2019年05月12日

幸せの予感

40を過ぎて久しいサトルは
うちの店に来てくれて
8年ほど経過する。

最初は付き合っていた彼氏と
二人で来てくれていたのだが、
その彼とも別れ、
そのあと付き合い出した人とも
1年ほどで別れてしまった。

ずっと年上と付き合っていたけれど、
今回、好きになったのはひと周りも
違う年下の相手だと聞いたのは
数週間前だった。
そして、その相手は、ここ1年半ほど前から
店に来てくれていたショウヤだったらしい。

うちの店ではなく、
SNSで知り合ったらしくて、
本当に狭い世界だな、そう思った。

ただ、好きにはなったモノの、ショウヤは
2ヶ月後に海外転勤が決まっており、
どうしようもない状態で
お互いに「付き合う」という言葉は
避けているのだ、そう言っていた。

転勤はとりあえずは2年。
そしてその後、他の場所に移るかも知れない。

そんな事していたら、俺は
結構な歳になってしまう。
この前来た時に、
サトルはそんなことを呟いていた。


そして昨夜、二人で初めて店に
来てくれた。
こんなにサトルが人とベッタリと
していたのを僕は初めて見たし、
それは、それは幸せそうだった。

IMG_9060.jpeg

ずっと忙しく、二人とゆっくり
話せたワケではなかったけれど、
料理が得意なサトルの手料理を
ショウヤが自分の携帯写真で見せてくれたり、
顔を見合わせながら手を触れ合っていたりした。

また、東京と、ショウヤの転勤先との
ちょうど真ん中で、会えればいいね、
そう話していた。

と言うことは、付き合って行こう、
という決心をしたのかも知れない。

いずれにしても、思いを寄せ合う
カップルの幸せそうな姿を見る時ほど、
店を始めて良かったなあ、
心からそう思う。

これから色々なことがあるだろうけれど、
こんな幸せな形が長く続きますように。

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F


posted by みつあき at 12:55| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月09日

せつない片思い

ゆうべ来てくれたユキオ45歳は
今まで、男性とも女性とも
きちんと付き合ったことがない、そう言う。

真面目でまっすぐな性格だから
ということもあるだろうけれど、
なかなか気持ちに火がつく、
ということがないようだ。

何年か前に、珍しく好きになった相手は
いわゆるアーティストで、
それを応援しながらも、
ユキオが思うような恋愛へとは
発展できなかった、そう言う。
そして比較的長く引きずっていたことも
耳にした。


そんなユキヤは最近、久しぶりに
自分よりもひと周り下の青年が好きに
なってしまったらしい。

彼がたまに行くカウンターバーで
働く青年らしいが、その相手には一緒に住む
彼氏がいる。

少し話をしたり、遠目で見ているだけで
幸せな気持ちになるし、
久しぶりに人を好きになった、
というだけで満足してしまう自分がいると言う。


自分の話で恐縮だけど、
僕の場合、昔から、
相手が自分に振り向いてくれないと
いくら外見が素敵で、中身が良くても
まったく気持ちが走らないタイプ。
そういう意味では、片思いというのは
あり得なかった。

ただ、相手が一度自分を好きだとわかり、
こちらも本気になって
相手が引いてしまったりすると
逆に落ち込みはひどかったりした。


ま、僕の話はともかく、
ユキオは「こういう気持ちが
いつ、どういう形で落ち着くのか、
自分でもわからない」と深いため息をついた。

そう言えば、先週、
かなり切ない片思いを描いた
日本映画「愛がなんだ」を観たけれど、
ユキオのそれとは違って、
自分の気持ちと、とことん闘う映画で
ある意味、とてもリアリティがあった。

また、究極の片思いを描いた映画は
「ムーラン・ルージュ」かも知れない。

IMG_9049.jpeg

パトロンがいるニコール・キッドマン扮する歌姫に振り回される
ユアン・マクレガーの演技も切なかった。

来月から始まるブロードウェイのミュージカル版も楽しみだ。

ユキオの気持ちが良い形で落ち着きますように。

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 17:36| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月30日

男同士で手繋ぎ

昨日、カフェに来てくれた5人の
お客さんたち。

僕が店に入ると、みんな、
店に残っていてくれて、
カフェスタッフと共に歓待してくれて驚いた。

彼らは昼間大きな公園にアルコールと
様々なフードを持参し、
ピクニックを楽しんだのだと言う。

酔っ払って、ゴールデンウィークの
新宿の街をみんなで歩くと、家族連れやカップル、
友人同士、もちろんゲイや
レズビアンらしき人たちも
それぞれ楽しそうに闊歩する。

そこで、その中のユウトとセイサク
(友人同士)の二人が、手を繋いで
歩いてみたのだそうだ。

IMG_8986.jpeg

それを残った3人がうしろから
撮影した映像も見させてもらった。

周りの反応はどうだった?と僕が尋ねると
「いや。驚くほど、無関心。
と言うか、僕ら以外にも手をつないでいる
カップルがいたりしてビックリした。」と。

思えば、NYなどに行くと、普通に
手を繋いだり、肩を抱いて歩く男同士の姿は
よく見るし、当事者の僕から見ると
そんな光景が本当に幸せそうに見えたりする。

ここ数年の世の中の変化の中で、
東京も5年後には、ごくごく普通に
そういう光景が見られるのかも知れない。
楽しみにしていたい、そう思った。

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F





posted by みつあき at 18:24| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月26日

まさかのコンビニで

昨夜、最初に来てくれたケンゴ君 37歳は
初めてなのにも関わらず、
「ちょっと先週あったこと、
聞いてもらえますか?」とかなり積極的だ。

ひと月ほど前、翌朝、髪の毛に付ける
ジェルが切れていることに気付いて、
深夜、ケンゴ君のうちの近くのコンビニに寄った。

そこに、いつもは見ないような体格がいい
青年がいたのだけれど、
ケンゴ君が店内に入った瞬間から
何故か、彼の目線が気になった。

IMG_8928.jpg

こっちも気になり、ちらっと見ると
向こうも見返す。
店内には二人しかいない。
「ひょっとして」とか想像してしまうけれど、
年下のこんなさわやかなのがまさか、と。

ジェルを買って、お金を渡すと
釣り銭がケンゴ君のほうにじゃらっと落ちてしまう。
「すみません!」そう言って、
その店員のコがカウンターから出てくる。

釣り銭を一緒に拾ってくれる時に
「あまり見ない顔だけど、新人さん?
大学生?」と聞くと
「そうです。」そう言ったあと
「お兄さん、かっこいいっすね」
そう言われた。

ケンゴ君は「俺んち、すぐそばにいるから、今度遊びにおいでよ」
と言うと、「はいっ!」と返事をした。

ただし、まさか店内でLINEを交換するワケにも行かず、
また来れば会えるか、そう思った。

それにしてもかっこ良かったなあと考えていた
その翌日、ケンゴ君が会社に行く途中、
自転車で追い抜いて行こうとする彼がいた。
振り返って「あ、やっぱりそうだったんですね」と
あちらから声をかけてくれた。

結局、その時連絡先を交換し、
彼が非番だったその夜、ケンゴ君の
うちに来たのだそうだ。

区営のジムに行くのが趣味、という彼は
シャツを脱がせると、見事な胸の厚みと
腹筋にクラクラしたのだそうだ。

彼はその朝までの仕事帰りでの
自転車だったらしいが、
どこかで自分を待ち伏せしてたのかな
とも思ったりするけれど、
いずれにしても、この1週間で
3度も会っていて、これからが楽しみだそうだ。

コンビニでの出会いなど初めて聞いた。

※去年の9月から1日も欠かさず、
書いているブログですが、
昨日のブログは削除せざるを
得なかったため、抜けています。
申し訳ありません。

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 17:01| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月22日

出会いはツイッター!

昨日、久々に来てくれたエイジと
その友達のクラちゃん。

そのクラちゃんは、
ついこの前まで付き合った人はツイッターで、
その前はインスタグラムで知り合ったと言う。

僕が驚いていたら、エイジは
「え?そんなの普通ですよ」とのたまう。
(お客さんにのたまう、
はないか。。。失礼しました。)

インスタグラムでは、、24時間で消える
ライブというモノで動画で顔や
雰囲気がわかり、そこにコメントなどを
書くことから関係が始まったと言う。

IMG_8899.jpeg

ツイッターは、書いている内容などに興味を持って
フォローしていき、ダイレクトメッセージを
送り合うことから、繋がったらしい。

特にツイッターは、結構その人と成りがわかり、
なおかつ、趣味的なところで繋がっていけるのだと。

逆に、インスタグラムは、ルックスや雰囲気が
わかるとのこと。

これって、ゲイだけのことではなく、
男女も高校生や大学生は、こういうSNSから
付き合いや友達関係が始まる、と言うから
何だか新しいと言うか、時代だなあと
つくづく思った。

どういう出会いでも、
そこに良し悪しはなく、
その出会い方が広がっていく、というのは
良いことだなあ、そう思う。
それでお店のお客さんが減るのは
ちょっと悲しいな、などと
今さら考えてしまう夜だった。


※2週間ほど前からブログに付けることにした
お絵描きを軽く描くつもりなのに、
ついつい時間がかかってしまう。
ちょっと考えないと。。。(笑)

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F
posted by みつあき at 16:09| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月14日

ジェラシーについて

昨日のブログで、ユーミンのライブについて
ネタバレも含めて、その詳細を書こうと
思って進めてはいたけれど、
今回はやめることに。

どんなステージングで、
どのような演出だったか、
自分の備忘録としてのメモでしかなく、
事細かくそれを書いたところで、
観に行く人は実際目にしたらわかることだし、
興味を持たない人はまったく持たないだろう。

いずれにしても、昨日も書いたように
本当に完成度が高い素晴らしいステージだったので
少しでも関心がある人は、是非とも。
5月分は、たぶんまだチケットは手に入るはず。


さて、閑話休題。
昨日、深夜に来てくれたサトシには
4年つきあっている彼氏がいる。

サトシはそもそも彼氏が欲しいと
思ったこともなければ、探したこともない、
別に自分一人で生きていける、
ずっとそう思っていた。

しかし、ひょんな事で知り合った彼氏と
付き合ってからは、自分の心の底の
激しい嫉妬を知ることになった。

相手がどこに行くのも気になるし、
誰かと会うのも気になる。
それだけではなく、過去の恋愛も
聞きたくはないし、誰かということも
知りたくない。

そして一番は「自分がそれほど嫉妬心がある」
ということを決して相手に
悟られたくはないということだ。

だから、自分からは相手に細かいことを
聞かないようにする。
相手が過去について話そうとしても、
話を止めて、いいよ、それは聞きたくない
そう言うと思うらしい。

そんなサトシの話を聞いて、
過去の恋愛相手とは
ほぼ100パーセント連絡をとりあっている
僕とはまったく逆だなあ、そう思った。

僕自身も、
自分が好きな相手が
どんな過去を持っていても構わない。

ただ、どういう人と付き合い、
その人がどういう人だったのか、
それを知ることによって、
相手をもっと知ることが出来る。
そう思うタイプだが、
サトシにとっては信じられないようだ。

嫉妬心が強いということは
それだけ愛情深いのかも知れない。
僕の中に嫉妬心がないかと言うと
嘘になるけれど、僕は出来るだけ
信頼していたい、そう思うタイプのようだ。

恋愛に、何が正しくて、何が間違い
ということはないんだなあ、そう思う。

男の嫉妬心を描いたゲイの映画で
大島渚監督の「御法度」を思い出した。

41KeHbJLlOL.jpg

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F




posted by みつあき at 13:19| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月23日

ビデオに映っていたモノ

先日来てくれたセイヤ君は、
恋愛について、ちょっと痛い思い出があり、
なかなか先に進めないのだと言う。


3年ほど前、セイヤ君には
初めて付き合った相手がいた。
ほとんど喧嘩をすることもなく、
うまく行っていた、そう思う。
24歳のセイヤ君にとって、
彼と一緒にやることは
何から何まで初めてだった。

その年の暮れ、友人に誘われて
ゲイの人たちが集まる
ホームパーティに招かれた。
4歳年上の彼は、そういう集いは
苦手なので、行っておいで、と言われた。
彼とはゲイバーも
一緒に行ったことがなかった。

パーティには、20代から30過ぎくらいまでの
人たちが8人ほど集まっていた。

それなりに遅い時間となり、
お酒を飲みながら、
パーティを開いている家主が
「僕の秘蔵映像」と言いながら、
彼のPCに入っているエロ動画を
映し出した。

そこには、いわゆるそのへんで売っている
ゲイAVではなく、家主の彼が拾ったり、
人からもらったりした
アマチュアのエロ動画が流れていた。

何人か観ていたら、
なんとその時に付き合っていた自分の彼が
映っていたのだと言う。
それも、3人でかなり派手なことをやりながら、
交代でカメラを撮影しながら約30分。

そこにいるみんなは
「凄い」とか「エロい」とか
言っているけれど、セイヤ君は
脂汗が出るだけではなく、
気持ち悪くなって、
途中トイレに立って、吐いてしまったのだ。

確かに、彼とのエッチは
ビデオこそ撮らなかったけれど、
それなりにマニアックなこともあった。
しかし、ほぼ初めてだった
セイヤ君にとっては、
それが普通なのかと思っていた。

自分とやった行為に近いことが
そのビデオの中で展開されていた。

そこにいる人は、
連れてきてくれた友人も含めて
セイヤ君の付き合っている彼の顔は知らなかった。
その事についてはもちろん誰にも言えず、
一人、帰りのタクシーの中で嗚咽した。
  
結局、ビデオのことは
どうしても、その彼には言えなかった。
そして理由もなく、別れた。

優しくて、そのビデオの中の彼を除けば
とっても良い人だった。

あれは何だったんだろう。
夢を見ていたような気にさえなると言う。
あれから彼とはまったく連絡を
とっていないけれど、彼を超える人は
まだ現れていないらしい。

ちょっと内容は違うけれど、
映画「セックスと嘘とビデオテープ」を
ちょっと思いだした。

137919_01.jpgMPW-24207.jpeg

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 20:13| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月22日

会えない時間が育てた愛

昨日少し書いたskypeが取り持つ縁の話。

随分前からうちに来てくれていた
ケイスケが、数年前に
「付き合う人が出来ました」と
報告に来てくれた。
「でも、まだ会ってないんです」と
ちょっとよくわからない物言い。

よくよく聞いてみると、
Facebookで知り合ったアメリカ人と
何日か、チャットをやり取りしている間に、
Skypeの動画チャットで
お互いの姿を見ながら
話すようになったようだ。

お互いの雰囲気を気にいってから、
二人は裸になり、そのうちに
マスターベーションも
見せ合うようになったとのこと。

結局、二人の間で色々なやり取りが
毎日続き、それが半年、
そして1年近く続いた頃に
二人は付き合うことを決め、
ケイスケが僕に報告したのだった。

結局、その後、ケイスケはアメリカへ飛び、
初めて会うことになった。
実際目の前にするのも、
肌を合わせるのも初めてだったが
まったく何の違和感もなかったと言う。

ケイスケが最後に来たのが
2年ほど前。それから二人は
どうなったのかは、わからないけれど、
僕にとっては衝撃的な出来事だった。

会えない時間がどんどん
二人の関係を育む、
そんな映画を思い出すと
後々、ハリウッドでもリメイクされた
韓国映画「イルマーレ」

10010281432.jpgsim.jpeg

***********************
各種公式SNSはこちらから

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F
posted by みつあき at 17:57| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月21日

遠距離での会話

posted by みつあき at 12:49| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月06日

二人の暮らしでわかること

1年ほど前に付き合いだしたノブヤスが
彼と共に住み始めて半年くらいになる。

昨日、店に来ていた
同棲15年、というヒロトに
「一緒に住んで、いちいち
色々と違っていて、
イライラしたりしない?」
と尋ねていた。

「それはたくさんあるよ。
食事の作り方や、洗い物ひとつとっても、
まったくやり方が違う。
でも、それも慣れてくるし、
それに苛立っても仕方がないじゃない。」
そう答える。

ノブヤスは、洗濯から、掃除、
コートのかけかたまで
相手が細かく言うことに
子供でもないのに
なぜここまで言われなきゃならないんだと
腹が立つと言う。

色々なことを細かく言うクセに、
賞味期限が切れたモノなどには
さほど気を配らず、
平気だったりするから
それも不思議でそこを責めると
「賞味期限と消費期限は違う。
お前は自分の味覚を信じないのか」と言われる。
(ここは僕も同感。笑)


こんな話を聞くたびに、
思い出す話がある。

昔、テレビの「徹子の部屋」に
笑福亭鶴瓶氏が出演していた。
学生時代から付き合っていた奥さんと結婚し、
トンカツを作ってくれた日があったのだそうだ。

鶴瓶は、トンカツにソースをかけようと
黄色いキャップの蓋が付いている瓶から
トンカツにかけると、それは醤油だった。

「なんや、これ。普通、ソースは黄色やろ!」
鶴瓶がそう言うと、奥さんは
「うちは、醤油が黄色、ソースは赤です!」
と言い、別れる、別れないという
大喧嘩となったそうだ。


img20070118_1_p.jpg

それから何十年か経ち、
鶴瓶はトンカツ屋に行くと、
ついついトンカツに
醤油をかけてしまうのだそうだ。

要は、もうすっかり鶴瓶は
奥さんのカラーに染まってしまった。
黄色が醤油である、というのが
知らず知らずのうちに
身体に覚えこませてしまっていたのだそうだ。
結婚や、共にいる、ということは
そんなようなモノだ、ということを聞いて
僕はとってもいい話だ、そう思った。

どちらが良い、悪い、
正しい、間違いではなく、
また、妥協、と言うのでもなく、
そうやって他人を受け入れていって
自分が変化することこそ、
恋愛、もしくは関係性の
醍醐味なのかもしれない。


ちょっと余談だが、この話、そもそも
ソースが黄色の蓋が付いている瓶で、
醤油が赤の瓶ということが
今の若い人にはそれほど知られていない、
ということを、この話をするたびに
ちょっと驚いてしまう。

***********************


posted by みつあき at 17:00| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月24日

地獄から天国へ その2

昨日のブログの続き。

ホスト勤めをするパートナーから
暴力を受け続けたエイジだったが、
そんな中、仕事関係の書籍を求めて
神保町の本屋街を訪れた時のこと。

そこそこ大きな本屋で
本を買ってレジに行った時に
包んでくれた店員の顔を見て
あれ?と思った。

「あの・・・」とエイジが彼に
声をかけると、相手もじっとエイジを見て
わかったようだ。

エイジが大学に入ったばかりの頃、
ドキドキして行ったゲイバーで会い、
何度か話をした2歳上の人だった。

「久しぶりだね!俺、もう少しで
上がるから、良かったらお茶でもしよう。」
と言われた。

あれから10年近く、その頃は
なんとも思わなかった彼は
とっても落ち着いた大人になっていた。

エイジ2年半同棲している相手がいて、
その彼から理不尽なまでのDV被害に
あっている、ということを初めて人に伝えた。

彼はうん、うんと頷き、
「俺、お前のこと、実は
とっても好きだった。
だから、お前を守ってやる。」
そう言われた。
エイジはキュンと来た。

とは言え、守ってやる、と言われても
エイジはどうして良いか、わからなかった。

とりあえず、相手がいない間に、
すべて自分の荷物を俺の部屋に
移動すると同時に、
何故、別れなければいけないのか、
という手紙を書き置きするべし。
そして当分、俺の部屋にいろ、
というのがその彼の言い分だった。

二人の関係はどうであれ
とにかく、死に物狂いで
自分のことを守ってくれようとしている。

結果的に功を奏して、
エイジは元カレから離れることが出来た。

エイジの携帯には、留守電も
メールも山ほど元カレから連絡は入ったけれど、
取ることはなかった。

それから半年。
エイジは、本屋の彼の元で
カップルとして幸せになった。

「本当に地獄から天国に登った気持ちです。」
エイジはそう言った。


誰かに救われるゲイの映画を
想像してみたし、たぶんあるのだろうけれど、
本屋の出会いと言えば、この映画。
「ノッティング・ヒルの恋人」

320-2.jpg

***********************
各種公式SNSはこちらから

********************************************V


posted by みつあき at 13:06| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月23日

地獄から天国へ その1

3年ぶりくらいだろうか
28歳のエイジが土曜日の営業に
久しぶりに来てくれた。

どうしてた?と尋ねると、
本当に色々あって・・・と言う。

良いこと?悪いこと???
そう聞くと、とても悪いことがあったけれど、
それをすべてクリーンにしてくれるような
素敵なこともありました。
そうつぶやいた。


内容を聞いてみると・・・
エイジがうちに来なくなった3年ほど前、
とあるハッテン場で
一人の男性と会った。

エッチな内容はともかく、
二人は個室で、3時間ほど
話をした。

年齢的にはエイジと
それほど変わらない。
でも、話し方や、在りようがゲイっぽくなく、
若いのに、ひょっとして既婚者かと思うほど
ノンケっぽい人だった。

どんな生活をしているのか、と尋ねると
彼はなんと
ホストクラブで働いていると言った。
もちろん女性相手のノンケの社会である。

え?女性といやらしいことを
してしまうんだ、この人は、
そう思った瞬間、
「僕は女性とはエッチはしない、
デートはたくさんするけれど」
彼はそう言ったのだそうだ。

別れ際に、彼から連絡先を聞かれ、
LINEで繋がったら、
翌日、すぐに連絡があった。

エイジの爽やかさを気にいったらしく、
良かったらデートをしよう、そう言われた。

二人は何度となくデートを繰り返し、
それから良い感じで付き合うことにし、
ひと月も経たない間に、
彼の部屋へモノくを移す作業をし始めた。


その後、数ヶ月経った頃から
彼からの激しい暴力が始まったと言う。

最初は、エイジがジョークで、
「今日は仕事で、いい女の人、いたの?」と
聞いたことから、小突いたりされた。
そのうちに、ホストクラブの件だけではなく、
ちょっとした事でも、
本気で殴る、蹴るが始まった。

殴りながら、「俺がお前をどれだけ
愛してるか、わかんねえのか」と怒鳴る。
ある時は、泣きながら蹴り続ける。

友人に相談し、
間に入ってもらおうとすると、
「本当に俺が悪いんです。
でも、心から好きだから」と言って、
また、激しい暴力が続くという日々だったようだ。

その間、2年間、エイジは
別れるにも別れられず、
本当に辛い日々を過ごしてきた。

ただ、その後、驚くような出来事が舞い込んだそうだ。

長くなりそうなので、この続きはまた明日。

この話を聞いて思い出した映画は
DVを描いた秀作「スリング・ブレイド」
まだ有名ではなかったビリー・ボブ・ソーントンが
素晴らしい。
ちと重いけれど、オススメだ。

2a0d1aaa36314293b50ea8edb81efe7a.jpg

***********************


posted by みつあき at 14:57| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月18日

愛情の確認

月曜日担当のマサヤが急遽
休みになった昨日の深夜、
古い友人カップル、
シンヤとオサムが来てくれた。

彼らは今年で18年という
長く続くカップル。

二人が今月末からアジア各国を
旅行するという話から、
一度くらいはセックスをしなきゃね、
と言っていた。

56ab689403e6f8633eedf11a4c791411.jpeg

え?セックスはまだ続いているの?
と聞くと
「え?だって誰とやるの?」
と応える。

前にもここに書いたけれど、
海外のカップルに比べると
ゲイに限ららないことのようだが、
長く続いていると、
セックスがなくなる人たちは多い。

そんな中で、18年、きちんと
セックスがある、というのは驚きだ。

「え?僕らの知り合いで35年付き合っている
人たちは、いまだにあるようだし。」

やりたい、と言うよりも、
やらなければ、という気持ちも確かにあると言う。
義務かと問われると、
いや、愛情の確認だと。

「僕らにとって、セックスって
プレイじゃない。
そういうのは、ビデオで
観ているだけで十分」だと言い切る。

その二人のしっかりとした応え方を聞いて、
単純に素敵だなあ、そう思った。

***********************
posted by みつあき at 15:27| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月22日

恋の先は霧の中

去年の年末、うちの店に何十年ぶりかで
彼氏が出来た!と喜び勇んで来てくれたトシオ。

彼とは本当に古い付き合い。
僕が初めて2丁目に出てきた頃に
彼は10代(!?)で来ていたのだった。

昔、付き合った男がトラウマだったようだし、
50も過ぎて、人と付き合うことなんて、
もう無理、必要ない!
なんてずっと言っていた。

しかし、去年「これが彼氏」と連れてきたのは、
30歳も年が離れたマッチョな
イケメン君タカヒロ。
彼らの二人のラブラブぶりは、
このブログにも書いたし、
多くの中年ゲイのお客さんの
希望の光となった。

そして、この夏、
二人は共に暮らし始めることにした、
と報告に来てくれたのが9月。
部屋を見に行って、
あと数日で入居するのだ、と。

ただ、その数日後、彼のFacebookに
「青天の霹靂とはこのこと。
関係は終わってしまった」と書かれていた。

あまりに驚き、何度か大丈夫かと、
連絡をしたものの、
「ちょっと話せる状態じゃない」との答えで
とりあえず、そっとしておこうと思った。

そして、昨日、あれ以来、トシオが久々に
友人を伴って来てくれたのだった。

終わったことを知っている僕や、
店のお客さんが気を使いながら、
「大丈夫?」と聞いてみる。

大丈夫でもないけれど・・・と
彼の口から出たのは
結局、トシオが浮気をしているのではないか、
と勝手に憶測をしたタカヒロが
ジェラシーが元で
別れを切り出したそうだった。

トシオは強く否定したけれど、
トシオがまだ出会い系アプリを
使ったりしていることが、
タカヒロを不安にさせたようだった。

もちろん、二人で住むはずだった
アパートの契約は無くし、
届くはずの家具も全部、キャンセルをした。

しかし、話を聞くと、その数週後、
タカヒロから連絡があり、
「僕がこんなに苦しんでいるのに、
トシオは苦しくないの?」と。

それから何度か会っており、
タカヒロはもう一度やり直したいと思っているらしく、
トシオが、同じ繰り返しはどうか、と
考えあぐねているとのこと。

いずれにしても、この様子だと
また元に戻りそうだ。
ちょっと安心したけれど、
恋愛なんて、先はいつも霧の中だなあ、
そう思った次第。

81VgqZz1SrL._SY445_.jpg

写真は先日、亡くなった江波杏子と野口五郎主演、
斎藤耕一監督の「再会」(なんのこっちゃ。)

*************************
posted by みつあき at 12:53| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月07日

おだやかな幸せ

常連だったけれど、
ここ何ヶ月も顔を見なかった
オサム、45歳と、
うちの店の周年でダンスをしてくれたこともあった
サトル 33歳が
昨夜、揃って店に来てくれた。

つい何週間か前に、どうやら二人が
付き合いだしたらしい、
そんな話を耳にしたけれど、
本人たちからきちんと聞くまでは
そっとしておこう、そう思っていた。

彼らに限らず、常連だったり、
僕と近しい人だったりする人同士が
こうして結ばれる、という姿を見るのは
本当に嬉しく、いいなあと思う。

this-is-what-you-learn-in-your-first-gay-relation-2-25231-1411994096-12_dblbig.jpg

オサムとは過去、深夜のうちの店で
恋愛について、人生について
ずいぶん色々と語り合ったことがある。

かたやサトルは二人きりで
話したことはなかったけれど、
ずっと前からいい子だなあと思い、
うちのスタッフに誘ったこともあった。
仕事や他の都合で
ダメだったというのは残念だけれど。

そんなこんなで、
二人は前から顔見知りではあったけれど、
今年の春先にきちんと知り合って、
この8月末から付き合う、
ということを決めたようだった。

昨夜は10時過ぎから
来てくれていたのにもかかわらず、
ほぼ朝までの長い時間、
当然のように、友人たちに祝福されながら、
二人はずっと笑顔でいた。

7年くらい一人だったオサムは
「今回は腹をくくれた。
そう思わせてくれたのがサトルだったんだ。」
そう言った。

昨日のブログでも書いたツカサと言い、
とても穏やかで、幸福なカップルが
こうして誕生していくのは
喜ばしく思う。
末長く、幸せでありますように。

**********************************
GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F
posted by みつあき at 16:51| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

二人で暮らすということ

うちの店にいた旧スタッフのツカサが
11周年のお祝いに来てくれた。

彼は、店オープンした翌日くらいに
仕事帰りに寄ってくれたのが最初。
その頃、24歳くらいだったか。
配送業者の仕事をしていたツカサは
いつも疲れきっていて、1杯か2杯飲んでは
酔いつぶれて、カウンターで眠っていた。

その2年後くらいに、彼は店のスタッフとして
入ってくれ、それから6年ほどよく働いてくれた。

車好きなツカサは、
僕が8年近く乗っていた
オデッセイを買う時に、
ありとあらゆる車のディーラーに
付き合ってもらったりした。

10202004_200810a.jpg

それから5年。
ツカサは新しい仕事に就き、
それからほどなく、彼氏が出来た、と
店に連れて来てくれた。

ツカサは人とつるむことはなく、
ほぼ一匹オオカミ、という印象が強く、
親父転がしとは言われつつも、
長く人と付き合う、
ということはないんだろうな、
なんて勝手に思い込んでいた。

それが新しい彼。
そして、ほどなく、色々理由があってか、
その彼はツカサと同じ会社に入ったと言う。

ツカサが入っていた会社の寮にも
彼は入り、それまでいつも職場の連中に
誘われていた飲み会にも
ほとんど行かなくなったのだそうだ。

それから2年くらい経ったのだろうか。
今度は二人で一緒に部屋を借りたとのこと。

一匹狼が似合っていたツカサは
「つがい」と言われるようになるんだなあ。

ツカサのあまりの変化、
そして幸せそうな笑顔が
ホッコリとさせてくれた。

**********************************
GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F
posted by みつあき at 00:29| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月12日

ロマンチックが止まらない

たまに来てくれるタカアキは
好きな相手が出来ると、
デートが終わったあとも
すぐにメール(今だとLINE)を
送ってしまうのだそうだ。

「今日は楽しかった。ありがとう。」

それに対して返信が来ると、
またすぐに返してしまう。
辛抱が効かない。
置いておけない。
ちょっと我慢しても、
翌日にはやっぱりLINEを出したくなる。

出さないと、いつ相手から
連絡が来るか、不安になる。
かと言って、出し過ぎると
それで嫌われるのではないか、と
頭を抱えてしまう。

「ロマンチックさが止まらないんですよ」
と笑うけれど、
比較的、こういう話はタカアキに限らず
よく聞く。

タカアキがそういう話をしていたその
同じカウンターで少しだけ離れた場所で
カズヤとその友人はまさに
「デートしたばかりなのに、
すぐにメールが来ると、ちょっと引いてしまう」
という話をしていた。

こういう話になると、タカアキや女性的で、
カズヤたちは男性的、という話にもなるけれど、
どうなんだろうか。

僕の場合は、さほど悩んだり
することはなかったけれど、
デートのあとに、今日はありがとう、と
連絡するのは普通だったし、
仮にそれに返信がなくても
特に頭を抱えることもなかった気がする。

タイミング、というのは
本当に人それぞれなのだ。

いつの頃からか、僕が決めたのは
相手がどのような人間か、わからないまでは
自分がやりたいようにする。
連絡したければするし、
今は特に、と思えばしない。
それでダメならば、結局相性が
悪かったのだ、と諦める。

相手のことをおもんばかる、というのは
大切な事だろうし、自分のことばかり、
というのは確かにいかがなモノか
とも思うけれど、
それでも自分を殺し、
相手の空気ばかりに合わせていくのも
ストレスになってしまう。

いずれにしても、それぞれが
自分らしさを出していきながら、
お互いにそれをいかに
受け入れていけるか、
っていうことが恋愛の醍醐味であり、
命題かなと僕は思うのだけれど。

***********************************
GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16  SENSHOビル 6F
posted by みつあき at 19:04| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月01日

新たなる出発

僕が20代の時に映画館で知り合った人に
初めて連れて行ってもらった店。
今でもあるけれど、
マスターが代替わりしてもう35年以上
経っている店だ。

その店で35年ほど前に知り合ったエイゴは
当時二十歳になるか、ならないかだった。

彼と20年ぶりに再会したのが、
15年ほど前に共通の友人が催した
バーベキューだった。

さてさて、そんなこんなで
その後、エイゴは
うちの店にもよく来てくれていて、
ここ10年の間、ほぼいつも
「たぶん、一生、恋愛はないと思う。」
そうつぶやいていた。

何しろ、今まで付き合った最長記録が半年、
それももう20年以上前というから、
僕もそんな事を聞きながら、
本人がそんな気持ちだったら、
もうないのかも知れないなあ、
そんな風に思っていた。


しかし。
去年の年末、なんとあるお店で
28歳年下のイケメン君に声をかけられ、
付き合うことになったと報告。

それから9ヶ月。
二人は月に1、2度、店に来てくれるようになった。

ひと月前のエイゴのバースデイは、
彼氏となったゴウ君から
3つもの素晴らしい
誕生日プレゼントを用意してくれたそうだ。

ひとつは、二人でディズニー・シーへ行くチケット。
そしてもうひとつはお揃いのピアス。
最後のひとつは、あまりに素晴らしい
ラブレターだったそうな。

エイゴは何十年ぶりに泣きに泣いた、
そんなことを言っていた。

そんな矢先、二人は同居することを決意。
昨日店に来てくれて、
今日、新居を見て決めるのだと言っていた。

人生、何が起こるか、わからない。
つい数年前までに想像していなかった世界が
今日から始まる。
エイゴは本当に幸せそうだった。
永くこの幸福が続きますように。
posted by みつあき at 19:35| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月31日

無味乾燥なデート

トレーニング好きのニシカワ君 37歳は
自分が相手を選ぶ時も
マッチョじゃないといけない。

とにかく顔よりも身体。
顔がど真ん中で、身体がそこそこよりも、
顔がまったく自分のタイプでなくとも、
マッチョであれば、問題ないと言う
いわゆる「カラダ専」だ。

さて、そんなニシカワ君が
最近、出会い系アプリで
会ったのが、驚くほどのマッチョな同世代。

最初にお茶をした時に、
何だか反応が悪いなあと
思いながらも、うちに来るかと誘うと
応じてくれたので、そのまま夜にベッドイン。

意外にも身体の相性もよく、
(少なくとも、ニシカワ君にとって)
ああ、良かったと胸を撫で下ろした。


それから、何度かデートを繰り返し、
毎度そういう関係にもなったのだが、
一緒に食事をしても、映画を観ても、
とにかく反応が悪い。
と言うか、反応がない。

何かを尋ねても、返ってくる言葉は
ひと言、ふた言。
まったく会話にならない。
加えて、一緒にいて、
まず笑顔を見たことがない。

これだけのマッチョだから、
ジムやトレーニングの話題も
せっせとするのだけれど、
うんとか、いいや、とかで終わってしまう。

自分と一緒にいても、楽しくないんだろうか。
自分のことは好きじゃないんだろうか。
頭の中で色々なことがグルグルと回る。

よくよく考えてみると、連絡をするのも、
常に自分のほうから。
本当に自分をどう思っているんだろうか。
そんな思いで、一度、あちらから
連絡があるまで待ってみよう、
そう考え、連絡をするのを控えてみた。

案の定、まったく連絡が来ない。

肉体関係だけで満足しているかと言うと、
そうではない自分がいる事にも改めて気がつき、
ニシカワ君は久しぶりの出会いに
ピリオドを打ったそうだ。

早く気が付いて良かった、僕もそう思った。
posted by みつあき at 15:21| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月13日

新しい付き合い方の形

夏休み、そしてお盆ということで
多くの地方からの方や、海外からの方が
いらっしゃっているけれど、
昨日は8年前に地方の山の中に
恋人同士で移住したケイジが来てくれた。

僕はケイジの彼は会ったことはないけれど、
ケイジは年に数回、実家に帰る途中で
ふらりと店に寄ってくれる。

二人で共に仕事をしよう、と移住して
その話を聞くたびに、それは素敵だなあ
そう思っていた。

僕個人としては、パートナーと
同じ仕事をする、ということは基本的には
考えられない。
それを実行している二人は凄いなあ、と。

しかしながら、ここ数年、
うちの店に来るたびに
ケイジはついついイライラしてしまって、
関係がうまく行っていない、
そんな事を呟いていた。

仕事で問題があるということではなく、
広いけれど、仕切りがない部屋
(つまり、個々の部屋がない)ということが
とてもストレスなのだと言う。

ケイジは「その多くはわがままな自分のせい」
なのだ、と言っていた。

そして去年の暮れに話し合い、
とりあえず、もう
別れようかという話になった。

一応、仕事のことはあるので、
歩いて15分ほどのところに相手は住まいを借りた。

別居した途端に、色々なイライラから解放され、
驚くほど仕事もうまく行き、
精神的にも落ち着いた。

これであれば、改めてきちんと付き合っていける。
双方がそう思ったのだそうだ。

それは良かった。
人と向き合い、付き合っていく、という中で
それぞれの形がある。
男女の場合は、同居、結婚が当たり前、と
まだまだそう思っている人も多いけれど、
自分たちがこれは、と思う形で
築き上げていけること、それこそ大切だ、
そう思う。

************************************
新宿2丁目 Gay Bar Bridge(ブリッジ)
東京都新宿区新宿2丁目13の16
SENSHOビル 6 F
03-6423-7384
************************************
posted by みつあき at 19:11| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする