2019年05月25日

金曜深夜、2時間半の大惨事!

昨夜、ちょうど終電がなくなった頃、
まだ店内には10人強のお客さんたちがいて、
その中の3人が帰ろうとされた時に
「あれ?ドアが開かない」という声が。

「え?そんなワケないよね?」
と僕がドアに行くと、確かに
ドアノブをいくら回しても、
扉が開かない。
鍵はしっかりと開いているのにだ。

それからスタッフのタクに頼み、
ドライバーを持ってきてもらい、
ドアノブに突っ込んだり、
鍵穴を引っ掻き回したり。
しかし、うんともすんとも。

そんな折りに、外から入ろうとする
お客さんたちの声がする。
ポスト部分を開いて
そこから「申し訳ない。中から
開くことが出来ないので、
そちらから押してもらえますか?」と
大声で叫ぶ。

外から何度もドアノブを回したり、
ドアを叩かれたりしたけれど、
これまたまったく無理。

それから携帯で鍵の修理屋を探し、
連絡するものの、
混んでいて時間がかかるとのこと。

他も当たってみるが、
「今、他の場所にスタッフが
行っているので・・・」などと言われて
結局、当初の鍵屋さんに頼むことにする。


それから1時間。修理の人が来るまで
お客さんには、そこからは無料で
飲んでいただくことにして、
とにかく待ってもらう、ということに。

その間に、何度かお客さんが開けようとしたり、
ベランダを通して、前のスタッフが
何人かでやってきてくれたりするが、
事情を説明して、帰ってもらったり
時間をつぶしてもらったり。

やっと2時過ぎに鍵屋さんが到着。
僕と鍵屋さんは電話で色々話をしながら、
どういう状態で、どういうふうにするか、
という話をする。

要は、経年劣化でドアのハンドル部分から
ストッパーになっているところが
いかれてしまってると言う。

それからドリルを使って、鍵下の部分を
切るという作業が始まり、
店にいるほぼ全員が
大きい音がするドアに向かって見つめる。

IMG_9146.jpg

それから数十分。
固唾を飲んで見守るお客さんたちの前で
ドアは開かれ、拍手が起こる。
まるでタイの地下に生き埋めになっていた
子供達が救われた時のように。

鍵は閉まるけれど、扉の部分が
かなり古いため、ガッツリと変えなければ
前の形にはなかなか戻らないとのこと。
ふ〜む。。。。
来週、大家さんと相談することに。

有り難かったのは、閉じ込められていた
お客さんたちが
「いや、なかなかこんな経験ないから
楽しかった」なんて言ってくれたことだった。

ともあれ、多くの方にご迷惑を
おかけしました。
申し訳ありません。
そして、ありがとうございました。

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posted by みつあき at 08:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月21日

一歩もうちから出ない日

昨日は休みで、天気も良くなく、
珍しく、一歩もうちから出なかった。

で、何をしていたかと言うと
一日、本を読んでいたのだ。

昼まではベッドで。
食事をしたあと、午後はリビングで。
夕食あとも、夜は自分の書斎で。
コーヒーを何杯も飲みながら
まったりと過ごした。

IMG_9132.jpg

何を読んでいたかは、
ちょっと明日書こうとしていることに
繋がるので
明日のブログで書くけれど
これほどまったりしたのは
とても珍しかった。

休みの日にしても、
店があっても、
2週間ほど前から、その日の計画について
(映画を観るか、ジムに行くか
程度のことがほとんどだけど)
どうするかは、決めている。

実は昨日も、予定表には映画2本の
予定が書き込まれていたのだけれど、
どうしても今夜までに2冊読破
しなければならなかったので
予定を変更したのだ。

それにしても、僕が本を読むのは
決して早くはない。
いわゆる斜め読みみたいな芸当は出来ず、
良く言えば文体を味わいながら、
悪く言えば、同じところを
何度か読み返したりする。

そんなワケで金曜日から
読み始めたのは良いものの、
週末の朝までの営業があったため
かなり急ぎながら、
それでも結果的に自分流に
ゴロゴロと黙々と過ごした日だった。

でも、こういう日がたまにあっても
良いなあ、そう思った。

というワケで今日はお絵描きはなしで
残りの読書に戻ります。

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2019年01月28日

スタッフの新年会

昨日、27日はカフェのクローズを早くし、
夜の部のオープンを少し遅くさせてもらって、
その間に、店のスタッフの新年会をした。

S__770051.jpeg

店のスタッフがほぼ全員集まる、と言うのは
周年の時と、その打ち上げくらいで、
それ以外はもう少し少人数の集まりと
なってしまっている。

こういう集いをしようとすると、
どうしても店の営業に
時間が被ってしまうのと、
17人近くいると(カフェスタッフなども含めて)
なかなか日にち、時間の調整も難しい。

そういう意味では昨日は珍しく
全員が集まることが出来る1日だった。
(一人、日にちを間違えて
来られなくなったのは残念だったが)


ともあれ、店のそれぞれのスタッフが
それぞれを知り、
キャッチボールしていけることは
有り難く、かつ大切だなあと思う今日この頃。
特に大きな話し合いをしたワケでもなかったけれど、
交流が深まり、楽しそうに飲んでいる
スタッフを見るとちょっとホッとし、
こういう時間は改めて大切だなと思った次第。

去年は仕事の事情もあって、
結構な人数のスタッフが
辞めざるを得なかった。
長いこと、店をやっていると、
卒業していく人たちはいて、
寂しいけれど、
それは仕方がないことだと思う。

その分、新しいスタッフが入り、
また新たな店が作られていく。

「ゲイバーの店子」という
一般的なカテゴリーにとらわれずに、
また、Bridgeスタッフと共に
この2019年をまた作っていきたい、
そう思う。

ひと月、過ぎてしまいましたが、
本年もスタッフ共々、
Bridgeをよろしくお願いします。

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2019年01月12日

既婚者ゲイの生き方

昨夜、このブログを辿って来てくれたのが
既婚者で子供が二人いるという
セイジさん。

昨日は、ずいぶん前から行っている
「既婚者ゲイ」の集いの帰りに
寄ってくれたようだった。

一昨年だったか、うちの店にも
既婚者ゲイのグループが
10人ほどで来てくれたことがあった。
セイジさんに尋ねると、
そういうグループは結構あって、
彼が昨日顔を出したのは、
また違うグループらしい。

セイジさんは、20代から30代にかけて
2丁目やハッテン場も含めて
ずいぶん遊び回ったらしい。

こういう既婚者グループには
セイジさんのような人のような
昔、たっぷりゲイ体験したタイプと、
まったく経験がなく、
恐る恐るネットからこういう
グループに属した、というタイプに
分かれるようだ。

セイジさんの場合は、何らかの形で
ぼんやりと結婚を考えつつ、
今の奥さんと出会った。
しかし、結婚直前に、彼女には
自分の携帯からゲイであることが
バレてしまった。

もちろん、何度も話し合いや
喧嘩を超えて、結果的には結婚。
子供が出来て、落ち着いてからは
「わからないようにしてくれればいい」
ということを言ってくれたようだ。

まるでゲイの長いカップルが
言うような言葉だったりするが、
女性としては、辛いんじゃないかと思う。

とは言え、セイジさんは
その分、出来る限り、子供のことは
大切にしようと心がけているそうだ。

昨今のLGBTという言葉が
一人歩きしている中で、
既婚者のゲイは
ものすごく多いのだと思う。

そして、それぞれが
あらゆる形で、奥さんや子供との
バランスをとっているのかも知れない。

既婚ゲイで奥さんにバレるということで
映画「おこげ」を思い出した。
今、観ると、かなり時代の差を
感じるんだろうなあ。。。

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2018年09月21日

深夜のジムで その2

「良かったら、一緒に出ようか」
ジムの風呂で、そう言われたヒロト君は
ドキドキし、頷くことしか出来なかったらしい。

洋服を着替えると、
その野生的な顔からは
想像出来ないパリッとしたスーツだったようだ。

洗い髪ボサボサのまま、作業着なんて着たら、
それこそゲイ雑誌そのものなのに、
なんて思いながらも、
逆に髪にローションを付けると
見る見るイケメン若社長みたいに見える。

「あ。うち、どこ?
良かったら、俺車だから送ろうか?」

え?この時間からうち?
部屋、片付けて来たかな。
と言うよりも、今日
そんな関係にならなくても...
などと頭の中がグルグルまわったらしい。

「タクシーで帰ろうと思ってたんです。
でも、ここから車で20分くらいです。
でも明日は午後出社だから大丈夫です」と言うと
「それなら、俺んちに来るか?
ちょっと遠いけど。」

彼は近県から仕事で車で来たのだ、と
ここのジムは初めてだった、とか
駐車場への道すがら、そんな話を聞きながら、
まあ、いいか、朝帰って
そのまま着替えて出社すれば、
などと考える。

車に乗って、
年齢を聞くと、自分よりも上で
40を少し超えていた。
風呂で裸を見た時には、
すっかり同世代だと思っていたのに、
確かに上に見える。

高速で30分くらい走らせて、
海が見える場所があり、
その高台に、彼のマンションがあった。

マンションの駐車場に停めるやいなや、
彼はヒロト君にキスをした。
想像よりもディープなキスだったらしい。

「俺さ、ちょっと変わってるんだけど
もしイヤだったら、イヤだと言ってね。」
と言うので、何かと尋ねたら、
部屋に入ってから、と言う。

3DKくらいあるマンションは、
都内なら十分億ションだろう。

素敵なリビング。

「こっち」と彼がヒロト君の手を引くと
8畳ほどのワンルームに通される。
そこにちょっとしたトレーニングマシンがあり、
クローゼットの扉を開くと、
数々のスポーツユニフォームや
六尺やケツ割れサポーター、
制服などが転がっていた。

「全裸はダメなんだ。」

それから一夜、
ヒロトはちょっとだけ
汚れた野球のユニフォームや
ラグビーパンツ、レスリングのユニタードなどを
着替えながら、フェティッシュなプレイを
生まれて初めて楽しんだと言う。

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「ちょっと驚くばかりの体験でした。
ほとんど派手な行為をする事はなく、
とにかく、その手のエロい格好のまま、
股間をくっつけあったり、
ちょっと言葉攻め遊びをしたり。

そういう格好をすると、
マッチョな毛深い彼は
さっきのスーツ姿とはまったく違う
雄っぽい獣のようだった。

そして、彼はいかつい兄貴にもなり、
ちょっとMっぽくもなり、
朝まで不思議な一夜が続いたらしい。

朝、別れ際に
「しょっちゅう会っちゃうと
飽きてしまうから、
俺から連絡するまで待っててくれ」
そう言われたらしい。

まだ一週間くらいしか経っていないのに
心待ちにしているヒロト君らしい。


2回にも渡って、長々と書いたのは、
この手のファンタジーというのは、
ゲイのみならず、男ならどこか心の隅にあり、
ましてそれなりに年齢を経た僕なんかは、
妙にドキドキさせられたからかも知れない(笑)

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2018年03月23日

熱いふたり

エイタ、ユウヤカップルは
アラフィフで
うちの店で約5年前に結ばれた二人。
いつも楽しくゲラゲラ笑いながら
飲んでいて、見ているこちらが
幸せになる。

一昨日も、ほぼオープンから
僕が帰る時間まで来てくれている中で
色々な話をした。

そんな中で一番驚いたのが、
長く付き合っていくと、セックスがなくなる、
もしくは気恥ずかしくなる、という人が多い中、
二人から「セックスが本当にあっているし、
楽しいんですよ」という言葉だった。

僕からすると、タチ、ネコ同士だからダメとか
セックスの相性の悪さとか、よほどの事がない限り、
外見がタイプであればまったく問題ないんじゃないか
そう思うほうなんだけど、ユウヤからすると
「とんでもない。相性というのは
確実にあって、僕はエイタほど
エッチがピッタリ合うという人は
なかなかいない。」
そう言い切る。

当のエイタも「絶対浮気はしないって
決めているせいか、二人のやりたいことを
色々とやっていくのは本当に楽しい」
そう語る。

ふうむ。
確かにこの二人、最初の1年くらいは、
ベランダに出ては、ベタベタキスをしたり
していたもので、いまだによほど仲良しなのだと
思われる。

20代とか、30代ではなく、
こういう年代の二人のこの発言に驚きながらも
ちょっと嬉しくなった夜だった。

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2018年02月09日

出会ったその日から同棲

お客さんでアメリカ人のジムは、
25年来の僕の友人だ。
そもそも、僕がニューヨークに行きだした頃、
当時の友人が紹介してくれ、
その後、舞台好きのジムと僕は
二人でNYやロンドンに行ったこともある。

旅行先で病気になったりしたことはなかった僕だが
この時、一度だけ酷い風邪をひいて寝込み、
ロンドンで観るはずだった
「スターライト・エクスプレス」を
泣く泣く断念したことはよく覚えている。

とは言え、帰国後、僕が忙しかったりしたり、
ジムに新しいボーイフレンドが出来たりして
何となく会わなくなってしまった。
特に二人の間にそういう関係が
あったというワケではなったけれど、
ゲイの友人同士では、よくある話だ。


しかし、数年前に、ひょんなことから
ジムが友人に連れられて来てくれた。
そして彼は、またよく顔を覗かせてくれ、
共に舞台の話などが出来るようになった。



さて、そんなジムが去年の年末あたりに
彼の恋人のヨリヒサ君を連れて来てくれた。

僕とジムが会っていなかった長い間に
二人は知り合い、もう16年もの付き合いとなるようだ。

そしてここひと月くらいの間に、
ヨリヒサ君も一人でぶらりと来てくれる。

昨夜来てくれた彼に、二人の馴れ初めを聞いたら、
友人のパーティだったとかで、
当時、男性経験もなかったヨリヒサ君は
まさかのアメリカ人のジムとが
ほぼ初体験だったのだと言う。

そして驚くことに、
彼は会ったその日から
ジムのうちに行き、
共に暮らしだしたのだそうだ。
もちろん、当時暮らしていた自分の部屋は
その後、荷物を取りに帰るくらいで
結局、1年くらいの家賃を
無駄にしたことになると言う。

それにしても、多くのカップルを
店で見て来たけれど、会った当日から
一緒に暮らし出したと聞いたのは初めてだ。

これからも末長く、
素敵なカップルでいてほしい。

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2018年01月20日

小室騒動で考えること

小室哲哉が引退をした。
正直言って、僕は彼がJポップチャートを賑わしていた頃、
もうすっかり大人だったし、
特に何の影響も受けていない。
ただ、改めて耳にすると、
そのほとんどが聴いたことがある旋律だ。
そういう意味じゃ、彼が時代の寵児となり、
日本歌謡史(Jポップ史?)に残る
一人であることは間違いないと思う。

昨日、そんな彼が不倫疑惑とかで
引退を余儀なくされた報道を聞いた。
店の何人かが、その話をしていた。

正直、またかと思った。
ここ数年、芸能界や政界で、いったい幾人が
不倫報道で槍玉に挙げられたのだろう。

それは、アメリカのセクハラ報道もそうだ。

もちろん、傷を負った人が出てしまうことは
当然遺憾に思うし、不倫や
セクハラなるモノが良いことだとは言わない。

ただ、それを公にして、一般大衆がSNSで炎上させ、
メディアがこぞって取り上げ、叩き続けること。
そういうことに、とっても疑問を感じるのは
僕だけだろうか。

恋愛や、セックスは、古今東西、何百年も前から
性的対象者がいる限りは、あらゆる形で成り立っていた。
それは、あくまでも個人対個人
(配偶者、パートナーも含めてだけれど)の問題であり、
それをまったく無関係の人間が
いちいちジャッジすることなのだろうか。

許せないと思うのならば、その相手を
訴訟するなり、金を取るなりすればいいし、
それは両者の話し合いで解決するべきだと思う。


「信じられない」「あり得ない」という言葉から
人非人呼ばわりをされてしまう人々。
個人、個人の思惑や、背景などまったく無視して、
騒ぎ立てる報道。


日本のゲイの場合、婚姻制度がなく、
いくら付き合っていると言っても、
どこから線を引くのか。
付き合って、いつくらいから、
不倫だとか、浮気というカテゴリーに入るのだろうか。

もちろん、今回も含めた報道は
僕がゲイだから思うことではない、そう思うが。

いずれにしても、聞くにつけ、
やれやれ、と思う今日この頃だ。

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2018年01月19日

どんな映画監督が好きですか

先日、映画を勉強しているという大学生の
ツトム君が来てくれた時に、
「映画を真剣に観出したのはここ1年ほどで
どうやって映画を選べば良いか、わからないんです。」
そう言っていた。

僕はかなり幼い頃から両親に
映画館に連れて行かれていて、
中学生の頃までは俳優で映画を
選んでいたけれど、
(オードリー・ヘップバーンや
カトリーヌ・ドヌーヴの映画を
片っ端から観ていた。ふるっ!笑)
高校に進学する頃から
映画を観る時の決め手は
監督になるようになった。

当時、僕が好きだったのは
「麗しのサブリナ」や
「アパートの鍵、貸します」を作った
ビリー・ワイルダーから始まり、
「素晴らしき哉、人生」などのフランク・キャプラ、
そして「ダウンタウン物語」や「フェーム」を
作ったアラン・パーカーなどなど。
上に書いた彼らは、今観ても、
そして多くの人が観ても、さほど難しくなく
楽しめるだけではなく、唸らせられるモノも多い。

大学になってからは、シドニー・ルメット、
ルイス・ブニュエル、増村保造などに夢中になった。

その後は、ギリシアのテオ・アンゲロプロス、
ドキュメンタリーのフレデリック・ワイズマン、
テレンス・マリック、タル・ベーラ、
アルフォンソ・キュアロンなど。

「そういう映画監督の一体、何に
惹かれるんでしょう」と
改めてツトム君に聞かれて思ったのは、
かつてはドラマ展開のサスペンスフルな作り方や
そのセリフ回しだったりするのが、
年をとってからは撮影の絵のような構図や
ワンシーン、ワンカット、そして色使いに
目が行くようになった。

ワイルダーや、キャプラは今観ても
楽しく新鮮ではあるものの、
最後に書いたキュアロンは「ハリー・ポッター」や
「ゼロ・グラビティ」で有名にはなったけれど、
「リトル・プリンセス」や「大いなる遺産」の
緑色の使い方、そして絵の作り方は
何度観ても、ため息が出るほど美しい。


年と共に好みは少しずつ変わるもんだと
ツトム君と話しながら、
自分の変遷を懐かしく思い出した。

今日はちょっと映画オタクのつぶやきでした。

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2018年01月18日

ゲイとなる境界線

先週の土曜日、背の高いハンサムな青年が
初めて来てくれた。


彼は資格をとるために勉強をしていて、
普通のマッサージではとても
高い学費が払えない。

そんな中で、偶然ネットで見つけたのが
ゲイ専門のマッサージだった。と言う。

そう。彼はストレートで、

ゲイに対しては、偏見もなければ、
男性器に触れたりすることも
特に抵抗はなかった。
だから、これは大丈夫だなと思ったと言う。

うちの店のことも、彼のお客さんから
良い店だと聞いてくれたようだった。

そのお店で働く数人のゲイも楽しいし、
特に嫌なことも今のところはない。

マッサージはかなり自信があり、
それで喜んでもらうのが本望だと言う。
しかし、マッサージ以外で言うと
手で抜いてあげるのは問題ないけれど、
フェラされたり、まして掘ったり、
ということはやっぱり無理のようだ。

その時にいた常連のモリオちゃんは
彼の言うことはよくわかる、と言う。
自分も女性の体を触ったりするのは
仕事であれば問題ないけれど、
しゃぶられたり、性行為に及ぶ、というのは
抵抗がある、と言うし、
改めてそう言われると、なるほどなあと僕も思う。

彼がいるその店は
「手抜きオンリー」ということだけを
うたっているようなので、
彼自身もちょっと安心しているようだ。

そういうお店の中には、ゲイなのに
ノンケ売りをしたほうがお客さんが喜ぶ、
というところもあって、
ノンケっぽさ、ということが
ゲイの中で最高の褒め言葉、と言われる
ゲイの人も多いということで
わからなくもない。

ちなみに僕自身はノンケっぽいゲイは好きだけど、
ノンケにはそういう相手をしてほしいとは思わない。

そういう仕事をしていて、
そのままゲイになった、
という話も聞いたことはよくあるが、
そのあたりはどうかと尋ねると
きっとそういう風にはならないと思うと
言っていた。

その境界線というのが、一体どこにあるんだろう
というのが僕の中の一番の興味だった。

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2017年09月16日

10周年パーティについてのお知らせ

2週間後、9月29日、30日に行われる10周年パーティも
準備がどんどん行われています。

今回、作られた「明日、またBridgeで」という
ミュージカルは、ここで何度か、書かせてもらったように、
ドラマ部分は映像、そしてパフォーマンス部分は
ライブで成り立っています。

第1部、22時、第2部 0時、第3部 2時
すべてを見て、ストーリーが完結するふうになっており、
3回共、ご覧になるお客さんも多く予想されます。

10周年ということもあり、かなり多くの
お客さんがいらっしゃることが想定され、
それぞれの回の30分くらい前には
店に入られていることをお勧めします。

その回に入れなかった場合、次の回では
その前の回のおさらいは少しありますが、
あくまでもパフォーマンスは1日一度しか
観られないため、そこはご了承ください。

また、当日4000円のところ、3500円となる前売り券
(2日通し件 6500円)は、パーティ2日前の
9月27日 水曜日まで、ということになるので
よろしくお願いします。
ちなみに、19日 火曜日、28日 木曜日は、
リハーサルのため、店の営業は休みとなります。

何卒、よろしくお願いいたします。

ちなみに予告編映像
https://www.youtube.com/watch?v=JcXu-igLe1I
をスマートフォンでご覧になる場合、
「デスクトップ用サイトを表示」にして
ご覧ください。
posted by みつあき at 18:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月27日

またまた、10周年に向けて

前回も書いたように、
ここのところ、10周年パーティに向けての
映画バージョン撮影だったり、編集だったり、
はたまたライブ部分の練習だったり、
ブログを書くほんの20分の時間が取れなくて
滞っていて、楽しみにしている方には申し訳ない。

もちろん、日々、色々なお客さんが来て、
これも書こう、あれも書こうなんて思っているのに。

先月末から始まったそんな映像の撮影も、
一応、昨日でクランクアップ。
(っていうほどのものか?笑)

みんな芝居経験など皆無なのに、
よく頑張ってくれた。

出来上がりを見て、うちの常連のお客さんたちは
え?あの彼と彼が恋仲に???
そしてその先はどうなるの?

映像から飛び出てくる彼らは
どこでどんなふうにライブを行なうの??
なんて、楽しめるはずの仕掛けが
ここからひと月で、どれくらい出来上がるか。

たくさんの試行錯誤の中、
頑張っていますので、しばしお待ちを。

そして、いつものことだけど、
もう少しだけ、日々のブログに精を出せるように頑張るつもりです。

posted by みつあき at 18:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月19日

Bridge 10周年パーティ ポスターが出来上がりました!

ブリッジNEW04.jpg

1周年の時から、ずっと店のイメージを
作ってくれていたJiroさんによる
10周年パーティの新しいポスターが出来上がった。


ポスターにも書かれているように、
今回は、スタッフが総出演する映画を制作。

例年は、ゲストのパフォーマンスに加え、
スタッフによるダンスや歌だったのだが、
10周年はどうするか、春先くらいから
スタッフで色々考えていた。

そもそも僕が映画好きだったり、
ショウ好きだったりということから、
映画とショウの組み合わせ
つまり、映画からキャストが抜け出たように
パフォーマンスをするのはどうか、と思いついた。

メキシコ、キューバなどで
旅行をエンジョイするかたわら、
脚本を書く、というのが僕の命題。

うちのスタッフの個性を生かしながら、
どういうふうに話を組み立てていくか、
というのはなかなか大変だった。

そして7月から撮影開始。
と同時に主題歌や、それに付随する
衣装なども同時進行で出来上がっていく。


まだまだ撮影は続いているし、
パフォーマンス練習も、これから始める部分もあり、
どれだけお客さんにあっと言わせることが出来るか。
素人芸ながらも、色々トライしているので
是非とも、2日間のどちらか、
顔を覗かせていただきたい。

ちなみに、今回は、
1部(22時)、2部(0時)、3部(2時)は
すべてが繋がっていて、すべて見ないとわからない仕掛け。

スタッフと共に、ドラマを盛り上げてくれる
ゲストには例年のエスムラルダと、
シンガーの作田雅弥君も、ドラマの中に登場。

爆笑あり、涙あり(笑)、そしてサプライズありの
楽しい時間となる予定(ほんまかいな。)

ちなみに映画タイトルは「明日、またBridgeで」。

予告編は今月末から来月初旬に公開する予定です。
それも、お楽しみに。



posted by みつあき at 19:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月18日

出入り禁止

ここ10年、うちの店ですごい暴れかたをしたり、
大ゲンカがあったり、ということは、ほとんどない。
お客さん同士が、ちょっとした言い合いになったことは
数回あったけれど、怒鳴りあうとか、殴り合うまではいかず
その前に事なきを得た。
結局、いわゆる「出禁」ということを
することない10年だったし、
個人的にはよほどのことがない限り
「出入り禁止」
いわゆる「出禁」をうちの店からは出さない、
というのが僕の理想だ。

もちろん、他のお客さんに迷惑をかけて
手に負えない、というような人が来ると別だろうけれど。

今までで、そのような過激な人こそいないけれど、
酔っ払って寝てしまう、という人はそれなりにいる。
それも椅子に座って、ということであれば、
よほど周りのお客さんが困らない限りは
放っておくのだが、
後ろのベンチに横たわったり、
床に寝たり、という人も稀にいる。

と言うか、ここ一週間で深夜、二人いて
一人は「申し訳ない」と言いながら、
起きられない状態。

一人はまったく動かない状態。

最近は深夜、ラファエルが店を引き継いで
オープンしてくれているので、
朝がたになると、申し訳なさそうに帰って行ったと
言っていた。

これからも、できる限り、出禁ということは
うちの店ではタブー、ということを
守っていきたい。

そのあたりも含めて、11年目以降も
よろしくお願いします。


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posted by みつあき at 16:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月13日

親子という形をとって

セイヤ君は30歳。
18歳の頃から25歳上のパートナーと付き合って12年だそうだ。

その間には色々なことがあったようだ。
最初は、彼の家に遊びに行っていたのだが
そのうちに彼の部屋に住むようになった。

ただ、それからパートナーのほうの両親が
体調が悪くなり、地方から東京に出てくることになった。

結局、その両親には自分たちが住んでいるマンションを譲り、
その近くにマンションを買うことにした。

とは言え、いつ両親が覗きに来るかも知れない
ということで、セイヤ君は、実はパートナーが若い時に
女性と遊んだ時に出来た子供だということにしたと言う。

恋人同士ということを隠すために、
会社の同僚、とか友人、ということを
聞いたことはあったけれど、
親子ということは初めてだし、
増して自分の両親に息子だ、というのは
本当にまれだと思う。

ただ、女性の押し付けられた子供、ということで
パートナーの両親からのセイヤ君への
当たり方はひどかったらしい。

結果的にご両親は次々に亡くなったようだが、
その形は5年ほど続き、
セイヤ君は「よく耐えたと思う」そう言う。

いつものことだけど、
本当に色々な人生がある。
posted by みつあき at 16:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月10日

潔癖症はどこまで

この前のブログで、汚れ専のことを買いたけれど、
面白いなあと思うのは、ゲイって、この手の
汚れ専の人と、潔癖症の人たちと真っ二つに分かれるところ。

もちろん、どちらもそこそこ、という
僕のような人も十分に多いんだろうけれど。

汚れ専の話を聞いたアキヒト君は
「臭い、汚ない」というようなことはもってのほか。
自分としてはファンタジーとしても
信じられないと言う。
仮にエロビデオの中でそういうシーンがあっても
ドン引きなのだそうだ。

それほど汗かきでもない、というアキヒト君なのに、
それでも、仕事中にはアンダーシャツを2枚持っていき、
昼休みと、午後3時くらいに必ずトイレで
着替えるらしい。

ジムに行くと、2度着替え、
ジムのシャワーでは、自分用のスリッパに履き替える。

お金を触ったりするだけですぐに手を洗いたくなるし、
つり革や、エレベーターのボタンも絶対に触らない。

ワイドショーなんかでよく見るけれど、
身近でここまでの人を見たことはなかった。
と言うか、どこまでやると
満足できるのか、余計な御世話だけど
ちょっと心配だったりする。

興味あるのは、アキヒト君の性的なこと。
セックスに関しては、どうなんだろう。

「もちろん、汚ないことはしないけれど、
それだけは別です。とにかく終わってから
死にもの狂いで身体を洗うだけ」だと言う。

極端なこの二人。
あなたはどちらのほうが理解でき、
近いと思えるだろうか。
posted by みつあき at 14:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月09日

汚れ専のつぶやき

その大胸筋の大きさ、そして締まった腰、
ズボンの上からも上がっていることがよくわかる尻。
そんな見事な身体を持ち合わせているシュウゾウ君が
久しぶりに来てくれた。

そんな誰からもモテそうなシュウゾウ君は
なかなか誰にも言えない秘密があると言う。

それは汚れたスポーツグッズに目がないのだそうだ。

着古したサッカーや野球のユニフォーム、
柔道着などだけではなく、
ケツ割れや、下着、ソックスやシューズまで。

ジムに行って、誰かが忘れたそういったモノを
横目で見ながらも、
犯罪になってしまうからグッと我慢するらしい。

シュウゾウ君は、そういう類の品々を
ネットでコツコツと集めているのだそうだ。

ネット・オークション?
そう尋ねると、オークションではそういうモノは
いつの頃からか、御法度になり、
新品なモノしか売っていない。

しかし、驚いたことに、ゲイ専用の
(もちろん、ノンケ専用もあるのだろうけれど)
サイトに投稿されたモノを
せっせと購買するのだそうだ。

誰が穿いたかわからないようなモノで
興奮できるのか、と尋ねると
そりゃ、顔がわかったほうがいいけれど、
想像を膨らませるだけで満足するのだそうだ。

自分のトランクルームを誰かに見られると
たぶんドン引きされるだろう、そう言う。

臭いがついた数々のモノを
しっかりとジップロックで封をして
毎晩のように楽しむのだそうだ。

って言うか、こんないい男なんだから、
逆にそういう格好をして見せてくれ、
シュウゾウ君の着たモノが欲しいなんていう人も
たくさんいるんじゃないの?
と聞くと、
「そうですね。交換したりするのは好き。
オシッコなんかをぶっかけ合うのも好き。
でも、それ以上、交際とか求められると
途端に気持ちが醒めちゃうんですよ。」とのこと。

さわやかなイケメンマッチョな
シュうゾウ君の口から出た数々の言葉は
人に寄っては引くのだろうけれど、
さらに舞い上がる人も多いんだろう。

今さらながら、性の世界って奥深い。
posted by みつあき at 15:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月07日

Bridge 10周年のお知らせ

あっという間の10年。
とは言え、手伝ってくれたアルバイトは30人を越し、
なんとか新宿2丁目の仲間入りがやっと出来たという感じ。

そんなBridge10周年の日にちが決まりました。

来たる9月29日(金)と30日(土)です。

この10年間、多くのゲストとスタッフに支えられて
あらゆるパフォーマンスをやってきましたが、
今回は初の試みとなるモノを目論見中!!!

詳細は改めて発表できれば、と思いますが
今回はスタッフ全員が総力をあげて
作り上げたモノをお披露目します。

お楽しみに!!!!
posted by みつあき at 06:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月28日

タックス・ノット35周年

僕がゲイバーに最初に行って、
もう35年ほどの年月が経つ。
最初の数年こそ色々な店を
さまよったりしていたが、
30数年前、やっと居心地が良い、
と思われる店を見つけた。
それがタックス・ノットだった。

今年の4月4日、タックス・ノットは
35年目を迎え、
先日の日曜日、そのパーティが行われた。

新宿2丁目界隈のゲイバー
(タックス・ノットは3丁目にあるけれど)の中で、
マスターが代替わりせずに、
35年以上やっている店は
一体何軒あるんだろう。

僕が想像するに、10軒、あるか、ないか
なんじゃないだろうか。


お店というのは、ゲイバーでなくとも、
色々な理由でクローズする。

そこに通った人たちは、そのたびに行き場をなくし、
もう二度と2丁目に行かなくなる人もいるだろうし、
他の店を探す人もいる。

つい先週も、僕がタックス・ノットに行く前に
行った店で知り合ったお客さんが27年前にオープンした
お店がマスターの体調不良でクローズした。

タックス・ノットのマスター、タックさんも、
共にオープンしたパートナーを亡くし、
自身も体調を壊されたこともあったけれど、
今はすこぶる元気に、店を開けてくれている。

何度もここに書いたように、
彼がいなければ、あの店がなければ、
僕はうちの店をオープンもしなかったし、
今の自分はなかった、そう思っている。
そう思うと、おめでたい、というのと同時に
感謝の気持ちでいっぱいなのだ。

タックス・ノットの35年を思うと、
今年やっと10年を迎えるうちの店は
まだ小学校さえ出ていないお子ちゃま。

その頃、二十歳だった人たちが55歳。
生まれたばかりの人たちはもう35歳。
それを考えただけでもすごい。

100人を超える懐かしい顔、新しい顔をゆっくりと
見させてもらいながら、
愛されていることの素晴らしさ、
それぞれが変化していること、
まったく変わらないことへの驚きなどを
強く感じた。

これからも、40周年、45周年と頑張ってもらいたい。
うちがこのあと、20周年などできるかは不明だけど(笑)

posted by みつあき at 15:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月23日

旅から戻って・・・




大変、長いあいだ、店を留守にし、ブログも更新できず

(あちらからちょっと頑張ろうと思ったけれど、無理だった)、

大変失礼しました。

まだ成田から自宅に向かうバスですが、今晩(24日、金曜日)から

きちんと店に出ますので、よろしくお願いします。

早速ですが、旅日記を、少しずつアップするようにします。


***********************************


年に二度ほど、一人旅をするようになって、7年ほどになる。

最初は10日ほどだった夏の旅行も、お客さんやスタッフから、

どんどん長くなると言われ、「そんなことない」と

否定しながらも、はっと気がつけば、確かに。


言い訳がましく言うと、今回どうしても行きたくて、

発売日に取ったベット・ミドラー主演の「ハロー、ドーリー!」が

622日しか取れなかったこと、

それからずいぶん経って発表されたグレン・クローズ主演の

「サンセット大通り」の千秋楽が528日と、大きく時間が開いてしまった。

結果的に、「サンセット〜」は、閉幕が伸びたものの、変更するワケには行かず。

結局、「サンセット〜」の前日に着いて、

「ハロー・ドーリー!」の翌日に帰国するとなると、なんと25日間。

スタッフから「ひと月!?」と言われて

「いや、3週間ちょっと」と苦し紛れの言い方をしながら、旅立つことに。



そんなワケで、お客さんやスタッフに迷惑をかけながらも、

今回は長い旅になることを踏まえ、一度行きたかったメキシコ、

そして行くなら今、と言われているキューバのハバナに足を伸ばすことにした。


いつもは、NYやロンドンの観劇記に終わってしまう旅行ブログだけれど、

それはちょっと先伸ばしにして、今回はメキシコ、

キューバ紀行(ってほどでもないんだけど)から。


写真はたくさん撮影しながらも、ここにアップするのは重いため、

興味があったら、インスタグラムで見ていただきたい。

以下のアカウントで。

misuaki_kis 



NYのゲイの友人(ボーイフレンドがメキシコ人だ)が、

是非ともメキシコに行くのなら、プエルト・バヤルタ

(日本では、バジャルタという表記もあるようだが、

現地の人はバヤルタと言っていたようなので、とりあえず)に、

と言っていて、まずは3泊4日をそこで過ごすことを決定した。


プエルト・バヤルタは、海が美しいリゾート地ながら、

カンクンなどよりももう少し質素で、物価も安いと言われている。

確かに、安い。ビールは100円くらいだし、

軽く食事をするには500円もあれば十分に足りる。

どんなモノも日本の1/3くらいだと思ってもらえれば良い。


ひとつだけ驚いたのは、アルコール類は、

夜の10時から朝の9時までどこでも売ることが出来ない。

もちろん観光地なので、バーやレストランでは、

4時くらいまで飲める場所はある。

もちろん、一杯、300円くらいだからこれまた安い。

飲食店やショップなどはそれなりに充実しているけれど、

特にこれ、と言った観光名所などは(たぶん)ない。

そのぶん、街全体がまるで美術館のように美しいデザインで彩られている。

少なくとも、僕が宿泊した最南端に近い場所は、そうだった。


ホテル自体も、フリーダ・カーロや、いわゆるメキシコ絵画、

彫刻などを細かくあしらった感じ。

特に、デザイナーズ・ホテルっていうワケじゃないんだろうけれど、

どうせやるなら、ここまでやらなければ、という

アーティスト精神が色々なところに現れているのかもしれない。


路上、壁、また建造物、それぞれがメキシコらしい、

多彩な色を使った装飾が続く。パチパチとあれも、

これも、と写真を撮っていると、きりがないほど美しい。

ただ、到着した時は気がつかなかったものの、

帰る時、空港近くの街を見るとそれほどでもなかったから、

やはり海岸沿いの場所がそう造られているのだろう。


到着した当日、街を歩きながら、海辺に出ると、

ギターをつまびきながら歌う老人とパーカッションをする中年男性がいた。

スペイン語の懐かしいような素敵な歌をどんどん演奏する。

あまりに素敵で僕が「クルクク・パロマ」(映画『ブエノス・アイレス』や

『ムーン・ライト』で使われていた)をリクエストすると、

喜んで歌ってくれ、お礼にビールをご馳走させてもらった。

このあと、僕のためだけに何曲も、何曲も歌ってくれて、

本当に初日から至福の時間を味わうことが出来た。


このあと行ったメキシコ・シティは、犯罪も多く、

決して油断してはならない、と聞いていたが、

ここプエルト・バヤルタは、まったくそういう気配はなく、

人々は親切で穏やかだったで、会う人、会う人が素敵だった。


観光名所はないものの、スキューバ・ダイビング、パラグライダーや、

水上スキーなど、海辺のリゾートだけあって、

マリンスポーツの選択肢は多かったようだ。


そう。僕はその中で乗馬を楽しむことにした。ほぼ3時間ほど、

山の中、川の中(まで、馬を歩かせる)を楽しみながら、

ビールや軽食も含めて約4000円。

山に伸びる見た事のないほど大きな植物、そして南国の花。

川遊びをしている子供たち。そういう光景を見なが、

時には大きく駆け出す馬にちょっとだけビビりながらも、

一緒にずっと付き添ってくれていたカウボーイのホアン(45歳)のおかげで

とても楽しい時間を過ごすことができた。

ずっと二人でいたホアンは、本当に素敵な人で、

カタコトの英語で色々説明してくれたり、僕の写真を撮ってくれたりした。

彼は45年間、一度もこのプエルト・バヤルダを出たことがない。

メキシコ・シティまで飛行機で1時間半くらいだけど、

そこさえもなかなか経済的なこともあって行けない。

でも、こののんびりした暮らしが自分には合っていて、

一生ここから出なくて幸せだ、そんな事を言っていた。

旅ばかりしている自分のことを色々考えながら、

しっかりと地に足をつけているホアンがとっても素敵に見えた。


さて、何故友人がこの場所を強く進めたかと言うと、

欧米からの多くのゲイの人たちが集まる、

いわゆるゲイ・リゾートとしても有名だということだった。

僕はやっていないけれど、多くの観光客は

グラインダーなどSNSを通じて、出会ったりしている人もいたようだし、

ゲイ・カップルが新婚旅行気分で来ている人も何組も見た。

   

確かにゲイバーも多いし、何軒かのホテルではゴーゴーダンサーや、

メンズ・ストリップ、ドラッグのショウもあった。

ストリップは、今のNYではもう観ることが出来ない全裸になるまでのショウ。

ちょっと際どいけれど、みんな明るくてかっこいい。

チップも、30円くらいから100円くらいのモノで、

とても楽しませてもらえるし、ダンサーの人数も多かった。


そうそう。僕が泊まったホテルで、すごくイケメンのマッサージ師の

リカルドというコがいて、彼のオイル・マッサージは本当に素晴らしかった。

1時間で2000円くらい。これだけゲイがいるんだから、

ちょっとエロい感じに?なんて期待したけれど、さすがにまったくそうはならなかった(笑)


3年ほど前に行ったアメリカのプロヴィンス・タウンも

有名なゲイ・リゾートだったけれど、

まったく違う意味で、本当に素敵な海の街だった。

いつか、日本にもこんな素敵なゲイ・リゾートが出来るだろうか。

この海の街をぼんやり見ながら、そんなふうに思った。

posted by みつあき at 15:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする