2024年05月23日

山田邦子さんのこと

うちにいらっしゃったことがある芸能人は
何人もいるけれど、敢えてここに書くのは
ゲイの場合はアウティングになるし、
そうでない人たちも、人に寄っては
嫌だと思われる人もいらっしゃるので
書くことは、ほとんどなかった。

ただ、山田邦子さんは、以前から
「ブログ、書かれてるんでしょ。
書いちゃって、書いちゃって」
と言われたりしてくれていた。

邦子さんは、僕と同世代ということもあり、
うちの店のオープン間近から
多くのお客さんを伴って来てもらっている。

芸能関係の人たちは元より、
逗子でレストランを経営されている
旦那さんと一緒にいらっしゃったこともあり、
韓国人のボディビルダーの
トレーナーを伴った時には
客席がどよめいたりした。

そのほとんどが邦子さんよりも
若い世代が多いけれど、
いつも「女の私を受け入れてくれて
すみません!大人しくしてますから」とおっしゃる。
先日は長くお世話になっている
という年上の方とゆっくり話をされてた。

とは言え、常に気さくで、
特に自分を隠すこともなく、
隣に座った人たちと、明るく話すことも多く
その時も、途中、途中で
笑いを振り撒いてくださった。

中には、80年代の活躍を語るお客さんにも
「いや〜、あの時はね〜〜」と
裏話を聞かせてくれることもある。

中にはこんなこと、聞いていいのかと
思うようなことも「ここだけの話なんだから〜」と
笑って語ってくれる。
とは言え、そこに愚痴や悪口は一切ない。

彼女特有のユーモアに溢れているのだ。

思えば、パーティの際に、まだ母が健在の時、
一緒に写真を撮っでもらったことがあり、
それを見せたら「あらー、この時、
老けているわねー、あたし。
もう、最近、歳ごとに若くてなっていくのよーーと。

こういうところが、ゲイの心を
グッと掴むのだろう、
そんな彼女を微笑ましく思った。

posted by みつあき at 17:36| Comment(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月21日

僕の数少ないテレビ体験から

先週、数日休んだだけで、
多くの人から心配の連絡をいただき、
恐縮しているところ。

たぶん、検査では出なかっただけで、
軽いインフルエンザにかかっていたのかも
知れない。
でも、もう大丈夫。月曜日はしっかり
仕事も出来たし、加えて昨日は僕の定休日。
くわえて、今日は観劇のため、
トモに入ってもらうことになっているし。

いずれにしても、
ご迷惑、ご心配をかけて申し訳ありませんでした。


さて、月曜日は4日ぶりに店に出て、
お客さんと、珍しく横になりながら
流れゆくテレビの話などしていた。

思えば、僕は高校時代、寮でもちろん
自室にはテレビがなく、唯一観ることが
出来たのは、19時から20時の食後の時間。

それだって、50人ほどいる寮生で
一台しかなかったワケで。

大学で東京に来た時には
小さなポータブルテレビを買ったけれど、
アルバイトに明け暮れ、
それこそまだビデオもない時代に
学校とバイトと映画館の合間に
チラチラ観ていただけ。

仕事を始めてからは、ビデオは
買ったものの、忙し過ぎて
まったく観られなかった。

だから僕の長い人生の中で
そこそこテレビを見た、というのが
小学校、中学校時代だったと思う。

そう思えば、うちの店に来てくれる
お客さんたちが観ていただろう
テレビをほとんど知らないということだろう。

また、CMなど、その当時のモノしか知らないし、
日本人俳優もテレビやCMでしか
活躍していない人はあまり知らなかったりする。

さて、そんな中、映画という趣味に火がついた
中学生の頃、オードリー・ヘップバーン、
カトリーヌ・ドヌーヴ、スティーヴ・マックイーン、
チャールズ・ブロンソン、そしてアラン・ドロン
などが、どんどん日本のテレビCMに出ていた。

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アメリカでは、格やギャラの違いもあって、
映画俳優がCMに出る、というのはまずない、と
言われており、そのタブーを破った、
というのが日本の大手企業、そして
それをバックアップした代理店だったんだろう。
バックボーンはよく知らないけれど。

中学校に入りたての頃、どうしても
彼らが出ているCMが見たくて、
テレビ局に電話し、一日のいつ
どこで流れるか、聞いたりしたものだ。
それをしっかり教えてくれた、というのも
時代だなあ、と。

これだけ時間が流れて、多くの外国人俳優が
日本のCMに出演し、それをYouTubeで
いくたでも楽しめる。
ホントに時代は変わったなあと、ため息が出るばかり。

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2021年04月03日

五郎さんが死んだ

昨日、店をオープンするやいなや、
お客さんたちが騒いだのが
「有吉、夏目カップル、結婚!」の
ニュースだったが、テレビをあまり観ない
僕はよくわからず。。。

と同時に聞いた「田中邦衛、死去」の
話のほうが驚いた。

彼が映画で活躍していたのは、加山雄三の
若大将シリーズや、高倉健の網走番外地シリーズで
僕は子供だったから、観たのはずっと後期。

それよりも、田中さんの名前を轟かせたのは
何と言っても「北の国から」だろう。
僕が仕事を始めたばかりの頃に
放映が始まったのだが、
当時、「前略おふくろ様」や「あにき」で
夢中になっていた倉本聰の脚本ということだけで
毎週楽しみにしていた。

とは言っても、仕事が終わるのが、午後11時くらい。
まだちまたにビデオデッキが売られるかどうか、
という時代だったけれど、
僕はビデオを扱う会社だったため、
会社でダビングしたモノを
仕事が終わった職場で観たりしていたものだ。

田中さん演じる黒板五郎は実直だけれど、
不器用な男。
東京で妻と別れて、幼い息子、娘を連れて
北海道で山小屋を建てる。

少しあざとく、浪花節っぽい倉本聰の脚本だが、
多くのエピソードには本当に泣かされた。
その話の流れや、セリフのひとつひとつは
やっぱり彼の真骨頂。

そしてそのセリフを田中さんは
見事に生かしていた。
よくお笑いで使われるラーメン屋のシーンなど
どれだけ嗚咽したか。
そういう意味では、お笑いで観ると、
少し嫌な気持ちになってしまったりする。


一度だけ田中さん本人を生で観たことがあるのは、
つかこうへいの「ヒモの話」という舞台だった。
思えば、「北の国から」の直前で、
まだまだ若い邦衛さんは、
本当に生き生きとしていた。

ご冥福をお祈りしたい。

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2020年12月05日

個人攻撃の怖さ

昨日、来てくれたセノオ君が
「昨日の不倫記者会見、観ました?
ホントにバカバカしいと思いました。」
と言っていた。

もし、彼が「バカだと思う」と言うと、
おそらく不倫をした芸能人を
責めているんだろうけれど、
バカバカしい、という言葉は
その会見自体に向けられていた。

そして、ほんの触りをテレビで見た僕も
セノオ君の意見には大いに同調した。

確か、ベッキーだか、
小室哲哉だかの時にも
ここにちょっと書いたけれど、
いくら芸能人とは言え、
不倫問題を殺人か窃盗でもしたかのように
叩きまくる(それも芸能記者が)
と言うのが、本当にどうなんだろうと思う。

確かに多目的トイレでお金を渡して
不倫をした、という彼に同情の余地はない。
でも、彼がそのことについて
トイレを使えなくなった多くの人に
謝罪をするだけでこの会見は終わりで良いと思う。
奥さんや浮気相手に関してのことは、
個々で話をするなり、
謝るなりすれば良いことだ。

視聴者がそういう彼を応援するか、どうかと
いうのは、この手の会見の隅々まで
見て感じたあとだと、かなり歪んだモノに
なってしまうからだ。

芸能記者が、まるで裁判官や検察のように
質問を浴びさせ、叩きまくる権利が
どこにあるのだろうか。

マスコミはもっと叩くべきこと、
正すべきことが山ほどあり、
それこそ使命感を持つべきじゃないか。

これを目にして、このコロナ禍での
自粛警察を想像した。
まさに、人としてあるべからず、
という非常に一般的な論理だけで
個人攻撃をすることほど
怖いことはないなあ、と。

ネガティブなことをブログにしたくはないけれど、
こういうくだらない批判がなくなれば、
というポジティブな意見として
書いておきたい。

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2020年04月02日

本日のTV番組 「ゲイケーション」

こちらでもお願いしたように、
昨夜から店を営業自粛することにした。

で、これから12日間、このブログに
何を書こうか、考えた。

僕の日々の生活なんて、書くようなことは
ほとんどないし、外出も出来るだけ
自粛しているため、特に大きな変化もない。

結局、僕が好きな映画や、その周辺のことを
紹介したりするのが、最も良いのか、と。

で、今日は手始めにHuluで放映されている
「ゲイケーション:世界のLGBT事情」という
ドキュメンタリーの紹介。


先日、Apple TV +の「テレビが見たLGBTQ」を
紹介し、これはドラマ好きな人もそうだけれど、
ここ50年ほどのLGBT文化も含めて
エンターテインメント業界について、
深く掘り下げられた番組だった。

今回のこの「ゲイケーション」は、
レズビアンを公言している女優のエレン・ペイジ
(僕はついつい、舞台『キャッツ』の
オリジナルキャストのイレイン・ペイジと
間違ってしまう。笑)が、
ゲイの親友イアンと世界のゲイシーンを
紹介する、というドキュメンタリーだ。

番組はとりあえず、2シーズン、4話ずつの
8タイトルあって、日本から始まる。

日本では、ほぼ差別や嫌がらせ、というモノは
ないけれど、それでもカミングアウトする
当事者は少ない、ということにスポットが当たっている。

しかし、これが世界に目が行くと、
LGBT嫌悪殺人が最も行われている
というブラジル、
同性愛嫌悪の歌詞が横行し、
大ヒットしたりするジャマイカ、
ナショナリストからゲイ・クラブに
爆弾が投げ込まれるウクライナ、
また、8割以上の男女が
見合結婚をさせられているインド、
一見オープンではあるけれど、
移民や宗教の問題から
右極化しているフランス、
そして地方都市ではまだまだ
受け入れられていないアメリカなど
彼らは改めて現実に直面する。

これを観ると、本当に日本は
そこまでの嫌悪は持たれることなく、
平和で幸せなのかも知れない、そう思う。

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2020年03月09日

テレビが見たLGBTQ

昨年から始まった配信サイトApple TV+。
ここで放映されているのが「テレビが見たLGBTQ」
(原題”Visible out on television")
というシリーズ放送(5話)だ。

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これは、アメリカのテレビ放送上、
ドラマやドキュメンタリーの中で
いかなる流れでLGBTが登場し、
影響を与えてきたか、
というドキュメンタリーだ。

60年代から70年代にかけて
アメリカでテレビドラマや
バラエティに出てくるゲイの姿は
ほぼほぼ、クネクネしている男性を
物笑いにするか、もしくは
ドラッグクイーンだった。

それを観ていたその後、俳優や
プロデューサーになった多くの当事者は
「非常に不愉快で辛かった」そう言う。

そして、そんな流れに対抗するように
70年代から80年代にかかる頃から
アメリカでのテレビに登場するゲイ
(レズビアンやトランスジェンダーの
扱いはかなり後になってからだったようだが)は
大きく変貌を遂げる。

ドラマの中のゲイたちは、
その差別されることを自問自答したり、
一部の友人や家族にカミングアウトする
シーンなどが多くなっていく。

このドキュメントでは、ビリー・クリスタルが
ゲイ役をやった「ソープ」などから始まり、
HIV感染した息子と家族のストーリー
「早霜(ビデオでは『サイレント・ローズ』)や、
大ヒット作「ふたりは友達?ウィル&グレイス」、
レズビアンものの「Lの世界」
そして「Glee」や「ルッキング」、
近作の「ポーズ」まであらゆるドラマが
どのようにLGBTの世界が変化し、
世の中に受け入れられていったかを表現する。

特に胸が熱くなるのは、苦悩の末、
カミングアウトし、業界から叩きのめされた
エレン・デジェネレスが、
昼間のトークショウの司会から
アカデミー賞総合司会者に登り詰めるシークエンスだ。

われわれ日本では、バラエティ中で
いまだに女装やオネエ言葉を面白おかしく
紹介する番組が多いこと、
それに加えて、LGBTを扱うドラマが
欧米のように決して当事者が
監修、というような形さえあっても、
なかなかしっかりと制作に
携わっていなかったりする、ということだ。

多くのことを学ぶことが出来るこの番組。
一週間は無料で体験出来るらしいので
時間がある方には、是非オススメする。

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