2017年12月16日

2017年 初冬の旅行記 その4(リオ・デ・ジャネイロ編)

12月2日(土曜日)

3日目、サンパウロに住むうちのスタッフのレオンが
ブラジル人で日本語も話せる友人のブルーノを連れて
わざわざリオに来てくれた。

7ヶ月ぶりのレオンは少し太っていたが
ブラジルの生活がどれほど楽しく、充実しているかを
たくさん話してくれた。

チャイニーズのレオンは、東京に住む時に、
職場でも街にいる時でも、中国人だとわかった瞬間に
ちょっとした差別や、嫌な思いをすることが
1日に一度くらいはあったと言う。

特にものすごく悪い待遇を受けることはもちろんないらしいが、
ちょっとだけバカにされているような思いや、
見下されている感じがする、というのは
僕がNYで週に1、2度感じることに近いのかも知れない。

ただ、ここブラジルではまったくそういうことはないと言う。
あらゆる人種が入り混じり、開拓された土地だというけれど、
アメリカとは違うのかも知れない。
確かに僕も欧米でアジア人に対してちょっと味わう不快感は
ブラジルにいた間、まったく感じることはなかった。

さてさて、レオンとブルーノとは、コルバドールの丘に行く。
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ものすごい観光客の数だが、ブルーノに言わせると、
オリンピック時期に来た時は、今の3倍くらいの人間がいたとのこと。
キリスト像は映画などで観ているだけに壮大だったが、
結局街から見ることが出来なかったのが残念だった。

丘を降りてから、ブルーノお勧めのレストランで
ゆったりとブラジル料理を食べる。
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日本でブラジル・レストランなどに
行ったことがないだけに、
どれもが初めてで、美味しい。
ハパータと言われる牛肉の煮込み料理や、
パステルちいう揚げたパンのようなモノ、
カイビリーニャやインパッダなど
NYでは決して味わえないような食事だった。

そして一旦僕の部屋に着替えに戻ったあと、
3人でイパネマビーチに向かう。
レインボウフラッグが立っている場所には
多くのゲイ、そしてゲイフレンドリーなストレートたちが大勢いて
夏のキューバのビーチ同様、とても楽しかった。
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レオンたちがホテルに、そして僕が部屋に戻り、
3時間ほど仮眠したあと、夕食(夜はイタリアンにした)後、
“The Week"というゲイクラブに繰り出す。

僕がゲイバーではなく、ゲイクラブに最後に行ったのは
東京のアゲハが店始める前だったから、
もう10何年かぶりのクラブ体験。
ヒカルドやジエゴも月に1、2度来ているらしいが、
彼らに負けず劣らずのマッチョがわさわさ。
ほぼ7割くらい、と言っても過言ではない。
それもほとんどが上半身を脱いで踊ったり
喋ったりしている、抱き合ったり、
暗がりではあんなことも、こんなことも、なのだ。
もう、それは右を見ても、左を見てもエロエロ。
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今まであらゆる国のゲイ関連に行ったが、
ここまで筋肉に揉みくちゃにされたことはまずなかった。
特に何があった訳じゃないけれど、
まあ、この歳にしては十分な至福の時間。
結局、3人で朝4時くらいまで騒ぎ、帰宅して爆睡。


12月3日(日曜日)

この日、レオンたちは午後の便で帰ると言うので、
この日は、3人でコパカバーナのビーチに行った。
ビーチでチェアや傘を準備してくれた
アメリカ人のおっさんは、NYで仕事に失敗し、
すごくストレスを抱えたままリオに遊びに来て、
このリラックスした空間を気に入り、
ここ5年、コパカバーナの海でちょっとした賃金でも
ハッピーに暮らしていると言う。

メキシコやキューバに行った時もそう感じたけれど、
必ずしもお金持ちであることがすごく幸せで、
お金がないことが不幸であることではない、
こういう場所に来ると、つくづくそう感じる。

もちろん、貧困ということは、生死に関わるほどの
大きな問題がある。
食べられない、という次元にいたって
そう軽々しく語れることではないのも承知だ。

しかし、それでもその中でちょっとしたことで
腹の底から笑える環境を持てることと、
金を持っていても、自殺してしまうというストレス。
そこには、人間が考えなければならない
永遠のテーマが横たわっているのかも知れない。

ひとしきり楽しい時間を海で過ごして、
二人を見送ってから、その日の夜は
ヒカルド、ジエゴカップルと飲みながら
ゆっくりと話をした。
5年間、心から愛し合っていると丁寧に説明してくれる二人。
決して日本ではほぼ誰もが口にしない相手を敬い、
愛していると宣言するのが、ある意味羨ましくもあった。


12月4日(月曜日)

リオ最終日。
この日は本当はちょっと離れた国立博物館まで行こうとしていたが、
ジエゴの推薦で、オリンピック競技場あとまで路面電車に乗って向かった。
海に面している施設が、今でも観光スポットになっていて気持ちが良い。
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ここから一昨日行ったセントロを抜け、お土産屋が並ぶ
エスカダリア・セラロンという大階段に行く。
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この色鮮やかな感覚は、いかにも南国なのかも知れない。

このあと、山と山をケーブルカーで繋ぐポンジ・アスーカルに行く。
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残念ながら、晴れ渡っているワケではなかったが、
雲の多さがミステリアスで、それはそれで素敵だった。

十分に楽しんだリオだったが、
部屋を貸してくれた二人とは別れが名残惜しかった。
充実はしていたものの、やっぱり後ろ髪を引かれる気持ちで
リオをあとに、再びNYへ向かった。
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2017年 初冬の旅行記 その3(リオ・デ・ジャネイロ編)

11月30日(木曜日)

さて、ニューヨークから10時間。
リオ・デ・ジャネイロに到着。
前日に14時間かけてニューヨークに着いた割には
疲れなかったと言うか、行き帰りとも
とても楽に感じた。

とは言っても、リオと言えば、テレビを見ても、
ネットを開いても、行った人からの情報でも、
とにかく治安が悪いので
出来る限り用心するように、と耳にする。

人によっては、「え?何故にわざわざ
あんな治安が悪い場所に行くの???」と言うほどだ。

日本を発つ前に、耳にしたのは以下のような話。

手持ちのお金はあまり多くの金額ではなく、
かと言って少なすぎるのも怒りを買うので
それなりの額を(って一体いくらなんだ!笑)
ポケットに入れること。

携帯は出来る限り持ち歩かず、
仮に持っていても、路上で出した瞬間に
持っていかれることも頭に入れておくこと。

移動はタクシーか、ウーバー(事前に呼べる低予算タクシー)を
必ず行く場所、戻る場所の前で止めてもらい、
基本的には街を歩くな。
バスや地下鉄などに乗るなんてもってのほか。

ゲイクラブなどもあるけれど、
ドリンクも絶対手放さず持っていること。
でなければ、薬を入れられたりする可能性がある。

万が一、脅されたりしたら、とにかく
言うことを聞いて持っているモノをすべて渡す。
命だけは助かればそれでいいのだから、などなど。

そもそも、旅好きで、それほど怖い思いをしたこともなく、
結構ユルユルとした時間を過ごしてきたこの僕だけれど、
さすがに今回は上のような話にビビってしまって、
とにかく空港に着き、タクシーを選ぶ段から
どうしたものか、と不安になっていた。


僕が今回、お邪魔するのが友人からの紹介で
部屋を貸してくれたヒカルド&ジエゴカップル。

事前にメールでやり取りをし、
彼らが住むコパカバーナまではタクシーで40分ほどで
60レアル(2000円くらい)だと聞く。

タクシー乗り場で運転手にしつこいくらい、
60で行ける?とか聞き、笑ってOK、OKと言われて
車に乗ってからも不安だったりした。
今から思えば、笑ってしまうけれど。

ヒカルド(英語読みだとリチャード)は50歳超え、
ジエゴ(英語だとディエゴ)は20代後半。
とても失礼だけれど、二人ともまるでポルノビデオに
出てくるかのような超マッチョなイケメン。
とにかく、二人とも優しく、とても親切で
5泊6日の間、すっかりお世話になってしまった。
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彼らのアパートは海岸から5分、それも繁華街のすぐ真横にあって、
どれだけ便利なところなんだろう、と驚いた。

ヒカルドはテレビ曲のディレクター、
ジエゴはアパレル関係。
部屋は見事にオシャレかつ綺麗で、
僕に与えられた部屋も、
夏にメキシコでお世話になったカップル同様、
素晴らしいもてなしだった。
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彼らが何度か作ってくれた食事は
その身体を維持するための野菜や鶏肉を使った料理で、
基本的にはまず外食をしない、というのが
彼らの鉄則だった。
特に美味しかったのは、キノアとチキン、
卵、そして多くの野菜が入った健康フード。
そりゃ、こんな身体になるわなあ。。。

また、彼らのおかげで、そんなにビビらなくても
最低限注意していれば、まったく問題ない、ということを
教えられる。
もちろん、ブラジルに住む彼らだから、ということを
念頭におきながらだけれど。。。


午後にリオに着き、二人が仕事に出かけたあと、
恐る恐る街に出る。多くの人が行き交い、
ニューヨーク同様、白人、黒人、ラテン系、
多様な人種を目にする。
しかし、まったく目にしないのがアジア人。

日本人はおろか、旅行好きな韓国人、
世界中どこでも見かける中国人もまったく見ない。
結果的に僕が帰るまでの6日間、
有名なキリストの像があるコルコバードの丘だけで
数人の中国人を見ただけだった。

それだけに、アジア人は目立つ。
からこそ、最初のうちはとっても不安にもなったが、
結局、人通りが少ない場所に行かない限りは
ほぼ問題ない、ということはよくわかった。
とは言っても、たまたま運が良かったのかも知れない。
いずれにしても、これからリオに行ってみようとする人は
僕の言葉を鵜呑みにしないように(笑)
ただ、情報だけに踊らされるのも
本当にどうかとは思った。
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さてさて、なかなか賑やかなコパカバーナの街とビーチ、
その先にあるイパネマに入ると、少しお洒落
そして高級になる。
小一時間歩いて、さすがに疲れ、
コパカバーナ行きのバスに乗り帰宅。
さすがに疲れているせいか、早めに休んだ。


12月1日(金曜日)

翌日はリオ中心部にある国立美術館に行く。
他の国の美術館に比べると、とっても静かで人も少ない。
ただ、あまり目にすることはないブラジル絵画や彫刻の中で
ポルトガルから渡ってきた人たちと
先住民との関係性や暮らしぶりをちょっと知ることが出来た。
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そのあと、大教会カテドラル・メトロポリターナ
(ピラミッド方の教会内にある色とりどりのステンドグラスが美しい)、
そして黄金に輝くサン・アントニオ修道院をゆっくりと見る。
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最も危ないとも言われる中心部、セントロは多くの人が行き交い、
ここも注意さえ払っていれば、特に問題なく、
市民劇場やらマーケットやらを見て歩く。

結局、あらゆる場所で会話をしたりする
ブラジル人たちはみんな親切で明るく素敵だった。
この夏、メキシコや、キューバに行った時も感じた
南国のくったくのなさ。陽気さ。
もちろん、そこには貧しく少しのお金でも欲しいと
観光客を狙う輩もいるだろうけれど、
そういう人と接することがなかったのは
幸せだと思った。


街を歩いていると、とある劇場を見つけ、
そこに載っている舞台関連のガイドを見ると
シアタークイーンの地が騒ぎ出す(笑)
なんと「キンキー・ブーツ」が昨日まで
無料で公演をしていたことを知り、ちょっと残念な気持ちに。

僕は他の国に行き、観光地はもちろんだけれど、
その国の映画や舞台、コンサートなどから
文化の香りを感じ取りたいと思っている。
たとえ、言葉がわからなくとも、
音楽の響きや演出は、あらゆる言語の壁を
取り除いてくれたりもする。

いくつかの選択肢の中で、「ジョヴァンナ」というポスターに目がいく。
クラシカルな恋愛ミュージカルらしく、その絵面で
僕の食指が動く。
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地下鉄とバスを乗り継いで、辿り着くと
ちょっとしたショッピングセンターの3階とかにある小劇場。
日本でいうと、かつて日本橋の三越劇場を
もっと小ぶりにした感じだ。

入って驚いたのは、ものの30人くらいしか入っていない。
それも中年のおばさんたちがほとんど。
観客のほぼ半分が男性であるニューヨークやロンドンよりも
日本に近い感じだ。


さてさて、この「ジョヴァンナ」。
入っている人数はともかく、オケなし録音は
日本も今は多くはそうなのだから、わがままは言うまい。
ただ、マイクの調子もすこぶる悪い。

そして驚いたことに、ほぼセットらしいセットはなく、
うしろにあるスクリーンで静止画が映るくらい。
ライトもベタな当たり方で、う〜ん、これはどうなんだと
思い始める。
衣装も2丁目のドラッグのほうがずっと豪華、と思えるほど
ペラペラで安っぽい。

ただ、予算がかけられなくとも、キャストの歌声が
それを超えて入ればまったく問題なし。
そうは思ったモノの、歌手と言うか役者も素人に毛が生えた程度。
流れる楽曲もオリジナルではなく、有名なポップスや
クラシックの繋ぎ合わせ。

舞台好なんだから、どこか良い部分を探そうとすればするほど、
観ているのが辛くなってくる。

ただ、それでも微笑ましいと思ったのは、僕を除く
お客さんの多くが大満足というか、ブラジル人ならではの
拍手喝采。シュプレヒコール。
日本では決して感じることがないお客さんの熱さには
心を打たれる。

彼らが本当に心から感動しているのかどうかは
よくわからないけれど、いずれにしても
出演者や制作者をリスペクトし、
心から拍手を送るその姿こそ、
ちょっと冷ややかに観てしまう
僕たちが学ばなければならないことじゃないか。
そんなふうに思った時間だった。

この日は金曜日。部屋に戻ると、
二人の親友と言われるゲイの友人と女友達が来ていて
みんなでワインで乾杯。
とても楽しい一夜を過ごした。
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posted by みつあき at 15:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10周年パーティ 映画&ライブ「明日、またBridgeで」上映イベントのお知らせ

9月に行われた10周年パーティの時に披露した
映画&ライブ「明日、またBridgeで」を
来年1月7日(祝日前の日曜日)の17時から20時までの3時間
飲み放題2500円で、お店で上映することに決定いたしました。

上映は17時15分過ぎから、1部、2部、3部(それぞれ30分から40分)
そしてメイキング&丸秘映像などを途中休憩を入れながら上映します。

お誘い合わせの上、お越しください。
お待ちしております。

posted by みつあき at 15:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「Saku Saku サンタがやってくる」中止のお知らせ

以前、こちらでもお知らせした
来たる12月25日 月曜日のクリスマスに
行われるはずだった「Saku Saku Monday」の
サクヤマサヤによる「Saku Saku サンタがやってくる」
多くの予約など承ったのですが、
実は2週間前ほどからマサヤが肺炎と断定され、
良いライブをお届けできるかどうか、
中止とせざるを得ないこととなりました。

当日はイベントではなく、
通常のSaku Saku Mondayとして
サクタマサヤが営業する予定でおります。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

また、来週18日の月曜日に関しては、
基本的にはみつあきが営業し、
体調次第でマサヤがお手伝いをする、
ということになりました。

重ねて、よろしくお願いいたします。
posted by みつあき at 15:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月15日

2017年 初冬の旅行記 その2

11月29日(水曜日)

この翌日、つまりブラジルに発つその日の昼間、
マチネでは「M.バタフライ」を観劇。
「水源」に続いて、これまたミュージカルではなく、ストレートプレイだ。
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この舞台劇は、かつてデヴィッド・クローネンバーグ監督による
ジョン・ローンとジェレミー・アイアンズ主演で映画化された。
西洋の白人男性が、東洋人女性に狂ってしまう、という
オペラ「マダム・バタフライ」をモデルに、
この作品は、結局は女装していた男に
操られていたという皮肉なドラマだ。

今回のリバイバルは、「ライオン・キング」
「スパイダー・マン/ザ・ミュージカル」
そして今回このあと観たオペラ「魔笛」などで有名な
ジュリー・テイモアの演出。

京劇や、中国人民軍のバレエなど、なるほど、と
思う部分はあるけれど、いつもよりテイモアのテイストは薄い。
上に書いた3作品は、かなり予算がかけられた
ビッグ・プロジェクトだったけれど、
これはそこまではかけられなかったからか。
もちろん、ところどころに彼女のテイストはある。
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主演のクライヴ・オーウェンは大好きな俳優だが、
映画で観るほどの華はここにはなかった。
まあ、原作の戯曲が、昔からモテたことがなかった男、
という設定だったから、それなりの役作りが
そう思わせたのかもしれない。
しかしながらも、白人男性の愚かさはしっかりと見せてくれる。

相手役のチャイニーズの俳優、ジン・ハは、これが
ブロードウェイ・デビューだと言う。
前日観た「水源」と同じく、惜しげもなく
舞台上で一糸まとわぬ全裸でも登場する。
日本の演劇事情とは違うから、
故意に隠そうとする部分がないのが潔い。

そう言えば、テレビのゲイドラマ「ルッキング」の
ドム役マレー・バートレットが出演していたのは驚いた。
彼さえも、ドラマほどのセクシーさが感じられず、
そう思うと、テイモアの人間を描くという部分の演出力が
少し欠けているからなのかもしれない、
そう思わされた。


マチネが終わり、向かったのがミッドタウンで
やっていた「ダウントン・アビー展」だった。
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去年まで夢中になって観た6シーズンモノの、
イギリスのテレビドラマだったが、
まさか数年経っているのに、
ニューヨークでエキシビションが行われるとは。

僕がもっとも好きだと言えるテレビドラマ「マッドメン」の
展覧会にも数年前行ったけれど、
共にファン垂涎のモノになっていた。

数々の名シーンを多くののブロジェクターで見せ、
その周りを衣装やセットでたっぷりと堪能させてくれる。
圧巻は、劇中何度も出てくる大広間の食事をするテーブル。
細かく見ていくと、まさに全時代からタイムマシンで
持って来たような装飾にうっとりさせられる。
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大型3画面に囲まれる部屋では、立体感がある
映像が流され、それとは別室の大型スクリーンでは、
ホストをク主人公のクローリー夫妻と、
カーソン執事カップルがホストを務めていて、
ファンサービスも怠らない。

こういう場所に来てつくづく思うのは、
ただの展示、ということではなく、お客さんを
驚かせ、胸踊るような細かい演出が随所にあることだ。
到着して約1日経過でこの満足度が有難かった。
posted by みつあき at 13:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年 初冬の旅行記 

今回も2週間、十分に楽しませてもらった。
その間にいらっしゃったお客様、そして留守を守ってくれた
スタッフに心から感謝しなければ。


年に2度、ニューヨークに行き、その時にオープンしている
ブロードウェイの新作を観る、というのが僕の決め事だったりする。

今回は、オープンが少なく、そのうちの1本
“The Band 's Visit”(映画邦題『迷子の警察音楽隊』は、
この夏、オフで観てしまっていたし、
リバイバルの”Once on This Island”(邦題『アイランド/楽園伝説』)も
オリジナルを20年以上前に観ているから目新しさはない。
唯一新作の「スポンジ・ボブ・ザ・ミュージカル」は
観る前までは、今ひとつ食指が動かなかった。

ただ、そういう中で最愛のブルース・スプリングスティーンが
ブロードウェイで連日ショウをやる、と聞いたのが
9月くらいだったか。
チケット発売前からものすごい評判で、
一次先行発売は、まったくかすりもしなかったようだ。

その後、二次発売の予約が始まり、
多くの人が取れなかった中、
運良くチケットが取れた。
半ば、この冬の旅行は別の場所に、
なんて思っていたけれど、結局、ブルースが
また今回僕をNYに呼んでくれた。
ではなければ、今回はリオだけだったのかも知れない。
というわけで、”Springsteen on Broadway”ついては、
また観てから書くことにする。


さて、リオ・デ・ジャネイロ。
この初夏に、いつも行くニューヨークよりも南、
メキシコとキューバに行ったが、
今回は初めてのブラジル、リオに
行ってみようと思い立ったのは前回帰国してからだった。

うちのスタッフのラファエルの故郷が
サンパウロだということもあった。
その明るい気質や、人懐っこいブラジル人と交流してみたい、
そして世界一エロい、と言われる彼らを
目の当たりにしてみたい、そう思ったからだった。
また、同じくスタッフのレオンがサンパウロに
仕事で行っている、ということもあった。


11月28日(火曜日)

リオに行く前に一泊だけNYに宿泊。
着いた当日に、ブルックリンにあるBAMという
総合芸術施設に初めて行き、
観たのが”The Fountainhead”(水源)という
ストレートプレイだった。

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演出家は、ここ数年、「橋からの眺め」や
「ヘッド・ガブリエール」などで注目されている
オランダ人のイヴォ・バン・ホーヴェ。
つい先日、来日公演した「オセロー」は観たが、
かなりシンプルなモノ、かつ字幕を読むのが大変で
なかなか芝居に集中できなかったということもあった。

この作品はゲイリー・クーパーが主演した
「摩天楼」という映画にもなっていることは有名。
僕は未見だったので、直前に見てみると、
これまた想像以上に画期的な作品だった。

とは言うものの、今回の”The Fountainhead”は
上演時間が4時間超えと聞いていたし、
来る前にアマゾンで買った原作だったが
あまりにも長い小説で、来る前までに読破するのは
無理だとわかり、読むのを断念。
加えて、NYに着いた夜にいきなりそれは
かなりキツイかも、と迷って買った一枚だった。

そんな少し気が重くしながらも、挑戦したのだが
これが驚くほど素晴らしい舞台だった。

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たった5日間の公演だというのに、
この金をかけたセット、スクリーンを多用しながらも
決して陳腐にならないこの演出は一体なんだ!

作品は闘志あふれる理想主義の建築家生き様を
ディープな恋愛事情とともに見せていく。
奥行きのある大きな舞台。
いたるところにカメラが付き、真上から、真横から
患畜かが細かくデッサンをし、建築物が爆破され、
全裸でセックスをするところまで、舞台上を移動する
幾つかのスクリーンに映し出される。
また舞台上のありとあらゆるところで、多くの出来事が起こり、
その多角的な見せかたに、ついつい唸らせられる。
ほぼ未体験の舞台演出だ。

分厚すぎて、放置してきた原作を帰国後すぐに
読みたくなるほどだった。
これはさすがに日本では体験できない。

posted by みつあき at 13:31| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月14日

長らく失礼しました!

昨日、帰国しました。
本日、14日 木曜日20時から入っています。

この後、くだらない旅行記もアップさせてもらいますね。

よろしくお願いします。
posted by みつあき at 13:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

旅の終わりからのお知らせ

いつものように留守をして申し訳ありません。
今、NYの空港で、もうすぐ飛ぶところです。

留守の間に、月曜日のSaku Saku Monday 担当のマサヤが
体調を壊し、ちょっと休んでおります。
本来ならもう少し早く連絡すれば良かったのですが、
今週はタクヤが入店してくれ、
今のところ、今度の月曜日は
僕が入る予定です。

そのあとのクリスマス企画は、
今のところ本人はやるつもりではおりますが、
改めてこのブログ、そしてツイッターなどを通じて
状況をお知らせする予定でおります。

また、今夜、水曜日はラファエルが入ってくれ、
僕は明日の木曜日から店に出ます。

よろしくお願いします。
posted by みつあき at 06:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月28日

晩秋の旅に・・・

ちょっと前にブログに書いた、と思っていたら
今回旅行に出ることはまだ書いていなかったようだ。

え。また?と言われるだろうけれど、
すみません。

今回、例のごとくニューヨークと、
初のリオ・デ・ジャネイロに行って来ます。

旅行中、またスタッフが店を守ってくれますが
くれぐれもよろしくお願いします。

僕は14日 木曜日からまた店に出ます。

あちらから、また書きます。
posted by みつあき at 10:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月25日

中年自衛隊体調のパンツ

先日、22歳で今年就職したばかりという
友人同士の二人が来てくれた。

一人は都内に家族で在住のユキト君。
もう一人はつい数ヶ月前に関西から出て来たというコウジ君。

この二人の両親は、50そこそこで、僕よりも
若いなんてことは、今さらまったく驚かない(笑)
と言うか、22なんて言うと、40代の親御さんだって
たくさんいるだろう。

コウジ君なんて、親がいたしているところを
何度も目にした、と言うから
あまりそういう事も気にしなくなっちゃっている
親の世代なのか。
それとも、彼が好奇心が多過ぎるのか。
少なくとも、両親のエッチを見て
ショックを受けるどころか、「立ちバックしていて
おもしろかた」なんて笑うからコワい。


さて、ユキト君のお父さんは52で、
何と自衛隊の駐屯地を仕切るかなりのエリート。
筋トレが趣味で、その年齢にしては
かなり良い身体らしい。

ただ、ゲイなどにはかなり偏見を持っていて
「ああいうのは、絶対認めない」なんて
言っているから、ユキト君も
絶対カミングアウトなんて出来ない、
そう言う。

そんなユキト君の悩みなんてそっちのけ、
エロいコウジ君は、
「ユキトの親父のパンツだったら、
3万円で買うよ」とか
「お風呂を盗撮してきて」なんて
言って笑っている。
くったくのない22歳が、ちょっとだけ
自分の子供のように見えた瞬間だった。

posted by みつあき at 19:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月23日

危うく出禁に

少し前に、この10年間で、
僕が誇ることが出来るのは
誰ひとり、店で出入り禁止を言い渡したことがない、
そんなことをこのブログで書いた。

それが先週、あと少しで「もう来ないでほしい」
そう言おうか、と思った出来事があった。


インターネットを見て、うちに初めて来た、
という20代前半の青年。
ちょっと酔っ払っていたらしく、
一人で来るやいなや、
白ワインのボトルを一本、と頼まれた。

それを飲みながら、隣の人やらに挨拶をし、
なかなか社交的なのだと思っていたら、
そのうちに立って色々な人に声をかけ出したりした。

1時間ほど経った頃、
彼はそろそろチェックをしてくれ、
と言い、お勘定をしたのだが、
そのあとも、居心地が良かったのか、
また他のお客さんと話しながら
「もう1本、ボトルを」と言い、
その場でもう1本のボトル代金も払い、
隣の人に注いだりしながら、楽しんでいた。
そこまでは良かった。

それから少し経ち、
ぶらぶらと店内を動いていた彼が
突然、財布が入ったバッグや、携帯がないと
言い出した。

店内には7、8人お客さんがいただろうか。
みんなで探そうとしていたのだが、
血の気が上がった彼は、
突然、携帯貸してもらえる?
とそばにいたお客さんに言い、
「警察に電話をする」と言い出した。

ちゃんと探したほうがいい、
さっき支払いもしたのだから、
そんなことをみんなで言ったのだが
「警察を呼ばないと、みんなが帰ってしまう。
荷物を調べてもらわないと。」
そんなことを言っているうちに、
うちにスタッフがカウンター下の荷物置きに
彼のバッグや携帯があるのを見つけた。

彼は謝ることもなく、出て行ったのだが、
そのあと、また戻って来て、
飲みきっていなかったワインを
持って帰りたいのでくれ、と。

かなり酔っ払っている彼に
「ワインはともかく、うちの店で今まで
警察を呼ぶと騒いだ人はいないし、
とにかくうちの店にいるお客さんを
疑うようなことは絶対したくはない。
うちはそういう店だということを
きちんと覚えておいてほしい」
そう伝えると、突然彼は泣いて謝り出した。

ワインはもちろんいらない。
とにかく、きちんと謝りたい、と。

「とにかく、今日は酔っ払っているし、
一度帰ってよく考えておいで」
そう僕は言った。

翌日、彼は一番に店に来て、
前日のことは、ほとんど覚えていないけれど、
自分の財布の中に「Bridgeに行って謝ること」
というメモを見つけたと言った。

烏龍茶を飲みながら、僕の話を聞き、
改めて、謝罪をして帰った。

勢いあまって、出禁にしなくて良かった、
つくずくそう思った。




posted by みつあき at 20:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

クリスマス「Saku Saku Santaがやって来る」のお知らせ

Saku Saku Santaがやってくる!のお知らせ

来たる12月25日に、バーBridgeでは
いつものSaku Saku Mondayが
Saku Saku Santaがやって来る!と題して
作田雅弥のクリスマス・ライブ・パフォーマンスを
行なうことになりました。


Act 1 パフォーマンス 20時 オープン 20時半〜21時
Act 2  パフォーマンス  22時 オープン 22時半〜23時

23時半以降は通常営業となります。

それぞれにミュージックチャージ(テーブルチャージ込み 1500円)が
必要となります。予約制です。
これにプラス、ドリングは別料金となり、ワンドリンクは必須となります。

楽曲は、ほぼ別の曲となりますので、
両方ご覧になる方は、それぞれに予約が必要となります。

20時にご来場の方は、21時45分までということになります。
引き続き、ご覧になる方も一旦、外に出ていただきます。
また、22時の回の方は、そのままお残りになって、
お飲みになれます。

それぞれに先着22名ずつ。
11月25日 20時からとなります。
受付は garp@mvc.biglobe.ne.jpまで。

皆様の起こしをお待ちしております。
暖かいクリスマスの夜を、Bridgeでお送りください。
posted by みつあき at 20:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラファエルのこと

深夜、ラファエルが手伝ってくれることになって
もう4ヶ月ほどが経つ。

今さらながら、ラファエルについて書くのも
なんだけど、彼が友人に連れられて
店に来てくれたのがもう3年も前。

大好きなポールダンスを練習しながら、
昼間は肉体労働をしている、という
今までのスタッフにはない不思議な雰囲気を持った
日系ブラジル人として紹介された。

最初は、自由奔放で、喜怒哀楽が激しい、
といういわゆるラテン系特有の性格か、
なんて、僕は結構偏見を持っていたような気がする。

もちろん、少し意地っ張りだったり、
一見、プライドが高く見えるところもあるけれど、
ふたを開けたら、とってもスタッフ思いだったり
優しい面が次々に見えてくる。

何よりも驚いたのは、彼は
物凄く家族の絆を大切にしている、
ということだった。

体調が悪い日系人のお父さんと
日本語をほとんど話せないお母さん、
そしてついこの間まで一緒に
働いていたお兄さんと、
まだ高校生の弟。

ふと気がつくと、お母さんとは
よくポルトガル語で電話で話をしているし、
自分が果たせなかった進学をさせるために
弟の面倒もよく見ている。

毎日、昼間の仕事をしながら、
少し休みを取って、深夜に現れる
ラファエルを見て、そんな優しさが
きちんと多くのお客さんに伝わり、
少しでも楽しい夜を過ごしてもらえればいいなあ、
そんなふうに思う今日この頃だ。
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posted by みつあき at 19:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月04日

息子になってほしいと言われたら

前回のマサムネの話の続き。

あんなモテ男で、
いつもエロいことがつきまとう彼だが、
それだけトライしていることも多いと、
失敗も数々ある、と言う。

彼が仕事で香港に行った時に
バーで驚くほどのイケメンを見た。
すかさず声をかけたらとても良い反応。

英語で話すと、その語り口も
とても男っぽく、そそられる。

色々話が盛り上がり、
マサムネのホテルに来てくれる、ということに。

ほぼマサムネと同世代の彼なのだが、
部屋に入って、行為が始まるやいなや、
「俺の息子になってくれ」と言う。

どういうことか、わからなくて、
改めて聞いてみると、プレイの最中には
必ず"Daddy"と言って甘えてほしいのだと。

最初は彼の言う通りにしていたのだけれど、
なかなか思うようにいかない。
そのうち嫌になってしまって、
断らざるを得なくなったのだそうだ。


そう言えば、その昔、タレントのはるな愛が
徹子の部屋で話していたことを思い出した。
彼女はある時、自分が芸能人であることも、
トランスジェンダーだということも
知らない男性に恋をしたと言う。

いざ自分は、本当は男性である、
とカミングアウトしたら、
相手は「自分は受け入れるけれど、
愛ちゃんも僕のことは受け入れてほしい」と言われ、
その後、ずっと赤ちゃん言葉で接して来たのだと言う。

自分のことを棚にあげて、
本当に無理、と思った自分が情けなかった、そう言っていた。

人には色々な性癖がある。
お互いに受け入れあっていければいいのだけれど、
ちょっとだけ立ってしまっていると、
なかなかそうはいかないのが世の中だ。

posted by みつあき at 19:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

モテ男の再会の話

毎度来てくれるたびに、エロエロな話題を
提供してくれているマサムネ。
昨日も、平日なのにエロいイベントに行き、
その場で20年ぶりに再会した相手が
さらに「エロくなっていた」と
大喜び、大興奮して、そんな話をしてくれた。

マサムネが学生の頃、当時、上野にあった
ハッテン映画館で出会ったのが彼だった。
あまりにもいい男で、惚れ惚れしたけれど、
付き合っている相手がいる、
ということでそういう関係だけになってしまった。

そして、昨夜、あれ?とイベントでよく見ると、
どう見ても彼なのだ。
そして脱ぎ系のイベントだそうで、
身体もゴツく、ものすごくエロくなっている。

挨拶をしたら、相手も覚えていてくれ、
結局、一線を交えることに。

マサムネ自身も、40代後半とは思えない
若さとエロさだから、モテる訳だ。
毎度、いい話ばかりだね、と
店のみんなに囃し立てられると、
「いや。やっていることもいっぱいあるけれど、
しくじったこともたくさん」

彼のしくじりに関しては、
また明日以降のブログでゆっくり。
posted by みつあき at 20:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

マサヤのこと

先日、ここでも書かせてもらった
お客さんでもあり、例年、周年のゲストだった
作田雅弥君が、来週から毎週月曜日、
Bridgeで一人営業をしてくれる、
という運びとなった。

ってな訳で、彼も一応スタッフ枠、ということで
今後は敬称略で「マサヤ」と
このブログでも書かせてもらうことにさせてもらう。

マサヤは4年ほど前に、
とある音楽関係のお客さんに連れて来られた。
その時、ちょうど、6周年を迎えるにあたって
みんなで"Cups"というパフォーマンスをやると
決まっており、その歌のコーチを探していた頃だった。

たまたま彼の履歴を聞いてみると、
誰もが知っている著名な歌手の作詞作曲などを
手がけていて、本人もシンガーだということ。

そして翌週にお店に
遊びに一人で来てくれた時に、
周年で歌う楽曲のハモリかたなどを
教えてもらえないかと
頼んだことからの付き合いとなった。


それから、マサヤはお客さんとして来てくれるだけでなく、
翌年の7周年には彼自身のライブをやり、
8周年から、今年にかけても
ほぼスタッフのように周年を盛り上げてくれた。


そして、今年の10周年が終わって数週間経った時に、
マサヤ自身から「もし良ければ、
お店のために何か役にたちたいんですが」と
声をかけてくれた。

それは僕としても願ってもないことでもあったし、
どうせやるのなら、彼の好きな音楽に
満ち溢れた日を作ってほしい、そう思い、
結果的に、月曜日をマサヤの日とし、
彼のライブ"Saku Saku Sunday"ならぬ
"Saku Saku Monday"と名打って
やってもらう、ということにした。

今後がどういう展開になるのかは、
僕自身にもわからないけれど、
新たなBridgeを、お客さんたちにお見せできるのは
楽しみでもある。

マサヤともども、10年目のBridgeを
よろしくお願いします。

posted by みつあき at 20:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

一夜から始まる

昨日の遅い時間に来てもらったのが、
数年ぶりという40代中盤のヨシイエさんと、
シドニーに長く住んでいるという50近いショウゴさん。

来ていただいた時は、
結構お客さんがいらっしゃっていて、
ほぼ話もできなかった。
ただ、結構、声も大きかったので、
ちらりちらりと聞こえたのが、
ちょっとしたエロトークや、
共通の友人だかの話での盛り上がり。

どれくらい長い友人なんだろうか、
そう思って、変えられる直前に聞いてみると
これが何と、昨日、他店でたまたま
横に座ったお客さん同士だったと。

共通の友人が偶然いることがわかったけれど、
それだけではなく、何だか話しているうちに
意気投合したとのこと。

年齢も7年くらいは違う、というこの二人、
あまりにも盛り上がって、年末には
シドニーを訪問する、というヨシイエさん。

もちろん、二人はお互いにタイプで
惹かれあっている、ということもまったくないようで、
この年代からの熱い友情、というのが
このように1日で結ばれるということもあるのだと
ゲイならでは、という光景を久しぶりに見せてもらった。

posted by みつあき at 02:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月28日

兄と弟

この前のガタガタだった衆院選から、
ちょっと前に来てくれた地方都市に住む
30代のユキヤ君のことを思い出した。

彼のお兄さんは、その地方の県議員。
それもゴリゴリの保守で、どちらかと言うと
リベラルな考えかたのユキヤ君とは
政治的な見解が違って、20代の頃から
よくぶつかった。

二人の子供と奥さんを愛し、
人望も厚い兄は、とにかく家族を守る、
国を守る、というのが口ぐせ。

好き嫌いもはっきりしていて、
結構、差別的な発言も飛びだし、
そのたびにユキヤ君はくらいついたのだと言う。

近くに住んでいた外国人が
少し横柄な態度をとった時に
「だから、外国人は」という話になり、
それを攻めたユキヤ君に
「何故、そんなに弱腰なんだ。
だから、お前には彼女もできないし、
結婚も出来ないんだ。」と怒鳴ったと言う。


ユキヤ君は、その瞬間に思い余って
「俺はゲイだ。男が好きだ。
兄貴がこの世の中で、もっとも嫌いなタイプの
変態なんだ。」と叫んだらしい。

その瞬間、ユキヤ君のお兄さんは凍りつき、
いきなり押し黙ったのだそうだ。

おもむろに冷蔵庫から缶ビールを2つ持って来た。

お兄さんは、ユキヤ君に
「昔からわかっていた。
なのに、当てつけのように言ってしまって
悪かった。」そう言ったのだそうだ。

ゲイだとバレていたのもショックだったけれど、
それよりも何よりも、あんな兄が
自分に頭を下げたことが忘れられない、
ユキヤ君はそう言った。
家族にゲイがいることなんて、
絶対に受け入れることはしないタイプだったからだ。

それから何年か経ち、兄は相変わらず
議員として頑張っているけれど、
それでも「お前に彼氏ができたら、万歳してやるよ。」
と笑ってくれたりする。
「なんだかんだ言って、家族だもんな。」

考え方や生き方がまったく違っても、
受け入れ合える、ということこそ
大切なのだ、ユキヤ君の話は
僕にそういうことを教えてくれた。

posted by みつあき at 20:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

告白から得た告白

テレビ局のADをやっている38歳のサブロウちゃんは、
以前からとっても親しくしてもらっていた
有名俳優とここ一年ほど、
よく飲みに行くようになった。

同世代ということもあってか、
とても気安く接してくれていて、
たまに自分の立場さえ忘れてしまうほど。

「俺が売れてるからとか、
まったく気にしないで、
友人として付き合おうよ」と
数ヶ月前に言ってくれてから、
距離が縮まった。

彼には一般人女性の彼女がいて、
いつもノロケ話を聞かせれ
「サブロウも、さっさと彼女作って
俺に紹介してくれよ」なんて、
いつも言ってくる。

先々週、彼と飲みに行った時、
サブロウちゃんは、意を決して
「自分はゲイなんだよ。」
とカミングアウトしてしまったようだ。

今まで、絶対に誰にも言ったことがなかったのに、
よりにもよって、こんな著名人に
告白するとは。

彼のことがタイプだったから?と
僕が尋ねると、
「いやいや。そういうふうに見たことはないです。
でも、何故か、彼にはわかってもらいたかった。」
サブロウちゃんはそう言う。

んで、その彼から「実は僕も」なんて、
展開になったの?などと
僕も下世話な方向に話を持っていく。

「いや。さすがにそれはないし、
むしろかなりぽどろいたようでした。」

ただ、実は彼がまだ二十歳そこそこの
俳優養成所にいた頃、
とあるテレビ局のプロデューサーから誘われ、
俺といい関係になったら、
仕事を決めてあげると言われ、
一度だけそういうことをしてしまった、
と告白された。

つい最近、アメリカの名プロデューサー
ハーヴェイ・ワインスタインの
多くの女性問題がとりだたされるたびに、
その時のことを思い出すと言う。

「仕事は決まったけれど、それは
特に大きな仕事に決まらず、
自分がここまでなったのは、
その後、入ったプロダクションから
なんどもオーディション会場に通ったからだ」

もちろん、ゲイやレズビアンの友人も多く、
まったく偏見もないけれど、
自分にとってはちょっと痛い思い出のようだ。

こういう話は昔から噂話のように
聞いてはきたけれど、なるほど本当に
あったりするのだなあ、と改めて知り、
ストレートもゲイも自身の性衝動で
ねじ込めたりする人がいると再確認できた次第。


posted by みつあき at 03:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

脱ぎたい人たち

数日前来てくれたキョウスケは、
ガタイが大きく、六尺ほか、下着フェチだ。

そんな彼がその日、脱ぎ好きの友人たちと
エロいイベント(とは言っても、さほど
エッチなモノでもないらしい)が開催されたとのこと。

10人ほどの脱ぎ好きの中で、
キョウスケは、特に「脱ぎたがり」
「見せたがり」の、「いわゆる変態なんですよ」と言う。

人前で裸になる、ということは
もちろん普通の行為ではない。
でも、恥ずかしいけれど、自分だけ、
こんな格好になって、という部分で
気持ちが上がっていく。

だから、今回のようなイベントでみんなが
脱いでいる、というのは楽しいけれど、
自分が最もワクワクすることではないらしい。

キョウスケがワクワク、ドキドキするのは
たとえば、ジムでシャワーを浴びる前に
全裸でトイレに行くと、
まだ来たばかり、もしくはこれから
帰ろうとしている人がコートまで着ていたりしながら
隣で用を足したりしている状態とのことだ。

また、ゲイバーなどでも、「いい身体ですね。
脱がせてみたい」と言われることも、もちろん嬉しいが
もう少し強めに強引に言われると
さらにアガるのだそうだ。

思えば、こういうタイプの人は
ゲイの中でもそれほど珍しくはないようで、
過去、僕も何度かこういう人の話を聞いたことがある。

ある意味、M体質の人もいるだろうし、
それは色々なのだろう。

「ただし」とキョウスケは付け加える。
もちろん、そういう要望を言う人は
いい男でなくとも、まったく大丈夫なのだけれど、
それ以上を求められるのは、また別。

別に誰かとエッチをしたくて、という気分ではなく、
単純にエロ心をくすぐられるゲーム感覚なのだそうだ。
なるほど。奥が深い(笑)
posted by みつあき at 20:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする