ロンドンからカップルが来てくれた。
二人は15年ほど付き合っていて、
年上のロンさんは50代後半のアメリカ人、
年下のフィンさんは40歳手前だという。
いろいろな話で盛り上がる中、
音楽の話題になった。
ロンさんが「いちばん好きなアーティストは
ブルース・スプリングスティーンだ」と言い、
大ファンの僕としては、もうそれだけで気分が上がる。
ブルースといえば、昨年のライブでの
大統領批判や、自身の映画の公開などが記憶に新しい。
そして最近では “Streets of Minneapolice”
という曲で、民間人射殺事件を起こした ICE
(移民税関捜査局)への抗議を表明した。
ここに歌詞を書くことは著作権の問題もあるので、
SONYの公式サイトに、本人の歌詞と、
翻訳家・三浦さんによる訳詩が掲載されている
リンクを貼っておこう。
店でこの曲を流すと、ロンさんは腕を組み、
ウイスキーを飲みながら、静かに涙を流し、
怒りを口にしていた。
彼は「自分が生まれた国を愛するが故に
何とか排斥しようとする行為が許せない」と。
思えば店でハラハラと涙を流す人を
見たことは、数えるほどしかないかも知れない。
いや、いたんだろうか。
先日行ったレディー・ガガのコンサートでも、
彼女はICEへの取り締まりに抗議していたし、
グラミー賞でも多くのアーティズトが
同様に声を挙げていた。
一方、日本では、文化人が政治に口を出すと
「芸能人は黙っていろ」「スポンサーが離れる」
そんな言葉をよく耳にする。
政治についての議論は、公の場ではタブーとされる国。
ロンさんの涙を目の前で見て、
音楽と政治、表現と社会、そして自分自身の感情のことを、
本当にいろいろと考えさせられる一夜だった
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