2020年05月10日

本日のLGBT映画「シークレット・ラブ:65年後のカミングアウト」

これまた、すぐにここで紹介するけれど、最近
「Hollywood ハリウッド」というテレビドラマを制作した
ゲイの大プロデューサー、ライアン・マーフィの
「シークレット・ラブ:65年後のカミングアウト」が
先月末からNetflixで配信された。

Unknown-9.jpeg

70年付き合ったレズビアンカップルの
人生を描いたドキュメンタリーだけれど、
これが同性愛者という視点から
非常に良く出来ている。

二十歳前後で知り合った二人は、
基本的には家族や職場、友人たちの前では
ごくごく普通の友人同士として生きてきた。

なりを潜めて生きる二人だが、
8ミリで撮られた楽しそうな映像の数々。

年上のテリーは、女子のプロソフトボールの選手。
これは後にマドンナなどが出た「プリティ・リーグ」の
モデルになったリーグだったようだ。

映画は80年代を過ぎ、彼女たちがやっと
自由な気持ちでカミングアウトするところから
映画は始まる。

彼女たちが振り返る1940年代が
いかに同性愛者への差別などが酷かったか
わかってくる。


そこには摘発、逮捕、自殺、
さまざまな出来事があったことが露呈されてくる。

辛い時代を超えて、2000年代を過ぎて
今度は老後という問題が二人に
大きくふりかかってくる。

若いほうのパットの理解者でもある
姪御さんが加わり、3人で涙ながらに
意見の違いをぶつけ合うシーンは辛くなる。

そしてひっそりと隠し持っていた
二人の多くのラブレター、
そして80歳を超えて多くの友人に
囲まれての結婚式には泣かされる。

彼女たちが大変な時代を生き抜いたことは
心から胸を打つし、その愛の貫きかたも
とても素晴らしい。

ひとつだけ思ったのは、経済的に
非常に恵まれている人たちであるということだ。
女性二人で、ここまでの生活が出来る人は
たぶん世界の中でも少ないのではないか。

もちろん、だからと言って、
この映画が描きたかった愛の尊さには
なんの違和感もなければ
もちろん、否定することもないのだけれど。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F









posted by みつあき at 18:55| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月08日

本日のアニメーション映画「父を探して」

子供の頃からディズニー・アニメが好きだったり、
宮崎駿も好きなモノは繰り返し観ているけれど、
日本国内でも膨大な量のアニメには
とても付いて行けていない。
思えば、去年大変なことがあった
京アニの作品も観ていない。
邦陽問わず、もっと広く
優れたアニメーションを観たい、そう思う今日この頃。

ここ数年で僕を夢中にしてくれたのが
ブラジルで作られたアニメ「父を探して」だ。

Unknown-8.jpeg

アカデミー賞にもノミネートされていながら、
日本公開されたのは小さな映画館で
朝一回の上映という残念な形だった。

少年の目を通した社会や環境問題を
クレパスや、切り絵、色鉛筆で描かれた
その映像マジックに痺れた僕は
DVDで繰り返し観ていて、今日もまた観賞。


幸せに送っている両親と少年、という3人家族。
その後、列車で出稼ぎに出る父親を追って、
少年は初めて世界へ出るという話だ。

そこで彼が目にするのは、
過酷な重労働をさせられている人々や
派手でキラキラとしていながらも虚構に満ちた社会。
自然破壊に商業主義、そして独裁国家。

かつて、父親がフルートで奏でた
メロディの記憶を辿りながら、
父親と共に自分を探していく。

ブラジル産と言っても、セリフはなく、
とにかくイマジネーションの限りをつくした
映像と、どこまでも想像力を広げていく音楽が魅力的だ。

シンプルかつ美しい色彩で描かれる田舎の風景と
派手で細かいながらも、
黒を基調とした都会の風景の違い。

人々を愚弄し、締め付ける体勢派と、
そこでのたうち、苦しむ民衆。
しかし、元を辿れば、すべて少年と同じ子供だった。
同様に、そのふた通りの生き方は
どちらも少年の未来であることに
思わず鳥肌がたってしまう。


Amazonではレンタル500円と少し高いけれど、
十分見応えがある一作。
鬱屈した日々を送る中に、
きっと素敵な刺激を与えてくれるはず。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F


posted by みつあき at 15:20| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月06日

本日の映画「仁義なき戦い」

自分が若い頃、映画の中で、
かっこいいおっさんと
思っていた俳優が、時間が経過して
同じ作品を観ると、いかした兄貴となり、
今度、その年齢を自分が追い抜いてしまうと、
やんちゃな若い衆みたいになったりする。
映画って不思議だ。

この休みの間に、物凄く久しぶりに
「仁義なき戦い」の5本のシリーズを観賞、
菅原文太が、まさに上に書いたようで
改めて惚れ直した。

Unknown-7.jpeg

それにしても、やくざ映画。
西部劇、戦争映画、時代劇、史劇なんかと共に
多くのゲイは、苦手だという人も多いだろう。

僕もさほど得意ではない。
暴力描写もそうだけれど、
いわゆるノンケ男の
勝つか負けるかという
闘いの中に、ほとんど心躍るモノはない。

「ゴッド・ファーザー」が
公開されたあとだったせいか、
血飛沫が飛び散り、主要な人物が
どんどん殺されていくのは、
それまでの仁侠映画以上の壮絶さ。

でも、この映画が公開される前の
いわゆる高倉健や鶴田浩二主演のやくざ映画で
描かれている渡世の美学、ヒーロー然とする
モノはここにはない。
むしろ、辛いほどに切ない青春群像劇で、
その昔の「やくざってカッコいい」など
ほぼ感じる部分もない。

「唐獅子牡丹」を聞きながら、映画館で
「ケンさんっ」と声をかけていた60年代の時代とは
確実に違うのだ。

とは言え、それでも菅原文太はかっこいいのである。
それは、やくざとして、ではなく、一人の男として。

そもそもはみ出しモノの集団であるのに、
その組織の中でいいように使われ、
ハミ出たモノはどんどん犠牲になっていく。

それを許せないのが、文太扮する昌三だ。
やくざ社会に救われ、裏切られ、報復しながらも
それでもやくざとして生きていく男。

躍動するカメラワーク、そして血飛沫の中に
見える孤独感や、世の中に対する怒りは、
その後、菅原文太が社会活動家として
発言していたことにもどこか繋がっているのかも知れない。


ゲイ的にも・・・
天井から撮られたファックシーンで
全身に鯉の刺青を乗せた締まった文太の肉体。

また、刑務所内で、梅宮辰夫と兄弟の契りを
交わすシーンなど、その手のシークエンスが
好きな人たちは、生唾を飲み込むはず。

IMG_3358.jpg

しかも、どの映画のどこを切り取っても
「兄貴」という言葉が連呼されるのも
人に寄っては、とてもアガるかも(笑)

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F







posted by みつあき at 13:58| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月04日

本日のゲイ・ドキュメンタリー映画「サーカス・オブ・ブックス」

Netflixで去年、作られたばかりの
ドキュメンタリーがなかなか面白かった。
タイトルは「サーカス・オブ・ブックス」。

Unknown-2.jpeg

タイトルになっているのは、60年代に
LAにオープンしたゲイ・ポルノ専門店の名前。

いわゆる雑誌から始まり、ビデオからDVD、
そしてありとあらゆるアダルト・グッズを
販売していたLAのゲイタウンにあったショップ。

いわゆる2丁目のルミエールという感じの店だ。

つい去年の2月にクローズしたこの店は
なんと、ゲイシーンなどに
まったく興味がない二人の子持ちの
ストレートの夫婦が経営していた。

そもそも、新聞記者だった女性と
映画の特殊技師だった男性が
ユダヤ教のパーティで知り合い、結婚。

夫の仕事がうまくいかなくなり、
妻が知り合ったアダルト誌ハスラーの
編集長ラリー・フリントの提案から
その雑誌を売るということになった。
それがいつのまにか、
ゲイ専門の店へと変貌した。

彼らは店に来るお客さんや従業員を通して
ゲイの人々と楽しく、にこやかに接する。
店内はハッテン場も兼ねた店となり、
二人はそれもさほど気にせず、商売を続ける。

娘と息子との家族団欒では、
まったく仕事については触れられない。
うちの真横では、18禁のモノばかりを
扱っているのにもかかわらず、だ。

もちろん、そこにはエイズパニックや、
ネット社会への移行による経営難にも見舞われる。

80年代を知っている僕たちには
懐かしいジェフ・ストライラー(!!)が
大きく変化して登場して驚かされる。
(ジェフのペニス大のディルドなど
日本のショップでも売られていたもんなあ。)


Unknown-3.jpegimages.jpeg

後半、敬虔なユダヤ教で保守的な妻は
ある瞬間から、自分の中の同性愛蔑視や嫌悪に
気が付き、悩み、苦しむ。

そのきっかけになるシークエンスは、
この映画のクライマックスにもなっていて、
ショッキングでもあり、胸を打たれるはず。

ストレートでも、ゲイでも、自身の胸の中にある
「どうしても許せないこと、認めないこと」に対して、
いかに寛容になっていくことが出来るか。

この映画自体を、大人になった二人の娘が
非常に客観的に作っている、ということも凄い。

店主であり老いた母親が、
毅然と店じまいをするラストシーンは
泣けて仕方がなかった。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 16:12| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月02日

本日の映画「熱いトタン屋根の猫」

もっと、観ていない映画、新作を観なければ、
なんて思いながらも、
若い頃観たけれど、覚えていない、とか
耳にした解釈を確認しなければ、なんて
思いながら、久しぶりに観る映画も山ほど。

今日観た映画は「熱いトタン屋根の猫」。

cat-on-a-hot-tin-roof-us-movie-poster.jpg

これは読書好きなゲイなら知っている
テネシー・ウィリアムズ原作の舞台の映画化。

ミシシッピにある大邸宅に
父親の65歳の誕生日のために
訪れた結婚している二人の兄弟。

弁護士の兄は何人もの子供に囲まれていて、
その妻は家の遺産を狙っている。

ポール・ニューマン演じる弟は
エリザベス・テイラー演じる妻と
あまりうまく行っておらず、
子供は出来ない。

それに父親が余命いくばくもない、
とわかっていない母親が加わって、
激しく、ドロドロとした愛憎劇が繰り広げられる。

ニューマンの役は、そもそも
ゲイという設定だったけれど、
この映画ではまったくそこは
割愛されていて、原作者の
ウィリアムズは怒りまくったらしい。

それだけに、当時は、「彼の親友が
自殺をしたからと言って、
何故、それが夫婦関係に支障を
きたしているのか、わからない」
という人も多くいたみたい。
そりゃそうだ。

でも、若く眼光鋭いニューマンを、
ゲイ、というふうに観ていくと、
見事な彼の芝居から
傷つきやすい繊細さなところが
しっかりと見えてくるのが凄い!!

妻を受け付けないけれど、何故に
ここまでエロチックなんだろう、と。。。

Unknown-6.jpeg

ファーストシーンで、前日に酔っ払って
学校の校庭でハードルを飛び越えることを
失敗した彼が持つ松葉杖も
いたるところで凄い小道具に変化する。
これは舞台も同様かも。

彼と同様、エリザベス・テイラーも
負けちゃいない。
しつこく、何故自分をそこまで拒否するのか
自分の美貌を武器にしながらも、
切なくも強い女性を演じているのがさすが。

実生活で、この映画の撮影途中、当時の夫を
飛行機事故で失いながらの演技だったようだ。


ちなみに、このあと作られたテレビ版は
ロバート・ワグナー、ナタリー・ウッド、
そして父親をローレンス・オリヴィエがやっていて
そこでは同性愛であることを、
さらにオープンにしている模様。
これ、YouTubeで観られるようなので
チェックしないと。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F




posted by みつあき at 20:10| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月01日

洋画のサブタイトル 副題って!?

ちょっと久しぶりに「ドリーム」という映画を観た。

NASAに勤めた3人の黒人女性の
なかなか素晴らしい映画だけれど、
今日は映画の内容じゃなくて、タイトルの話。

これ、もともと日本では「私たちのアポロ計画」という
サブタイトルが付いていた。

しかし、映画自体はアポロよりも前のマーキュリー計画
だったことがわかり、ただの「ドリーム」になったとのこと。

え?こんなシンプルだけど、何の映画か
わからないようなタイトルでいいの?って思ってしまう。


Unknown-3.jpeg → Unknown-4.jpeg

原題は"Hidden Figures"という
「知られていない人たち」とか
「隠された数字」というダブルミーニング。

Unknown-5.jpeg

それをどういう邦題にするか、
配給会社、宣伝部は頭をひねるワケである。


その話から、深夜に友人と
映画のタイトルの話で少し盛り上がった。

そんなブログをいくつか、書こうと
思っているけれど、今日は映画のサブタイトルの話。

とは言っても、アメリカ映画などにはサブタイトルを付ける
習慣はないようだ。

そもそも、日本では、007などシリーズモノなのが
始まりのようだ。
最初は"Dr.NO"を「007は殺しの番号」と付けてしまい、
その後、日本では必ず「007」と付けたあと、
原題を付ける、それがサブタイトルのように。
「007/スカイフォール」っていう具合に。

あちらでは、「007」は付けずに
日本でのサブタイトル扱いの部分だけが
タイトルになっていて、そのほうがカッコ良い。

また、海外のシリーズモノのタイトルは、
単純に、2、3とナンバーをふるか、
それとも、まったく別のタイトルをつけるか。

日本はナンバーも付けながら、
サブタイトルも付ける
「ロッキー4/炎の友情」とか
「ブリジット・ジョーンズ3/ダメな私の最後のモテ期」
みたいに。
なんじゃ、そりゃ(笑)

加えて、人名だけのタイトルは
日本ではヒットしないというジンクスがあるせいか、
サブタイトルが付いていることも多い。

「フォレスト・ガンプ/一期一会」
「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」
「マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙」
「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」
「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」
「ダンサー セルゲイ・ポルーニン/世界一優雅な野獣」
ワケ、わからない(笑)

最近では、わかりにくいタイトルを
もう少しわかり易くしようとした
サブタイトルが多く
「ファウンダー/ハンバーガー帝国のヒミツ」
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
「イミテージョン・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
説明しようとすればするほど、長くなる(笑)

さらにわかりにくくしてるのでは?というモノも。
「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」
「ペイ・フォワード/可能の王国」
「ロレンツォのオイル/命の詩」などなど。

いずれにしても、日本はちゃんと説明して、
わかり易くしないとダメ、
という定説があるようだ。
だからちゃんと「007」と付けなきゃ、
違う映画と間違われちゃうという不安がつきまとう。

なんだか、こういうサブタイトルによって、
観客が想像力を膨らませらられない傾向になっている気がする。
もちろん、それは映画の中身自体にも言えることだけれど。
わかり易い、ということは、文化やアートにとって
決して素敵なことだとは思えないんだけれど。。。

ともあれ、映画のタイトルについて、
はなかなか興味深いので
また次回、この続きを。。。
*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F


posted by みつあき at 20:04| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月30日

本日の映画「マンハッタン」

そう言えば、ウディ・アレンの映画で
ゲイ絡みのモノってなかったっけと
ネット検索で探してみると、
「マンハッタン」と出てくる。

Unknown-2.jpeg

おお!そう言えば、ウディ・アレン扮する主人公の
元妻が若きメリル・ストリープで、
二人の性生活も含めた暴露本を出すとウディを脅す
レズビアンの役だったなんて、すっかり忘れていた。

それにしても、ウディ・アレン。
77年度のアカデミー賞は、絶対「スター・ウォーズ」と
言われていた年に、見事に「アニー・ホール」で
作品賞を受賞。
それから40数年、その数50本にも及ぶ映画の中で
評判が悪いモノが、ほぼない監督というのも珍しい。

アレンの映画は、だいたい1時間半ほどに収まり、
ユーモアに富んだ文化的な台詞を交えながらも、
それもが皮肉たっぷりのコメディ映画になっている。

「アニー・ホール」も含めて、名作、大傑作、
と言うにはちょっとはばかれてしまうけれど、
ささやかな幸せや、ちょっとした心の痛みなどを
色々な味付けで小皿に並べた感じっていうのが心地良い。


さて、「マンハッタン」
ここでのウディ・アレン扮するテレビライターの
アイザックは、バツ2で、17歳の高校生
(これがヘミングウェイの孫娘、
マーゴが演じている!!)と、
そういう関係になっている42歳。

また、彼の親友のエールは不倫をしていて、
その不倫相手メリーをも好きになってしまう。

他の映画同様、ここでもアレンは、
うだつがあがらない中年男を演じている。
その中途半端な男像にイライラする人も
結構いるだろうけれど、それも含めて
愛すべき作品に仕上がっている。

モノクロームに映し出される
NY、マンハッタンの映像や、ガーシュウィンの音楽に
アレン節とも言えるシニカルな会話が、
何度観ても酔わせてくれる。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F









posted by みつあき at 19:24| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月28日

本日はクラシカル・ミュージカル映画「パジャマゲーム」

ブロードウェイやウエスト・エンドの舞台が
この後、いつから観られるようになるんだろう。

そう思うと、ホントに辛くなってしまうけれど、
そもそも、僕を舞台好きにさせてくれたのは、
もともとミュージカル映画が好きだったからだ。

この年になるまで、スクリーンやTV、
ビデオや近年は配信などで
メジャーと言われている
ミュージカル映画はかなり観てきた。

もちろん、それでも機会に恵まれなかったり、
観ようと思いつつも、と置きっぱなしになっている
DVDなども多い。


その中で、ブロードウェイから映画化にいたった
「パジャマゲーム」を恥ずかしながら、初めて観た。

Unknown-1.jpeg

主演女優は、ケ・セラ・セラが有名なドリス・デイ。

彼女は、ゲイであり、エイズで亡くなった
アメリカン・ハンサムの代名詞、
ロック・ハドソンと共演した何本かの映画で、
ちょっと勝気な女性を演じていたり、
ブロンド美人としても有名だった。

なるほど、これは、パジャマを着た彼女が
夜ごとにパーティするような映画かと思っていた。

ところが。
お話は、パジャマを作る工場が舞台。
彼女は、そこで労働組合のリーダーという役。

その会社に管理者として雇われた
マッチョでハンサムな男と
敵対する関係ながらも、恋に落ちるという話だ。

このマッチョなハンサムはジョン・レイット。
聞き慣れないなあと調べてみると、
彼が出た映画はこれ、1本だけ。
同名のオリジナルの舞台や、
有名な「オクラホマ!」の主役もしている。

と言うよりも前に、あの名カントリーシンガー、
ボニー・レイットの父親だったとは知らなかった。

ともあれ、恋に落ちながらも、
会社とストライキに突入する工員たち、
という、なかなか珍しいタイプのミュージカルだった。

この映画で最も興味があったのは、
有名な振付師、ボブ・フォッシーの振り付けたダンス。
それこそ、セクシーな"Steam Heat"は
この作品から生まれたモノだ。

ジョン・レイットが、"Hey There"という歌を
レコーダーに吹き込み、2番をその自分の声とデュエットする、
という試みなどはなかなか面白かったけれど、
地味と言えば、地味な映画だった。

観られなかったハリー・コニックJr,のリバイバルは
一体どうだったんだろう。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 18:40| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月26日

本日の映画「大林宣彦監督 尾道三部作」

先日、亡くなられた大林宣彦監督。

癌を告知され、余命宣告された2016年からの
4年間のうちに2本の映画を作られた、
というだけでも凄いけれど、
とにかく40本もの長編映画製作には
頭が下がる思いだ。

この監督、後期になればなるほど、
ものすごいカット割り、細かな編集で
長時間モノもかなり多い。
どっと疲れてしまったりもするけれど、
それを作っていた体力も凄い。

後期、「理由」や「花筐 HANAGATAMI」は
名作だとも言われていて、観てほしいけれど、
僕個人としては、やっぱり前期の尾道三部作は
完成度が高いと言える。

Unknown-1.jpegUnknown-2.jpeg71NLIPGn2TL._AC_SL1200_.jpg

今回、連続して観た3本。

「転校生」は、中学生の尾美としのりと小林聡美が
身体が入れ替わるという今だと「君の名は。」の
原型とも思われる映画。
ちなみに「君の名は。」には「時をかける少女」を
彷彿とさせるシーンも多いことも有名。

それにしても「転校生」での
小林聡美の男のコ役が実に見事。
胸の出し方、足の開き方、頭の掻き方など
身体表現はもちろん、言葉の発し方も
生まれつきの才能だとしか思えない。

ただ、二人が入れ替わる前に、
比較的明るい女のコだったのが
尾美としのりになった途端、
メソメソし出すのはどうなんだろうとも思う。
でも、言っちゃえば、女のコの時でさえ、
小林聡美は生き生きとしているのだ。

ちょっとネタバレになってしまうけれど、
二人が元に戻る瞬間、
これは、最初と同じ境内ではなく、
旅先の旅館での初体験だったりすれば、
良かったのでは、なんて考えるのは、
僕の愚か過ぎる発想だろうか。
これは初見の時もそう思った。


さて、「時をかける少女」は、
薬師丸ひろ子の「探偵物語」を観に行ったら、
二本立てのこちらのほうが泣けたという名作。

筒井康隆のSF小説を、時を超えた
切ない純愛にしているのが、いかにも大林映画だ。

とにかく、デビューしたての原田知世の
初々しさと、尾道を走り回るカメラ、
そして松任谷正隆作曲の音楽、
それらが観ている僕らを
どんどん映画の中に引っ張っていってくれる。

原田知世扮する高校生が、
時が経過して教師になっているラストシーンは、
共に僕が大好きな「天国から来たチャンピオン」の
ラストと同様、「映画の中の登場人物は
知らないけれど、観客だけが知っている」
という見せかたが秀逸だ。

加えて、そのラストから
ユーミン作曲のあの主題歌を
映画に出てくる数々の名シーンで歌う原田知世の
エンドロールさえ、この作品を
普及の名作たるものにしている。
(先日の追悼放映版ではこのクレジット、
カットされていたとか。酷い!)

ともあれ、ストレートファンならずとも、
ゲイでも原田知世ファンがいまだに多いというのも
とてもうなづける。


長くなってしまうので「さびしんぼう」は
割愛するけれど、前2本に比べると、
ドタバタ要素が加わっていて、
個人的な評価は少し落ちる。

それでも、この3本のみならず、
少年の頃のきゅんとする思いを、その切なさを
あらゆる映画の中に織り込んでくれた
大林宣彦監督。ご冥福を祈りたい。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F









posted by みつあき at 16:35| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月24日

本日の映画「狼たちの午後」

僕が大好きだと思う映画監督、
その5本の指に入るのがシドニー・ルメットだ。
「12人の怒れる男」や「ネットワーク」
「オリエント急行殺人事件」(旧作)などが
有名だけれど、僕は「質屋」
「未知への飛行」という映画がお気に入り。

そして、大学時代に一度観て
それ以来に今回、再見したのが
この「狼たちの午後」。

Unknown.jpeg

これは、この映画を公開する
3年ほど前、1972年にニューヨークのブルックリンで
実際に起こった銀行強盗事件を描いたモノだ。

原題の"Dog Day Afternoon"は、
物凄く暑い午後、という意味で、
この邦題は、インスピレーションを
広げているという意味では
なかなか、悪くないなと思った。

当時まだ30代半ばだったアル・パチーノが
ジョン・カザール扮する友人と
とある銀行で働く銀行員たちを人質に
立て篭もるたった一日の出来事を見せていく。

最初は怯える行員たちだが、
時間が経つに連れ、ジョークを
交えたり、リラックスし出したりする。

銀行の周りをとりまく多くの景観たち、
そして、ヤジ馬たちとのやり取り
(パチーノに煽られて、警察に
ブーイングする市民たちなど)
が非常に面白い。

そのひとつ、ひとつが
ドキュメンタリーを思わせるような
作りになっていて、とてもリアルだ。

そういう側面を見せながらも、
パチーノの親子、夫婦関係などから
人間ドラマが、見え隠れしていくのが
この映画の醍醐味だったりする。

加えて、非常に面白いのが、
ネタバレにもなるので、詳しく書かないけれど
この映画では、ゲイの問題も大きく
関わってくる、といところだ。

これを観た当時、僕はまだ自分を
受け入れられていなかったので、
正直、複雑な気持ちで観ていたのを覚えている。

先日、ここで紹介した「太陽を盗んだ男」同様、
70年代らしいエネルギーに満ち溢れた秀作。

ちなみにこの2年前に、同じ監督で
作られた「セルピコ」では、
まっすぐな警察官をパチーノは
演じていて、これまたとても興味深い。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 17:54| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月22日

本日のゲイ映画「ぼくたちのチーム」

コロナ騒ぎで、Netflixで、LGBTカテゴリーというのは
有難いけれど、ちょっとユルかったり、
今ひとつだかなというのも多い中で
これは!というアイルランド映画に出会った。

爽やかで泣けるシンプルに
胸を熱くさせてくれるゲイ映画
「ぼくたちのチーム」がそれ。

Unknown-3.jpeg

アイルランドの片田舎にある
ラグビーが盛んな全寮制の高校が舞台。

そんな中、ラグビーには興味がなく、
ゲイだとバカにされているのがネッド。

そこに転校してくるのが、ラグビーの
花形選手、コナー。

最初は他の生徒同様、ネッドに偏見を
持つコナーだけれど、お互いに好きな
音楽を通じて二人は心を通わせていく。

と、書くと、この二人は次第に恋に落ち・・・
というような展開を考えるかも
知れないけれど、それがちょっと違う。

この先はネタバレになってしまうので
書かないけれど、この映画の素晴らしさは、
偏見や差別との背中合わせにある
人間の弱さや優しさを描いているところ。

そして、たぶん今後世の中が
いくら変化しても、残念ながら
決して消えることがない
生理的嫌悪感からくる言葉やいじめ。
他者に対しての不快感などは
僕らゲイの中にも多かれ少なかれある。

そんな心の中の問題を
それぞれ、どうすれば乗り越えて行けるのか、
この映画は、大きなヒントを与えてくれる。

ところどころで出てくる音楽も素晴らしく、
特にラストシーンで流れる
大好きなゲイのミュージシャン、
ルーファス・ウェインライトの
"Go or Go Ahead"にはシビれた。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 20:14| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月20日

本日の映画「卍」

洋画、邦画問わず、あくの強い女性が
個性的であればあるほど、
ゲイは狂喜乱舞する傾向がある。

ここにも何度か書いたけれど、
ゲイ必見映画、洋邦3本ずつをあげると
「イヴのすべて」「サンセット大通り」
「何がジェーンに起こったか」
「Wの悲劇」「「吉原炎上」「疑惑」

こうして見てみると、
やっぱり、そのどれもが女優の壮絶さが
描かれている作品ばかり。

そんな中、僕は大好きで、何度も
見返しながら、のたうち回って
爆笑しては、凄いなあ、と思うのが
この「卍」だ。
今回も友人に紹介しようと、
ついつい見返してしまった。

Unknown-1.jpeg

すっかり前置きが長くなってしまったけれど、
先日ここに書いた「鍵」同様、
谷崎潤一郎原作 あり意味、倒錯モノ。

人妻の岸田今日子が通う美術学校で
美人の若尾文子と同性愛の嫌疑をかけられる。
それがきっかけで、
二人はどんどん深い関係へと変化する。

「ミツコ、ミツコ」とつぶやきながら
自分の手に、彼女の名前を書き続ける女。

「おねえちゃんの身体かて、綺麗やないの」
自分の身体を褒められ、相手を裸にする女。

「好き、言うたら、絶対的気持ちやさかい、
死んでも構へん」

「死にたい」「殺したい」「パッション」
大袈裟でクサいと思われるような
言葉、セリフに包まれるこの映画。

それこそが、この映画の狙いだったりするし、
壮絶なまでの二人の艶技合戦は
ホントに見ものだ。

また、二人に翻弄される男二人
船越英二と川津祐介も色男で、
かつ、ところどころで、
いい味を出している。

まさにエロティカル・コメディ。
これほどおかしな感じでも、
色彩や構図の素晴らしさは、
ついつい目を見張る。

このあと、同じ原作で3回映画化されているけれど、
そのどれもがストレート男性が
喜びそうなポルノ映画まがいなのが残念。

新藤兼人脚本、増村保造監督という
見事なチームプレイが、この映画を
光らせたことには間違いがない。

メインの4人とも関西出身ではないため、
喋る関西弁が今ひとつおかしい。
ちょっと残念ながらも、そのおかしな
ニュアンスさえ、
この映画の魅力とも受け取れる。

興味あれば、是非とも。
観ながら、のたうち回ってください(笑)

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F












posted by みつあき at 16:25| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月18日

本日はミュージカル映画「ラスト5イヤーズ」

5年ぶりくらいに、地味なミュージカル映画
「ラスト5イヤーズ」を観た。

Unknown.jpeg

改めて観てみると、「ミュージカル」という
カテゴリーだけではなく、万人に勧められる
映画ではないと思った(笑)。

95%が歌、話の流れが掴みにくい、
ドラマも意外とありきたり、
これを観て、そう思う人たちは大勢いるだろう。

それでも、僕がこの映画が好きなのは
まずクラシカルでもあり、ジャジーでもある
ジェーソン・ロバート・ブラウンの
楽曲の素晴らしさ、
主演ふたり(アナ・ケンドリック、
ジェレミー・ジョーダン)の歌の表現力、
そして、ドラマの作りの面白さだ。

そもそも、これ、オフ・ブロードウェイで、キャスト
たった二人のミュージカルなのだ。

残念ながら舞台は未見だけれど、
YouTubeで画質酷いながらも、
オリジナルは観ることが出来る。


恋に落ち、結婚をし、
5年目で別れてしまう
ひと組の男女の話。

それを女性側は、別れた瞬間から、
出会いまで遡って描き、
男性側は、出会いから別れへと
交互に、そして逆に話は流れていく。

ある意味、これまた僕が好きな
クリストファー・ノーランの
「メメント」のような作りにも少し似ている。

しかし、それを知らずして観ると、
たぶん、なんじゃこりゃなのだ。

話がそこまで入り組んでいないのが
許せるとも思えるけれど、
サスペンスフルでもなく、
もっと言えば深みもない。

それでも、シーンごとにチェンジされていた
時空を飛んだシークエンスがラストで
ひとつになる演出は、やっぱり唸らされた。

ちなみに、主演のジェレミー・ジョーダン。
4年ほど前にニューヨークのライブハウスで
彼を観た時に、同席していたのが
彼の両親だったことは忘れられない思い出だ。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F






posted by みつあき at 20:59| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月16日

本日の映画「鍵」

変態家族を描いた谷崎潤一郎原作の「鍵」は
70年代、80年代、90年代にも
一回ずつ映画化されている。
そのどれも僕は観ていなかったけれど、
今回、最も観たかった
市川崑監督の最初の映画化版を観た。

image.png

それにしても、このポスターの
「芸術か、ワイセツか、
日本中の賛否の嵐を呼んだ」っていう
コピーが笑える。

唇が重なるキスシーンがあるワケでも、
女性の乳首が見えるワケでも
セックスシーンがあるワケでもないけれど、
それでも当時は十分刺激的だったんだろう。
成人映画として封切られたみたい。


若き研修医の仲代達矢が関わるのが
美術鑑定師をやっている中村鴈治郎とその家族。
妻に京マチ子、そして二人の娘に叶順子、
お手伝いさん(当時はまだ女中と言われいた)には
北林谷栄という渋いキャスト。

勃起不全でこっそり医者に通う鴈治郎は、
妻の京マチ子が仲代と浮気をすることで
興奮出来るのでは、なんて考えている。
おまけに仲代は娘の叶にも手を出している。

語弊があるけれど、まるでエロ好きゲイのような、
あっちでも、こっちでもという図式が描かれる。

色々な感情がうごめく、この4人の食卓シーン。
その後、どんどん酒に酔って、
風呂で何度も失神する京マチ子の
釣り上がるような眉毛が怖すぎる。
ここで当時のノンケ男性はアガったのだろう。

image.png

しかし、ホント、この人、美人なのかブスなのか
わからない。この時、35歳!

鴈治郎なんて、どう観ても
おじいちゃんなのにまだ50代。
北林谷栄なんて、70くらいに見えて48歳だ。

それにしても、市川崑。
ある意味、棒読みのようで、無表情にも近い
キャストたちへのヘンテコな演出が
笑ってしまうほど、素晴らしい。

若い人が市川崑と言うと、知っているのは
ギリギリ「犬神家の一族」の横溝正史シリーズ
くらいだろうか。。。

「おとうと」や「炎上」(三島由紀夫の『金閣寺』)、
そして記録映画と言うよりも
アート映画の「東京オリンピック」
もちろん、ゲイ必見の「細雪」など、
オススメもたくさん。

この休みの間に、未見の市川崑を
たくさん観ようと思っている今日この頃だ。。。。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F
posted by みつあき at 20:22| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月14日

本日のゲイ映画「セルロイド・クローゼット」

これが、ゲイ映画、と言うよりも、
映画が作られてから、1990年代までの
LGBT映画、もしくはLGBTを扱った映画を
見せながら、多くの俳優、関係者、評論家などが
解説をしていくドキュメンタリーを
久しぶりにDVDで再見した。

Unknown-3.jpeg

95年の映画だから、このあと
急激にLGBT関連の映画が増えただけに、
その直前まで、ゲイやレズビアンが
一般大衆の中でどういう扱いだったか、
そしてそれを乗り越えて、
いかなるLGBTムービーが
作られるようになったか、という映画だ。

70年代までの映画の中で
LGBTは、時には笑い者として、
時に被害者、犯罪者として扱われ、
多くの映画で殺されたり、自殺したりする。

また、「ベン・ハー」や「明日に向かって撃て!」
「愛と青春の旅だち」「羊たちの沈黙」
「スパルタカス」「理由なき犯行」など
普通に名作と言われている映画が、
どんなふうに扱われているか、
見ものだったりする。

中には当事者である脚本家や監督が
それとなく、何気ないシーンに
ちょっとしたエッセンスを入れたり
しているのが、おお!なるほど、と膝を打つ。

それにしても、素晴らしいのは
100本を超える映画の数々。
その情報量の凄さに圧倒される。
権利関係とか、どうなっているのか不思議だ。


つい先日、ここで紹介したTVドキュメンタリー
「テレビが見たLGBTQ」は、もちろん
全編テレビでのLGBTの使われ方と共に、
その変化を描いたものだったけれど、
この映画から多くのアイデアを
引用しているはずだ。

また、「フィラデルフィア」でエイズに冒された
ゲイを演じたトム・ハンクスや、
「噂の二人」で同性愛者だと噂吹聴される
シャーリー・マックレーン、
なんと先日「見知らぬ乗客」で紹介した
(この映画では『ロープ」)
ファーリー・グレンジャーまで登場する。

思えば、なんと中国映画版
「セルロイド・クローゼット」と言える
スタンリー・クワン監督の「男生女相」と
いうモノがあり、日本映画で
是非とも、そういう流れのモノを観たい。
たとえば、東映ヤクザ映画や、
日活アクションなんかのホモソーシャル的な
映画などを並べながら。
(お前が作れよとか言われそう。笑。無理。)

また、加えて、この映画以降の
25年間の歩みを含めた
続編を是非とも作ってもらいたいものだ。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 19:06| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月12日

本日の映画「太陽を盗んだ男」

僕自身、非常に縁がある1本の映画、
「太陽を盗んだ男」を久しぶりに観た。

Unknown-3.jpeg

どう縁があるか、と言うと
まず、これは僕が映画の学校時代に
エキストラ出演することになった。

ホントは暴動現場となるデパート付近の
群衆の一人だったはずが、何故か
身長高いから刑事になってくれ、と。

とは言え、人々を抑え込むという
ほんのちょっとの出演。

IMG_3235.jpg

22歳の自分の姿を、何十年後に
改めて観るのも、不思議な感覚。

そもそも、この映画の監督、長谷川和彦氏は
僕が行っていた学校校長、今村昌平監督の
助監督などをやっていた人だ。
そういう流れで、
僕たち学生たちは駆り出されたワケだ。

なおかつ、この数年後、僕は
シネマプラセットという映画会社に入り、
そこで作られた「陽炎座」という映画の
打ち上げで、長谷川監督と再会した。。。

それが、新宿2丁目に
近い池林房だったんだが、
長谷川監督と、松田優作が
取っ組み合いの喧嘩になったのも懐かしい。


はてさて、映画は、と言うと
キネマ旬報が選ぶ70年代の邦画で
ベストワン、とされているだけに
とても良く出来ている。

主演のジュリーこと、沢田研二扮する
理科の中学校教師が、原子力発電所から
プルトニウムを盗み、原爆を作る。

その後政府に、笑ってしまうほど
バカバカしい注文をつけ、
さもないと原爆を爆発させるぞ、
と脅すという結構めちゃくちゃな話。

彼と対峙する刑事のトップが菅原文太。
やはり、当時の文太はかっこいい。

文太が、追い詰めるジュリーの首を
うしろから羽交い締めにして、
「一緒にイコウぜ」と言うシーン、
監督はここで、ホモセクシャルな
雰囲気を出したかったらしい。

ふ〜む。ちょっと微妙だけれど(笑)

141769983820508639178.jpg

いずれにしても、映画全体が
ギラギラとエネルギーに満ち溢れている。

派手なアクションシーンが
あるかと思えば、政治批判もある。
あの手この手で原爆を作る
パートはなかなか見応えあり、
2時間半が、長く感じられない。

ちなみに、長谷川監督と一緒に
脚本を書いたレナード・シュナイダーは
先日ここにも書いた「Mishima」や
ポール・シュレイダー監督の兄貴らしい。
それを思うと、この映画が
ポールが書いた「タクシー・ドライバー」を
彷彿とさせたりする。

何だか40年とか、あっという間だなあ、
そう思った。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F




posted by みつあき at 18:06| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月10日

本日のゲイ映画「マーシャ・P・ジョンソンの生と死」

1992年に自殺したとされている
ニューヨークのトランスジェンダーの
死因を追うドキュメンタリーを観た。

「マーシャ・P・ジョンソンの生と死」がそれだ。

images.jpeg

アクティビストだったトランスジェンダーの
マーシャが、本当に自殺だったのか、
ひょっとして、実は殺されたのではないか、
その真実を追い続ける一人のトランス女性、
ビクトリア・クルス。


これを観ると、ゲイやレズビアンよりも
ずっと最近までトランスの人たちは
物凄い差別を受けて
傷ついていたことがよくわかる。

70年代にLGBTのコミュニティーで発言を
しようとした彼女たちは
当事者であるゲイたちから
物凄い暴言、ブーイングを浴びせさせられる。


日本ではドラッグ・クイーンや女装家、と
言われる人の多くはゲイであり、
(マツコ・デラックスや
ミッツ・マングローブなど)
トランスジェンダーのM to F
(男性として生まれて女性であると
確信している人たち)は、
女装、ではなく、(はるな愛や、KABAちゃんなど)
単純に女性として
生きていきたい、と思っている。

しかし、この映画を観ると、アメリカの
トランスジェンダーとゲイのドラッグは
同一線上にあったりする。
今は違うかもしれないけれど、少なくとも
2000年前まではそうだったように見える。


いずれにしても、ストレートの子供たちが
ゲイの人間を「男オンナ」と揶揄したように、
男性性、いわゆるマチズモに憧れる多くのゲイは
ドラッグであれ、トランスであれ、女性的なモノを
否定する、そういう傾向は、日本でも、
いや、日本のほうが強いのかも知れない。

かく言う僕だって、かつてはそうだったから
今さら、こういう映画を観るとよく理解できる。

「性的にはまったく関心がない」という事と
女性的だから人としてもダメ、
という事をひと括りにして考えてしまうのだ。

だから、女性的な部分が少しでもあっただけで
否定的な感情が芽生え、それが差別にも繋がる。


「自由自在に生きる人」
(それはLGBTだけでなく、選んで生きる
ホームレスや、いでたちが変わっている人間も含めて)、
そういう人たちを、世の中の多くの人たちが
受け入れられない、受け入れたくない。
それは、「普通」という言葉に隠されている
個々の心の中にある問題なのだ。

いまだになくなっていない
「生理的嫌悪感だからどうしようもない」
そう言い切ってしまうことから生まれる偏見や
差別、それがそうでない人たちを
どれほど苦しめ、辛い思いをさせているのか。

自分自身の中にもある、深く暗いテーマを
この映画はえぐり出してくれた。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F


posted by みつあき at 19:34| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月08日

本日の映画「21&22ジャンプストリート」

いよいよ、緊急事態宣言、発令。。。
昨日もそうだけれど、色々書き出すと
愚痴っぽくなってしまうので、
またまた映画のお話。


このブログでは、結構、暗め、固めの
映画紹介が多かったりするので、
今日はかなりオバカ、かつ楽しい映画を
2本立てで観たので、ここに紹介。

それが「21ジャンプストリート」
そしてその続編「22ジャンプストリート」!

20170503194346.png

高校時代、出来の悪いオタクな学友シュミットを
思いっきりバカにしていた
マッチョな学生ジェンコ。

シュミットは「マネーボール」とかの
太っちょダメ男のジョナ・ヒル、
そして、ジェンコは、男性ストリッパー出身で
「マジック・マイク」で有名なチャニング・テイタム
(かっこ可愛い過ぎる!)

彼らは卒業後、警察官養成学校に行き、
その後、またたく間に、警察官に
(ホント、またたく間。
ものの10分もないくらい!笑)。

そこから、何故か彼らはコンビを組み、
「21ジャンプストリート署」に配属され、
麻薬取引が横行している
高校への潜入捜査をすることになるっていう流れ。

この後、麻薬密売人との熾烈な戦いが
繰り広げられるんだけれど、
アクションというよりも
下ネタ満載の、かなりふざけたコメディ。

しかし、これがすこぶる良く出来ているのだ。

どのシークエンスも、
僕が大好きだったアニメの
「スパイダーマン:スパイダーバース」の
脚本を書き、「LEGOムービー」の監督でもある
フィル・ロードの演出が冴え渡っている。

特に、「22」と題されたパート2では、
二人は大学に侵入するのだけれど、
なんと1作目よりも出来が良い。

このコンビ、ゲイカップルに扮したかと思ったら、
マッチョなジェンコがアメフト部の男と
仲良くし過ぎるのにヤキモチを焼いたり。

麻薬捜査しているさなか、ヤクを
打たれて、二人がトリップするシーンは、
まさに「スパイダーバース」好きな人は
共感できる楽しだだ。

そして、最も見応えある、というのが
2作目のエンドロール。
これを観ただけで、お腹いっぱい、大満足。

それにしても、何故にこんなによく出来ている
アクション・コメディが日本未公開で
ビデオスルーだったんだろう。。。。不思議。


新型コロナ騒ぎで鬱々としている中で、
お楽しみくだされ。。。。

と俺も言ってる場合じゃないのだけれど。。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F











posted by みつあき at 17:13| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月06日

今日の映画 "MISHIMA : A Life in Four Chapters"

先日、「三島由紀夫vs東大全共闘
50年目の真実」という
ドキュメンタリーを観た。
思想は置いておいて、三島がこれほどまでに
魅力的な人である、というのは目から鱗。

これは、映画としても、
とても良く出来ていて、
それがきっかけで、未見だった
35年前のアメリカ映画
"MISHIMA : A Life in Four Chapters"の
アメリカ版Blu-rayを早速アメリカから
取り寄せて、早速観てみた。

Unknown.jpeg

そもそも、当時「MISHIMA 11月25日・快晴」という
タイトルで日本で公開されるはずだったのが、
同性愛描写(そこまでか?と思う程度)に対して
当時の三島夫人が反対して、
結果的に劇場公開されなかった。

最近ではイーサン・ホークが出た
「魂のゆくえ」とか監督し、
「タクシー・ドライバー」の脚本家としても
有名なポール・シュレイダー監督作だけど、
全編、日本人俳優、日本ロケ(と言っても
セットが多い)、もちろん日本語だ。

映画はタイトルに表されたように、
四部構成になっており、
べースは、三島扮する緒方拳が、自決したその日の
朝からその瞬間までが描かれている。

そして、その合間に、彼が書いた
「金閣寺」「鏡子の家」「奔馬」が
三島自身の幼少期、少年期から、楯の会の
結成までを絡めながら、見せていく。

この映画の見どころは、なんと言っても、
石岡瑛子のセットデザイン。
映像と言うよりも、あまりにも見事な
完璧に舞台セット。

Unknown-1.jpegUnknown-2.jpegimages-1.jpeg

三島の文章表現の美しさを
絵として表現すると、
こうなるのかも知れない。

メイキングで石岡瑛子は
「私は三島由紀夫が大嫌い。
でも、だから監督は私を使いたいと言った」
と言っているのが、とても面白かった。

それにしても、出演者があまりにも豪華。
三上博史、佐藤浩一、沢田研二、平田満、
永島敏行、大谷直子、萬田久子、李麗仙、
そして今は亡き加藤治子、左幸子、池部良、
坂東八十助(後の三津五郎)などなど。
当然ながら、みんな若い。

シークエンスをたくさん入れ込み過ぎて
散漫になっているところもあるけれど、
若松孝二監督が作った「11.25 自決の日」に比べると、
このシュレイダー版のほうが
三島像をうまく表現していた、僕はそう思う。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F

posted by みつあき at 17:20| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月05日

本日の映画 ヒッチコック「見知らぬ乗客」

ヒッチコックの映画で、ゲイを
扱っている、と言われる3本のうちの
1本、「見知らぬ乗客」を久しぶりに観た。
(あと2本は『殺人!』と『ロープ』)

u-g-PJYQVI0.jpg

それぞれ、二人の男の足が
タクシーを降り、路上から駅構内に入る。

次のカットでは、車内から映された
線路が映り、二方向に分かれる
一車線に向かって走る電車。

そのあと、前に写った二人の靴が
向き合って、コツンと当たるところから
映画は始まる。


60年以上前に作られたにも関わらず、
相変わらずヒッチコックの
スタイリッシュなタッチは
オープニングから興奮させてくれる。

ネクタイ姿のブルーノという男が
テニス・プレイヤーのガイに声をかける。

ゴシップ記事で、ガイが浮気を繰り返す妻と
別れたがっていることを知るブルーノは
「自分の父親を殺してくれるなら、
自分も奥さんを殺していい」
という交換殺人を持ちかけるのだ。

バカな話と笑ってすますガイだけれど、
ブルーノはその後、実行に移すべく
不気味に、そしてサイコパスっぽく
動き出す。

特にこの映画で決定的に
同性愛を描いている、という
シーンはないけれど、おそらく
ブルーノのガイに対する執着が
そういうように見られているようだ。

ちなみに、この原作を書いた
パトリシア・ハイスミス
(映画『キャロル』や『太陽がいっぱい』
『リプリー』の原作者)
彼女自身、レズビアンなのは有名だ。

また、ガイ役のファーリー・グレンジャー
(写真、左の役者で、上に書いた『ロープ』でも主演)は
私生活でも、ゲイだったという。

strangersyes.jpg

面白いのは、女性への強い性癖があった、
と言われるヒッチコックが
本当に、ゲイ、ということを考えて
撮ったんだろうか。

いずれにしても、どの映画を観ても
粒揃いの傑作であるヒッチコック。
ホントに楽しい。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F



posted by みつあき at 14:41| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする