2019年08月17日

フィリピン移民の子として

ジョージ君35歳は、
6歳の時に、両親の都合で
フィリピンから日本に来た。

ジョージ君がマニラで生まれた頃、
お父さんは一人で出稼ぎで日本に来て
ショーパブで働いていたのだと言う。

父親の賃金は、マニラで働くよりも
かなり良かったようだった。
そのショーパブの日本人の主人が、
ビザはなんとかなるから
家族で日本にう移れば、という話があり、
母親、ジョージ君、妹も含めて
埼玉に移り住んだ。

しかし、パブの主人の話は
決行いい加減で、父親は何度も
警察に不審尋問され、
強制送還されそうにもなったと言う。

あまり目立たないようにしろと言われ、
隠れるような生活の中で、
母親の尽力もあり、小学校に入った。

彼がフィリピン時代、大好きだった
日本のアニメの話で友人を作ろうと
努力したけれど、
最初はなかなかうまくいかなかった。

ジョージ君いわく、「ボルテスファイブ」という
日本製のアニメーションがマニラでは
大ヒットしていて、そのグッズが
欲しかったけれど、誰も知らないという現実。

それでも、どらえもんやナルトなどで
必死に日本人の子供たちと
なんとか仲良くしようと努力したようだけど、
当然にように、不当ないじめも受けた。

そんな中、両親はなんとか就労ビザを取り、
二人の子供たちを高校まで行かせてくれた。


中学、高校と進む中でジョージ君は
フィリピン人というアイデンティティと共に
ゲイであることにも悩み始める。

ジョージ君は、自分自身のことを
悩み相談に行き、そこで紹介された
同性愛者の若い弁護士によって、
在留特別許可というモノを知る。

それまで、病気になっても保険も使えず、
高熱を出しながら仕事に行っていた両親や、
今後将来への不安。

法務省を何度か訪ね、
ありとあらゆる難問の中で
ジョージ君はやっと許可を取れたのだそうだ。
家族で輪になって泣いたことは今でも
忘れられない、そう言う。

30年近く日本に住み、日本人の恋人と7年
付き合っているジョージ君は、
自分は日本人だと思っている、そう言う。

一般企業に勤めることが出来、
今では社内でのLGBT対策について
勉強しながらの日々だそうだ。

見かけは少し違っても、
彼はいつか日本で同性婚が出来れば良いなあ、
そんなジョージ君の希望。

この国は、彼にそういう門戸を開いてくれることが
出来るようになるのだろうか。

少子化も含めて、彼ら外国人たちを
どう受け入れていくべきか、
大きく考えさせられた夜だった。

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2019年08月15日

自分自身を受け入れるということ

2年ぶりだろうか、3年ぶりだろうか、
僕が店をやる前からの知り合いだった
同世代のヒロアキちゃんが来てくれた。

昔からオネエ言葉を見事に操り、
人が言えないことをズバズバと言い、
「どうせ、うるせえババアだと
言われるんでしょ」と笑いながら
大声で放ったりするのがヒロアキちゃん。

僕が店をやるずっと前、
もっともっと若い頃、彼を
他店で最初に観た時には
正直言って、厄介な人だなあ
嫌だなあ、怖いなあ、
そんなふうに思ったりしていた。

しかし、ある時から、
そういう気持ちになるのは
僕自身、ゲイだからこそ
自分の中にあり、隠し、抑えている
女性的な部分を出していることへの
否定的な気持ちだ、ということに
気がついてきた。


その後、店をオープンしてから
ヒロアキちゃんはたまに来てくれるようになり、
その際も、ある意味、意地悪とも
取れる発言をしていた。
でも、そのベーシックなところにある
彼の発言の意味は、大きく理解できる、
僕は、そんなふうに思うようになった。

その後、訳あって、
私的な理由で、彼の仕事場にも
何度かお邪魔することもあった。
その場所でも、決して彼は変わらない。

その頃からか、ヒロアキちゃんとは
お互いに育ちや、
環境こそまったく違うけれど、
考えている根本は、かなり
似ているのかも知れない、
それは店に来てくれるたびに、
強く感じることが多くなった。

昨日、誰もいなくなった深夜の店で
ある意味、初めて二人で
たっぷりと話をした。

「黙っていればモテるのに」
ヒロアキちゃんは、
何人にもそう言われて何十年。
そんなことは百も承知で、
何度か試してみたことはあるけれど、
抑えられない、抑えたくない。
オープンでいられる自分でいたい、
しっかりとそう思うのだそうだ。

たくましく、自分を自分として
生きていかなければならなかった彼と、
常に人に寄り添い、ある意味、
受け入れる、ということで満足しなければ
ならない、そう思っていた僕。

それぞれの悩みから、
それでも、自分のままでいいのだ、と
この年齢になって互いに気がついたことは
とても良かった、そんな話をしながら笑った。

人が少ないお盆の中の楽しく長い時間だった。

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2019年08月08日

同じ目線で話すこと

昨夜、久しぶりに来てくれた
僕の前の仕事関係のサカシタちゃん。
「ちゃん」と言っても、僕より少し下だが
50代のおっさんだ。

おっさんと言っても、独身だからなのか、
フットワークも軽く、若々しい。

それは昔からそうで、一見やんちゃに
見えながらも、とても謙虚で穏やかだ。
彼が怒ったところは見たことがないし、
思慮深く、若い頃から大人っぽかった。

とは言え、彼は歳をとるごとに
若い人たちと多く交流しているようだ。

昨日も、とある芸術系大学の課題である
短編映画の主演を演じてきたのだと言う。

その大学生たちとも、ちょっとした
コミュニティの集まりに顔を出したら、
とても仲良くなり、その流れで
「サカシタさん、僕らの映画に
出てくださいよ」ということになったらしい。

彼は、ライターという
仕事柄もあるけれど、好奇心が強く、
あらゆるイベントや集まりに顔を出す。
お酒は一滴も飲まないのに、
それでも人々と交流していく。

同世代や年上よりも、若い人たちと
一緒にいるほうが楽だし、
愉しいのだと言う。

昨日も、うちに来ている若い人たちと
話をしていたけれど、まったく偉そうに
することなく、とにかく同じ目線で接する。

そのあたりは、僕もそうでありたい、
日頃、そう思っているところだ。

こんな生き生きとした若いサカシタちゃんを
見て、僕もまだ頑張れるなあ、そう思った。

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2019年08月01日

中学生で2丁目デビュー!

今日、とあるお店の宣伝で、店に来てくれた
アツシ君、31歳。
「ついでに飲んで行ってもいいですか?」と言われ、
もちろん!と入ってもらった。

座るやいなや、彼がバイトしている店の話から
彼と2丁目の関わりなどに話が飛んだ。
自分のこの街に来たのは、中学2年生の頃だそうだ。
「もう、小学生くらいの頃から、新宿2丁目に
憧れていました!」というから凄い。

高校生になる頃から、actaがやっている
デリバリーボーイズ(2丁目の店に無償で
コンドームを配る人たち)に参加し、
多くの店を回って、自分も早く二十歳を超えて
こういう場所で飲めるようになりたい、
そう思っていたらしい。

デリバリーボーイズのおかげもあって、
飲みに行くようになった。
憧れていた街だけあって、
まったく気後れすることなく
溶け込んでいた、と言うから
それもビックリだ。

行く店で働く男のコに熱をあげ、
自分の小遣いや、バイト代を貯め、
シャンパンを入れる日々も続いたりした。
もちろん、それは無駄な出費にもなったけれど、
アツシ君は良い勉強をした、と思っているらしい。

それから15年。
現在は、自分よりも10歳ほど若い人と
恋愛をして、その相手が
どんなことで喜ぶのか、と
思い悩むところなんて
とても31歳とは思えない。
たぶん彼が若い頃から2丁目に
来ていた、という中で覚えた結果なんだろう。

いずれにしても、クローゼットでまだ
どこかで自分を受け入れられなかった
僕の31歳の頃では、とても考えられない。

時代もあるのかも知れないけれど、
どういう年齢の時にどんな刺激や影響を受け、
自分が変化していくのか、
同じゲイでもずいぶん違うなあ。
色々な人生がある。。。

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2019年07月26日

歳をとる、ということ

昨夜、久しぶりに来てくれたソウタが
20年ほど前から仲良くしている
オオタさんは、今年80歳を超えたと言う。

オオタさんのことは、僕も随分前から
知っていて、若いコを追いかけたり、
海外にオペラを観に行ったり、
とても精力的だった。

つい数年前会った時も、
店で会った誰それが可愛いと言いながら、
彼が好きなオペラの楽曲について
朗々と語っていた。

しかし、去年、体調が悪く倒れ、
そこから一気に生気を失ったようで
ソウタとしては、前に出来たことが
出来ないオオタさんを見るのは辛い、
そんなことを言っていた。

思えば、オオタさんも
70を超えたあたりから
旅行で他国に行くと、
誰かから後をつけられたり、
狙われると思うことが多くなったと言っていた。
だから、少し若い人にちょっとお金を出しても、
危険から免れるのであれば良い、
そう思っているという言葉も聞いた。

そんな話を聞くと、僕なんかも
まだそれほど年寄りには見られないだろう、
とたかをくくっているところはある。
そういう思いがあるけれど、
いつ、自分が他人から年老いて
見られるのか、ちょっと想像がつかない。
気がついていないだけで、
もう、そう思われているのかも。

そんなふうに考えると、
元気なうちに、出来る限りやりたいこと、
行きたい場所に行っていたい、そう思う。

おかげさまで、何かをやる時に、
面倒臭いとか思わないタイプだっただけ
良いのかも知れない。

自分で言うのも、なんだけれど、
このアグレッシブな気持ちが
いつまで続くのか。。。
不安でもあり、楽しみでもある。

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2019年07月20日

火災の恐ろしさ

一昨日のトップニュースだった
京都アニメーションの放火殺人は
本当に心痛む事件で、
店でも、この痛ましい出来事を
とても見ていられない、
そういうお客さんが大勢いた。

親族の方たちや、この会社のファンの方々が
どれほど辛い思いをしているかと思うと、
言葉が出ない。

僕はとことん映画好きで、
アニメーションももちろん観るけれど、
この京都アニメーションの作品は
恥ずかしながら、まったく観たことがなかった。

世界中にファンがいて、
これほどまでにリスペクトされている、
という事実を報道で知り、
無知な自分を恥じた。

320.jpg

京アニの代表作とされる「けいおん!」


報道される中で、行き場を失った
従業員の人たちが火に包まれるさまを
耳にして、建物の構造も含めて、
改めて火災の恐ろしさを強く感じた。

僕自身、過去を振り返っても、
火災現場に居合わせたことは、ほぼない。
それこそ、4、5歳の幼少時に
自宅の風呂から、近所(と言っても
自宅から1キロほど)の家が燃え盛っている
のを目にしたくらいだ。

僕が先日、旅行中に、新宿2丁目で
火災があり、これも大きな話題となった。
ツイッターなどで見ると、ビルの間から
大きな炎が燃え上がり、
かなり大変なことになったようだった。

亡くなったり、怪我をした人がいない、
というのが幸いだった。

うちの店は火を使わないけれど、
携帯やPCそれ以外の電化製品からの
引火も含めて、気をつけていかなければ。

今回の事件で、お亡くなりになった方たちの
ご冥福をお祈りします。

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2019年07月19日

参院選前に

27になるアツシと35歳のヨシオが
二人で来てくれた。
なんかの話の流れでアツシは
ヨシオに「選挙、どこに入れようと
思ってる?」と聞いていた。

ヨシオが「実は俺、選挙行ったこと
ないんだよね」
そう言うと、アツシは驚き、
「え?僕は二十歳になった時に
一番嬉しかったのは、選挙が出来ることだった。
今は、18になったので、さらに羨ましい、
そう思う。」と言うと
逆にヨシオは驚いていた。


IMG_0804.jpg

僕が二十歳の頃は、さすがにアツシのような意識は
薄かったけれど、ちょうど25、6歳になる頃、
初めての比例代表が始まり、
そのことをきっかけに
投票するようになったことを
よく覚えている。

そして、たまたま、この選挙で
当時、ゲイである事を公言し、
雑民党なる政党を作って出馬した
東郷健氏が、選挙演説の放送で
差別用語を連発し、NHKがそれを
削除した、というちょっとした事件があった。

クローゼットどころか、まだ女性と
付き合ったりしていた僕は、
オネエ全開で、かなり過激な彼の発言を
少し嫌な気持ちになったりしていた。

しかし、その中のささやかにも強い真実に
考えさせられたことも事実で
それはいまだに僕の心に残っていたりする。

投票する、ということは、ある程度
政治のことを知ったりしなければならず、
ネットや携帯がなかった当時は
ただ、ただ新聞を読むしかなかった。

保守か、リベラルか、
どこの党に入れるか、
誰を支持するか、日本が、そして世界が
どういうふうに動いたら良いのか。
それは個人個人の生きて来た背景や
考え方によって、大きく違う。

歳をとってくると、
政治で決められてしまう色々なことが
生活に密接していることに気が付く。

自分の意思が反映されずに
物事が決められていく理不尽さはない、
そう思うようになったのは、
40も半ばを過ぎた頃かも知れない。
でも、今、思うと、それでは遅かったなあ、と。

若い頃に将来を見据えて、きちんと
投票する、という習慣を付けておけば
良かった、そんなふうに思ったりする。

たとえば同性婚とかでもいいし、
憲法改正でも、原発についてでも、
メディアで報じられていることに
疑問や怒りを持ったり、
もしくは賛同したり、
若い人たちが動けば、
何かが大きく変わるはずだ、そう思う。

20年後、今の若い人たちがどうやって
生きていくか、ということも含めて、
是非とも20代、30代の人たちに
選挙に行ってほしい。

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2019年07月17日

「決め事」が好きか、嫌いか

ヨウヘイは、まだ40前で、特にデブ専という
ワケでもないし、太りたくて仕方がないことでも
ないのに、ここ半年で10キロほど太った。

「どうしようかって、毎日思うんですが、
走ったりしたくないし、
運動で痩せたいと思わない」そう言う。
「夜だけ炭水化物を食べない、というのも
かなり効くって言うけれど」と僕が言うと、
「決め事を作るというのが苦手なんです」だそうだ。

同じルーティーンであることはもちろん、
とにかく自由でありたい、
やりたい時にやりたい事をやる、というのが
ヨウヘイの生き方らしい。

面白いなあと思ったのは、
たとえば仕事であれ、
プライベートであれ、電車に乗る際に、
降りた時に便利なように、
多くの人は駅の階段やエスカレーターの
近くに降りられるように、
いつも同じ車両に乗ったりする。
彼の中では、そういうのがまずない。
ない、と言うか、嫌なのだそうだ。
決めたくない。縛られたくない。


逆に、僕は超ストイック、
というワケでもないけれど、
とにかく決め事を作らないとダメなタイプだ。
いつジムに行き、いつこの映画を観て、
いつまでにこの本を読む、
店のこともしっかりと
スケジュールを決めておかないと、
自分がダメになってしまう気がするので
事前にビッシリとスケジュール表に
まとめておく。


そう言えば、前の会社に税務署が入ったことがあった。
その時に僕の手帳に「C」とか
「B」とか「L」とか「S」とか
書いてあって、「これは何の暗号ですか?」と
問い詰められたことがあった。

IMG_0800.jpeg

これは僕のジムの日程表で、
単に胸のトレーニングの日、
背中の日、脚の日、肩の日という
イニシャルを書いただけなのだと
説明をしたのだが、とても不思議がられたりした。

いつもながら、何が良いか、悪いかなんて、
まったくないけれど、ヨウヘイの話を聞いて、
人って本当にとことん違うのだなあ。
つくづくそう思った。

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2019年07月13日

夢を追いかけること

つい最近、30になったばかりのセイヤが
昨夜、深夜に来てくれて、
久しぶりにゆっくりと話をした。

セイヤは、学生時代、
小さな会社を設立、
それでひと儲けして、2年もしないうちに
この先はもうないだろう、と閉業。

それから、彼は前の会社に移り、
その後、今の会社へと転職した。

現在の会社には不満はないし、
仕事もやり甲斐があるけれど、
セイアYとしては、数年後には独立し、
自分がやりたい事に向かって
走って行きたい、と言う。

イヤはまさに
日本の経済をしっかりと見据えて
ビジネス論理を追求していっている、
そんなふうにも見え、
僕自身とはまったく違う
生き方をしているように思えたりした。

しかし、話せば、話すほど、
僕自身が店をやった流れ。
自分が、そして店を支えてくれる
お客さんやスタッフたちが
幸福感に満ち溢れる、
そこに行きつきたい、
と同時に、前回の旅行なども含めて
自分の夢の自己実現をすること、という意味では
ほぼ同じなのだ、そう感じた。

とは言え、自分が30歳の頃、
セイヤのようにそういう事について
真剣に追求していたか、と言うと
まだまだ、もう少し目先のことで
精一杯だったような気がする。

IMG_0797.jpg

いずれにせよ、闘志がある若さというのは
素晴らしいなあ、そう思った。
頑張れ、セイヤ。

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2019年07月07日

展示会"Art After Stonewall"、ブロードウェイ・ミュージカル "Ain't Too Proud"

昨日、書き忘れたけれど、4日の日は
独立記念日で、思えばこの日にNYにいるのは
初めてで、そういうワケでブロードウェイのショウも
昼夜含めて3本のみ。
昨日、書いた「ビートルジュース」は
その中の1本だったので、ラッキーだった。

その後、何度かこのブログにも書いた
NYに住む友人のミキオとその娘のリリーと
共にハドソンリバーに沈む夕日を観ながら食事。

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そのあとは、僕が世話になっている
アパートのルーフトップから
独立記念日の花火を楽しんだ。
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さて、昨日は昼間の公演はなかったため、
昼間は、ちょうどこの時期NYUのギャラリーで
やっている"Art of Stonewall"という
展示会を観に行った。
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NYのゲイにとって、とても重要な
ストーンウォール事件
(今回のバレードもそれから50周年ということで
盛り上がったのだけれど)以降の
LGBTアートに関しての展示会だ。

実はこの展示会は二箇所に分かれていて、
一箇所では、70年代を中心に
ここでは80年代を中心にしたモノだ。
明日にでも、もう一箇所に行くつもりだけれど。

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「性差別」「エイズ」「LGBTがアメリカ社会に与えた影響」
という3つのカテゴリーに分けられて
多くの絵画や、造形物、メッセージ、音、映像などが
展示されていて、非常に興味深くもあり、
心打たれるモノがあった。

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上の写真にあるように、オードリーの
「ティファニーで朝食を」に
レズビアンらしき女性が出ていたのは
まったく記憶になかった。


さてさて、夜のショウは
原題 "Ain't Too Proud:
The Life and Times of The Temptations"を鑑賞。
これは、文字通り、アメリカで次々と
ヒットを飛ばしたアフリカ系コーラス・グループ
テンプテーションズのサクセス・ストーリー。

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演出は「ジャージー・ボーイズ」を大ヒットささた
デス・マカナフで、
この人は"The Who's TOMMY"や
ドナ・サマーの生涯を描いた
"SUMMER"なども作っていて、
かなり音楽通なんだろう。

確かに、今回のこの舞台も、
「ジャージー・ボーイズ」同様、
メンバーそれぞれの問題や苦悩などを
織り交ぜながら、ライブを見せていく、
というスタイル。

ただし、アフリカ系で
モータウンに所属していた彼らは
かなり激しいダンスも含めて
スタイリッシュに見せていく、というのは
「ジャージー〜」のフォーシーズンスとは違うところ。

装置は、いたってシンプル。
結構派手なモノを見続けている中では
抑えめのLED映像や、シンプルな装置が
退屈に思えるか、というとそれがそうでもない。

しっかりとした脚本と
ライブの融合が、
セット美術などのシンプルさを、
逆に生かしているのかもしれない。
そして、これこそがヒットの要因なんだろう。

数年前に観た「モータウン」もそうだったが、
とにかくお客さんが楽しそうに
一緒に歌う、というのが
ブロードウェイならでは。そう思った。


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2019年06月18日

ケイヴィさんのこと

旅行中だけど、さすがに
今日の観劇記は書けないし、
先週書こうと思って書き忘れていた
先輩バーにあたるケイヴィさんが
先月でクローズしたことを
ちょっと書こう。

ケイヴィさんは、うちが始まるよりも
6年も前に渋谷にオープンしたお店で
その時から渋谷にあったお店は
今ではプラムさん一軒だけ。

トシカズさんとは2丁目で、それこそ
もう30年も前から知り合っていたが
ケイヴィさんがオープンしてからは、
渋谷という土地柄、僕が伺ったのは
10回ほどかも知れない。

トシカズさんと言えば、
昔、共に行っていたタックス・ノットでは
彼のパートナーとの旅行の手作りアルバムが
本当に話題となっていた。
まだ、まだネットや携帯がなかった時代。
現像した写真を貼るだけではなく、
そのアルバムの装丁の素晴らしさ。

凝りに凝っていたあのアルバム同様、
とにかく美的センスが
抜群のトシカズさんだけあって、
行くたびに、店内の装飾は派手に変化し、
来る人たちの目を楽しませてくれていた。

また、若いスタッフが多く、
その若さに囲まれているトシカズさんは
そのファッションも若々しく、
雑誌の「レオン」から抜け出たようだった。

19年というなんとも微妙な年で
マスターのトシカズさんは
美術関係の大学に入るとのことで
クローズとなったようだ。
何とも素晴らしい。

19年後に、僕がBridgeを続けていられるかどうか。
それは神のみぞ知るだろう。

トシカズさん、お疲れ様でした。
素敵な学生生活をお送りください。

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これは、ケイヴィさんが8周年の時にお祝いに行き、
僕が店をやることを伝えた時の写真。
12年前だ。。。ひゃあ。

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2019年06月14日

感謝の日々

先日、鍵が壊れてしまい、
多くのお客さんに迷惑をかけたことを書いた。

その時に来てもらえた
24時間対応の鍵屋さんは
かなりの力づくでドアと
鍵がロックされている部分を壊し、
とりあえず、応急処置をしてくれた。

このブログを読んだ翌日、
よく来てくれているショウヤが
「ひょっとすると、僕が直せるかもしれません」
と言ってくれた。

うちの店の鍵は、もうずいぶん古いタイプらしく、
ある意味、ドアごと、
変えなければならない、
もしくは結構な大きい工事をしなければ、
というのが鍵屋さんの答えだったが、
ショウヤいわく、
この古い形のドアロックの部分が
自分の身の回りにあるかも、と。

そんなワケで、2度3度に渡り、
鍵部分を見てくれた結果、
工具持参で店に来てくれて、
ものの30分ほどで完璧に直してもらえた。

これで大工事をしていたら、一体
いくらになったことやら。。。


また、つい先週、ベランダに昼間
鳩が集まり、そのフン対策のことを
ここに書いたところ、やっぱり常連の
フミヤが「自分もやっている畑などを
カラスだとかに荒らされているので
ついでだから、何か見繕って持っていきますよ」と
昨日、色々な害鳥対策グッズを
わざわざ買って持ってきてくれた。

まさか、そんなことを考えてくれるとは
思っていなかっただけに、これまた
めちゃくちゃ有り難かった。

店を閉めて帰る時に、
そういうさまざまな対策グッズを
置いたり、ぶら下げたりすることにした。


他にも、先日、メニューを変えた際に
韓国語の部分をどうするかと考えていたら、
やっぱり常連のアキヨシ君が
僕がやります、と名乗り出てくれた。
そして何と3日後には、完璧なモノを
メールで送ってきていただいた。

それも、わからない部分は、
彼の行きつけの韓国居酒屋の主人などに
聞いてくれた、と言う。


そのどれもが、僕がつぶやいていた
数日後の対応で、その早さに驚くやら
頭が下がるやら。

IMG_9240.jpg


その心遣いが身にしみて、
本当に助けられることばかり。

これは、お客さんのみならず、
うちのスタッフにも言えることだけれど、
多くの人のおかげで
うちの店は成り立たせてもらっている。
日々、そう強く感じる次第だ。

この場を借りて、心から本当に有難うございます、
と日頃の御礼を伝えさせてもらいたい。
感謝しております。。。。

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2019年06月13日

偶然の出会いは必然か

昨夜は、海外赴任していて
仕事で一時帰国しているヤスジ君 45歳が
友人のノリオさん 50歳を連れて来てくれた。

ヤスジ君とノリオさんは、2年半ほど前、
ノリオさんがヤスジ君が住む国に
旅行に行った時に、出会い系のアプリで
知り合ったのだと言う。

とても面白いのは、ヤスジ君は
とても若い頃からゲイの活動はしていながらも、
結局、結婚してしまったということ。
海外赴任も家族で共に住んでいて、
たまに日本に帰ると、こうして息抜きをするようだ。

片や、ノリオさんは、同性愛に関しては
ずっと気持ちを抑えて来ていて
自分を受け入れたのが40過ぎ。
いまだに人とは付き合ったことはないらしい。

さて、二人が初めて会った時に
ショットバーで色々な話をしながら
飲んで、意気投合したようだが
話し始めて1時間ほどで衝撃の事実が。

ノリオさんは30歳過ぎて、ある会社を辞め、
他者に移ったのだが、その辞めた会社で
ヤスジ君は現在働いている、ということ。

それだけでなく、なんとヤスジ君の年上の奥さんは、
なんとノリオさんの当時の同僚だった、らしい。

IMG_9220.jpeg

当然、ヤスジ君の今の会社の先輩や同僚など
多くはノリオさんが知っている人だらけ。

このような偶然、というのは
店をやっていて、ものすごく耳にするから
僕個人としては慣れてしまっている。

二人は友人同士になったし、
たまたま海外で知り合ったけれど、
ノリオさんは日本在住。
ノリオさんとヤスジ君の奥さんが
偶然出くわすようなことはもうないだろう。
でも、必然と思わずにいられない
出会いであったことだけは確かだそうだ。


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2019年06月09日

女性恐怖症

今まで何度か来てくれている
サクラダ君 43歳は
うちの店が女性が入ってもいい、
ということを
昨日初めて知ったと言う。

「ホントに申し訳ないですけど、
僕、女性がいるだけで絶対無理なんです。」
そう言う。

子供の頃から、サクラダ君いわく
「病的なまでに」女性が苦手だった。

匂いや肉体的なことも含めて、
声、雰囲気、考え方(これは
彼の勝手な解釈だろうけれど)、
そのすべて女性的なことが嫌なのだと言う。

高校もわざわざ自分の能力よりも
ちょっと落ちる男子校を受けた。
大学はそういうワケにはいかなかったけれど、
極力、女子とは距離をとった。

今まで女性の友人などいたこともないし、
仕事もわざわざ女性社員がいない仕事を
選んだのだそうだ。

IMG_9211.jpg

サクラダ君は、子供の頃、両親が
事故で亡くなり、そのあと独り身の
叔父さんに育てられたということもあったし、
実は幼少の頃、お母さんに
DVを受けていたことが原因なんだと思うそうだ。

いずれにしても、そういうトラウマが自分が
ゲイになった原因なんだろうと思うようだ。
差別だとか、蔑視とか言われようが、
自分の中の女性への嫌悪感、不快感、
ある意味、恐怖症とも言えるこの感覚は
一生、治まることはないのだと言い切る。


これを聞いて、
子供の頃から、人やモノに対して
嫌悪感を持ったり、腹をたてたりすることを
逆にいけないことだとされていた僕自身は、
「不快感を持つ」「それを表現する」ことを
抑えたり、という癖が付いてしまっている。

サクラダ君と、僕とがどちらが楽で、
どちらが正しいか、
なんて誰も答えられないと思うし、
いずれにしてもバランスが
取れていないのかも知れない。

人間、というのは本当に厄介で
複雑な生き物なのだ。

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2019年06月03日

「エモい」という言葉から学こと

先週、年下のコに心が揺れる恋愛話を
このブログで書いたけれど、
そんな話をお客さんと話していたら、
25歳のセイイチが「僕の場合、
最近あったエモいことは・・・」と言う。

「エモい??それなんだ?」と尋ねると
元々は音楽などが心地良いとか、
アガる、とかという意味で
"Emotional"から来ていたけれど、
今はもう少し感傷的、感情的な意味で
使われたりするらしい。

30代後半のモトヤにも聞くと
ここ数年、よく使っているようだ。

IMG_9197.jpeg

そんなこんなで、調べてみると
僕らも普通に使う(笑)という表現のことを
今では「草生える」
(wwwwというのが草が生えているように
見えるから、らしい)と言っていたり、
ツイッターとかでよく見る「それな」
というのが、「うんうん、
そうだね、確かにね」という深い共感を
表わす言葉だったり、と
まったく知らなかったことに気がつく。

正直、日本語の乱れ、とよく言われたり、
どうせ、流行ったり廃れたりするのと言われる。

僕の学生時代も「池袋」を「ブクロ」
「六本木」を「ポンギ」
「吉祥寺」を「ジョージ」と
マスコミ業界では言っていたけれど
僕は使いたくなかったし、
「ら抜き言葉」も出来るだけ
気をつけようと思っていたりする。

とは言え、意外にこの言語の変化というのは
興味深かったりもする。

105歳で亡くなった
僕が尊敬する聖路加医院の日野原さんは、
「若者が使う言葉は、素直に耳を傾け、
自分も使えるようにしたい、
言葉は生き物で、どんどん変化するモノだ」
そう言っていた。

加えて、辞書などを編集し、
言語学者でもある金田一春彦氏も
「言葉は変化して当然。
そうやって今現在の言葉がある」
とおっしゃっている。

なるほど。
使う、使わないはともかく、
存在を受け入れていく、というのは必要。

PCやネットやスマホを絶対使わない、
というのも、ひとつの生き方だけれど、
それを受け入れないと
社会が見えてこない、ということにもなる。

新しいことへの嫌悪感、恐怖心を
持つことなく、いかに柔軟に取り入れていくか。
それは僕にとっては、大切な選択肢だと気がつく。

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2019年05月30日

自意識の強さとは

今日は、ゲイだとかストレートだとかは
まったく関係ない話。

昨日来てくれたタムラちゃんは
僕よりもちょっとだけ若いのに、
会社を早期退職していて、
悠々自適な毎日を暮らしている。

仕事をやっていた時には
まったくそんな事を感じなかったけれど、
今はふと気が付くと、2日ほど
誰一人とも口を聞いていないことがあって
ビックリするのだそうだ。

そんなタムラちゃんは、結構
独り言が多いのだとか。
テレビを観ながら色々言うのもそうだが、
ふと気が付くと、キッチンで
お風呂で何かにつけ
ひと言、ふた言、喋っているのだと。

まず、独り言を言うことはない僕だが、
タムラちゃんの話で感心したのは、
自分で作った食事を食べる時にも
必ず大きな声で「いただきます」
「ごちそうさま」と言うようだ。

僕は人がいれば、外でも家でも
それくらいはきちんと言うけれど、
一人だとまずない。
これは素敵なことだなあ、と。

僕の場合、独り言を言うこと自体、
気恥ずかしい、という思いがある。
それは鏡で顔を見る、というのも同じ。

そんな話をすると、タムラちゃんは
ええっ!と驚く。
逆にタムラちゃんは、物凄く鏡を見ると言うのだ。
特に、テレビなど観て感激して、泣いたりすると
どんなふうに自分が泣いているのか、
鏡の前に行き、どんなふうに
涙が流れるかを見るのだそうだ。

IMG_9160.jpeg

これには僕も驚きだ。

僕が自意識が強過ぎるから、
独り言も鏡も見ないのか。
とも思うけれど、タムラちゃんも
自意識は十分に強いのだとは思う。

人との違いは本当に面白い。

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2019年05月24日

クロノスの思い出とサトウさんの死

昨夜、昔、僕が通っていたクロノスで
会っていたナカハラさんが来てくれた。

クロノスでの思い出話に花を咲かせていると、
ナカハラさんが「クロちゃん(マスターのこと)、
死んじゃったのってもう
18年も前になるんだよね」と言うから
「あの時、クロちゃんって、いくつだっけ。
70くらい???」と僕が尋ねると
「何、言ってるの?62だよ」
とナカハラさん。

62!?
まさか、今年、僕がなる年齢なのだ。
ちょっとビックリである。

そうか。
僕がせっせと通っていたのは僕が20代後半で
その時に、彼は40代中盤。

それから僕はたった20年くらいしか
あの店に行けていなかったのだ。
そして、その半分ほどは恋愛やら
仕事やらに忙しくて行けなかった時期もある。

Unknown-2 2.jpeg

数年行かなくても、クロちゃんは
「ボトルでいいでしょ?」と
もう味もほとんどしなくなったウィスキーを
出してくれた。

そして、いつものように最近観た映画の話を
まくしたてるようにしてくれて、
他のお客さんが話す人気の娯楽映画を
「あんなのただの通俗映画でしょ」と
笑い飛ばしてクサしたりしていた。

クロちゃんの楽しい話はとめどなく続き、
魅力的で、いつも終電時間を逃してしまい
タクシー帰りとなった。

あの素敵な時間を
与えてくれていたクロちゃんが
亡くなったのが、
まさかの僕とほぼ同い年とは。

あれほど僕は人を魅了することは出来ているのか。
あれほど映画の話で人を引き込むことが出来ているのか。
お客さんたちを、あんなにワクワクさせているだろうか。

それを考えると、自己嫌悪になるし、
所詮、クロちゃんを超えることは
死ぬまで無理だろう。

ただ、ナカハラさんから、
この彼の亡くなった年齢を改めて聞いて、
今後、僕が彼の年を超えて、
彼の姿を目指して
(かなり無理はあるものの)
きちんと、これからも店を
やっていかなきゃいけない。
そんな気持ちになることが
出来たのは良かった。


加えて、クロノスの写真があるかなどと
ネットを調べていたら、上の看板しか
見つからなかった。

けれど、そんなネットの中で、
なんとクロノスで知り合った
映画評論家のサトウムツオさんが
今年の2月にお亡くなりになっていた、
ということを記事で知った。
まだ58歳だったと言う。

そしてなんと、ムツオさんは
クロちゃんが生きていた時に会った
最後のお客さんでもあったらしい。

彼も僕と同世代で、クロノスで
出会った時に話はしたものの、
試写室で会っても、会釈するほどで
会話にはならなかった。

今、思えば、僕がゲイであることを
気にされて、特に声をかけて
もらわなかったのかも知れない。
今さら、少し遅くなってしまったが、
ご冥福を祈りたい。

いずれにしても、こういうことで
二人の才人が、60歳という
まだまだ若い年齢で亡くなったことを
知る不思議な一日だった。

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2019年05月19日

憧れていた制服系の行く末

エイジ君 33歳は、自衛官、
消防士、警察官など
制服系公務員にはめっぽう弱い。

思想が右とか保守とかというワケじゃないけれど、
とにかくあの「男らしさ」を象徴する
マチズモ文化は高校の頃から憧れていた。

IMG_9122.jpeg

そのベースは、もちろん自分が
ゲイであるということ。
彼に限らず、制服系に憧れるゲイは
山ほどいるけれど、
彼は、高校の頃から
警察官になるのだ、
そう心に決めていたらしい。

しかしながら、エイジ君の父親は
昔暴走族上がりということもあって、
大の警官嫌い。
エイジの就職の話の時に猛反対もあって、
結局、公務員試験を受けることが出来なかったそうだ。


そのあと、彼は家を飛び出し、
東京に来て、自分でアルバイトをし、
金を貯め、大学に行くことにする。

大学を卒業してから、改めて
警察学校に行くつもりだった。
しかし、ちょうどその頃、付き合った彼氏に
また反対され、その夢は断念。
普通に就職した。

その彼にはふられてしまったけれど、
さすがに会社を辞める気はなく、
その後、ネットで制服マニアの
人々との交流が始まる。

そういう人々は、驚くような
制服(上に書いた公務員系の制服以外、
宅配便系、作業着系、運動系)、
ありとあらゆるモノ、あらゆる制服を
持っていて、エイジ君ものめり込んでいった。

そして、去年の夏、彼は
他のマニアから譲り受けた
警察官の制服を少し大きめのバッグに入れ、
その手の趣味を持つ人と会うために
自宅を出た。

そして何と生まれて初めて警官から職務質問に合う。

「バッグの中、見させてもらっていいですか」

制服が実際使用された本当のモノだということがわかり、
入手先などを強く問われ、エイジ君はしどろもどろに
なったとのこと。
結局、譲られた相手の連絡先などが
手元になく、制服は没収。
エイジ君がそれを着て歩いていたワケでは
なっかったことは良かったが、
少なくとも軽犯罪法にあたると
こっぴどく注意されたらしい。
たくさんの書類も書かされたようだ。

エイジ君の高校生の頃からの警察署に入る夢は
まったく違う形で、現実となった。

ゲイ、ストレート問わず、
性的ファンタジーの行き過ぎには
やはり注意しなければいけない。

ちなみに、今回のブログのカテゴリーは
「エロ」に入るかどうか、
色々考えてみたけれど、
「人生」に入れることにした。。。

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2019年05月17日

差別用語って

京マチ子さんが亡くなったことから、
最近よく来てもらっているショウジさんと
アメリカ人の古い友人のベン(彼はすごく日本通)と
古い日本映画の話をしていた。

そんな中で、ベンがつい最近、
名画座で渋谷実という監督の映画を観た、
という話をしていた。
思えば、渋谷実という監督の作品に
京マチ子は出ていないのだけれど(笑)

そして、渋谷実と言えば貧困を描いた
「気違い部落」という映画があった、
という話になる。

「気違い部落」なんて、絶対テレビとかでは
放映出来ないし、ある程度良識がある人は
口にするにもはばかられる。
「気違い」も「部落」も
共に差別用語として認知されているからだ。

ベンは「アメリカに比べると、日本は
昔は使っていたけれど、今は使ってはいけない、
という言葉が多過ぎる気がする」そう言った。

彼が以前、テレビ出演の仕事をした時に
「白雪姫」の話になり、「七人の小びと」と言ったら
「小びとは放送禁止用語なので、使わないでくれ」
とディレクターから言われ、驚いたと言う。

また昔「バックス・バニー」というウサギのアニメに
出ていたポーキー・ピッグという小心者の豚が
あちらでは、どもる(いわゆる吃音をする)
タイプで、それを日本で
吹きかえる時に、かなり頭を抱えたということも
耳にしたことがある。

確かに、気違いも部落も、小びともドモリもダメだし、
クロンボ、おし、めくら、つんぼ、ちんば、びっこ、
ドカタ、百姓、コジキ、ふと考えただけで色々ある。

それぞれに言い換える言葉も用意されているけれど、
「どもり」を「言語障害者」と言い直したりすると
個人的にはそっちのほうが
差別的な感じがしたりもする。

アメリカなどでは、アフリカ系の人を"Nigger"ニガー
などと使ったりすることは、かなりタブーのようだけれど、
そういう言葉は非常に少ないらしく、
かりにあっても(ニガーも含めて)
コメディや、皮肉を含めて
(要は決して差別をしているワケじゃない、という
理由を含めながら、という意味)
使用したりすることは多いようだ。

IMG_9114.jpg

中指をおっ立てたり、Fワードと言われる
"Fuck"や"Faggot"(ホモ野郎)みたいな言葉は
テレビじゃ、モザイクが入ったり、ピー音が
入ったりするようだけれど、映画や日常で
ジョークで使われたりすることも多いと言う。

最近はSNSの炎上も含めて、どんどんタブーと
されることが多くなって、気を使うことも山ほどある。
そこに悪意がない、と相手に伝わる、ということが
最低上限だが、笑い飛ばせるジョークという形を
とる寛容さも、僕は必要だったりする気がする。

ちなみに色々調べてみると、
放送禁止用語のリストというモノを見つけた。
面白いので、貼っておくことにする。


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2019年04月29日

それぞれのプライド

一昨日の寒さとは違って、日中晴れ渡った中、
昨日行われた今年のプライド・パレードは大盛況。

去年まで、歩く人が事前登録が必要だったのが
歩きたければ誰でも歩くことが出来る、
というように変化。
本当に、ここ数年、多くの人たちの尽力もあって
LGBTをとりまく環境が変わっていくことを強く感じる。

IMG_8982.jpeg
(絵は、大好きな映画「パレードへようこそ」の
ポスターを元に書いたモノ)

パレード帰りに多くのお客さんが来てくれた。

そんな中、初めて新橋のとあるお店のマスターが
僕と同世代の友人サトルさんを連れて来店。

サトルさんは、20代後半の時に、
友人の集まりで、初めて女性好きな女性と
知り合い、自分が「ゲイである」という
アイデンティティを理解出来たそうだ。

彼女はレズビアン、自分はゲイ。
それでも、お互いに尊敬出来、
気になる存在になっていき、
結婚をしたのだそうだ。

サトルさんと彼女はお互いに
同性に惹かれながらも、セックスを
することも出来た。
確実に、相手を尊敬し、なおかつ
好きなのだ、そう思ったと言う。

それから30年近く。
彼女には好きな相手が出来、
サトルさんも何人かの相手と付き合っては
別れたりもする。

それぞれ、好き勝手なことをしながらも、
帰る場所はひとつだそうだ。

彼らはお互いを尊敬しながらも、
ゲイであるプライドを持っているのだ。

こうして、うちの店に来ている間にも
彼女からLINEが入り、
「いいなあ。私も連れて行ってほしい。
一緒に飲みたい」そう言っているのだそうだ。

「そういう意味じゃ、僕たちは
仮面夫婦、とか偽装結婚ではないと思う。
子供さえ出来なかったし、お互いに
同性愛者だけれど、こういう形も
あっていいんじゃないか」
そうサトルさんは言う。

そう。
どんな形があってもまったく問題ない。
それぞれが納得し、幸せであれば、
それで良いのだ、サトルさんの話を聞いて、
つくづくそう思った。

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