2019年11月07日

初のボランティア その2

火曜日の朝、栃木の
ボランティアセンターがある
市民会館まで歩いて10分ほどの新栃木駅に
到着したのは、9時半を回る頃だった。

万が一のことに備えて、都内を出る時に
僕は昼食べるおにぎりやサンドイッチを
買っておいたが、駅前にはコンビニは
見当たらなかった。

IMG_1632.jpg

センターでは、さすがに、平日だったからか、
来ている人はそれほど多くなく、
壁には、日々の合計人数が
張り出されてあった。

耳にした被害の大きさに比べると、
ボランティアの数が
本当に足らないのだとよくわかる。

IMG_1634 2.jpg

現地では、NPOの方や
福祉協議会の人たちがせっせと動いており、
テレビ局のカメラなども来ていた。
そんな中で、簡単に受付けを済ませ、
グループに分かれて、被災した
お宅に伺うのだと説明を受ける。

センターには、長靴や手袋などに加え、
水やお茶も準備はされていたが、
多くの人たちはしっかりと自分で
持って来ているせいか、
僕が見た範囲では、
そこに手を出す人はいなかった。

IMG_1885.jpg

僕の前後に来た何人かのグループで
車で来ている人が率先して車を出し、
現場へと移動することになった。

使うスコップや、土のうを入れる袋、
土かき棒など、作業に必要なモノを車に積む。

一昨日は雲ひとつない晴天。
そんな天気だったせいかのか、
現場までものの15分ほどの道中、
まさかここでそれほどの被害が
あったとはとても思えなかった。

しかし、車の窓外をよく見てみると、
路面の多くの店は休業中だったり、閉鎖中で
運転してくれている女性のハシモトさんいわく、
「この辺りは、ほとんど1メートル以上、
水に浸かっていたそうです」とのことだった。


僕らが到着したのは、10棟ほどの
古い平家のアパート群だった。
周りのマンションも1階に住まれている
方たちの部屋の前には土のう、
そして粗大ゴミが多くまとめられていた。
僕らが作業するアパートも全滅だった。

IMG_6962.jpg

僕らの前に、もう何人かの人が
先に来ており、後継車も含めると
10人ほどのボランティアで
作業に取り掛かる。

前日まで来ていた方たちが、
おおかた、被災している方たちと共に
荷物を整理し、ゴミを出したりしていて、
僕ら男性は床下に流れついた泥を
スコップでかき、
土のう袋にどんどん入れていく。
それを手押しの一輪車で
所定の場所まで運ぶ。

IMG_1641 3.jpg

女性たちは大きな窓枠を外し、洗い、拭き、
また窓枠に戻していく。

トイレは、アパートの大家さんが
その中の2軒の中にあるトイレを
貸してくれていたけれど、
場所によって対応は違うのだろう。

ボランティアの中には20代もいれば、
70代の方もいらっしゃった。
僕のように初めてだという人もいれば、
何度も経験をしている達人も、もちろん。
また、自分が震災時に被災し、
世話になったお返しとして、
ボランティアをしているという人もいた。

福島から来たという
60代後半のアクツさんは、
暗いうちに家を出て、埼玉のある
ボランティアセンターに行き、
「もう、今日は募集していないんですよ」と言われ、
栃木までやって来た、とのことだった。
「動けるのは今日しかないから」
とおっしゃっていた。

僕くらいの年代の人は、
多少、気持ちに余裕があったり
するだろうけれど、若い人たちは
もっと自分のやりたいこともたくさんあるだろうに、
と思ったけれど、
30そこそこの青年ナガツカ君は
「こういうことが、日々のエネルギーになるんですよ」
と言っていた。なるほど。

IMG_1642 2.jpg

来ている人たちは、それぞれ穏やかで
明るく、その上、必要以外なことを
口にしない人が多いと思ったのは
たまたまなのだろうか。

どの人も、ポジティブな気持ちに
溢れていて、彼らと共に動けた時間が
またこの経験をしたい、そう思わせてくれた。

思えば、日常の9割をゲイの人たちと
共に共有している僕だが、
まったくそういう事とは関係なく
こういう環境にいることが出来た1日は、
僕にとって貴重だったのだ。


作業が終わったのが午後3時。
昼食40分を除いて、4時間強の労働。
多少腰が痛かったりするものの、
これで終わり?と思うほど
あっという間だった。

ただ、あまり無理をせず、
この、ほどほどな感じが、また来ようと
いう気持ちにさせてくれる。

それまで想像していた
「大変で、立派で、偉い」という
災害ボランティアに対する敷居の高さ。
それは、ほとんどなかった。

ちょっと面倒だけど、ジムでも行くか、
というくらいの気分で、ふらりと覗いてみても
まったく良いんじゃないか、
そう思った。

ちなみに、ボランティア保険なども、
各ボランティア・センターでも簡単に
入ることが出来るので、事前準備は必要なしです。

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2019年11月06日

初のボランティア その1

うちの周年の翌週、それも
土曜日に大型台風19号が来た。
それに続く20号、そして大雨の
被害は誰もがメディアで
目にしているだろう。

あの台風が1週間、ずれていたら
一体どうなっていたんだろう。

あのパーティのために、準備をした
美術も飾れず、テラスでのパフォーマンスも
出来ず、何よりもお客さんのことを
考え、中止にせざるを得なかったかも知れない。

やっとの思いで、日程を合わせた
スタッフや、手伝ってくれた多くの人たちの
都合を考えると、延期というのは
とても出来なかった。

それからどんどん大きくなる被害と
被災地の状況をニュースなどで目にし、
なおかつボランティアの手が足らない
ということ耳にして、
たまたま、一週間ずれてくれた、という
感謝の念と共に、
自分でも何か役に立つのなら、
動かなければ、と初めて考えた。

いつも自分のやりたい事ばかりやっていて、
たまには人のためになる事を
やっても良い時期かも知れない。
まだまだ自分が元気なうちに
出来ることを、と。

とは言え、周年翌週からコロンビアからの客人や
妹の上京があり、やっと落ち着き、
さて行こうと思ったら、先週は
あの結膜炎。。。。

そして、今週こそは、と。


ネットで色々調てみると、
被害が大きかった場所が書かれており、
どれだけの人数が必要なのか、
ということがわかる。
また、中には地域限定
(つまり近郊の人だけ)
というのもあった。

最初は千葉、と考えていたけれど、
千葉は意外に遠く、被災地は電車と
バスを使い、ほぼ2時間以上かかる。
なおかつ、栃木や長野のほうが
現在、人出が足らないこともわかってくる。

栃木だとやはり2時間以上かかるが、
早起きすれば9時半過ぎには
何とか行けそうだ。
早速ボランティア保険なるものを
かけて、ゴーグルや安全靴などを揃える。

一昨日は店を0時に閉めたので
出来るだけ早く休み、
7時過ぎに家を出た。

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2019年11月03日

首里城、燃える

先週、首里城が燃え落ちた。

うちの店だけでなく、多くのゲイの人たちで
沖縄へと行く人は多い。
古くからの友人もつい数年前に
沖縄に移住した。

僕はと言えば、休みと言えばニューヨーク、
プラス海外が多いこともあって、
もうずいぶん沖縄には行っていない。
そして、残念なことに、実際の
首里城を目にしたこともなかった。

理由はいまだにわからないけれど、
この世界遺産を失くしてしまったことを
多くの人たちが悲しみにくれ、
辛い思いをされている。

昨夜大阪から来てくれたナオト君は
もう10年ほど前に、初めて行った沖縄で
出会った現地の青年に連れて行ってもらったのが
首里城で、彼の人の良さと共に
思い出は深く刻み込まれていると言っていた。

また、昨日、久しぶりの
土曜日営業に入ってくれた、
タクヤが今まで何度も沖縄に行っていた。
しかし、つい先日、ご両親を連れて
首里城に行ったのが初めてで、
最後に目に出来たことは
良かった、そうつぶやいていた。

14世紀末に建築され、終戦の年、
1945年の沖縄戦などで破壊され、
30年に渡る復元工事はやっと去年、
完了したばかりだったらしい。

工事に関わった人もそうだが、
沖縄の人たちは、さぞ辛い思いを
されているのだろう。

自分自身が生きている間に、
あの華麗な姿を目にすることが
出来ないのだと思うと、
もっと日本で観ていない多くのところに
行っておかなければならない、
そう強く思った。

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2019年10月25日

まさかの結膜炎

昨日の夕方、店に行く前に
ジムに行ったあたりから
目がいやに充血しているなあと。

店に入って、お客さんが入って来てから
なんだか目が痛くなってきて
目やにも出てきたり。

0時過ぎに来てくれたお客さんからは
「え?目が腫れているけれど、大丈夫ですか?」と
鏡で見てみると、確かに腫れている。

結局、3時過ぎにタクシーで
帰ろうとするけれど、車まで
目が開けられない状態に。。。。


今朝、起きてみると、目やにが
凄くて、目が開けられず。
そして激痛。

すぐに眼科に。
なんと結膜炎ということだった。

ただ、チェックすると、ウィルス性ではなく、
抗生物質で、2、3日で治るだろうということだった。

疲れから来ている可能性もあると言われ、
周年後、コロンビアからのマリオを
日々、東京案内したり、
妹が来たりと、確かにバタバタだったから。

まだ痛みが残っていて、
ブログを書くのも結構キツい。。。

そんなワケで、本日はスタッフに任せて
僕はお休みをいただくことに。

明日(26日)の12周年上映会は大丈夫そうなので、
18時よりお待ちしております。
御心配、なきよう。


※よっぽど腫れた目の写真をアップしようかと
思ったけれど、グロテスク過ぎるのでやめた(笑)

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2019年09月19日

増税から考えること そしてお願い

うちの12周年パーティを前に、
消費税増税が始まる・・・。

大型チェーン店はともかく、
街の小さなお店など、そこで
食べても良いとしていたのに、
持ち帰れば8%プラス、
そこで食べれば10%プラスになるなんて
昔から商店をやってたおばあちゃんが
「これからは持って帰ってね、
なんて言えないよ」とテレビで泣いていた。

フードコートでなど、
持ち帰りと言ってそこで食べるという人も
出てくるだろう。
そして何よりも、10%、8%の使い分けを
強いられる店は本当に大変だ。
多くの困難を招きながらも、この軽減税率。
どうなることやら。。。。


うちの店も、多くのお酒の値段が
大きく変化してしまう。
2014年の時は見送った料金改定だったのだが、
当店も、料金改定を見直さざるを得なくなってしまった。

ここから、お願いです。

10月1日から、チャージを800円から200円だけ
上げさせていただくということになりました。

ボトル料金や、ショット料金は据え置きなので
よろしくお願いします。

加えて、ほぼ12年間、続けている
土曜日のスタンディング営業ですが、
今年、11月から2月の4ヶ月間は
椅子が入っての通常営業となります。
寒い時期、混み合うことも少なく、
通常通り、ゆったりと座って
飲んでいただきたいので。
(この4ヶ月はチャージが入ってしまいます)

何卒、よろしくお願いいたします。

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2019年08月27日

痘痕も笑窪からの・・・変な言葉を考える

昨夜、ジムのイケメン話をみんなでしていた。

僕が最近見たイケメンは、どう見てもストレートで
飾りっ気もないのだが、ロッカーを出る時に
バッグも持たずに、コンビニのレジ袋に
着たウェアや、タオルを持って帰っており、
「アバタも笑窪だった」と言った。

お客さんのフミオは、アバタを
使う時は、もっと表面的なモノじゃないか
と言っていて、それは
「惚れた欲目」のほうが近くない?という話だった。

それにしても今の若いコたちは「痘痕も笑窪」
という言葉をどれほど知っているか。
まず、「痘痕」自体が死語だ、と。

そこにいたのが、40代以上で、
死語になっているモノも多いけれど、
部下とか年下から言われる言葉で
変な言葉っていうのも多い、と。

「これでいいっすか?」

いいっすって、ゲイ用語じゃなかったっけ?と
笑い出すけれど、その4人が、
今世の中で使われている
気持ち悪い敬語を連発し出す。

「なるほどですね」
「こちらのほうで、よろしいですか?」
「ちょうど1000円からお預かりします」
「また、ご連絡させていただきます」
「これこれ、こうなんですけど」
「お名前、ちょうだいしてもよろしいですか」

若い人たちからすると、え?何が悪いの?
という言葉だし、僕なんて敬語どころか、
タメ口で話しをされても、それほど
頭にも来ないほう。

それでも、確かにコンビニだとかレストランで
上の言葉を聞くと、妙にむず痒くなってしまう(笑)

ってなことを言いながらも、
僕たちも変な言葉を使いがちだから
気をつけないとね、と笑い合った親父たちだった。

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2019年08月07日

サングラスの効用

照り返しが強い夏の日差しの中、
特に自宅から駅までちょっと長い橋を
渡らなければならないため、
僕はサングラスをかける。

最近でこそ、海などには海外でしか
行かなくなってしまったけれど、
そういう時に使うためにも
サングラスは10個ほど持っている。

サングラスも流行があり、
僕が子供の頃は圧倒的にタレサンと
言われるティアドロップ型のサングラス、
それも半分からグラディエーションに
なったモノや、縁がゴールドの
レイバンのものが流行っていた。

それが20歳前後になると
丸いモノが増え、そのあとは
比較的通常のメガネの形に近いモノ、
またはしっかりと顔面にフィットする
スポーツタイプが出てきた。

そのどういうモノも、ひと通り、
僕は持っているけれど、
海外などで落としたり、
壊したりするたびに買い換える。


外国映画などを見ると、
葬儀のシーンなどで、多くの人が
サングラスを着用しているのもよく見る。
涙を隠すためか、それとも喪服などと
共に、喪に服す、という表現なのか。

そう言えば、僕の友人は
セックスをする際に、相手に
サングラスをやってもらうように
頼むと言っていた。

サングラスに煙草を吹かせながら
攻められるとなんとも言えない興奮が
味わえるのだと。
いわゆる男らしさの演出。

外国人に比べると、目が強い
我々日本人は、それほどサングラスを
使う人は多くないと聞く。
別に眼鏡屋さんの営業ではないけれど、
これを機に、あなたもひとつか
ふたつサングラスのコレクションを
増やしてみては、いかがだろうか
(大きなお世話。笑)

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2019年08月06日

ノンケ男子@ゲイバー

月曜日の昨日、一番最初にドアを開けたお客さん
「ノンケですが、大丈夫ですか?」
と入って来られたセキグチ君。

あ、別にゲイバーだとわかっていればいいですよ」と僕。
何故、うちに?と尋ねると、
2丁目で禁煙バーと探すと、最初に出てきたと言う。
(この検索結果で来てもらう人は
結構、多い)

ただ、「何故、2丁目?」と尋ねると
3年ほど前から、LGBTのサポートをする
NPOに関わることになったかららしい。

それでは何故関わることになったのか。
単純に人権ということに
関心があったからだそうだ。

41歳、独身。
爽やかな外見は、男性からも女性からも
モテそうだ。
そういう活動をしていると、ゲイの人から
声がかかったり、ゲイだと思われることはない?
僕がそう尋ねると
「一度くらいは経験してみれば?」とか
「ホントは興味あるから、
こういう活動やってるんじゃないの_?」
という人もいるらしい。

「たとえば、ノンケの男性が
レズビアンの女性に『実は男にもちょっとくらいは
興味あるんでしょ?やってみなければわからない』とか
言うのは完璧にセクハラですよね?」と
セキグチ君、確かにその通り。


彼は、若い頃から、結婚をしたい、
子供が欲しいと思ったことは、ほぼない。
女性と付き合っていて、ディープになっていくと
そういう方向性になるのが辛いと言う。
出来る限り、それぞれがやりたいことを
やりながら、永続的に付き合う相手が
いればいいけれど、なかなか
そういう女性は見つからないようだ。

それを聞くと、やっぱりとてもゲイに近いなあ
なんて勝手な想像をしてしまうのは、
セキグチ君が言うところのセクハラの延長線上に
あるのかも知れない。

色々な立場、色々なキャラクターと話してみると、
ゲイであれ、ストレートであれ、
同じだったり、まったく違ったり。
本当に面白い。
昨夜もそんなふうに思った。

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2019年08月02日

酷暑の夏がはじまった

梅雨が明け、8月になった。
いやあ、酷暑である。

つい数年前まで、
車で仕事場まで通っていた僕だが
ここ1年半、ほとんど地下鉄で動いている。
夕方、店に行く時の混み合った地下鉄は
凄い状態だけれど、お客さんに言わせると
朝の通勤ラッシュを思えば、甘いのだそうだ。

確かに会社勤めをしている頃から
結構遅い出勤時間だったため、
有難いことに、そこまで酷いラッシュは
味わったことがない。

と言うか、とにかく車だと
ここまで暑い、という感覚に襲われることも
あまりなかった。

そんな昨日の昼間、12周年のちょっとした
撮影のロケハンのために、自転車で
我が家から30分ほどの場所にある
広大な公園へと出向いた。

自転車を5分漕いでは、水を飲む。
それでもダラダラと汗が出てくる。
思った場所に思った建物が見当たらず、
Google Mapにも載っていないモノを
とにかく探しまくる。

途中、警察官に聞いてもよくわからず、
コンビニに入って店員の人にも尋ねる。
その答はともかく、コンビニが
ここまで天国のように感じたこともなかった。

加えてそのうち、レンタサイクルの充電が
切れはじめ、資料のため、あらゆるところで
ビデオを撮ったりしていた携帯の
充電も少なくなり、結局途中で
帰宅せざるを得なかった。

自宅に帰って、汗だらけのTシャツと
ハーパンを脱ぎ、冷水のシャワーを浴びて
やっと生き返った。
さすがにそのあと、ジムの予定を
入れていたのはキャンセルし、
店に出る前の小一時間、
ベッドで寝られたのはちょっと至福の時間だった。

結局、昨日に引き続いて、これを書いている
今日も、同じ流れになったのだけれど、
それでも慣れたせいか、今日は
ロケ先の近くのジムに寄る余裕が出来た。

8月になったんだなあ、という思いと
屋外で毎日あらゆる作業をしている人たちの
大変さを、身を持って感じた、
そんな1日だった。

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2019年07月02日

”Camp morning wood”、そして「キス・ミー・ケイト」

プライド・パレードの素晴らしい一日に関しては、
また帰国後、ゆっくり書くとして、
今日は一昨日のショウの様子を。

ヒュー・ジャックマンの3時間ものショウが
終わってから、5時半という微妙な時間に
始まるオフ・ブロードウェイの
"Camp Morning wood"に駆けつける。

108162-10.jpeg

これはNYに来る前に、ブロードウェイの
上演時間以外で何か、と思いきや
こんな時間にあった!
なおかつ、ゲイのヌーディスト・コメディ!

プライド・ウィークということもあって、
小さい劇場は、ゲイ、ゲイ、ゲイ。
まあ、プライド・ウィークでなくても
そうなんだろうけれど(笑)

「ロッキー・ホラー・ショウ」と
ゲイが全裸で歌う"Naked Boys Singing"を
足したような話、とは聞いていた。

確かに。
出てくるゲイたち11人は、上演時間の8割は
ほぼ全裸、もしくはベニスは見せながら、
他の部分に色々付けている様子。

話は婚約したばかりのゲイカップル。
ドライブの途中に森に迷い、
エンスト、そしてゲイのヌーディストたちに遭遇。

Unknown-1.jpeg

色々な誘惑に惑わされたり、
今まで閉じていた部分を解放しながら、
結果的に、二人は円満な夫婦になる、
他愛もないと言えば、他愛のない話。

しかし、ペニスをブンブン振り回して踊る
アフリカ系がいたり、オネエ全開で
クネクネマッサージを披露する男など
そのたびに場内、大爆笑。
くだらないけれど、ゲイバーの
パーティのような感じで
(褒めコトバのつもり)で楽しめた。

*********************

そして、このあとギリギリに駆けつけたのが
「キス・ミー・ケイト」。

20-kiss-me-kate.w600.h750.jpg

これは物凄く評判は良かったけれど、
もともと4ヶ月間の限定公演。
昨日の30日が最終公演でそのチケットを
とったものの、プライドパレードのため、
前日に変更してもらった。

クラシックなミュージカルで映画にもなっており、
シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」上演の
裏側を描いたバックステージ・ミュージカル。
楽曲はミュージカル
第一人者、コール・ポーターだ。
耳にしただけで、あ、聴いたことある、
と思うような名曲揃い。

とにかく、この舞台、終わる直前に
観ることが出来て、本当に良かった。
文句のつけようのない演出、
ソロの歌唱やアンサンブルの見事さ、
そして何と言っても、ダンスだけで
途中スタンディング・オーベーションになるほど。

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元夫婦だったフレッドとリリーが
舞台で共演。
彼が他の女性の贈った花束が自分のモノと
勘違いすることから、また恋の花が咲く。
ドタバタとロマンチックなシーンの掛け合いで
いかにもクラシックファンが喜ぶ題材だけれど、
とにかく、スコット・エリスの演出が
ところどころで光る。

主演は、この直後に日本に「王様と私」の
渡辺謙の相手役としてやってくるケリー・オハラ。
僕は何度も彼女の舞台を観ているが、
もともとオペラ歌手志望だった彼女の声は
さらに研ぎ澄まされ、いちいち唸らされる。

相手役の男性はウィル・チェイス。
僕は「エドウィン・ドルードの謎」などで
個性的な役が好きだったけれど、
この前観たテレビシリーズの「ヴェルサーチ暗殺」で
刑事役などしていてビックリした。

20年ほど前に観たリバイバルのこの役を
やったブライアン・ストークス・ミッチェルを
観てしまうと、ちょっと弱い。
逆にあの時のリリー役マリン・メジーは
つい数年前、まだ若くして亡くなり、
僕としては追悼の気持ちで観ることが出来た。

そうそう。主演二人と共に、拍手が
鳴り止まなかったのが、脇役のラテン系の
コービン・ブルーのダンスのすごいこと!
「ハイ・スクール・ミュージカル」の
あのジャドだ。
「イン・ザ・ハイツ」や日本でも
ライブ・ビューイングされた「ホリデー・イン」も
すごかったけれど、30歳になった今、
最も乗りに乗っている時期かもしれない。

いずれにしても、素晴らしい
プロダクションだったことは確か。



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2019年06月26日

ブログ 数日間、お休みのお願い

申し訳ない。
コロンビア、カルタヘナに到着してから、うまくPCから長文や写真がアップされず、とりあえず今週金曜日まで、Bridgeブログは休ませてもらいます。
posted by みつあき at 20:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月08日

害鳥との戦い!

うちの店には比較的広いテラスがあるのは
とても有り難いけれど、
ここに昼間、カラスや鳩がやってくる。

オープンから1年ほどは、
店の前の階段部分や、テラスの脇に
鉢植えの花を並べていたことがあったけれど、
次から次へとカラスにいたずらされて
泣く泣くやめてしまった。

そしてここ近年は、鳩である。
カフェをやっている日曜日は、店内が
電気が付いており、なおかつ人がいるせいか、
やってきても、すぐに離れるらしい。

IMG_9206.jpg

しかし、平日。
店が閉まっている日中、向かい側に住む人に
聞くと、ものすごい勢いで
大量の鳩が群がっているというのだ。
まだ明るいうちに、店に来ると
テラスのベンチに糞が結構すごく、
それをゴシゴシと取るのが大変。

久しぶりに雨が降った昨日、
ベンチだけではなく、屋根にたまった
糞を大掃除する。

カラスや鳩は、ここは、と良い場所を
見つけると、そこを基地にして
どんどん集まってくると言う。

一昨年くらい前に鳩対策で
ヘビのおもちゃを置いたこともあったけれど、
そんなもん、なんのこっちゃという感じ。

かと言って、見晴らしの良いテラスを
鳩のためだけに、ネットを張るのは
やっぱりどうかと思う。

今のところ、マメに掃除をしながら、
色々売っている鳩対策グッズを思案中だ。

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2019年05月25日

金曜深夜、2時間半の大惨事!

昨夜、ちょうど終電がなくなった頃、
まだ店内には10人強のお客さんたちがいて、
その中の3人が帰ろうとされた時に
「あれ?ドアが開かない」という声が。

「え?そんなワケないよね?」
と僕がドアに行くと、確かに
ドアノブをいくら回しても、
扉が開かない。
鍵はしっかりと開いているのにだ。

それからスタッフのタクに頼み、
ドライバーを持ってきてもらい、
ドアノブに突っ込んだり、
鍵穴を引っ掻き回したり。
しかし、うんともすんとも。

そんな折りに、外から入ろうとする
お客さんたちの声がする。
ポスト部分を開いて
そこから「申し訳ない。中から
開くことが出来ないので、
そちらから押してもらえますか?」と
大声で叫ぶ。

外から何度もドアノブを回したり、
ドアを叩かれたりしたけれど、
これまたまったく無理。

それから携帯で鍵の修理屋を探し、
連絡するものの、
混んでいて時間がかかるとのこと。

他も当たってみるが、
「今、他の場所にスタッフが
行っているので・・・」などと言われて
結局、当初の鍵屋さんに頼むことにする。


それから1時間。修理の人が来るまで
お客さんには、そこからは無料で
飲んでいただくことにして、
とにかく待ってもらう、ということに。

その間に、何度かお客さんが開けようとしたり、
ベランダを通して、前のスタッフが
何人かでやってきてくれたりするが、
事情を説明して、帰ってもらったり
時間をつぶしてもらったり。

やっと2時過ぎに鍵屋さんが到着。
僕と鍵屋さんは電話で色々話をしながら、
どういう状態で、どういうふうにするか、
という話をする。

要は、経年劣化でドアのハンドル部分から
ストッパーになっているところが
いかれてしまってると言う。

それからドリルを使って、鍵下の部分を
切るという作業が始まり、
店にいるほぼ全員が
大きい音がするドアに向かって見つめる。

IMG_9146.jpg

それから数十分。
固唾を飲んで見守るお客さんたちの前で
ドアは開かれ、拍手が起こる。
まるでタイの地下に生き埋めになっていた
子供達が救われた時のように。

鍵は閉まるけれど、扉の部分が
かなり古いため、ガッツリと変えなければ
前の形にはなかなか戻らないとのこと。
ふ〜む。。。。
来週、大家さんと相談することに。

有り難かったのは、閉じ込められていた
お客さんたちが
「いや、なかなかこんな経験ないから
楽しかった」なんて言ってくれたことだった。

ともあれ、多くの方にご迷惑を
おかけしました。
申し訳ありません。
そして、ありがとうございました。

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posted by みつあき at 08:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月21日

一歩もうちから出ない日

昨日は休みで、天気も良くなく、
珍しく、一歩もうちから出なかった。

で、何をしていたかと言うと
一日、本を読んでいたのだ。

昼まではベッドで。
食事をしたあと、午後はリビングで。
夕食あとも、夜は自分の書斎で。
コーヒーを何杯も飲みながら
まったりと過ごした。

IMG_9132.jpg

何を読んでいたかは、
ちょっと明日書こうとしていることに
繋がるので
明日のブログで書くけれど
これほどまったりしたのは
とても珍しかった。

休みの日にしても、
店があっても、
2週間ほど前から、その日の計画について
(映画を観るか、ジムに行くか
程度のことがほとんどだけど)
どうするかは、決めている。

実は昨日も、予定表には映画2本の
予定が書き込まれていたのだけれど、
どうしても今夜までに2冊読破
しなければならなかったので
予定を変更したのだ。

それにしても、僕が本を読むのは
決して早くはない。
いわゆる斜め読みみたいな芸当は出来ず、
良く言えば文体を味わいながら、
悪く言えば、同じところを
何度か読み返したりする。

そんなワケで金曜日から
読み始めたのは良いものの、
週末の朝までの営業があったため
かなり急ぎながら、
それでも結果的に自分流に
ゴロゴロと黙々と過ごした日だった。

でも、こういう日がたまにあっても
良いなあ、そう思った。

というワケで今日はお絵描きはなしで
残りの読書に戻ります。

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2019年01月28日

スタッフの新年会

昨日、27日はカフェのクローズを早くし、
夜の部のオープンを少し遅くさせてもらって、
その間に、店のスタッフの新年会をした。

S__770051.jpeg

店のスタッフがほぼ全員集まる、と言うのは
周年の時と、その打ち上げくらいで、
それ以外はもう少し少人数の集まりと
なってしまっている。

こういう集いをしようとすると、
どうしても店の営業に
時間が被ってしまうのと、
17人近くいると(カフェスタッフなども含めて)
なかなか日にち、時間の調整も難しい。

そういう意味では昨日は珍しく
全員が集まることが出来る1日だった。
(一人、日にちを間違えて
来られなくなったのは残念だったが)


ともあれ、店のそれぞれのスタッフが
それぞれを知り、
キャッチボールしていけることは
有り難く、かつ大切だなあと思う今日この頃。
特に大きな話し合いをしたワケでもなかったけれど、
交流が深まり、楽しそうに飲んでいる
スタッフを見るとちょっとホッとし、
こういう時間は改めて大切だなと思った次第。

去年は仕事の事情もあって、
結構な人数のスタッフが
辞めざるを得なかった。
長いこと、店をやっていると、
卒業していく人たちはいて、
寂しいけれど、
それは仕方がないことだと思う。

その分、新しいスタッフが入り、
また新たな店が作られていく。

「ゲイバーの店子」という
一般的なカテゴリーにとらわれずに、
また、Bridgeスタッフと共に
この2019年をまた作っていきたい、
そう思う。

ひと月、過ぎてしまいましたが、
本年もスタッフ共々、
Bridgeをよろしくお願いします。

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2019年01月12日

既婚者ゲイの生き方

昨夜、このブログを辿って来てくれたのが
既婚者で子供が二人いるという
セイジさん。

昨日は、ずいぶん前から行っている
「既婚者ゲイ」の集いの帰りに
寄ってくれたようだった。

一昨年だったか、うちの店にも
既婚者ゲイのグループが
10人ほどで来てくれたことがあった。
セイジさんに尋ねると、
そういうグループは結構あって、
彼が昨日顔を出したのは、
また違うグループらしい。

セイジさんは、20代から30代にかけて
2丁目やハッテン場も含めて
ずいぶん遊び回ったらしい。

こういう既婚者グループには
セイジさんのような人のような
昔、たっぷりゲイ体験したタイプと、
まったく経験がなく、
恐る恐るネットからこういう
グループに属した、というタイプに
分かれるようだ。

セイジさんの場合は、何らかの形で
ぼんやりと結婚を考えつつ、
今の奥さんと出会った。
しかし、結婚直前に、彼女には
自分の携帯からゲイであることが
バレてしまった。

もちろん、何度も話し合いや
喧嘩を超えて、結果的には結婚。
子供が出来て、落ち着いてからは
「わからないようにしてくれればいい」
ということを言ってくれたようだ。

まるでゲイの長いカップルが
言うような言葉だったりするが、
女性としては、辛いんじゃないかと思う。

とは言え、セイジさんは
その分、出来る限り、子供のことは
大切にしようと心がけているそうだ。

昨今のLGBTという言葉が
一人歩きしている中で、
既婚者のゲイは
ものすごく多いのだと思う。

そして、それぞれが
あらゆる形で、奥さんや子供との
バランスをとっているのかも知れない。

既婚ゲイで奥さんにバレるということで
映画「おこげ」を思い出した。
今、観ると、かなり時代の差を
感じるんだろうなあ。。。

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posted by みつあき at 18:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月21日

深夜のジムで その2

「良かったら、一緒に出ようか」
ジムの風呂で、そう言われたヒロト君は
ドキドキし、頷くことしか出来なかったらしい。

洋服を着替えると、
その野生的な顔からは
想像出来ないパリッとしたスーツだったようだ。

洗い髪ボサボサのまま、作業着なんて着たら、
それこそゲイ雑誌そのものなのに、
なんて思いながらも、
逆に髪にローションを付けると
見る見るイケメン若社長みたいに見える。

「あ。うち、どこ?
良かったら、俺車だから送ろうか?」

え?この時間からうち?
部屋、片付けて来たかな。
と言うよりも、今日
そんな関係にならなくても...
などと頭の中がグルグルまわったらしい。

「タクシーで帰ろうと思ってたんです。
でも、ここから車で20分くらいです。
でも明日は午後出社だから大丈夫です」と言うと
「それなら、俺んちに来るか?
ちょっと遠いけど。」

彼は近県から仕事で車で来たのだ、と
ここのジムは初めてだった、とか
駐車場への道すがら、そんな話を聞きながら、
まあ、いいか、朝帰って
そのまま着替えて出社すれば、
などと考える。

車に乗って、
年齢を聞くと、自分よりも上で
40を少し超えていた。
風呂で裸を見た時には、
すっかり同世代だと思っていたのに、
確かに上に見える。

高速で30分くらい走らせて、
海が見える場所があり、
その高台に、彼のマンションがあった。

マンションの駐車場に停めるやいなや、
彼はヒロト君にキスをした。
想像よりもディープなキスだったらしい。

「俺さ、ちょっと変わってるんだけど
もしイヤだったら、イヤだと言ってね。」
と言うので、何かと尋ねたら、
部屋に入ってから、と言う。

3DKくらいあるマンションは、
都内なら十分億ションだろう。

素敵なリビング。

「こっち」と彼がヒロト君の手を引くと
8畳ほどのワンルームに通される。
そこにちょっとしたトレーニングマシンがあり、
クローゼットの扉を開くと、
数々のスポーツユニフォームや
六尺やケツ割れサポーター、
制服などが転がっていた。

「全裸はダメなんだ。」

それから一夜、
ヒロトはちょっとだけ
汚れた野球のユニフォームや
ラグビーパンツ、レスリングのユニタードなどを
着替えながら、フェティッシュなプレイを
生まれて初めて楽しんだと言う。

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「ちょっと驚くばかりの体験でした。
ほとんど派手な行為をする事はなく、
とにかく、その手のエロい格好のまま、
股間をくっつけあったり、
ちょっと言葉攻め遊びをしたり。

そういう格好をすると、
マッチョな毛深い彼は
さっきのスーツ姿とはまったく違う
雄っぽい獣のようだった。

そして、彼はいかつい兄貴にもなり、
ちょっとMっぽくもなり、
朝まで不思議な一夜が続いたらしい。

朝、別れ際に
「しょっちゅう会っちゃうと
飽きてしまうから、
俺から連絡するまで待っててくれ」
そう言われたらしい。

まだ一週間くらいしか経っていないのに
心待ちにしているヒロト君らしい。


2回にも渡って、長々と書いたのは、
この手のファンタジーというのは、
ゲイのみならず、男ならどこか心の隅にあり、
ましてそれなりに年齢を経た僕なんかは、
妙にドキドキさせられたからかも知れない(笑)

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posted by みつあき at 19:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月23日

熱いふたり

エイタ、ユウヤカップルは
アラフィフで
うちの店で約5年前に結ばれた二人。
いつも楽しくゲラゲラ笑いながら
飲んでいて、見ているこちらが
幸せになる。

一昨日も、ほぼオープンから
僕が帰る時間まで来てくれている中で
色々な話をした。

そんな中で一番驚いたのが、
長く付き合っていくと、セックスがなくなる、
もしくは気恥ずかしくなる、という人が多い中、
二人から「セックスが本当にあっているし、
楽しいんですよ」という言葉だった。

僕からすると、タチ、ネコ同士だからダメとか
セックスの相性の悪さとか、よほどの事がない限り、
外見がタイプであればまったく問題ないんじゃないか
そう思うほうなんだけど、ユウヤからすると
「とんでもない。相性というのは
確実にあって、僕はエイタほど
エッチがピッタリ合うという人は
なかなかいない。」
そう言い切る。

当のエイタも「絶対浮気はしないって
決めているせいか、二人のやりたいことを
色々とやっていくのは本当に楽しい」
そう語る。

ふうむ。
確かにこの二人、最初の1年くらいは、
ベランダに出ては、ベタベタキスをしたり
していたもので、いまだによほど仲良しなのだと
思われる。

20代とか、30代ではなく、
こういう年代の二人のこの発言に驚きながらも
ちょっと嬉しくなった夜だった。

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2018年02月09日

出会ったその日から同棲

お客さんでアメリカ人のジムは、
25年来の僕の友人だ。
そもそも、僕がニューヨークに行きだした頃、
当時の友人が紹介してくれ、
その後、舞台好きのジムと僕は
二人でNYやロンドンに行ったこともある。

旅行先で病気になったりしたことはなかった僕だが
この時、一度だけ酷い風邪をひいて寝込み、
ロンドンで観るはずだった
「スターライト・エクスプレス」を
泣く泣く断念したことはよく覚えている。

とは言え、帰国後、僕が忙しかったりしたり、
ジムに新しいボーイフレンドが出来たりして
何となく会わなくなってしまった。
特に二人の間にそういう関係が
あったというワケではなったけれど、
ゲイの友人同士では、よくある話だ。


しかし、数年前に、ひょんなことから
ジムが友人に連れられて来てくれた。
そして彼は、またよく顔を覗かせてくれ、
共に舞台の話などが出来るようになった。



さて、そんなジムが去年の年末あたりに
彼の恋人のヨリヒサ君を連れて来てくれた。

僕とジムが会っていなかった長い間に
二人は知り合い、もう16年もの付き合いとなるようだ。

そしてここひと月くらいの間に、
ヨリヒサ君も一人でぶらりと来てくれる。

昨夜来てくれた彼に、二人の馴れ初めを聞いたら、
友人のパーティだったとかで、
当時、男性経験もなかったヨリヒサ君は
まさかのアメリカ人のジムとが
ほぼ初体験だったのだと言う。

そして驚くことに、
彼は会ったその日から
ジムのうちに行き、
共に暮らしだしたのだそうだ。
もちろん、当時暮らしていた自分の部屋は
その後、荷物を取りに帰るくらいで
結局、1年くらいの家賃を
無駄にしたことになると言う。

それにしても、多くのカップルを
店で見て来たけれど、会った当日から
一緒に暮らし出したと聞いたのは初めてだ。

これからも末長く、
素敵なカップルでいてほしい。

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2018年01月20日

小室騒動で考えること

小室哲哉が引退をした。
正直言って、僕は彼がJポップチャートを賑わしていた頃、
もうすっかり大人だったし、
特に何の影響も受けていない。
ただ、改めて耳にすると、
そのほとんどが聴いたことがある旋律だ。
そういう意味じゃ、彼が時代の寵児となり、
日本歌謡史(Jポップ史?)に残る
一人であることは間違いないと思う。

昨日、そんな彼が不倫疑惑とかで
引退を余儀なくされた報道を聞いた。
店の何人かが、その話をしていた。

正直、またかと思った。
ここ数年、芸能界や政界で、いったい幾人が
不倫報道で槍玉に挙げられたのだろう。

それは、アメリカのセクハラ報道もそうだ。

もちろん、傷を負った人が出てしまうことは
当然遺憾に思うし、不倫や
セクハラなるモノが良いことだとは言わない。

ただ、それを公にして、一般大衆がSNSで炎上させ、
メディアがこぞって取り上げ、叩き続けること。
そういうことに、とっても疑問を感じるのは
僕だけだろうか。

恋愛や、セックスは、古今東西、何百年も前から
性的対象者がいる限りは、あらゆる形で成り立っていた。
それは、あくまでも個人対個人
(配偶者、パートナーも含めてだけれど)の問題であり、
それをまったく無関係の人間が
いちいちジャッジすることなのだろうか。

許せないと思うのならば、その相手を
訴訟するなり、金を取るなりすればいいし、
それは両者の話し合いで解決するべきだと思う。


「信じられない」「あり得ない」という言葉から
人非人呼ばわりをされてしまう人々。
個人、個人の思惑や、背景などまったく無視して、
騒ぎ立てる報道。


日本のゲイの場合、婚姻制度がなく、
いくら付き合っていると言っても、
どこから線を引くのか。
付き合って、いつくらいから、
不倫だとか、浮気というカテゴリーに入るのだろうか。

もちろん、今回も含めた報道は
僕がゲイだから思うことではない、そう思うが。

いずれにしても、聞くにつけ、
やれやれ、と思う今日この頃だ。

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