2024年12月28日

再会

ケンジは僕よりも少しだけ下だが、
30代をよく共に過ごした友人だった。

ただ、25年ほど前に、僕の何気ない言葉が
彼を強く不愉快にさせ、そこから
長い間、絶縁状態になっていた。

何度かここにも書いたけれど、
僕自身、そういうつもりではないのに、
人を苛立たせるだけでなく、
もう許せない、という気持ちに
させてしまうことが何度かあった。

理由がわかることも、わからないことも、
同様なことを繰り返してしまうことに、
落ち込むことも多かった。

それから、15年ほどの間、
ケンジと街やジムなどでばったり顔を
合わせることもあったけれど、
挨拶も会釈をすることもなかった。

しかし、今年の初夏に、なんとケンジが
共通の友人に連れられて店を訪れてくれた。

おそらく一生、会うこともないだろう、
そう思っていただけに、僕も驚きは隠せず、
とても喜ばしく思った。

それから何度か、店に来てくれ、
改めてメールのやり取りも始まった。

そして、暮れも押し迫った昨日、
彼と25年ぶりくらいに、ゆっくりと
食事をすることが出来た。

亀裂が入ってしまった当時のことは
彼からも触れないし、僕も触れない。

当時、何度かメールで謝罪を
したことを理解してくれたのか、
それとも大きな気持ちの変化が
あったのかも知れない。
いずれにしても、大きな気持ちで
許してくれたことは有り難かった。

この25年間の状況を語りながら、
まったく25年前とほぼ変わらない、
そう思わせるくらいの充実した時間を
過ごせたことに感謝したい。

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2024年12月23日

40年来の・・・

今からもう12年ほど前に
こういうブログを書いていた。

http://bar-bridge.seesaa.net/article/275152197.html?1734930256

あれから、サトシは、僕の旧友たちと
一緒にテニスをした帰りなど
みんなで寄ってくれたり、
たまに連絡をくれたりした。

そして珍しく、一昨日、昨日と
続けて2日間やってきてくれた。
それも昨日は17年続いている
彼と一緒だった。

二人で昨日は大掃除だったそうで
実に仲良さそうで、とても
ホッとした。

当時の僕らは、お互いにまだ
2丁目に来たこともなく、
一緒に二人で酒を飲んだ、というのも
30を超えてからだった。

あの頃から40年近く経過したことを
思うと、懐かしくも、それだけ
付き合いが続いているのも嬉しく思う。

最近は酒を飲まない日がないことを
サトシはちょっと反省しているようだし、
僕も自分の健康を考えたりする日々だ。

いずれにしても、店を出す前からの
交友関係も、少しずつ少なくなるだけに
ずっと大切にしていきたい。

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2024年12月06日

旧友との食事

大体、このブログは、営業の翌日、
起きてから伝票を整理して、
昨日、誰とどんな話をしたかなあと
思い出してメモしておく。

それから、外出先で用を済ませ、
店に行く前に地下鉄の中、
もしくは店に着いて食事をしながら
アップしている。

しかし、ここ2日は、両日とも直前に
アップしようとすると
何故か消えてしまう。
(これは今回に限らず、結構ある)
結局、書き直す前にお客さんが来てしまう
という流れで、アップ出来なかった。

過去、そういうことがあり、何度か
途中、保存をする、としていたりも
するのだけれど、たまに忘れた時に限って
こういうことになってしまうのだ。
やれやれ、、、



さてさて、3日前の火曜日は
僕が仕事が休みで、
35年来の旧友マサルと
久しぶりにゆっくりと食事をした。

彼は僕よりも一歳上で、お互い若い頃、
とあるバーで隣り合わせになり、
気が合い、そこから仲良くなった。

そこにまた何人か加わり、
みんなで僕の車で海や温泉に行ったり、
週末にはクラブ(当時のディスコ)や、
2丁目のバーを梯子したりした。

くだらないことで腹を抱えて爆笑したり、
映画や音楽のことで、喧喧諤諤と
議論を交わしたりもした。

お互いに30代後半になり、パートナーが
出来たりで、前ほど会わなくなった。

その後、僕が店を出してから、たまに
覗いてくれたりするけれど、
お酒を作ったり、他の接客も含めると
なかなか以前のように
きちんと話すことも出来ないものだ。

そして、この火曜日。
18時に待ち合わせして、23時くらいまで
家族のこと、体調のこと、
政治や経済のことなどを
これでもかと話した。

若い頃と話す内容はずいぶん違ったけれど、
やっぱり同世代を生きたゲイの友人、
こういう時間は本当に大切だ、
そう思った。

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2024年11月29日

友人のフルネーム

トオルちゃんが、つい先日、
病気療養中の友人の見舞いに
病院に行ってきたらしい。

トオルちゃんは、その友人とは
バーで知り合って、5年ほどの
付き合いらしい。

しかし、病院に行く際に、
彼のフルネームを知らない、
ということに気がついた。

結局、LINEで改めて連絡をとり、
名前を初めて聞き、ニックネームとは
まったく違う本名が何だか
別の人のように感じたのだそうだ。

これって、ゲイある、あるだろう。

僕が初めてゲイバーに行った時に
名前を聞かれて、苗字を伝えた際に、
「それ本名?そんなの誰にバレるか
わからないから言っちゃダメ」と
そのマスターに言われたことは
いまだに忘れられない。

昔に比べると、今のほうが
源氏名を使う人は減ったかも知れない。

それでも、僕自身も、お客さんの
フルネームをどれくらい知っているかと
言われると、1/3も知らないかも知れない。
仕事だってほとんどの人から
詳しく聞いていない。

だからそれなりの常連の人でも
何らかの事情で来なくなってしまい、
LINEが既読にならなければ
何が理由なのかわからなかったりする。

ストレート社会でも、若い人たちは
そうなんだろうか。
それがものすごく悪いことか、
どうかはわからないけれど。

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2024年05月25日

20年という月日

昨日、たまに来てくれるサカタちゃんが
まさか、と僕が驚くお客さんを
伴って来てくれた。

それは、僕が35年ほど前に知り合って、
かなり仲良くしていた友人の
アツノブだった。

彼とは当時住んでいる場所も近く、
それぞれに彼氏がいても、いなくても、
週末には一緒にジムや映画や食事に
出向くほどの仲だった。

しかし、20年ほど前に、僕が彼の大切な部分、
いわゆる地雷を踏んでしまったことがあり、
それからは絶縁となってしまった。

僕自身、デリカシーがない部分もあるのだろう
おそらく友人やお客さんに、そんなつもりもなく
(これが一番タチが悪い)、軽口を叩いて
怒らせてしまうことは何度かある。

そういう人にとっては、怒る、というよりも
うんざりさせてしまう、
という言葉を使ったほうが
良いのかも知れない。

とにかく、アツノブともそういうことがあり、
それ以降、ジムや地下鉄の駅、他のゲイバー、
などでバッタリ会ったことも数回あったけれど、
ほぼ口を聞くこともなく、
時間だけが過ぎていった。

何人かの共通の友人から、
彼のご家族のことや、
東京を一時、離れた、ということなど、
彼の近況を耳にすることはあったけれど、
ここ10年は顔を見ることもなかった。

それが、昨日の金曜日、オープンしてほぼ
すぐに、アツノブは顔を見せてくれた。

最初こそ、「久しぶり」という挨拶を
したものの、それからは
まるで何事もなかったように
20年前とまったく変わることなく、
近況を語ってくれた。

もちろん、当時、亀裂が入った
その問題のことなど
まったく口に出すこともなく。

彼は以前から歌を歌う仕事をしており、
そんな話になった時に、一曲、この歌を
録音する時に、僕のことを考えながら
歌った、そうポツリと言った。

聞いたその歌詞には
「あの頃は‥‥優しく、往ったり来たり、
若い日の思い出」とあった。


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2024年04月04日

音楽から株式へのお話

30代中盤のモリオとコウタは、
今年になって、月に3度くらい
必ずと言っていいほど、
揃って二人で来てくれる。

一見、インテリ風のモリオ
(いや、実際秀才だと思う笑)は、
年齢関係なく誰とでもよく話し、
いつもゲラゲラと笑っている。

片や、筋トレ好きなコウタは、
どちらかと言うと人見知りで、
物静かだけれど、人の話をよく聞き、
うんうんと頷いている。

いつも、店に来る前には
二人のお気に入りの居酒屋で
それなりに引っ掛けて来るようだ。

どんな話をしているのか?と
最近の男関係の話かと尋ねると、
そういう話はほとんどせずに、
大体、株式の話で盛り上がるらしい。
なるほど。今どきだなあ、そう思う。

だから、お互いにどんなタイプの男が
好きなのか、など、あまりわかっていないし、
相手の好みなど、さほど興味がないようだ。


そもそも、二人はどういうふうに会ったのかと
尋ねると、8年ほど前に、
ツイッター(今のx)で、
繋がって、出会ったらしい。

モリオはギター中心に曲作りをしていて、
コウタはバンドでドラムを打っていた。

ロック好きの二人は、そんな話で
すっかり盛り上がっていたのだが、
これだけ時間が経過すると、
そんな話もすっかり忘れていたと言う。

友達というのは、そういうものだ。


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2024年03月15日

元同僚との長い友情

いつも二人で来てくれる46歳の
仲が良い友人同士のオサム君とタネグチ君。

二人はそれぞれ、アメリカに学生時代留学。

その後、同じ会社で出会ってからの関係らしい。

オサム君は、ゲイの友人に囲まれ、ゲイバーや
ゲイクラブにいつも行っていて、
日本に帰国した際には、すっかり
オープンリーゲイになっていたそうだ。

逆に、タネグチ君はクローゼット。
誰にも自分のことは話せず、
唯一、オープンなオサム君にだけ
話をしていたと言う。

それから4年後、オサム君は
職場を去り、タネグチ君は会社の
派遣で改めて海外に行くことに。

そこでタネグチ君は、今の彼
(外国人)と会って、それから
10年以上付き合うことになったと言う。

オサム君は、日本でも他の国でも
よく3人で会って、食事をしたり、
飲んだりしているのだそうだ。

タネグチ君のパートナーは、日本と
アジアの2つの国に、3軒、
マンションを持っている。

日本以外の国は、マンションの名義は
どちらの国でも、二人名義に出来ると言う。

まだ少し若い間は、お互いの国を
行き来して、将来はそのどこかの国で
のんびりと暮らしたい、
そう思っているらしい。

それを聞いたオサム君は、自分も
名義に加わらせて、
とジョークを言っていた。

こんなラフな友だち関係はいいな、そう思った。

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2024年02月01日

旧友の近況

昨夜、僕がNYに通っていた頃、
世話になったことがあるクニオちゃんと、
あちらで会ったことがある、という
これまたお客さんのフルヤさんが
一緒に来てくれた。

そして、フルヤさんが先週、
とある六本木のバーに友人に連れて行かれて、
そこで僕の旧友にバッタリ会ったことを聞いた。

チョロがその旧友だ。


僕が新宿2丁目に出るようになった
25歳当時、同い年で知り合った
3人の友人がいた。

一人は東京に実家があるけれど、
仕事で静岡を行き来していたナツオ。

一人は国家公務員というかなり固い
仕事をしていたオダ。

もう一人が、幼少時代、映画はテレビの
子役をやっていて、その後、
アパレル系に勤めていたチョロ。

僕が知り合った頃、ナツオとチョロは
付き合っていて、二人は別れ、その後、
チョロとオダと付き合い、
この3人は不思議な関係であったけれど、
その関係はどうであれ、
4人でよく飲んだものだ。

30も40も超え、それぞれがパートナーが
出来たり、違う友人との付き合いもはじめ、
5年も10年も会わないこともあったが、
何かのタイミングで会うと
変わらない、そう思っていた。

僕が店をやることになってからも、
3人はそれぞれ別々に遊びに来てくれた。

そんなさなか、オダは死んでしまった。
もう、それから7年という日が過ぎる。

http://bar-bridge.seesaa.net/article/445083566.html?1706782714

その際に会ったナツオも
少し身体を壊したりもしたが、
今は元気でいる、と言う。


さて、フルヤさんが先週会った、
というチョロは僕が店を出した頃から、
銀座で観光バーを始めた。

とても僕と同世代と思えないほど、
若々しく、女装という感じではなく、
メイクをして、店に立っている。

今は六本木に場所を移し、
相変わらず華やかな姿も
インスタグラムでその様子が伺える。

同じような仕事もあって、なかなか
会うことも出来ないけれど、
そんな知らせを聞くと、
何年かぶりにゆっくり
会いたくなるものだ。

しかし、先日「サウラ家の人々」という映画の中で
監督のカルロス・サウラは、過去には
まったく興味がない、今を、これからを
生きるのだ、そう言っていた。

過去を切り捨てることは出来ないけれど、
懐かしがるよりも、これからの関係を
考えるべく、会わなければ。

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2024年01月31日

大阪での旧友と再会

この前の日曜日は、エド・シーランの
コンサートを観るために、
大阪の京セラドームなるところに
初めて行った。

僕は心斎橋に宿を取ったが、
ここから地下鉄に乗って、
ドームまで5分。
また、駅から歩いて、やっぱり5分と
めちゃくちゃ近い。

エド・シーランは、過去メキシコで
観るはずが、観られず、
その同じツアーを日本武道館で観たのが
2018年の春。

その翌年も来日をしたけれど、
この時はドームツアーだったので断念した。
しかしまさにそのツアーの翌日に行った
ジョン・メイヤーの武道館ライブに
エドが急遽登場したのはびっくりだった。
改めて、この時のツアーを
観逃したことは悔やまれた。

そして、今回。
気がつくと、東京公演はすでに発売されており、
大阪での公演が追加する、と決まった時に
大阪に住むストレートの旧友と行くことに決定。

エドのライブは、やっぱり素晴らしかったが、
過去、この友人とライブを観ると、
楽しさは格別だ。何故なのか。

この友人のことは、以前、このブログにも書いている。

http://bar-bridge.seesaa.net/article/278074743.html?1706682615

僕が店をオープンしたあと、彼は東京出張の際に
店に寄ってくれたことが3回ほど。
あと、僕が関西に墓参りに行ったりした際に
2度ほど会った。

今回はかなり久しぶりだった。
相変わらず彼は変わらず、ライブ前もライブ後も
酒を酌み交わした。

最初に会ってから、四半世紀以上が経った。
僕よりも6歳年下のにっしゃんだが、
お互いに歳をとったねと笑った。

ただ、彼自身もIT系の仕事のかたわら、
バンドをやり、歌い続けている。
また、近々、焼き鳥屋を
始めようとも考えているらしい。

二人で居酒屋で深夜まで飲み、
それでも話も尽きないのはいつものことだ。

そんなに距離があるワケでもないから、
ついついいつでも会える、
そう思いがちだが、あっという間に
時間は流れていく。

これからは、半年に一度くらい会って行こう、
そう約束して大阪をあとにした。

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2023年12月09日

同級生のその後

昨夜、来てくれた高校時代の同級生、
という40代の二人、キミオ君とトダ君。

二人は当時はお互いがゲイだなんて
まったくわからなかったけれど、
10年以上経って、マッチングアプリで
お互いがそうであることを確認した、とのこと。

こういう話は店では結構耳にして
もうそれほど驚かなくなった自分が怖い(笑)


さて、そのキミオ君、トダ君と会う前は
違う中学校だったらしい。
そのクラスに、それこそ昨今問題と
なっている「旧J」という事務所に
所属するコがいたのだそうだ。

当時から非常にかっこいい、と言うか
可愛いルックスだったらしい。
親御さんの意向で事務所に入らされたようで
いじめということではないけれど、
結構、周りから揶揄されていたそうだ。

ところが、彼はその後、
非常にビッグなグループの
一人となり、ここまでの大物になるとは
キミオ君も、その周りの友人たちも
まったく思っていなかったと言う。

もちろん、今さら「俺だよ」などと
連絡を取る気もないらしいけれど、
逆に、事務所が大騒ぎになってから、
少なくともキミオ君は
今後のことは心配しているらしい。

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2023年12月08日

初恋は友人の弟

昨夜、常連でもあり、仲が良い友人の
タツアキが来てくれて色々話していると、
遅い時間、久々に顔を見せてくれたのが、
これまた古い友人のタカオだった。

タカオは、タツアキの4歳上なんだが、
なんと二人は同じ県で同じ街の出身者。
それは僕もずっと前から知っていた。

なおかつ、二人の話を色々聞いていると、
タツアキは、タカオの弟と同じクラスで
高校時代、ずっとその弟に
憧れていたのだそうだ。

もちろん、タカオの弟は兄のことも、
タツアキのこともゲイだとは知らないし、
そこで友人として繋がっているとも
思っていない。

ただ、タカオの家はレストランを代々
経営していて、そこでタカオの弟の呼びかけで
同窓会をやったこともあった。
もう何十年も前らしいけれど。

卒業して何年も経って、
タツアキは改めてタカオの弟に
ドキドキしていたのだと言う。

また、給仕をしてくれた
タカオのお母さんには
タツアキはずいぶん良い印象を持っていたと言う。
そのお母さんもタカオに寄れば、
まだ80を超えて、お元気だということだ。

ゲイバーの出会いや会話で
そんな話が生まれる、という偶然を
何度も見ながら、そのたびに
店をやって良かった、そう思う日々だ。

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2023年11月24日

旧友との連絡

ここのところ、体調を悪くした、
という古くからの友人が何人も
いたりすることから、昨日、ふと思い立って、
二人のストレートの旧友に連絡をしてみた。

一人は高校の同級生で、大学の
途中まで一緒だったツカダ。

もう一人は大学のゼミで一緒になって
ストレートの中で初めて
カミングアウトしたアソウ。
あの頃、それはまったく問題ないけれど、
これからお前の家には泊まりに行けないなあ、
と言われて、笑ったことも懐かしい。

ツカダにもそのあと、数年してカミングアウトした。
今思うと、LGBTという言葉など
まったくなかった時代、
すんなり受け入れてくれた二人には感謝している。


ツカダは僕と同い年。
アソウは一浪していたこともあり、1歳上だ。
しかし、いずれにせよ、
みんな熟年を通り越して、おじいちゃんだ。


僕を通じて、ツカダ、アソウ、それぞれが
二人とも仲良くなっていたが、
共に誰もここ何年も連絡を取っておらず、
最後に会ったのは、
もう20年前くらいかも知れない。

ツカダも、アソウも、二十歳前後の頃、
それぞれの彼女と、僕の当時の彼女も含めて
ダブルデートをしたり、旅行に行ったりもした。

よくある話だが、それぞれ別れ、
それぞれが新しいパートナーと一緒になった。

ツカダは結婚した直後に2人の娘が出来、
彼女たちが幼少時に奥さんとうまく行かなくなり、
男一人で長女一人を育てあげた。

その子が生まれた時には、当時の僕の
ボーイフレンドとお祝いに
行ったのが懐かしい。

ただ、娘さんは非行に走り、
大変な時期もあったのはよく耳にした。
ただ、昨日話したところに寄ると、
彼女は大富豪の御曹司と結婚、
今や都内でも有名なタワマンの最上階に
暮らし、孫にも恵まれたようだ。

今はアルバイト的な仕事をしているツカダだが、
いよいよ動けなくなった時は、
娘さんがいるから大丈夫だと
ちょっと誇らしげだった。


アソウはアソウで、一度結婚に失敗したものの、
今の奥さんとはうまく行き、子供はいない。

若くして自分の会社を立ち上げ、
ずっと頑張っていたが、コロナ禍、
事業がうまく行かず
加えて、糖尿病を患い、
今はパートナーに頼って
年金暮らしなのだそうだが、
とりあえずは元気だと言っていた。

アソウは店に一度来てくれたことがあるが、
ツカダはない。と言うか、僕が気遣って
店には来なくていいよ、と伝えている。

3人が共通していたのは、映画や洋楽ロックが
好きだったことだ。
そんな話をすると、一気に18、9歳に戻る。

そういう話をし出すと、あれから何十年
経って、お互いがまったく違う道を歩んでいても、
見事に変わらないなあ、そう思う。

野垂れ死しない前に、3人で会おう、
そう話をして、それぞれとの会話を終えた。

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2023年10月01日

35年の変化

昨日は、出会って35年以上のカケヅカが
長野から久しぶりに店に来てくれて、
なんと6時間くらい飲んでくれた。

ヤツとは3歳違いだが、当時ギリギリ
20代だった僕は、ずいぶん若くて
ハンサムな男だなあと思ってた。

カケヅカには当時、10歳年上の相手がいて、
とても保守的で厳しいその彼を
常にリスペクトしていた。

一緒に正月、みんなで関西で遊んだことも
あったけれど、その相手の彼とは別に
僕の車で、逗子までユーミンを観に行ったこと、
今はなき日清パワーステージョン(2丁目からすぐ)に
深夜の井上陽水のライブを観に行ったり、
それこそ、六本木のクラブイベントで
踊ったりしたこともあったのが
懐かしい。

その後、カケヅカは、当時の彼と別れ、
何人かの外国人と付き合い出してからか、
非常に自由奔放になり、
え?ゲイ雑誌のグラビアに出るの?と
思うくらい華やかに変化していった。

鍛えた身体にはピアスを開け、
当時は合法だったドラッグも
どんどん試していたようだった。

僕は僕で付き合う相手が出来、
カケヅカあっちと、それほど共に行動することも
なくなった。

ただ、それから彼は高収入のITの仕事を辞め、
その後付き合ったイギリス人と
船を買い、世界を二人で回り、
いつも、今どこにいるのか
わからなかった。

二人は多額の貯金を使って、
長野県に大きなコテージ施設を作ったのが
何年前だったか。

二人は村の人たちに広くカミングアウトし、
今や大勢のスタッフを抱えて
広く活動している。

やんちゃだった彼が、ある意味、
実力ある経営者となっているけれど、
最近では村のストレートのみんなと
テニスを楽しんでいるのだとか。

とは言え、心はまだまだ
自由を求め続けているようで
世間的には、とても
かっこいい60代だろう、そう思う。

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2023年07月31日

友だちを作るには

48歳のシュウサク君は、かなり趣味が広い。

あらゆるジャンルの音楽も好きで、
コンサートにも行く。
あらゆるジャンルのスポーツも好きで、
競技大会も観に行く。
もちろん、映画や舞台にも足を運ぶ。
旅行も大好きだ。

ただ、ある程度、限られたことに
関してでないと、ほぼ一人で
行くことが多いのだと言う。

ちなみに、シュウサク君は、
長く付き合っている
パートナーがいるけれど、
その彼は地方都市に住んでいる。

加えて、ほぼシュウサク君が好きな趣味には
興味がなく、大体一人でゲームを
しているのが好きらしい。

「みんな、一緒に何かを出来る
友人というのは、どうやって作るんだろう。
まあ、どこかに行かなくても、
マスターは長い友だちはいますか」
と聞かれた。

僕が30代に仲良くなった友人たち数人とは
当時はいつも一緒にいるね、と言われた。
けれど、それぞれにパートナーが出来たりして、
何となく会わなくなった。

その前によく遊んでいた友人たちも、
生活スタイルが変化すると会わなくなる。

少なくとも、この年齢になって、
新たな友人を作ろうとすることはなく、
自然に気があって、何かを一緒に
する、という人々は出来るような気もする。

僕の場合、店を始めて16年。
そこで知り合ったお客さんと仲良くなり、
たまに食事をしたり、旅をしたり、
ということもある。
ただ、僕が友人と思っても、お客さんのほうが
どう考えているか、わからなかったりもする。

まあ、僕の場合は、映画や旅行など
一人ですることに慣れているし、
ある部分、そのほうが楽だったりもするのだ。

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2023年05月10日

17歳以来の旭川 そして再会

日曜日から2泊で、北海道の旭川に
行ってきた。

比較的安い航空チケットが手に入ったのと、
高校時代の仲が良かった同級生シゲと会う、
というのが大きな理由だった。

旭川は、高校生の頃に、彼の実家に
遊びに行ってから以来だった。

シゲは実家の跡を注いで
鉄工所の社長をやっているのだが、
彼は50歳を過ぎて、再婚した。

その経緯は、以前、ブログに書いた。


結局、他の二人とは会えていないが、
シゲとは上に書いたブログから
コロナを挟んで5年ぶりだった。

そして何よりも、彼の結婚した台湾の美少女とは
僕が17歳以来の再会だった。

どういう理由でか、その修学旅行の時に
台北市にある彼女の自宅に遊びに行ったり、
ボウリングをしたりしたこともあった。
たった3日間だったけれど、それでも17歳。
お互いによく覚えていた。

そして、シゲと彼女が再会し、結婚まで
しているのに驚いたのは僕のみならず、
本人たちも奇跡的と言っていた。


昨日は、初めて行った旭山動物園
(想像以上に素晴らしかった)
その帰りに土砂降りの雨が降り、
午後4時でなんと5度!という
北海道らしい寒さ。

そんな中、新築の3階建ての素敵な家の中で
奥さんは、たくさんの料理を作ってくれた。

台湾人の彼女は
「台湾ではオードリー・タンが
国のデジタル本部長になり、
本当にLGBTへの造詣が深くなった。」
そう言っていたのが、印象的だった。

いずれにしても、あれから
これほどの時間が経って、
こんなふうに会えるとは思わなかった、と
改めて4人で再会を祝した。

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2023年04月08日

セフレから親友に

昨夜は、もう40年来の友人の
トモジが来てくれた。
彼はオープンの頃、少し来てくれたが、
その後、すごく間を開けて、
一昨年の年末、共通の友人と共に、
そしてそれからたまにふらりと
覗いてくれる。

彼と僕が知り合ったのは、
とあるハッテンサウナ。
僕はそこに、25歳くらいから
3年ほど、その後、付き合う
相手が出来るまで、かなり通った。

それこそ、2丁目には飲みに数回
来たものの、やはり有り余る性欲に
負けて、と言うか、それこそ
相手を探すためにサウナを選んだ。

2丁目で良いな、と思う人に
声をかける、その勇気は当時の僕にはなかった。
そこで拒絶されるということは、
人格まで否定するような気がしたものだ。

それを思うと、サウナは楽だった。
ちょっと手を触ったりして、
無理だと断られても、外見が
ダメなんだよね、はい、わかりました、
とまったく傷つくこともなかった。

それこそ、そのサウナでは何人かの
セフレ、と言うか、会えば個室に入る、
という知り合いが出来た。

僕よりも3歳年下のトモジは、
その一人だった。
彼とその場所で何度も会ってから、
バッタリ街で再開し、食事をして
仲良くなった。

彼は会うたびに、何かと僕に
突っかかってきた。
そのたびに口論になり、
お互い付き合う、という関係に
なる事もなかった。、

もう一人のユウスケも、たまに
店に来てくれる。

あと一人いるけれど、彼とは
2丁目で店をやっていることを知り、
驚いたことも懐かしい。

今はそれぞれが長いパートナーがいる。
そして、会うと健康を気遣ったり、
最近あった出来事などを話したりする。

ハッテン場で知り合った、なんて
不埒な関係とも思われるけれど、
そういう時間も今となっては
深い意味があったんだなあ、そう思う。

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2023年01月14日

再会と誤解からの解放

昨夜、久しぶりに来てくれヒロト、43歳が
仲間と来ていた同世代のタケヨリ君と
席が離れていながら、
それとなく会釈をしていたのを
少し不思議だなと思って見ていた。

その後、タケヨリ君がトイレに行った帰りに
ヒロトに声をかけて、ベランダに出て
二人で15分くらい話をしていた。

そのあと、数十分して、
タケヨリ君たちは仲間とみんなで
「また、来ます」と
帰って行ったのだが、ヒロトは
何とも言えない安堵感に満ちた幸せそうな
顔をしていた。

「いやあ、まさかこんなことが起こるなんて」
ヒロトが僕にそう言った。


8年ほど前、他の店で会った二人は仲良くなり、
よく食事や飲みに出掛けていたようだ。

しかし、そのうちにタケヨリ君に彼氏が出来て、
少し疎遠になった。
ただ、そのあと「久しぶりに食事しよう」とか
誘いのLINEを出しても、既読になったものの、
返信はなかった。
そのうちに既読にもならなくなってしまった。

ヒロトは何が原因だったのか、
共通の友人に尋ねても、よくわからなかった。

それから7、8年経過した昨日。
「全然連絡しなくてごめん。
俺が付き合い始めた時に、ヒロト、
親友が付き合いました、とツイートしたよね」と。

確かにヒロトは、めでたさと少しの寂しさで
ツイートをしたと言う。

それをタカヒロと繋がっていたその彼に
あた?人が目にしたのだそうだ。
「これ、君の友だちだよね。」と。

その相手はまだ付き合うと決めてないのに、
タケヨリ君が勝手にペラペラと喋った、と
かなり激怒したらしかった。

もう付き合っているものだと、
ヒロトに話してしまったタカヒロだったが、
その相手への想いの強さから、
ツイートしてしまったヒロトへ、
腹立たしさが募ったのだと言う。

それこそがヒロトに返信がなかった理由であり、
その後、その相手ともうまくいかなくなり、
ヒロトへもずっとそのままになってしまっていた。

ゆうべはその際の理由と謝罪だったのだと言う。
ヒロトは、まさかそんな事だと思えず、
逆に勝手に書いてしまって申し訳なかったと謝ったのだそうだ。

二人は近々ゆっくり食事をして、
また店に寄ってくれる、そう言った。

こういう誤解、またミステイクは
僕自身よくあることで、少し身につまされ、
日々の自分自身の言動について、
改めて考えさせられる話だった。
posted by みつあき at 15:50| Comment(0) | 友情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月21日

アマチュアだからこその楽しみ

一昨日、昨日と続けて来てくれたのが、
25歳のヒサトシ君と、31歳のアキオ君の二人、
そして昨日初めて来てくれた28歳のケンタ君だ。

アキオ君は、メインの仕事の傍ら、
週末に趣味でピアノを教えている。
生徒の募集は、出会い系サイトなどに
告知しているらしい。

ケンタ君はそれを見て生徒になり、
毎週、アキオ君のマンションに
行っているのだそうだ。

ケンタ君が、最初に行った時に、
いくつも部屋があり、なおかつピアノがある部屋は
完璧な防音システムだ。
加えて、別の部屋では料理をしている
匂いがするから、ひょっとして
お母さんと二人暮らし?
それとも、お手伝いさんか何か雇っている
大金持ちのボンボンか?と思ったらしい。

ところが、蓋を開ければ、料理をしているのは
アキオ君のパートナー。
二人で暮らしているところで、アキオ君は
ピアノを教えているのだそうだ。

さて、ヒサトシ君も趣味で
歌などやっているらしく、
近いうちに仲間で演奏会を
しよう、と言うと、二人も乗って
どんどん話が進む。

営利目的ではなく、あくまでも
趣味の延長線上の
アマチュアだからこそ、
ものすごく楽しそうなのだ。

こういう話を聞くと、ああ、つくづく
若いって素敵だなあ、
自分にもこういう時があったことを
なんだか懐かしく思い出した。

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posted by みつあき at 18:53| Comment(0) | 友情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月20日

学生時代の旧友にばったり

もう何年も来てくれている店の常連である人たちが、
まったく顔を合わせたことがない、というのは
比較的よくある話だ。

僕が面倒くさがりやということもあって、
常連を集って、大勢で何かをする、ということも
久しくないからかも知れないけれど。

そんな中、自営でコツコツと会社を経営している
モモセと、既婚者ゲイで妻子がいるヒロヤスが、
隣同士になって、大声をあげた。

それは同じ大学、同じサークルだったと言う。
モモセは、ヒロヤスのことを、ただのチャラい
女好きだと思っていて、ヒロヤスはモモセを
ただの堅物のガリ勉だと思っていた。

モモセは卒業後、難関を通過して免許を持ち、
若くして一国一城の主として頑張っているかたわら、
ガチムチハンサムとして店にも君臨している笑。

また、ヒロヤスも卒業後、大企業に勤めて
それこそ、ゲイに目覚め、一時期はゲイバーで
アルバイトをしたこともあったが、
結果的には海外転勤で知り合った奥さんと結婚。

会っていなかった二十数年のうちに、それぞれが
色々な意味で大きく変化していたことに驚きながらも、
あの時の彼、彼女、という同級生たちの話で
盛り上がる。

モモセはもう、うちの店に来て8年ほど、
ヒロヤスは5年くらいになるけれど、
会ったことはなかったようだと言うから
これまた不思議だ。


僕の若い頃にも、ゲイバーで学生時代の知り合いを
見つける、ということに何度か遭遇したこともあった。
ただ、そんな時に、お互い様なのに、
まるで悪い事をしたように顔を隠して、
知らない顔をする人も多かった。

それを思うと、二人の再会は、
僕も嬉しくなるような出来事だったようで
僕も嬉しかった。
posted by みつあき at 18:32| Comment(0) | 友情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月08日

憧れのストレートが!

昨夜来てくれたアキラ38歳は、ずいぶん前に
知り合った5歳ほど年下のストレートの男を
好きで、好きで、自分なりに
追いかけていたことがあったようだ。

追いかけていた、と言っても、
彼に自分がゲイだと
カミングアウトしたこともなければ、
好きであることを伝えたこともない。

一緒に食事をしたり、楽しいことをして、
満足する、彼に対する性的願望もぐっと
抑える、そんな日々だったと言う。


それから少し時間が経過し、
PCで日本のゲイビデオを観ていたら、
なんと彼がそういうビデオに出ていた。

それも、自己紹介で自分を語る内容は
アキラがずっと聞いていた、
彼の昔の彼女の話など
そっくりそのままだった。
いわゆるノンケを落として、撮影する、
というゲイAVによくあるパターンだ。

最初は女性とやりながら、
ほとんど彼の顔や身体を映す、という
いかにもノンケの良さをアピールするビデオ。

ところが、その後、彼は男に股間や乳首を
攻められ、最終的には相手を掘る、
というパターンに。

何本か、そういうビデオに出演したあと、
結果的に彼もウケになってしまう状態に。
さすがに、ものすごく痛そうだったようだが。


アキラに、すごくショックだったかと尋ねると
いや、それよりも興奮して、彼のそういう姿を
見ることが出来て、嬉しかった、そう言う。

もちろん、それから彼と会っても、
ビデオを観たなんて絶対言わないし、
自分がゲイだということもカミングアウトせず、
また通常のデート(と言っても、相手は
友人として飲む、くらいにし
か思っていないそうだが)
数こそ少なくなったけれど、
そういう関係は続いているということ。

あらゆる意味で、僕には決して
出来ない不思議な関係だなあ、そう思った。

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