ここ数日、親子の話、
その繋がりについて
このブログに書いたけれど、
家族について、まさに同じようなことを
色々考えさせてくれるテレビドラマがある。
一昨年の秋から
NHKで放映されていたドラマ
"This Is Us"(NHKでは『THIS IS US
36歳、これから』というタイトル)がそれ。
本国よりも1年遅れて、去年の年末から
アマゾン・プライムのレンタルで
第2シーズンを観ることが出来るけれど、
これが本当によく出来ていて、
そのドラマの作り方、脚本の見事さに
第一話から目が釘付けとなった。
ドラマは、36歳の二人の恋人同士に
子供が出来るが、なんと三つ子。
その中の一人が死産となり、
たまたまその子のベッドの隣に寝ていた
身寄りがないアフリカ系の男の子を
養子として、三人を育てることになる。
残った男女の双子とこの黒人の子は
成長し、やはり36歳を迎える。
このふたつの時代を軸に、
夫婦間の問題、子供たちの成長、
そして大人になった彼らの苦悩など、
時代を行ったり来たりしながら、
描いていく。
双子の一人ケヴィンはハンサムで
テレビのコメディ番組に大抜擢され、
注目を集めているが、
人知れずコンプレックスに苦悩する。
双子の妹ケイトは一時期は歌手を
目指すほど音楽好きだが、
肥満に悩まされている。
そして、養子となった黒人のランダルは、
成績も優秀、
若くして結婚をし、二児の父親となるが、
自分の出生やルーツに苦しむ。
このドラマでは、血の繋がりとは何か
人との関係とは何か、
愛情はあらゆる問題を
超えることが出来るかを
観ている者に問いかけてくる。
アメリカらしいユーモアを随所に
ちりばめながら、親子、恋人、
兄弟、友情などの
関係性を深く描きながら、
少しずつ色々な謎が解かれていく。
最近のアメリカのドラマにしては、
ゲイ・キャラが出て来ないなあ、
そう思って観ていくと、
意外なところで意外な人がゲイだと
わかったりもして、ここも興味深い。
オススメです。
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