2018年02月04日

幸せのオーラ その2

この前に書いたカップルとは違って、
もうひと組。
40を過ぎたばかりのエイイチと
30になったばかりのショウゾウは
まだ付き合いだしたばかりのカップル。

エイイチは、うちの店に来て10年近くになり、
ショウゾウはここ半年よく来てくれており、
今年の初めに店で遭遇し、
知らない間に急接近。
そして晴れて「付き合いだしました」と
伝えられた。

ここ5、6年の間に恋多きエエイチは、
何人かの人と付き合い、
「やっぱり今回もダメでした」と
落ち込んでいると言うよりは、
常にすっきりと次に進む感じだった。

もちろん、まだ出会って
ひと月経つか経たないかだし、
そういうカップルのことを
このブログに書くことも少ないのだが、
今回は何故か特別。

何故かと言うと、
エイイチがいつになく真剣で
(いや、今までも十分真剣だったのだろうけれど)、
僕に切々と彼に対する思いを伝えてくれたからだった。

直近で二人で来てくれた時には
くだらないことで
言い争いをしていたりもした。

その後、エイイチは自分に問題があるのだ、
こういう部分はきちんと直していかないと、
そう言って反省をしていた。

ある意味、プライドも高く、
なかなか自分を曲げられないエイイチが
こういうことを言うのは、
本当に珍しくて驚いた。

それほど、若くしてショウゾウは優しく寛大で
エイイチの心の扉をひとつ、ひとつ
開けてくれると言うのだ。

この前のブログに書いた二人とは、
付き合った時間も
性格も違い過ぎるけれど、
きっとこの二人は頑張りながら
長く続くのかもしれない。

大きなお世話だけれど、
久しぶりにエイイチの笑顔が
とても嬉しかった。

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2018年02月03日

幸せなオーラ

僕の親しい友人であり、以前はニューヨークや
ロンドンに何度も一緒に行ったタダシが
パートナーのカツ君と知り合ったのは、
もう5年半前になると言う。

タダシが店に来始めた頃は、
今はもう亡くなってしまった元彼と
一緒だったりしていたことを思うと
時の流れの早さにつくづく驚いてしまう。

タダシとカツ君は、
タダシが九州出張の時に、
出会い系サイトで知り合い、
最初はそんな付き合いになるとは
思っていなかった、そう言う。

でも、そのうちにタダシは、
時にはひと月に一度か二度、
せっせとカツ君がいる九州地方へ向かい、
すっかり遠距離恋愛となった。
三ヶ月に一度くらいは、カツ君が上京し、
仲が良いね、とみんなに言われていた。

それから数年後、カツ君は晴れて東京に来て、
タダシと共に住むようになった。
そして、東京で職に就いた。

つい先週、タダシは仕事でコスタリカに行き、
それほど長くカツ君が留守宅を守ったのは
付き合ってから初めてだったようだ。

一週間後、タダシが帰国してから
二人が来てくれた。
空港に着いたあとまだ数時間というタダシだったが、
うちの店で二人は、再会を愛おしんでいるようだった。
その時、一緒にいたのがタダシの友人のシンだ。

シンいわく、僕に「二人はある部分を超えたんだなと思う」
そう言う。
二人はいつも一緒にいると、身体の一部を
触れ合っている。
ただ、シンが言うのは、そういうことではなく、
家族、または夫婦の域に達したんだなあ
この二人は、ということだったらしい。

僕は長らく二人と食事に行ったりしていなくて
店で仲が良いところしか見ていないのだが、
シンに言われると、確かにその通りかもしれない。

5年も超えた二人を見ていて思うのは、
他の長いカップルのように照れ隠しで
相手のことを悪く言ったり、
ぞんざいに扱ったりする、ということがないことだ。

カツ君はいつもタダシを尊敬しているように見えるし、
タダシはそんなカツ君を優しく包み込むように見ている。

30代と40代。
ある意味、理想的なカップルと言える二人には
これからもずっと仲良く、
幸せでいてほしい。

顔を寄せ合って笑う二人を見て、そう思った。

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2018年01月25日

30年ぶりの恋

昨日来てくれていたシュンさんは50歳。
去年から4歳年上の人と付き合いだしたそうだ。
よくよく聞いてみると、
30年ぶりの恋だと言っていた。

30年ぶり???最初に聞いた時には
どういう意味なのか、僕はわからなかった。


30年前、シュンさんがまだ二十歳の学生の時に
プールでイケメンの男の人と目と目があった。
ロッカーで「お茶でもどう?」と誘われて
ドギマギしたことは忘れられないそうだ。

その時に帰り蜜にあった喫茶店で
2時間ほどお茶を飲んだ。
若いシュンさんにとって、
ゲイの人とお茶をしたことは初めてだった。

相手の人は社会人に成り立ての24歳。
つい最近、1年付き合った大好きだった年下の彼に
ふられたばかりだと言った。

ちょっと涙目になりながら、
「誰か、この落ち込んでいる僕を
引っ張り上げてくれないかと思っているんだ」と言った。

4歳違うというのは、今思えば
大したことはないけれど、当時は
とても年上に感じ、その彼が涙ぐんでいる事実に
シュンさんは胸を熱くしたと言う。

若いシュンさんは、彼の澄んだ瞳を見ながら
「僕が引っ張れるかもしれない」そんなことを思った。


翌週、同じ喫茶店で待ち合わせをした。
その一週間の長かったこと。

でも、7時の約束だが、9時まで待っても
彼はまったく現れなかった。

きっと何かがあったに違いない。
あれだけ誠実な人だったんだから。

携帯もネットもない時代。
一応自分の電話番号は伝えたけれど、
彼は自分の部屋には電話がないと言っていた。

シュンさんは、毎日電話を待った。
一週間、10日と過ぎ、
待ちきれず、彼が務めているという職場がある
四ツ谷駅で、学校帰りに7時から8時過ぎくらいまで
待っていたこともあった。

まだ、ストーカーという名称が出来るか出来ないかの頃だったが、
今思うと、まさにストーカーだったと思うと言う。

駅に行った二度目の時、
もう諦めてシュンさんが帰ろうと思って
四ツ谷駅から電車に乗ろうとすると、
明らかに仕事関係の女性と共に
彼が歩いてきた。

目と目が合った。会釈をしたら、
向こうも驚いた顔をしながら、「電話するよ」と
いう仕草をした。


それから数週間経ったある日、
彼から電話があった。

「申し訳なかった。あの待ち合わせをした当日、
ふられた元カレが寄りを戻そうと言って来たんだ」と言う。

結果的に、彼と寄りを戻し、シュンさんに連絡をするのは
失礼だと思ったということだった。

仕方がない、そう思ったと言う。
彼のことは忘れた。
いや、忘れようとしたらしい。

その後、10年ほどの間に一度、
2丁目で彼を見かけたことがあった。
彼氏だか、友達だかわからないけれど、
誰かと一緒で、その時も目が合い、
会釈をしたと言う。

それから20年近く。
シュンさんも2人ほど人と付き合って、
うまく行かず、もう誰とも付き合うことはないかな、
そんなふうに思っていた3年前のある日、
Facebookで友達申請が来た。

なんとプールで30年前に会ったあの彼だった。

お互いに名前は交換していたけれど、
最初は誰かわからなかった。
ダイレクトメッセージで「覚えていますか」とあった。

それから1年。いつか会おうと言いながらも
Facebook上でのメッセージのやりとりだけが続いた。

そして去年、二人は再会した。
相手はあれから色々あったらしいけれど、
今はひとりだった。

プール帰りの一度だけのお茶。
30年前にシュンさんんの妄想だけで
広がっていった部分は大きく、
イメージが違う部分もあったけれど、
それ以上に素敵な部分もあった。

二人は晴れて付き合ったと言う。
奇跡と言うか、赤い糸と言うか、
シュンさんは、あのストーカーのようなことを
してしまった自分を恥じながらも、
よくFacebookで自分を見つけてくれた、と
感謝している、と言う。

出会い系ですぐに探せる時代の中で、
こういう出会いもあるのだなあ、と
幸福な気持ちをいただけた。

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2018年01月13日

シドニーからのカップル

一昨日は日本に初めて来た、という
オーストラリア、シドニーで10年付き合っているという
ゲイのカップルが来てくれた。

シドニーと言えば、僕は15年くらい前に
行ったが、オックスフォード・ストリートという
ゲイ・タウンに多くの人が集まり、
なかなかの賑わいを見せていた。

今はどんな感じかと尋ねると、
シドニーには大きめのクラブが一軒しか
なくなってしまったとのこと。
それには結構、ショックだった。

でも、それはシドニーに限らず、
他の国もそうなようで
ニューヨークやロスなども
かつての活気はなくなっていた。

東京だって、バブルの頃はともかく、
たぶんうちの店が出来た頃からは、
スマホの出会い系が生まれ、
人の流れはずいぶん変わったのだと思う。

それでも、東京だけでゲイバーは
小さい規模ながらも、
700軒とも、800軒とも言われているから
これはもう世界一と言われるのも
おかしくないし、ホントにすごいんだろう。

そのカップルは、本当に東京のその数に驚き、
かつ、このようにのんびりして、落ち着いた
話が出来るようなゲイバーは、
さらに他国にはないのではないかと
言ってもらえて、有り難かった。

もちろん、カラオケも日本の文化のひとつだと
思うけれども、うちのようなまったり
という店があるのも、
日本ならではなんだなあ、
そんな事を思った。

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2017年09月17日

会社の上司からの告白

この前のブログでは、ストレートの上司と
やりたい、やりたいと言っていた
ゲイのお客さんの話を書いたけれど、
まさにその翌日、またまた
会社の上司の話をしてくれるお客さんがいた。


その日、うちによく来てくれるセイヤ君に
初めて連れて来られたというタクミ君、36歳。
ガッチリした体に笑顔が素敵なタクミ君は、
今まで人と付き合ったこともなければ、
ゲイバーも初めてだと言う。

細かくは聞かなかったけれど、
さすがに肉体関係を持ったことだけは
多少はあるらしい。

そんなタクミ君だが、1年ほど前に
会社の飲み会があった際、その帰り道、
2歳上の会社の先輩から、
突然「お前のこと、ずっと前から大好きなんだ。」と言われた。

その先輩は、結婚もしていて、子供も3人いる。
大学時代はラグビーをやっていて
今もジムに通っている、と言っていて
彼みたいな人がゲイならば、と
思ったこともあるけれど、まさかのまさかだった。

そして、過去を思い起こせば、何となく
会社で視線を感じることもあった。
それがまさか、そんな事とは。

ただ、それ以降、何か進展があるかと言うと
特に何もない。
それから誘われることもなければ、
仕事のこと以外で、メールのやり取りもない。

3ヶ月ほど経って、一緒に飲みに行きませんか、と
誘ったら、来てくれたし、仕事の話やら家庭の話やらを
しながら、とても上機嫌だけど、
あの「大好きなんだ」という言葉には触れない。

それから3度ほど、そういう機会があった。
会社の飲み会でも隣の席に座り、
肩と肩が触れ合うこともあり、
決して離そうとしなかったりもするけれど、
だからと言って、それ以上のことはない。

「あれは、どういう意味だったんですか」
何度となく、そう聞こうと思ったけれど、
「え?何?そんなこと、言った?」と
言われたりするのも嫌だし、
万が一、「俺もゲイなんだ」と言われても
結局、結婚していることで苦しむのは自分なんだ、
そう言い聞かせたりする。

一緒に来たセイヤ君は「もう、忘れたほうがいいよ。」
と言う。

でも、あのひと言で、気持ちは募るばかりなのだそうだ。
こういう話、というのは、決して
珍しくないような気がして、
聞きながら、いい歳こいて、
少しばかりドキドキした。

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2017年08月30日

ソフレ・ボーイ・フレンド

先週来てくれた25歳のアキオ君は、
ここのところ、ぞっこんになった
3つ年上の男がいる。

彼とは、とあるクラブパーティで知り合い、
その時に「僕に近づいてくるのは、
みんな、身体目当ての人ばかり。
ちょっと信用できない。」
そう言っていた。


アキオ君自身の性的なことに関しては、
この次のブログで書くけれど、
アキオ君自身も、
セックスだけの関係というのは
もういいかな、そう思っていた。

そんなことを考えるのは、
25という年齢じゃ早いかもしれないけれど、
本当にやるだけ、やった、
と思っているのだそうだ。

その彼が「君のことはとっても信用できるし、
好きになりそうだ。」
クラブパーティの翌日、そう言われた。

彼とは夜通し、お互いの色々な話をした。
楽しかった。ある意味、夢のようだった。

こちらから、手も握らなければ、何もしないと
向こうも何もしない。
ただ、横で眠る、そんなことが数回あった。

アキオ君は、そのことについて、
まったくおかしいだとか、寂しいだとかは
思わない。
むしろ、横で添い寝をしているだけで満足だったようだ。

ゲイと言えば、下ネタが多く、
何かとセックスは付き物、というのが
多くのイメージだけど、
確かに最近は「添い寝好き」いわゆる
「セフレ」ならぬ「ソフレ」が好き、という若い人も多いと聞く。


とは言え、その彼がアキオ君のすべての寂しさを
補ってくれるか、と言うと、そうでもないと言った。

その週末も、友人たちとクラブに行く、と言って
途中でどこかで会おうか、と言いながらも
連絡が取れない状態、ということで
かなり凹み、どうすれば良いんだろうと
考え込む。
昔なら、こういう時はまっすぐに
ハッテン場に向かったものらしいけれど、
さすがに今回はそういう気持ちにもならない。

なかなか人生はうまく行かないものです、
アキオ君はそうつぶやいた。


posted by みつあき at 17:18| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月19日

職場の部下への思い その2

それから3年。
この春、彼は職場に戻って来た。
それも見事に鍛えた肉体と、さらにさわやかな雰囲気を持って。

ひょっとしてゲイか?と思うほどの変化だったが
どうであれ、ヤマネ君の心に覆いかぶさる
彼の存在の大きさは、また日々を辛く、
重くさせていった。

この辺りまでは、なるほど、そんなこともあるなあ、
そう思うのだが、このあとの展開には
僕もこのブログが創作なのか?と
思われるほどの流れになり、
驚いてしまうことになる。

ヤマネ君は数年前、マンションを購入した。
都心でみんなが憧れるようなアーバンライフを
ヤマネ君はとても気にいっていた。

そんなある日、電車を降りて、
自宅への道をほろ酔い気分で歩いていると、
会社の彼が女性と歩いている。

!?
何故?こんな場所に!

ヤマネ君はドギマギしながら、
彼らを見過ごして、自分のマンションに
向かおうとしたのだが、自分の先を行くその二人は
なんと自分のマンションに入っていくのだ。

自分に気がつかず、マンションに入った二人は
エレベーターに乗った。
ヤマネ君は、エレベーターが動くのを待ち、
階数を確かめたら、何と彼のフロアに止まった。

10世帯ほどが住む彼のフロアだが、
それが、彼の住まいなのか、彼女の住まいなのか。
あまりの衝撃に、たじろぎながら、
ヤマネ君は時間を見てから
エレベーターに乗った。

フロアに降りると、そこに何故か
まだ部屋に入っていない二人の姿があった。

そしてバッチリと目が合ってしまう。
「あ・・・」と固まるヤマネ君だが
「え?ここに住んでるんすか?マジ???」
とほろ酔い気分の部下。
どこの部屋か、と話すと、何とヤマネ君のはす向かいの部屋だと言う。

「んじゃ、いつか屋上でビールでも一緒にしましょう」
爽やかにそう言う彼。

あまりの衝撃に、ヤマネ君はどうすれば良いか、
わからなくなったと言う。

それでなくとも、職場で会うだけでも苦痛だったのに、
まさかのまさか、住まいでも同じ場所だと。

彼自身も、何故かヤマネ君がよそよそしいいのは
十分に気がついているはず。
にもかかわらず、何故こんな対応ができるんだろう。

ヤマネ君は何人かの友人に相談する。
「すぐ、そのマンションを売るなりして、すぐ出るべき」
という意見を言ってくれたりするようだ。


でも、僕はこの話を聞いて、
何だか凄いお伽話を耳にした気持ちになって
とても幸せな思いをした。

だって、こんな偶然は、必然だろうか。
神が仕組んだとしか思えない。


僕はずっと辛い思いをしていたヤマネ君が
やっとの思いで、次のステップに上がるよう、
神が道筋をつけたように思えた。

ある意味、これはヤマネ君にとって
試練かも知れないけれど、
でも前向きに考えれば、
彼とのより良い関係を作ることが出来る、
ということだと思う。

これをきっかけに、肉体関係を結べる
ということはもちろんないだろうけれど、
少なくとも今までよりも、ずっとハッピーな
職場環境を持つこともできるだろうし、
彼とより良い関係が築き上げることが
出来るんじゃないかと思う。

意外な展開だったが、とても素敵な話を聞いた。
posted by みつあき at 15:11| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

職場の部下への思い その1

ヤマネ君は40代半ば。
ひょっとして、ずいぶん前にここにも書いたかもしれないけれど、
彼は職場の後輩の存在に長い間、
苦しめられてきた。

苦しめられたと言うのは、
特に嫌がらせをされたとか、
言うことを聞かない、
とかそういうことではない。

彼のあまりの魅力的な存在が
ゲイであるヤマネ君を辛くさせていたのだ。
通常、あまり近くにいると、
最初、格好が良いと思った仕事先の人間も
なんとも思わなくなったりするものだが、
ヤマネ君はそうではなかった。

彼が話すたび、笑うたび、動くたびに
ドキドキする。
それだけでなく、心が苦しくなる。
そしてその穏やかではない心持ちが
仕事にも影響してきたりもする。

ところが、数年前、その彼は転勤で
職場を離れることになった。
寂しいという気持ちよりも、ホッとした。
もう、これで日々、かき乱されることはない、
そう思った。

以前書いたとしたら、また前置きのような話と
なってしまったけれど、この続きは
このあとのブログで。

posted by みつあき at 14:26| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月20日

片思いからの失恋

キリノ君は44歳。
若いコが大好きで、二十歳から30歳前の
いい男を見ると、すぐワクワクしてしまう。
そして好きになるスイッチも、
とても早いのだと言う。

ついこの半年。
とある店で横になって知り合った23歳の青年。
その日のうちに、舞い上がってしまって、
それから食事の約束をした。

食事のあとは、いつものバーで飲むことに。
飲みながら「かっこいいね。可愛いね」と
言いながら、膝を触ったりするモノの、
「ありがとうございます!」と笑顔で返されて、
なかなか自分をどう思っているか確認できない。

何度か飲んでいるうちに、キスもして
なおかつ彼の会社の同僚も紹介してもらい、
その23歳君が、彼らには
カミングアウトしているということもあり、
「僕は彼が好きだ」と告白。
その同僚たちも「頑張ってください!」なんて
応援をしてくれたりもしていた。

そして、ある日に「よし!」と思い立って、
「付き合ってくれない?」と彼に告白した。
まだベッドインもしていないのに、付き合うという話、
ゲイでは少ないほうなのかもしれない。

しかし、答えはノーだった。
「今は人と付き合うことは考えられないんですよ。
ずっと今まで通り、友達でいましょう」と。

キリノ君の3ヶ月にも渡る熱き恋心が
ガタガタと崩れ落ちたのだそうだ。
そして、この半年、この失恋の痛手から
なかなか立ち上がれないでいるとのこと。

キリノ君、このパターンは何度かある。
慎重過ぎるのか、自分で恋に恋しちゃうのか・・・。


僕自身は、相思相愛になってから
ふられてしまい、傷ついたということはあっても、
片思いでそこまで、というのは経験がない。

そういう意味じゃ、キリノ君のように
恋で走ってしまうタイプは
なかなか大変なんだなあ、と思った。


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