2025年03月14日

旅が終わって思うこと

僕は昔から一人旅が好きだ。
特に店を始めてから、50代で
年に2回、2週間から3週間、
長い時はひと月近く一人
さまざまな場所に出かけている。

50代だと、日本の多くの人たちが
まだバリバリいていて、それほど長い
休みが取れない年齢ではないことを考えると
この時間が本当に有難いと感謝だ。

一人旅の面白さは、思わぬ出会いがあったり、
何かが起こってもすべて自己責任なのだ。
そう思えることがむしろ楽だったりする。

ただ、そんな旅で最も苦手なのが
食事の時間だ。
素敵で評判のよりレストランに
一人ではなかなか行く気がしない。

その上に、量もあまり食べられないたkめ
つい簡単で安いモノを選んでしまう。
おまけに食事中は、本や携帯が相手で
ほぼ30分以内に終わってしまうことが多く、
寂しいと言えば寂しいものだ。


そんな中、今回の旅は10日という
僕にしては少しだけ短めの日程だった。
以前、我が家に少し住んでいたハルキに会う、
という理由もあって、
連れ合いと二人で行くことになった。

そのおかげで、今回は多くの現地の料理
(ベトナムはフレンチも含めて)
楽しむことが出来た。


また、上にも書いたように、僕自身、
自己責任という名のもととなる
ちょっとしたチョンボがよくある。

飛行機の時間を間違えそうになったり、
持ち物を置き忘れてきたり。
そんな時に細かくチェック出来るのが
僕の連れ合いだったりする。

周りからは「凄いねえ、彼がいないと
メだねえ」なんてことも
よく言われるけれど、チョンボは
チョンボで仕方がないし、
諦めも早いので一人旅では、さほど気にならない。
だから反省しないのだ、と
連れ合いからは、よく怒られるけれど(笑)

逆にそんな彼は、旅の計画全般、飛行機や
ホテルのチェック、街の歩き方などは
からきしダメ、というか興味がない。
携帯の使い方でつまづくと、「あ〜、
もう嫌だ」とかなるから大変だ。

まあ、そんなこんなで若い時期は
そんなことでいちいちお互いに
気分を害してしまう。
旅行あるあるだ。

ただ、「せっかくの旅行だから」と
極力ストレスを避けようとすること自体が
ストレスだったりもしたものだ。

しかし、もう来年で出会って30年。
長くは付き合ってはみるもので
またか、しゃあないなあって
イラダチよりも笑って済ませるようにあ\なる。
それこそが、「関係を作る」
ということだったのかも知れない。

とは言いつつも、また一人旅を
したいなあ、なんてほくそ笑んだりする僕なのだ。

IMG_1065.jpgIMG_1321.jpg

花に囲まれた素敵なレストラン
ハノイのゲイバー

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2025年03月13日

最終目的地 ルアンパバーン

今回の旅行は、ハルキに会いに、
というのが第一目的だったけど、
どうせベトナムに行くのなら、
近いもうひとつの国へ、
行こうということになった。

タイやカンボジアは行ったことが
あるけれど、それこそ悪友のカオリが
年末行って最高だったと言うのが
ラオス、ルアンパバーンらしく
それで即決したのだった。

IMG_1621.jpg

ビエンチャンからルアンパバーンまでは
ラオス中国鉄道という新幹線のような列車。
ここ5年ほどの間に完成したようだ。
こんなに新しいのに、窓ガラスなどが
砂埃などで汚れているのは
日本以外、どこに行っても同じだ。
それほど、日本という国は
几帳面で綺麗好きなのだと実感する。

新幹線とまではいかないけれど、
乗り心地はなかなか快適。
乗っている人は中国人が多く、
彼らは本当によく喋る。

お菓子や飲み物を売っている女性が
来たのでコーヒーを頼んだら、
ストローを刺した熱いココアのような
飲み物が来た(笑)

ルアンパバーンに到着後、
結構、ゆっくりと列車を降り、
正面から車体を撮影しようとしていたら
マイクを持った中国人女性が
「撮るな」と言ったのか「早く駅を出ろ」
と言ったのか、大声でまくしたてる。

さっきまでバシャバシャと撮っていた人たちも
いたようだけど、あれはなんだったんだろう。
あちらの列車は軍事施設だという噂も
聞いたけれど、穏やかなラオスの中で
怒鳴り声を聞いたのは、あれが初めてだった。

思えば、僕が18歳の頃に、当時のソ連に
家族でトランジットで寄った際、
カメラでカシャリとバスを
撮った父親からカメラを軍人が
取り上げてフィルムをすべて
出されたことを思い出した。

んで、これがどさくさに紛れて
撮影した写真!

IMG_1620.jpg

ともあれ、ルアンパバーン。
街全体が世界遺産の都市、
ということで、見どころはたくさんあった。

寺や夜市などが並んでいるサマは、
ビエンチャンと変わらない気もするけれど、
屋根が連なっていくワット・シエントーンの
美しさはまさに勇姿だった。

IMG_1869.jpg

夕方、数々の寺院から聞こえる
若い僧侶たちのお経の声には
なんとも穏やかな気持ちになることが出来た。
教会の讃美歌もそうだけど、
こういう気持ちになるのは
やっぱり宗教というのは
人間社会にとって必要なのだ、
そう実感させられた。

また、ビエンチャンよりも、
お洒落なカフェやレストランが
多いのは、世界遺産だということで
ヨーロッパからの観光客も増えたからだろう。

泳げるほど綺麗なクワンシーの滝、
そしてその滝の上、ジャングル脇を
どこまで続のかという山道を登って
ワイヤー滑走で5つもの山々を渡る
ジップライン。

IMG_1693.jpgIMG_1706.jpg

これ、シンガポールのセントーサ島でも
一度やったことがあるけれど、
今回のは長いことに増して、
滑走場所に行き着くまでの足元から
谷底が丸見えで実に恐ろしい。

とは言え、良い歳をして、こういうモノを見ると
まだまだ血湧き肉躍るのは
困ったもんだ(笑)

そこから船で、メコン川を遡行していく。
ベトナムのハロン湾よりもこじんまりとした
船だが、横になれるようなソファベッドから
山々を見るのもオツなものだ。

船を降りて登ったパークウー洞窟の中には
文字どおり神々しく仏像が何体も
祀られていた。

IMG_1787.jpg

ルアンパバーンには3日間いたけれど、
最終日に登ったプーシーの丘。
前日のメコン川での
夕日も素晴らしかったけれど、
丘から見た、夕焼けに照らされた雲
そして月、見下ろす街並みの姿は
まるで「西遊記」を思わせるような
見事な景色だった。

IMG_1965.jpg

そうそう。
ラオスで、ゲイシーンはどうだろうと
ネット検索などしてみたけれど
(もちろんゲイはたくさんいるのだろうが)
残念ながら、バーなどは見当たらなかった。
ってか、どこでも必ず検索してしまう
自分ってどうよ(笑)

そんなワケで、おかげさまで
約10日間の2つの国の旅は
とても楽しむことが出来た。

僕の休みを知らずに来ていただいた
お客さん、すみませんでした。
また、留守を守ってくれたスタッフ、
いつも、ありがとう。

明日、金曜日からまた元気に
店に立ちます。

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2025年03月12日

ビエンチャン訪問

今回の旅の3箇所目は、ラオスの
ビエンチャンだった。

ハノイを出て、ビエンチャンまでは
なんとホーチミンよりも近く、
2時間弱で到着する。

ビエンチャンの気候は、
最高35度、最低23度くらいで
ハノイよりも暖かく、
ホーチミンよりもずっと涼しい。

その後、今来ているルアンパバーンも
そうだが、湿度が低いせいもあるんだろう。
うだるような暑さで
参ってしまう、ということはない。
ホーチミンは東京の真夏に近いと思った。

さてさて、ビエンチャンはラオスの首都と
言いながらも、何もない街、と言われている。

そんな中、友人のカオリが年末に
行ってなかなか楽しかったという
ブッダパークという公園に行った。

ブッダとは言え、いわゆる寺院などの
宗教施設ではなく、1960年前後に
タイ人の芸術家が作った面白パーク。

当時、この場所のそばに
コンクリート工場があり、
大量のコンクリートが買えたため、
それを使い、仏教、ヒンドゥー教の神々や
神話に出てくる動物や怪物が作られている。

IMG_1478.jpgIMG_1476.jpg

そう聞くと、少し子供騙しにも思えるけれど、
実際見てみると、なるほど楽しい。
それが全部で200体、66箇所もあるのだ。
これ、子供の時に見ると、
かなり恐ろしいかも。

その帰り道、メコン川沿いに作られた
楽しそうな遊園地を横に見ながら、
この日は、美味しいラオス料理を食べた。


このビエンチャンでは、翌日、タートルアンと
言われるラオスのシンボル的キランキランの
黄金寺院や、大小何千体もの仏像が祀られている
ワット・シーサケットを見て回った。

IMG_1534.jpgIMG_1553.jpg

今来ているルアンパバーンも含めて、
ラオスは寺、寺、寺。
その間に、マーケットなどが立ち並ぶ。

そこここでも、他国のような
押し付けがましいモノ売りもなく、
店に入っても、近寄ることもなく、
常に穏やかに笑顔で黙って
こちらの動向を見てくれる。

ベトナムも親日的と言われて、
まったく嫌な思いをすることはなかったけれど、
ラオスは想像以上に優しい国だった。

ビエンチャンでは他にパリの凱旋門を模して
作られたと言う戦没者記念塔である
パトゥーサイに昇った。
ここからの南北にまっすぐ伸びる道路、
その眺望はベルリンの戦勝記念塔を
思い出させてくれた。

IMG_1583.jpg

旅はこのあと、中国ラオス鉄道に乗って、
ここルアンパバーンに向かった。

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2025年03月11日

ハノイ訪問

ホーチミンを足掛け3日楽しんで、
ハノイを2日、そしてラオスのビエンチャンに入り、
今は最終地、ルアンパバーンへの列車の中で
これを書いている。

ハノイもホーチミンに続いて
10年ぶりだけれど、わちゃわちゃとしていて
エネルギッシュな雰囲気は変わらなかった。

ただ、高層ビルもこれほどはなかったと思うし、
何より商店が縦横無尽に広がっているのは
本当に凄い、そう思った。
10年前はここまで動かなかったのかも
知れない。

ハノイでは以前も一度観た水上人形劇を楽しみ、
(16度と結構気温が低い中で、水に半身入って
操作をする姿に感心)バスでのナイトツアーに
出かけたが、あまり寒いので2階にある
オープンシートには座らず、
ほとんどよく見えなかった。
ちょっとこれは失敗。

食事をしたあと、偶然ホテルから
歩いてすぐのところにある
ゲイバー”GC”に寄ってみる。
ここには10年前に一度行った。
その時は、ビリヤードがあり、
もう少し狭く、フレンドリーな感じだった。
そのあと2度改装したらしく、お洒落で
ちょっとした高級バーに変化していた。
とは言え、2杯飲んんで日本円で
2000円ほどだったから
やっぱりベトナムは安い。


さて、翌日はハロン湾ツアー、これは先に行った
友人のカオリや、うちの兄にも、是非、と勧められた。

ハノイから2時間くらい車で向かった港から
3.40人が乗る客船で島を巡る。
この島々が、少し曇りがちの中を進むと
まるで墨絵のように、美しい奇岩が
重なりながら、浮き出てくる。
なんとこれが3000もあるというから凄い。

その後行ったティエンクン鍾乳洞は広大。
中学の時に山口県の秋芳洞に行った以来で
これは見応えあった。
秋芳洞は中に入るとひんやりした記憶があるが、
このティエンクンは、蒸し蒸しとしたのが
面白い、そう思った。
しかし、久々に見た鍾乳洞。
日本国内にある他の洞に
改めて是非とも行きたい、そう思った。

この湾と鍾乳洞ツアーの船には
30人ほどの客がいて(という船が
おそらく、2.30は行き来していると思う)
ヨーロッパ系のほか、インドやインドネシア、
僕たちのほか、日本からも数組いた。

さて、ハノイ2日を終えて、
そこからラオス、ビエンチャンへ向かった。
これを書いているのは、その後
訪れた世界遺産都市、ルアンバパーンだけど。

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2025年01月06日

ホテル宿泊のデンジャラス

昨日、とある地方都市の大きなホテルで
勤めているジュンペイ君が来てくれた。

年末年始は大忙しで、特に正月を
ホテルで迎える家族や大人数を
さばくのは例年と同じらしいけれど、
それでもかなり疲弊したのだそうだ。

格式あるホテルのようだから、
さすがにクレームが出ることも少なく、
困った人もほとんどいないのが有難いらしい。

ただ、大雪や大雨、台風などの予報が
出ると、多数のキャンセルが出たりする。
キャンセルが出るのは構わないけれど、
無理して来てもらって
途中からホテルまで来られない、とか
来てから帰れなくなった、
というのがいつも問題になるようだ。

その際は、「今回限り」ということで
ホテルから車を出したりするようだが。


ちょうどジュンペイ君の横に座った
カツラギちゃんは、数年前
南の島に行った時、台風が来た。
ホテルには泊まっていたものの、
5日間、ほとんど飲まず食わずの
生活をしたのだそうだ。

とにかく、物資が届かない、
なおかつ、近くにもコンビニがなかったり、
停電になってしまったり。

遅れに遅れた飛行機も、やっと
飛ぶかと思っても、空港で
待っている人たちが何百人もいて、
最終的にはほぼ一昼夜、空港にいる、
ということになってしまったようだ。

海外も含めて、結構旅行に
行っている僕だが、さすがに
そこまでの経験はない、
と思う(ネガティブなことだけに
忘れているだけかも知れないが、笑)

ただ、行く前に、現地の事情を調べ、
いかに早く行動するか、ということに
尽きるのだろうね、
そんな話となった。

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2024年12月01日

キャンピングカーに乗って

昨日、久しぶりに来てくれたシゲル 
35歳はコロナ中に出会った
同年代のボーイフレンドと
二人でキャンピングカーを
買ったのだそうだ。

車の運転が好きで、なおかつ旅行好き。
二人はこれで日本中を旅して回る。

シゲルはコロナ禍で仕事が全面、
テレワークになったから、ということと
彼氏は、そもそも自営で、どこでも
出来る仕事だそうだ。

そんなワケで、週に一度は
二人で遠出をする。

地方都市も含めて、あらゆる場所に
RVパークという車中泊が出来る
パーキングエリアがあり、
かなり快適だと言う。

何よりもキャンピングカーを
買おうと言い出したボーイフレンドは
野外でエッシすることが
好きなのだと言う。

誰もいない星降るような草原で
二人だけで楽しむことは
何とも言えない贅沢らしい。

もちろん、キャンピングカーの中でも
ありとあらゆるセックス・グッズもあり、
なんとブランコまで用意してあるとのこと。

どちらかと言うと、料理好きの
シゲルは車の中で色々な
料理を作るのだけが
夢だったけれど、
今ではすっかり屋外のエッチ好き。

ボーイフレンドの策略に
まんまと引っかかったのだそうだ。

いずれにしても、幸せそうな話を
聞かせてくれた。

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2024年09月02日

旅は楽しく

この一週間の台風で予定が狂っただけでなく、
移動や宿泊に苦労した人がたくさんいる。

うちのお客さんも、パリから来たカップルは、
富士登山や京都観光など、すべてが
なくなってしまったと言っていた。

その分、まったく行く予定がなかった
東京の驚くような場所にも
行ったらしい。

猫カフェ、江戸博物館、チームラボ、
清澄白河庭園、根津美術館、そして
新宿2丁目。

ひょっとすると、富士登山よりも
良かったかも知れないねと笑う。

こういうポジティブな気持ちは
本当に大切だと思う。

世の中がコロナになる直前、
僕がシンガポールに行った際、
ホテルへの送迎リムジンに
居合わせた日本人カップルがいた。

彼らはシンガポールに来る前に、
香港に寄ったらしいが、
やはり台風で色々な計画が
なしになったらしい。

それも男性がノロノロしているから
買い物が出来なかった、
あそこで食事が食べられなかった、と
彼女のほうがくどくどと大声で
怒鳴り散らしていた。

まるで台風が彼のせいだと
言うように。
せっかく海外まで二人で来て、
これでは台無しだろう。

一度持ったネガティブな感情は
どこまでも続いていくだろう。

いかに気持ちを整えるか、それは
日頃の自分の中の小さな訓練にある。
僕は常にそう考えようと思っている。

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2024年07月26日

とある宿のちょっと怖い話

先週、早い夏休みで先週、東北地方に
避暑に行ったノボルちゃんだけれど、
暑さを凌ぐどころか、東京よりも
酷暑でかなり参ったらしい。

加えて、平日だったせいで、舐めていたのか
泊まりたい宿がネット上で大丈夫だったのに
新幹線の中で予約しようとしたら満室。

他の宿もほとんどがいっぱいで、
どうしようかと悩んでいたら、
一軒だけ一室空いている旅館があった。
しかし、ネットで何度トライしても、
どうしても取ることが出来ない。

駅に着いて、電話をしてみたら
「一室空いていますよ」と言う。
「抑えてもらっていいですか」と頼むと
「良いですが、ただ、比較的最近、
ちょっと事故があった部屋なので、
一応、お断りだけしておかないと、と
思いまして」と伝えられたらしい。

「事故って、自殺か何かですか」と
尋ねると「自殺ではないです。
ただ、病気での突然死です。」
そう断言されたと言う。

ノボルちゃんは、よほど辞めようかと
思ったけれど、その宿の人いわく
「きちんと壁紙など張り替え、
お祓いもしているので」と言われたし、
他で満室になっている部屋よりも
かなり安い。
ノボルちゃんは、気になりながらも
宿泊を宿泊を決意したらしい。

観光のあと、外で夕食を済ませ、
タクシーで宿から1000円ほどのゲイバーで
飲んで帰って眠りに落ちたそうだ。
結果的に、何事もなく、
ちょっとホッとしたと言っていた。

以前、ラジオでお笑いタレントが地方都市の
ホテルに入るやいなや、
すごく気持ちが悪くなり、
やめたい、そう伝えると
「やっぱりそうですか。みなさんそうおっしゃいます」
と返金してくれた、という
驚く話も聞いたことがある。

僕自身、あまりそういうことに
拘らないタイプだが、それでも
最初からわかっているのは
さすがに必死になって他を探す気もする。

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2024年07月15日

旅する人

昨日、深夜に来てくれたカオル君は、
僕が旅行好きだということを聞いて
「自分もあらゆるところに一人で旅している」
と話してくれた。

今回、僕が行ったイタリアやポルトガルは
もとより、東ヨーロッパ、アジアも
かなり回っていて、その土地、土地のことも
あるある!と僕も同意するモノから
驚くような話もたくさん聞かせてくれた。

カオル君は、ウクライナ戦争がある前に、
モスクワからサントペテルブルクに行ったと言う。・
これはよく聞く話だけれど、
とにかくほとんどの場所で
英語が通じず、かなり困ったらしい。

モスクワについた当日、
泊まるはずのホテルがどうしても見つからず、
道で右往左往していたら、通りすがりの
コワモテのおじさんから「どうした?」と
聞かれ、英語でホテルがわからず、と
言っても、うまく伝わらない。

人相も含めて怖いので、離れようとすると
「ちょっと待て」というふうに追ってくる。
カオル君は、すこし怖くなり
携帯のGoogle Mapを出し、「ここに行きたい」と
手振り身振りで説明。

そうすると、凄い形相で、携帯をとりあげられた。
もう無理、と思った瞬間、彼は
Mapの下に表記されたホテルに電話をかけ
「一人の日本人が道に迷っている」とのことを
伝え、経路を聞き、連れて行ってくれたのだと。

そのような感じで、それ以降、ロシア人に
対する恐怖感は消え、サントベテルブルクに
行く列車の個室で一緒になった相手とも
言葉は交わさずとも、楽しい旅となったらしい。

ちなみに、ロシアは多くの都市が
モスクワ時間表記のため、列車の時刻表や
乗り降りはとても面倒だそうだ。

また、ロシア語が多少できるうちのお客さんの
トキオ君が10年ほど前に行ったモスクワの
ゲイバーは世界で一番面白く、エロティックさも
群を抜いていたらしい。

しかし、カオル期もの話も、トキオ君の話も
もう何年も前の話。
戦争が起こり、アンチゲイも多くなった今、
大きく変化しているんだろう。

10代の頃に、一度だけストックホルムに
行く途中にトランジットのため、立ち寄った
モスクワ。ほぼ観光も何もなく、街も
見ることはできなかったけれど、
あれが最後にならなければいいのだけれど。

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2024年07月01日

2024 旅行日記 その10

さて、本日から久しぶりに仕事に復帰。

前回で、ひとまず旅の記録、と言うよりも
あちらで考えたこと、遭遇したことなどを
だらだらと書いたけれど、
ローマからの機内で暇だったので書いた
あちらでの生活を少し。


今回、旅行に行く前から、とにかく南米ほど過激なこと
(殺されたり、怪我に遭うようなこと)はなくても、
イタリアは、スリや騙しのようなことが
日常茶飯事なので気を付けろと結構言われた。

確かに20年くらいは、ロマと言われる
ジプシーのグループが子供を使ったりして、
財布やバッグを盗まれたなどよく聴いた。

周りを見渡しても、それほど不審な人も
見なかったけれど、そういう輩は
まったく不審に思われることなく、気づかないうちに
やられてしまう、というのは常だと。

ただ、旅行中も僕はほとんど荷物を持たず、
5000円分くらいのユーロと、
一種類のクレジットカーどを入れた小銭入れ、
それに加えて携帯と携帯の小型の充電器、その3つを
ズボンのポケットに入れて動くだけだった。

PCは宿に置いているし、何か買い物をするのも
(ほとんどしないのだけど)出来る限り、
夕方にするようにして、そのまま出来るだけ早めに
宿に荷物を置いて、夕食を食べに行く。

だからなのか、おかげさまで(南米も含めて)
嫌な思いをしたことは、ほぼなかった。


ただ、ここに書いたと思うけれど、
30年ほど前に行ったギリシアでまんまと
日本語を話す人に騙されてバーに連れて行かれて
ボラれそうになったこと。
(カード会社の判定によって助かったけれど)

そして、15年前、ロンドンの大英博物館で財布を
擦られたことがあった。この時は
帰国直前でバッグを持ち歩いていたのだ。

そんな経験があってからは、極力、
知らない人間から声をかけられても
ほぼ相手にしないし、上に書いたように
荷物も持って歩かなくなった。


諸外国に行って、出来るだけその場所の
空気感を味わいたいから
日本のように、音楽やラジオを聴きながら
街を歩くということもしない。

ただ、日本の時事問題や好きなラジオ番組は
聴きたいので、部屋に戻って寝る前に
ビールやワインを飲みながら聴く。

とは言え、寝る前に7月の都知事選の対談とかを
見聞きしながら、我が国、我が都市のことながら
やれやれ、と思ってしまったりしていた。

日本にいる時のように、3時4時
(下手すると、週末6時過ぎ)に寝て
起きるということはまずなくて、
0個過ぎには寝て、7時過ぎには起きる、
という比較的健康的な日々が送れる、
というのも僕にとっての旅のありがたさだ。

昔は午前中から動き回って、夜は夜で
2時3時まで飲んだものだった。

ただ、やはり20年前、10年前よりも
少し疲れやすくなっていたりはして
あまり無理はしなくなった。



新しいモノ、新しいことを開拓する好奇心は
若い頃からそれほど変わっていないし、
これからもそういう経験はしていきたい。


それでもやりたいこと、観たいモノは
自分の体が言うことを聴いて、
続けていきたい、そう思った。

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2024年06月29日

2024 旅行日記 その9

大したことを書くこともなかった
この初夏の旅行日記も、今日で終わり(のはず)。

また、書き足らないことがあったら、
追って書くつもりだけど。


因みにこのブログは、リスボン空港で、ローマ行き
(また、戻るワケではなくて、経由して
帰国するため)を待っている間に書いている。

また、旅の話よりも、余談になるけれど、
ポルトからリスボンには、11時過ぎの
最終深夜バスでやってきた。

リスボンまでは飛行機で行くほど、遠くはないし
(と言うか、移動その他、色々な時間を
入れると電車と変わらない)、
加えて、電車だと昼間しかなくて、
せっかくのポルトの最終日、
1日無駄にしてしまうからだった。

イタリアもポルトガルも驚くほどの
好天が続き、素晴らしい旅となったけれど、
バスに乗った途端に雨が降ってきた。

そこに髭面のゲイからはモテそうな
歳の頃は、45前後くらいの運転手。
バッグの出し入れや、チケットのチェックなども
彼一人でやっていて、
ニコニコと非常に愛想も良い。

ところが、バスが出発してからが大変。
僕はたまたま一番前の座席に一人。
あとはうしろに10人ほどいた。

とにかく、僕の左前の運転手のことは丸見え。
彼は運転しながらイヤホンで音楽を聴いて
鼻歌を歌うわ、チラチラ携帯を見るわ、
何故かアクセルから足を離して伸ばしてたりするわ、
その上、雨の中、猛スピードで飛ばす。

バスでこのブログを書こうと思っていても
それどころじゃなく、恐怖の3時間半だった。

おそらく僕以外の乗客は、まったく
そんなことを感じなかっただろう。
んで、空港に着いたら「オブリガド!」(ありがとう)と
妙に爽やか。なんじゃ、こりゃ。

確かに今回の旅で、ポルトガルの人々は
本当に大らかで、優しく
嫌な思いをすることはまったくなかった。

少なくとも、アメリカや他のヨーロッパの国などで
どう考えても、アジア人差別だと感じるようなことは
ここポルトガルでは、まったくなかった。

バスの件はともかく(本当にビビったけれど)
とにかく観光も含めて、ポルトガルは
忘れられない旅となった。


コロナ前まで行っていたニューヨークやロンドンでは、
観劇プラスα(美術館など)と決めているので
意外とのんびりした旅行だった。

しかし、今回のように、久しぶりのイタリアや
初めてのポルトガルは、ガイドブックや
人の話から、あそこを見なければ、
ここも見なければ、とついつい忙しくなる。

3週間という長い時間とは言え
滞在するのが、それぞれ3日ずつほどに
なるため、駆け足で飛びまわる
ということになってしまう。

美術館や教会など文化施設は出来るだけ
しっかり観たいと思っていたら、
その後の予定を飛ばしたり、断念したり。

とは言え、多くのサラリーマンの人たちに
比べて出来ない休暇は本当にありがたく、
幸せだと思う3週間だった。

スタッフにも、お客さんにも
迷惑をかけたことと、
素敵な時間をもらえたこと、
心から感謝します。

というワケで搭乗します。

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2024年06月27日

2024年 旅行日記 その8

イタリアからポルトガルに入って、
もう5日が過ぎようとしている。

今はリスボンからポルトへのバスの移動中。


今回は、イタリアとポルトガルで
少し覗いたゲイ・シーンについて。


ローマでお世話になった
アンドレアさんカップルがやっている
B&Bがあるピニェート街。

市内中心からは30分ほどかかる
下町だけど、ゲイや文化人が集う
場所だと言う。

小さな劇場があったり、
明るいうちから遅くまで
ワイワイ飲んでいるバーがたくさんあった。

とは言え、ゲイバーらしきモノはない。
アンドレアさんいわく、ここ10年ほどは
ストレートの中に同性愛者が一人、二人
いることは、ごくごく普通で、特にゲイバー、
というくくりがなくなっているのだと。

あと、カトリックの影響が強いせいか、
クローゼットの人たちもまだまだ強く、
ローマにはゲイバーの数も少ない。

たまたま僕が来ていたこの6月は
プライド月間ということで、
ローマのコロッセオ近くにある
ゲイバーには多くの人たちが集っていた。

このあたりにローマのゲイバーが
集まっているのだ。


しかし、驚いたのは、リスボンだった。

僕が到着したのは、木曜日だったが、
夜の0時を過ぎても(と言うか、午後10時、
11時よりも、深夜になればなるほど)
ものすごい人だかり。
週末になると、歩くことさえ出来ないほどだ。

そこにはストレート男女も入り混じり、
僕も含めた観光客も多いため、
どれほどゲイがいるのかわからないけれど、
驚くほど、エネルギーに満ち溢れていた。

行ってみれば、数年前の渋谷の
ハロウィーンのような感じだ。

思えば、その土曜日というのが
プライド・ウィークだったらしく、
リスボンの海のように広い
テージョ川沿いの大広場に
数万人という人たちが集まり
盛り上がっていた。

それこそ、東京のブライド・ウィークを
何倍にもした感じ(少なくとも広さに限って言えば)
だった。

このリスボンで世話になったジャンさんは
彼はうちの古いお客さんだ。
フランス人で日本も大好きな彼は、
リスボンに別宅を持っていて、
リスボンに来た時は
是非、うちに、と誘ってくれたのだった。

そして彼の住まいのそばは、
やっぱりゲイが多く集まる場所だったのだ。

ジャンさんは、リスボンに来て17年。
ちょうど、うちの店がオープンした頃だったらしいが、
本当にゲイに関しては驚くほど変わったと言う。


リスボン最後になった日曜日の夜も、
人出は変わらず、盛り上がる街の中で
ジャンさんが、「もう少しゆっくり出来る
ゲイバーに行こう」そう言って連れていってくれたのが
「106」というゲイバーだった。

確かに、そこはそれほど大きくない店内を
イギリスから34年前にやってきた、という
マスターが一人でやっている店だった。

お客さんは4、5人だったが、とても
フレンドリーでなんとも落ち着く。
いや、ここは週末でもそれほど混み合わないから
楽に飲める、と言っていた。

ジャンさんには、ゲイシーンのみならず、
本当にお世話になり、
リスボン市内を日々、細かく案内してくれた。

観光名所ばかりではなく、まるで日本では
見ないような隠れ家的なレストランや
バー、また映画マニアが集うような
素晴らしい施設などにも連れて行ってくれた。


さて、そんな日々を過ごしたあと
(と言っても、ゲイ以外のことについて
ほぼ書いていないけれど、そこはインスタグラムで 笑)
Mitsuaki_kis

バスでこれを書き、ポルトに到着して
2時間ほどぶらぶらしたけれど、
なんと手を繋いで歩くゲイカップルが多いこと。

リスボンでも見なかったこの光景に
ここ、ポルトってゲイ・タウン?と
思うほどだった。

まあ、それほどポルトガルは寛容なのかも知れない。


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2024年06月26日

2024年 旅行日記 その7

ジムはともかく、映画館に至っては、
少なくともイタリアでは、
探すことさえ出来なかった。
(ポルトガルの映画館事情はまた今度)

映画マニアには有名なローマの撮影所、
チネチッタに隣接する映画博物館は
古い映画ファンにはかなり興奮できる場所だった。

そこにはフェリーニ、ヴィスコンティ、
アントニオーニ、セルジオ・レオーネなど
イタリアを代表する巨匠たちが
作った映像がふんだんに流され、
衣装や美術の数々やスクリプト、
編集技術などの記録まで残っている。
(何故か、我らがパゾリーニ笑は、見当たらなかった。)

もちろん、それ以外にも、外国人が撮った
「ローマの休日」や「愛の泉」「旅情」など
アメリカ映画の作品群も
あらゆる角度から展示されていた。

中でも、フェリーニの世界観を表現した
“FELLINIANA”という展示場は素晴らしかった。

IMG_7432.jpgIMG_7436.jpg

カサノバ」を模したエントランスから、
中には蝋人形さながらもマストロヤンニや
「甘い生活」で使われた車などがワクワクさせてくれ、
その奥にはイタリアの古い映画館さながらの
施設まである。

撮影所には入れなかったけれど、この場所から
また少し離れたところに「チネチッタ・ワールド」という
ディズニーランドや、USJのような
アトラクション中心の場所もあるようだ。


映画や観劇ではなかったけれど、今回
目にしたパフォーマンスは、
ロックのグリーン・デイと、ミラノ・スカラ座の
「ウェルテル」だった。

この両方を観る、というのはおそらくグリーン・デイの
7万人の観客の中でも僕くらいだったかも知れない。

オルタナティブと言いながらも、グリーン・デイの
楽曲はポップというだけではなく、
日本でも過去観た公演では胸を鷲掴みにされたし、
今回も変わらず、年甲斐もなくものすごく楽しかった。

巨大な競馬場でのライブじゃ、
始まる前から芝の上で寝転がったり、
ビールを飲みまくる。タバコもガンガン吸う。
これはライブ中も同じだ。
マリファナらしき臭いもどこからか、漂ってくる。
まあ、屋外だし、海外ではあるあるなんだろうけれど。


そうそう。飲み物がチケット制だった。
このチケットが5枚で10ユーロ。
4枚でビール一杯。水は2枚。
ということで、5枚だけでは、余ってしまい、
それがさらなる儲けになる、という仕組みだ(笑)

なおかつ、ライブをやっている途中、
鮨詰めの観客を縫うように、
ビールを売りに来る上半身裸の男たち。
もうギュウギュウなのに、「ほら、ビールだよ!」と
ガンガン売りにくる、というのも日本じゃ
観られない光景だった。

17時から始まるというのが、前座もあって、
結局始まったのは20時半も過ぎてからだった。

それから3時間近く、久しぶりに立ちっぱなしの
鮨詰め状態で観たけれど、その熱いステージに
年齢も忘れ、その瞬間はまったく
疲れることもなかったのが不思議だ。

ミラノ・スカラ座は、パリ、ウィーンと共に
三大オペラ座と言われるひとつ。
(ウィーンも行かねば!)

外観こそ、工事中で小さく地味だったけれど
(そりゃNYのメトに比べちゃうと。。。)
それでも中に入ると、やはりバルコニーが
燦然と赤く輝き、息を呑む。

今回の「ウェルテル」
ニューヨークのメトなどと違って
ショウストッパーがないと言われるな中で
まだ30代のB.ベルネールのアリア「オシアンの歌」は
まったく場面が続かないほどの拍手喝采だった。

イタリアでのエンタメはこのような感じ。

残念だったのは、ローマで「真実の口」が
時間が過ぎて見られなかったこと、
そしてミラノから「君の名前で僕を呼んで」の
ロケ地巡りをしようと思っていたにもかかわらず、
叶わなかったことだ。
まあ、仕方がないか。。。

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2024年06月24日

2024年 旅行日記 その6

僕は海外に行くと、出来るだけ、その土地の
映画館とジムには行こうと思っている。

ただ、今回に限って言えば、それぞれが
久しぶり、または初めての土地で、
観たい、行きたい場所が山ほどあり、
さすがにそこまで時間を削れなかった。

ただ、今回、僕が行っているジムは
世界の各国にあるため、
無料で使えるパスをもらっていた。

日本では広く展開されているそのジムだけれど、
コロナ禍、アメリカ本国は倒産し、
代表がドイツに移ったらしく、
各国では、そのチェーン店は
非常に少なくなったと聞いた。

調べてみると、アメリカのみならず、
ヨーロッパでもそれほど多くなく、
なんとイタリアではミラノだけだった。
しかし、2箇所もある、というのでそれぞれ
一回ずつ、行くことにした。

1箇所は去年の暮れに出来たばかり。
夜8時くらいに行ったのに、ガラガラだ。
それも本格的にトレーニングしているマッチョな
人は少なく、これは不思議だった。

逆にもう少し古いほう(とは言っても、
出来てまだ3年くらいらしい)
は、かなり混み合っている。
かつ、カリフォルニアのジムかのような
コンテストビルダーがガッツリと鍛えていて
ここまで違うとは、びっくりだった。

古いほうが愛着もあり、
そこから離れたくない、
というのが心情なのかも知れない。

双方共に、ジム内は日本の平均よりも
ずっと広く、天井も高いけれど
エントランスは日本よりもシンプルで、
スタッフは少なかった。

ただ、それぞれのスタッフは
非常にフレンドリーで
店内を笑顔で説明してくれたり、
鍵の使い方(これがなかなか複雑)を教えてくれたりと、
他の国では感じたことがない親切な対応だった。

ポージング・ルームや
コーチング・ルームというのが
特別にあったりするのも驚いた。
ただ、ストレッチする場所がない
というのが不思議だった。

僕はかなり広いエアロやダンスなどをする
スタジオでストレッチをしたけれど、
している人はほぼいないから、
これも習慣なんだろうか。

マシンもそうだけれど、フリー・ウェイトも日本で
見たことがないモノも多く、
メーカー自体も初めてのモノだった。

シューズは外履きのモノをそのままだし、
トイレに行くのも、当然のようにその靴のままだ。
使ったダンベルを日本のように所定の場所に
戻すワケではなく、バラバラだったり、
下手すると、床に置きっぱなしにされている。

ベンチについた汗を綺麗にふきとらない、
ということはアメリカでもそうだったけれど、
これ、コロナが大流行の時はどうだったんだろう。

携帯をチェックするだけでなく、
電話している人もいれば、
携帯でトレーニング風景を撮影している人もいた。

水を飲む場所はないので、外で安いモノを
買ってくるか、ジム内でそれなりの
金額で買って飲む。

日本よりも自由と言えば自由。
気にしないと言えば気にしない。

思えば、携帯で話すのは、
地下鉄やレストランなどでも
まったく普通で、慣れてない僕らはついつい
うるさく感じたり、驚いてしまう。

特にイタリア人は、諸外国の人よりもよく喋るから
最初はものすごく気になっている自分がいた。

しかし、前回のブログでの電車のことと同様
これも文化の違いなのだろう。

日本にいる時の感覚に囚われ過ぎず、
剛に従うことにしなければ、そう思う。

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2024年06月21日

2024年 旅行日記 その4

今回の旅行は、以前も書いたように
ローマ、フィレンツェ、
ヴィネツィア、そしてここミラノを訪れ、
今日からポルトガルに移るところだ。

イタリアは、どの場所にも数々の教会があり、
どれだけこの国にカトリックの
教示が残っているのだろうと感心した。

今の若い人たちも、祖父母や両親、
または教師などから着々と
受け継がれているのだろうか。

僕が行ったドゥオーモと呼ばれる大聖堂は
ローマのコロッセオやパンテオン、
遺された神殿跡と同様、
今さらながら、何千年前に造られた
という衝撃と共に、
それを守り続けている国や市民たちの
情熱というモノに想いを馳せてしまう。

ほぼ無宗教である我々日本人には
なかなか想像が出来ない世界観の中で
彼らは生まれ、生活しているのかも知れない。

それは絵画、彫刻も含めた芸術もそうで、
これは世界中からそれを目指した若い人たちも含め、
ここで何かを得ようとやって来ているのだろう。
そういう常に文化的なことと
背中合わせにある日常、ということにも
胸躍らされた。
実は一部の人たちだけなのかも知れないけれど(笑)

そんな中、ローマやミラノなど
大都市ではスリや軽犯罪が横行していることは有名。
僕も地下鉄やバス、路面電車を
多く使ったし(タクシーは一度だけ)、
それなりに人混みにも行っていたが
おかげさまでそういう目に遭うことはなかった。

僕にとってはどの場所でも、
ほぼ乗客や観光客は
日本と変わらないように見えた。
そこでそういう出来事が起きているなど
とても想像できない感じではあった。

ただ、はっと気がつくと、なくなっている、
そういうことが多いのだろう、きっと。
思えば、10年ほど前に、ロンドンの
英国博物館で、まったく知らない間に
スリに遭ったことがあったから。


僕が訪れたイタリアの4つの都市は、
とにかくどこかへ行こうと思っても、
駅から20分、30分歩くことが多い。

どこもが、それほど道が入り組んでいて、
グーグルマップなどがなければ、
とても行きたい場所に辿りつかない感じだ。

特にヴェネチアの迷路のような道は有名で、
ネットもない僕が10代の頃、よくこんな道を
歩いたものだなあと思った。
とにかく1本道を間違えると、
とんでもない場所に行ってしまうのだ。

前に書いたかも知れないけれど、うちのお客さんの
キョウゾウちゃんは、どこにいても東西南北が
わかる、と言っていた。
それを思うと、彼などは意外と大丈夫なのだろう。
かなりの方向音痴の僕は、まったくお手上げだった。
街のところどころで、ネットが繋がらなくなると
途端に不安になるものだ。
これは、ニューヨークやロンドンでは
感じることはなかった。

車が通らないヴェネツィアも大変だが、
細い道しかない、と思えるほどのフィレンツェ。
僕が泊まったホテルから、フィレンツェ駅まで
歩いて40分。そしてタクシーに乗っても35分、と
それほど変わらないのだ。
一通も多いし、道が入り組んでいるので
そういうことになるらしい。

フィレンツェからミラノに出る際、
朝、かなり早く動こうと思ったにも関わらず、
流しのタクシーなどなければ、予約も受付けていない。
ホテル近くの駐車場のおじさんに
電話で呼んでもらうように頼んだけれど、
とにかく混み合って繋がらない。

これは押さえた電車には間に合わない、
焦りながら、重い荷物を引きずって
比較的観光客が多い場所まで行き、
偶然、旅行客が降りたタクシーを捕まえられて
ことなきを得た。

見知らぬ土地でのこういう出来事は常にある。
特に僕の場合(笑)

結局、今回も何を観た、何をした、ということを
書けない日記となってしまった。
そこは前回同様、インスタグラムを見ていただければ。
(先日、アカウントが間違っていたらしく、
正確には以下です)

mitsuaki_kis
です。

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2024年06月17日

2024年 旅行日記 その3

このブログは、フィレンツェからミラノの列車の中から。

ローマ3日間は、ほぼおのぼりさん的に
観光地を中心に動いた。

何度も言っていたNYや
ロンドンなどは観劇という目的があったので
それ以外、それほど観光はしなかった。
しかし、さすがに今後行ける場所は
後悔することなく、観られるところは
どんどん観たいものだ。

昔行ったバチカンや、コロッセオも
前回書いたようにもう半世紀近く前だから
もう一度しっかりと見たかった。

毎週、水曜日にローマ教皇が市民の前に
現れる、というチケットは前日に
長く並ぶらしく、これは断念した。

それを目にしたお客さんに寄れば、
何とも言えないオーラに包まれ、
心から興奮させられたと言っていた。


ローマ、フィレンツェといくつもの
美術館を回ったけれど、
(バチカン、ボルゲーゼ、
ウィフィツェ、アカデミアなど)
入館してしまうと、やはりじっくりと
見たくなり、それぞれが3時間近く、
あっという間に時間が過ぎていく。

長蛇の列をスキップするチケットを
事前に買ったのは正解だった。
少し高くて、時間を無駄には出来ない。


バチカン、システィーナ礼拝堂の
ミケランジェロが描いた天井画の壮大さには
凍りつき、時間を忘れて、見入ってしまった。
これが、33歳の時の仕事とは本当に驚愕する。

また、カラヴァッジオ観たさに行った
ボルゲーゼではずっと観たかったベルニーニの彫刻の
あまりの細かい表現力にも鳥肌がたった。
もちろん、カラヴァッジオの数々の作品も
素晴らしかったのだけれど。

IMG_7233.jpg

それにしても、こういった名匠の残した形跡を
目にして、比べるのもなんだけれど、
自分の人生はなんだったんだろう、
つくづくそう思わされてしまう。

悠久とも思える時間の中で、
自分が生まれてきた意味は何なのか、
何を学び、どれほど自らに問いかけ、
どれほど達成感を持つことが出来たか。

人生の答えを見つけることなど
おそらく誰もが出来ないかも知れないけれど、
模索さえしていないのではないか。
旅先で、珍しく重苦しい気持ちになった。


まあ、それでもこうして長旅をさせてもらえていることに
多幸感を感じ、感謝することしか出来ないのだと。

ほぼ旅行記と言うよりも、
自分の感情記録になってしまっていて
申し訳ない。

また次は楽しい旅日記を書きます。

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2024年06月15日

2024年 旅行日記 その2

これは、ローマからフィレンツェへの
電車の車内で書いてる。
さすがに旅行中、こういう時にしか、
なかなかゆっくり書くことが出来ない。


さてさて、イタリアに来たのは
僕が19歳の時の夏休みに来て以来だった。
あれから50年近く(ちょっと大袈裟、でも近い。笑)
経過しているなんて。

そりゃ半世紀だから、世界は大きく変化した。
まだアメリカとの冷戦が続く
ソビエト連邦時代のヨーロッパは、
あらゆる国がまだ社会主義国家だったし、
日本は高度成長が落ち着き、
これからバブルを迎えようとしていた。

ネットもない時代に、兄が住む
スウェーデン、ストックホルムから
デンマークを経て、ヨーロッパを一人旅した。

まだ、ドルが360円時代。
アルバイトで貯めた金何かとが吹っ飛んでいった。

ただ、昼は街を歩き、夜は電車で移動して
ホテル代を浮かしていたんだから、
本当に若くて元気だった。


当時、イタアリアはローマとヴェネチアに
行ったけれど、今回来て、少なくとも
ローマの街の雰囲気は
当時とほとんど変わっていない気がした。

もちろん、人の動きはインターネットや携帯の
普及に寄って、諸外国同様、変化している。
でも、高層ビルがあるワケでもなく、新しく出来た店舗も
崩れそうな古い建物の中に組み込まれていた。

少なくともスタイリッシュな建造物は
ほぼ見当たらなかった。

ビル群がないせいか、どこに行っても
日陰が日本よりも少ない。
これが真夏だったら地獄だろうけれど、
この季節は爽やかな風が吹き、
心地よく動くことができた。


到着した月曜日の夜は20時なのにまだ明るかった。
ローマに限らず、イタリアのホテルはバカ高いので
ゲイカップルがやっているb & bに4日間、
お世話になることにした。

ピニェート地区という中心街から4キロくらいだけど、
地下鉄で動くと30分ちょっと。

このピニェート地区は、テアトロ・ハムレットという
小さな劇場など文化的な人々が多いらしくて、
ゲイに親しまれているけれど、
ゲイバーなど関連施設は特になかった。

と言うか、ローマにゲイバーは10軒あるかどうからしく、
その多くは、「グラディエイター」でお馴染みの
コロッセオ近くにあるようで、
僕も最後の日に覗いたけれど、
ちょうどプライドパレードの打ち上げ的なモノを
やっていて、盛り上がっていた。

ほぼ、この3日間、何をやっていたか、を
書くこともできなかったけれど、
僕個人のインスタグラムに写真と共に掲載しているので
良ければ、そちらを。

mitsusaki_kis

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2024年06月12日

2024年 旅行日誌 その1

今回の旅の始まりは、
我が自宅からおよそ30分ほどで
到着する羽田空港からだった。
(店のある新宿よりも近い。泣笑)

朝に羽田に到着し、今年から再開したという
東京→ローマ直行便の
ITAエアラインの列に並んでいると、
僕の真後ろにいたお年寄りの男性が
携帯で電話会社に電話をしている。

「私は86歳でこれからローマに
行くのですが、あちらでも日本にいるように
携帯が使えると聞いたのですが」と
どこかの会社の交換種と話をしている。

それで確認のIDなどを携帯に打ちながら、
さくっと鞄からノートを出して、
交換種に言われたことを
丁寧に書き込んでいる。

なおかつ、携帯を駆使して、
音声で話しながら
他のアプリを立ち上げたりする。

結局「よく、わかりました。
本当にありがとうございました」と
電話を切られた。

そうか。86歳でも、ここまで携帯を操る人も
いるのだ、と感心するよりも、惚れ惚れ。

世の中はどんどん便利にはなっているモノの、
年配者にはまったく付いていけないほど
進んでいる。

自分がその年齢になって、おそらく、
さらに大きく変化しているだろう。
自分ひとりで長旅が出来ているんだろうか。

でも、出来れば、こういう年配者でいたい、
強くそう思わされた旅の始まりだった。

ローマに到着して2日目の朝だけど、
このブログは、ローマ行きの機内で書いたもの。

次はいつ書けるのか、わからないけれど、
留守中をよろしくお願いします。

お店も無事に、営業できていますように。

追伸

あ、コメント欄の「ひこさん」
何故か海外からだからか、コメント返し
出来ませんが、新たな恋の魔法が
始まっていますように。笑

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2024年05月29日

みつあき、お休みのお知らせ

一部のお客様や、カレンダーなどには
公表、書いていますが
来月、10日から6月いっぱいまで
マスターみつあきが旅行のため、
お休みをいただきます。


店を始めてコロナの3年を除いて
ずっと初夏、そして初冬に少し
(と言っても、ちょっと長いけれど)
休みをもらい、NYやロンドンに
観劇旅行、そしてその周辺の国を
旅して回っていた。

コロナが落ち着いたものの、戦争や
物価上昇、そして円安で、頭を抱えたものの、
僕の年齢になり、今後、旅行に
行けるかどうか、そう思うと
やはり世界を見ずにいられない。

とは言え、例年のように行っていた
ニューヨークはおそらく、すべての
値段が、僕ら日本人にとって、数年前の
倍から3倍に跳ね上がっている。

そんなワケで、去年はイスタンブールを
中心に回ったけれど、今年は19歳の時以来の
イタリア、そして前から行きたかった
ポルトガルに行くことを決めた。

とは言え、ホテルを探すと、それはそれは
本当に高い。ちょっと良いところに、と
思うと、10万円でも素敵なところには
泊まれなかったりする。

ポルトガルは、以前から店に来てもらっていた
フランス人のお客さんに、別荘を
使って良いという言葉をもらった。

まだまだ準備もままならず、
何を見るか、どうして過ごすかは
決定していない。

僕がいない間は、例年のように
スタッフが交代で手伝ってくれるので
何卒、よろしくお願いします。

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2023年10月14日

それぞれの休日の過ごしかた

昨夜一番に来てくれたリョウヘイ 46歳が
ちょっと遅い夏休みを使って、
南の島(国内)に一週間
行っていたようだ。

それほど繁華街もない島で
何をしていたのかと聞くと、
ほとんど海をぼんやり見たり、
ホテルでネットをしたり、
時には海で泳ぐ程度だったと言う。

なるほど。せっかくの長い休みなのに、
特にイベントや観光を入れることなく、
一人でずっといることは
寂しかったり、退屈しないかと
尋ねると、それはまったくないらしい。

リョウヘイは、平日はとかく
忙しく、バタバタと出張に行っても、
会議に出て、そのままとんぼ帰り。
営業職なので、お客さんと話をし、
会社に帰って事務手続きをし、
自宅に帰っても、仕事のまとめをする日々らしい。

なるほど、そういう生活をしていると
そういう時間が欲しくなるんだと理解した。

僕は日々、まったく違うタイプのゲイの人たちと
会話をしているから、休みの日くらいは
自分だけの時間がほしい、そう思うことは
リョウヘイ君とそれほど変わらないかも知れない。

ただ、旅行に行くと、リゾートで
ぼんやり、というのはなかなか想像できず、
おおかた街中で散策したり、
そこで人と知り合ったり、
美術館や博物館に行きまくる。
海外なら必ず舞台や映画館を覗いてみる。

そう思えば、どれほど動いていないと
気が済まないタイプなのかとも思う。

それぞれの休日の過ごしかた、
改めて面白いなあ、そう思った。

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posted by みつあき at 15:51| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする