2024年04月11日

今さらながら「不適切にもほどがある!」

宮藤官九郎という人の脚本は、
昔「池袋ウエストゲートパーク」や
「タイガー&ドラゴン」をちらっと観たりして、
そのあと、ゲイ映画(か!?)の
「真夜中のや弥次さん喜多さん」で
決定的に、この人のコメディ、
僕には合わないなあと思っていた。

しかし、朝の連ドラ「あまちゃん」に出会い!!
(ここには何度も書いたけれど)
ここまでハマるとは思わないくらいに
夢中になって観続け、
なんと去年の再放送も改めて
見返し、クドカン作品をいつか
きちんと観ようと思った。

そんなさなか、(結果的にまだ
ほとんど彼の作品は観ていないのだけど)
彼の新作「不適切にもほどがある!」が
店でも巷でも話題になり、
遅ればせながら、Netflixで観たけれど、
これがすこぶる面白い。

何かと、コンプライアンス、
コンプライアンスと言われる現代に
1986年から一人の男(阿部サダヲ)が
タイムスリップするという話。

また彼と入れ替わりに、吉田羊扮する
母親とその息子が、現代から86年へ。

まだインターネットも普及されず、
スマホはおろか、携帯電話さえなかった時代。
炎上はないけれど、ちょっとした暴力や
パワハラ、セクハラが普通に横行していた。

過去シーンや、阿部サダヲが知らずに
言葉を発すると、いちいち
「この作品には、不適切な台詞が
含まれていますが、時代による
言語表現や文化・風俗の変遷を描く
本ドラマの特性を鑑み、1986年当時の
表現をあえて使用して放送します」なる
注釈が、何度も流れたりする。

86年当時をよく覚えている
現在40代後半以降は、あった、あった、と
思うだろうし、もっと若い世代は
その時代の格差に驚くかも知れない。

あの時代は無茶苦茶な自由で良かったと
思う年配者は少なからずいるだろうし、
逆にあり得ない、ウソだろ?と
憤慨する若者もいるだろう。

少なくとも、この時代の大きな変化に
救われた人も多いはずで、
そこをまったく描いていない、
と思う人もいるかも知れない。

ただ、過去、現在ともに、何が良くて
何が誤りなであるのか、
結構真面目に考えることができる
社会派コメディとして、僕は大変
よく出来ている、そう思った。

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2023年08月26日

“SATC”続編を観て

90年代後半、多くのゲイの人たちが、
いかなるゲイ・ムービーよりも
いかなるゲイ・ドラマよりも、
熱狂したのが「セックス・アンド・ザ・シティ」
略して"SATC"。

その続編にあたる「And Just Like That...」の
第2シーズンが数日前の配信で終わった。

セックス記事のコラムニストであり、
恋愛至上主義のサマンサ、
弁護士で毒舌家のミランダ、
性的に奔放で自由主義のサマンサ、
そしてお嬢様気質のシャーロット。

この4人がニューヨークを舞台に
まるでゲイかのごとく、男を語り、
交わり、燃え上がり、また、消耗もする、
それが7年に渡って放映された
SATCだった。

もちろん、脇を固める登場人物に
ゲイも出てくるだけでなく、
全編にそんなテイストも盛りだくさんだった。

おそらく多くのゲイが脚本や
製作に携わっているんだろう。

6シーズンあった本編が好評で
2本、映画版が作られたのはよく知られていて、
それからまさかの続編のシリーズが
15年以上経過して作られるとは
思ってもいなかった。

ただ、本編シリーズの途中から、ギャラの
問題でキャリー役のS.J.パーカーと
サマンサ役のK.キャトラルが
すこぶる折り合いが悪くなった。
結果的に、今回の続編シリーズには
サマンサは一切出ない、ということで
結構なファンも離れたとも聞いた。

あの傲慢で言いたいことを言う
過激な女を作り上げたサマンサ像は
確かに強烈な印象だったし、
彼女が出ないのなら、という
気持ちもわからなくもなかった。

かなりのドロドロなことまで発展したことも
ネットニュースで知っていたが、
そのサマンサが一度だけ
戻ってくる、というのが今回の
続編シリーズの最終回だった。

このシーンは、極秘に撮影され、
他の3人とも一切交わらない、という
条件がつけられたらしいけれど、
それでも彼女の登場シーンは
短いながらも見事だった。

今回のシリーズは、3人というのが
物足りないからなのか、脇のキャストが
多いだけでなく、かなりメインに
近くて、ドラマが散漫になる傾向が見られた。

しかし、それでも当初のシリーズファンには
垂涎のシークエンスやサプライズもあり、
個人的には十分及第点と思える出来。

続く第3シーズンも楽しみになった。
posted by みつあき at 19:26| Comment(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月26日

お勧めドラマ「First Love 初恋」

ひと月前にNetflixで配信されて、
若い人たちの間で、とても評判が良かった
ドラマ「First Love 初恋」を観た。

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恥ずかしながら、僕はこのドラマほど、
過去の実体験を思い起こし、
重ね合わせたことはなかった。

相手の一挙一動にドキドキし、
もらった手紙にワクワクし、
電話の声に打ち震えた。
インターネットがなかった時代、
そんなときを僕も通過した。


ドラマは、高校時代に恋に落ちた二人と、
その20年後の再会を丁寧に描いている。
とひと言で言っちゃうと
その辺によくある話ではある。

3.jpg

しかし、このドラマは、
そういうエモーショナルな部分を、
ありがちな日本のドラマとは
ひと味も、ふた味も違うのだ。

それは、脚本、監督の寒竹ゆり氏の
あまりに丁寧かつ、デリケートな制作姿勢に
寄るモノなのかも知れない。

過去、現在、そしてその間の期間を
旅しながら、二人はどういうふうに出会い、
そして何故、別れ、再会して、どうなるか、
を9話にわたってじっくりと見せていく。

とは言っても、その展開の巧みさは
いわゆる次回が見たくなる、という
あざとさを超えて、多くの伏線、
あらゆる人物の絡み合いが
続けて見ずにはいられないのだ。

舞台となる北海道での
それぞれ季節の景色が素敵だ。
しかも、役者たちの台詞のみならず、吐息ひとつが
深く意味を持つほどに鮮烈だ。

その時代、時代の時事問題
震災やコロナも含めて
当時のニュース映像までが
決して作り物ではなく、
リアルに登場する。

また、何と言っても、主演の満島ひかり、
佐藤健と共に、その若い頃を演じたふたりの演技は
いやおうなく、胸を躍らせてくれる。
特に木戸大聖の眩しすぎる
目の輝き、その存在感は素晴らしい。

若い時の甘酸っぱい、または苦く辛い想いが
時間を経過して、優しく穏やかで、
抱きしめたく、そんな作りになり、
それを恋をしたそれぞれに
問いかける作品になっている。

長い正月休みの際にでも、是非。


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2022年05月09日

ドラマ「ハート・ストッパー」

何度か、ここに書いているけれど、
うちのお客さんも含めて、BLに
夢中になっているゲイの人は多い。

僕はBLなるものをほとんど観ないので
その世界をバカにしている、とか
言う人もいる。

まったくそうではなくて、
やはりBLはマンガも
ドラマも、いわゆるヤオイと言われる
女性たちのために作られている、
というモノが基本になっているため、
積極的に観る気がしない。

少し違うかも知れないけれど、
いわゆる百合映画と言われた
レズビアンものが、ビアン女性たちのため、
ではなく、ストレート男性のために
作られているような感覚と
同じような匂いがしてしまうのだ。


さて、そんな僕だけれど、Netflixの中に
LGBTQ映画のカテゴリーがあり、
そこにあったのが「ハート・ストッパー」
というドラマ。

Unknown-1.jpeg

この項目にBLモノが入っている、とは思わず
60分弱8話を一気に観てしまった。

あとで知ったのだけれど、これが
イギリスで作られたBL漫画のドラマ化だった。

これが、ティーンエイジャーの
淡いロマンスが非常に丁寧に、
かつ胸がキュンとするように
作られていて、とても良く出来ている。

高校で、ゲイだと知られてしまい、
何かといじめられているチャーリーが
たまたま隣の座席に座ったラグビー部の
ストレート、ニックに恋をする。

およそ叶わないだろうこの恋をめぐって、
ドラマは展開する。
そんな中で、チャーリーがいつも逃げ込む
美術室にいるゲイの先生の存在や、
チャーリーにキスを求めながら、
絶対ゲイバレしないように生きる
ハリーなど、細々としたキャストの配置が
目を見張る。

そこには、こんな時代になってもなかなか
生き辛いゲイの心模様や、
それを受け入れる事が出来るか、という
ストレート社会が細やかに描かれていく。

ドラマの行方も、なかなかときめくのだが、
カラフルに彩られた美術セットや
ちょっとしたアニメーションを加えた
演出も秀逸だ。


日本、台湾、そして人気が爆発している
タイなどBL文化は世界に広がっている。
評価が高いモノがあれば、また観たいなあ、
そう思わせてくれた素敵なドラマだった。

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2022年04月27日

ドラマ「無邪気な天使たち」

イタリアでは珍しくゲイと
カミングアウトしているフェルザン・オズペテク監督。

日本では、ゲイ・コメディ「あしたのパスタはアルデンテ」や
「カプチーノはお熱いうちに」(共に日本らしい邦題)が
有名だったりするこの監督。

彼が制作したドラマシリーズ「無邪気な天使たち」が
Disney +で放映を開始されたので観てみた。

3362.jpg

これは、同監督が2001年に「無邪気な妖精たち」の
邦題で作ったモノのドラマ化だ。
この映画は、映画祭でしか上映されていないため、
残念ながら僕は観ていない。


ドラマは、既婚者のゲイの男が
本屋で出会った画家の青年と1年付き合った後、
バイク事故で急死するところから始まる。

何もわからず、悲観にくれる看護師の妻。
1年間、仲良くしていた仲間と共に
葬儀場の隅のほうから見つめる青年。

このあと、妻が夫と青年の関係を知る、
ということから話は進む。

この微妙な三角関係を軸に、
青年が共に暮らすアパートの人々
(浮気で悩むレズビアンカップルや、
同性婚にむけて浮かれるゲイカップル、
女性になったことを親に話せないでいる
トランジェンダー、
また、トルコから逃げるようにして
やってきた中年女性など)、
そして、妻の母なども含めて、
それぞれの問題が彼らと絡んでいく。

8話というそれほど長くはない
ドラマシリーズの中で、
少し詰め込み過ぎ感も否めないし、
その割にはまったりとした部分もある。

しかし、いかにもこの監督らしい
ペーソスとユーモアに溢れた演出が面白いこと。
そして、続々と出てくるイケメン俳優たちを
観るのも楽しいドラマだった。

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2022年01月26日

「コルトン・アンダーウッドのカミングアウト」

コルトン・アンダーウッドをご存じだろうか。

アメリカのフットボール界で活躍し、
数年間に負傷で、華やかな選手生命を断念し、
若くして引退した名プレイヤーだ。

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コルトンは、4年前に全米で放映された
リアリティ・ショウの合コン番組「バチェラー」で、
一人の女性を射止め、大変、盛り上がった。
(この様子は日本では、
Amazonプライムでも観ることが出来る。)

しかし、彼は実はゲイだった。

子供の頃、その事実に気がつき、
両親や弟、友人、加えて、全世界に
カミングアウトすることを決め、
それが今、Netflixで配信されている
「コルトン・アンダーウッドのカミングアウト」
というドキュメンタリー・シリーズだ。

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今どき、有名人のカミングアウトなんて、
珍しくないのに、何故、それがシリーズに?
と思う人も多いかも知れない。

この番組を観ると、やはりやや進んでいる、と
思われる欧米でも、スポーツ選手
(特に格闘技やこの手のチームプレイを
する人間)にとって、カミングアウト
というのは、かなり勇気がいることのようだ。

増して、「バチェラー」に出演したことから、
嘘つき、などと酷いバッシングを受けた。

彼は父親に強くちゃんとした男として
生きていくよう育てられ、幼い頃から
スポーツに励み、プロフットボールの世界に
入ったのだ。
また、彼の家は敬虔なクリスチャンの家庭だった。

ある意味、愛に満ち溢れた環境で育っただけに
コルトンの苦しみは大きかったようだ。

この番組を撮影した時には、30歳前。
現在の10代後半から20代のゲイの多くは
自由にセックスを楽しんだりしている。

しかし、コルトンは恋人を持ったことも、
ほとんど男性とのセックスもなかったようだ。

そんな真面目なコルトンだからこそ、
世界にきちんと自分自身のことを
伝えようとする。

いつも、ここに書くように、人には
いろいろな事情があり、カミングアウトすること
だけが最良の方法ではない、そう思う。

しかしながら、ずっと悩んでいる人たちに
彼の生き方は強いメッセージを与えるはずだと思う。

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2022年01月22日

「フレンズ・ザ・リユニオン」から学ぶこと

また昨日からまん延防止が始まり、
少し時間が出来たので
ちょっと遅ればせながら、
配信で「フレンズ・ザ・ユニオン」を観た。

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これは、17年前まで10年間、放映されていた
アメリカのテレビドラマ「フレンズ」の
主演メンバー6人が集うバラエティなのだけれど、
これが、ものすごく良くできている。

本編はそれこそ20年近くまで観ていたけれど、
当時、仕事が忙しくて途中で観るのを辞めていた。
残った3シーズンをここのところ、配信で観て、
やっと、この「同窓会〜リユニオン」まで
漕ぎ着けたのだった。

「フレンズ」の魅力は、学生時代に
知り合った友人たち、男女3人ずつ、6人が
同じアパートで間借りをしながら、色々な
出来事に遭遇していくというコメディ。

基本的には30分、一話完結という中で、
その6人の中、もしくは彼らを取り巻く
登場人物などと恋愛やセックス、
果ては結婚、出産ということまで繰り広げられる。

ドラマのちょっとした切なさの中に、3分に一度は
大爆笑する、そのなんとも言えない楽しさ。

アメリカの多くのテレビドラマが
ギャラ問題や、出演者の仲の悪さで
打ち切りになったりした中で、
それぞれが本当に仲が良く、
最後まで終わることを惜しんだ、という。

その証拠がこのリユニオンで明らかになるのだ。

いつもおかしな歌をギターの弾き語りで歌う
フィービーが今回も久しぶりにギターを持つが、
そこで驚くばかりの大物ゲストが
登場するのには驚いた。

この番組を見ながら、自分の人生の中で
出てきた登場人物たちとの関係を
改めて、意味があるモノであることを
思わず思い巡らされてしまう。

少なくとも、少しでも「フレンズ」を
観たことがある人は、胸が熱くなることは間違いない。

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2022年01月02日

2021年 配信 旧作 テレビドラマ ベストテン

昨日に引き続き、2021年
配信やビデオで観た映画、テレビのベストテンを
発表します。

とは言っても、一応、好きな順に並べているモノの
素晴らしい作品も多く、順不動かも。

まず、配信のみに作られた作品

世界に嫌われる男 ピーター・タッチェル(Netflix)

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ヤシの木に降る雪(Netflix)
ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(Amazon Prime)
マイ・ハッピー・ファミリー(Netflix)
ソウルフル・ワールド(Disney plus)
オクトパスの神秘:海の賢者は語る(Netflix)
僕らの先にある道(Netflix)
この防爆たる荒野で(Netflix)
あの夜、マイアミで(Amazon Prime)
もう終わりにしよう。(Netflix)


配信、ビデオで初めて観た映画

特別な一日

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アンドレイ・ルブリョフ
人間の條件 第一部から
僕の村は戦場だった
テンダー・マーシー
紀ノ川
ホブスンの婿選び
南京!南京!
ナイチンゲール
五月の七日間

そしてドラマシリーズ

チェルノブイリ(Star Channel)

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アンオーソリティ(Netflix)
IT'S A SIN 哀しみの天使たち(Star Channel)
イカゲーム(Netflix)
ザ・モーニングショー
メディア王(U-NEXT)
アンオーソリティ(Netflix)
ウディ・アレン VS ミア・ファロー(U-NEXT)
フォッシー&ヴァードン ブロードウェイに輝く生涯(WOWOW)
英国スキャンダル〜セックスと陰謀のソープ事情(Star Channel)


ドラマは久しぶりに観た「阿修羅のごとく」シリーズや
「フレンズ」は改めて良く出来たドラマだと感心した。

さて、どれほどドラマシリーズや配信を
追いかけることが出来るか。。。笑

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2021年10月23日

テレビドラマ "IT'S A SIN"のこと

Amazon Primeのスターチャンネルなどで
観ることが出来るゲイのドラマ
「IT'S A SIN 哀しみの天使たち」を観た。
(ホント、こういうサブタイトルを付けなきゃ、
日本人って観ないんだろうか、とつくづく思う)

これは、ここ数年間、話題となった
ライアン・マーフィ製作の「ポーズ」の
ロンドン版のような話で、80年代イギリスで
ゲイの間でエイズパニックがどんどん
広がっていった時代が舞台となっている。

このドラマは、田舎町からロンドンに来て
役者を目指しているリッチー、
仕立て屋に就職するコリン、
このクローゼットゲイの二人に
親族に同性愛を受け入れられず
家を飛び出したナイジェリア移民のロスコー、
リッチーの学友で女性のジル、
また、リッチーと肉体関係を持つアッシュ、
この5人がシェアハウスで生活する。

まだ、HIVやエイズが名前も付いていなかった頃、
アメリカで大爆発をし、対岸の火事だと
思っていた矢先に、病気は彼らの
身近へと飛び火してくる。

まったく関係ないことだと笑っていたことが、
どんどん身近になっていき、
それぞれが戦々恐々としていく有様は
日本でそういう時間を過ごしていた
僕にとっても、非常にリアルに伝わってくる。

クローズアップされるのが、それぞれの
親との関係。
エイズどころか、まだまだゲイであることを
受け入れられない時代。
その中で若い彼らがどう生きてきたか。
そんな時代、僕たち日本人ゲイも
どう学んできたのか、も
考えさせられる一作だった。

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2021年04月18日

今さらながらの「阿修羅のごとく」

この前、再放送できないテレビドラマが
意外と多い、ということを書いたけれど、
先日、テレビで再放送をやっていた
向田邦子の「阿修羅のごとく」を
何十年かぶりに観た。

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知ってます?「阿修羅のごとく」。

人に寄っては、故森田芳光監督の映画版なら
知っている、という人もいるし、
若い人では「向田邦子?誰、それ??」という
人もいるかも知れない。

そりゃそうだ。これ、もう40年も前に
NHKで放映されたドラマ。

向田邦子さんは、当時売れっ子の脚本家で
このシリーズ(第1が3話、第2が4話)が
放映された翌年の1981年に飛行機の
墜落事故で亡くなってしまった。

彼女の書くドラマに登場する
人物たちの辛辣な言葉や
鬼気迫る感情表現はことごとく生々しい。

この「阿修羅のごとく」は、
20代後半から40代後半に渡る4人の姉妹と
その親や連れ合いが織りなす
ある意味、ドロドロの怨恨劇、
と言っても言い過ぎじゃないと思う。

夫に先立たれ、仕事先の既婚者男性と
不倫関係にある長女の役を加藤治子。

夫の浮気を心配しながら、2人の子供たちとの
日常に忙しい専業主婦を八千草薫演じる次女。

堅物で、男っ気がないとされていながら
自分が雇った興信所の探偵と
関係を持つ三女がいしだあゆみ。

そして、無名でわがままなボクサーと同棲して、
大きく人生の転換期を迎える末娘の風吹ジュン。

その4人の姉妹、自分たちの父親(佐分信)が、
妻がいるにもかかわらず、浮気をし、
小学生の子供の面倒まで見ている、
ということを知ってしまうところから
ドラマは始まる。

この4人が何かにつけて集まったり、
電話で話したりするのだけれど。
そのやり取りに爆笑しながらも、
背筋が凍るような瞬間がところどころにある、
というのが向田ドラマの魅力。

過去、彼女が書いたコメディ
「寺内勘太郎一家」のような
ドタバタはないものの、
そこに流れる可笑しさや
悲哀は、この「阿修羅のごとく」でも
変わらない。

昨今の日本のテレビドラマをしっかりは
観ていないから、何とも言えないけれど、
当時のドラマはやはり大人っぽくて良いなあ、
改めてそう思った。

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2021年04月11日

再放送できないドラマ群

昨日は、テレビや映画関係で働く
ツジイ君が来てくれて、
昨今のドラマや映画の話で盛り上がった。

そんな中で日本の過去のドラマが
DVD化や配信に絶対出ないモノが
結構ある、という話になった。

音楽やスポンサー関連の権利関係、
という理由が最も大きいけれど、
色々政治的理由で、出来ない
ということが特に日本のモノには多いようだ。

色々調べてみると、安達祐実を輩出した
「家なき子」やキンキ・キッズの「人間失格」は
いじめの激しさから再放送出来ず、
キムタク主演の「ギフト」は、この放送を見た
中学生が、バタフライナイフで殺傷事件を起こし、
草薙主演の「フードファイト」はそれを真似して
大食いで窒息死する、という事件から
再放送は出来ないようだ。

また、今や大女優となった常盤貴子がヌードに
なっていたから放映しない、とされる「悪魔のKISS」。
これは本人が嫌だと言っているのだろうか。

また、芸能事務所の移籍問題で、再放送出来ない
という件も多くあり、これってどうなんだろうか。


何よりも、僕が最も問題かと思うのは、
覚醒剤や麻薬で逮捕された人たちが出演した
モノが再放送出来ない、という作品群。

「やまとなでしこ」「お金がない!」
「あまちゃん」「白い巨塔」「龍馬伝」
「聖者の行進」「課長島耕作」「ひとつ屋根の下」
書いていくとキリがない。

多くの人が言うように、出来上がった作品には
まったく罪がない。

少なくとも、僕が知りうる限りで、アメリカでは
非常に古い作品の権利関係はともかく、
昨今のドラマなどでそういうことを聞いたことがない。

と言うか、そんな事を言うと、
アメリカのほとんどの番組が
再放送されない、ということに
なりかねないのだろう(笑)

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2021年01月18日

なんと本日は「愛の不時着」のお話

去年、このコロナ禍で大ブレイクした
配信ドラマ「愛の不時着」16話を今年になって
すべて観終わった。

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韓国テレビドラマは、
2003年から05年くらいにかけて、
日本で大ヒットとなった「冬のソナタ」
「天国の階段」「チャングムの誓い」をはじめ、
結構な数のモノを観たし、
当時の韓流ブームに乗って
公開された映画も随分観まくった。

映画は、年に4、5本は
観続けていたものの、
韓国のテレビドラマになると、
1話がCM抜きで60分以上、
そして長いモノになると、
30話、40話となっていくので
とてもじゃない、と観るのをやめた。

ドラマの内容も、多くが血縁の秘密や、
時空を超えた繋がり、そして復讐劇がメインで
よく出来てはいながら、個人的に
ちょっとマンネリだったこともある。


そんなワケでずいぶん韓流ドラマと
離れていたのだけれど、
今回、また自粛が始まったりしたことと、
お客さんでもハマっている人が結構いて、
是非、観てくださいと言われたこともあり、
重い腰をあげて、挑んだワケだ。
(そんな大層なモノか!笑)

おお!なんだ、16話か、と
軽い気持ちで観てみたら、
一話がほぼ1時間以上あって、
日本やアメリカのドラマの1.5話か2話分。
最終回なんて、2時間近くある。
もう映画1本分。

お話は、韓国のお高い財閥令嬢が、
パラグライダーの事故で北朝鮮に不時着。
そこで軍の将校と出会い、
二人の関係とそれぞれの性格の変化の
サマが描かれている。

韓国に帰りたい令嬢と
帰したい将校。
その二人が、いかにして「一時も離れたくない」
という状態になるのか。

その大恋愛を軸に、令嬢が座る
一族の社長の椅子を巡っての争いや、
北朝鮮の軍や暗殺者などが絡んでくる。

これでもか、とたっぷり泣かせる演出は
半分、やれやれ、と思いながらも
ついつい涙腺が緩む。
なおかつ、脱北者の手を借りたという
脚本で描かれる北朝鮮の人々の暮らしは
なかなか興味深く、楽しく観ることが出来た。

とは言え、さすがにドラマは
ツッコミどころ満載だ。

ミニシアター系のリアリティある
諸外国の映画好きな僕や
その手の傾向が強い人は、
このドラマの中でのあり得ない展開や、
恥ずかしくなるような会話劇に
「いやいや、大丈夫!今回はハマってみよう」
そんな心構えがないと、かなり厳しいかも知れない。


ただ、昨日、このブログに書いた
お亡くなりになった知識人でもあり、
僕が心から尊敬していたAさんは、
あのベタベタな「冬のソナタ」にハマって、
毎回泣かれていた、
そう聞いたことがあった。

韓国ドラマは、多少展開があざとくても、
個人のどこのツボに入るとたまらない、
ということなのかも知れない。

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2020年12月11日

ドラマ「同窓会」の話

お客さんのソウスケが、ミスチルが好き、
という話から、彼らの最初のヒット曲、
「Cross Road」を聴くとキュンとなる、
そんな話をしていたら、スタッフンのハルキは
さすがに生まれたばかりの頃だと言う。

もちろん「Cross Road」が、当時
2丁目から人が消えた、と言われた
ゲイのテレビドラマ「同窓会」の主題歌だ
ということもまったく知らなかった。

そんな話から、「同窓会」の話で盛り上がる。

当時、高嶋政宏、西村和彦を中心に
TOKIOにいた山口達也や、国分太一、
V6の坂本昌行までが出演し、
それぞれがゲイ役でかなり過激な内容だった。

それぞれのセックスシーンだけでなく、
公園でのアオカンまで見せたり、
山口の「ガマン汁、出ちまうぜ」という台詞や
斉藤由貴が、西村演じる夫からもらった
毛ジラミをもらって、股間を掻くとか
今だとなかなか描けないシーンも多い。

井沢満氏の脚本がギリギリになってしまい、
ノンケの役のはずの別所哲也がトランスと
一緒になる、という展開に「聞いていない」と
怒って降板した、という噂は
本当だったのか、どうなのか。

また、山口達也が殺されてしまうシーンは
井沢氏が当時の「ホモ狩り」に対する
アンチテーゼだったとも話しているらしい。

昨今、コメディタッチのゲイドラマや
BLドラマが、年に何本も
放映される時代になったけれど、
あそこまで過激かつ、シリアスなモノは
生まれていないような気がする。

もちろん、海外のゲイを扱ったドラマと
比べると陳腐だったり、笑ってしまう展開も
多いけれど、少なくともあのドラマが
90年代に日本で生まれたことは
大きな衝撃だったことは間違いない。

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2020年12月03日

BLドラマとゲイドラマの違い

昨夜来てくれたセイヤは、
最近、タイのBLドラマに
はまっているらしく、あらゆる配信や
CSなどで観まくっているとか。

台湾や韓国、そして中国でも
BLドラマは凄い勢いで作られていて、
日本もコミックス、ドラマと共に
量産されそうな感じだ。

僕も映画になっているモノは
何本か観たけれど、
女性向けに作られている、ということが
見え見えで、どうしても乗れない。

その作りかた、というのもそうなんだが、
出てくる男のコたちも、綺麗過ぎるし
(これは好みの問題。
誤解を恐れずに言うのなら、
ゲイ男性好みと言うよりも、
女性好みのジャニーズ系が多い)
おまけに必要以上に絡みが多く、それも
女性とのセックスを想像させるような
展開、というのがどうもいただけない。

せめてドラマ展開だけでも、と思うけれど、
入り口がそういう目線で観ているせいなのか、
面白い!とかハマる、
という方向には行かないのだ。

おそらく、レズビアンのポルノを
ノンケ男性の監督が撮り、
ノンケ男性の視聴者が観るために
作られているのとなんだか似ている。

ただし、セイヤも含めて、
そういう登場人物が
好きなタイプだと思える人たちは
まったく関係なくハマるのかも知れない。

僕がくだらないなあと思いながらも
ザック・エフロンが脱いでいるシーンが
多い「ダーティ・グランパ」や
「ベイウォッチ」を何度か見返すように(笑)

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2020年05月12日

本日のゲイTVドラマ「ハリウッド」

つい先日、ここに書いた「シークレット・ラブ」も
プロデュースしたライアン・マーフィの
最新テレビドラマ、
「ハリウッド」(全7話)を一気に観た。

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マーフィは古くは「Glee」は、
去年放映された「ポーズ」でもそうだけれど、
自身がゲイだということをカミングアウトし、
LGBTに寄り添ったテレビドラマを
精力的にどんどん量産していく
フットワークの軽さは凄いと思う。

彼の作ったモノの中で、面白かったのが
「フュード/確執 ベティ&ジョーン」。
これは、実存した女優ベティ・デイヴィスと
ジョーン・クロフォードの闘いを描いた
映画業界の舞台裏の話で
始終興奮して観た。

そして、この「ハリウッド」も「フュード」同様、
ハリウッドの舞台裏を
虚実入り交えながら、描いている。

晩年ゲイであることをカミングアウトした
ロック・ハドソンを筆頭に、ヴィヴィアン・リー、
コール・ポーター、ジョージ・キューカー、
ノエル・カワードなどがどんどん出てくるから
映画ファンにはたまらない。

そこに、スピルバーグや、ジェームズ・ディーンを
モデルにした監督、俳優、脚本家などが加わる。

そのエピソードが
とても面白く出来ている。

俳優を目指すイケメン俳優が、
アルバイトするガソリン・スタンド、
給油係をするイケメンたちそれぞれが
実はハスラーだったりする。

彼らと寝たい男女が、
ガソリン入れるついでに、
どんどん彼らを「ドリームランド」と
言われるホテルに連れていく。

そこにはパティ・ルポン扮する
映画製作会社の社長夫人や、
まだ目が出ない俳優の卵、
クローゼットなゲイの
ロック・ハドソンが男を買いに来るのだ。

このロック・ハドソンに目を付ける
タレント・エージェントの
ヘンリー・ウィルソンというのが凄い。

調べてみると、彼はハドソンのみながらず、
タブ・ハンターなど多くのイケメン俳優に
手を出しては、俳優に仕立て上げていたツワモノだ。

ドラマは、ゲイや、人種問題などを含めて
マイノリティにスポットを当てながら、
進んでいく。

もちろん、「40年代であり得ない」と
思われるような部分も確かにある。
ただ、この時代にこういう流れであれば、
世の中はもっと早く大きく変わったであろう、
という気持ちと同時に、将来への思いも託されている。

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2019年11月13日

岸辺のアルバム

先日の大きな台風で多摩川が
氾濫しかけたこと、
そしてその直後に女優の八千草薫さんが
亡くなったということから、
僕が大学の頃に放映していた
テレビドラマの傑作「岸辺のアルバム」を
思い出し、久しぶりに観てみた。

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僕の学生時代、まだビデオもなかった訳で、
とにかく金曜日の夜、とにかく
バイトを終えて、大急ぎで帰り、
映りが悪い室内アンテナの小さなテレビで
一生懸命観たことが懐かしい。

改めてしっかりと観てみると
いやあ、やっぱり骨がある。
時代背景で、え?と思うところは
多々あっても、ベーシックなドラマは
胸に突き刺さってくる。

多摩川の堤防添いの一軒家に住む
ひとつの家族の話。

オープニング、
ジャニス・イアンのテーマソング
"Will You Dance?"が流れるだけで
鳥肌が立つ。

国広富之演じる高校生の繁は、大学受験前。
色々なことに気が散って勉強が手につかないけれど、
ひと一倍、家族を愛している優しい青年。

杉浦直樹扮する父親(この時46歳!というのが驚き)は
家のことなど顧みず、仕事一筋だが、
倒産寸前の職場を救うため、
海外から売春婦を受け入れたりしている。

片や、家で寂しくしている八千草薫扮する母親
(杉浦同様、46歳!美しい!)は
いたずらのようにかかってきた電話の相手、
竹脇無我(33歳!とは思えない渋さ)と
浮気をしてしまう。

長女役の中田嘉子は、友人と
レズビアンの関係になり、
アメリカ人にレイプされる。

一見、平穏そうに見えるこの家族が
台風と共に崩壊し、再生する姿を
描いていく。

それにしても40年以上も前のドラマ。
もちろんネットも携帯もない時代。
あらゆる場所でタバコをくゆらす姿や、
公衆電話に、同伴喫茶(男女が身体を
まさぐりあったりする喫茶店)など、
その時代の風俗が、
ありとあらゆる形で出てくる。

八千草薫の浮気の舞台となる
渋谷もまだまだ開発途上。

余談だけれど、
当時の渋谷の最も大きな映画館、
渋谷パンテオン(現、ヒカリエの場所)。
ドラマ内で、このメジャー系大劇場に
かかっている看板が
「メイデイ40,000フィート」と
映画好きの僕でさえ、ほとんど覚えていない
パニック映画というのが面白い。
デビッド・ジャンセン主演って、
どれくらい人が入ったのだろう。。。

いずれにしても、テレビドラマ史に
残る名作であることは変わりはない。
YouTubeででも全編、
観ることが出来るので
興味がある方は是非。

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2019年10月30日

スカーレット

タイトルに、いきなり
「スカーレット」とあると、
映画好きな僕が書くから、
「風と共に去りぬ」の
スカーレット・オハラか、
もしくは女優スカーレット・ヨハンセンか、と
思う人も多いかも知れない。

いや。この時期「スカーレット」と言えば、
朝の連続ドラマ小説だろう。

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9月最後の日から始まったこのドラマ。
周年のバタバタもあって、僕はあと追いで
録画されているモノを観続け、
昨日の休みにやっと追いついた。

これが素晴らしい。

僕は朝ドラをしっかりと
観始めたのは「あまちゃん」からだ。
これは、当時このブログにも
そのフィーバーぶりを書いたので
記憶にある人もいるかも知れない。

「あまちゃん」後の連ドラは、
ほぼ観ているけれど、
なかなか良いモノもあれば、
そうでもないモノも当然ある。

と同時進行のように「おしん」や
「カーネーション」も
オンデマンドで観て、その出来の良さに
腰を抜かした。

特に「カーネーション」の
尾野真千子バージョンは
多くの人が朝ドラ史に残る、
と言われる傑作であると僕も思った。

そして、今回の「スカーレット」は
(またひと月しか経っていないものの)
今の時点では、「カーネーション」に並ぶほどの
見応えたっぷりな作品となっている。

話は陶芸家になるであろう喜美子が
子供時代を過ごした滋賀県の田舎から
大阪に女中見習いとしてやってくる。

この喜美子を演じる戸田恵梨香が
非常に生き生きとしている。

脇を固める父親薬の北村一輝や、
女中頭(と言っても、喜美子と二人だが)の
三林京子などのメリハリあり、
躍動する芝居も見応えがある。

その役者を動かす水橋文美江氏の
脚本がこれまた良いのだ。

先週放映された、戸田、北村、三林
三人だけしか出演しない回などは、
それぞれの持ち味がうまく絡み合っており、
感動的な回だった。

これからどうか、このテンションが
落ちないように祈るばかりだ。

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2019年09月26日

オススメドラマ 「メリー・アン・シングルトンの物語」続き

ものすごく中途半端なブログだった
昨日の「テイルズ・オブ・シティ」
シリーズについて、の続き。
(ホント、日々、周年準備で
青色吐息・・・)

ここに描かれている70年代から
(正確には、60年代のゲイシーンまで描かれ、
警察とのやり取りや差別なども
とても衝撃的な時代から)
大きく変化した、多様性に溢れている
現在のサンフランシスコまで
しっかりと描いているのが
非常に面白い。

また、登場人物の意外な人が
トランスジェンダーだったり、
エイズ時代を超えたゲイカップルの在り様や、
親と子の関係の深さなど
群像劇としても、多面的に見せている。

凄いのは、普通に出てくる数々のおチンチン。
これは現代版だけではなく、
90年代に作られているのにも
まったく修正がなく、
ぽろりと見せられて、
びっくりさせられる。

また、このドラマに
限らない事ではあるけれど、
マリファナを日常的に吸う姿が
あまりにも普通に描かれている。
日本の、覚醒剤も、マリファナも、
ラッシュ(いわゆるpoppers)も
同じ「違法ドラッグ」のくくり、と
いうのとは、まったく違う。

そりゃ、大統領が「若い頃は
マリファナ、よくやったもんだ」という国なのだから。

90年代のシリーズは、さすがに
演出的にたるい部分も多くある。
最新シリーズを観てから、
第一シーズンに戻って観るのも
良いかも知れない。

そして、ゲイで、この原作者でもある
アミステッド・モーピンを描く
ドキュメンタリー「小説家の知らざる物語」も
同じくNetflixで放映中なので
かなり興味深く観られるはず。
あのロック・ハドソンをアウティングしたのが
彼だった、というのも衝撃的だ。

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2019年09月25日

オススメドラマ 「テイルズ・オブ・ザ・シティ」〜「メリー・アン・シングルトンの物語」

1970年代後半のサンフランシスコに
やってきた女性、
メリー・アン・シングルトン。
彼女が、バーバリー・レーン28番地にある
アパートで多くの男女と知り合う、
という群像劇がテレビドラマ
「テイルズ・オブ・ザ・シティ」として
作られたのが今から16年も前の1993年。

その後、98年、2001年に続編も作られ、
今年になって、最初から45年後の現在を
描いたドラマも作られ、
「メリー・アン・シングルトンの物語」として
Netflixで放映されている。

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この初夏、うちの店でも観た人が
口々に面白い!と言っていたのが、
この最新シリーズ。

これ、ローラ・リニー扮するメリーは
ストレート女性ながらも、出てくる人、
出てくる人がゲイや、
トランスジェンダーやら
ほぼ「LGBTドラマ」と言っていい。

と書きながら、周年準備のバタバタで
今日はここまで。。。。

続きは明日、書きます。

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2019年09月09日

台風一過、そして「岸辺のアルバム」

昨日は六尺デイ。
9月最初の六尺デイにかかわらず、
台風の予報で、どういう状態になるかも
わからず、スタッフのタクヤは
オープンしてくれた。

結局、東京で風雨が酷くなったのは
22時も回った頃で、そういう状態でも
お客さんがちゃんといらっしゃったのは
本当に有難く、最後まで営業が出来たと言う。

それにしても、去年の関西の台風と言い、
昨日から今朝にかけては凄かった。

僕が住んでいるマンションは、築15年を
迎えるに当たって、大改築作業中で、
その風で鉄骨がすごい音を立て、
足場が落ち、朝見ると大変なことになっていた。

朝のニュースでも、交通だけではなく、
多くの家屋で停電や、浸水や漏電なども
あったようだ。

台風と聞くと、僕の学生時代、
大きな話題となった1本のテレビドラマがあった。
「岸辺のアルバム」だ。

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これは1974年にあった大型台風によって
流された崩壊した19棟の家屋のうちの
一軒に住んでいたひとつの家族の話だった。

ショーケンが亡くなった時に、ここでも書いた
「前略、おふくろ様」の翌年に放映されたドラマで、
「前略〜」を書いた倉本聰と、
ドラマ界の人気を二分していた
脚本家、山田太一の作品。

東南アジアから風俗業の女性を斡旋している
という裏の顔を持つ父親(杉浦直樹)、
昼間にかかってきた一本の電話から
不倫に走ってしまう母親(八千草薫!)、
白人の留学生にレイプされる姉(中田喜子)、
そんな家族の秘密を知る大学生の主人公(国広富之)。
まさに台風の前、多摩川の岸辺で
笑顔で写真を撮るそんな家族が
いかに偽物だったか、
家族の崩壊と再構築をする、という
見事なドラマだった。

当たり前だけれど、出演者がみんな若い(笑)

今、観ると古臭い部分も多いかと思うけれど、
その古さもなかなか面白いはず。
テレビ史に残る名作であることは間違いないので、
興味あれば、是非とも。

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