2024年07月25日

アジア圏からの若い人たち

昨夜は常連のお客さん以外で、
上海、バンコク、そしてソウルから
別々に20代から30代前半の人たちが
来てくれた。

思えば、アジア圏のお客さんは
非常に若い人が多く、欧米圏の人たちは
若い人たちもいるけれど、年配者も多い。
これは距離や航空運賃に
比例しているのかも知れない。


上海からのフアン君 35歳は大のロックファンで
過去4回とも日本での音楽フェスに来ていて、
今週末のフジロックのための来日だそうだ。

欧米や中国でのフェスに行くけれど、
とにかくマナーが悪くて嫌なので
日本でのライブがとにかく好きだと言う。

もちろん、中国政府については何も
語らなかったけれど、彼がロック好きなのは、
社会に対する意見をきちんと歌っているからだと言う。
なるほど、こういう若い人もやっぱりいるのだ。


バンコクからのアール君 27歳は、大学から
日本語を勉強し、大好きな日本に
来られるように、タイの日本企業に入った。

今回は2度目の来日だったらしいけれど、
とにかく嬉しくて、嬉しくて、
少しだけタイ語が話せるお客さんに
「出来るだけ、日本語で話してください」
と言っていたのも、愛らしかった。


韓国からのソユン君 30歳はずっと
日本の歌手に憧れていて、やっと
日本に来ることが出来たそうだ。

彼の日本愛もとても強く、どれだけ
日本を愛しているのかを語ってくれた。

3人とも若さもあって、くったくなく
日本が、東京が素敵だと話してくれた。

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2024年07月03日

「マハルキタ」という言葉

一昨日、帰国してからの初日、
たまにふらりと来てくれるアメリカと
フィリピンのハーフでマッチョなジェームズ君が
ジム帰りに寄ってくれた。

ちょうどその時に、ジェームズ君と同世代の
アメリカから初めて邦日、というチャド君が
来ていくれていた。

それもなんと、チャド君はフィリピン人の恋人と
その両親とみんなで東京に来ているらしい。
二人は1年半前に付き合いだし、各々の
家族にカミングアウトして、現在に至るらしい。

そして一昨日は着いたばかりだったこともあり、
パートナーと家族は、疲れたからホテルで休んでいたようだった。

ジェームズ君は、国籍はフィリピンとなっているが、
幼少時代から日本で育っているため、
英語もフィリピン語もそれほどわからない。

ただ、チャド君とは、やっぱり同世代。
お互いに好きな映画やアニメの話になると
カタコトの英語や、翻訳ソフトとかで
話は盛り上がったりする。

そう。それとは別に良かったなと思ったのは
ジェームズ君がチャド君には
「彼氏がフィリピン人っていうことは
フィリピンのタガログ語はわかるの?」と
尋ねたら、チャド君は「まったく」と答えた。

じゃ、「ひとつだけあちらの言葉を教えるよ」と言い、
「タガログ語で「愛してる」は「マハルキタ」なので
ホテルに帰ったら、『マハルキタ』と
言ってあげればいいよ」そう伝えた。

あまりあちらの言葉を知らないジェームズ君が
いつもお母さんから言われていた言葉だったらしい。
とても良い話を聞いた。

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2024年04月18日

アメリカからサブカルの街へ

日々、多く来ていただくインバウンドの
お客さんたち。
その多くがGoogleで、うちの店を見つけて
来てもらっているようだ。

昨夜、来てくれたアメリカ、テキサスから
僕とほぼ同世代のクリストファーさん。

彼はもう35年以上前に、日本に2年半
留学していたらしく、日本語が流暢。
それから日本は初めてなのだそうだ。
この35年間、日本の映画や
テレビを見ることもなく、
日本人と話すこともなかったらしい。

それで、何故にここまで日本語が
うまいのか、不思議だ。

さて、今後、日本ではどうする?と聞いてみると、
明日(つまり今日)、秋葉原に行くことを
楽しみにしているそうだ。

ネットなどで調べたモノをとことん追求する。
いわゆるサブカルや、オタクの街と
言われる秋葉原を深く、そして浅く堪能しよう、
ということらしい。

そのプランンには「メイドカフェ」があり、
「ネコカフェ」があり、3000円する
かき氷の予約は2週間前にした、と言う。

加えて、なんとAKBのライブも観に行くのだそうだ。

僕自身、ほとんどやったことがない体験だと言うと
僕もテキサスやアメリカの観光地はほとんど
行っていないから、そんなもんだ、と笑っていた。

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2024年03月17日

国民性の違い

昨夜は、よく来てくれる東京在住の
アメリカ人の50代の友人同士、
ジェイソンとエリック、
そしてその隣に20代でいつも
一人で飲みに来てくれるスティーブが
話をしていた。

ジェイソンとエリックはもう30年ほど
日本に住んでいるだけに、
日本語はかなり堪能だ。

逆にスティーブは、日本で生まれ育ったから
英語は聴くくらいしか出来ないと言う。

ただ、それぞれ外見が外国人なので
接する日本人は、まず英語で
話しかけてくる。

それはまったく仕方がないことだけど、
その多くが、ほとんどカタコトで
きちんと話せないのに
一所懸命、何かを伝えようとしたりする、
というのが日本人らしいと言う。

確かに。
逆に、以前、僕がバルセロナに行った時には
(まだGoogole Mapなどがない頃か)
英語で道を伝えても、ほぼ英語を
話さない人たちは、スペイン語で
ドドッと教えてくれようとして、
こちとら、まったくわからないけれど、
その誠意は有り難かった。

もちろん、欧米ではアジア人嫌いも
それなりにいて、まったく相手にされない、
もしくは、バカにされるようなことも
幾度もあったりもした。

国が違うと、色々と変わる。
不便も多いけれど、その違う環境を
楽しんでいければ、そう思う。


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2024年02月10日

ヴァーチャル世界から初めての来日

昨日は韓国から24歳のスヒョン君が
来てくれて、彼は日本初めてだとは思えなくほど
日本語が流暢。

他の欧米の若いお客さんにもよくあるように
(ついこの間も、そんなお客さんがいた)
彼は小学校くらいから馴染んでいたゲームと
アニメで日本語を勉強したと言う。

僕なんて、何十年もアメリカ映画を観ていても、
まったくそんなふうには喋ることが出来ないのに。

なおかつ、彼が日本人の友人、とされる数人は
みんなゲームの中で知り合った人たち。

最初は翻訳ソフトを使ったチャットで、
ほぼゲームの内容について、だけれど、
そのうちに音声のやり取りで
プライベートのことも話す。

スヒョン君は、公にゲイ活動はしていなかったので
誰かにカミングアウトするなんて
想像もしていなかったが、
ゲームで知り合った日本人の男性
(年齢の話はみんな触れないから、
いくつなのかまったくわからないらしい)
から、カミングアウトされて、
その流れでうちの店を紹介されたらしい。

そういう意味では、うちにいらっしゃったことが
ある誰かが勧めてくれたんだろう。

結局、日本でもその彼がどこに住んでいて、
何をしているかもわからず、
ヴァーチャル上での友人とは言え、
会うところまでは行かない。

そういう意味では、スヒョン君にとって
うちの店が、初めてのゲイの男性たちとの逢瀬、
ということになる。

スヒョン君の50代のお父さんは、
韓国の中年以上の男性に普通にあるように
非常に保守的で、ゲイのことなんて
とっても言えたものじゃない。

韓国は海外進出は頑張っているけれど、
そういう意味では性的マイノリティには
まだまだ生きづらい、スヒョン君からしてみれば
東京はパラダイスのように見えるそうだ。

それにしても、1日のうち、仕事を
除けば、ほぼネットのヴァーチャルな空間で
過ごしている日々、というのが世代だなあ、
そう思う。

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2023年12月02日

あらゆる繋がりが一堂に会した夜

昨夜は、コロナ前に僕がペナン島で
お世話になった、ライオネルとジョナサン
カップルが半年ぶりに来てくれた。

彼らは、明日から宮古島に行く予定。
そう、僕が今年春に世話になった友人のタダシ
カップルが営業しているペンションにだ。

彼らの付きあいも、うちの店で出会って
もう15年近くになる。

昨日の驚きは、ライオネルカップルと
仲が良いユタカ&シュウジカップルも
彼らと連絡を取って店に来ており、
そこにそのあと、ユタカたちと
仲良しのリョウスケがふらりとやって来た。

そこにふらりとやってきたのが、ツトム。
何と彼はコロナ禍で上に書いた宮古島の
タダシとオンライン上で仕事をしていたのだ。
ツトムが最初に店に来た2年前、
偶然、タダシが上京、実際には初対面となって
びっくりしていた。

加えて、またその折りに、ツトムと
同じジムに通っているリョウスケも初対面で
タクシーで一緒に帰った、
という流れになったのが2年前。

そんなこんなで、一気に繋がって連中が
一同に会し、それをLINEで
タダシに送るという顛末。

ホントにゲイの世界って狭いし、
店を構えていると、こういう偶然が
重なるというのが本当に面白い。

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2023年10月19日

外国人、それぞれの反応

Googleで海外から新宿のゲイバー、と
入れると、うちの店はありがたいことに
かなり上位に出てくるらしい。

外国人が多いショットバーとは違い、
うちはチャージも付いてしまうし、
スタッフの中でも、英語が堪能なのは
ごく一部なのに、それでも日々、
多くの外国人が覗いてくれるのは
本当に有難い。

昨日もNYからのカップル、
そしてマケドニア(!!)からのカップルが
来てくれた。

彼らは共に初の日本旅行で、
来る前のイメージとはとても違ったと言う。

NYのジェイソンさんの印象は、
女性たちが非常におくゆかしく、
大人しい感じだと思ってたら、意外と
どこでも堂々としていたり、
大声ではしゃぐ女子学生などがいる。
なおかつ、ほとんどの女性がバッチリと
メイクをしているのも驚いたと言う。

ただ、ジェイソンさんの彼氏マークはさんは
そんな女性も含めて、やっぱりNYに比べて
自分が、自分が!という人は少なく、
全体的にシャイで静かな国民だと。

英語が話せる人は少ないけれど、
関わる人たちはみんなほぼ親切で
優しくて、NYではこんなことはないと。

ただ、みんなニコニコはしているけれど、
心から優しいの?それとも表面的?と
尋ねられて、少し答えに困った。

多くの外国人が言うように、
日本人のYes Noがわかりにくいのだと思う。

これは、戦後教育の前へ習え、という
ところから根付いているモノだろう。

人と違うということを異常に嫌う部分があり、
おそらくそれがゲイの中でも
カミングアウトする人が
諸外国に比べて極端に少ないことも
関係あるかも知れない。


ただ、マケドニアカップルが言うには、
街中でクラクションが鳴らないし、
大声で話す人の声もほとんど聞こえないことも
びっくりすると。

確かに諸外国の電車の車内でも、
街を歩いているても、携帯で
普通に喋っている人はとても多い。

また、彼らが不思議だと思うのは
他の国に比べて、WIFI環境が少ないこと、
そしてゴミ箱が街のどこに行っても
見当たらないということ。

僕の印象では、30年前のオウムの事件から
街からゴミ箱が消えた。

当時、サリンを入れた袋などをオウムの信者が
ゴミ箱に入れ、それを片付けようとした
駅員などが亡くなったことなどから
一掃された、と耳にした。

おそらく多くの人はゴミはポケットやカバンに
入れて、うちや職場に持ち帰って捨てる、と
言うと、ものすごく驚いていた。

しかし、NY、マケドニアの4人が口を揃えて
語っていたのは、とにかく日本は街のみならず、
どんなトイレに入っても、ものすごく綺麗、
そして温水洗浄便座(いわゆるウォシュレット)の完備。

日常生活で一番隠したくて、清潔ではない
行為をする場所であるだけに、
ここまで美しいのは感動的だ、
そう言っていたことは僕も強く同意した。

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2023年10月13日

時代の文化に追いついていけない

一昨日フランスからと、昨日、香港から
来てくれた友に3人組のゲイの若いコたち。
それぞれが20代で、香港人の一人を除けば
みんな憧れの日本に初めて来たと言う。

共にものすごい漫画やアニメファンらしく、
矢継ぎ早に漫画やアニメのタイトルや
キャラクターを話す。
もちろん、そこにはゲームの話題も乗かってくる。

「ドラゴンボール」や「エヴァンゲリオン」
「ポケモン」や「ワンピーズ」など、今や
50代以上でも読んだり観たりしているような
コミック系。
タイトルを知っていても、僕はほぼ観たことがない。
それは決してアニメが嫌いだとか
面白くないと思っているワケではない。

映画でオリジナルで作られたモノ
(ジブリ系や、新庄誠監督作、細田守監督作、
故 今敏監督など)は、さすがにかなり観ているけれど、
テレビやビデオ系のアニメ、昨今の漫画は
ほぼ知らないのだ。

これはもちろん世代もあるだろうけれど、
僕の場合、仕事以外、古い映画から新作映画を
追いかけるだけでもう時間がアップ、アップ。

そうそう。かろうじて、「鬼滅の刃」は
あそこまで映画がヒットした、と言うから
テレビ版を配信で観て、映画にやっと追いついた。

漫画も高校生くらいまで読んでいた
手塚治虫で止まったまま。
彼の漫画は、全集を持っているくらい
読み込んだけれど、
それ以降のモノはほぼわからない。

そう思えば、日本のテレビドラマもJ POPも
昨今のモノはほとんど何、それ?という感じだ。

そんな話を、横にいた40代のショウジ君に伝えると
「ゲイバーのママなんだから、もう少し
浅くでも良いから、若い人たちの趣味を
もう少し理解していかないと」と言われる。

確かに。

でもネット全盛の昨今、多くの人が
自分が好きなことに特化できる時代に
なったのだ、そう思って、
それぞれの時間の使い方で生きていくしか
ないのだろう。

歌謡曲も映画もテレビも
ほとんどの人が観た、聴いた、と
いう時代ではないのだから。

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2023年09月17日

来年挙式の前に

昨夜はアイルランドからの
共に40歳のガッチリカップルと、
アメリカ、ルイジアナからの29歳の
アダム君、またNYに5年住んでいた
常連のキョウスケが0時以降の店で
めちゃくちゃ盛り上がっていた。

有り難かったのは、英語や
フランス語がほぼネイティブな
スタッフ、ダイスケがちゃんと
流れを持って行ってくれること。

僕、一人の時は、なんとか自分が
わかる範囲の英語(かなりチープ)で
海外のお客さん対応を
頑張ってはいるものの、ダイスケほか、
英語堪能なスタッフがいてくれると
さらにディープにあらゆる角度から
話が広がっていく。

そういう時には、僕は半分くらい
理解出来なかったり、出来たとしても
なかなか加わらず、
他のお客さんの相手をしたり、
店の仕事をしたりしていたりする。

昨日も、アイルランド英語、
アメリカ英語、イギリス英語、
もしくは日本人ほか、通常
英語を話さない国のアクセントなどに
ついて、話は尽きなかった。

とは言っても、その後、エッチな話から
政治の話に飛びながらも、
楽しく会話しているのが、
いかにも外国人だなあと。
日本人はまず政治の話など
タブーだったりするし。

そうそう。アイルランドの二人は、
来年、あちらの素敵な大きな教会で
結婚式を挙げるとのこと。

カジュアルだけどちょっと
おしゃれなタキシードを選んでいる
というのが微笑ましい二人だった。

それにしても、彼らは軽く一人
10杯ほど飲んでくれた。
日本人よりもどれほど強いのか、
驚くほどのドランカーだったことも
ありがたかった。

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2023年06月16日

上海から

昨夜は平日の木曜日だったし、
雨も降っていたので、いるお客さんに
会計をして、そろそろクローズ準備を、
と思っていた23時15分。

久しぶりの中国人のチョウ君が、
旅行で来てくれた友人たち
5人なんですけど、大丈夫ですか?と
尋ねてくれた。

普通なら、断るけれど、
上海からの旅行での5人、
下世話になってしまうけれど、
それなら、地下鉄で帰らずとも
タクシー代は出るな、と
いいですよ、と入ってもらった。

チョウ君も含めて、みんな、
日本の文化やアニメやドラマが
大好きらしく、
僕も半年前にここに書いた
Netflixの「初恋 First Love」で
みんな泣いたの、大好きだの大騒ぎ。

中国ではYouTubeが観られず、
外国の動画もなかなか観られたりしない、
ということで、僕がiPadで
「初恋〜」の予告編(若い頃のバージョンと
歳をとったバージョン)の2本を流す。
宇多田ヒカルの歌と共に、みんなが
シャンパンで乾杯しながら歌う。

そのあと聴きたいと言われたのが
「北国の春」!?
あちらでは今の若い人も知っている
大好きな曲だと言う。

もう11年、東京に住むチョウ君は
本国に住んでいた時は日本も含めた
西側諸国が羨ましいと思ったけれど、
それぞれに良い部分も、ダメな部分もある、
そう感じたようだ。

もちろん共産党政権は恐ろしい、
と思うとも言う。

ただ、もっと身近な部分で、中国人は
Yes Noをはっきり言うけれど、
多くの日本人は言わないのが不思議だと言う。
気を使い合い過ぎて、
それをみんな美徳だと思っているから
たまに気持ち悪いなあ、とも思うらしい。

あと、日本人の友人と約束する時に、
突然、今日、どう?とか今、何してる?
など電話すると驚かれる。
そして、まず、今、とか今日とかは
断られるようだ。

確かに、僕も僕の周りもきっとそうだと思う。

いつも思うけれど、何が正しいか、間違いか、
というのはなかなか難しい。
もちろん、自分の意見をまったく封印されること、
自由を多く奪われる、そんな共産政権には
僕自身も反対だ。

でも、チョウ君いわく、将来、どちらに住むか
選べと言われると、考え込むほど、
どちらも色々ありながらも、
悩むくらい大好きだったりする、そう言う。
なるほど。

いずれにしても、みんな深夜まで
楽しんでもらえて良かった。

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2023年05月26日

アメリカからの団体のお客さんたち

昨夜は20時半まで貸切営業ということで
アメリカから観光で来日されたお客さんが
20人ほどでいらっしゃった。

もちろん、全部ゲイの人たちで、
年齢は30代後半から70歳くらいまで、と
かなり高い年齢層だった。

最近、来てもらう外国人は圧倒的に
30代、40代が多かったので、
これくらいの年代が
20人、というのは独特な雰囲気となった。

日本人よりも歳は上に見える人も多いけれど、
とは言え、姿勢も良く、シャキッとした
感じがみなぎっているのは、
やっぱりアメリカ人だからなのだろうか。

彼らは、そもそも知り合いではなく、
とあるゲイ・ツアーに集まった人たちのようだ。

その中には、何組かの長年のカップルも
いらっしゃって、長い人たちは40年近い
ということだった。

それにしても、アルコールの分解度が
高いからなのか、本当によく飲んでくれる。

驚いたのは、店で最も注文が多い
ワインやビールは一杯も出ず、
ほとんどジン、ウォッカ、ウィスキー、
それに日本酒がどんどん出た。

変に酔っ払うこともなく、
とにかく笑いと、穏やかさに包まれた
良い夜だった。

仕切ってくれたシンジロウ、
ありがとう。

これからもこういう機会が多くあれば、
店にいらっしゃる中高年も、
さらに楽しみかたが変わるかも知れない、
そう思った。

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2023年05月20日

日本に住む外国人

日本に住んで20年近く経つ
東アジア出身のタオ君は、
日本の大手の会社に勤めて、10年ほど。
僕は18年ほど前に知り合って、
店のオープンからのお客さんでもある。

彼はあらゆる条件をクリアして
日本の永住権を取った。
今は日本人のパートナーが出来、
楽しい日々を送っている。
もちろん、高額な税金も毎年
会社を通して支払っている。

店に来てくれるお客さんの中には
海外国籍の人は結構多く、
そこには日本で生まれ育った人、
また子供の頃に連れて来られた人、
留学で来た人などそれぞれだ。

タオ君はコロナ前から3年ほど
海外転勤でアメリカに住んでいた。

ただ、長引くコロナで帰国せざるを得ず、
日本に久しぶりに帰国したのが
去年の初め。

その際に、空港で日本人はもうPCRの必要はなく、
スイスイと税関を通っていけるのに、
彼はかなり長い時間、
待たなければならなかったのだと言う。

それはどういう条件で
日本に長く住み、日本の企業の転勤後とは
関係なく、旅行で日本に来る人たちと
長い列に並ばされたのだそうだ。

お客さんだけでなく、彼と同様、
日本に長く暮らす外国籍の親しい友人から
色々な話を耳にする。

このあたりが、もう少しゆるい国もあれば、
もっと厳しい国もある。

昨今の入管の問題も含めて、日本という国は
外国人の受け入れに対して、非常にデリケートだ。

確かに世界一の治安の良さを
誇ってきた島国の日本だ。

ただ、少子化が進み、
おそらく今後多くの外国の人に
助けてもらわなければ、この国はなかなか
立ち直っていけないのではないか。

締めるところは締め、受け入れるところは
きちんと受け入れる、
そういう国になるべきだ、僕はそう思う。

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2023年04月13日

ベルギーからのカップル

今日のブログを書く前に、昨日書いたブログは
店に来てくれて僕に話をしてくれたお客さんから
海外の話でも、彼の友人のことなので、
あまり公言しないでくれ、と頼まれていたようだったので
削除させてもらうことにした。

特に非難中傷、ネガティブな話でもなかったので
書いてしまったけれど、とは言え、ものすごく
ポジティブなことでもなかったので、注意しなければいけない。

ちょっと不安な思いをさせてしまったお客さんには
この場を借りて謝罪します。ごめんなさい。


昨日はベルギーから10年付き合っていると言う
29歳と35歳で同性婚をしている
カップルが来てくれた。

ベルギーと言えば、チョコレートや
「フランダースの犬」くらしかイメージ出来ない。

特にヨーロッパの中でも、フランスやドイツ、
オランダなどに囲まれていて、
ルクセンブルクと共に、
行ったことがある、とあまり聞くこともなく、
比較的地味なイメージだ。

彼らに寄ると、ベルギーはオランダに次いで、
世界で2番目、2003年に同性婚が決められた
国なのだそうだ。
二人はそれを誇らしいと思っているらしい。

日本では、同性婚はなくても良い、と言う
ゲイ当事者の話はよく耳にする。
彼らが言うには、ベルギーの当事者は
賛成派がかなり多いらしい。
なんと、年間の結婚者数の40組に
ひと組は同性愛者なのだそうだ。

これは、他のヨーロッパの国々のように、
同性愛に厳しかったキリスト教に対する
反発もあるのかも知れない。

彼らはひと月、日本に滞在して、
地方都市も含め、各地を回り、
この国が大好きになった、と
オープンからクローズまでいてくれて、
とても有り難かった。

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2023年03月31日

世界の国からこんにちは

昨日はGoogleで見つけた、という
海外からのお客さんが4人いらっしゃった。

アイルランドから家族で日本に、
というお客さんと、シンガポールから
来た3人が、それぞれ店にある
桜を楽しんでくれた。

とは言うものの、もう満開で
明日か明後日には葉桜になるかも(泣笑)


さて、アイルランドからのマーティン君 32歳。
彼は、お母さんと弟と一緒に来日。
お父さんとは彼が幼い頃、離婚して、
以来、会っていないようだ。

母と弟には彼が子供の頃に、
自分が男の子が好きだと
カミングアウトしたと言う。

マーティン君は映画にもなったベルファストの街で
生まれ育ち、そこにはゲイバーが何軒があり、
お母さんや弟も連れて行ったことがある、とのこと。

そんなお母さんがどうしても日本に行きたい、
ということで、親孝行で弟と共に
母親にプレゼントしたのが
今回の旅だったらしい。


シンガポールから来てくれた3人は、
32歳のストレートのジョン君と、
同い年でゲイのビジネスパートナー、
リチャード君、そしてそのリチャード君の
36歳のボーイフレンド、ジョイ君、
という不思議な組み合わせだった。

二人のビジネスパートナーは、10年前の
学生時代からの知り合いで、二人で
5年前に今のビジネスを立ち上げたと言う。
しかし、リチャード君は、ジョン君に対して
自分がゲイであることを隠していて、
去年初めてカミングアウトしたらしい。

しかし、すぐに意気投合。
リチャード君が出会ったばかりのジョイ君も一緒に
今回は日本に、ということだったらしい。

国内のお客さんもそうだけど、
海外でも色々なストーリーがある、
いつもながらに感心したり、
驚いたりの連続だ(笑)

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2023年03月11日

外国から続々と

昨夜は、ニューヨーク、
スウェーデン、台湾、韓国、
と間を空けて、外国人の人が
次々と来てくれた。
それぞれが一人で誰もが
Google検索で知った、と聞き、
有り難かった。

金曜日でそれなりに忙しかったので、
さほどゆっくりお相手も出来ず
(もちろん僕の英語の乏しさもあり)
申し訳なかったけれど、それなりに
楽しんでもらえたようだった。

ニューヨークのお客さんは
ロックスターの彼氏(と彼は言っていた)と
共に暮らして40年。
先日、ブロードウェイで
ニール・ダイアモンドのショウを観に行き、
実際のダイアモンドを目にして感激した、と
動画を見させていただいた。
ダイアモンドは、パーキンソンになって
大変だということを初めて知った。

スウェーデンからのお客さんは、
まだ30歳前後だけど、なんと
日本語がまるで住んでいたくらいにうまい。
子供の頃から、日本のゲームが
とても好きだったと言う。

ストックホルムには僕も兄がいたので
一度だけ行ったことがある、と伝えると
彼が生まれる前だったことがわかり、
(そりゃそうか)愕然とした。

台湾からのお客さんは、26歳。
コロナ禍で、アプリで知り合った日本人の人と
リアルに会う、という約束をして来日。
明日(今日という意味)が、その日だと
ワクワク感が止まらないと言っていて、
若いって良いなあと思った。

韓国人の30歳のガッチリ君も、
大学生の時に日本語を少し
覚えた、ということで
一生懸命話そうとするところが
好感が持てた。

昨日はWBCが日韓戦だったが、
韓国でも大谷人気は凄いと話していた。

まったく環境や教育が違う人々が
こうして集える場所を持てたことは
改めて良かった、そう思う。
posted by みつあき at 17:02| Comment(0) | 海外からの訪問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月26日

来日した20代のふたり

昨夜、寒い中、パリに住む
タイ、日本国籍のトガシ君29歳と、
アメリカに住むカンボディア国籍のクン君
21歳が待ち合わせをして来てくれた。

トガシ君は、お金持ちの両親に恵まれて、
子供の頃から、ヨーロッパ、アジア、
アメリカと多くの国を回り、
今はパリのファッション業界で
デザインの仕事をしている。

トガシ君のお母さんは日本人だが、
やはり英語圏で暮らしていたせいもあり、
息子のトガシ君には英語で話す。
そんなワケで、トガシ君は日本語が話せない。

クン君は、正常不安の
カンボディアから出るため、
学業に精を出し、アメリカの大学に入り、
アルバイトでお金を貯めて
念願の日本に来たようだ。
彼の将来の夢はエンジニア。

コロナ禍でのアメリカのアジア人差別には
かなり参っていたようだが
それと比べると、日本は最高だと話す。

さて、まだ若い二人にゲイとしての
生活について、話を聞いた。

トガシ君は、ティーンエイジャーの頃に会った
6歳上の男性と11年付き合い、昨年末、
相手がコロナ感染をしたことが原因で
その彼から別れを切り出されたと言う。

このひと月、かなり落ち込んだようだ。
と言うのは、彼にとって、最初のセックスが
その男性で、結局、今までその彼としか
関係を持っていない。
そういう意味では、今後の性生活は不安だと言う。

逆にクン君は、16歳の頃、アプリで知り合った男性を
始め、何人かと経験はしたが、
まだ付き合ったことはない。
セックスは楽しいけれど、恋愛のリアリティは
まったくわからない、とトガシ君とは真逆だ。

ただ、彼らもこれから色々な経験をしていき、
そのたびに不安もあり、幸福感も得るだろう。
それぞれの仕事と共に、
素敵な30代を迎えられればいいなあ、
そう思った。

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2023年01月16日

紳士であるということ

コロナ前には、数ヶ月に一度、
シンガポールから店に来てくれる
ジョンとライアンカップルが
年末、久しぶりに立ち寄ってくれた。

シンガポールはつい去年まで
同性愛は違法だったのが、法律的に
合法となって、それを記念に
彼らは日本のあと、
年末ハワイで同性婚をした。

ちなみに、まだ同性婚はできない
シンガポールや、日本は無効だが、
アメリカ本国で結婚証明書を出してもらい、
挙式をするのは、どこの国の人間も
大丈夫なのだ。

挙式を済ませてから、二人は
北海道にスキーに行き、
その帰りにまた東京に戻り、
土曜日深夜に店に来てくれた。

そして、昨日はたまたま休みだった僕を
彼らの宿泊しているホテル、
そしてレストランに招いてくれた。

若くして、ミリオネヤーとなった二人が
泊まっているのは、そのホテルの唯一の
スイートルーム。
品の良さと少し突き抜けた感があるセンスは、
まさにゲイ好みで素晴らしかった。

若くしてリタイアした二人は、このあとも
ヨーロッパを旅をするらしく、
コロナ後のツアーを楽しみにしていたようだ。

二人とも、子供の頃は大人数の家族で
それなりに苦労もしたようだからなのか、
彼らはLGBTのみならず、多くのマイノリティの
団体に寄附をしている。

加えて。どこに行っても非常に紳士的、かつ
細かいことに苛立つこともなく穏やかだ。
以前、彼らがずいぶん前から予約していた
レストランに誘われた際、
レストラン側の手違いで窓際のテーブルが塞がり、
玄関に近いことがあったが、僕には
頭を申し訳ないと頭を下げながら、
レストラン側に文句のひとつも言わず、
仕方がない、そう笑っていた。

持つものを持ってしまうと、
ついつい不遜な態度を取ってしまう人もいる。
そんなふうに、礼儀正しく、優しい二人には
教えられる事が多いのだ。




posted by みつあき at 18:52| Comment(0) | 海外からの訪問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月26日

生きたいように生きる

昨夜は、以前一度来てくれた
40代カップルがロスに住む
同世代のショウジ君を連れて来てくれた。

45歳のショウジ君は、19歳の頃に地方都市の
高校を出て、自分が好きな映画で生きていきたい!
そう思い、片っ端から資料を取り寄せ、
ハリウッドに向かったのだと言う。

当時のショウジ君は、
女のコにしか興味がなかったストレート。
ロスでもクラスメイトの女子を連れ、
たまたま美味しそうなレストランが
ある場所に行ったのが、ゲイが集まる
ウエストハリウッドだったのだそうだ。

その街角で、颯爽と車に乗った男にナンパされ、
結局、その彼と付き合うことになったのが
彼のゲイ人生の始まりだったと言う。

ただ、プライベートとは別に、
英語の学校から、映像の学校へと移り、
メキメキと腕を上げていったようだ。

少し小柄だが、濃くてハンサムな顔立ちは
そこそこ色々な人から声はかかったらしい、と
彼を連れてきてくれたカップルは共に口にする。

ただ、コロナになって、髪を伸ばしはじめ、
肩まで伸びると、まったくモテない。

モテるために、髪を短くしたり、
身体を鍛えたりするゲイは多い。

ところが、日本を若くして出て、自分の
生き方に自負しているショウジ君だからなのか、
彼は相手にどう思われようと
自分のやりたいようにやるし、
生きたいように生きる、と断言する。

それはストレート社会よりも
ゲイ社会に生きることを選択し、
何故にアメリカ?と言われながらも
四半世紀もあちらの映像業界で
生きているショウジ君だけあるなあ、
そう思った。

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2022年11月23日

努力をして身になるということ

先日来てくれたタイ人のモン君 30歳は
おそらくゴーゴーにでも声をかけられそうな
マッチョなイケメン君。

ただ、色々話を聞くと、日本に来たばかりの
25歳の頃は、かなり太っていて、
初めてやった出会い系のアプリでも
ことごとく無視をされ続けたらしい。

たまに会うことになって、待っていても
時間になっても来なくて、
連絡を取ろうとしたら、
ブロックされたりしたと言う。

それから、彼はとにかく日々、ジョギングをして、
まず体重を落とし、そこからせっせと
ジムに通うことにしたらしい。

たった、4年ほどで今のような身体になる、
というのは驚異的だと思った。

加えて、彼は来た頃はまるで話せなかった
と言うのに、日本語はすこぶるうまく、
文字もかなり書いたり、打ったり出来るのだそうだ。

若さだけではなく、かなりの努力家だ。
そう思えば、うちに来る外国人で
日本に移住している人たちは
本当に日本語が上手だ。

あれほど海外に出ていても
一向に英語がうまくなれない自分が
ちょっと恥ずかしく思う日々だ。

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2022年11月16日

「卍」と"卐"

先日、うちの店の15周年パーティで
映画「卍」のパロディをやったことはここにも
たびたび書かせてもらった。

その際に、店の背景に大きく貼る「卍」の文字を
切り抜き、美術スタイリストのスタッフが
丁寧に作ってくれた。

3年前に「サウンド・オブ・ミュージック」の
パロディをやった時に作ってもらった山々の絵を
店の壁一面に貼ってある。

これと同様に、周年終演後、「卍」の
切り抜き文字を、トイレに貼っておいた。

しかし、先週、このブログにも書いたように、
多くの外国人が来てくれて、
その際に、何人かから、
何故トイレに「ハーケンクロイツ」が
貼ってあるのか、と尋ねられた。

ハーケンクロイツ、すなわち
ヒトラー時代のナチスドイツが
国旗にしていたマークだ。


一応、"卐"とは向きが違い、
日本で有名な小説のタイトルでもあり、
今回、周年の題材にした、と説明した。

最近では「マジ卍」という言葉も流行り、
「東京卍リベンジャーズ」という漫画や
アニメもあったりする。

lとは言え、勘違いされるし、ネオナチも含めて
そういう思想かと思われるので
辞めたほうがいい、そう言われた。


これは違う、日本は日本、と
彼らの意見と戦わせる気持ちもなくはなかったが、
ただ、ナチのあまりにネガティブで
酷いイメージを、外国人とは言え、
一部のお客さんたちが持つのは
よくない。
そう思い、外すことにした。

こういうデリケートな難しい。
つくづくそう思った。

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