2024年05月31日

ボディビル大会のこと

昨夜はボディビル大会鑑賞好きの
ツトムちゃんが来てくれて、
色々な話で盛り上がった。

ツトムちゃんは、体を鍛えることに
特に興味があるワケでもなく、
ボディビルダーにエロチックさを
感じることもなく、ただ、ただ
大会は観賞として、そして単純に
美しさを愛でているらしい。

僕も含めて多くのゲイは、
マッチョなその筋肉に
男らしさや性的なモノを感じ、
そこに到達しようと、自ら
鍛えることに専念したりする。

思えば、僕が最初にジムの門を
叩いたのが、多くのビルダーを輩出する
有名なボディビルジムだった。

何人か、そこでストレートの
知り合いも出来た。
そこにいた会員の何人かは、
「なんでホモでもないのに、
身体、鍛えてるのか」と
ノンケ友達に揶揄されたりしていたらしい。

だからだろうか、ゲイ差別もかなり激しかった。
ゲイだと噂された何人かに対して
「あいつはホモらしいから気をつけろ」
僕に耳打ちする人もいた。

当時は、僕もそうだ、なんて
とても言えなかったのが、我ながら
情けないけれど。

ただ、何度か僕もボディビル大会を
観に行ったこともあった。
今ではしっかり有名になった
「バキバキ」とか「デカイ!!」
(今はずいぶん変わったらしい)などと
大声をかけるノンケ軍団もいれば、
しっかりとレンズを構えるビルダー好きなゲイ
(ゲイじゃない人も、もちろんいただろう)。

ずらりと並ぶ何十人ものビルダーから
少しずつ選ばれていくのだけれど、
最終までにものすごく時間がかかる。

彼らの鍛錬や、見事な肉体美には
エロスのみならず、頭が下がるけれど、
それでも長時間見続けるのは、
僕には辛かった。

思えば、エロい気持ちでしか
見ていなかった自分が
彼らに対して申し訳ない、
という気持ちもあり、
観に行くことをやめた。

あれから何十年も経ち、フィジークが
加わり、女性のボディビル、という
カテゴリーがなくなったことも、
昨日、初めて知った。

この何十年か、ゲイだと公言して
大会に出ている人も多くなったと聞く。
ボディビルやフィジークの認知度も含めて
身体を鍛える人が増えたことは
単純に嬉しい、そう思う。

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2024年05月24日

朝のジムでの出来事

先日来てくれたマサオ 34歳。
以前は夜、仕事が終わってから
ジムに行っていたけれど、
あまりにも混み合うということで、
最近は仕事前の朝7時に
入るようにしているらしい。

空いている中で、伸び伸びと
トレーニング出来るのは気持ち良い。

しかし、つい最近、かなり風変わりな人に
声をかけられた、と言う。

歳の頃は、50代後半の中年男性。
関西弁で「あんちゃん、ええパンツ
履いとるな。それ、どこで買うたんや?」
というのが最初の言葉だった。

ちょうど、シャワーを浴びたあと、
下着ひとつで、髪を乾かしている時だった。

「あ、あまり覚えてないです」
と適度に答えると、
「メーカー、どこや?」と聞いてくる。

彼はお気に入りのブランドの下着だったけれど、
面倒なので「いや、わかりません」と言うと、
「ちょっと、見せてえな」と
裏地を見ようといきなり下着に
執拗に手を伸ばした。

びっくりしたマサオは
咄嗟に離れてロッカーに行こうとすると
「ちょっと、メーカー知りたいだけやんけ。
なんやねん、お前!」と大声で絡んでくる。

朝のジムはスタッフも少ないため、
助けを呼ぼうにも人が見当たらない。

「ユニクロです、ユニクロ!!」
と叫んで、素早くシャツを羽織り、
ズボンを履いた。

「そうやって、ちゃんと教えてくれたら
ええやんけ!」
そうブツブツ言いながら、離れていき、
マサオは胸を撫で下ろしたらしい。

僕はあまりそういった経験がないけれど、
不思議な人に絡まれる、という話はよく聞く。
気をつけようにも、こういうのは
なかなか気をつけようもないから
困ったものだ。

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2023年03月22日

トレーニングジムでの変化

この前のブログで、筋トレの世界での
ステロイド使用について、書いたけれど、
今回はビルダーも含めて、トレーニング界の
ゲイへの目線の話。

その昔、僕が30年以上前に行っていた
ボロボロのボディビルジム。
そこに来ていたゲイのビルダーが、
ゲイ雑誌のグラビアに出ていたり
していたことは知っていた。

とある心無い人(9割ゲイだろう)が、
その雑誌をロッカーに
置いていて、ジム内ではかなりの話題となった。

ジムのサウナで一緒になった若い人が
「あの人、すごく尊敬していたのに、
まさかそんなヘキがあったとはショックで
これから口も聞けません」と言っていたのが
とっても印象深かった。

それだけではなく、当時トレーニングをしていた
人たちは、職場や学校の仲間から
「お前ら、身体、鍛えて、ホモじゃねえの?」と
言われることも多かったらしく、
そういう意味でも、当時のゲイに対しての
分かり易い風当たりは、かなり強かった。

それから時が流れ、そのジムは大手の
ジムに引き継がれ、そこに当時のビルダーや
トレーニーもたくさん移った。

もちろん、そこには新しい人たちも多く、
ちょっとしたトレーニングブームも手伝って
多くのゲイも入ってきた。

とは言え、まだまだ僕も店をやる前の話だ。
そこで、知り合いがいて、ちょっと挨拶を
したあと、ロッカーで前から知っていた
ビルダーの人が「あの人、知ってるんですか?
あれ、ヤバいですよ、ホモなんで、
ケツ掘られたりしますよ」と。

心の中で「俺もそうだよ」と言いたかったけれど、
さすがに当時の僕は何も言えなかった。

ただ、最近お客さんから聞くと、
ゲイだとオープンにしているボディビルダーや、
フィジークに出る選手もかなりいて、
それぞれがYouTubeをやったりもしているらしい。

こういう話を耳にすると、
確実に時代は変化しているのだ、と思うのだ。

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2023年02月17日

ジムのジャグジーで

一昨日、店が始まる前にジムに寄った。

僕がバスルームに入ろうとした際、
手前の更衣室(鏡があるところ)には
数人、人がいたけれど、シャワーや
サウナには誰も人がいなかった。

ひとしきり、トレーニングを済ませて、
シャワーを浴び、ジャグジーに入った。

ジャグジーに入っていると、いつの間にか
30代のマッチョな青年が、バスルームにいた。
ジャグジー前で僕のほうを見て、
ちょっと目を見開いた気がした。

お、お客さんだっけ?と考える途端、
彼はザブンとジャグジーに入ってきた。

ジャグジーには、泡が出てくるところが
3つあり、1メートルずつほど
距離があったりする。

しかし、彼は僕の真横にしゃがみ、
すぐに僕の手を握ってきたのだ。

さすがに驚き、「え!」と僕が彼を見た瞬間、
彼は大きな声で「あ、すみません。
間違えました!」と、飛び出ていった。

ほんの一瞬の出来事だった。
僕は呆然とした。誰とどう間違えたのか。
このおじさんと友達と間違えるワケもないし、
もしくはゲイとノンケを間違えた、と
思ったのだろうか。。まさか。

いずれにしても、まだ波打っている
ジャグジーをぼ〜っと眺めながら、
僕は良かったのだか、悪かったのだか
不思議な気分で身体を温め続けた。

5、6分経過して、改めてシャワーを浴びて
外に出たけれど、先ほどの彼の姿はなかった。


店でこの話をすると、
「バカだなあ、もったいない。」とか
「握り返すべきだ」
「近づいてみたら、ただのおじさんだった」とか
お客さんたちは言いたいことを言って笑った。

いずれにしても、良い歳をした
ゲイバーの主人が、さすがにパブリックスペースで
愚かなことは絶対したくない。
増して、スタッフも良く知っているワケだし。

ただ、おそらくゲイであっただろうマッチョ君が
仮りに間違いであっても、一瞬、僕を
選択してくれたことは、
有り難かったことは確かだ(笑)

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2022年10月03日

金沢ゴールド・ジムの驚異

昨日から金沢、能登へと来ている。
そもそも、今日の夕方、能登にある
能登演劇堂という場所で、尊敬する
仲代達矢氏の舞台「いのちぼうにふろう物語」を
観るためだ。
その舞台のことは、
また次回のブログで書くとして、
昨日、金沢に入ってからの件。

前日、土曜営業を終えて、
さすがに朝早くから出ることも出来ず、
昼一番の新幹線で金沢へ。

金沢は3度目で、最初はもう20年ほど前。
その時は千里浜を車で飛ばしたりしていた。
去年は友人たちと、ゆっくりと観光。
兼六園や21世紀美術館、茶屋街などを
楽しんだ。

今回は演劇堂に行く途中で
寄ったので、以前から聞いていた
日本最大級と言われているゴールド・ジムの金沢店に
行く、ということを目的にした。

どれだけジム好き?と言われるけれど、
過去、海外でも国内でも、夜少し時間が空くと
除いてみるのが楽しみ(狂ってる笑)


昨日は日曜日ということで、
19時半閉店。
金沢に着いて、ジムまで30分余り。
16時過ぎに入って、ゆっくりトレーニングをして
結局閉店直前までいてしまった。

ここがとにかく凄いのは、600坪あるという
トレーニングルーム。
いわゆる体育館を2つか
3つくっつけたような広さ。
(撮影禁止なので、HPなどから)

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以前もジムだったらしいが、
数年前にゴールド・ジムのフランチャイズ店になり、
かつてだだっ広かったアスレチック・スペースなどに
マシンや器具をごっそりと入れたようだ。

地方だから人が少ないかなと思いきや、
東京とさほど変わらないくらい人がいる。
それも、ボディビルダーとおぼしき人も含めて
若い人が圧倒的に多い。

驚くのは、まるでスーパー銭湯のような広い風呂。
明るいジャグジーだけじゃなく、
露天風呂もある。
ちょっと勿体無いのはこれだけの施設なのに、
風呂だけぶらりと、という一般人は
入ることができないらしく、
会員のみ、というある意味、特権。

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逆に、ほぼ全員、トレーニングをしに来ている人が
風呂にごっそりいるワケで、
ゲイの人には目の保養になるかも。

とりあえず、来ることが出来て良かった。

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2022年04月11日

驚きのジムウェア

僕が行っているジムは、それほど
混まない時間のせいなのか、
あまりゲイだとわかる人は少ない気がする。

そんな話をお客さんにすると、
それは気のせいでたくさんいるはずと
言われたりするけれど。

以前は、ジムで着ているウェア、
髪型などでわかったモノだけれど、
これが今はストレートもゲイも
さほど変わらなくなってきている。

また、僕が若い頃、ロッカールームなどで
ゲイの友人同士が喋っていたりしたものだが
それも、ほぼ見なくなった。


そんな中で、昨日は度肝を抜くような
ウェアを着ている人を見かけた。

上は乳首が丸出し、背中もパックリ開いている
タンクトップ。
それはまだいいのだけれど、パンツが、
最近みんなが言うところの痴女丈の
短さ!それだけでなく、股間部分が
驚くほど突起している。

これは僕がそう思っただけ、という事ではなく
多くの人が目のやり場に困る感じなのだ。

何を着ようが自由だけど、あんなウェア、
どこで売っているんだろう。
ひょっとすると、アダルトショップなのかも
知らない。。。
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2022年02月18日

トレーニングジムで感じたこと その2

一昨日に続いて、ジムでの出来事。

昨日、白人の女性がトイレで上履き
(いわゆるジム内の上履きの上に
大きめのスリッパを履く、それのこと)を
履いていなかったようだ。
そのことをある女性の会員(この人は日本人)が
スタッフに、問題だ、と伝えていた。

「あ、今後、注意します」とスタッフの女性。
「今、しなさいよ」と女性。

スタッフが、その白人女性に丁寧に
「こういう決まりになっているので」と
いうふうに伝えた。
そうすると、彼女と一緒に来ていた
白人男性が、少し片言の日本語で
「僕らはこうしてわざわざ外でのシューズを
履き替えているのに、その上に履くのはおかしい」
というようなことを言う。

「一応、決まりなので」
と、スタッフは言う。
「決まりじゃなくて、何故なのか聞きたい」

さっき、スタッフに伝えた女性は
知らぬ顔をし、トレーニングを始める。
スタッフは困ってしまい、
「とにかく、お願いします」と
頭を下げて、スタッフルームへ行く。

白人カップルは「なんだ、あれ」というような
雰囲気で、ちょっとバカにしたような顔をする。

それを見ながら、どの人もどの人だなあ、
と思う。

ジムに限らず、外国人からすると、
理不尽なことはとても多いと思う。
ただ、僕ら日本人も海外に行って
理不尽だと思うことも山ほどある。

逆に自分で違う、と思ったことを
面と向かって言わずに、わざわざ
スタッフに伝える、というのは
いかにも日本人らしい。

そして、きちんとした理由を伝えず
「決まりなので」と伝えるスタッフ。

このコロナ禍で、そういう事象が
どんどん増えているんだろうなあ、
そう思う、今日この頃だ。

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2022年02月16日

トレーニングジムで感じること

僕は仕事柄、ジムに行くのは
午後、仕事前の夕方というのが
多いけれど、最近はまん延防止期間で
休みなので、夜に行くこともよくある。

土日の午後なども多少は人は多いけれど、
平日の夜は、それに比べものにならないほど
混んでいたりする。

平日、仕事のあと、ジムに行っている
人なら、わかるだろうけれど、
とにかく自分が使おうと思っている
マシンのほとんどが使われていることが多い。
他の器具を使っていて、次に、と思っても
すぐに埋まってしまう。

特にベンチプレスをやるベンチや、
スクワットをやるパワーラックなどは
人気で、待つことが結構ある。

先日も、ビジター同士、
僕が先に待っていたんですけど、
というようなやり取りがあった。
揉め事にまではならなかったけれど、
使えなかったほうは、
ものすごく不満気だった。

同じチェーン店のジムに寄っては、
待つ順番を、それぞれが白板に
書いている場所もある。

僕が行くジムは、比較的ベンチや
パワーラックが多いからか、
白板はない。

一度、スタッフに、何故ここは
待つ順番がないのかと尋ねたら
名前を書く個人情報の問題と共に、
気遣いをし合って譲り合うほうが
良いという人が多いとのことだ。

それを思えば、何十年も前は
もう少し人と人がよく話もしていたし、
知らない人同士が一緒に
ひとつのマシンを使ったりしていた。

今でも地方都市のジムなどは
そうかも知れないけれど、
東京ではまずないと言える。

そもそも、ゲイの人は他人と
関わるのを嫌がる人も多いから
昔から黙々とやっている人が多かったけれど。

色々な意味で、時代は変化したのだなあと
つくづく感じる。

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2021年08月29日

ジムへのクレーム

昨日、ジム帰りに来てくれたショウスケが
コロナ禍になって、ジムのクレームボード
(意見がある人が書き込む白板)が
すごく埋まるようになった、そう言っていて
確かに、僕も最近、そう思っていた。

ショウスケいわく、昨日見たのは
「ロッカー内で大声で喋っている」
「使ったマシンを消毒液でしっかりと
拭かない人がいる」
「水を飲むふりをしながら、ずっと
マスクを外している」と、どれもが
いかにも、このコロナ禍、
というクレームだと言う。

僕もそれほどきちんと
読んでいるワケではないけれど、
コロナ前までは、洗面所やトイレ、
ロッカー内が汚れているとか、
マットに落ちた汗を拭かない、というような
衛生面のことが多かったような気がするけれど、
昨今はさらに過敏になっているんだろう。

でも、スタジオレッスンなどを
やっているショウスケが言うには、前は
「トレーナーが遅れてくる」だとか
「順番並んでいるのに、横入りをする」
「フロントで、仲良しグループが
集ってやかまし過ぎる」などという
具体的な人を指したモノも多かったらしい。


僕が行っているジムのトレーナーは
同じ系列の他店に通う人から、その他店の
トレーナーに対する苦情を延々と電話で
言われて、困ったことがあると言っていた。

その店舗の店長に相談してください、と
伝えても、自分の行っているジムだから
直接言えないし、自分が誰だかわかってしまうので
嫌だと言っていたらしい。
当然、電話も匿名だったと言う。


ありとあらゆることで問題を提起するのは
決して悪いことだとは思わないけれど、
ジムに拘らず、匿名でのクレーム、というのは
どうなんだろうか。
正しいと信じて伝えるのなら、
堂々と自分で伝えるべきだと思うのだけれど。

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2020年12月21日

ノンケビルダーとの再会

昨日、ジムに行ったら、
もう20年ほど前に行っていた
某ボディビル・ジムのストレートの
知り合いが来ていた。

「お!久しぶりっす。
元気ですか?」

見かけは結構歳をとったなあ
(お互い様)とは思ったけれど、
そのノリは、相変わらずで
気持ち良く、さわやかで
いかにもノンケだなあと思った(笑)

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しかし、びっくりしたのは
「お店、どんな感じですか?」と
聞いてきたのだ。

僕は彼とは15年以上会っていないし、
その前に、僕がゲイだと伝えた覚えも
まったくない。

「え?なんで知ってるの?」などと
野暮なことを聞くのもなんだし、
「うん、大変だけど、とりあえず
なんとかやってるよ」そう伝えた。

「そっか〜。皆さん、そうですよね・・・。
俺も子供が中学生になって、めっちゃ
金がいるんで、参っていますが、
まあ、みんな大変なんで、頑張りましょう!」
と笑顔で「じゃ、また!」と
ロッカーを出て行った。


僕が当時行っていたそのジムで、
ゲイ雑誌のグラビアに出ていた会員が
ジム内で話題になっていたことがあった。

当時、僕も含め、4人くらい入っていた
ジムのサウナの中で、その話になり、
「彼、頑張って大会に出ようとしていたのに、
まさかのまさかっすね」
「うん、すごく尊敬していたのに、がっかりです」
「って言うか、ホント、キモいから」

ノンケたちの会話に辟易しながらも、
何も言えなかった自分が今は
腹立たしいが、昨日の彼は
その中の一人だった。

あれからずいぶん長い時間が流れ、
世の中も変わった。
「LGBT」なんて言葉もまったく
なかった時代だ。

オカマ、ホモ、(口の横に手をかざして)あっち?
という言葉で、多くのストレートは
ゲイを揶揄していた。

彼の中で、何かが変わったのか、
それとも変わってはいないけれど、
なんらかの形で僕のことを知り、
表面的に取り繕ってくれたのか。
それはわからない。

でも、少なくとも僕自身は
ああして気軽に声をかけてくれた
彼に対して、前よりもずっと好感が
持てたことは確かだし、
どうであれ、確実に世の中は
変わってきているのだなと
少しだけ嬉しい気持ちになった。

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2020年11月08日

あの男は、ノンケ?ゲイ???

42歳のケイゾウは昨日、ジムの飲み会があり、
その帰りに来てくれた。

ケイゾウは、自分より7、8歳年下の
30代半ばが好きらしく、よく、自分に
合ういい奴がいないかな、なんて言っている。

そんなケイゾウだが、今日の飲み会で
あれ?と思う人がいたのだと言う。

飲み会には、男女合わせて20人くらい
来ていたのだそうだ。
その中で、いつもトレーニングの時に
自分よりも10歳近く年上だけど、
若々しくて、いい身体をしているなあ、
そんなふうに思っていた人がいた。

その彼の私服姿を初めて観たけれど、
それがめちゃくちゃオシャレだったと言う。

これはゲイじゃないかなあ、
50代でこれはないだろう、
そう思ったケイゾウが、
彼のジムのSNSでその彼の写真を
見せてくれた。

大きい筋肉に割れた腹筋、
なおかつ爽やかな顔立ち、
確かにこの年齢にはまったく見えないほど
若くは見えるけれど、
その写真からは、僕には
まったくゲイには見えなかった。

「そうですか。。。プロが言うのなら
間違いなさそうだな」
ケイゾウはそう言ったけれど、
まったく僕の想像なんて当てにならない。
ひょっとして、ゲイだったら
是非、店に連れてきてほしいな、と。

ケイゾウは自分からはとてもカミングアウト
出来ないから、永遠にわからないかも、と。
ちょっと残念(笑)

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2019年03月07日

タトゥー、入墨に対しての考えかた

昨日、店に入る前にジムに行ったら、
こんな貼り紙がしてあった。

IMG_8589.jpeg

ちょっと驚いたのは「特例」というのは
どういう意味なんだろう、ということ。
「外国人選手」だから、なのか
いわゆる「特別待遇」だからなのか。

僕にしては珍しく、これはちょっとおかしい
とツイートしてみたら、
半日の間に、500件を超える
リツイートやらいいねやら。
今もさらに増えている。
SNSって改めて恐ろしい(笑)

普段、僕がつぶやく映画だの音楽の事よりも
多くの人が関心を持っていることがわかり、
少し寂しくもあり、
驚くやら、ちょっと嬉しいやら。

あ、言うまでもないけれど、
反応されたことが、と言うよりも
関心を持つ人が多い、
ということんなんだろうけれど。


ほとんどの人が「これは差別」という
意見だけれど、一部「ジムに行ってまで
恐怖心を持ちたくない」という声もあったりする。

いまだにタトゥーに恐怖心を感じる人が
いるのか、と驚くのは僕の個人的な見解。
たぶん、まだまだ、そういう人もいるんだろうなあ。

また「何故、日本で一時的な滞在の
外国人に合わせる必要があるのか」という人もいる。

その昔は入墨=暴力団というイメージ、
構図があり、それがいまだに多くの公衆浴場や
肌を見せる施設への入場を制限されている。

万が一、僕のツイートも含めた
こういう声がジムで問題になった場合、
タトゥーに寛容になるかと言うと、
むしろ選手側に「こういう状態なので
隠してくれ」という方向になるのかも知れない。
それも、どうなんだろうか。

思えば、今は休業している東京体育館は
財団法人だからなのか、タトゥー禁止は
していなかった。
それに対して、施設使用者は
どんな反応だったんだろう。

タトゥーをファッションとしたり、
自分自身を主張するモノ
とする風潮は日本でも、かなり長い。
そこにエロティカルなことを
感じる人もいるのかも知れない。

僕自身はタトゥー自体にエロスを感じたり、
自分も入れたいという思いはないけれど、
それぞれ個人が、やりたいように表現するのは
自由だと思っている。

地方の温泉や、銭湯にも
多くの外国人観光客も行く人も多いだろう。

タトゥーが入ってようが、入ってまいが、
他の人を恫喝したりするのは言語道断。

そういう事さえ行われなければ、
来年、オリンピックが開催されるという国で、
そろそろきちんと、
考えていっても良いのではないか、
僕はそう思うのだけれど。

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