2018年10月29日

三人での会食

昨日、友人のカオリとタダシと
すごく久しぶりに3人で食事をした。
渋谷のはずれにある
隠れ家的な和食の店に行き、
のんびりと再会を楽しんだ。

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カオリとタダシと僕とは
ほぼうちの店が始まって半年くらいから
とても仲良くなった。

タダシはもう四半世紀前から
顔は知っていたけれど、
うちの店に来てくれるまでは
じっくりと話したこともなかった。

カオリは、僕が店を始めた直後に
他のゲイバーに偶然来ていて
バッタリと会ったのだ。

うちがオープンしたあとの
4年間くらいは、よく3人で
食事をしたり、
旅行に出かけたりした。

3人を繋げたのは、
映画が好きだったこと。
カサヴェテスが好きなタダシと
ベルトルッチが好きなカオリと
ブニュエルが好きな僕。

この10年の間、彼ら二人には
色々な事があった。
ちょうど6年ほど前、タダシは
九州にいる年下の彼が出来、
同じ頃、カオリは渋谷に
バーを開いた。

タダシは相変わらず店に来てくれるし、
カオリの店にも休みの時に
飲みに行くことがあっても、
3人でゆっくりと飲む、という時間は
そんなになかった。

話がはずむ中で、
40過ぎたばかりのカオリは
バーをやる傍ら、他店のコンサルをやり、
40回にも及ぶ鮨の学校、和菓子の学校、
フラワーアレンジメントの教室などに
通うというから凄い。
おまけに近い将来、
オランダに住む計画も持っているとのこと。

そろそろ50になるタダシは、
彼と二人で石垣島へ移住を
計画しているらしい。

まだ、ハロウィンでゴッタ返す渋谷の
片隅でとても刺激的な話を聞くことが出来た。


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2018年10月24日

マスダちゃんの置き土産

ここ4年ほど、よく来てくれていた
マスダちゃんから、突然店に電話があって、
癌を患って入院していると、聞いたのが
去年の春先だっただろうか。

去年の夏に、退院したよと
店に来てくれた時、10周年のパーティは
来られないけれど、差し入れだと
スタッフ分、強壮剤を持って来てくれた。

あと、僕のこのブログで知った
僕の友人と一度会ってみたい、と頼まれて
ちょうど店にいる時に紹介したりもした。

11月だったか、ちょっと体調が悪くなり、
再入院する、と聞いた。
その時に「これ、お店に置かせてもらっていい?」と
手の平に乗るくらいの
小さな観葉植物を持って来てくれた。

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「これ、僕だと思って、育ててくれますか?
僕も頑張るからさ」と言う言葉を残し、
帰っていった。

それから、何かと病院から
LINEを送ってくれたり、
僕も返したりしていた。

また、店のインスタグラムや、
スタッフがその中のライブで
配信した時に、病院から
積極的にやり取りを
したりもしていた。

今年の4月。
数週間連絡がなかったので、
連絡をとったら
「転院をして、副作用の強い治療と
闘っています。
必ず、勝つ気持ちで頑張ってます。」とあり、
病院名を聞いても
「心配しないで。
元気な姿を必ず見せに行きます」と
書いてあった。

そして5月。
「その後、どう?」と送ったけれど、
返事がない。
数日経って、ツイッターの
ダイレクト・メッセージもしてみたけれど
何も返答がなかった。

彼と連絡をとっていた友達にも
聞いてみたけれど、詳細は誰もわからない。

僕が知る限り、彼のことを深く知る人は
いなかった。
思えば、お客さんとの連絡はたった
1本のLINEだけ、という人もかなり多い。
連絡先すら知らない人もたくさんいる。
特に一人でいらっしゃる人は
ふとお店に来なくなってしまうと
それきり連絡が半永久的に
取れなくなってしまう。

夏が終わり、マスダちゃんが置いていった
植物が枯れてしまった。
あんなに強かったのに、
そして、マメに水をやったり、
少し日光に当てたりもしたのだが
どうしても無理だった。

とても、これに意味があるとも
思いたくはない。

しかし結果的に今、マスダちゃんが
どこでどうしているか、わからない。

せめて実家にでも帰って、元気に
していればいいんだけれど、
万が一のことがあっても、
出来るだけ辛くない状態で
いることを祈るばかりだ。


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2018年10月18日

不思議な力

昨日来てくれたイワタさんは、
結婚して30年近く。
子供もいるけれど、
ゲイとしての活動も
せっせとしている。

イワタさんは、つい最近まで
ずっと海外赴任が長く、
妻子を日本に置いての生活だった。

アメリカ生活が落ち着いた
15年ほど前に一人の
若い青年と付き合ったことがあった。
そんな彼には強い霊感があったらしい。

そんなある日、
突然奥さんから国際電話があり、
「あなた、誰かと付き合っていうるでしょう」と
いきなり言われた。


戸惑いながらなぜかと聞くと
「わかるの」とひと言。

そう。その青年と同じように
彼の奥さんにも
人に見えないモノが見える、とか
感じる、というような
強い第六感ということが
そなわっていたと言う。
それは結婚した当初から不思議に思っていたこと。

そのあと、突き詰められて、
自分はゲイなのだ、と初めて奥さんに告白。

その若いコと付き合う前、
何人かの人とも関係を持ってはいたけれど、
今までそういうことを言われたこともなかった。

何故なのか。
彼は常々、奥さんとは別れてほしいと言い、
「今、奥さんは気持ちが離れている」
そして「別れたがっている」とも
言っていた。

その青年が奥さんに何らかの信号を
送ったとしか思えない、
イワタさんはそう言った。

確かに、お客さんや僕の友人でも
人にはそんなに言わないけれど、
見えないモノが見えてしまう人は
それなりにいるようだ。

僕に関して言うと、幸か不幸か
まったくないほうなので
これだけ気楽でいられるのかも知れない。

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画像は映画「シックス・センス」
ふるっ!(笑)

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2018年10月14日

好きなことをとことんやる

昨夜、googleでご覧になった、と
非常にジェントルな紳士トモヒサさんと
ガチムチでアバクロのTシャツに身を包んだ
ユキヤさんの二人が初めて来ていただいた。
共に40代後半。

トモヒサさんは学生時代から東京に住み、
その六本木や銀座で、飲食の
オーナー業を長くやっているという
僕よりも年は下でも大先輩だ。

ユキヤさんは、40歳を超えるまで
実家がある関西に身を置き、
つい数年前に、今さらながら
やはり東京に住みたい、
と移動を決めた。

二人が出会ったのは、
たまたまユキヤさんが
東京に遊びに来た20代の頃。
それから連絡を取りつつも、
なかなか会わないでいて、
3年前に上京して、
そのまま二人で暮らしたのだそうだ。

友人という垣根を超えた瞬間に、
やはり友人に戻ったほうが良いだろうと、
二人は1年後に別れたらしい。

同世代ということもあって、
同居していた時には
喧嘩も絶えなかったけれど、
少し距離を置くと、
良い関係になったと言う。

そして昨日、久しぶりの電話が
トモヒサさんからユキヤさんにあり、
二人はゆっくりと食事をしたあと、
いつも行っている2丁目とは
違う店に、とうちの店を
選んでいただいたらしい。

二人の話を聞くと、
共に好きなことをとことんやる、
というタイプだ。

トモヒサさんの多くの店の経験談、
そして幅広い人間関係には
僕には到底真似が出来ない部分を
感じたし、なるほどこれこそ
一般的なサービス業に携わる
人の心得なんだなあと
学ぶことも多かった。

トモヒサさんが先に帰ったあと、
残ったユキヤさんと
ゆっくりと話をした。

ガチムチでいかにも、と見える
ユキヤさんだが、
実はアート全般を愛する
かなり繊細な人。

この前亡くなったアレサ・フランクリンが
大好きだったこと、
フェリーニの映画にも夢中で、
「カリビアの夜」「サテリコン」の
僕が知らない撮影の裏話や、
最も好きだという市川崑の「犬神家の一族」を
何度も観て、そのたびにどういう発見をしたか、
出てくる話がとても面白く、
なんと魅力的な人なんだと学ぶところが
たくさんあった。

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写真は、ユキヤさんが尊敬する
アレサ・フランクリン。

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2018年10月10日

本庶さんから学ぶこと

昨夜、NHKの「クローズアップ現代+」で
先日、ノーベル賞を受賞された
本庶佑教授が出演されていた。

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その昔、ガンになった僕にとって、
ガンの治療薬についての情報は
非常に関心があることだ。

ただ、それよりも何よりも、
大きく心が動いたのは、
彼が大切だと思う6つの「C」についてだった。

Curiosity 「好奇心」を常にもつこと。
Courage 「勇気」をもって挑むこと。
Challenge  困難な問題に「挑戦」すること。
Confidence  必ずできる、と「確信」すること。
Concentration  全精力を「集中」すること。
そして
Continuation 決して諦めずに「継続」することだ。

これは、僕自身、常に心に留めておきたい
日頃からそう思っていることにかなり等しい。
等しいが、なかなか出来ないこと、
逃げてしまうことも多い。

このブログでは、
去年亡くなられた日野原重明氏や、
三浦雄一郎さん、そして大谷翔平選手など、
リスペクト出来る人たちの言葉や、
考え方を書かせてもらった。

ってか、ゲイバーとかやってる店主が、
何、綺麗ごと、言ってんだよ、とか
言われそうだけれど、
どういう職業、ポジションであれ、
生き方、というのは
大きく学ぶところはある。

とは言え、また明日からはエロく、くだらない話を
綴ってしまうような気もするけれど(笑)

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2018年10月08日

友人の結婚式で

40代のモリオが、昨日
友人の結婚式の帰りに寄ってくれた。

友人というのが、
モリオと同世代の新婦のほうで、
数年前に、彼女にはモリオが
自分はゲイであることを
カミングアウトしていたらしい。

1次会が終わり、
2次会になった時に、
新婦以外、モリオがカミングアウトしている
数人が、アウトしていないストレートの
友人たちの前で
「モリオって、本当にそうなの?」だとか
「だとしたら、男役?女役?と
矢継ぎ早に質問にあったのだと言う。

「どうでもいいじゃない、そんな事は」と
笑いながら、モリオは30分ほど経って、
お祝いを二人に伝えたあと、
その場を離れたと言う。


そんな話を聞いて、
僕も20代後半の頃に、
僕が行けなかった
自分の学生時代の友人の結婚式のことを
思い出した。

いない僕のことを指して、
「アイツも、結婚、いつするんだろうなあ」
そんな話が出た時に、
当時、僕が一人だけカミングアウトしていた
女友達が
「え?男同士って結婚できないじゃない」と
みんなにアウティングされたことがあった。

当時はまだまだLGBTという言葉さえなかった時代。
「えええっ!まじかよ?」
「ゲ!?ホモなの?信じられない」
という言葉が出たかどうかはわからないけれど、
その話を彼女自身から聞いた時に
「お前を信じて言ったのに。
言うのなら、自分の口からきちんと
伝えるよ。余計な事、言うなよ」と
彼女に怒ったことをよく覚えている。

今、思えば、彼女はまったく悪気はなく、
たぶん、僕がゲイであることは
周知の事実だと思ったのだろうけれど、
その時のなんとも言えない気持ちは
忘れられない。


昨夜、結婚式の話をしてくれたモリオは
友人を責めるわけでもなく、
カミングアウトを後悔するでもなく、
「まあ、仕方がなかったと思う。」
そう言った。

自分自身のカミングアウトの問題、
第三者から他人に伝えられてしまう問題。

「だから、他人にカミングアウトなど
しないほうがいい」のか。

それとも、聞いたストレートが
もう少し、こちら側の気持ちに寄り添うべきなのか。

何が良くて、何が悪い、ということは
一概に言えない。
ただ、いつの日か、
わざわざカミングアウトすることもなく、
どちらの性が好きか、などという話題が
まったくどうでも良くなる、
そんな日が来れば、そう思うばかりだ。

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写真は、結婚式、と言うと
思い出す僕の大好きなゲイ映画
「ウエディング・バンケット」
必見。

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2018年10月05日

健常者と障害者

先週の11周年パーティに、
デフ(耳が不自由な)のお客さんも多く
駆けつけてくれた。

その昔、僕自身、
少しだけ聴覚障害者の人と
関わったことがあり、
数ヶ月手話を勉強したことはあった。

でも、さすがに25年ほど前だし、
ほぼ彼らと会話をするのは
筆談になってしまったりする。

それでも、うちの店にはポツリ、ポツリと
デフの人たちに来ていただけている。

そういう人たちのために、
改めて手話を少しでも覚えなければ、
とは思うものの、
ついつい疎かになってしまう。


さて、パーティの時、
何度か来てくれているデフのタカ君が
エスムラルダのショウに
引っ張り出された。

そのショウ自体は、音は関係なく、
肉体表現だったため、
彼も楽しんでくれたようで
ホッとしたし、
エスムラルダも彼を理解しながら
参加してもらったようだった。

そのあと、タケ君は僕の隣に来て
ショウの続きを観ながら
僕に携帯に「ショウの時だけ
手話通訳してくれたら、嬉しいです。」と
文字を打ってくれた。

プライド・パレードなど
大きな会場で何かがある時には
手話通訳は付くけれど、
確かにお店のイベントなどで
通訳が付くことはそれほどない。

なるほど。
非常に少数だけれど、
今後はそういう事もとっても必要なのだ、
そう思った。


思えば、耳が不自由なスタッフがいる
ゲイバーなんてあるのだろうか。
デフの人はIT系など、
直接人とコミュニケーションを取らないワークが多く、
サービス業などは最も遠い仕事なのかも知れない。

それでも、何らかの形で
健常者と言われる僕らが、彼らと
共に楽しめる場所、というモノを
もう少し積極的に考えるべきなのかも知れない。

難しいこともたくさんあるけれど、
12年目からは、聾唖の人だけではなく、
そういう人たちとも一緒に
何かを作ることが出来る店になれば、
そんな事を考えたパーティだった。

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写真は「ザ・トライブ」という
聾唖の人たちの寄宿学校の映画。
すべてウクライナの手話で構成されていて
字幕がない、というのが珍しかった。

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2018年09月26日

新潮45問題から学ぶこと

杉田議員の「LGBTは生産性がない」発言が
物議を呼んで、その後、彼女の記事を擁護する
新刊が発売でまた炎上、
ついには休刊となった新潮45。

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一連の騒ぎから、LGBTを傷つけた、と
憤慨する意見、それに賛同する多くの
メディア、ニュース。

僕は親族も含めて、昔の仕事関係者など
多くの人が、ほぼ僕が同性愛者であることを
知っているせいもあり、
「大変だよな」
「大丈夫?」という声に加えて
「お前がゲイだと知らなかったら、
こういう問題が起こった時に、
自分がどう考えたか、
今では想像つかない。」などと
言う友人もいて、なるほど、と思ったりする。


そして、こういう事件から、
またLGBTに目が向けられることを
嫌がる当事者も少なからずいる。

世の中に受け入れられる事など、
まったく望んでいない。
少なくとも自分の人生が幸せであればいい、
そう思う人たちだ。

もう亡くなってしまったが、
僕が大好きだった
クロノスというお店のマスター
クロちゃんも
「いいのよ!我々は変態なんだから。
変態は変態として、自分の中で
良しとして生きていけばいいのよ!」
いつも、そう言っていた言葉を思い出したりする。

30年ほど前の自分自身も
ずっと隠れて、ひっそりと自分と
自分の周りだけが幸せであれば良い、
そう思っていた時期もある。


色々な事情、個人的な思いで
自分の事は決して明かさないで生きていく、
そう決めている人は今でもかなりの数いる。
そして、それはなくならないだろうし、
それはそれで良い、僕はそう思う。

ただ、反面、
ゲイを「ただの性の嗜好」
ということではなく、
ストレートの人と同様、
愛する人との関係を受け入れてもらいたい、
法で守ってほしい、
そういう声が多く望む人もいることは確かだ。
それは間違っている、などとは
もちろん言えない。

何が正しいか、間違いかなんて
誰も決められず、
誰も選ぶ事は出来ないのだ。


とてもデリケートな事ながらも、
今回の問題を見聞きしながら、
こういう両者の意見が
真っ向から対立することなく、
お互いに受け入れられていけばいいのだけれど、
そう思う。

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2018年09月22日

歳をとるということ

今月、2度目の連休の前日。
多くのお客さんたちが来てくれて、
ちょうど落ち着いた0時を過ぎた頃、
僕はひとつ、また歳をとってしまった。

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去年、恐ろしくも還暦、という
まったく想像を絶する瞬間を過ぎてから、
それこそ、誕生日なんて
もういいか、そう思っている。

しかしながら、
毎週のように来てくれている
ボディビルダーのタカダ君が
シャンパンを入れ、
そこにいたお客さんたちと
乾杯をしてくれた。

こんなおっさん(じいさん?)に、
本当に有難い。


そう言えば、僕の誕生日よりも、
店の誕生日のことを書くのをすっかり忘れていた。
11周年は来週末だが、
一昨日の20日の日が
うちの店が誕生した日だった。

そもそも、6月後半か7月には
出来るはずだった店は、
色々な事情で、工事が遅れ、
オープンしたのが、11年前の
僕が50になる直前の9月20日だったのだ。

オープン2日目の深夜、0時を
回った時に、50歳を迎えた
あの日のバースデイは
本当に忘れられない。

それから1年経ち、2年経った頃に、
他店のマスターから
「何故、もっと大々的にママのバースデイ!」と
みんなに伝えて儲けないと!!と言われた。


30代や40代だったら、それはそれで
頑張ってしまうのかも知れないし、
シャンパンもたくさん入り、
みんなが飲んでくれて、
売り上げにも貢献するのかも知れない。

別に儲けたくない、とか、
綺麗ごとを言う気はないけれど、
自分の店で自分のバースデイを披露する、
というのが何とも恥ずかしいのだ。

スタッフのバースデイも大々的にやらずに
サプライズでやったりもしていたけれど、
彼らも恥ずかしいので、
出来ればやめてほしいと言われたりした。
いかにもうちのスタッフで、
これはこれで、また売り上げには
繋がらなかったりして
ちょっと困ったモノ(笑)

まあ、それでもこうして
お祝いしていただく、ということは
本当に有難いなあ、と感謝の気持ちでいっぱいだ。

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2018年09月18日

死ぬということ

今年に入り、多くの著名人が亡くなっていく中で、
樹木希林さんの訃報が伝えられた。
女性で75歳というのは、まだまだ若く、
全身に癌が広がっていると
メディアで告白してから、6年だった。

僕の周りでも、老若問わず、
ガンになっている人は何人かいる。す
ガンでなくとも、
大病になっている人も。

お客さんにもいらっしゃるし、
古い友人、そのパートナー、友人など
細かく数えれば10人には収まらない。

僕自身、胃ガンを宣告され、
治療したのがもう18年も前。

1/4しか残っていない胃なので
食事や排便には、さすがにいまだに
気を使うことは多い。
いくら運動をしても体重が増えないけれど、
それでも、それ以外は
まるで何事もなかったように
元気でいられることが幸せだと思う。

健康である、ということは本当に幸せ。
それがわかるのは、身体を壊してからだ。
それまでは、自分だけは、と
タカをくくったりしていたりする。

元気だった時の希林さんの
メディアでの発言を見聞きすると、
本当にポジティブで
死ぬことへの向き合い方は
学ぶことはいくつもあった。

「病気にならないほうがいいけれど、
病気になってじゃないと
気がつかないこともたくさんある。
だから、病気になって本当に良かった。」

僕自身も確かにそう思ったが、
いざ、またその時が来ると、
彼女のように、どれだけ覚悟できるかは
まったく自信がない。

いつか人は死ぬ、
悲しく、辛いことだけれど、
それをしっかりと受け入れて、
死と向き合っていくこと。
それを彼女は身をもって教えてくれた。

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2018年09月16日

夢を生む仕事

昨夜、オープンと同時に、別々に
入って来てくれたジョウジとマサシは
共に26歳。
店の常連、ハヤトがたまたま
共通それも同い年の友人だったことから話が弾む。

ジョウジは、昨日、LGBT専門の不動産
(そこをやっている人も一緒に来てくれた)に頼んで、
新宿近辺のマンションに
入居を決めてきたところだった。

その不動産業者の彼に
LGBT専門のメリットを尋ねると、
主に同性同士(特に男性同士)で住む場合、
部屋を汚す、騒ぐなどという印象で
嫌がる大家さんがいるということや、
連帯保証人の問題など
色々相談に乗ってくれると言う。
なるほど。

そんなこんなでジョウジの
家賃の話になった時、
マサシは「うわあ、そりゃとても払えないなあ」
とつぶやいた。

IT系のジョウジと
エンジニアのマサシ。
二人とも、この夏に転職が決まったばかりだ。

マサシは、比較的特殊な機械を調節したり、
作ったりしている。
毎日、毎日が新しい発見で
仕事は物凄く楽しく、
これほど充実した日々を
過ごせるとは思わなかったと話す。

昇給がどんどん高額になって、という
夢のような事に繋がらなくても
自分の力で夢を生み出していければ
自分はとても幸せなのかも知れない、
そう言う。

なるほど。
価値観、夢、というのは、
本当にそれぞれなのだ、そう思う。

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2018年09月12日

全米オープンから学ぶこと

僕はテニスはやらないけれど、
テレビで観るのは好きだ。

時間的に長いし、その間、ほぼ集中して
観なければならない、というのは
確かに辛かったりもする。

しかし、ゲームの白熱間と同時に
プレイヤーの動きは
他のスポーツに勝るほどの
美しさだと心から思う。

そんなワケで、すべては観られないにしても、
四大大会を観たいがために
(もちろん、アカデミー賞やトニー賞もあるけれど)
WOWOWに入っている、
と言っても過言ではない(笑)


さてさて、日本人選手として史上初の
優勝をもたらした大坂なおみ選手の試合も
週末の朝までの営業後、リアルタイムで
昼前まで観入ってしまった。

女王として君臨した
セリーナ・ウィリアムズ選手が、
審判の判断にブチ切れてから
会場が大きくブーイングをする中、
二十歳の大坂選手の落ち着きや
ハートの強さに加え、
その手堅い攻撃には胸を打たれた。

ハイチ系アメリカ人の父親と
日本人の母親を持っていながらにして、
二重国籍を持つ彼女は
日本への愛情も深いということから
日本人選手として出場。

彼女の肌の色の黒さや、
ほぼ日本語はうまく話せない、
ということから、優勝するまで、
日本人選手?というような
イメージや雰囲気を持つ人は確かに多かった。

しかし、逆に優勝したら、
どれだけ「日本選手の快挙」と
マスコミの大フィーバー。
これには、ちょっと引いてしまう。


カンボジア国籍をとった
猫ひろし氏が、たとえばオリンピックで優勝したとする。
もちろんカンボジアの人たちは喜ぶだろうけれど、
たぶん日本でも「日本人の猫ひろしが!」
というスポーツ新聞の見出しが
躍ることは間違いない。

50年前、いや30年前よりも
ずっと異国の人と結婚する人たちは多くなり、
ハーフやクォーターの人たちも
圧倒的に増えた。
または、色々な理由で
他の国の国籍を持つ人も多くなった。

そんな中で、国を代表する、とか
どこの国籍であるかというのは
どんな意味があるのだろう。


僕は「大阪なおみ」という個人が
今回全米オープンで優勝した、
と捉えてしかるべきなのではないか。
そう思う。

もちろん、僕自身は日本で生まれ育った
日本人であるし、オリンピックや多くの競技で
当然のように日本を応援し、
日本が勝てば嬉しい。

でも、この多種多様な人たちが混在する現代、
「属性」に縛られる、ということが
本当に良いことなんだろうか。
アイデンティティというのは、属している、
ということではなく、個人が
自分らしくあることなんじゃないか。
今回の試合で、そんなことを深く考えた。

しかしながら、
ウィリアムズ選手のプライドと共に、
大坂選手の根気強さに
心から胸を打たれた試合だったことは間違いはない。

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2018年09月09日

ジムのフロントで その2

昨日のリョウスケ君の話で思い出したのが
僕が20代後半の頃だろうか、
当時行っていた新宿のスポーツジム
(今はもう映画館になっている)で、
それこそフロントの女性
(当時22、3だった)に
バレンタインのチョコレートを
もらった事があった。

ジムの会員へチョコレートを
渡すなんて、たぶん今の時代なら、
他のスタッフから本部に伝わったりし、
大変な問題になると想像でき、
絶対軽々しく出来ないだろうけれど。

まあ、とにかくチョコレートを返す訳にもいかず、
かと言って、もらいっぱなしもどうかと思い、
次の時に、お茶を誘うことにした。

会うことをとても喜んでくれた彼女だったが、
喫茶店で会うやいなや、
僕は自分がゲイであることを
カミングアウト。

色々話を聞くと、
実は彼女は、10代の時から
とある既婚者男性と付き合っていて、
とにかく彼から離れなければ、
そのためには相手を探さなければ、
そう思っていたようだった。

残念ながら、彼女には
応えることは出来なかったけれど、
僕は彼女とは友人となった。

僕は彼女に、ジムにいる
誰それがゲイだなどと
言ったことはないけれど、
その後、彼女はどんどん目が肥えていき、
ジムでどの人がゲイで、どの人がストレートか
すごく見分けがつくようになったのだそうだ。

その中で、誰か自分に合う人は
いないか、探すのだと息巻いていた(笑)

その後、ジムのトレーナーの中にゲイの人がいて、
彼女がとても仲良くしている、ということを聞き、
3人で食事をしたことがあった。

それから何年経っただろうか。
なんと、彼女はその彼と
結婚に踏み切った。

彼女は不倫相手とはずっと続いており、
ゲイの彼にとっては偽装結婚相手として
申し分ないということだった。

そのことに関して、
僕の個人的な見解はともかく、
二人はそれなりに幸せそうだった。

あれから20年近く経ち、
二人には会っていない。
たまに連絡をとると、
結婚生活はうまく行っているとのこと。
店に来てくれようとしたことはあったが、
チャンスはないのかもしれない。

いずれにしても、僕にとっての
ジムのフロントでの思い出である。

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2018年09月08日

ジムのフロントで

昨日来てくれたリョウスケ 34歳が
行きつけのジムに先週行った時の話。

「こんにちは!」
と初めて見るジムのスタッフ男子。
でも、何故か、彼がちょいと首を傾げながら、
リョウスケのほうを見続ける。

どこかで会ったんだろうか。
まったく覚えがない。
こんなに若い(たぶん20代中盤)の
ゲイの知り合いは
それほど多くないし、
仕事関係でもない気がする。

まあ、いいや、と思っていたら
トレーニングの最中、
ジム内を点検していた彼が
リョウスケのほうをちらっと見る。
リョウスケも見返し、何か?という顔をしてみた。

「◯◯さんですよね。」
リョウスケの苗字を彼が言う。
「うん、そうだけど。」

「ああ、やっぱりだ。
覚えてますか?
僕の兄貴が◯◯さんの大学のクラスメイトで
僕、その時中学生で、◯◯さんのうちに
遊びに行っていたことがあったんですよ。」

え?と名前を聞くと、思い出したのが
当時クラスメイトで仲が良かった友人。
思えば、都内で両親と暮らす実家に
その友人がゲーム好きの弟だ、と
連れて来たことがあったのだ。

なんとあのまるで子供だった彼が、
なんとこんなマッチョな青年になっているなんて。

「よく、わかったね。」
「はい。そんなに変わっていないですよね。
それと、◯◯さんの苗字って変わっていて、
さっき会員証を見て、ハッと思ったんですよ。」

確かに。
リョウスケの苗字は、とても珍しく
国内でも100人もいないのだそうだ。

「んで、ひょっとして、彼は
ゲイだったの?」
僕がそう尋ねると、
それはわからない、そう言う。

特に連絡先は交換しなかったけれど、
少なくともこれからも会えるし、
いつか飯でも誘おうかと思っているそうだ。

可能性としては、そこそこ高いと思う。
リョウスケはそう微笑んだ。
ふううむ。。。。

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2018年09月06日

災害から考えること

一昨日の台風での西日本の壮絶な状態を
ニュースなどで観て驚いていたら、
今日は北海道全土の大地震が起こった。

連絡が付く友人やお客さんには
連絡が取れたけれども、
まったく連絡先を知らない方々の
安否が本当に心配だ。

それにしても、車が飛び、壁が剥がれ、
自転車や看板が転がって行くのは
まるで怪獣映画でモンスターが通った
あとのようだった。
加えて、関西空港の大変な有り様。

自分が生まれてから、台風というのは
多く遭遇しているけれど、
それほどの経験はないし、
テレビでもああいう光景を観たことは
ないような気がする。

大阪や和歌山、神戸の友人たちに
連絡をすると、とにかくホラームービーの
ようだったと。
ちなみに僕が暮らしていた地区は
いまだに停電が続いているらしい。

北海道。

札幌に住む元彼に連絡をしてみると、
全域で停電しており、その復旧は3日掛かる
という見込みらしく、携帯基地局の電源も
数時間で切れるとのこと。

スーパーは多くの場所を歩き回ったけれど、何もなく
行列ばかり目にする。
お店の対応は分かれるところで、
ダメなところは本当にダメだと言う。
水道、ガスは大丈夫かと思いきや
ガスもまもなく途切れるようだ。

旭川の友人宅も、函館の元スタッフの実家も
みんな停電らしい。

こういう時にカセットコンロや、
水の蓄え、簡易トイレなど準備をしなければ、
そんなことを思っているうちに災害は
やってきてしまうのだ。

初夏、九州地方や、広島地方を襲った大雨。

異常気象などと言われて、久しいけれど、
本当に国同士がああだ、こうだと
言っている場合じゃなく、
何とかこの地球を何とかしなければ
手遅れになってしまう。

とにかく、少しでもあらゆることが復旧し、
次なる災害が起こらないことを祈るばかりだ。


posted by みつあき at 19:37| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月04日

幸福な時間

土曜日にそれぞれ、
偶然店に来てくれた常連の3人。
ヒサオ、ジョウジ、そしてサブロウだ。
ヒサオは「エロがなければ生きていけない!」と
いつもエロネタで明るくワイワイと飲むタイプ。
ジョウジは、マッチョでストレートっぽさを
残しながらも、アッケラカンとしているタイプ。
サブロウは、僕が店を始めるずっと前からの友人。
デリケートながらも、恋愛を真剣に考えるタイプ。
3人とも、うちの店に来てくれて10年経つけれど、
実はとっても、いわく付きの関係者なのだ。
遅咲きのジョウジは、23年ほど前に
ヒサオと出会い、10年ほど付き合った。
どういう事があったのか、
わからないけれど、
別々にうちの店に来た頃は
別れたばかりだったようだ。
ヒサオが店にやって来て、
ジョウジがそこで飲んでいると
ヒサオは飲まずに出て行った。
また、先にヒサオが飲んでいて、
ジョウジがやってくると
やはりすぐに帰ったりしたものだ。
それほど別れた直後は、会いたくなかったようだ。
その数年後、ヒサオがうちの店で
出会ったのがサブロウだった。
二人はそれから付き合いだしたものの、
なかなかうまくいかずに、
数ヶ月後、やはり二人は別れてしまった。
そして別れた直後に、ジョウジとサブロウ、
つまりヒサオの元彼同士が、
うちの店で知り合った。
ここで彼らが付き合ったとしたら、
いわゆる三角関係となるのだけれど、
残念ながら(笑)
二人はそういう関係ではなく、
無二の親友となった。
結果的にこの頃からか、
ヒサオもジョウジを店で見ても
帰るということはなくなった。
その後、それぞれ恋愛をしながら、
今はヒサオとサブロウはシングル、
ジョウジはその後、
うちの店で知り合った3歳年下の彼氏と
もう5年ほどの付き合いとなる。
ジョウジとヒサオ、
ヒサオとサブロウ、
もちろんジョウジとサブロウ、
それぞれのツーショットはうちでよく見るけれど、
この3人がカウンターで並ぶというのは
先週のこの日、初めてのことだった。
それぞれに過ごした時間、
そして今、現在流れていく時間。
他のお客さんも加わって、
終始笑いに包まれた時間だったけれど、
10年前、誰もが想像しなかったこういう形こそ、
最も幸福なのかも知れない、
そんなふうに思った。
posted by みつあき at 18:05| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月29日

30歳前のゆらぎ

土曜日に人に紹介されて、
初めて来てくれたと言うノリヤ君、29歳。
遅い時間だったので、
色々話を聞くと、今、自分は
人生の大きな岐路に立っているのだと言う。

彼は高校時代、かなり一生懸命勉強に励み、
某有名大学に入学した。
そして、結構大きな会社に入ることも出来た。

会社に入って7年。
仕事はこれと言って自分を昂めることはなく、
やる気が起きずに、ただ、ただ
収入を得るためにやっている感じが続いている。

しかし、彼は昔から人の前で
パフォーマンスをしたい、
そう思っていた。
そんな理由もあって、ここ数ヶ月、週末だけ
養成所のようなところに通っている。

とは言っても、それは趣味のようなモノで
それで食べていこう、なんて思ってもいない。

養成所の中にいる学生たちは
自分よりも年上、年下に限らず
本気度が違う。
平日はガッツリとアルバイトをしながら、
必死になって、将来の自分の仕事に
繋げたい、そう思っている。

それに引き換え、自分はすべてが中途半端で
どうしようもない気がしてくる。
少なくとも、名門大学から一流企業に入り
それなりの収入があるということで
どこか安心してしまっている。

このまま定年まで、なんて絶対考えたくないし、
どこかでやりたい事はたくさんあるはずだ、と
思いながらも、その一歩が踏み出せない。

結果的に、何がしたいか定まらない、
勇気が持てない、
そしてその前に、すべての恵まれた条件を
捨てるのが怖い。

僕個人は、そこまでの
一流企業に勤めたことはないけれど、
やはり20代から30代にかけて、
バブルも含めてそこそこの収入があり、
ノリヤ君同様、動くことが出来なかった。

今、思えば、それはそれで意味があったとは
思うし、後悔することはないけれど、
あの時ああしていればどうだったんだろうか
もう少し広がりがあったのかも知れない、
そう思うこともある。

30歳なら30歳にしか出来ないこともある。
失敗しても、まだまだ先も長いし、
いくらでも冒険が出来る年齢なのだ。
ちょっとだけ頑張っても、
決して無駄にはならない、そう思う。

初めて会ったノリヤ君だったけれど、
応援したいなあ、そう思わせてくれる人だった。
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posted by みつあき at 18:28| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月19日

平和について考える

お盆の営業も、ほぼ今日で終わり。
この時期、いつも考えるのは
平和について、だ。

今年も、8月6日の広島、
7日の長崎の原爆投下の日、
平和式典が行われ、
終戦記念日には戦没者の追悼式も行われた。

世界で唯一の被爆国であり、戦後70年
決して戦いに挑むこともなかった日本。
それはとても誇らしいと思える愛すべき国だ。

でも、本当に残念ながら、そんな日本が
核兵器禁止条約廃止に調印しない。
核廃止の最前線に立てるはずの国なのにだ。

アメリカの核によって、20万もの人が亡くなり、
そして、今はアメリカの核によって
守られているという事実。

いつ、何時、有事が起こった時に、
武器を持たずに、どうするのだと言う人も
少なからずいる。

僕の中には「目には目を、
歯には歯を」という論理はない。
報復を繰り返していくことで、
そこには何も生まれない、そう思うからだ。

うちの両親は、僕や兄妹たちに
常に言い続けてくれたことがあった。
決して人と人を区別することなく、
心から平和を愛することこそ、大切なのだと。
この気持ちは、僕の中に脈々と流れ続けている。

夏が少しずつ過ぎていこうとしている中で、
いつまでも平和をとことん追求していく
そんな国、そして自分であれることを
心から祈りたいなあ、そう思う。


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2018年08月12日

「引き寄せる」ということ

昨日、ゲイバー初めて、
という山口県に住む友人を連れて
今まで何度か来てくれているヒサオ君、
そしてもう一人、都内に住む友人と
3人で店を訪ねて来てくれた。

3人は何故知り合ったのかと聞くと、
とある「会」で出会ったと言う。

それは、あるラジオ番組で
「本当の幸せとは」
という話をしている人がいて、
その人に惹かれて講演を
聞きにいったことからだったらしい。

山口に住む彼がこっそり自分がゲイである、と
女性に伝えたら、そこにいた彼女の知り合いが
ヒサオ君だった、という流れで
3人はつながったようだ。

ともあれ、そのラジオ番組でもそうだったが、
いかに人は幸せを掴むことができるか。

それは、ネガティブなことを考えない、
口に出さない、という癖をつけること、
仮りにネガティブな事が起こっても、
それはポジティブな事に繋がるのだと
信じることだということを説いていたのだそうだ。

ある種、自己啓発とか、宗教とかと
受け取られがちだけれど、
こういう考え方は、まさに僕が
日頃、実行しようとしていることだ。

グチらない、腹をたてない、
ため息つかない、悪口を言わない、
自分を省みることと、
感謝することを忘れない。

それを実現出来るか、どうかはともかく
常に心に留めておくことが大事。

僕がガンになり、ガン病棟で
末期ガンの人でもポジティブだと長生きし、
早期の人でもネガティブな人は
さらに転移をしていく、という事を聞かされてから
このような気持ちは強くなった。

ネガティブなモノはネガティブなモノを引き寄せ、
ポジティブなコトはポジティブなコトを引き寄せる。

3人と話していると、
まさにいつも自分に言い聞かせているような話が出来、
とても楽しく思えた。

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2018年08月05日

いじめ問題について

ありとあらゆるところで、LGBTについての
記事や報道を目にするようになった。
つい5年、10年前に比べると、
信じられないことだ。

それと比例するように、
相変わらずLGBTへのいじめも
いまだに日本のみならず、世界でも
まだまだ多く報道されている。
自殺者もまだまだ多い。

それがいかに偏見に満ち溢れ、
人を傷つけることか、ということも
小学生から中学生だと
実感することが出来ず、
人と違う、普通じゃない、
ということがいじめの対象となる。

最近の中学生などでは
「僕はゲイだよ。で、何が悪い?」と
開き直る子もいるらしく、
そう出来る子は逆にちょっと人気者に
なったり、ということもなくはないらしいが、
当然ながら、かなり少数なようだ。

いじめられる要因を逆手にとって
開き直れるような開放的な心を持てる
子供というのは、当然、そうはいないだろう。

そんな話をしていたら、お客さんのキョウゴ40歳は
「僕も小学校の時に酷いイジメにあっていました」
と言う。

先生に何度か相談したら
「イジメられるお前に問題がある。」と一蹴され、
キョウゴが名前を上げたイジメの番長各の人間と
授業の中で組まされることにもなる。
どう考えても、敢えて組まされているとしか
考えられなかった。

二人を組ませることで、その教師はこの問題を
解決しようとしたのかもしれない。
ただ、どう考えても、それは良作とは思えない。

僕自身、小学校の頃、「オトコオンナ」だとか
「ナヨナヨしている」と揶揄されたことはあった。
辛くて嫌な思いをしたけれど、
それで自殺したい、という方向性には
いかなかったし、
イジメられているという概念がなかったのは
時代だったのかも知れない。

インターネットが当たり前の世の中で、
ますます姑息で酷いいじめ、といのが
さらにはびこってくる可能性は高い。

あまり深く考えずに、言葉を発する
子供たちの発言を、
どういうふうに制御したり、
間違いであることを気付かせるのか。
子供を持たない僕だけれど、
今さらながら、
ちょっと考えてしまう問題だ。

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