再来月だか、また病院に来るために
上京するとのこと。

その時は、まださすがに酒は飲めないだろうけれど、
お互いに二十歳前後だったあの頃のように、
また腹を抱えて涙が出るほど
爆笑しながら、美味しい酒が飲める日が来ることを
二人で誓い合って、僕は宮城をあとにした。




posted by みつあき at 18:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

親友の元へ その1

今年の2月、宮城に住む
ノンケの親友のヤスから電話が入った。
仕事中だったので、出ることが出来ずに
その翌日「電話くれた?何かあったか?」と
メールをしたのだが「特に急ぎじゃないよ。」
と返信があり「んじゃ、また俺からでも連絡するよ」と
送り返し、そしてそのままになっていたことを
先週、ふと思い出した。

そのヤスのことは以前、ここにも書いたことがある。


6年前に震災で心配をし、30数年ぶりに電話で話した。
その当時、あちらに行く、と僕は言ったが
「また、時間が経ったら、ゆっくり会おう」
そうヤスは言い、僕もその言葉を受けたままになり、
時間がすっかり経ってしまっていた。

先週、木曜日に「そのままになってしまっていてごめん。
元気か?」と電話した僕に
「去年、末期癌だと宣告されたんだ。」
とヤスは言った。

あまりに突然の話に、僕は言葉が出なかった。

何故、すぐに連絡をくれなかったのか、
2月のメールでも何故、話したいことがある、
ときちんと言ってくれなかったのか、
そんなヤスを責める思いと共に、
少なくとも何故ここ7年の間に
ヤスの元へと行かなかったのか、
電話でことを済ませていたことなどが
本当に悔やまれた。


ヤスによると、一昨年暮れ、体調が悪くなり、
去年2月に余命宣告も診断され、
悶々とした日が続いた。

入院をしても、どうすることも出来ない、
ということから今は自宅で療養しているらしかった。

ただ、ヤスはその後、「抗がん剤」を拒否し、
元の奥さんから酵素を紹介され、
その効果から食事療法で治る
可能性を持つという医師を見つけた。
今、全力で治そうと取り組んでいる、
「だから、心配ない。俺は治るよ。きっと。」
電話の向こうで、ヤスはそう言った。


居ても立ってもいられない気持ちで
僕は昨日の火曜日、
ヤスの顔を見るため、宮城へと向かうことにした。
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2017年04月24日

ライトの明るさ、暗さ

昨夜、来週の六尺デイと間違えて
来ていただいたお客さんと、
まだ六尺デイは来たことがないけれど、
六尺は好きだから来週は是非、
と言うヨウジ君が「六尺デイ」について
色々話していたのが面白かった。

ゲイの六尺バーの多くは、エロ、というよりも
そういう格好で、いかにフレンドリーでいられるか、
そんな格好でカラオケで演歌、みたいな
ノリがあるようだ。

もちろん、そこにはエロ要素がある。

うちはカラオケもないし、
エロもそこまではない。

とは言っても、それなりの雰囲気が、
ということで、照明はできる限り落としてもいいんじゃない?
という意見が二人から。

基本的には、六尺デイは、担当のタクヤに
任せている。

僕も、自分の店はあまり明るすぎず、
ちょっと暗め、というのが好き。

とは言っても、もちろんお客さん同士の
顔はしっかりと見えなければならない。

うちの店の場合、奥の椅子の後ろ側に
ライティングされているポスターがあり、
それが煌々としていて、逆光で
顔が見えなくなってしまうこともある。

だから、時にはそのポスターの部分の
ライトを消すこともある。
それだけで、店の雰囲気はずいぶん変化する。

そのあたりを色々と考えながら、
少しエロい雰囲気で
六尺デイを楽しんでもらうことも考えなければ、
というのがタクヤの言葉。

さあ、来週は初めてのゴールデンウィークにかかる
六尺デイ。
いらっしゃる方はお楽しみに。。。

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2017年04月23日

旧スタッフに新人スタッフ

今年から海外に出たスタッフのヨウイチロウ、
そしてレオン。
他のスタッフも仕事、もしくはプライベートで
なかなか店を手伝うことが出来なかったりして、
一昨日は去年までスタッフだったセーダイが
久しぶりに手伝ってくれた。

無駄な動きをすることなく、着実にきちんと
仕事をこなしていくセーダイは、
辞めてしまったことが本当に惜しいと思うほど
よく動いてくれて、ありがたい。

ふた月に一度ほど、手伝ってくれるダイシや
ジュンイチロウなんかもそうだ。


そして、今度の土曜日(29日)は、去年、オーストラリアに
一旦行ったキョウシロウが、再び、手伝ってくれることに。
あちらで色々考え、改めて日本で
どうしても自分がやるべきことを見つけたのだと言う。

ひょっとして、長く会えないかもしれないと僕も思っていたし、
そういうお客さんも多かったと思うけれど、
彼が戻って来てくれるのは本当に嬉しい。


加えて、ゴールデンウィークからは、新しいスタッフ、
なんとうちが始まってから、ずっと長くお客さんで
いてくれた楽器奏者のマサトが
入ってくれることが決定した。


Bridgeは今までも多くの素敵なスタッフに支えられ、
10年目を迎えようとしている。

中には僕のいたらない部分に苛立ちを覚えたスタッフも
いただろうし、それをそれとなく僕に伝える人もいれば、
我慢してくれている人もいただろう。

もちろん、そんなネガティブなことだけでなく、
自分の店のように愛して積極的に動いてくれる人がほとんどで
そういう意味では、スタッフなくして
うちの店は決して成り立たない、そう思う。

まだ、これからもスタッフの入れ替わりや
新しい顔がどんどん参入してくれるかもしれないけれど、
とにかく、皆さんの気持ちに答えることができるよう、
今後とも努力していきたい。
末長く、よろしくお願いします。
posted by みつあき at 19:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月22日

ダイナマイトなオネエ男子参上!

一昨日、深夜にたまに来てくれるヤスフミ君が
連れて来てくれたのが
「アタシ、こう見えても、中国の大金持ちと、
日本のビンボー人の間に生まれたハーフなの。」
というぶっ飛び28歳!のセン君だった。

彼のお母さんの母親(つまり母がたのお祖母さん)と
お父さんの中国人の母親(父がたのお祖母さん)は、
50年以上前に、新宿の伊勢丹の売り子で知り合い、
そしてそれぞれの子供を紹介しあって、
セン君の両親が結婚したとのこと。

子供の頃から、お祖母さんにありとあらゆる
映画や演劇関係の話を聞いたり、
ビデオを見せられたりして育った。


そして、今どき、20代にしては珍しい
古いオカマタイプの言葉を発するセン君。

たまたま来ていたお客さんが
最近、アメリカのテレビで
ベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォードという
往年の大女優のドラマが始まった
(それもプロデューサーが、あの「グリー」の
ゲイとアウトしているライアン・マーフィ)
という話から、セン君はぐっと身を乗り出した。

そして、突然、セン君が、英語で
どんどん彼女たちのモノマネをやる。

映画の「何がジェーンに起こったか」の二人だとか、
「風と共に去りぬ」や
「欲望という名の電車」のヴィヴィアン・リーとか、
はたまた、「愛と憎しみの伝説」で
ジョーン・クロフォードを演じたフェイ・ダナウェイだとかを
大袈裟にド派手にやって見せてくれるのだ。

たぶん、アメリカなんかでは、
そういうドラッグクイーンとかがいっぱいいて、
そういうことに長けているアメリカ人ゲイたちは
やんや、やんやなんだろうけれど、
日本ではなかなか・・・。

上に書いた女優たちを知る若い人はほとんどいないんだろう。

まあ、そんなこんなで、まるで彼のお店か!と
思うくらいに、笑わせてくれて、
お金をいただくのが申し訳ないくらいだった。

こういう人がまだまだいる、というのは
本当にゲイの世界は深いなあ、そう思った。
posted by みつあき at 20:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月19日

船の上の仕事

うちの店には、大型の船で仕事をしていた、
もしくはしている、と言うお客さんが、
僕が知っている限り、4人ほどいる。

一人は船を操縦士、
一人はエンジニア、
一人は中でショウなどをしているエンタテイナー、
そしてもう一人は大型客船であらゆる
サービスをする乗務員の人だったりする。

去年、大学生だった頃に、友人にうちの
店に連れて来られたエイジ君は、
卒業後、上に書いたお客さんと同じように
大型客船のサービスとして仕事に就いた。
ということで、僕が知る限り、
これで5人目となる船上で働く人だ。

エイジ君は、この1年、
色々な場所に行った、
という土産話を手土産に話をしてくれた。

国内は元より、アジア、そしてヨーロッパ。
土地、土地をゆっくり観光する時間は
それほどなくても、それぞれ雰囲気を
楽しむことが出来るのは、喜ばしい、そう言う。

僕自身、そういう大型客船などには
乗船したことがないけれど、
船に乗るお客さんはともかく、クルーが
どんな生活をしているのかは
とても興味があった。

驚いたのは、800人ほどのお客さんに対して、
クルーは400人もいるというのは驚いた。
スタッフの中には、日本人以外、
海外から雇用されたスタッフも多く、
その中でもフィリピンからの人が
とても多いようだ。

そして彼らの中のゲイの人たちは
カミングアウトしている人も多く、
船内のクルー用のトレーニングジムには
日本人よりも圧倒的に
彼らが占めていると言っていた。

クローゼットなエイジ君は
とても入れない状況らしい。

日本人のゲイに関して言うと、エイジ君いわく
まず、わからないと言う。

客船の中ではWi-Fiが通じない、
ということもあり、
パソコンや携帯が使えない。
だから出会い系アプリなどで
スタッフでも、お客さんでも、
そういう人がいるか、どうかは
確認もできないと言う。

また、クルー専用のバーがあり、
午前2時までやっているので、
そこで語らう人たちも多いようだが、
圧倒的にストレートな感じらしい。

従業員同士の恋愛などに関しても、
意外と寛容で、社内結婚もよくあるようだし、
当然、船内のクルーの個室で
仮にそういう関係になっても
わからないだろうと言っていた。

ただ、さすがにエイジ君は
絶対にわからないようにしているため、
たとえフィリピンのマッチョな
かっこいいゲイがいても、
まずはそういう事にはならないと思う、
とちょっとだけ残念な様子だった。

数ヶ月の船旅のあと、日本に帰国してひと月の休み。
そして、また旅に出るという暮らし。

帰国したら、また新たな土産話を
持って来てくれると言う。
楽しみだ。
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posted by みつあき at 20:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月18日

脱ぐ、ということ

先週の土曜日は、
明けて翌々日(つまりは17日)が
スタッフのヒデキが誕生日、ということで
彼をお祝いするために、ヒデキの友人が
多く集まってくれた。

当日、ヒデキとマサヒロは、白のシャツに
黒の蝶ネクタイといういでたち。

ヒデキは0時過ぎにみんなで乾杯したあと、
お客さんに言われる通りに、
シャツを脱ぎ、裸にタイという格好で
カウンターの中に立っていた。

厚い胸板と大きな肩は、
さすがにどこでも脱げる、と
豪語するヒデキだけあるなあ、そう思った。

前日に来た時に、二人で脱ごうよ、と
ヒデキがマサヒロに言ったのだが、
マサヒロがそれは・・・と言ったため、
こういう流れになったようだ。


思えば、アメリカのゲイバーのバーテンの
恐らく半分以上が、上半身裸だったりする。
まるで脱いでいるのが当たり前、というように
マッチョであろうが、太めであろうが、
細身であろうが、だ。

2丁目でも、外国人が行く何軒かのバーでは
そういう試みをしていたところもあるけれど、
いわゆる「脱ぎ系」と言われるバー以外は
日本では、なかなか見られない光景だったりする。

僕が度々訪れるニューヨークでは、
ゲイかどうかに限らず、
夏になると、上半身裸の男たちを目にすることは多い。

日本じゃ、上半身を脱いでいるだけで、
公然猥褻になるか、どうかはともかく、
たぶん海辺などではない限り、
街中では警察から注意を受ける可能性は高い。

と言うか、その前に僕ら日本人は
「こんな身体じゃ脱げない。恥ずかしい」
というのが、ついて回る。

ゲイ的には、それこそ色んな身体好きがいるから、
上半身くらい大いに脱いでほしいとは思う。
ガッツリのエロじゃなくて、
そこそこのエロティシズムって大事。

去年、ベルリンに行った時に、
ふらりと行ったバーで、20代から60代の
人たちが裸でいることが、
とっても自然体でいられて、好感を持てた。

なんて、個人的には思うものの
人に因っては、肌をさらしているだけで不快、と
思う人もいるもいることは確か。

ゲイ、とひと言で言っても、
ホント、考えかたは人それぞれだ。

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posted by みつあき at 17:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする