2023年08月12日

「興味がない」という言葉

昨夜、僕と同世代のショウゾウ、キョウスケ
カップルが来てくれて、最近の生活動向などを
教えてくれた。

ショウゾウもキョウスケも
映画が好きだけど、
少し僕とは傾向が違う。

ショウゾウはハッピーエンド以外は
あまり観たいと思わない。
キョウスケは、映画館で観る映画以外、
配信や録画したモノは、
1.5倍速などで観るらしい。

二人とも、結構、今の人風なんだね、と
僕が言うと「でも、ゲームはしない」と(笑0

ショウゾウは、高校生の頃に
インベーダーゲーム(!!
→若い人は知らない)にハマり過ぎ、
そこからゲームはしない、と決めたらしい。

だから、ファミコン以降、ゲームという
ゲームはまったくしないんだそうだ。

キョウスケの場合は、ゲームを
していなくもなかったけれど
ここ数十年はやっていないとのころ。

それでも二人のインスタグラムなど
観ていると、仲良く色々な場所に
行っていることもよくわかるし、
実に楽しそうだなと。

そんな会話の中、たとえば昨今のゲームの話や
重い映画の話などの中で
「たとえば、こういうゲームだったら?」と
僕が訪ねると、ショウゾウは
「1ミリたりとも興味なし!」と言い切った(笑)

今朝になり、ショウゾウからLINEが来て
「興味がなし!という言葉を
強く言うことはダメだよ」と
キョウスケに怒られました」と
LINEが届いた。

確かに興味がない、ということは誰でも
山ほどあるけれど、よく相手が一生懸命
話しているのに、「興味なし」と言われると
それなりに落ち込む人もいるし、
幡から聞いていても、
寂しい思いもしたりする。

優しいカップルだなと改めて思った。

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2023年05月11日

外国人と暮らすのは

昨日はアングロサクソン系外国人と
暮らしているという
40代と20代の日本人二人の友人同士が
来てくれた。

昨日は、二人で色々グチを
聞いてもらっていたとか。

そして両者が納得したのが、
とにかく日常で、会話が成立せずに
疲れてしまうことが多いとのこと。

それは言葉の壁や、文化の違い、というだけではなく、
考え方の相違、ということらしい。

とにかく、ちょっと意見が違っても
その理由をどんどん追求される。
いわゆる日本人的なあいまいで
どうでも良い、と思うことも、
いや、それはそんなことない、と
突き返されると言う。

もちろん、喧嘩腰ではないけれど、
どうしても嫌な気になって、こちらが
不機嫌になると、理解を深めようと
思っているのに、何故だ、と
問い詰められるのだそうだ。

だから、西洋人はいやだ、と
ため息をつく二人だったが、
一人は20年近く、一人は10年も
付き合っているのだ。

それを乗り越えてきて、今さら?と
僕は思うのだけれど、結果的にどう聞いても
半分くらいはノロケにしか
聞こえなかったりもする。

うちの店には結構な数の外国人と
日本人のカップルがいる。

いつも思うのは、日本人同士よりも、
理解できない、と最初から思える分、
割り切っていけるのではないか、
そう感じたりする。

でも、聞いてみるとそんなこともない、と。
結果的には、日本人同士であれ、
そうでなくとも、相性の問題なのだろう。

それを乗り越えていくことは
大変だけれど、そこに安堵感だってあるのだから。

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2023年02月23日

仲良しカップルの再来訪

店をオープンして、4年ほど、
よく来てくれていた日本人とアメリカ人カップル、
シンイチとバリーが10年ぶりくらいに
来てくれた。

ついひと月ほど前だったか、シンイチとは
バッタリジムで会い、おお!久しぶり!と
挨拶したばかりだった。

彼らは20代後半の頃から付き合って、27年。
それこそ、当時、ゲイに人気があった
ジムで、バリーが一目惚れをして
声をかけたことがきっかけだったらしい。

それにしても、彼らが店に来る時は
常に一緒で、それぞれ別の友人や
一人で来たということは一度もない。

そういうカップルは、
うちの店に数組いるけれど、
逆に長年付き合っていても、
まったく二人で一緒に来ない、
というカップルもいる。


この27年の間に、彼らは犬を2匹飼って、
一匹は自動車事故で13歳くらいで亡くなり、
今の犬は15歳なのだそうだ。

犬が二人の絆を強くしていることを
二人はとても感謝していのだと言う。
長年付き合っていて、
そういう事をさらりと言えるのは
素敵だなあ、そう思った。

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2022年02月07日

ゲイカップルの選択

去年、クリスマスイヴの来てくれた
旧友のシンヤが今年になって二度来てくれた。

先日もこのブログに書いたけれど、
「店に人が来なくなったら、行くよ」
シンヤはそう言って14年、経って、
このコロナ禍で週末営業の
人が少ない中、訪れてくれるのは
本当に嬉しく、有難い。


さて、昔会った頃のシンヤは、
まだまだ若かったこともあったけれど、
クローゼットでシニカル、
というイメージだった。

思えば、彼と会った頃の僕だって
少なくとも、まだゲイであることを
きちんと受け入れられていなかったような気もする。

そんなシンヤがパートナーのリョウ君と
生活をしてもう20年以上。
17、8年前に二人で住居を決めた時に、
それぞれの家族にカミングアウトしたのだと
初めて聞かせてくれた。

それから随分時間が経ち、
シンヤのお母さんは亡くなられ、
お兄さん夫妻や甥御さんにも
カミングアウトしたようだ。
ただ、いまだにお兄さんは
同性だからなのか、きちんと
受け入れていないような気がするとシンヤは言う。


そんな中で、リョウ君のご両親が高齢になり、
地方都市の家を手放し、
二人が住む都内の家の近くの
マンションに移り住むことになったらしい。

さらに驚いたのは、シンヤカップルは
もう随分前に、子供が欲しいと
雑誌の掲示板で知り合った
レズビアンカップルと親しくしていたことも
あったようだ。

その話は物別れになってしまったようだが、
僕が会った頃のシンヤの印象からは想像出来なかった。
ありとあらゆる事をまっすぐに受け取り、
ポジティブに乗り越えようとしている
その姿には驚きと共に、胸を打たれる。

僕に対して皮肉を言うところはまったく
変わっていないけれど、それでも
これから起こるだろう色々な出来事を
シンヤはひとつひとつ、正面から
向き合っていくんだろう。

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2021年10月21日

時の移り

昨日、一番最初に来てくれたのが、
30年来の友人でもあり、僕と同世代の
テツジ君と、彼の10歳上のパートナー、
ヤマギシさんの二人だった。

なんと40年近く付き合っている二人で、
テツジ君は実家だし、ヤマギシさんは近県に
住んでいるため、別々に暮らしている。

でも、相変わらず仲が良く、穏やかな二人を
見ていて、いつもながらにホッとする。

ヤマギシさんは自分の腕一本で
仕事をされている書家というか芸術家で
なんとうちの店のロゴも作っていただいた。

また、テツジ君は、店の一番最初のメニューや
名刺など、印刷関係を細かく手伝ってもらった。

そんなゆかりがあるテツジ君は
このコロナ騒ぎで会ったのも2年ぶり。
そして、ヤマギシさんとは、
10年ぶりくらいだった。

二人と話をすると、あの人はどうしてる、
あの店はどうなった、というような
なかなか連絡をとっていない人、
人伝てに聞い話と、
また最近ばったり会った、
というような話になった。
30年も経つとそんなものだ。


昨日、店には二人が付き合い出した頃は
まだ生まれていなかったお客さんがいて、
聞いたこともないお店の名前が
どんどん出てくる。

それにしても、なんと時間が経つのは
早いんだろうか、と最近、つくづく思う。

うちの店がオープンした頃、小学生だった人が
今は25歳も過ぎていたりする現実。

人に言われて、思い出したり、
何故、こんなことを覚えていないんだ!と
揶揄したり、笑ったり。

そうやって人生って流れていくのだなあ、
そう思った一夜だった。

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