2023年02月19日

バーでの再会

昨夜、かなり久しぶりに来てくれた
ヤスヒサは、ガッチリ骨太で
モテ筋の40代後半。

そして、2週に一度くらい来てくれている
同世代でスジ筋のマサオと隣り合わせになり、
「お!久しぶり」ということになった。

二人は、20代の頃からの知り合いで
こうしてバッタリ会うのも、
15年ぶりだと言う。

数十分は、誰それは誰かと付き合ったとか、
誰それが亡くなったのは知っているかとか、
それぞれ共通の友人の話で盛り上がっていた。

そこにふらりと入ってきたのが、これまた
久しぶりに来てくれた
短髪で童顔の40歳のクワタ君。

クワタ君はマサオの顔と見て、
よく会いますよね、と声をかけると、
ああ、ホントに、とマサオが応える。

二人はお店や、色々な場所で
よく見かけるけれど、会話をしたのは
初めてだったらしい。

その後、会話を続けていたら、クワタ君と
マサオはとあるゲイバーでスタッフと
入っていた先輩と後輩だったとことがわかる。

マサオが手伝っていた7、8年後に
クワタ君が入っていたようだった。

アルバイトだったけれど、横に座った人と
話すのが苦手というクワタ君。
逆に自分に興味がないとまったく
話さない、と言うマサオ。

逆にヤスヒサは店など手伝ったことはないけれど、
友人もすごく多く、
こういうバーでも人と話すことが
それほど苦じゃないと言う。

そんな3人がそれぞれ共通の話で
どんどん盛り上がる土曜日の深夜。

初めての新しい出会いも良いけれど、
こういう偶然の再会こそ、
ゲイバーの醍醐味でもあるなあ、
そう思った。


posted by みつあき at 18:42| Comment(0) | ゲイバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月11日

Bird Landのマスターの逝去を知って

うちの店がオープンすると同じ時期に
クローズした2丁目にあったゲイバー"Bird Land"

カップルで営業されていたお店のマスター
リョウタさんが2週間ほど前に
お亡くなりになった。
もう体調を壊して久しいことは、
パートナーのヒサシ君から耳にしていた。
70を過ぎたばかり、という
まだまだこれからのんびり、という
年齢だった。

リョウタさんは、そのヒサシ君を通じて
知り合いになったので、
二人でお会いしたことはなかった。

ただ、リョウタさんは、そもそも音楽業界に
いらっしゃり、お店の名前も、ウェザーリポートの曲、
またマンハッタンにあるジャズクラブなどから
取ったことをリョウタさん自身からお聞きした。

思えば、僕がリスペクトしているアーティスト、
ブルース・スプリングスティーンが
日本に初来日した際、会場の代々木体育館で
バッタリお会いしたこともあった。

そんなことで、リョウタさんのお店に行くと、
音楽の話がたっぷり出来た。
ジャズからポップス、そして歌謡曲まで
その話は大きく広がった。


バードランドは、本当に落ち着いたお店で
そういう雰囲気を求めて
開業当初、うちの店にいらっしゃる御客さんも
多かった。

リョウタさんはパートナーだった
ヒサシ君がきちんとお見送りされたようだ。

ご冥福をお祈りします。

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posted by みつあき at 19:08| Comment(0) | ゲイバー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月09日

銀座から新宿に

昨夜は、銀座にあるboon boonさんという
ゲイのミックスバーのマスター、タカさんが
いらっしゃった。

僕も銀座には自宅や、行っているジムが近いため、
一度、お邪魔したことがあるけれど、
ホテルのバーのような素敵なお店だ。

基本的に「来ていただいたからお返しに、
ということはしないタイプなんですよ」と
言われていたけれど、前から
一度は来てみたいと思われていた
というのは嬉しい。

タカさんは、以前は上野でバーを
やられていて、その頃は前あった
お店を引き継いだこともあり、
比較的身体が大きい人が
多くいらっしゃっていたらしいし、
イベントもやっていたと言う。

イベントはユニフォームイベントで
スポーツ系(サカユニや野球ユニ、ラグパンなど)と
仕事系(警官、消防服、作業着など)で
それはずいぶん賑わったのだそうだ。

ただ、どうしてもカテゴリーが狭く、
このままここでやっていたほうが良いか、
などと考えて、まったく違うタイプが来る
銀座に店を構え、ストレートも女性も
来られる店にしたと言う。

東京では、まだまだ女性が入れる
ゲイバーはそれほど多くない。
嫌がる人も少なくないのは本当だ。
興味本位で来られたくない、
女性がいるのなら、普通の店で飲む、
という人もかなり多い。

そういう声など、なんのその、
自分がやりたい方向で頑張る、
というタカさんだった。

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