2023年09月25日

恋愛の終えかた、進めかた

昨日来てくれたドウジマ君、34歳は
このブログから失恋経験や
そのあとの立ち直りを読みたい、と
色々探してくれたようだった。

彼は最近ふられて、相手のことを
責めてばかりいる日々だったのだそうだ。

確かに、このブログでお客さんや、
人の別れについて取り上げることは
滅多にない。

幸せになることを綴っても、
不幸になったこと(別れが
必ずしも不幸とも言えないけれど)を
書いても、ほぼ得ることもないし、
ネガティブなことはネガティブなことしか
生まないだろうから、という僕の考えかただから。


別れが不幸とも言えないと書いたのは、
それなりのカップルが、どうしても
共に生きていくのは合わない、
でも大切な相手、そう思う人たちもいるようだ。

そういう人たちは、こぞって
良い関係を続けていたり、
過去を決して悪いモノと
捉えないようだ。

要は、ほんの数年でも(下手すると
数ヶ月でも)自分が選んだ(もしくは
選ばれた)相手なのだから、と
その部分を信じたり、良い部分だけを
受け入れていこうと努力していることだ。

もちろん、まったく受け入れられないような、
法的にも許されない行為をされたり、
不愉快極まりない例だって
多くあるのかも知れない。

ただ、僕個人としては、その恋愛への
向き合いかた、相手への伝えかた、
信じかたで、最初の数回で
合うか、合わないか、わかるような気はする。

だから「これはちょっと」と思う相手に
出会ったりすると、その相手を責めるよりも、
その彼を選んでしまった自分を責め、
考え方を改めるほうが賢明な気もする。


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2023年09月09日

ストレートへの想い

昨日、深夜に50歳のヒロシちゃんと
彼の同僚で5歳年下のノンケのキムラ君が
覗いてくれた。

この二人は3ヶ月ほど前に来てくれたのだが、
その時は、職場の人間にこれほど
きちんとカミングアウトしている
ヒロシちゃんに、楽になって
良かったね、そんな話をしていた。

しかし、昨日、わかったのは、
ヒロシちゃんがこのキムラ君のことが
大好きで、3ヶ月前にアウトしたのだそうだ。

ただ、ヒロシちゃんには、
もう20年以上付き合っている
パートナーがいる。
また、キムラ君は既婚者で、
増してストレートだ。

ヒロシちゃんは、15年ほど前に
出張先でキムラちゃんと一緒に
仕事を組んだことがあり、
その時に一目惚れしたと言う。

もちろん、キムラ君はそんなことは
露にも知らず、月に2度、3度と
一緒に食事に行ったり、飲みに行ったり
していた。

話題も豊富で、考え方も
同調できるヒロシちゃんには
とても好感が持ていたものの、
告白された時にはかなり驚いたのだそうだ。

ただ、キムラ君は、ヒロシちゃんから
性的なことを、求められたら
断らないかもしれない、そう言う。

お互いに連れ合いもいるし、
ゲイとノンケの関係。
ヒロシちゃんは、とてもそこまでは
望んでないよと笑う。

こういう話を耳にすると
眉をひそめてしまう人も多いかもしれない。
しかし、人を好きになってしまう
気持ちは、理屈抜きで
生まれてしまうことはある。


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2023年06月09日

日本でのHappy Birthday &・・・!!

昨夜はテキサスから37歳のクリスと
35歳マークのカップルが来てくれた。
彼らは付き合って7年で
七周年を記念しての初の
日本旅行だそうだ。

大阪、京都、奈良を回って
昨日、東京に到着したようだ。

そのカップルが関西で泊まったホテルの話から
隣に座ったケイゾウが、実は
昨日、僕も関西に行っていた、となった。

驚いたことに、ケイゾウが昨日
とあるゲイバーに飲みに行き、
知り合ったのがそのホテルのフロント係。

そして、カップルも見るからにゲイだと
わかったそのフロント係の彼と親しくなり、
昨日、それぞれがその彼と
LINEを楽しそうにやり取りをしていた。


まあ、そんな驚きの話題から、
「もっと驚く話があるのです」と彼ら。

実は昨日、クリスの誕生日だったようで
二人で鎌倉の海を見に行ったのだそうだ。

そして、なんとマークからの
バースデーのビッグサプライズは
海をバックにクリスに向かって
「結婚してください」と、
指輪を送って、プロポーズしたと。

クリスは嬉しさのあまり、
泣き崩れたのだそうだ。

同性婚裁判で揺れに揺れている
日本からは、まだまだ想像出来ないことだけど、
いつの日かそんな日が来ても、
シャイな日本人は、そんな行為を
したりするのだろうか。

いずれにしても、店中のお客さんから
おめでとう!と言われ、
笑みが耐えない二人だったことは確かだ。

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2023年05月27日

15周年のお祝い

お客さんのコウゾウとタケシ、(二人とも
40代後半)が、今週15周年を迎える。

15年と言うと、うちの店が出来て
その1年後、ということなので、
それを聞いただけで、
なんか感慨深かったりする。

そんなことを知らずして、偶然集った
彼らの友人、そしてお客さんたちも含めて
シャンパンで乾杯をした。

コウゾウとタケシはワンちゃんと一緒に
同居しており、去年、新居に引っ越した、
ということで家にも呼ばれた。

それほどゲイテイストに溢れている、
ということでもないけれど、クールで
落ち着いた内装は、二人の好きなカラーが
ところどころに見え隠れしていた。

体を鍛えることも、おしゃべりも好きな
コウゾウと、料理が好きで淡々としている
タカシ。

いつかは、今の会社を辞めて、自分が自由で
いられるような自営業をしたい、と話すコウゾウと
ちゃんと考えたほうがいい、と
たくさん意見を伝えるタケシ。

彼らとよく店でバッタリ会ったり、
共に食事をしている、という
ヤマト、セイジカップル
(彼らは18年くらいの付き合い)も
そんな二人を微笑ましく見ていた。

この二組とも、周りからどうやって
長く続けているのか、と聞かれたりした。
彼らは問題が起こると
きちんと向き合うようにする、とか
喧嘩はその日のうちに
ケリをつける、などと言っていた。

確かに、恋愛がしたい、長く続けたい
と言っている中でも、付き合い出した
相手の少し嫌な部分{自分とは違う部分)を
見ただけで、すぐにNoという答えを出す人がいる。

まずは違う人間だと受け入れ、
なおかつ自分のネガティブな部分も
赦してもらうべく努力する。

それが長く関係を続けられる秘訣という気が
するけれど、どうだろうか。

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2023年05月14日

ふられた気持ち

昨夜、オープンと同時に来てくれたのが
8年ぶりというジュン君、30歳。

以前、一度だけ友人に
連れてきてもらったらしかった。
今回は、一昨日、1年付き合った人に
ふられてしまって、とても
一人で部屋にいられず、出てきたと言う。

つい一週間前は、いつもと全然変わらなかったのに、
一昨日、いつもの待ち合わせ場所に行くと、
突然、もう無理になったと言われたのだそうだ。

大好きで、大好きで、
でも、その好きなだけに甘えてしまい、
二人でいる時も、ついつい
いい加減な反応や、
生返事をしてしまったりしていた。

あの時、ああすれば良かった、
こうしておけば良かった、と後悔することばかり。
帰ってから、まったく寝られない一夜を過ごしたらしい。

今回は縁がなかった、と次に進むべく、
ポジティブに考えたほうが良い、なんて
簡単に言ってしまいそうになる。
しかし、昨日の今日だから、何を言っても
たぶんずっと悶々とはしてしまうだろう。

マスターもそんなこと、ありましたか?と
尋ねられて、あった、あったと応える。

それこそ、大恋愛にピリオドを打たれた
3ヶ月ほどは、何も手につかなかったし、
3年間、次の恋愛をしたところで、
いつも比べたりしていたこともある。

再び会った時に、もう一度やり直さないかと言ったら、
「時間が解決するよ」とさらりと言われたりもした。

あれから何十年も経って思うのは、
恋愛というのは、やっぱり両者が
尊敬し合い、許しあってからこそ
成り立つモノで、そのどちらかが
無理であると思えば、終わってしまう。

それは辛く悲しいけれど、それでも
誰かと関わることを欲するなら、
諦めずに求めていくほかないだろう、と。

お客さんが少ない時間に、スタッフのタクと
3人でたっぷり話をし、そのあと
混んできてからは、隣に座った人々と
たくさん話が出来て、「ちょっと気が紛れました」と
ジュン君は来てくれた瞬間とは
違う表情で帰って行った。

今度は少し元気な顔が
見られれば良いな、そう思った。

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2023年04月22日

トラウマからの脱出

昨夜来てくれたショウヤ君、40歳は、
子供の頃から、ずっと沖縄地方に住んでいる。
昨日は初の2丁目ということで、とても
興奮はしていたものの、
過去のゲイ体験は結構重いモノで
ある意味、ほとんどトラウマだったと話す。

彼は若い頃、数回、かなり苦い経験を
していて、そこからなかなか立ち直れなかったようだ。

一度目は、高校時代の後輩。
彼には彼女もいたけれど、
遊び半分でいちゃいちゃしていたら、
お尻を掘らせてほしい、と言われた。
ショウヤ君にとって、初体験だったが、
頑張って受け入れたら、これが
とても気持ちが良い。

その後輩も、女のコとやるよりも
相性が良い!ということで
結果的に(実家だった)相手の家に
住んではセックスをする、
という関係になった。

しかし、その後、仕事をするようになって
相手はどんどん経済的なことを
求めるようになり、
結局ショウヤ君は、カード地獄に。
10代で、50万単位の借金を抱えることになり、
さすがに彼と関わることは諦めたらしい。


その後、ネット掲示板で知り合ったのが
北海道に住むイケメンで3歳ほど年上の彼。

写真を送り合って、思い余って、
ショウヤ君は北海道まで行った。

相手もショウヤ君をかなり気に入り、
そこで初回から「付き合おう」と
約束をしたらしい。
こんなイケメンが!とショウヤ君自身、
かなり盛り上がったことは確かだそうだ。

それから携帯で話したりはしたものの、
結局、交通費を払って行くのは
ショウヤ君のほう。

それも、初回は車を出し、
ありとあらゆるところに
連れて行ってくれた相手も、2回目、
3回目となると、なんだか雰囲気が違う。

そして4回目、会う約束をして
ショウヤ君が、北海道に向かう前に、
彼の母親と名乗る人からメールが入る。

彼女いわく「彼は病気で急死した。
一番やりとりをしていたのが貴方だったので
一応ご連絡します」との内容だったと言う。

あまりの突然の出来事だったし、
まだ二十歳そこそこだったショウヤ君は
毎日、涙が止まらなかったのだそうだ。

しかし、彼がどういう亡くなり方をし、
どこでどういうお墓に入っているか、
お母さんに聞くのもどうかと思い、
彼から聞いた名前をネット検索した。

ところが、ショウヤ君が聞いていた名前は
偽名で、彼はそれこそ色々な問題を
起こしている人だと判明。

もちろん亡くなっていることも嘘で、
そこそこ有名なGoGoもやっていた、
ということだったらしい。

さすがに、ショウヤ君は、それから
人を信じられなくなった時期もあったと言う。

ただ、初の2丁目で元気をもらい、
色々な経験を踏まえて、乗り越えていこう
昨日はそう決心したと言ってくれた。

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2022年12月18日

アプリの出会いを卒業する人たち

ここ数年で、誰かと付き合いだした、
というお客さんたちの出会いの理由を
耳にすると、8割と言っても良いほど、
出会い系アプリで、と答える。

それを聞くと、もうゲイバーなどの
最初からリアルな時代というのは
終わったんだなあと思うことも多い。

なおかつ驚くのは、ストレートの人たちの
出会いも、圧倒的にアプリが多いのだそうだ。


そんな中で、一昨日来てくれた
ユウト 40歳は10年付き合った相手から
新しい恋人ができたとふられ、
この2ヶ月の間、アプリで
30人くらいとデートしたのだと言う。

ただ、ユウトは奥手と言うか、真面目と
言うか、それぞれと連絡をとりあったあと、
必ずしっかり食事をとる。

もちろん会った当日、そういう流れ
(いわゆるエッチ)には持っていかず、
その後のやりとりで、なんとかなれば、
と期待したりしている。
とは言え、なかなかうまく行かない。

彼がノーということもあれば、
相手がノーということもある。
多くの人たちが言うように、
それは、その後のやり取りで
なんとなくわかるのだと話す。


かたや、昨日、初めて来てくれた
29歳のサカモト君は、ひと月ほど前に
4年の海外転勤から帰国。
あちらで3年付き合った外国人とは
離れるという理由で終止符を打った。

帰国してから、やっぱりアプリで
二人の男と会ったけれど、
両者とも、当日エッチをして、
それで終わってしまった。
気持ちの良さと言うよりは
虚しさだけが残った。


ユウトも、サカモト君も、
「やっぱり自分にはアプリは
向いていない。
写真や短文で何かを察知し、
それから短いチャットで
会おうと決めたところで、
何か違う、そう思ってしまうのだそうだ。

そんな二人から「こうして、店の中で
なんとなく話していて、心が動く、
そのほうがたぶん恋愛とすると、自然だと思う」

そんなことを耳にすると、時代は大きく変化しても
まだまだそういう気持ちの人も多いのだ、
ちょっとだけ胸を撫で下ろすことが出来たりする。

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2022年11月07日

初めての恋心?

昨夜来てくれた常連のアツシは、もう30手前。
うちに来てくれ始めた5、6年ほど前から
かつて人を好きになったことがない、
というのが口癖だった。

好きになりたい、という気持ちもないし、
いわゆる恋愛の切ない、という気持ちも
わからない、そう言っていた。

とは言え、セックスは人一倍やっている。
ある意味、刹那的で、本人いわく
「愛情というモノを感じたことがないから、
自分もわからないのだと思う。
そういう意味じゃ、いつ死んでもいい」とうそぶく。

別に恋愛だけが人生ではないし、
セックスを除いても、楽しいことだって
たくさんある、と僕が言ったところで、
本人にはガツンと響かないようだった。


ところが、そんなアツシが昨夜、
ひょっとしたら、ある人を好きになるかも知れない、
そう思う人が出て来た、とつぶやいた。

彼は中高年がタイプで、セックスする中でも
既婚者を選んだりしていた。
どこかゲイの社会よりもストレート社会で
生きている、いわゆるノンケっぽさを
好んでいた部分は、他のゲイよりも
さらに強い感じはあった。

僕は、「え?それは50代?既婚者?」と
尋ねると、それが同世代だと言う。

それもオシャレ好きなアツシとは違い、
特にそういうことを気にしない
地方都市から出張で来た人らしい。

会うのは3度目で、昨日、日曜日の昼間
楽しい半日を過ごしたと中で、
はっきりと告白されたらしい。

今まで、そういう言葉を言わせないようにしたり、
仮に言われても返事は適当にしていたアツシ。

しかし、今回は、今までには想像したことがない
何とも言えない安心感を感じたのだと言う。
とりあえず、照れながらも
首を縦に振ったようだ。

それが本人がわからない、と言う
切ない恋愛に繋がるのかどうか、
わからないけれど、相手からの
ラブコールに、懸命に応えようとしている
自分がいる、と言っていた。
日曜日の深夜、素敵な話を聞くことが出来た。

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2022年09月28日

出会って4ヶ月 これからの未来

一昨日、初めて来てくれた
41歳 ヨシト君と21歳 シゲル君は
まだ出会って4ヶ月というカップルだ。

ガッチリムッチリのヨシト君と
細めのスジ筋タイプのシゲル君は
ジムで出会い、ヨシト君が声をかけたらしい。

二人の外見もそうだけれど、
性格もまったく違うのだそうだ。

あっけらかんとして、元気の良いヨシト君は
生まれてこの方、人見知りをしたことがないと言う。
くわえて、何に対しても、大雑把だし、
楽しいことと、体を鍛えることが
食べることなんかが大好きだと言う。

シゲル君は若いけれど、落ち着いていて
ささやくように話をする。
そして何に対しても神経質過ぎるほど
きめ細やかで、きちっとしているらしい。

ヨシト君は、同世代のガチムチの人たちから
モテるらしいし、
シゲル君は、ずいぶん年上のおじさんから
声がかかるらしい。

だから、多くの人たちはこの二人を見て
とても珍しい組み合わせのカップルだと言う。


そんな風評など、どこ吹く風。
普段であればだいたい、
ヨシト君の家に泊まるらしいけれど、
翌日(つまり昨日)は、二人とも休みを
とったので、初めてのラブホ体験をするのだと
「今日は朝までですよ!」と
ニコニコしながら、店を出た。

20歳も離れてはいるものの、僕から見ると
若い二人で、なんとも気持ちが良い。

特にシゲル君にとっては、まだまだ長い人生。
ちょっとでも長く付き合いが続けば、そう思う。

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2022年09月19日

オープンな二人

昨夜一番に来てくれたエロく素敵な
50歳のセイジが、ここ数ヶ月で
付き合いだしたという30歳の
マコト君を連れてきてくれた。

彼らが会ったのは、コロナ前の
乱交パーティーで、それぞれ友人に
誘われて参加したと言う。

その時に意気投合、でも特に付き合う事もなく
お互いに色々楽しみながら、
セフレとして関係を持っていたようだ。

結果的にどちらから言い出したのか
聞き忘れたけれど、こんなに相性が
合うのなら、付き合おうということになった。

お互いにきちんと確認したワケではないけれど、
エッチは好きなようにすれば良いと
思っているらしく、そう考えれば
オープンリレーションシップ。

昨日は昨日で、マコト君のセフレを交えて、
3Pをしたあと、二人で寄ってくれたそうだ。

何年も付き合った人たちからは
たまに聞く話だけれど、
とにかく楽しそうだった。
色々なカップルがいる。。。
posted by みつあき at 17:33| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月25日

二十歳の性的エネルギー

キョウスケ36歳は、数ヶ月前に
とあるハッテン場で、SNSでいつも
かっこいいなあと思っていた若いコを見つけた。

しかし、同様にもう一人のかっこいい青年と
その二人がいちゃいちゃとし始めた。
遠巻きに見ていると、その青年のほうから
手を引かれ、3人で行為に
及ぶことになったらしい。

それが、彼(SNSではない若者)との
初めての出会いだったと言う。

その後、まったくエロ系ではないイベントで
その彼とバッタリ会う。
友人と来ていた彼だが、その友人とは離れ、
キョウスケにくっついてくる。
歳を聞けば、二十歳。

今まで同世代や年上としか付き合ってこなかった
キョウスケにとって、16歳も年下。

それからデートの約束をし、
この数ヶ月で5、6度、食事をしたり、
遊びに行ったりしながら。
どんどん惹かれていく自分に気がついたらしい。

ただ、まだ付き合う、という話もしておらず、
その彼はSNSで、時間があれば、
Hが出来る人を強く
求めていることを見てしまったりする。

まだ若いから仕方がない、そう思いながらも
まだ付き合う話もしていない
キョウスケの心は揺れ動くようだ。

オープンリレーションシップという
関係になるのか、それともきちんと
付き合っていけるのか、
こんな若造に振り回されて、という
想いに、ため息が出る日々だと言う。

確かに、二十歳の性的エネルギーというのは
僕自身、ちょっと想像できない、
というか、忘れている(泣笑)

二十歳当時、僕はまだまだ
ゲイということも受け入れておらず、
ゲイ男性との経験もなかった。

そういう意味では、仕方がないだろう、
そう思いながらも、久しぶりに
キョウスケの恋愛話を聞きながら、
応援せずにはいられなかった。

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2022年08月19日

ゲイの初恋の思い出

昨日、トシユキ君 28歳が、自分の子供の時の
初恋の話をしてくれた。

それは、4歳くらいの時に、彼は親御さんに
買い物に連れて行ってもらった帰りに
迷子になり、保護してくれた
警察のお巡りさんだったと言う。

トシユキ君を優しく接してくれた上、
笑顔で包み込み、遊んでくれた
その警察官のことは、忘れられなかったと言う。

結局、トシユキ君が持っていた
住所や親の携帯番号から
彼の親御さんに通じ、
連れ帰ろうとしる母親に
「お巡りさんとずっと一緒にいる」
と言って、聞かなかったのだそうだ。

トシユキ君は、いまだに
そのお巡りさんの顔を何となく
覚えているのだそうだ。


僕もおそらく、4、5歳の時に
ほのかに思いを寄せた人がいた。
今、思えば、彼は10歳くらいの少年で、
その妹が僕と同世代だったと思う。

僕の記憶違いじゃなければ、
彼らのお父さんは、ハンターという仕事で
アフリカ大陸に行っており、
あちらでホワイトライオンの写真を撮り、
その兄妹に送ってきた。

その写真を見て、僕は手塚治虫の「ジャングル大帝」の
パンジャ(レオの父親)は、本当にいるのだ、と
確信した。

その10歳の少年の名前は、ハガネと言い、
今思えば、それは「鋼」と書くのか「羽金」と
書くのか、それとも別の文字なのか
知る由もない。

幼少期のそういうほのかな思いは、確実に
大人への性的な階段の一歩にほかならず、
今想像しても、少しだけ
胸がキュンとしたりするものだ。

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2022年08月15日

恋人とは呼べない関係

昨夜は、深夜遅くまで
ヨシヤ君 42歳、ヒロト君 31歳カップルに
二人の古くからの友人、モトヤス君 36歳が
久しぶりに来てくれて、ワイワイと
楽しいお盆営業となった。

モトヤス君は、今は東京近郊の県にある
会社に所属していて
月に一度くらい、休みがあると
都内に出てくる。

ヨシヤ君カップルの家に泊まっているかと
聞くと、知り合って10年ほどで
10歳くらい年上の人のうちだと言う。

その彼に最初好きだと言われて、
自分はそこまで気持ちが乗っていないのに、
押しに負けて、休みになると一緒にいる事に。

ただ、お互いの身体を触ったのは
最初の一度だけで、モトヤス君の中では
恋人とかパートナーという意識はない。

かと言って、その彼に申し訳ない、という
気持ちから、今まで一度も他の人と
性的関係を持ったこともないと言う。

ヨシヤ君カップルなどと一緒に
温泉などに行くと、モトヤス君は
驚くほどマッチョなのだそうで、
10年、その彼とも他の人とも
何もない、というのはもったいない!と
二人は言う。

これからどうするのか、どうしたら良いのか、
どうせ普通に付き合っても、
セックスはなくなるので、
それならこのままで良いか。
モトヤス君は悩むところなのだそうだ。

ホント、悩みも人それぞれだなあと思った。

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2022年08月13日

別れた人と友人になれるか問題

このブログにも何度か書いているけれど、
僕は過去付き合った人たちと、
おそらく、ほぼ全員連絡を取り合っている。

とは言っても、数回、店に来てくれたり、
それぞれ年に数回、元気?とかという
生存確認的なメールをやり取りするくらいだ。


昨日来てくれたノリオちゃんは、過去
関係を持った人たちとは、
どちらが別れを言ったとしても、
連絡をとることも、もちろん会うことも
出来ないし、しない、そう言う。

好きで付き合ったのに、別れを伝えるということは
どういう理由であれ、エネルギーがいることだし、
そしてそれは傷を伴う。
何年か経過したところで、それが
フラッシュバックすることが不快だし、怖い、
ノリオちゃんはそう言う。

今よりもひとつ前の恋愛の際、ノリオちゃんは
あまりのショックに、鬱になり、仕事を1年近く
休まざるを得なかったのだと言う。


僕も自分では恋愛至上主義者だと思っているし、
過去、ひどくふられた際、食事も摂れず、
もちろんジムにも、大好きな映画にも
ずいぶん行けなかったという時期もあった。

しかし、新しい恋愛が始まり、
落ち着いた頃(と言っても、10年も経ってから)、
偶然の流れで連絡を取り合うことになれたことは
嬉しく思い、それから良い友人関係は作られた。


ストレートの既婚者や、恋人同士など、
前の恋人とどちらかが連絡を取るなど
タブーと言われることも多く、
まずはあり得ないと言われる。

ところがゲイは、僕も含めて、
何故かそれが成り立つような人も少なくない。
人によっては、今の彼と前の彼が
付き合っていた、というストレート社会では
絶対あり得ない(そりゃそうだ)ことも
起こりえる。

結果的に、何が正しいか、ということではなく、
それぞれの価値観の中で、さまざまな選択肢をする
色々な人がいる、ということを受け入れていくことしかない、
ノリオちゃんと僕は、そういう
結論に落ち着いた。

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2022年08月12日

デートの際に座る位置は?

昨日、友人同士のショウゾウとアキヒコが
店の奥の角のところに座っていて
「最初のデートの時に、食事する場所で
どういう座席が良いか」という話になった。

アキヒコは、四角いテープルで
向かい合わせが良いと言うと、
ショウゾウは、カウンターで
隣り合わせが良いと。

最初のデートで、隣り合わせというのは
近過ぎるし、食べながら横を向いて
話さなければならない。
それよりも、ゆったりと顔を見られる
テーブルのほうが、というのが
アキヒコの意見。

ショウゾウに加えて、
そばにいたトオルが言うには、
テーブルは逆に遠過ぎる。
袖が当たるくらいのほうが
その後の流れが読めるから良い、とのこと。

色々話しながら、これはもちろん
その人のキャラクターに寄ると感じたけれど、
想像するに、比較的自信がある人は
隣同士を好むんじゃないか、そう思った。

ストレートの男女でも、
テーブル席だとそれなりに話を楽しんで、
というイメージだけれど、
カウンターだと、何とか落とそう、
というのが見て取れたりする。

まあ、どちらが良いかなんて
まったくないのだけれど。
貴方がデートに誘う時はどうだろう?

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2022年08月07日

好きな相手と眠る時は

昨日、ついひと月前からある人と
お付き合いを始めた、
というショウヤが来てくれた。

ショウヤの彼氏は夜勤、というので
「そっか。これから飲んで待って、
合流して、どちらかの家に泊まるの?」
と尋ねると、「いや。今日は会わないし、
基本的に泊まりはなしなんです」と。

何故かと聞くと、同じベッドや布団では
相手が寝られているか気になって
自分が寝られないと。
だから、ショウヤは1日一緒にいても、
必ず自宅に帰るそうだ。

思えば、僕も若い頃、確かにそうだった。
帰るということはしなかったものの、
相手はいびきをかいたり、ぐっすり
眠っているのに、隣でどうしても
眠れない。
翌日はいつも、かなり辛かった。

今だったら、隣でスマホで本を読んだり、
ということもできるだろうけれど、
当時はそういうことさえ出来なかった。
相手の寝息を聞きながら、何度も
寝返りを打ったりしたものだ。

ただ、一緒に住んだりしてしまうと
慣れるものだ、そう思う。

「そうですね。いつも、そうなる前に
終わってしまったりするんです」
と笑いながら言うショウヤ。

これはゲイもストレートも変わらず、
意外とそういう悩みを抱えている人は
多いのかも知れない。

そういう意味では、どこでも寝られる、
という人は本当に羨ましい。いつもそう思う。

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2022年07月31日

7年後の奇跡

キヨヒコ君 42歳と、ゴロウ君 34歳は、
なんと7年ほどお互いのツイッターを
読み続けて、5年前に
ダイレクトメッセージを出し、
半年前に付き合いだしたのだそうだ。

年上好きのゴロウ君だが、
まったくゲイ関連ではなく、
キヨヒコ君を見つけたのは、
キヨヒコ君が当時30代後半にして、
頑張って空手をやっている、
ということを知ったからだった。

ゴロウ君も小、中学校時代、
親に言われて空手をやっていたが、
高校のあまりの厳しさに辞めてしまった。

それを悔いていた頃に、偶然
キヨヒコ君を見つけたのだそうだ。

とは言え、別にキヨヒコ君は自分の写真を
載せるワケでもなく、もちろんゲイについて
語るということもなく、ただ、ただ、
空手についてのトレーニングの仕方、
どうやったらもう少し強くなるか、
というようなつぶやきだったのだそうだ。


それが、5年前のある日、キヨヒコ君が
「自分の大好きだった空手部の後輩が
死んだ。この世の終わりかと思って
この一週間泣き続けた」
というようなことをつぶやいていて、
ゴロウ君も辛くなり、メッセージを
出したのだそうだ。

ゴロウ君は、メッセージの中で
「気持ち悪ければブロックしてもらっていいですが、
僕はゲイです。」と前置きしたあとで
「自分も片思いで大好きだった会社の人が
病気で数年前に死んだので、
気持ちがわかります」
と書いたら、キヨヒコ君から自分もゲイです、と
返事が来たそうだ。

それから程なく二人は会い、
キヨヒコ君が改めてゴロウ君に空手を教える、
ということから、友人としての付き合いが始まった。
しかし、その数年後、結局、キヨヒコ君から
改めて付き合ってほしい、と
ゴロウ君に告白したのが半年前だそうだ。

セックスから始まる恋愛も多いし、
それが悪いとはまったく思わないけれど、
こういう始まり方もあるのだ、と
ちょっとだけ胸が熱くなった。

末長く幸せでいてほしい。

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2022年05月22日

心躍る出会い

昨日、友人たちと4人で来てくれたゲンタ、29歳。
一人、一人が個性的で、話を聞いているだけでも
とても楽しかった。

みんなでワイワイ飲みながら、最近の恋愛事情などを
聞いていると、ゲンタがこっそり僕の耳元で
「実は、つい最近、この店で素敵な人と会いまして」
ということを囁いた。

うん?ゲンタが最近、来てくれた時に
誰かと話していたっけ。
ちょっと思い出せない。

「これから15分くらいで来ます」と言って
やって来たのが、なんと7年ほど前から
来てくれている30歳常連のヤスノリだった。

ゲンタ自身も店に来てくれて4年ほどになるけれど、
その途中、転勤などがあって、
ヤスノリとはまったく会ったことがなかった。
しかし、そう言えば、2週間ほど前に
たまたま友人と来ていたヤスノリと
話が盛り上がっていたことを思い出した。


どちらかと言えば一匹狼で物静かなヤスノリ。
友人、知人が多く、明るいゲンタ。

ただ、それぞれにポジティブで前向きだ
ということが共通点なのかも知れない。

彼らは会った時には一緒に帰り、
そのあと一度会っていて、
昨日が3度目だった。

まだまだ先はわからないけれど、
いずれにしてもこうしてうちの店で
出会いが生まれる、というのは本当に嬉しい。

うちの店では多くの出会いがあって、
続いているカップルもまだそこそこいる。

まだまだ始まったばかりだからこそ、
初々しい会話に僕も心が躍る。
若い二人が楽しく、
やっていけることを望むばかりだ。

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2022年05月16日

不思議だけど幸せなカップル

もう、7、8年ほど前から来てもらっている
40代のキョウジ君が、出会って
3年くらい、という10歳ほど年下の
初めての彼氏シン君を連れてきてくれた。

キョウジ君は、ずっとご両親と一緒に住み、
介護をしながら、ここ数年の間に二人を看取り、
ゲイの世界もほぼ遅咲きの形で過ごしていた。

ゲイバーも、うちの店が初めてで、
人見知りというワケでもないけれど、
特に友人を作りもしなかったようだ。

そういう中、マッチングアプリで
知り合ったのがシン君だったと言う。

そんな中で、キョウジ君の
親御さんが亡くなられた。
付き合ってからは、ほとんどコロナ中だったし、
シン君はやはり家族と住んでいるので、
今は月に2度ほど、キョウジ君の自宅に
遊びに行っていたらしい。

しかし、シン君がキョウジ君の家に行っても、
ほぼキョウジ君は携帯を見ていて、
会話もしない、とシン君は僕に愚痴を言った。

「おそらく人と過ごしたりするのが
慣れてないんじゃないかな。
でも優しいよね?キョウジ君は」と
僕が言うと、シン君は
「まあ、優しいです」と応える。

いずれにしても、二人でこうして出かけて
二人の話を人とすることもなかったせいか、
ちょっとした不平不満や、楽しいことなどを
吐き出す、というのは、
なかなか良かったんじゃないか
大きなお世話だけど、そんなふうに思った。

本当に色々なカップルがいる。
末長く続きますように。

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2022年05月13日

価値観の相違

50を過ぎたセイジは、10歳ほど歳が離れた
パートナーと遠距離恋愛をしている。

セイジはゴールデンウィークに、
離れた土地に彼に会いに行った。
かつては一緒に過ごした部屋だ。

そういう時、二人で
どう過ごしているの?と尋ねると
パートナーはひたすらゲームをしていて、
セイジは掃除や片付けをしている、
もしくはふらりと一人で街に出ると言う。

パートナーとは、
まったく趣味が合わないらしく、
セイジはエンタメ好き、スポーツ観戦好き、
そして旅行好き。
パートナーはゲーム以外だと、
インディーズ系のロック好きだそうだ。

それでもお互いに、あまり興味がないモノに
付き添うこともあるけれど、
あまり響いてこないようだ。

ある時、二人で海外旅行をしていて、
セイジはスケジュールを駆使して、
あらゆる山や湖に車を走らせた。

そういう景色の中で、彼は
ずっと携帯でゲームをしていて、
セイジは何故、ここまで来て、と思ったようだ。

それでも、彼を好きなのは、
価値観が非常に近く、
心地良い形や、いやだと思うことが
とても似ていることだ、と言う。

それは僕も同意で、いくら趣味が同じでも
価値観が大きく違うと、関係を続けるのは
難しい気がした。

とても古い映画だけど、バーブラ・ストライサンドの
「追憶」や、ジェーン・フォンダの「ジュリア」を
観ると、改めてなるほどなあ、なんて思ってしまう。

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