今の日本の映画興行収入の中で10本中、
7,8本が日本映画、そしてその中の
2,3本がアニメだったりする。
80年代、洋画全盛の時代を過ごした
僕としては、これはかなり驚愕。
中には、テレビで評判だったモノの映画化も
多く、日本のテレビドラマやアニメを
ほとんど観ない僕だから、どうしても
邦画を観る機会がどんどん減ってしまう。
そんな中、2年ほど前に、
お客さんから勧められて読んだ
漫画家藤本タツキ氏が描いたコミック
「ルックバック」が映画化されたと聞いた。
これは行かねばと観に出かけたら
これがまさかの58分という短編にも
かかわらず大傑作。
(左が原作コミック、右が映画ポスター)
話は、学校新聞に四コマ漫画を描いている
小学四年生の少女藤野が主人公。
小学四年生の少女藤野が主人公。
そして藤野を上回る絵力を持つ
少女京本と運命的な出会いをする。
二人は、高校の年齢になり、
デュオとして、漫画家デビューをする、
という流れだ。
何より目を見張るのが、藤野がいかに
自分の全力を振り絞って、漫画に
かけていくか、という迫力は
原作も凄いけれど、アニメならではの
表現力で見せていく。
作品は、原作にかなり忠実で、
主人公たちや周りの登場人物が語る
セリフまで、ほぼ同じ、という
徹底ぶりだ。
ただ、そこには独特のアニメの動き、
キャストの声のトーン、
そして構図や光の差しかた、
音楽の流れ方などが加わり、
音楽の流れ方などが加わり、
キャラクターの存在感が
大きく膨らむ。
物語は、後半、大きな事件を挟んで、
二人の関係とその深さが
エモーショナルに昇華していく。
観終わったら、すぐにもう一度
観たい、そう思わせてくれる
数少ない一本だった。
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