2024年04月20日

それぞれのゲイライフ

昨夜、とある地方都市から友人の紹介で
49歳のキノシタさんが来てくれた。

これが、多くの人から良い男、
とされるだろうイケメン。
いわゆる今で言うイケオジのど真ん中と
言って良いと思う。

涼しい瞳に、整えられた顎鬚、
そして大き過ぎない程度に、
がっちりとした体格。

白いワイシャツに薄いブルーのジャケットから
清潔感が溢れている。

そんな彼だが、この年齢でゲイバーに
初めて来たのが、去年の暮れあたり。
それからまだ数回目なのだと言う。

それだけではなく、男との性経験も
30歳になる際に一度だけ、
そのあとは去年の暮れにバーで
知り合った相手と数回らしい。

去年、久しぶりというよりも
ほぼきちんとセックスを、と思い
相手からウケようとしたけれど、
うまく出来ず、次はきちんとしよう、と
ディルドまで買ったのだそうだ。

しかし、その次に会った若者が
ウケだったため、結果的にそのディルドは
いまだに使っていないらしい。


それにしても、この容姿で一体、
今まで何をしていたのか
そう尋ねると、学生時代から自分が
研究したい、ということが強くあり、
それを学ぶために海外に出向き、
ずっとあらゆる勉強をしてきたと言う。

若い頃から男性に興味があることは
わかっていたけれど、それよりも
とにかく物事を識る、というのが最優先。

その研究と仕事のため、ありとあらゆる
国を回っていたのだそうだ。
行った先は、ほとんど都会ではなく、
寂れた田舎。
その旺盛なる好奇心は性的なことには
持っていかなかったのだそうだ。

多くのお客さんたちから「遅咲きの狂い咲き
になるよ」と言われながらも、
本人は「どうなんだろう」と首を傾げていた。

特にもっと早く経験していれば良かったとも
思わないし、これからのこともよくわからない。

そもそも、人を好きになる、付き合う、
という気持ちを持ったこともないし、
持ち前の面倒くさがり屋だということ。

これから彼がどういうゲイライフを
送っていくのだろうか。

いつも思うことだけれど、単なるゲイ、と言っても
本当に人それぞれだ。

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2024年04月17日

次に生まれた時は

この前の日曜日に来てくれた仲が良い
ソウタとヨウスケ。

二人は、多くの人が店でよく話す
「次に生まれた時は
どういう人生が良いか」という話をしていた。

ソウタは「ストレート男子として生まれ、
結婚して子供を育てたい」
そう言った。

ストレートじゃなくても、今や
人工授精でも子供が出来るし、
育てることだって可能だ、
僕はそう言ったけれど、
一度はごくごく一般的な家庭を
持ちたいのだそうだ。
なるほど。

ヨウスケは女性として生まれて、
男を受け入れたい、そう言う。
それほど、男、ということに
性的な執着があるようだ。

ただ、女性に生まれる、ということは
生理や出産の際に激しい痛みを
伴う、ということをよく聞くので
それはあまりにも辛い、と僕。

そんなふうに考えると、僕は
ゲイとして生まれて、今まで同様、
自由を謳歌した上で、出来ることなら
子供を育てたい、そう思う。

まあ、そんなに都合が良い人生など
ないのだろうけれど。

あなたは生まれ変わった時には
どういうふうになりたいだろうか。


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2024年04月14日

自分自身の感情、そして分析

30歳成り立てのアキラは、子供の頃から
ずっと日記を書く癖がついていたと言う。

おそらく教員だったお母さんが
強く勧めたのではないかと言っていたけれど、、
その理由は、はっきり覚えていないようだ。

いずれにしても、そんな中学、高校時代を経て、
大学生からは、PCでブログを
書くようになったのだそうだ。

加えて、最近では、友人と会ったり、
何か新しい経験をしたりすると、
すかさずその帰り道に、話した内容や
起こったことなど、つぶさに
スマホに録音するらしい。

そして録音をした内容を
あとで聞き返し、その中で何が重要で
そこから自分がどう感じ、
どう変化、反省しなければならないか
分析したり、考えたりするのだそうだ。
それは素晴らしい、そう思った。


僕のこのブログは、ほぼ書きっぱなしで、
よほどのことがない限り
(あれ?このことって、以前書いたかなと
調べるためにくらいしか)
遡って読まない。

しかし、たまにそうして読んでみると、
誤字脱字どころか、なんじゃこの表現!と
ほとほと自分の文章の拙さにガクッとくる。

ただ、僕の場合は、お客さんとの話や
そこで感じたことを、伝票を見ながら
思い出す、という作業は、脳の劣化を
防ぐためにも決して悪くない、
そう思っている。
(とは言え、かなり劣化の傾向はあるけれど)

ただ、書いたあとのことは、アキラのように
分析など、とてもしない。

それは若さなのか、マメさなのか。
こういう話を聞くと、
こんな年齢になっても、少しだけ
鼓舞されてしまう。

もう少し、吟味しながら
このブログを大切にしたほうが良いかも知れない。

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2024年04月08日

桜への想い

昨日の花見六尺デーで、一週間の桜も終わり、
多くの人に楽しんでいただき、
良かったなあと思っている。

来ていただいた方、ありがとうございました。

去年はソメイヨシノで、花びらが舞うのが
なかなか美しくはあったけれど、
片付けがとにかく大変だった。

そんなこともあり、今年は河津桜という
ピンク色の濃い桜を用意していただいた。
加えて、フリージアとカンパニュラも。


思えば、僕の高校は山陰の山の中にあり、
校門までの長い道(1キロ近くある)に
桜並木があり、桜を見るとそれを思い出す。

ただ、その時期も含めて、20代、30代と
まだ若い頃、桜を見て、うっとりと愛でる、
などという気持ちになど、
まったくならなかったような気がする。

今は、自宅で毎週花瓶に生ける花を楽しでいるけれど、
当時はそんなことなどまったく興味がなかった。

土曜日に店に来てくれたヤスヒト、33歳は
「桜を見ると、ムラムラして、
ついついハッテン場に行ってしまうんです」
とか言っていたが、単純に気温の変化や
肉体的にも春を予感するのだろう。

それぞれの年齢に、色々な花の効用(高揚?)が
あるのかも知れない。

さあ、これからどんどん暑くなっていきます。

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2024年04月06日

過去の悔恨

昨日来てくれたユウサク 48歳が
来てくれて、かなりショックなことが
あった、そう話し出した。

ずいぶん前に少しだけ
マッチングアプリで知り合った
28歳のマッチョな爽やかイケメン君と、
先週の休みの日に、
電車の中でバッタリ会ったと言う。

それが、なんと奥さんと2、3歳の
子供と一緒だったのだそうだ。

知り合った頃に、まさか既婚者だとは
まったく聞いていなかったので
かなりびっくりしたらしい。

電車内は空いていたし、前の席だったから
おそらく自分には気づいたはずなのに、
まったく目を合わせない。

ただ、子供のあやしかたとかを見ると
なんとも愛らしいパパ姿だったと。

しかし、横にいる奥さんは
彼のことはもちろん何も知らないのだなあと
当然ながら、何とも言えない気持ちに
なったそうだ。

確かに僕も街なかで、男性が子供を
あやしている姿を見ると、
胸がキュンとしたりする。

思えば、まだ女性と付き合っていた
若い頃、そういう父親になろうと
想像していたことを思い出した。

そして、今考えただけで、
最悪だったなあと思うことがある。

子供のこととはともかく、
当時、ゲイが集うと言われていた
プールにふらりと行ったりしたいた。

まだまだ、2丁目にも来たことも
ない時期だ。

そこで声をかけられたこともあったり、
何度かしたこともあった。

そんな中、彼女をそのプールに
連れて行き(もちろん、彼女は
誰がゲイだとかまったく気が付かない)
僕自身、どこかでゲイの人たちを
下に見ていたような気がするのだ。

まだメディアなんかで「ホモ、キモッ」
などとしょっちゅう言われていた時代で、
まだまだ受け入れられなかった僕は、
どこかで同じように、
笑っていたような気がする。

今、思うと、本当に酷い話だ。

今、この仕事に就いたのは、
その頃の自分への戒めなのかも知れない。

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2024年03月13日

孫のことなんて想像できるか!

一昨日、高校時代の同級生から連絡があり、
なんと孫が名門高校に受かった!と
大喜びをしていた。

彼は比較的結婚が早かったせいもあって、
出来た娘さんもかなり若くして
母親になったようだった。

それにしても、高校生か。

自分の子供すらいないのに、
孫なんてまったく想像できない。

ただ、彼の話を聞いてみると、
自分の娘が学校にあがる、とか
就職した時に、こんな喜びは
なかったような気がする、と言う。

むしろ不安や心配だらけで
いつも細かいことを奥さんとぐちぐちと
言っていたらしい。

しかし、これが孫になると、心配どころか、
応援とどう転んだって、喜びにしか
感じないのだそうだ。

僕が子供を欲しかった話は、このブログでも
山ほど書いてきたけれど、
さすがに孫が、という話には
どうしても付いていけない。

友人に言わせると、彼は子供を育てるのは
本当に苦労したし、孫の顔を見て、
もう死んでもいいかな、と思うほど
幸せも感じると言う。

もちろん、子供の養育費のことを考えて、
職も変えたし、奥さんとの関係や
彼女のご両親のことで、大変な想いもした、と。

ただ、お前(僕のこと)は、そういうこととは
別に、自分の好きなことだけをやれる、
好きなように生きていける、という人生を
選んだんだから、立派だよ、そうつぶやく。

思えば、ゲイで、この年齢になって
バーなど呑気に出来ている自分は
決して立派ではないけれど、幸せなのだ、
つくづくそれを自覚したし、
もうずいぶん昔だけど、奴に
カミングアウトしていて良かったなあ、
そうとも思った。

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2024年03月01日

子供の頃の夢想

昨夜来てくれたユモト君、35歳は
自分が10歳前後の頃、
近くに住んでいる作業員の人の
作業着を盗んでしまったことがあったらしい。

その頃は、自分がゲイであることもわからず、
それでマスターベーションをするワケでもなく、
ただ、ただそれに頬擦りをして寝ていたそうだ。

ただ、それがある時に父親に見つかり
こっぴどく叱られて、
トラウマになったと言っていた。

もちろん、そのトラウマは
作業着嫌いということではなく、
人のモノに手をかける、ということが
いかに恐ろしいことか、ということだった。


隣に座っていたヨシノリちゃん 
40歳は、特に興味もないのに
女の子のスカートめくりをしまくって
それを女子たちに責められ、
それはそれでトラウマになり、
女性嫌いになったのかも、と言っていた。


トラウマではないけれど、僕自身は
子供の頃から、深夜に眠れないことが多く、
いつも、これから服を全部脱ぎ、
近くの公園の広場を走り回りたい、
そういう衝動にかられることがよくあった。
もちろん、深夜、誰もいないから、
という理由だったが、何故全裸だったのか。
わからない、

おそらく、ゲイ的な何かと繋がっているかとも
思うけれど、露出趣味などに
目覚めたこともないので、
あれはなんだったのか、不思議な気持ちで
そう思い返すことも多い。

誰にも、ちょっと人には言えないような
子供の頃の夢想というのはあるのだ、きっと。

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2024年02月07日

既婚者ゲイとシングルゲイ

先日、子供がいる既婚者ゲイのシゲオさんが
「我が子はめちゃくちゃ可愛いし、
大事なんだけど、奥さんと結婚したことは
とても後悔している」
そう言っていた。

仕事上、結婚しないとなかなか
一人前として認めてもらえなかったり、
上に上がることが難しい仕事だったから
否応なく結婚したらしい。

基本的に既婚者だから、シングルの
ゲイの人との出会いを求めても
うまくいかないことも多いし、
それこそ、フィフティな付き合いとは
ならない。

あと、万が一のことがあった時に、
自分の子供が知れば、かなり
ショックを受けるだろう、
そう思い、ずっと自重していたようだ。

ただ、性的なことはなかなか
満足がいかず、売り専の店に通い、
それで満足をしようとしていたのだそうだ。

ところが、通っていた売り専で
何度かお願いした青年が
「自分はもうこの仕事を辞めるから」
と、付き合いを求めてきたらしい。

ただ自分も自由な時間が欲しいし、
出来れば他の人ともセックスがしたい、
だから既婚者のシゲルさんが
丁度よいのだ、そう言われたらしい。

シゲオさんは、だったら、
わざわざ付き合う、という形を取らなくても
ただのセフレでいいんじゃないか、
そう伝えたけれど、彼は
「シゲオさんが好きだから
付き合いたい、それだけだ」と言う。

シゲオさんも彼の魅力には十分
参っているだけで、
どうしたものかと、少し考えているらしい。

ゲイであれ、ストレートであれ、
こういう話はよく耳にする。

うちの店にも既婚者と付き合っている
ゲイもいれば、シングルゲイと
付き合っている既婚者もいる。

こういう話を聞くたびに、 
ホントの幸せなんて、
他人がどうこう言うことでもなければ、
決めることなんて出来ない、そう思う。

シゲルさんは、どんな結果を
出すのだろうか。
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2024年01月20日

二度と会えない人への想い

ジョウは、うちのオープンの頃から
5年ほどよく来てくれていたけれど、
その後、パートナーが出来、
とんとご無沙汰だった。

しかし、このコロナ禍で、
ある著名人のブログで、
一人の作家が亡くなったことを知ったようだで
先日、訪ねて来てくれた。

そう。その作家の彼は、うちの店に
随分よく来てくれていたけれど、
ある時から長く癌を患い、
とんと店に来られなくなった。

彼の家に見舞いに行った時に、
好きだった相手とうまく行かなくなって
非常に寂しがっていたことがあった。

それから数ヶ月経ち、彼は48歳という
若さでこの世を去ってしまったのだった。


ジョウは、実はその彼のことを
うちの店で二度ほど見かけたようだった。
そして「どういう人がタイプなんですか?」と
聞いてアプローチをしたことがあったと言うけれど、
さりげなくかわされたのだそうだ。

当時は、彼がどういう仕事をしていて、
性格もまったく知らなかったようだが、
その記事に載っていた顔写真で
あの時の彼だ、と気がついたらしい。

それから残された彼の書物などに
目を通し、ますます好きになり、
かなり辛く、切なくなったのだと言う。

恋愛はともかく、もう二度と会えないことが
とても辛い、そう言っていた。

そんなジョウの話を聞いて、
亡くなった彼の短い文章を読み返した。
偶然なのか、何故か鎮魂歌のような
話で驚いた。

彼は非常にクローゼットだったため、
多くの人に勧められないのは残念だけれど。

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アキオ君は40を過ぎて、うちの店も含めて
ゲイバーという場所に初めて来た人だ。

去年の夏過ぎに、マッチングアプリで
知り合ったうちの常連客と出会い、
連れて覗いてくれて、それから
週に一度くらいは必ず来てくれている。

彼はずっと40前まで仕事に追われ、
そのせいかどうかはともかく、
自分の性癖を封じ込めていた。

もともと、非常に人見知りで
引っ込み思案だと言うけれど、
何が、何が、大体、近くの
カウンターにいる人に
必ず、声をかけてくれる。

お客さんの中には、自分の好きなタイプでないと
絶対声をかけない、かけられても
ほぼ適度にしか、答えない人もいる。

逆に、この人、自分に興味があるの?と
思わせるような雰囲気で語りかける人もいたりする。

それが、アキオ君は、そういう感じではなく
少し気の利いたジョークを交え、
ごくごく普通の会話に持ち込んでいく。

彼がとても人見知りで、
人と付き合ったこともない、というのは
信じられない。
それも心から求めているのに。


僕自身も昔(ある意味では今もか)極度の
人見知りで、他店のカウンターなどに座ると、
何か理由がないと(それはタイプ、
タイプじゃない、ということではなく
共通の趣味があったり、相手から
話しかけられたりしない限り)
ほぼ話が出来なかったりする。

そういう意味では、店を持って
お客さんと会話をしなければならない仕事、
という大きな理由があって、
これはこれで良かった、そう思える。

ともあれ、そんなアキオ君だけれど、
心底望めばすぐにでも良い人が
現れる、そんな気がするんだけれど。

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2024年01月12日

中高年の生き方

僕より一歳年上のショウジさんは
もう仕事を辞めて、悠々自適な暮らしを
している。

ショウジさんは、ピアノも弾くし、
料理も作るし、結構多趣味だ。

昨日もジムに行って、食事を作り、
食べる前に一杯、と思って
店に来てくれたようだ。

外で食べると高く付くし、
好きなモノが食べられないし、
この年齢でコンビニのモノとかは
絶対イヤだから、と話す。

過去、何人かと付き合ったり、
共に暮らしたこともあるけれど、
もうこの年齢になったら、
必死に相手を探すことはあまりないらしい。

それよりも、自分らしく
好きなように生きていくことが理想だと言う。

ショウジさんに限らず、
ゲイの人は趣味をたくさん
持っている人が多い。

おそらく、奥さんや子供に多くの
時間を割くこともない分、
時間が持てるだろうし、
友人などに色々誘われることもあるようだ。

ストレートの既婚者は
奥さんが亡くなったら、
何がどこにあるかもわからず、
またどう生きていけば良いか
頭を抱える人も多い。

そういう意味では、
今のところ、まったく問題なし、
そう、ショウジさんは笑う。

ショウジさんがとても恵まれているのは
若い頃に一歳年上のお兄さんにカミングアウトし、
仲が良い二人は、共に旅行をして
人生のさまざまなことについても話せると言う。

また、兄の子供たち、つまり
甥、姪とも月に一度くらいは
共に食事をしたりするそうだ。


おそらく多くの人たちが
目指す生き方が、ショウジさんの中に見えて
僕も頑張っていこう、そう思った。

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2024年01月11日

能登、輪島の思い出

昨夜、来てくれたミト君の親御さんは
能登の生まれで、もう関西に移って
いらっしゃるらしいけれど、
親戚は多数、能登に住まれていたみたいだ。

元旦の地震で、その方々は幸いにして、命を
奪われる方もいらっしゃらなかったようだが、
避難所生活を余儀なくされているそうだ。

ミト君が住む東京や、ご両親の関西に
来ないか、と聞いたらしいけれど、さすがに
生まれ育ったところを動きたくはない、
と言われているらしい。
残った家や、近所の友人などとは
離れたくない、その気持ちはわかる。


能登には、1年と少し前に、
仲代達矢氏の舞台を観に行った。

http://bar-bridge.seesaa.net/article/492172866.html

あの劇場は大丈夫だったのか。

ホームページを見ると、
休演する、とは書いてあったけれど、
大きな被害があったのかどうかは、
書かれていない。

去年、仲代氏はひとまず演じることは休み、
演出に徹しておられたようだが、
92歳になられる今年の秋に
改めて出演される予定は組まれていたようだ。


あの舞台を観に行った帰りに、演劇好きな
旧友と、能登をドライブし、輪島の市場など
ゆっくりと歩いて観光した。

いただいたお寿司も美味しかったし、
輪島塗の木や漆は、素晴らしかった。

初めて訪れたあの場所が、
日々、目にするニュース映像で
あのような状態になっているのは
本当に残念でならないし、
どれほどの恐怖だったかと思うと
胸が締め付けられる思いだ。


posted by みつあき at 19:00| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月06日

当時の恩師が

新年早々、37歳のアキオ君が東北地方の
高校の恩師を連れて来てくれた。

彼らは、まったくそういう関係ではなく、
アキオ君が高校を卒業して、
10年ほど経った時に、ゲイの友人から
先生の存在を聞いて、何人かと一緒に
会ったのだそうだ。

先生は、ある科目と、
部活のコーチだったらしく、
当然、その時はまさかゲイだとは思いも
しなかった。

地方都市だし、多くの同年や同僚は
どんどん結婚していく中で、
先生(僕とほぼ同世代)は結婚しなかった。

彼の30歳前後の頃は「なぜ、結婚しない?
しないのはよほどモテないか、
ホモだって思われるぞ」なんて
よく言われたものだそうだ。
確かに。そう言う時代だった。

彼は幼少の頃から、自分が同性に興味がある、
それはわかっていた。

中学になった時に、どこかの地域で
男性同士の殺人事件が起こった。
その際、大手の新聞には
「異常性愛車の殺傷事件」という
見出しが載ったことは、
今でも忘れられない、と言う。

その時の傷を受けながら、
彼は自分らしく生きていくことを決め、
今では(おそらく誰も気がついては
いないだろうけれど)もし
今、ゲイですか?と聞かれると
いつでもそうだよ。何が悪い?と
答える準備はあるのだそうだ。

地方都市にいながら、色々な経験で
成長できたことは、現在のネット、
SNS社会にも疑問符を持ちつつも、
感謝している、そう話していた。

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2023年12月28日

間違えられて届いたLINE

昨夜来てくれたマサトの話。

長く親しくしていた友人と、
2年ほど前から疎遠になってしまったと言う。

マサトがちょっとした冗談を言って、
それをその友人がどうしても
許してくれなかった、ということだったらしい。

何度か謝罪のLINEを送ったけれど、
「申し訳ないけれど、自分としては
あり得ない。もう連絡はしないでくれ」
という返事だったようだ。

かなり落ち込んだけれど、自分の過失だと
思い、今後は他の人に気をつけるしかない、
そう思っていた。

その後、新年の挨拶や、誕生日など
送ったけれど、既読にもならなくて、
おそらく、ブロックでもされたのだ、
マサトはそう思っていたらしい。

しかし、この年末になって、
彼から「元気でやってますか。
俺は元気です。来年も良い年でありますように」
そう簡単なLINEが来たと言う。

驚いて、すぐに近況を送ったが、
その彼からの返信では、
他の人に送るはずが
誤って送られたモノだったことだったようだ。

ただ、自分も大人げなかった、
改めて今後とも、よろしく、ということが
書いてあったらしい。

間違えられたということは
なんとも驚きだけれど、
それよりもLINEをブロックされていた
ワケでもなく、こうして返信が来たことは
ものすごく嬉しかったようだ。

これから会えるか、どうかは
わからないけれど、気持ちを
落ち着けてくれた相手に
感謝するばかりだと言っていた。

クリスマスは過ぎたけれど、
これまた良い話だった。

ことなかれ主義ではないけれど、
許し許される世の中になれば、
戦いなど起きないのに、そう思う。

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2023年12月27日

自分への誓い

近しい友人がここのところ、二人ほど
大病を患った。

2日前に、一人の友人を見舞いに行った。

彼が今年、どれくらいの仕事量を
こなしていたか。
それは本人からもよく聞いていた。

病気がわかってからだったせいか、
どんどんと仕事に挑戦していく、
その精神力には、驚愕するモノがあり、
心からリスペクト出来ることだった。

彼が凄いのは、それをバネに
病気もどんどん克服していくのではないか、
そう思わせる強さを感じたのだった。

彼と話しながら、自分が20年ちょっと前に
顔で入院して、その際、どうだったのか、
ほとんどのことを覚えていないことに
今さら、何故だろうと考えた。

それは忘れようとしているのか、
それともただの物覚えの悪さなのか。

とにかく、集中治療室に入り、
白日夢のようなモノを延々と
観続けて、疲れ切ったことくらいしか
覚えていないのだ。

その時に考えたのは、自分が好きなように
生きていこう、無理せず、妥協せず、
やりたいことだけをやろう、
そう思ったのだった。

しかし、やりたいことが、走り過ぎて、
逆にきちんとお客さんに愛される店へと
努力しているのだろうか。
もっと、もっと出来ることはないだろうか。

彼の仕事を見ながら、ふと改めて
自分の生きる糧となる仕事場を
輝ける場所へとしていかなければ、
そう思った次第。

彼を励ますつもりが、逆に
励まされて、変な見舞いになってしまった。

ともあれ、今年もあと数日。
来年はさらに素敵な年になるように、
頑張ります。
よろしくお願いしますね。

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2023年12月17日

忘れられないプレゼント

カネモト君、38歳と、昨日クリスマスの
話をしていたら、あ、ちょっと
見てもらえます?とバッグから
小さな手袋を出した。
とても手には嵌められないような
大きさだ。

彼いわく「これ、絶対に手放せない
モノなんです。」と。

カネモト君は、生まれたてで
消防署の前に捨てられていた子で、
何日か消防署で預かったあと、
幼少期から高校まで孤児院で
育ったのだそうだ。

その孤児院の院長先生は、
ありとあらゆる場面でも
非常にテキパキと問題に立ち向かう人。

それだけでなく、どの孤児に対しても、
平等に接していたと言う。

一度だけ、カネモト君は!同じ孤児の男の子を
好きになった、と院長に話したことが
あったらしい、

その際、院長は、きっとそれは
カネモト君の初恋なんだ、その気持ちを
大事に、忘れないように生きなさい、
そう言ってくれたと話す。

そして、クリスマスの時は必ず、
一人、一人に、院長の奥さんが
編んだ帽子、マフラー、手袋など、
歳を重ねていっても、かわるがわる
プレゼントしてもらえたのだ、と。

高校を出て、カネモト君は、地方都市の
公務員試験を受け、消防の道に進んだ。

人のために役立つこと、
そして何日かわからないけれど、
自分を救い、育ててくれた
消防士の人々に気持ちを返すためだったと言う。

そして、このクリスマス時期になると、
いつもバッグの奥底にある
小さな手袋を見て、
院長先生の優しさ、誠実さを
思い出すのだそうだ。

クリスマス時期に相応しい素敵な話だった。

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2023年11月19日

宗教からの弾圧

オーストラリアから、Googleで知って
先週の僕の休みの日から、
続けて来てくれたマイケル君、29歳。

日本には3週間ほどいて、色々なことを
学びながら、休暇を楽しんでいるようだ。

彼は18歳から、つい最近まで
付き合っていたボーイフレンド、と言うか
同い年のパートナーがいた。

大学で知り合って、たぶんこのまま
ずっと付き合っていくのだろう、
そう思っていた。

数年前に、その彼は両親にカミングアウト、
マイケル君も紹介されて、
彼の家でも歓迎された。

片やマイケル君の家はイスラム教。
LGBTQに対しては、非常にネガティブで
ヘイトであることはよくわかっている。

マイケル君がゲイであることは、なんとなく
気がついているのかも知れない、
そう思うことがある。

しかし、とてもカミングアウトなど出来ない。
もし、したら勘当されるだけではなく、
もう二度と家族に会うことさえ許されないだろう。

それをパートナーに伝えると、別れを切り出され、
長い恋愛にピリオドを打たざるを得なかったのだと言う。

一生付き合える、そう思っていた相手との別れは
本当に悲しく、辛かった、そう話してくれた。

いつだったか、インドネシアから来てくれた
イスラム教の家庭で育ったお客さんも、
近年、ゲイに対しての攻撃が激しく、
公開鞭打ちなどが連日報道されたこともあったと言う。

多くのゲイは自分の意思で選んだワケではなく、
自然にそう生まれてきたのだ、そう思う。

昨今の戦争もそうだけれど、
宗教によって、その自然な形が
壊されてしまう、という恐ろしさは
僕なんかの日常では、なかなか
想像できない。

「でも、大丈夫。またこういう僕を
受け入れてくれる彼氏を探します」

涙を溜めながら、そう笑顔になった
マイケル君に、深く同情しながらも
少しホッとした。

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2023年11月16日

一番怖いモノ

先日、始めて来てくれたコウスケ君が
「最も怖いモノは何?」と、何人かの
お客さんに聞いていた。

オギノ君は「ゴキブリやハチも含めて
虫類かな」と言う。

シュウゾウは「親父だった。若くして
死んだけれど、彼に怒られることは
いまだに夢にも見るくらい」と言っていた。

「マスターは?」とコウスケ君から突然聞かれて
「う〜ん、なんだろう」と僕はしばらく考え、
「やっぱり死んで自分がなくなってしまうことかな」
そう言った。

この恐怖感は、子供の頃は週に何度も襲い掛かり、
大人になってから少なくはなったものの、
宇宙のことなどを考えると、突然やってくる。
それほど、楽しく素敵なこの人生が
なくなってしまうことを恐怖に感じてしまうのだ。
良い歳こいて、恥ずかしいけれど。

閑話休題。
ところで、コウスケ君は?と尋ねると
「自分が人を好きになることなんです」と言った。

好きになることによって、そこには嫉妬や
愛憎、そして恨みみたいなモノが
驚くほど生まれてくるのだそうだ。

出来るだけ、そういう気持ちに火がつかないように
心がけているモノの、どうしても気になる人が出てくる。

その際、打ち明けたり、付き合おうとしたりすると、
完全に狂っていく自分が出るのだと。

色々な人がいる。
あなたが一番、怖いモノはなんだろう。

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2023年11月12日

人との関わりの中で

ずっと前から来てくれていた
ヤマジ君が、昨夜ちょっと久しぶりに
周年のお祝いと共にふらりと寄ってくれた。

元気?と尋ねると、
実は、すごい友人に最近、縁を切られちゃって
落ち込んでいます、とヤマジ君は言った。

話を聞くと、一昨年あたりに親しい友人から
コロナ感染をしたと聞いた。

そんなさなか、以前3人で山登りをしたりした
もう一人の友人から、キャンプに誘われ、
彼のコロナのことを伝えたらしい。

自分の了解も得ず、それをその友人に伝えたことで
物凄く怒り、金輪際、関わりたくない、
そう言われたのだそうだ。

ヤマジ君は、彼なら、と思って伝えたけれど、
それがその友人にとっては、とても
許せないことだったのだろう。


人と人の関わり方や、伝え方、その受け止め方は
それぞれだと思う。
そして、人に寄って、いわゆる地雷、
というモノもある。

僕自身は、過去、怒りという感情から
人との関係を自ら切る、ということは
してこなかった。
若い頃はあったかも知れないけれど、
ある程度の年になってから、
おそらくないと思う。

ただ、逆に言うと、関係を
切られてしまったことは何度もある。

理由がきちんとわかることもあれば、
いまだにわからないこともある。

理由がわかった場合は、出来るだけ
きちんと謝罪をする。
わからない場合は改めて
何が原因なのか尋ねもする。
しかし、ほとんどは、何も答えは返ってこなかったり、
許してはもらえない。

おそらく、この人(僕自身のこと)に
伝えたところで、変わらないし、
敢えて関わる気もない、
という気持ちなのだろう。

そういうことがあるたびに、
僕自身がまだ未熟で、至らないこと
だらけなのだ、そう自戒する。

もういい歳なんだから
そういうことに惑わされずに生きていく、
そんな選択もあるのだと思う。

ただ、店をやっていて、いつも思うのは
人はすべて違う、ということだ。

違うから理解できないこともあれば、
違うから怒りを持つこともあるのだろう。

違うからこそ、人と関わり、
付き合っていくことも大変なのだ。

この年齢になったからこそ、
そこを越えられるようになりたい、
ヤマジ君の話を聞きながら、
そんなふうに思った。

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2023年11月11日

中高年ゲイカップルの悩み

16周年、終わって1週間。
その後も、お祝いしてくれるお客さんも多くて
有り難く、感謝の日々だ。

準備や片付けが大変とか疲れる、
と思いながらも、こうして
お祝いしてもらえるのは本当に嬉しく思う。
ありがとうございます。


さて、昨夜来てくれた40代のシュウジ君は、
永い間、外国人で年上のパートナーと
付き合っているようだ。

当時、その彼が若くして買った家に
二人で住み始めて、20年が過ぎた。

お互いに年齢を重ね、今後のことを考えた時に、
その相手の人に万が一のことがあった際、
どうすれば良いか、という話になったらしい。

相手の国には、同性婚の制度はなく、
パートナーの家庭の事情もあり、
養子縁組もなかなか難しい。

加えて、シュウジ君も親には
まったくカミングアウトをしておらず、
迫り来る将来の難関を考えると
少し不安がよぎるのだと言う。

これは外国人と日本人カップル、
というだけではなく、
長く付き合っている人たちの
家族へのカミングアウトの問題は
うちの店でもよく聞く。

何かあった際に、
兄弟にだけに話している、という人もいれば、
まったく考えていないという人も。

仮に日本で同性婚が決まれば、
かなりのことが解決するかも知れない、
そういう話の中で、同性婚は
まったくする気もない、という人も少なくない。

僕個人としては、どうであれ、
選択肢が少しでも増えるほうが
良い、そう思うのだけれど。

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2023年10月26日

世間体を目にする日本人

昨日、海外出張から戻ってきたリョウジが
早速、店に立ち寄ってくれた。

出張先で、他の会社の日本人と、
外国人との席で思うことがあったと言う。

それは、意見の違いを外国人は喧々ガクガクと
言い合うのだけれど、やっぱり日本人は
空気を読み、全体的に静かだ。

リョウジが何か反対意見を言ったりすると、
こと日本人の人たちからは、
白い目で見られがちだったりするのだと。

確かに海外に行った時や、うちの店に
海外から来たお客さんは、日本のことは
大好き、と褒めながらも、日本人は
何を考えてるか、わからないとよく聞く。

いつもニコニコ(言い方に寄ってはニヤニヤ)
しながら、相手の言葉に頷いたりする、と。

良く言えば空気を読む民族、
特に、ゲイはいつも自分は人と違う、
そう思って暮らしているからなのか、
主張をしない傾向にあるのかとも思う。

こういう話を耳にすると、
僕自身の中にも多分にそういう部分が
あることを何だかなと思ってしまうのだ。

子供の頃から受けた日本人教育が
そうさせているのだろう。

そういう意味では、どんどん自分を出していく
リョウジは、あふ部分無鉄砲にも思いつつ、
立派だと感じる。

posted by みつあき at 18:38| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする