2025年08月02日

モンゴルのゲイバー

お客さんでもあり友人でもあるゾリは、
20代の頃に長く日本で暮らした後、
約12年前にパートナーのシンジを
伴ってモンゴル・ウランバートルへ帰国した。

帰国後、モンゴル初のゲイバーをオープンした。
かなり大きな箱だったようで、
クラブイベントなども開催していたらしい。

ただ、もともと社会主義国だったせいか、
LGBTへの政府や警察の理解はまだまだ低く、
何度か警察による手入れが入ることもあったらしい。

ある時、警察の手入れが入った時に偶然ゾリは
いなくて、シンジが対応する羽目になった。
店内にあったディルドを警察官が面白がり、
シンジの両手にそれを持たせて
写真を撮りまくり、爆笑していたという。

それを知り、怒ったゾリはモンゴルのLGBT活動家に
連絡を取り、警察を告発した。
その結果、その警察官たちは他の地域へ
配属転換されたという出来事もあったらしい。

もちろん、家主であるオーナーとの
関係や経済的な問題もあった。

そうしたこともあって、当初は街の中心に
あった店も、現在はいくつか移転を経て
少し離れた場所にあるという。

すると、なんとその移転先の管轄の
警察署に、かつて移動させられた
警察官がいたという笑い話もあった。

今では他にも街なかにゲイバーは、4軒ほどあり、
若い世代でそれなりに賑わっているらしい。

ゾリの今の店は、大きな部屋が6つもあり
(以前はカラオケボックスだったらしい)、
それぞれ個性的でリラックスできる空間だ。

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僕が訪れた日も、初日にバーベキューで
もてなしてくれた人たちが集まっていた。

ただ、今のモンゴルでは45歳以上のゲイの人たちが
どうしているのかは分からないらしい。
きっとどこかに存在しているはずだが、
バーにも発展場(1軒あるらしい)にも
姿を現さないので分からないようだ。
いたとしても9割方は既婚者だという。

だから、彼の店に来た人たちの中では、
どうやら僕が最高齢だったようだ。
誇らしく思って良いのか、どうか(笑)

そんなモンゴル滞在機でした。
もう3週間前の出来事だけど。

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2025年07月18日

初めてのモンゴル その1

今回、上海と北京、初めて中国に入ることを決めたのは、
そもそもモンゴルに行こうという計画があったから。
それなら、ついでに寄っていこうという流れだった。
店を始める前から20年来の友人カラ、
それからカラの紹介で知ったモンゴル出身のゾリ、
この2人からモンゴルの話はよく聞いていた。

カラは今も日本の企業で働いているけれど、
ゾリは10年以上前に帰国して会社を経営しつつ、
当時のボーイフレンドとウランバートルで
初めてのゲイバーを始めたらしい。

今年3月、ゾリが来日したときに店に立ち寄ってくれて、
「ぜひモンゴルに!」と誘われた。そのとき、
「よし、じゃあ行こう」と即決したというわけだ。


ウランバートルは今回が初めて。
今まで訪れた国の首都の空港の中でも
ダントツで小さい印象で、
旅行客もそんなに多くない。
飛行機が着陸して外に出るまで30分もかからなかった。

ちょうどこの時期は、ナーダムという
モンゴル最大のお祭りシーズン。
ウランバートルから田舎へ帰省している人も
多いみたいで、街も静かだった。

空港から市街地へ送ってくれた
タクシーの女性ドライバーは、柔道をやっていて、
ちょっと日本語も分かる素敵な人だった。
ただ、空港から市道に出るまで車が全然動かない。
実は、ナーダムでモンゴルを訪れていた天皇が
ちょうど帰国するタイミングで、その通過を待つことに。
天皇の車列(直接は見えなかったけど)と
おそらくすれ違い、そこから1時間ほどかけて市内に入った。
ウランバートルは市内の一部以外はほとんど山並みが続。
車の窓から馬や牛が何度も見えて、
「ああ、やっぱりここはモンゴルだな」としみじみ感じた。

気候はこの季節でも昼は30度で、陽が差すと暑いくらい。
朝夜は15度程度で、涼しいというより肌寒い。
行ったことのある場所だとコロンビアの季節感に近かった
(南米は年中似たような気候らしいけど、
モンゴルはご存知の通り冬は-30度を
超える世界最寒地域のひとつ)。

ホテルに到着するとゾリとその相棒が
待っていてくれて、一緒に街のレストランで食事をした。
すると、次々と彼らの友人やお客さんも集まってくる。
国や言葉は違っても、喋るときの雰囲気は
日本の、いや世界中のゲイと全く同じだなと思った。

料理はラム肉や馬肉を中心に(もちろん牛・豚・鶏も)、
肉料理やスープに野菜がたっぷり。
中国本土の中華よりは辛さ控えめで、
日本人には食べやすい味。
でもゾリいわく、料理の種類が日本ほど
多彩じゃないから、食通には物足りなさを感じるとのこと。

その後みんなで川辺に行こうという話になり、
車を出してくれ、7、8人で移動。
これがけっこう大変。モンゴルには海がないせいか、
水辺に憧れがあるらしく、なかなか「ここ!」
という場所に行き当たらない。「

ここでいいんじゃない?」というと「いや、あっちがいい」と
誰かが言い始め、優柔不断にダラダラ時間が経つのも
モンゴル人らしいとゾリが言っていた。

ようやく決まった場所もそれまでと
大差ないような感じだった。
家族連ればかりで、「ゲイが集まるような場所は?」と
聞いたけど、さすがにそれはないらしい。

ノンケの男たちは上半身裸の人が多く、
骨格が逞しくてなかなか目の保養にはなった。

ただ、公衆トイレがあまりにも汚くて、
ゾリが立ち小便していたら
「どこで小便してるんだ、子供がいるぞ!」と
裸の男がゾリに殴りかかる。
でもよく見ると、その子供も6〜7歳の女の子で、
ゾリが「そっちこそ子供を裸にしていて大丈夫かよ!
公衆の面前なんだぞ」と言い返していく。
驚いたけれど、こんなやりとりも日常茶飯事らしい。

そんな一幕もあったけど、ゾリの友人たちが
用意してくれた肉をどんどん焼いてくれ、
爽やかな風に吹かれながら
楽しいバーベキューパーティが始まった。

みんなで色々な話をして爆笑したり
(僕は正直、まったくわからなかったけど)、
トランプをしたりと、日本のゲイのホームパーティと
ほとんど変わらない雰囲気のまま夜を迎えた。

日が沈むのが21時過ぎなので、
全然夜になった感じがしなかった。
なんだかんだとくだらない話を長々と
書いてしまったけど、続きはまた明日にでも。

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2025年06月28日

世界の変化

昨日、大手企業にずっと勤めている
キョウヘイちゃんが来てくれた。
彼は過去に海外赴任が多く、
約15年ほどいろいろな国に
住んでいたという。

どちらかと言うと、治安が良くて
交通の便も良い国ではなかったこともあり、
日本にいる時よりも不便も多く、
苛立つこともあったようだ。

とはいえ、会社から与えられた家は
広々としていて、運転手やメイドも
付いているという恵まれた
環境だったとも言っていた。

外国旅行が好きな僕としては、
ちょっと羨ましい反面、そういう環境で
何年も過ごすのは、やはり旅と仕事での
体験とでは当然ながら違うなと思った。

そんな折りに、昨日、作家であり
写真家の藤原新也氏がラジオに
出ているのを耳にした。
彼は1960年代後半から世界を飛び回り、
多くの本を書いてきていて、
僕も読ませてもらっていた。

彼いわく、70年代80年代はネットもなく、
世界はどこの国に行っても独自の特色があり、
混沌の中で驚くことも多々あったが、
さほど観光客もいなくて本当に面白い時代だった、と。

確かに僕が10代の頃に行った台湾や
ヨーロッパの国々では、まだまだ
日本人を見かけることもなく、
どこに行っても異邦人扱いされた。
ウェルカムな雰囲気もあれば、
嫌な思いをすることもなかったわけではない。

ただ、自分の若さもあってか、
子供の頃から見ていた映画やテレビの世界よりも、
圧倒的な輝きと共に脅威もたくさん感じた。

僕は来月、10日ほど休みをもらって、
かつて行ったことがない上海、北京、
ウランバートルを訪問する予定だ。
おそらく年寄りの観光旅行に
少し毛が生えたような旅になるだろうけれど、
また経験したことがないような
体験ができればいいなと思う。

(7月7日から17日まで留守にします。
そのあいだ、スタッフが手伝ってくれるので、
またよろしくお願いします。)

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2025年06月07日

台湾LOVE

昨夜は、もうすぐ生まれ故郷でも
ある台湾に2年ほど行ってしまう
スタッフのトシと、彼の誘いで
店に入ってくれたティムが飲みに来てくれた。

さらに、彼らの台湾の友人たち4人と、
そのあとふらりと立ち寄ってくれた、
うちがオープンした時からの
台湾人のお客さんジョセフ君も加わり、
まるで台湾ナイトのような形になった。

それにしても、うちに来てくれる多くの
台湾人の人たちは、日本在住の人も
旅行者も含めて、本当に日本語が上手だ。

多くの人はアニメや漫画、テレビドラマなどか
ら日本語を覚えたようで、とにかく日本という
国が好きだという話をよく耳にする。

同じように台湾好きな日本人も
物凄く多いけれど、日本人で台湾語
中国語を話せる人は残念ながら少ない。

思えば、東日本大震災の時に、最も大きい義援金、
200億円を送ってくれたのも台湾だった。

前にも書いたかもしれないが、
僕は高校時代(何十年前だろう笑)に
初めて台湾に行った。
その時はお年寄りから「日本へ帰れ」と
怒鳴られたり、街の中で不穏な空気を
感じたりすることもあった。

そういう意味では、世の中は大きく変わったと思う。

僕もずいぶん台湾には行っていないので、
トシがあちらにいるうちに、
また遊びに行かせてもらおう、
彼らのくったくない笑顔を見ながら、そう思った。

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2025年05月14日

30年ぶりのソウル その1

一昨日の月曜日だけ休みを
もらってソウルに行ってきた。
なんと30年ぶりだ。

当時はK-Popももちろん日本には
入ってきてなく、「冬のソナタ」を
始めとする韓流ブームさえまだなかった頃。

仕事で2泊くらいで行って、
ほとんど自由時間もなく、夜、
少し当時のゲイバーに行ったことは覚えている。

それこそ、とても狭い地下にあったクラブ
(というか、ディスコ 笑)、
そして2階にあった静かなバー。
今思うと、儒教の国でなかなか
ゲイに対する目線も厳しかった時代に
よくやっていたなと思う。

今回は、ちゃんと観光しようと思って、
もし行けたら1軒くらいは
ゲイバーを覗いてみようという気持ちだった。

それにしても、前に行った時は、
ソウルと言えども東京に比べると地味で、
少し地方都市っぽい感じが良かったけど、
今はドラマや映画で見るように、
日本なんか軽く追い越した感じも
街のところどころに感じた。

聞いていた通り、日本で使っている
Google Mapは位置情報がずれたりすることもあった。
代わりにと言われたNAVER MAPも、
3日間の間にはそれほど
上手く使いこなせなかった(親父!泣)

到着したのが日曜日の夜で、
両替は街中でと言われていたから
全くウォンを持っていおらず、
地下鉄カードはコンビニで
クレジットカードで買えたものの、
チャージが現金のみで右往左往した。

ドラマ「梨泰院クラス」を観ていたせいか
梨泰院(イテウォン)という名前に
馴染みがあったので、その辺りに
ホテルを取った。
しかし、うちの店のお客さんたちからは、
どうせゲイバーに行くなら鍾路(チョンノ)に
泊まったほうが良いとあとから聞いた。

確かに、鍾路には100軒ほどの
ゲイバーがあるらしい。
ホテルにチェックインして、
時間も遅くなったのでUberで
タクシーを呼んだ(これは世界中で
使っていたので便利だった)。

お客さんから聞いていた「Mbar」と
いう店を表示したら、全く逆方向30分ほどにある
違う「Mbar」に連れて行かれて、
ものすごい時間ロスをしてしまった。

結局、店に到着したのが午前0時前。
それにしても、店の周りの鍾路の街は
日曜日の深夜とは思えないほど
ものすごい賑わいだった。
特に若い人たちのエネルギーは
先日行ったヴェトナム、ラオスと共に熱い。

Mbarさんは、そんな鍾路の中、ビルの5階に
あって、広々として落ち着いた素敵な店だった。
カウンターが7、8席で、後ろにくつろげる
テーブルがいくつもあって、店内全部で
20人は座れる感じだった。

僕が到着する前に日本人の団体が
来ていたようだったけど、彼らは帰り、
店には5人ほどのお客さんがバラバラに座っていた。

結果的に、ゲイバーに行けたのはこの1軒だけ。
だいたい、僕が行けるのは国内の地方都市も
含めて圧倒的に平日が多いので、
お客さんも少ないけど、店の話ができるのは楽しい。

お店は3年目で、40代と50代の
カップルでやっていて、週末はもう一人スタッフが
入ってとても忙しいと言っていた。

そういえば、僕が最初に行った頃は
とにかく韓国のゲイバーは、お通しが
果物やら食べ物がものすごく多くて、
食べたらまた出てくる、食事の際の
前菜みたいなものだと言われていたけれど、
このお店は違っていた。
それは時代と共に変化したのか、
このMbarさんだけだったのだろうか。

こんな感じで久しぶりのソウル、
一日目はバタバタと終わった。

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2025年03月07日

ホーチミン訪問

例のごとく、留守のあいだ、
スタッフに店を任せているため、
ご迷惑をかけておりますが、
よろしくお願いします。

*****************

そんなこんなで、ベトナムに来ているので、
とりあえず、ちょっと報告がてら
旅のブログを。


前回も書いたように、元スタッフのハルキが
去年の夏より会社からホーチミン赴任となり、
奥さんと共に生活をしている、ということで
もし良ければ是非来てください、と
誘われていた。

ハルキの奥さんは、僕の自宅や店にも
何度も来ていて、よく知っている仲だったし、
久しぶりに会えるのも楽しみにしていた。

彼らのレジデンスは3ベッドルームもあり、
75インチの大型テレビも含め、
何から何まで生活必需品が揃っている。

なおかつ、毎日、部屋の掃除や
ベッドメイク、洋服のアイロンがけまで
メイドの人がやってくれて、
専用の運転手がどこに行くのにも
連れて行ってくれるのだ。

翌日に会ったホーチミン駐在の
お客さん、ヒサシさんも同様で、
大手の会社の駐在員というのは
大したものだなあと思った。

ハルキいわく、日々かなり忙しく、
ストレスもあるので、これくらい
してもらわなければ、と笑っていたが。

そんなこともあり、一日目は
そのドライバーにお願いし、
メコン川のツアーや、食事、
そしてマッサージ店までも
暑いホーチミンの中、周ってもらえた。

ホーチミンは10年前に来た時よりも
高層ビルも増え、ずっと繁栄していた。

バイクの多さやクラクションの高鳴りは
相変わらずだったけれど。

メコン川まではほぼホーチミン中心から
1時間少しかかる。

とても綺麗とは言えない泥だらけの
メコン川(中国、タイ、ミャンマー、
ラオス、カンボジアなどを通って
流れている)の中には、いくつもの島がある。

その中の「ユニコーン・アイランド」
という島を訪れた。
蜂蜜のお茶やココナッツ・キャンディー製造、
馬車に乗り、ボートで動くさまは
ディズニーランドの
「ジャングル・クルーズ」さながら。

その後、ホーチミンの街を案内してくれたあと、
軒並みあるマッサージの中で
ハルキがここだけはオススメという
SPAに案内してくれる。
笑顔を絶やさない施術師だったが、
確かに、昇天しそうなほどの見事な
マッサージだった。

翌日はハルキが出張ということで、
奥さんが一日、ホーチミン観光を
付き合ってくれた。

そしてハノイに到着
(もう2日目)

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2024年09月28日

イランの血を引いて

カミール君、24歳はイラン人のお父さんと
日本人のお母さんに間に生まれ、
イランに8年、アメリカに4年、あとは
日本で暮らしていたらしい。

彼のお父さんは、1990年代後半に、
日本に移民としてやって来て、
お母さんと出会い、結婚したそうだ。

確かにその時期、都内の至る所で
イランの人たちの姿を見た覚えがある。
カミール君は、そういった
彼らの中の一人の息子だった。

カミール君はゲイであり、アメリカで
知り合った日本人とのハーフの恋人と
日本でこの3年付き合っている。

イランで過ごしていた中学、高校時代、
教えられる内容はほとんど日本と変わらなかった。
ただ、そういう中で、コーランや
イスラムに関しての徹底的な授業と
その裏で行われている同性愛者や女性への
差別に関して、いたるところで耳にしていたらしい。

カミール君の父親が、なんとなく彼自身、
男性に興味を持っていると感じたのか
「イランでは、同性愛は死刑になる、キスや抱擁を
しただけで、何十回もの鞭打ちがある」
と、心配をして、絶対男に手を出すな、
何度もそう言われ続けたと言う。

しかし、子供の頃から男性にしか性的興味を
持てなかったカミール君は、
その後アメリカの大学に
入学し、同性愛が決して異常では
ないことを初めて知ったのだと言う。

それがほんの6年前のことだった。

カミール君は日本の同性愛についても
かなり勉強をしていて、日本のゲイは
昔「鶏姦」(けいかん)と言われていたこと
知っていましたか?と言う。

明治初期には、日本でも9年ほど
違法であったこともよく調べていた。
ただ、その当時は、肛門性交に関してのみ
厳しく罰せられたらしいけれど、
今のイランよりはずっとましだったと。

多くの外国人の人が店に来てくれるたびに
ゲイに対しての各国の違いを耳にするけれど、
改めてイランの現状をきちんと
当人から聞いたことは初めてだった。

世界の中で、同性同士が愛情を持ったり、
セックスをしたりすることは、まだまだ
オープンなことではないのだ、
改めて自分たちが持てる自由を強く感じた。

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2024年09月18日

愛しのモンゴル

学生時代や仕事で海外滞在も
長かったオサム 31歳はこの夏、
初めてモンゴルに行ったらしい。

オサムは首都ウランバートルに2日、
そこから車で行ったのが、いわゆる
多くの人が草原や馬を思う
内モンゴルの小さな街。

そこは旅行会社が勧めてくれた
ポストファミリーがいるところで
大家族が、大きなゲル(テントの
ようなモノ)の中で生活している。

ガイドの運転手の人は、そこまで
送ってくれると、すぐにウランバートルに帰る。
オサムは電波もなく、言葉も通じない
そこで3日間、暮らさなければならなかった。

10平米ほどの広めの仕切りもない部屋に、
15人くらいの家族が住んでいて、
そこにオサムは通された。

この家族構成も、誰が祖父母で誰が父母、
そして兄弟なのか夫婦なのか、
言葉が通じないので皆目わからない。

英語のワンツースリーもハローも通じず、
とにかく手振り身振りで伝えなければならない。

作ってくれる食事も、ほとんど
食べたことがないような羊の肉を
使ったモノが多かったようだ。
トイレは、屋外に昔の和式トイレの
ようなモノで、冬なら出ていくのが寒いだろう。

虫や家畜もたくさんいて、東京から行くと
決して清潔とも言えない生活。

ただ、満点の星空や、どこまでも続く高原、
そして家族の笑顔やもてなし。
オサムは行って良かったと言う。

ウランバートルでオサム行ったというゲイバーは
実はうちのお客さんだった人が営業している。
楽しかったけれど、オサムいわく、
モンゴルはゲイよりも、ストレートの
人たちのほうがカッコ良かったと。
(あくまでもオサムの私見)


うちの店にも、そのゲイバーオーナーも
含めて、モンゴルからのお客さんや
古い友人も何人か来てくれている。

僕も一度は、と思いながら
まだ行けていない。
そんなこと言っていると、なかなか
行けない国も増えるので、行かねば国の
チェックリストに入れておこう。

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2024年03月06日

ゴールが見えない英語レッスン

有難いことに、うちの店には
海外からのお客さんがよく来ていただく。

僕が海外旅行や海外での観劇が
好きであることから、一部のお客さんは
僕が英語が堪能であると
思われているらしいが、
これが、からきしダメダメなのだ。

あちらで観劇と言っても、
ストレートプレイなら
小説や映画になっているモノや、
戯曲が日本語で発売されたり、
国内で上演されたりしているモノを
観るのがやっと。
ミュージカルは音楽やダンスで
十分楽しめる、その程度のモノなのだ。
これ、ホント。
一応、予習はかなりして行くけれど。

お客さんとの会話も、ある程度の
日常会話と、多少、好きなジャンルの
話なら何とか付いていけるモノの、
単語や文法はかなりめちゃくちゃだったりする。

どこかで伝わればいいや、と
旅行も何とかそれで乗り越えてきている。

しかし、ここに来て、インバウンドの
お客さんがさらに増えたり、スタッフや
お客さんで英語が堪能な人も多い。
その横で変な英語を話しているのは
すごく恥ずかしい。
常々、そう思っていた。

過去、ゲイのアメリカ人やカナダ人から
英語を習ったことがあったけれど、
これがなかなか上達しない。

話すことは嫌いじゃないので、
僕が適当な英語でペラペラ話し、
それを直してもらう、ということもあまりなく、
無駄とは言わないけれど、
それなりに楽しい時間は過ぎていき、
結局、上達することもなく終わってしまう。

そんなこんなで、ここひと月くらい
マンツーマンの英会話をやり始めたものの、
やはり相手に寄るし、お客さんとの
会話の延長になりがちだ。

おまけに単語も覚えたはなから
忘れていく。
まあ、歳と言えば歳だから
あまり悪あがきせずに
楽しんで頑張っていくしかないか。
そう思う、今日この頃だ。

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2023年08月11日

南米と日本を股にかける

昨日、10年ぶりに、パラグアイと
日本のハーフのケント君が
ふらりと来てくれた。

ケント君はご両親に連れられて
8歳の頃に日本に来た。

それから二十歳くらいまで
ずっと地方都市に家族で住み、
そこから一人で東京に移った。

そこで知り合ったのが、20歳
年上の今の彼だったと言う。

二人で暮らして6年。
その間に、ケント君の両親
(彼のパートナーとのほうが
親の年齢に近いと言う)に会わせたり、
逆にそのパートナーのご両親
(ケント君の祖父母ほどの年齢)
に会ったり、という幸福な
生活を送っているらしい。

ただ、今年になり、そのパートナーが
転勤でチリに住むことになり、
ケント君は仕事を辞め、
今月末、チリに向かうと言う。

サンチャゴには、ケント君が幼少時
数年、両親の仕事の都合もあり、
住んだこともあって、
幼稚園を訪ねることが
楽しみなのだそうだ。

そういう偶然も楽しみながら、
まだまだ若いケント君は、
これからの人生、そして
彼との新たな生活に
ドキドキワクワクしている日々だと言う。

チリという国、僕は古い映画などから
まだまだ共和制と思っていた。→バカ

しかし、90年代には民主化し、
去年には同性婚も決定したらしい。

幸せそうな人の顔を見るのは
嬉しいことだ。

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2023年07月19日

旅日記 イスタンブール編

ロンドンからトルコ、イスラエル。
旅の後半で、イスタンブール、カッパドキアを
1週間くらいの予定で組んでいた。

初のイスタンブール。
空港からのシャトルバスで着いたのは、
中央のタクシム広場。
僕が宿泊するB&Bはいわゆる新市街。

広場も街も、ものすごい人、人、人。
あとで気がついたのだが、この木曜日から
僕がカッパドキアに移動する
日曜日まで宗教的なこともあって、
祭日と週末が続くのだそうだ。

ってなワケで、どこに行っても
人だらけだったのはそういう意味だった。

IMG_3435.jpegIMG_3457.jpeg

それにしても、新市街。
ものすごく坂道が多く、急な階段で
40段もあるようなところもあちこちに。
これにはかなり参った。
最初にスーツケースとリュックを
下げて上がる時が最も辛かったけれど、
食事に行く時、街に出る時、
ここを昇り降りしなければならないのだ。

もちろん、その点、上にあがると
海から見える素晴らしい景色も、
家々やアパートの屋根も見事だった。

多い、と言えば、猫、そして犬が
道々に、坂という坂にどこにでもいた。
思えば、トルコ映画の「猫が教えてくれたこと」
というのは、野良猫と多くの人々の
ふれあいを描いたもので、
まさにそういう光景があちこちに見られた。

人々は彼らに餌を与え、ワクチンも打つ。
そういう意味では痩せ過ぎず、
太り過ぎず、かなり健康的な犬猫が多かった。

IMG_3449.jpegIMG_3469.jpeg

さて、部屋を貸してくれたニハトさんは
ホテルマンでほぼ部屋には居なかったけれど、
ここもキッチンもリビングも
使い放題で居心地は良かった。

すぐそばにゲイクラブがあり、夜になると
かなり音楽が聴こえてきたけれど、
さすがに昼間動き過ぎて、
まったく行くことが出来なかったのも
残念だった。

最初に街に出た時にケバブ屋で仲良くなったのが
イラン人の若いカップル。
彼らは初めて海外に出たらしく、
トルコの自由さに感動していた。
とにかく、ありとあらゆることで
常に締め付けられているイランは辛いと。

カップルの女性は非常に可愛らしかったが、
常にヒジャブで顔を隠さなければならず、
なおかつ派手で明るい服装も禁じられている。

もちろん、日本でも報道された去年の秋の
若い女性が死亡して、次々に女性が
亡くなったことなどを思い出させられた。

その翌朝、朝食を食べに行ったレストランで
知り合ったのが、3年前にローマから
「人生のリスタート」と、イスタンブールに
来たイタリア人女性、エレナさん。

ちょっと会話をしたことから、彼女が
元バレエダンサーをしていたことや、
非常に映画に詳しかったり、それぞれの
文化について、お互いに完璧なネイティブな
英語ではないことが、盛り上がった。

結果的に、彼女とは僕がカッパドキアから
戻ってきた日の夕方、素敵なレストランで
4時間も食事をすることになった。

こういう出会いは、旅ならでは、だなあ、
そう思う。

加えて、カッパドキアでもルーマニアから
来た女性二人と仲良くなったけれど、
何故、ここまで女性だらけ?と
不思議な気持ちにもなったけれど。

もちろん、アヤ・ソフィア、ブルー・モスクなど
大聖堂、そして船でボスポラス海峡を渡るなど
素晴らしいイスタンブールの旅は
一度では書ききれないほどだった。

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2023年06月15日

各国の言葉で巨根とは!笑

昨日は、ロシアで育った日本人のタクミ、
フィリピン国籍で日本で育ったジェイク、
海外の人を日本に招く仕事をしている
ショウジロウ、
フランスに長く住み、またこの夏から
ヨーロッパに遠征する、と言うサブロウ、
そして初めて来たシュン君は韓国語ができる。

今年になって外国人旅行者が多く
来てくれているけれど、昨日は
みんな日本に住んでいるお客さん
だったのも面白い。


そういう流れの中で、それぞれの国で
「俺の巨根を見るか?」とか
「乳首がとても気持ちいい」
というのを、それぞれの国で
どう言うか、というとてもバカバカしい
話で盛り上がった。

ロシアでは、巨根を
”Большой половой член”
と言うらしく、この"Большой"と
いうのは、日本語で発音するとボリショイ。

僕はボリショイ、というのは
土地の名前だと思っていたら、
巨大な、という意味らしく、
それが、ボリショイ・サーカスや
ボリショイ・バレエの名前の根源だった。

フィリピンのタガログ語では"malaking titi"
と言うらしく、ペニスをティティって
いうのはとても可愛らしいと笑った。

韓国語も聞いたけれど、調べたら
ハングル文字しか出なくて、
発音を忘れてしまったのが残念。

すぐ忘れてしまうけれど、色々な国の
色々な言葉を知るのは楽しい。

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2022年11月09日

異国でノンケ、帰国でゲイ!

先日の六尺スペシャルデーに
来てくれたセイヤ君が、
一昨日、改めて来てくれた。

スペシャルデーの時は、混み合っていて
忙しかったので、ろくに話も
出来なかったけれど、
一昨日はゆっくり話すことが出来た。


とても限られてしまうことなので、
ここで国は書けないけれど、
なんと彼は英語圏以外のとある国に
子供の頃から興味があり、
懸命に勉強をしたようだ。
そして、大学を卒業し、
その国に留学、その後、念願叶って
翻訳や通訳の仕事に就いたと言う。

もちろん、その国も始め、
周りの国もずいぶん回ったらしい。

10年ほど前までいたその国だが、
ゲイシーンはどうだったか?と
尋ねると、実はその頃、ストレートだったらしく、
あちらの国で結婚をしていたと言う。

どういう流れで離婚したのかは
聞き忘れたが、日本に帰国して
ネットの情報からゲイのことを知り、
俄然興味を持ったと言う。

よくよく考えてみると、子供の頃から
ずっと興味があったような気がするらしい。

多くの元ストレートの人から
よく耳にする話だ。

いずれにしても、それから間もなく
ゲイ男性と知り合い、
なんと一緒に住んで、10年近いそうだ。

これまた凄い話だ。

セイヤ君のガッチリとしたガタイや
爽やかなルックス、それに加えて
外国語が何カ国が話せ、
それを生かした仕事をどんどん
こなしている。

おそらく、そういう部分に惹かれたんだろう。
いつも書くけれど、色々な人生がある。

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2022年04月14日

カナダより一時帰国

かつてうちの店の常連だったタツヤが
日本を離れてカナダに行ったのが、
もう7年ほど前。
あちらの会社でグリーンカード取ったけれど、
2年ほど経過してから一時帰国。
それから5年ぶりに今回帰国して
昨日、店を訪れてきてくれた。

コロナ禍で、帰国後の隔離がなくなったとは言え、
日本に帰国するまでに結構大変だったと言う。

トロントからシカゴ経由は
それほど乗客はいなくて、
機内中ものの半分くらいだったそうだ。
シカゴでは一応アメリカ入国ということになり、
ESTA(渡航認証)も取らされ、
抗原検査を受けて陰性だと証明される。

日本に入ると、アメリカでいくら検査を受けても、
改めてPCRを受けなければいけない。
それも、シカゴから日本を経由して、
他国に行く、もしくは帰る、という人が多く、
シカゴ→日本便はほぼ満席。

成田でPCRを受けるのに、なんと3時間ほど
立って並んで待たされ、空港では怒った
外国人が大騒ぎをするという
嫌な雰囲気にまでなったようだ。


さてさて、カナダでの生活を聞くと
決して悪くはないけれど、
ゲイ活動に関してはなかなか難しいと。

欧米ほど、アジア人差別や無関心な人は
それほど多くはないけれど、白人で
アジア人好きな人はやはりかなりの
お年寄りが多いらしく、
アジア人とかともあまりうまく行かないと。

コロナに関して言えば、とても自由には
なったらしいけれど、やはり感染者は
増え続けているらしい。

中国はコロナゼロ政策を貫こうとしている今、
日本はさすがにカナダと同じく
with コロナとしてやっていくしかないのだろう。

タツヤは円が下がったことが喜ばしいようだが、
僕ら日本に住む者にとっては、
海外へ出るなんて、この状態では難しい、
そう思わざるを得ない。。。。

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2022年01月30日

海外でのさまざまな出来事から

昨日、常連のヒサミツが友人の
アキオ君を呼んでくれた。
彼はコロナ直前までニューヨークで
仕事をしていて、それが嫌で
何故かヒサミツの会社に入ったと言う。

入ったと行っても、ヒサミツの口利きでも
何でもなく、大企業なのでしっかりと受けて
通ったというから凄い。


さて、それはともかく、とにかくアキオ君が
住んでいたのは、僕らブロードウェイ好きなら
憧れるヘルズキッチン。
狭いワンルームで、月2200ドルというから
日本の家賃感覚だと、本当に高い。
しかし、あちらでは最も安いタイプだと
言うから、どれだけ物価が高いか。

まだ30代なのに、ニューヨークにどうしても
馴染めず、仕事、と言うよりも、日常が
本当にイヤでイヤで仕方がなかったようだ。

上に書いたように物価の高さ、
アジア人への差別対応、
だと思うと、やたらフレンドリーにハグしてくるところ。
自分が悪いと思っても決して謝らないという性格。
地下鉄やトイレの汚さ、いたるところの臭い。
地下鉄乗り口などでの大音響での演奏などなど。

アキオ君としては、ある程度のルールで
きっちりと色々なことを守る日本のほうが
性に合っているようだ。

NYに30回ほどは行っているけれど、
海外に住んだこともない僕だからなのか、
アキオ君のように感じたことはない。

もちろん、いつも物価の高さには
頭を抱えるけれど、まあ、たまの旅行だから
こればかりは仕方がないかと。


もちろん、僕もパキスタンの空港で
チケットがある飛行機に乗れないと
パキスタン語でまくしたてられたり、
ギリシアでボッタクリバーに連れて行かれたり、
NYではATMでクレジットカードが
出てこなくなって丸一日潰れてしまったり、と
落ち込むようなこともないことは
なかったけれど、まあ、それも旅の思い出。

そういうネガティブなモノを
超えるくらい素晴らしい出会いや、
サプライズや胸が熱くなるような出来事が、
とても日本では味わえない何かを与えてくれた。

二度と戻りたくないというアキオ君の言葉を
聞きながら、次に僕が行けるのは、
一体いつだろう、なんて考えてしまう夜だった。
どれだけお気楽なんだろう(苦笑)

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2021年10月31日

久しぶりのハロウィン週末の中で

時短要請解除後、初の土曜日は
ハロウィン前日。
一昨年までと同じ、とはいかないけれど、
一部、仮装した人たちが続々。
そして久しぶりに街に出た、
という人たちで2丁目は溢れていた。

去年のこの時期は、まだまだ大変で
こういう光景は見られなかったけれど、
多くの人たちがこれほど伸び伸びと
楽しそうにしているのは、
本当に久しぶりな気がした。


うちの店が入っているビルには
女装バーがある。
女装の上に仮装をしていて、
中にはベルサイユのバラ的な人や
ゴスロリ系など、エレベーターで
すれ違うたびに、凄いなあと目を見張った。


さてさて、そんな中、南米の転勤から
戻って来たタモツが友人たちと共に
遅い時間に来てくれた。

まだ20代のタモツだけれど、
このハロウィンの騒ぎを見て
「日本も本当に変わってきたなあ」と。

タモツはあちらに住んでいた時に、
日本人であることを再認識したことがあったと言う。
友人宅に遊びに行ったり、
仕事仲間と飲んだりしていて
ふと黙っていると、
常に色々な人から「何故、黙っているのか」と
聞かれるのだと言う。

あちらで黙っているのは、機嫌が悪いか、
それとも病気か、どちらかと思われるらしい。
とは言え、大人しい人もいるんじゃないの?と
僕が尋ねると、いるにはいるけれど、
日本の大人しさとは
まったく違うのだと。

街を歩いていても、エレベーターに乗っても
とにかくどんどん話しかけてくる。
こういう経験は、ほぼ日本ではなかった。
陽気なラテン系とは聞いていたけれど、
ここまでか、と思ったらしい。

それがタモツにとっては、
とても重荷だったり、
うざったい事だったりしたけれど、
さすがに長く住んでいると慣れるものだと笑っていた。

僕もコロナ前は、南米各地を
旅行したけれど、確かにそういう傾向は感じた。
ただの旅行者だった僕にとっては、
煩わしさよりも、新鮮だったけれど(笑)

さあ、今夜は久しぶりのBridge六尺デー。
エロチックな夜を楽しんでくださいね。

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2021年06月25日

かすかなる希望

昨日はオープン直後に来てくれた
ヤスシが「ごめんなさい、お客さん来るまで
オンラインのセミナーに参加していいですか?」と。
もちろん、いいよと答えると
携帯を出して、相手とつなぐ。

彼は時には日本語で、また時には流暢な英語で
少し話したり、小一時間、そういう時間は流れた。

ヤスシは日本と海外の人たちを結ぶ仕事をしていて、
それを横で見ていると、もうコロナは
終わったのかも、という気にもさせられる。

この秋には日本に来る、という声も
多数聞こえてくるし、ヤスシも
9月にはアメリカに行くことが決まっている。

ちょうどこの日、僕のニューヨークの友人から
「良いのか、どうかわからないけれど、
もうマスクの人はものすごく少なくなった。
街やデパート、繁華街は人でごった返している。
まだ外国人は少ないけれど」と
連絡があった。

日本の中にいると、まだまだコロナ真っ只中
という感じだけに、海外のそういう事情を聞くと
あと少しかなあという気にもなる。

周りでも一度だけワクチンを打った、
来週打つ、という人も出初めている。
残念ながら、僕はもう少し先になりそうだけれど。

それでも、かすかなる希望を胸に
毎日、少しだけでも営業をしながら、
また素敵な時間をたくさん持てる夢を見るのだ・・・

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2020年07月30日

意見を持てない場所

昨夜、来てくれたヨリアキ君。
つい最近、香港に住むチャイニーズ
(いわゆる香港人)の医者の友人と
コロナの広がりや医療現場について
やり取りしていたらしい。

そして最後に今の香港情勢について
大変だけど頑張ってほしい、と
書いたら、それについて返信がないだけではなく、
ヨリアキ君のアドレス帳から
相手の連絡先が忽然と消えたと言う。

また、セイイチ君がやっている
中国産のBluedという出会い系アプリが
あるらしく、そこに
香港について書いたら、
突然、そのアプリに入れなくなり、
改めて申請し直しても、なしのつぶてだと。

中国共産党が、政治関連に関して
情報統制を強くしていることは
もちろんよくわかっているが、
国をまたいで、こういう事が
起きているということには脅威を感じる。

今のところ、ゲイも含めてLGBTへの
拒絶や法的処置はないものの、
報道規制やパレード中止などは
普通に行われていると言う。

あまり表立った動きがあれば、
簡単にイリーガルに枠に
入れられてしまう可能性も大だろう。

うちの店にも中国本国から遊びに来た人や、
日本企業で働くお客さんやスタッフもいた。
それぞれに勤勉で、穏やかで
気持ちの良い人たちだった。
海外で働く彼らは、ほぼ問題はないにしても、
帰国した際には、ものすごく注意することは
考えざるを得ないのだろう。

あらゆるシーンで自分の意見を
抑えなければならないワケだ。

ロシアやアフリカ諸国、
もちろん北朝鮮も含めて
国民が自由に発言できない国も
まだまだ多い。

もう20年以上前になるけれど、
香港で行ったゲイバーで会った人々に
非常に優しく接してもらったことは
今でも忘れられない。

彼らの自由に生き、発言できる権利が
奪われるような状態には
口を閉ざすことはなく、
民主主義国家はNOを伝えていかなければ、
そう思う。

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2020年05月09日

ゲイシーンでのクラスター

昨日のニュースで知った人も多いだろうけれど、
ここのところ、感染者数がグーンと落ちていた韓国で、
一昨日20代のゲイの感染者が出てしまったようだ。

あちらでは感染者の動線を自治体が発表し、
乗った交通機関の時間や、行った飲食店が公開され、
それを見た市民が、接触したかどうかがわかる、
という仕組みになっているらしい。

彼が行った5軒のゲイクラブの名前はすべて
公表され、彼の知人や、クラブにいた15人の
感染もわかったと言う。

それによって、「ゲイがコロナを撒き散らしている」
などと言う心ない書き込みで
ネットが炎上しているとのこと。

僕は長いこと、韓国には行っていないけれど、
そもそも、儒教的思想によって、同性愛差別も
まだまだ多くはびこっているようだ。

でも、これは韓国に限ったことではなく、
日本のゲイシーンでもクラスターが
発生すると、似たようなことが
起きることだって否めない。


確かに、この徹底した防疫対策で、
急激に感染者が減っていることは確かだけれど、
ゲイに限らず、自分の日常の動きを明らかに
される、ということはやはり考えものだ。

それにしても、先日書いた自粛警察も含めて、
有事になると、誤った正義感をふりかざし
叩く人たちが大勢出てくる。

こういう時期だからこそ
バランスを保った良識、ということを
常に考えながら、言動に注意していかなければ、
そう思う。

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2020年04月07日

緊急事態宣言の前に思うこと

店を休んでほぼ一週間。

ついに今夜、緊急事態宣言が
発令されるとのこと。
それもこれからひと月だということだ。

毎日、このブログでアップする映画などを
観ているものの、それ以外の多くの時間は
ネットやテレビからの情報に
ついつい右往左往してしまう。

いつまで店をクローズするのか、
そしてその間を補填できるような
給付金が望めるのか。

映画について書かせてもらっていた
雑誌も休刊となり、世の中が
これほどまでに変わってしまうことを
改めて実感するばかりだ。


そんな中で、ここ数日、
国内だけでなく、今まで
外国に行って世話になった友人たち
それぞれに連絡をとってみた。

ニューヨーク、ロンドン、リオ、
リオ・デジャネイロ、リマ、シンガポール、
ボゴダ、カルタヘナ、などなど。

多くの国がロックダウンをしている中、
ニューヨークの友人ロンが、
彼の夫(彼は無症状だったらしい)から
感染したと聞き、愕然とした。
40度近い熱が2週間続き、
入院出来る施設がないため
自宅療養しているとのことだった。

ロンは4年ほど前に、東京にいる間中、
お客さんで毎日のように
店に通ってくれて、
その後、NYに行くたびに
とても良く歓迎してくれていた。
それだけに本当に心配だ。

ロンドンでお世話になったアンソニーに
聞くと、彼の周りの友人、知人でも
結構な人が感染してしまったとのこと。

また、カルタヘナでガイドをしてくれた
ジョンは、まったく仕事がなくなり、
(若い彼は一家を支えていたのだが)
毎日、食事をするのも大変だ、
ということだ。


世界中がこのような状態になっている現状。
報道に振り回されるのは避けたいけれど、
現実的な友人たちの話を耳にすると、
想像以上に深刻であり、
きちんと受け止めていかなければ、
そう思う日々だ。

NYのロンが少しでも回復することを
祈るばかりだ。

皆さんも、くれぐれも無理なく、
極力、外出を控え、こまめな手洗いで
気をつけてください。

明日からは、また映画のブログに
なりますが、出来るだけ偏らないように
色んな映画を観ていきたいなあ、
そう思っています。

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