2020年07月03日

残された人生を思う

ガンだと宣告を受けて2年、
この2月に51歳という若さで亡くなったショウジ。
その彼氏だったヒロヒサが友人と共に
店に来てくれた。

僕と同世代のヒロヒサとは、
お互いに20代中盤、
つまり僕がこの世界にデビューしたての頃に
知り合った。
当時、彼はまだ仕事を始めたばかり。
僕は当時の彼女と付き合っていた。

それからよく連絡を取っていたワケでもないけれど、
ひょんな事から、うちの店に
彼氏のショウジと一緒に来てくれていた。

ショウジは、余命宣告されてから
それを広く友人たちに伝え、
この2年間、懸命に生きてきたんだと思う。

少なくとも、店をやっている僕は
ショウジの笑顔しか覚えていないほど
いつも元気そうだった。

ヒロヒサいわく、それは元気な時にしか
来ていなかったからだと聞き、
本当にそれはそうだと思った。

二人は20年の付き合いだったと言う。
それも同じ会社で知り合ったようだ。
ショウジは非常にクローゼットで
街を歩く時も、並んで歩くのを
嫌がっていたと言う。
だから、もちろん二人は同居はしなかった。

そんなショウジが、亡くなるひと月前、
お父さんに、ヒロヒサを紹介したのだそうだ。
ショウジのマンションに見舞いに来たお父さんに
突然「この人が長く僕と付き合っている人です」と。

事前に知らされていなかっただけに
ヒロヒサは非常に驚いたらしい。
もう死期も近いと思ったショウジが、
自分の死後、ヒロヒサが困らないように、
という配慮だった。

お父さんを通じて、その事を知った
ショウジのお母さんは、なかなか
受け入れられなかったと言う。

しかし、お父さんはショウジが
息をひきとる前にも、「すぐに病院に」と
ヒロヒサに連絡をくれたようだし、
葬儀の時も、友人の中ではなく、
前に座るように、と促してくれたと言う。

85歳になられるお父さんも、お母さんも
まだまだ若いショウジを失くした事は
本当にお辛いのだと思う。

そんなお父さんからヒロヒサには
まったく誤字脱字がない完璧な長文のメールが
よく届くと言う。

自分が知らなかった息子のここ20年を
知りたい、そう思われているのだろう。
2019年、まだコロナを誰も予測していなかった年、
ショウジの体調を見ながら、二人は
12か国を旅したと言う。

悔いはたくさん残るだろうけれど、
本当に幸せだった、
ヒロヒサはそう言って笑った。

自分の残りの人生、ショウジの分まで
楽しんで生きなければ、そう言って
ヒロヒサたちは店をあとにした。

先月はショウジの誕生日だったが、
彼の去年のこの日のFacebookを見ると
「今までの人生、感謝しかない。
残された人生を精一杯生きていきます」
と書かれていた。

人はいつか死ぬ。それはいつかわからない。
でも、それぞれが残された人生があることを
ついつい忘れがちだ。
命の猶予を伝えられたショウジは本当に
辛かっただろうけれど、そのぶん、
人よりもずっと日々を大切に生きたんだろう。

ひとり店で残ったワインを飲みながら
ショウジに献杯をさせてもらった。

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2020年06月27日

広大な田舎の風景

1年ぶりに顔を見たエイジ君、33歳。
聞いたら、彼は東京から地方の小さな町に
移り住み、今年から新しい仕事を始めたようだ。

それは何故だったのか。
若い頃から、大学、大学院、そして仕事場、と
日本のありとあらゆる場所を転々とし、
30前後で東京に住んだあと、
早く広い空を美味しい空気を吸いたい、
そして何よりもたっぷりと
時間が欲しい、
そう思ったらしく、前の職場に
辞職願を出したのだそうだ。

自分が住みたい場所に的を絞り、
その地域で職を探す。

聞いてみると、エイジ君が探していたのは
かなりの専門職でもあり、
なかなか難しそうではあったけれど、
いざ見つかると、あらゆる意味で
想像通り、いやそれ以上の満足感だそうだ。

普段はまだ明るい6時には仕事が終わり、
買い物をして、ジムに行き、
うちに帰ってしっかりと料理をする。
本を読んだり、ネットを観たり
休みの日にはそばの山や川を散策する。

東京の生活では、
ほぼ毎日午前0時に帰り、
6時に起きていたあの頃、
ゲイバーに飲みに行く、というのも
ほぼ時間がなかった。

むしろ、今、居を移してからのほうが
ちょっとお金がかかっても、
ぶらりと東京に来て、ゲイバーで
ゆっくり飲める時間が作れたのだそうだ。
そして、また自宅に戻ると、
広大な田舎の風景が、
心を落ち着かせてくれる。

数年前に遠距離だったボーイフレンドと別れ、
今、寂しくないかと言われれば、多少寂しいけれど、
仮にこの一人の田舎生活が
これから何十年か続いても、
この幸福感は変わらないと思う、
そう言っていた。

文化的なことに囲まれた都会の生活から
たぶん離れることはないだろう。
そう思っていた僕だけれど、
エイジ君のキラキラした瞳と
その話っぷりを聞いて、
ちょっと心を動かされた。

エイジ君はそうではなかったけれど、
このコロナをきっかけに
東京への執着を捨てる人たちの
気持ちが少しわかったような気がする。

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2020年06月26日

37歳の初体験

昨日、初めて来てくれた
ヤスヒコ君37歳は、神奈川県に住む。

一人息子の彼は20代の時に
ご両親を次々と病気で失った。
残されたのは、両親が持っていた
アパートと、お父さんが残した
一億あまりの借金。

東京で仕事をしていた彼は
そのアパートへ戻り、
若くしてありとあらゆる事後処理をし、
とにかく仕事に精を出していたようだ。

そういう事柄があったせいか、
子供の頃からゲイだという自覚もありながらも、
この世界にはどうしても一歩踏み出すことが
出来なかったと言う。

もちろん、ネットの動画や、文章から
色々想像できることは多かった。
しかし、子供の頃にとある男性から
性的虐待を受けたことが
彼のトラウマにもなっていたとも言う。

4、5年前に、何らかの流れで
うちのブログに辿り着き、
僕のブログの世界が、いつの頃からか
彼のゲイ世界の大部分を占めていたようだ。

僕は、何だか気恥ずかしい上に、
もっとためになるネット情報や
本もあるのだけれど、とは思いながらも
有難いなあ、そう思った。

その後、ヤスヒコ君は、何度か2丁目に足
を向けたこともあるらしいが、
どうしてもドアを開けられずに帰ったようだ。


そして数日前、ネット情報から
初めてとある男性と性行為に及んだ。
彼にとって、初めての経験だった。
最初は、昔のトラウマが蘇っても来たけれど、
結果的に良い経験だった、そう言う。

行きずりのようなモノではあったけれど、
その人は優しく、ヤスヒコ君を
リスペクトしてくれたらしい。

その経験が功を奏したのか、
そういう流れで昨日は
うちの店を訪れてくれたワケだ。

今まで、うちの店がゲイバー1軒目、
という人を何度も耳にした。
ここからあらゆる店に巣立って行き、
エンジョイしている人も多いと思う。

そんな話を聞くたびに
有り難いと思うと同時に、
来て良かった、そう思える店作りを
しなければ、改めてそう思った。

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2020年06月12日

足を洗ってからのこと

昨夜来てくれたシュンちゃんとは
僕が店を始める前からの知り合いだ。

久しぶりに来てくれて、このコロナの時期、
どう過ごしていたか、と尋ねたら
弟とちょこちょこと会っていたという話。

ご両親が亡くなって、その家に
住み続けているシュンちゃんは
実家暮らしなので、なるほど弟さんが
訪ねてくるんだな、と。

弟さんは、今、どこに住んでいるの?と
尋ねると、パリと東京を行ったり来たり。
さすがにこの時期、大変なので3月下旬に
帰国したのだと言う。

ビジネスワークか何か?と尋ねると
シュンちゃん「あれ?言っていなかったっけ」と
話し出した弟さんの話にはビックリした。

弟さんは、子供の頃から喧嘩っ早く、わがまま。
正直言うと、ヤンキー気質で子供の頃から
かなり大変だった、と。

それがそのまま10代後半で反社会系の組に入った。
いわゆる暴力団、ヤクザだ。
それから何十年。弟さんは、つい最近まで
いわゆる「や〜さん」だったのだそうだ。

しかし、3年ほど前に、彼は
やりたいことがある、と組を辞めることを決意した。
身体中に入った刺青は取ることは出来なかった。
そして、辞めるけじめで、指も詰めたのだそうだ。

僕は、この前観た「仁義なき戦い」を
ついつい思い起こしていた。
今どき、指を詰める、ということを
やったりするのだ、と。。。

それはともかく。
その弟さんがやりたかった事は
絵を描くということ。
組を辞めてから、彼はせっせと書き続け、
なんと彼の絵をフランスのとある人が価値を見出し、
あちらで何度も個展を開けるようになったらしい。

そして、今はパリと東京を行ったり来たり
する生活なのだそうだ。

ちなみに彼はシュウちゃんがゲイだと
言うことを知らないが、
自分のことも色々聞かれたくないせいか
特に何も言わないそうだ。

そういう弟は、と言えば、かなり女性に
モテるらしく、色々な女性が経済的にも
身体的にも面倒を見てくれているらしい。

ゲイの世界のみならず、
ストレート社会にも色々な人がいる。

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2020年06月06日

コロナから学ぶこと

東京のコロナ感染者数が少し上がり、
アラートも出されて、
見守り隊というのが
回っているということを
聞くここ数日。

テレビでは、新宿の夜の店がヤバい、と
毎日のように放映される。

そういう話を耳にすると、
せっかく再開して頑張ろうとしているのに
がっくりと来てしまう。


ワイドショーでは、たまたま取材を受けた
2丁目の一軒のゲイバーが
まるで「コロナなんて気にしていない」と
受け取れるような編集をされて放映をされ、
一部でバッシングを受けているという話を聞いた。

それに対し、そのお店は
ツイッターを通じ、
数日後の昨日、以下のような文章を載せていた。

制作サイドの脚色があったとはいえ、
神経質な話題に対して軽率な言動をしました。
感染予防をしている店舗さんがほとんどです。
あたかも夜の街「新宿二丁目」が怠っているとも取れる
誤解をさせ、同業者様やお客様に不安を煽ってしまい
申し訳ありませんでした。
活気を取り戻すことの意味を履き違えました。

私も例外ではありませんが泣く泣く休業や閉店を
余儀なくされた方、なにより現在も感染症に苦しんでいる方、
近しい人を亡くされた方、
そしてその終息を願い尽力している方たちの神経を
逆撫でするような取材に応じたことを後悔しています。
ご迷惑をお掛けしました。今後は行動を慎むことを誓います。」


人はすべてが完璧ではないし、時によっては
間違ってしまうこともある。
そういう気持ちではなかったのに、
曲解して、まったく違う形で
伝わってしまうことだってある。

しかし、本当に大切なのは、そういう事象が
起きた時に、そのあと、どう対処するかだ。

人によっては開き直る人もいるだろう。
決して自分は間違ったことをしていない、
と怒る人もいると思う。

でも、今回のこのお店の
対応は素晴らしかったと思う。

きちんと自分たちの否を認め、
反省と謝罪の文を流したワケだ。


コロナの騒ぎが始まってまだそれほど
経っていない頃、とあるお店のスタッフに
感染者が出た。
そのお店もすぐにお客さんや
周りの人に対するツイートをした、
ということもあった。

クラスターが広がったりと言われがちで、
ゲイバーに行った、と言わないだろう人も
多い中で、そのお店も勇気があり、
賢明な対処だったと思う。

店をやっている僕たちもそうだけど、
今回のコロナでイライラしたり、
苦言を言ったりするだけではなく、
学ぶことが山ほどある。
この物凄く巨大でネガティブな
スパイラルを乗り越えるためには
そういう学びなんだろう。

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2020年05月22日

医療現場の現状

昨夜、医療関連の番組を観ていて、
ふと、看護師のセイヤ君は元気かと思い、
連絡をしてみた。

話を聞くと、なんと彼が所属している病院は
コロナの感染者に対応しているだけではなく、
彼自身も感染病棟で仕事を
することになったのだそうだ。

最初に発表された時には泣き出す女性の看護師や、
やめていった同僚もいたと言う。

もう、ひと月半以上になるのだが、
内容を聞くと、「大変」というような言葉を
遥かに超えて、かなり酷い現状だとわかった。

酷いというのは、患者さんや
お医者さんたちとの事だけではなく、
とにかく、身の回りの反応だった。

院内で仲が良かった
院内にあるコンビニの従業員から
「申し訳ないけれど、
外のコンビニに行ってほしい」などと
言われただけでなく、
防護服を着替えて、前に知り合った
コロナ以外の患者さんを見舞おうと
元いた病棟に行こうとした際に
「来ないでほしい」そう同僚の看護師に
断られたそうだ。

防護服は、たった20分ほど着るだけでも
死ぬほど暑くて、呼吸困難になり、
めまいもすると言う。


もともと、彼はご両親と同居だと聞いていたが、
万が一、自分が院内感染した時のことを思い、
病院の近くにあるウィークリーマンションへと
移ったらしい。

お母さんが「息子が感染病棟で働いている」
と近所の人に伝えてしまってから、
それが広がり、家には「出るな」と
張り紙をされたり、
お婆さんを病院に連れて行く
タクシー利用さえ拒否されたのだそう。

「何故、そんな事を人に話したの?」と
母親に電話で尋ねると
「あなたが立派なことをしている、と
わかってもらいたくて」とお母さんは泣いたと言う。
そんな母親を責めてしまう自分がいやで、
深夜のひとりのマンションで落ち込んだ、
そう書いてあった。

コロナウィルスのせいで、
僕たちが知らないところで、
多くの問題があちらこちらで
広がっている。

それは少なからず、自分にも
自分の店にも通じることかも知れない。

そんなふうに考えながらも、
ひょっとすると、来週から店を
オープン出来るかも、などと
有難いながらにも、
多くのことを考えなければ、そう思った。

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2020年05月18日

マスク必須時代の辛さ

店に来てくれる聴覚障害者の
サトウ君と久しぶりに
LINEをやり取りした。

彼はずいぶん前に、
やはりデフの友人たちと
共に店に来てくれて、
それから数ヶ月に一度
色々な友人を連れて、
来てくれたりしていた。

その昔、僕もほんの少しだけ
障害者の人と付き合ったことがあって
(付き合ったと言える期間でもないけれど)
その数ヶ月、頑張って手話を勉強したものの、
すっかり忘れてしまっている。

何人か、そういったお客さんが
来てくれるたびに、また勉強しないと、
と思ったりしながらも、
なかなか実現できなかったりするのだが。


さて、そんなワケで、
そういうお客さんたちが
いらっしゃると、多くは筆談や
スマホを打ってやり取りをする。
しかし、サトウ君は、唇を読むことが出来て
コミュニケーションが
かなりうまくとれるほうだ。

ただ、今回、このコロナの状況で
ほとんどの人がマスクをしていて
何を話しているのか、
まったくわからなくなってしまったと言う。

もちろん健常者の人間の多くは
僕と同様、手話が使えない。
そうすると、コンビニでも
郵便局でも、ありとあらゆるシーンで
筆談となってしまうのだそうだ。

もちろん、このような時期に
サトウ君自身もマスクの必要性は
強く感じるけれど、僕たちが思う以上に
不便を感じているようだ。

人に寄っては、筆談が非常に面倒だと
いうリアクションもあり、
慣れてはいるものの、そのたびに
辛い思いをするとのこと。

コロナは、感染や経済のみならず、
多くの問題を生み出している。

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2020年05月16日

コロナ後の世界

緊急事態宣言が改めて今月いっぱいまで
延長された。
万が一、来月から店をオープンしたら、
お客さんたちは、すぐに
戻って来てくれるのだろうか。

戻って来てくれたとしても、
どのくらいのお客さんに、どういう形で
店に入ってもらい、どう接客するか。

有難いことに、
うちの店は比較的広いベランダがあるのと
店内もそこそこの広さ。
6階なので、入り口のドアと
ベランダの扉を開けておくと、
かなり換気は出来る。

椅子やカウンターの徹底した消毒。

不便をかけるけれど、出来る限り
ひと席空けて座ってもらうこと。

入り口、手洗いにはアルコール消毒液、
使い捨てのペーパータオルを置くこと。

店内のことを考えただけで、
色々と想像は出来るけれど、
どこまでが完璧なのかは、わからない。

そして、街は、人々の暮らしは
どうなっていくのだろう。

通勤の電車の人が少なくなるとは思えない。

友人たちと会う時は、どうすれば良いのか。

ジムがオープンすると、器具を使う時に
マメに拭くことが出来るのか。

映画館はデートであっても
ひと席ずつ空けるんだろう。
ここ2ヶ月ずれ込んだ公開作と
今後の作品の流れはどうなるのか。

舞台芸術やコンサート、スポーツなどは
リハーサルや練習が長引き、
さらに厳しくなるかも知れない。

もちろん、旅行など、
まだずいぶん先の話になるんだろう。

前代未聞のこの感染症によって、
生じるあらゆる問題を出来るだけ
ネガティブにならずに、解決していければ、
そう願うばかりだが。

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2020年05月07日

頑張る人々

昨日から今日にかけて、久しぶりに
店の様子を観るのと同時に、
多くの人たちと会った。


昨日は、新宿2丁目のバーの人たちに向けて
あらゆる給付金について、新宿区に務める
区議会議員の方、司法書士の方などによる
相談会があったのだ。

顔見知りのバーのマスターや
初対面の方たちと話をした。

それぞれの店の方針や作られ方、
不動産とか大家さんとの関係、
家賃ほか、何でお金がかかるのか、
それは、店によってまったく違ったりする。

オンラインや、ランチボックスなど
営業を続けられているお店もいらっしゃる。

うちの店もそうだが、それぞれが
大変な状態をどうやって乗り越えて
いこうか、と苦しい状態を語っていた。


打ち合わせの帰りに、ちょっとご無沙汰していた
仲良しの3丁目のレストラン、神場さんに行く。

お店の前にあった目標にもなる
紅葉の木がなくなってしまった、と
SNSで目にしていたので心配だった。

ビールを飲みながら、改めて店長のシン君から
かなりショックだったと聞いて、
残念だなあ、そんなふうに思った。

しかし、今日になって、なんと警察から
連絡が入ったのだと言う。
インターネットの情報から
神場さんのお店のモノだと連絡を
くれたらしい。
とてもありがたかった、そう言っていて
ホッとしながら、驚いた。
そういうこともあるのだ。

神場の帰り道、雨降る中、店に寄って、
片付けや掃除をする。

ひと月以上、営業していない店だが、
特に変化もない。
うちはおかげさまで路面店でもなく、
虫やネズミにも荒らされていないことも確認。

それでも、古いフライヤーなどを整理したり、
ベランダのガラス窓を拭いたりしていたら
なんだかホントに切なくなってしまう。

こんな時間がどれくらい流れるんだろうか、
いつになったら、前のように
みんなで爆笑したり出来るんだろうか、と。


日が変わり、今日は雨が上がって
すっかり晴れ渡ったので、ウォーキングで
築地へと向かった。

つい今週の頭から、元スタッフのラファエルが
働いているお店が持ち帰りのカツサンドや
エッグサンドなどを販売していると聞いたからだ。
ラファエルには一昨年まで本当に世話になった。

IMG_3362.JPG

僕もマスクをして、キャップを被っていたので
最初は彼もわからず
「どこのおじさんかと思った」と笑われた。

ラファエルは相変わらず元気で、
明るい彼の顔を見ていたら、昨日の
ちょっとだけネガティブな気持ちも吹き飛んだ。

おまけにサンドイッチも、
想像以上に美味しかった。

さあ、給付金をきちんともらえるようにしながら、
来月以降のことを、前向きに考えよう。

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2020年05月05日

激しいコロナ自警団のこと

昨日、いつものようにうちの近くを
ウォーキングをしていた。
日光に照らされた新緑が
鮮やかに輝いていて気持ちが良い。
人や車が少ないせいか、
いつもよりも空気が綺麗な気もする。

そんな中、「おい!お前!!」と
すごい声が聞こえて、振り返ると
ジョギングしている青年に
僕と同世代か、もう少し若いくらいの男性が
「マスクしろよ、マスク!!」と
大声で怒鳴っている。

確かに青年はマスクをしていなかったけれど、
周りにはほとんど人がいない。

僕自身も、たまたま昨日は付けていたものの、
湾岸近くの自宅近辺は、人が少ないので
付けないで歩くこともある。
帰りにスーパーに寄ったりする時は
きちんと付けては行くのだけれど。


この新型コロナウィルス問題が起こってから、
自粛もあって、非常にイライラしている人が
多いせいなのか、結構なメディアで、
驚くような行動に出る人がいることをよく耳にする。

いわゆる「コロナ自警団」と言われる人たちだ。

リモートライブを一人でやっているような
ライブハウスにも「やめてくれ」と
張り紙をしたり、
仕事で他県から来た車のミラーを
割ったり、
細々と限られた会員だけのために
オープンしているトレーニングジムにも
いやらがせの電話をかけまくったり、
そんな事例があとを経たない。

そして、それは感染者の人や
中国人留学生などにも及んでいると言う。

テレビのワイドショーでも、
海やゴルフ場から、わざわざ中継する。
「人は少ないですが、それでもまだ
来る人がいます。」と。
顔はボカしながらも、カメラをむけて
「何故、来たのか」と責めるような
質問を浴びせたりする。


「自分がこんなに我慢しているのに何故、お前は」
または「こんなに我慢させられているのは
お前のせいだ」という論理で
激しく攻撃してくるのだそうだ。

そういう人は、いざ自分が感染者に
なってしまうと、必死に誰がそれを移したのか
犯人探しを始めるのかも知れない。

国の要請はあくまでもお願いであり、
命令ではない。
色々考えた上で、その要請には添えない人もいる
出来ないことだってある。

こういう時に、「違う」ということを
認められない不寛容さ、想像力のなさは、
決して住み良い環境、素敵な人間関係を
作ることには、ほど遠い、そう思ってしまう。


こんな時期だからこそ、
許し、許される、という関係作りを
目指したいなあ、そう思う。

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2020年04月23日

苦手なことと向き合う

店を休んでほぼ3週間が経過した。

旅行でもないのに、ここまで
店を休んだのは初めてで、
なおかつ、1日の90%はうちにいる。

その間に、心配してくれている友人やお客さんが
LINEやメールをくれたりするのは、
本当に嬉しく、有り難かったりする。

今まで店で複数でしか話したことがなかった人と、
ゆっくり電話で話したりもする。

みんなの近況を聞くと、さまざまだ。

それこそ、テレワークでほぼ家にいて、
生活リズムが壊れたという人、
毎日、会社に行かなければならないけれど、
街があまりにもガラガラで怖い、という人。
また、医療従事者や、薬の開発に携わっている人、
介護施設で、とにかく日々、
感染が怖いと言っている人などさまざまだし、
それぞれに大変だ。

多くの人たちが、仕事量が減ったり、
収入が減ったりしており、
僕と同様の仕事をしている人たち
数人ともやり取りしているけれど、
その考え方などは、それぞれだなあと思う。


ここに来て、休業協力金や、特別給付金、
また融資の話などが出てきていて、
総務省や、公庫などのページを見たり、
税理士と話をしたりする。


IMG_3311.jpg


しかし、今さらながら、自分は
この手のことが、本当に苦手で
ダメだということがよくわかる。

今回の思わぬ出来事で、しっかりと
動かなければ、食えなくなってしまうワケだが、
そもそも「お金を回す、増やす」ということが
とても苦手だったりする。

お金は儲けたいし、欲しいけれど、
情けないことに、お金を産むために動く、
という労力をしたことが、ほぼないのだ。

言っちゃえば、ホント、昔から
ビジネスマンの端くれにもならないのだ。

好きなことしか興味がなく、
好きなことだけやって、食べてきたという
ある意味、幸せ者だ。

ただ、こういう事態になると、
そんなことも言ってられなくなる。

夢やロマンのようなことばかり言っていると
こういう時に、参ってしまうのだなあ、
ガツンとやられた感じだ。

さあ、ひとつ、ひとつ、
一年生気分で、乗り越えていかなければ。

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2020年03月26日

桜と外出自粛

昨夜、夜桜帰りの3人、
ナダオ、シュウジ、ツネヨシが
楽しそうに来てくれた。

京都では何ヶ所かライトアップ
されている桜はあったけれど、
東京は新型肺炎の
クラスターを避けるために、
多くの桜並木はライトアップ
されていないらしい。

それでも、と多少明るくて
桜が見えるレストラン・バーで
ちょっと美味しい食事をとりながら
夜空のピンク色に輝く花を見る。

これはなかなか素敵だったらしいけれど、
そこに着いたのが、ちょうど20時頃だったので
小池都知事の「今週末の都民は
出来る限り、自主的に自宅にいるように」
という会見があり、
その話になったようだ。

店でもその話で、「出来る限り」というのは
中途半端で、出来れば他国のように
「外出禁止」としてくれれば良いのに、
そういう意見も多いし、確かに僕もそう思う。

この半端な感じが、どれだけ都民を
迷わせ、どうすれば良いか、
揺らいでいる人も多いと思う。

今日になって、朝からスーパーには
行列が出来、買い溜めをしている人が
多いとも聞く。

オリンピックが延期が決まり、
今さら検査が多く始まり、
感染者も増えそうだ。
現代人に、多くの課題を
突きつけられているような気がするこの頃。

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posted by みつあき at 17:14| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月22日

ちょっとブルーな桜の季節

昨日、このブログに書いた
「100日後に死ぬワニ」。
昨日、来てくれたハヤシ君が
直後に大手広告代理店が仕組んだ、
というような噂が広がった、と
教えてくれた。

確かに、今朝の新聞に寄ると、
原作者は個人的にコツコツと書いたモノが
途中から評判が大きくなり、
色々な宣伝材料が集まったとのこと。

「一杯のかけそば」(古い!笑)のように、
これはノンフィクションではない。
作られたドラマに良かった、と思うのは
それが作家個人であろうが、
広告代理店だろうが、あまり関係ない
なんて僕は思うのだけれど。

特に、日本の場合、テレビドラマだって、
映画だって、大体広告代理店が関わっていて
それを「泣きました」とか「
勇気をもらった」とか
言っている人が多くいるんだから。
そんなふうに思うのは
クール過ぎるだろうか。

ともあれ、最終話で、ワニは
友人たちとのお花見の宴に来なかった、
という結末であり、
桜が舞い散る最後の絵が
生の喜びと共に、いなくなってしまった
ワニの切なさを感じさせてくれる。


そう言えば、昨日も、新宿御苑や上野公園で
花見帰りという何人かのお客さんが寄ってくれた。

ただ、今年はこのコロナウィルスのせいで
これ以上クロスターを増やさないため、
シートを敷いた宴会というよりも、
桜の下をそぞろ歩く形になっているようだ。

同様、例年の店内でのお花見は、残念ながら
お休みということにして、来年に
また楽しんでもらうことにしようと思う。

今日から、僕は京都、大阪で数日
過ごさせてもらいます。

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2020年03月21日

100日後に死ぬワニ

一昨日、来てくれたミノル君が
「このコロナ騒ぎの中、何が楽しみか、
と言うと、明日、死んでしまうワニのことです」
と言っていた。

一瞬、戸惑った僕だったが、そう言えば
ひと月くらい前に、テレビの「5時に夢中!」で
ツイッター上で「100日後に死ぬワニ」
という漫画がとても流行っている、
と言っていたことを思い出した。

その漫画が、昨日、100回を迎え、
ワニがどういう形で死ぬのか、
もうファンは興味津々なのだ、と
ミノル君は言っていた。

漫画がアップされるのは、毎日午後7時。
少なくとも、まったく読んだことがなかった僕は
昨日、19時になる前に、さくっと読んでみよう、
そう思って、地下鉄で店に行く途中、
目を通して見た。

なるほど。
いつか僕たち、一人一人に訪れる「死」。
それは、僕たちはいつ来るのか、
わからずに生きている。

この漫画の主人公のワニも、それがいつの日か
わからず生きているのだけれど、
この漫画の凄さ、面白さは、
「死の時期を知らないワニを、
彼が死ぬ時期を知っている我々読者」
(毎日、死まであと何日」と出る)を
どういう思いで見ていくか、
というところにある。

特に日々、一生懸命というワケでもなく、
気ままに生きていたりするワニ。
時には優しかったり、
時には恋心にドキドキしたり、
僕らと同様、LINEで
友人とくだらないやり取りをしたり。

中には、自分が見るか見ないか
わからないような未来を楽しみにしていたり
しているけれど、そこにはもうワニは
存在しないことを読者だけが知っている。

その何とも切なく、
でもほぼ見えない未来に希望を
たくして僕らは生きているのだ、
と、まさにこのコロナ時代に
ふさわしい作品なのだ、そう思った。

ちなみに昨日のラスト1回は、
19時20分過ぎに、4コマならぬ
13コマというサプライズ。

店でも大いに盛り上がっていた。

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2020年03月17日

父から母親へ

昨日、2丁目で禁煙のバーを探して
入ってくれたのが、赤いロングヘアーで
メイクをしているエリさんだった。
彼女はトランスジェンダーの
M TO F(男性から女性になった人)だ。

今年50になる彼女は、
30くらいまで、
自分を受け入れることが出来ず、
それまで自分はトランスではなく、
ストレート男性として生き、
結婚、そして離婚を経験した。

離婚の原因はエリさんではなく、
奥さんの一方的なわがままで、
娘を二人残して、
家を飛び出ていったそうだ。

男手ひとつで(当時はまだ男性だったから)
二人の女のコを育てるのは
本当に大変だったが、離婚後、
ふっきれたように、自分の性を
受け入れていったのだと言う。

今、二十歳と16歳になる娘たちは
エリさんを、完璧に母親として受け止め、
まるで友人同士のような感覚らしい。
そういう意味では、幸せだったと言う。

彼女が意を決して、
性別適合手術をした時も
娘たちは応援してくれたし、
2年前に変わった職場も
きちんと受け入れてくれ、
社員全員が彼女が女子トイレを使うことも
十分に受け入れてくれているらしい。

自分が幸せなのは、娘、そして職場も
そうだけれど、ここ数年の世の中の変化。
そこに感謝をするばかりだそうだ。

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2020年03月13日

色々な余波

ここ一週間で店で聞いた
新型コロナウィルスによる
お客さんたちへの影響はさまざまだ。

20日間近く、テレワークになった
ソウスケは、職場から
かなり動きを制限されていて
人ともまったく会っていないので
すごくストレスでタクシーで
飲みに来たと言っていた。

トレーニング命のタジマ君は
自分が行っているジムは
ずっと休みとなっている。
仕方がないのでビジター料金を
払って他のジムに行くと、
換気で窓がすべて開いていて
風邪をひきそうになったと言う。

歌を歌い、またボイストレーナーを
しているヤマガタさんは、
何人もの生徒から休ませてくれと連絡があり、
また自分が出演しているライブハウスも
すべて休業となったようだ。

そう言えば、去年までうちの店を
手伝ってくれていたマサヤは
大阪で元気にしているけれど、
あちらで感染者が出たライブハウスに
過去、何度かお世話になっていたらしい。
当分、営業できない、ということに
オーナーたちは頭を抱えている、と
辛そうに言っていたようだ。

オリンピックの開会式のチケットが
当たって大騒ぎをしていたリョウタは
今までの運をすべて使ったと言っていただけに
これが流れたら、本当に辛いと言っている。

また、来週から台湾に旅行に行こうと
していたお客さんはふた組くらいいて、
ひと組はスムーズにキャンセル出来たけれど、
もうひと組は、外国のLCCのためか、
キャンセル代が必要だということを
抗議すると言っていた。

また、上海経由でヨーロッパに行く予定だった
クリタ君は、経由としてでも、上海をまたぐだけで
入国制限、そして隔離がある、と
これも断念しなければならないようだ。

話を聞いていると、本当にそれぞれが
大変なことに巻き込まれている、
そう思うけれど、とにかく数ヶ月経てば
今よりは少し落ち着く、ということを
祈って、状況を見守るしかない。

皆さん、頑張りましょうね。。。

さあ、今日から週末。店もどうなることやら(笑)
よろしくお願いします。

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2020年03月01日

4年に一度

昨日は、4年に一度のうるう日だった。
お客さんのケイちゃんは、この日が
誕生日。
子供の頃は、誕生日を28日とか、
1日とかにやってもらうことも多く、
なんだかしっくりいかなかったと言う。

でも、この閏日(→これでうるう日と読む)は
4年に一度しか来ないので、この日は
大切にしよう、そう思っているらしい。
そんな日にこのコロナウィルスで
外出を控えている中で
店に来てくれたのは嬉しかった。

この「閏日」のことを真剣に
考えたことはなかったのだけれど、
思えば、この日があるこの年は
1年365日ではなく、366日。
なんか得した気分になったりする。

と言うか、1年というのは正確には
365日じゃなく、365,242日だったりするので
その調整をとるための1日が
この閏年らしい。

そんな話をしながら、ウィキペディアを
見てみると、かつてイギリスでは、
この4年に1度、女性から男性にプロポーズ出来、
それは断れなかったらしい。

ゲイでも、自分のタイプに告白して
断れない日があればいいのに、なんて
笑って語っていた、そんな静かな土曜日の深夜。

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2020年02月23日

コスメに夢中

短髪ガッチリ、明るくて饒舌、
見た目のゲイっぽさと
中身のノンケっぽさが光るシンイチ 36歳が
昨日、店で初めて暴露してくれたのが
「大のコスメ好き」ということだった。

子供の頃、母親がマニュキュアや口紅を
塗るのを横から見ていて、
少しずつ完成に向かうのを見て
妙にドキドキしていた。

だから、まったく出来ないけれど、
本来なら、伊勢丹や東急本店などの
化粧品コーナーに行って、
綺麗に並んでいる商品や
美容部員の一挙一投足を
朝から晩まで眺めていたい、と言う。

女友だちにカミングアウトなど
今までしたことないから、
そんな場所に一緒に行ける女性もいない。

それって女装も含めて、
自分はメイクをしたいか、
そう聞くと、自分自身はまったくないらしい。

理系の大学を出て、まったく違う方面の仕事に
就いたけれど、本当ならそっち方面の仕事
(商品開発やデザイナーなど)を
やりたかったのだと言う。

そこからは、何故それを諦めたか、
という話になった。

シンイチは、小学校から高校まで
美術の成績はオール5。
絵を描くのにはすごく自信があった。
写生をさせると、かなり忠実に描けるし、
周りから、凄いね、と言われたりした。
しかし、静物画を、自分なりの形で描いて、と
言われると、どう描けば良いか悩む。

同級生が凄い色使いを使いながら、
果物や野菜を描くのを見ながら、
自分はまったく描けない。
欠けているのはオリジナリティだと
気が付く。

それが彼がコスメ・デザイナーに
進まなかった理由だそうだ。

本当に色んな人生がある。

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2020年02月22日

地方のお風呂屋で

昨夜はオープン早々に、地方都市から
43歳と58歳の二人が来店してくれた。

43歳のトシヤ君、
実はうちのスタッフが
気に入っている地方のとある店で
何度も会っていて、そんな流れで
年上のヨウジさんを連れてきてくれたと言う。

トシヤ君は、以前東京にいたこともあったり、
他の地方都市のゲイバーにも訪れ、
ある程度、この世界は知っているけれど、
ヨウジさんは、その年齢にして
初めてのゲイバーだったようだ。

ヨウジさんは妻子が
いるということもあって、
ほとんどそういう場所には行かない。
トシヤ君とは、とある地方の
お風呂屋さんで出会ったらしい。

よく耳にする地方都市の温泉、
または風呂屋だが、二人の話を聞くと、
ゲイか、どうか、というのは
様子でほとんどわかる、そう言っていた。

よく足首にロッカーキーを付けていた、
という話も聞くが、
彼らはそうではなかったらしい。

それはともかく、それから食事や
ドライブなどはするけれど、
お互いに付き合う、付き合わない
という話はしたことはないとのこと。

とは言え、既婚者、地方都市に住む
ヨウジさんにとって、トシヤ君との出会いは
新鮮だったらしい。

地方からのお客さんの話の多くは
この出会いの難しさにある、ということは
二人の話を聞いて、なるほどと
よく理解も出来た。

結局、二人は2時過ぎまで
ワイワイする中でいてくれて、
いずれにしても、初めての店、
ということで楽しんでもらったことは
有り難かった。

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2020年02月18日

見果てぬ夢

舞台俳優として頑張っているヒデオ 39歳が
2日続けて、店に来てくれた。
それも6年ぶりくらいだった。

ヒデオが前にいた芸能事務所を辞め、
今の劇団に入ったのが1年前。

前の事務所、社長は良い人だったが、
歩合性で、たまに映画の脇役と
ちょっとしたCMの話が来る以外は、
やりたい舞台の話は来ない。

オーディションも自分で探して
行かないと、紹介はしてくれなかった。

アルバイトを転々としながら、
もう40になる自分がこれから
どうすれば良いか、
そんなことを考え続ける日々だったと言う。

そんな中で、友人の紹介から
知り合った今の劇団。
30人近くいる劇団員。
一週間公演をして、
週末は500席以上ある座席は
埋まっていく。

もちろん、どの劇団も、そうであるように、
自分が出るチケットを売る、
というノルマもある。
一人、40枚。

そのためには、知人、友人を増やし、
どれだけチケットをさばけるか、
という命題がある。

何故、そこまで頑張れるか。
脚本も兼ねた演出家を
尊敬し、付いていこうとしているようだ。

それは彼の魅力、説得力、
そしてホンの面白さなどに
集約されるのだそうだ。

多くの食べていけない役者たちと同様、
ヒデオは、舞台稽古がない時期の
昼間はアルバイトに精を出し、
いつか劇団が、自分が
大きくなれるように、と夢を見る。

見果てぬ夢と言われようとも、
好きなことで一生関わっていく、
というのは、どんな仕事であれ、素敵だ。
キラキラと目を輝かせながら、
芝居の話をするヒデオを見て、そう思った。

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