2025年10月29日

オアシス 再結成ライブを観て

この前の日曜日、ついに念願だった
オアシスの復活ライブへ行ってきた。

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ここ数年ずっと話題になっていて、
チケットも完売が瞬間的だった。
オアシスが日本に戻ってきたのは、
なんと16年ぶりなのだ。

オアシスは90年代初頭にデビューして
2000年以降もビッグヒットを連発。
普段はアメリカン・ロック好きだった僕だが、
彼らのメロディラインはどこかビートルズの
DNAを感じさせてくれたし、実際彼ら自身も
ビートルズへの敬愛を公言していたから、
ワクワクしながら聴いていたものだ。

彼らは何度も来日したけれど、
働き盛りの僕の30代は本当に忙しかっただけに、
ライブは泣く泣く見逃してきた。

小雨の東京ドーム、前座そっちのけで外で
ビール片手に彼らの出番を待つ。
ドーミウ外では、チケットが取れなかった人たちが
ビールを飲みながら少しでも音を聴こうと、待ってた。
後からその場の大合唱をリール動画で見て、
改めてグッと熱くなった。

何より、世界中で無理だと言われたほどの
ノエルとリアムの兄弟不仲。
まさか再結成が本当に実現するとは。

数日前の韓国ソウルでのライブは寒空の下、
花火があがるダンス大会が最高だったと耳にして、
東京ではどうかと思いきや、待ちに待った
40代50代の男性中心で(女子トイレガラガラ
という光景を珍しく観た)
オープニング”Hello”で興奮は
絶好調に達した。

3曲目”Morning Glory”
4曲目”Some Might Say”と会場全体で大合唱。
アリーナの” Cigarettes & Alcohol”で
一斉ジャンプする様子は、1階席からだと
まるでドローン映像のような迫力だった。

上記の歌を激しく歌い込むリアムと違い、
ズシンと重く、しっとり切なく歌い上げるノエルの
“Little by Little”や”Don’t Look Back In Anger”には
思わず涙がこぼれそうになった。
もちろん日本で多くのCMに使われた
“Whatever”が流れた瞬間は、
さすがに胸を鷲掴みに。

彼らの不仲や金銭的な噂が飛び交っていたけれど、
「時が解決した」という二人のメッセージとともに、
少なくとも自分にとってはこれが最初で最後かも、と
忘れられない熱いライブになった。

あの興奮は、まだまだ体の芯に残っている。
いつかまた、新しいファンを掴み、
この奇跡のような夜の余韻が蘇れば良いなあ
そう思った。


ちなみに、オアシスとはまったく関係ありませんが、
本日、29日、Bridgeは20時オープンとなります。
ごめんなさい。

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2025年09月20日

松本隆ぽえてぃっく 2025を観て

昨夜は店のオープンをティムに任せて、
松本隆氏の作詞家55周年記念ライブに行ってきた。

4年前に行った筒美京平氏のトリビュート
コンサートは、あまりの豪華キャストに
驚かされたが、今回は出演者の規模が少し小さめ
だったものの、改めて松本隆の世界観に
胸を躍らせたライブだった。

多くの人が松本隆といえば松田聖子を
思い浮かべるから、もしかして彼女が
スペシャルゲストで出るんじゃないかと
想像もしたが、さすがにそれはなかった。

ただ、その夜、松任谷由実のオールナイトニッポンに
松田聖子がゲスト出演し、番組内で松本氏の話題が
出てきたのには少し驚いた(これは録音だったのだが)。

今日も含めた出演者や歌った曲の一覧は、
下記の公式サイトにある。

さて、出演者14人が2曲ずつ歌い、
間にMCが入るという形式。

僕が一番刺さったのは斉藤由貴だった。
歌が飛び抜けてうまいわけではないけど、
「松本さんから贈られた宝物で、正直、
誰にも歌わせたくない」という語りのあと歌った
「卒業」は、その表現力の素晴らしさに思わず泣かされた。

彼女自身は筒美京平ライブにも出演していたが、
今回、本当に観てよかったと思えたのは、
意外にも近藤真彦ことマッチだった。

彼がデビューした頃はチャラチャラしていて
生意気そうで、正直何の魅力も感じなかったが、
昨日のステージではやんちゃな雰囲気を残しつつも
ジェントルな佇まいで、語りも歌も十分
説得力があり、聴かせてくれた。
60を超えてもここまでカッコ良いのは、
松田聖子や小泉今日子たちと同じく
現役で走り続けているからなんだろう。

今回の企画で個人的に残念だったのは、
せっかく左右・中央の3面スクリーンがあるのに、
歌詞が映し出されたのが「パラレル」(三浦宏規)と
「君は天然色」(槇原敬之が歌った、2幕の冒頭)
の2曲だけだったこと。

なぜ全編表示しなかったのだろう。
人によっては歌詞が聞き取れず、
内容が伝わらない場面もあり、
これは本当に残念だった。

もう一つ悔しかったのは、最後のアーティスト
水谷豊が出たのが21時を過ぎた頃で、
彼の曲が終わるとすぐ店に戻ったのだが、
このあと松本隆氏自身もステージに上がり、
はっぴいえんどとして3曲も披露したらしい。
これは無念だった。

ただ、いずれにしても松本隆の詩の世界を
改めてきちんと聴き直そうと思った
素敵な一夜だったことは間違いない。

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2025年08月18日

ビリー・アイリッシュ帰りの出来事

昨日は、自分の孫のような年齢の
ビリー・アイリッシュのライブに行った。
彼女、デビューしてあっという間に
爆発的に売れたのだが、最初ふにゃふにゃと
なんだかうまいか、うまくないか
わからないような歌いかたのシンガーだな
とあまり気にもしなかった。

けれど、その後の楽曲がなかなか良かったのと
初来日した際に行った友人がライブは
本当に素晴らしかったと言うので
いそいそと出かけたのだった。

その公演は言うまでもなく、十分堪能できた。
まさか25歳にも満たない女のコが
4万人弱入るさいたまスーパーアリーナを
満席にするのだ。
加えて、なんとその数日前に
発表されたまさかの藤井風が
オープニングアクトで45分の熱唱。
もちろん、チケット代が変わるワケではなく
お得、と言うよりも、初藤井風の
パフォーマンスも想像していたよりも、
ずっと水準が高いモノだった。


さてさて、帰りの満員の電車に乗る際、
イヤホンを線路に落とした、
と言っている女の子がいて
結構ヤジを飛ばされたりしていて
騒然としていた。
まあ、時間帯が悪かっただけに
オロオロしていた彼女も少し可哀想だった。

イヤホンは線路への落とし物ナンバーワン
らしいけれど、僕は線路ならずとも
何度も忘れたり、落としたりした。

最近では、携帯からどこにあるのかわかる、
ということと、呼び出し音も鳴らすことが出来るから
昔よりもかなり便利になったものだ。

僕はこの今年の冬に、タクシーでラジオを
聴いたまま、会計をして降りて
自宅に戻ってから、ケースがないことがわかり、
呼び出したところ、音はならない。

ただ、あるのがタクシーを降りた道路だ
ということがわかり、戻ったら、車に轢かれ、
とんでもない常体になっていたことがあった。

というワケで、イヤホンやケースの
落とし物には気をつけて。

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2025年07月04日

音楽の変遷 新しさと古臭さ

昨夜は、50歳以上が懐かしいと感じるアイドル、
松田聖子や中森明菜、さらに遡って桜田淳子、
岩崎宏美、伊藤咲子、ちあきなおみなどに加え、
40歳前後がハマったと言われるSPEEDや浜崎あゆみ、
そして今流行りのYOASOBI、Vaundy、Adoなどを
かけまくる、少し不思議な一夜だった。

今、店に来てくれる人たちをざっくり50歳以上、
その下、35歳前後、そして20代から35歳くらいまでの
三つに分けると、聴いていた音楽が大きく違う。

もちろん、それぞれの親が聴いていた音楽の影響や、
最近だとYouTubeなどの影響で、時代を超えて
「え?これ知ってるの?」と思うような
歌を知っている若い人もいる。

思えば、僕らが子供の頃は、親が聴いていたのは
多くが演歌か歌謡ポップスだった。
正直、当時の僕たちから聴いても
「古臭い」と感じていた。

僕らの時代に生まれたフォーク・ロックや
ニューミュージック(この表現も古!)も、
その次の世代にとってはやっぱり
とても古臭く感じたんだろうと思う。

ただ、今の子たちからすると、
20年、またそれ以上前の曲はそれほど古く感じない、
というから不思議だ。

これもYouTubeやTikTok、SNSの影響が大きいのだろう。

普段は洋楽ロックを聴くことが多い僕だけど、
明後日はVaundyのライブを
聴きに行くのが楽しみだったりする。
会場で最高齢かも(笑)
これもSNSのおかげなのかもしれない。

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2025年05月21日

ハンス・ジマー ライブ

昨夜は休みだったので、待望のハンス・ジマーの
ライブを観に行ってきた。

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ハンス・ジマーと言って、どのくらいの人が
「おお!」と反応するのだろうか。
行く前はそう思っていた。

というのも、彼はいわゆるチャートに入るような
ポップスターでもないし、渋いロックバンドでもない。
現代で最も売れていると言われる、映画音楽の作曲家だ。

映画音楽と言えば、昔はヘンリー・マンシーニとか
フランシス・レイ、ミシェル・ルグラン、
ジョン・バリーなど、メロディを耳にしただけで
「あ、これだ!」とすぐわかるものが多かった。

僕が学生の頃は、ラジオで「スクリーン・
ミュージック」というコーナーを
あちらこちらでよく聴いたものだ。

しかし、1980年あたりからだろうか。
どちらかと言えば、ポップスが主題歌になったりして、
メインテーマを聴いてすぐに映画のタイトルが
わかるものが少なくなった。

ただ、その中で耳馴染みがあるのが、
「ジョーズ」や「E.T.」「インディ・ジョーンズ」
などを作曲したジョン・ウィリアムズだった。

ハンス・ジマーは、そのジョン・ウィリアムズと
ほぼ同時代を走りながら、少し遅れて登場した。
彼はそれほど覚えやすいメロディにこだわらず、
むしろかっこよく、ガッツリと重低音に支えられた
シンセサイザーでミックスされた楽曲を作り上げている。

「ダークナイト」「インターステラー」
「インセプション」「ダンケルク」と書いて、
曲を口ずさめる人がどのくらいいるだろう。

そう、ものすごく馴染みがあるかと言えば、
どれもこれも斬新で、緊張感があり、
力強く、混沌としたパワフルなものだ。

そんな彼のライブは、弦楽器や管楽器に加えられた
フルオーケストラと、著名なロックギタリストや
コーラス、歌手に支えられたバンドと
フルオーケストラ構成になっていた。
もちろん、ジマー自身もキーボード
(シンセサイザー?)や、ギターなどをかき鳴らしていた。

「DUNE 砂の惑星」から始まったライブは、
様々なアーティストをクローズアップしながら、
スタイリッシュなライティングと
LEDスクリーンに映し出された数々のデザイン
(おそらく権利の問題で映画のシーンが
まったく投影されなかったのは残念だったが)、
そこに重ねられた濃密なサウンドが、
まさにクラブのような雰囲気を醸し出していた。

そのせいか、都内から少し離れた横浜の
12,000人収容のアリーナも満席だった。
上に書いた楽曲もめちゃくちゃかっこよかったし、
比較的耳に残る「グラディエーター」「ライオン・キング」、
そしてジョン・バリーのメインテーマをジマー風に
アレンジした「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」
なども含めて、酔い心地にさせられた
3時間の熱いライブだった。

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2025年01月31日

氷川きよしコンサート

昨日は、縁あって、氷川きよしことKiinaさんの
コンサートを観に行かせてもらった。


2024_hikawa.jpg

僕は恥ずかしながら、演歌のコンサートというのは
生まれて初めて。
ただ、去年の紅白で彼が歌った「白雲の城」が
あまりにも素晴らしく、楽しみにしていた。

さすがに演歌、かなりの年配者が
多いのかなんて思っていたら
(昼の部はそれなりだったらしい)
おそらく僕よりも若い女性
(それでも十分中年!笑)が
8割くらいだったと思う。

みんな手に手に、ライトペンを持って
歌に合わせて振りながら「キヨシ!」と
声をかける。
そういう意味では、
アイドルさながらのライブ。

こういう状況も慣れてない僕は
なんだか恥ずかしい気持ちになりながらも
(さすがにライトペンを
振ることはなかったけれど)
すっかり楽しませてもらった。

場所が、明治座ということもあって
(明治座なんて、歌舞伎を観に行った以来
30年ぶりくらいに行ったような気がする)
昨夜は演歌のみのライブだった。
衣装も三回チェンジがあったものの、
すべて着物や旅姿の男っぽいモノ。
ドレッシーなKiinaも観たかった。

それにしても、今さらながら、本当に
ハリがあり、力強い歌声は感動的だった。

途中、歌いながら客席に降りてきて、
握手をしたりしながらの演出はさすが。
その中で、7歳の男の子を前に
Kiina本人が泣き出してしまったのには
驚かされた。

いじめられたり、除け者にされたりしていた
幼少時代を思い出したのか、それとも
幸せそうな母子の姿に胸を打たれたのか。

彼はライブの端々で
「自由に、自分らしく生きる。
自分なりに歌う」ということを
何度も口にした。

今度は、またドレッシーな彼を
ぜひ観たいと思った。


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2024年12月19日

30代、40代からのリクエストは

一昨日31歳になったソウタ、
そして昨日40歳になったフウマ、
それぞれがバースデイということで
二人の聴きたい音楽、というのを
昨夜はどんどんかけることにした。

面白かったのが、この二人、
年上が好きなせいなのか、
かなり古い曲を知っている。

特にソウタは、ちあきなおみの大ファン、
彼女の曲を次々とかけたあと、
いしだあゆみやら、佐良直美、
伊東ゆかり、など、僕が子供の頃の
60年代歌謡を聴きたがる。

これは彼のお母さんの好みだったそうだ。

さて、フウマと言えば、
松田聖子が大好きなのだそうだ。
ただ、多くのゲイのファンのように
コンサートを観に行くこともなく、
リアルタイムはもちろんあまり知らず、
二十歳を過ぎた頃に、初めて
「渚のバルコニー」を聴き、
その後、「Pinapple」という
アルバムに度ハマりしたようだ。

このアルバムは僕自身も、
20代前半の時にカセットに入れ持ち歩き、
海に向かう電車の中でウォークマンで
聴いていた思い出がある。

その後、フウマが好きな渡辺真知子を流し、
フウマの彼氏のリクエストで竹内まりあを
流したら、隣にいたロンドンから
来てくれた若い二人が大盛り上がりだ。

そう、ここ数年、海外のZ世代を中心に
日本の70年代、80年代のシティポッピが
大流行なのだ。
そう言えば、今年行ったポルトガルでも
よく流れていた。

ネット時代になって、音楽シーンも
大きく変わっている。

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2024年11月13日

Vaundy ライブ

周年パーティーも終わり、
翌日の周年六尺スペシャルデーは
タクヤとスタッフ(一人はお客さんでもあり
友人のケイイチ)に任せ、
(改めて、六尺デーに来ていただいた
お客様たちもありがとうございました)
その日は僕は待ちに待った
Vaundyのライブを観に行った。

IMG_0162.jpg

現在、24歳というVaundy。
僕が最初に彼を知ったのは、
遅まきながら、一昨年末の
紅白歌合戦だった。
ヒット曲はあったものの、
まだ世間に姿さえそれほど
知られなかった時期のようだった。

そして、「怪獣の花唄」のパフォーマンスを
観た時に、これはきちんと
聴かなければ、そう思った。

思えば、数年前に見たKing Gnuも、
紅白でハマったバンドだった。

過去、僕は自分よりも若い人の
ライブにはもちろん行ったことがある。

海外のアーティストの年下は多いけれど、
国内の年下のライブは、
宇多田ヒカル、MISIA、Perfume、
中孝介、ミスチル、スピッツ
くらいなのかも知れない。
(ゲイに人気の竹原ピストルも、
平井堅も、マッキーもない。)

そういう意味でも、Vaundyは最年少。
会場に来ている人たちも、自分の息子、
いや孫のような年齢の人などだらけ。

しかし、かつて観た多くのライブの中でも
ベスト5に入るだろう素晴らしいモノだった。

彼が幼少期からティーンエイジャーになるまで
どれほどの楽曲を聴き、
いかにこれほどの完成度の高い
ワークが出来るようになったのだろうか。

とにかく、形容しがたいほどの高揚感だ。
その見事なまでのポップスタイル、
絶妙なコード進行に乗せられた歌詞のゆらめき、
そのアクティブな肉体の動き、
そしてエネルギッシュという言葉を超えた
度迫力のボイス・パフォーマンス。

僕が20代の時に、最愛のブルース・
スプリングスティーンを
観た時のように痺れてしまった。

かなり取りにくいチケットだったようだが、
次回のツアーも是非、行きたい。

久々に興奮冷めやらず、強い余韻に
唸らされた夜だった。

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2024年02月19日

小澤征爾さんを偲んで

僕がちょうど体調を壊してしまった先週、
世界的な指揮者、小澤征爾氏の訃報が流れた。

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そして4日間、ゴロゴロウダウダとしていながら
普段まず見ないテレビを見ている中で、
小澤氏の特集番組が何本か組まれていた。

僕が彼の指揮を実際に観たのは、
20年以上前に、松本でサイトウキネンが
オペラ「ピーター・グライムス」をやった時だ。
後にも先にも、これ一度きりだというのが
今思うと、とても残念だ。

今、思えば、ほぼ今の僕と同世代くらいだったのか、
それは、それは物凄い迫力、かつ可愛らしくも
動く様子は、非常にオリジナリティを感じさせ、
今でもリアルに蘇ってくる。

ちょうど僕が観たのと同じ時代だろうか、
ウィーンで収録されたウィーン・フィルの
ニューイヤーズコンサートが、
昨夜、放映されていた。

改めてクローズアップされる彼の表情から、
その力強いコンダクトぶりは、
とても60歳を超えているとは思えなかった。

2時間を超えるあいだ、指揮台に立ち、
大きく上下に腕を振り切り、
身体を前後左右に揺らす。

華麗とも言えるその動きは、スポーツ選手とも
言えるし、プラス小澤氏独特の音楽哲学で
溢れかえっている。

ようやく、回復してきた僕自身、
この番組を見て、こんなことしている場合じゃない、
そう思ったのは確かだ。

小澤氏の生き方や努力奮闘への
足元には及ばないけれど、
自分が出来ることを、まだまだ
やり続けなければ、そう思えた番組だった。

さあ、本日からまた店に出ます。
よろしくお願いします。

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2024年02月09日

今年のグラミー賞、そしてテイラー・スウィフト

大雪が降った月曜日の朝
(アメリカでは日曜日の夜)
グラミー賞が放映された。

2月のグラミー、3月のアカデミー。
6月のトニー賞授賞式は、いつも
楽しみに観ているが、今回の
グラミー賞は格別だった。

誰が受賞するか、と言うよりも、
やっぱりこの授賞式は何よりもパフォーマンス、
そして美術セットやライティングの
素晴らしさにある。

去年、”First Car"のリバイバル・ヒットで
登場したカントリーのルーク・コムズ。
ここにオリジナルを作詞作曲、そして
本人が歌ったトレイシー・チャップマンが
サプライズ登場、ルークと共に歌うシーンは涙もの。

僕は彼女を、88年東京ドームが出来たその年に
ブルース・スプリングスティーンなどと共に
"Human Rights Now"というアムネスティの
イベントで観ている。

そして、ここのところ、どうしちゃった?と
思っていたマイリー・サイラスが
去年の大ヒット”Flowers"を引っ提げて、
他では歌ったことがない、というこの曲を大熱唱。
本人、これでポップ・ソロ・アーティストのみならず、
最優秀レコード賞まで獲った。

彼女の父親、ビリー・レイ・サイラスが
カントリー歌手で大ヒットする前は
男性ストリッパーとして有名だったなんて、
もう誰も知らないだろうなあ。

あと、ラスベガスで球体のスフィアドームで
観客たちに凄い視覚体験をさせているU2も
観ることが出来たけれど、これ、
いつか観に行きたい。
ただ、400~500ドルっていうから凄いけど。

追悼のシーンでは、去年亡くなった
シネイド・オコナーの"Nothing Compares 2 u"を
涙ながらに熱唱したアニー・レノックス、
故トニー・ベネットの映像と共に
歌ったスティーヴィー・ワンダー。

そして、なんと言っても、今回の目玉は
80歳になったジョニ・ミッチェルが
「青春の光と影」を歌い、
そのあとビリー・ジョエルが30年ぶりの
新曲を歌ったというシークエンスだった。

IMG_6078.jpeg

これ以外のパフォーマンスも含めて、
今回のグラミー、本当に素晴らしいの
ひと言に尽きた。

加えて、フランク・シナトラ、スティーヴィー・ワンダー、
ポール・サイモンの最優秀アルバム3回受賞というのを
超えて4回目の受賞となったテイラー・スウィフト。

この2日後(つまり今週の水曜日)から、東京公演、
という凄まじさ。
これは、どうしても観に行かなければ、とリセール
チケットを探して、昨日、挑んできた。

3時間15分、45曲をメドレーなしで
ほぼフルコーラスという凄さだった。


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2024年01月07日

日本語は宇多田ヒカルから

昨日、ニューヨークから来てくれた
ヴェトナム系のティン君 32歳。
カタコトだけれど、
日本語を話すことが出来る。

うちに来ていただく日本語を話す外国人の
多くのお客さんは、アニメから学んだ、
という人が多い、とこのブログにも書いた。

ただ、ティン君は、10歳の頃、
日本のJ POP好きな従姉妹
(彼女は嵐の大ファンだったらしい)が
宇多田ヒカルを聴いていて、
一瞬にして打ちのめされたそうだ。

それから、彼女の曲をどんどん
ダウンロードした。
この、10歳でダウンロード、というのが
時代を感じさせてくれる(笑)。

そこから、日本のあらゆることを学んだらしく、
今回、4回目の来日らしい。

J POPが好きで、宇多田をはじめ、
色々聴きかじり、最近では藤井風まで
聴いていると言う。

ただ、ティン君が残念だと思うのは、
あちらで多くのアメリカ人が、アジアのPOPSは
韓国のモノがヒットチャートを踊らせていること。
日本の楽曲には、なかなか目を向けることがなく、
誰も知らないのが残念だと言う。

確かに、日本の楽曲で、ビルボードチャートの
ベストテンに入ったのは、1963年の坂本九のみ。

片や、韓国は2012年にPSYが「江南スタイル」が
2位になってから、BTSで爆発的に火が付き、
今や、多くのアーティストがトップ40を
目指すようになっているらしい。

単に、世界マーケットを意識した韓国と
自国だけで勝負しようとする日本の
違いだろうけれど。映画も同様だった。

ただ、この年末に来て、「ゴジラ-1.0」と
「君たちはどう生きるか」が全米の興行収入の
チャートの上位に入り、オスカーにも
ノミネートされる可能性も高いようだ。

アメリカで評価されることだけが良いとは
思わないけれど、それを超えて世界で高く評価される
新たな日本の文化で勝負できるようにならなければ、
ティン君と話をしながら、そう思った。

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2023年07月01日

旅日記 番外編 愛しのブルース・スプリングスティーン その2

よく僕が店や、ゲイの友人たちに
彼のファンだと話をすると、
「え?何故?”Born in the U.S.A.」と
拳を振り上げるおっさんでしょ?
暑苦しいとか、何故ロック?と
言われることが多かった。

彼がもう少し若い頃は、
マッチョだから?と言われることもあった。
たぶん海外でも、ゲイの彼のファンは
それほど多くないと思う。

しかし、彼は過去、Adovocateという
ゲイ雑誌のインタビューで語ったように、
LGBTQの痛みを想像し、
映画「フィラデルフィア」の
主題歌も歌っていた。

因みに、現在、公開している「ガーディアンズ・オブ
ギャラクシー vol.3」のエンドクレジットの
「バッドランド」が流れる。

「貧しき人は金持ちになろうとし、
金持ちは王になろうとし、
王はすべてを支配しなくては満足できない
俺はこんな場所を抜け出したい
俺が今まで何を手にしたのか
きちんと理解したいんだ」
という歌詞には、泣かされる。


今回、何万人も入る満席のスタジアムの中で
偶然にも、またまた良い席を
手に入れることが出来た。
良い席というよりも、ほぼかぶり付きの
前から4人目くらいの立ち見なのだが。笑

普通、ライブに行っても、出来るだけ座りたい
そう思うのに、ブルースはまったく
そう思わないのは不思議だった。


オープニング、このツアーでは初めて歌うと
言う"Ties That Band"という
大好きな曲で幕を開けたものの、
少し声が枯れていて、高音も出ず、
疲れているのか、やっぱり年齢かと心配をした。

しかし、その後、4曲、5曲と歌っていくうちに
まったくそういう不安も消え去り、
彼はまったく想像を超えるほどの
前と変わらぬステージングを見せてくれた。

IMG_2480.jpegIMG_2485-c9cf6.jpeg

ライブの中身もたっぷりと語りたいけれど、
おそらく店のブログに書くことは
少しはばかられるので割愛しよう。

しかし、彼はそのところどころで、
ありとあらゆるメッセージが
託された歌を、時には激しく、
そして時には切なく歌い上げた。

いずれにしても、この年齢で
このパワー、バイタリティ。
そして僕の胸を激しく掴み取ってしまう
説得力とその深さに、いつもながらに、
いや、それ以上にすっかりやられてしまった。

おそらく彼はまだまだライブを続け、
シャウトし続けるだろう。

加えて、彼よりは若い僕が、今、
そしてこれからも、まだまだ多くのことが出来る、
決して屈することなく、自分の在りたい姿を
きちんと追求していかなければならない。

そう強く思えた貴重な体験だった。
予定を変えて本当に良かった。

長々と読んでくれた皆様、
ありがとうございました。  

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2023年05月13日

J POP 歌詞かメロディか

昨夜は賑やかだった午前を回って
1時過ぎに、20代から60代までの
年代がそれぞれ何人かずつ残っていて、
どんな曲が好きなのか、という話になった。

22歳で初めて来てくれたミチオ君は
僕がまったく知らないアーティストと
その曲をあげていた。
1歳上の23歳のエトウちゃんは
彼のお母さんが聴いていたと言う
SPEEDやMAXが好きだと言っていた。

その曲のサビを聴いたら僕もわかるものの、
逆にもうその頃あたりから
聴くモノと聴かないモノが
はっきりしていたんだとわかった。

40代中盤のカズオは、彼が10代の頃から
現代までのJ POPをしっかりと聴いていて
なんでもよく知っていて、
年上、年下、みんなに対応できる。

そして50代のユウスケと、竹内まりやの
歌詞の素晴らしさを話しだす。

そこで、彼らの話を聞きながら、
僕自身、どんな曲もメロディの良し悪しで
好き嫌いがあり、歌詞の意味をほとんど
わかっていないことに気がついた。

それはそもそも洋楽が好きだったから
自然とそういう脳になっていたのか。
しかし、最も好きなアーティストである
ブルース・スプリングスティーンの歌詞は
日本語訳も含めて、かなりしっかりと
頭に入っていたりする。

以前、サザンの桑田佳祐氏が
「自分は歌詞をあまり考えず、
メロディ優先で曲を作っていた」

確かに、特に彼が作った初期の歌は
語呂合わせ的なことや、韻を踏むこと、
そしてまるで英語の歌詞に聞こえるような
日本語を当てはめたりすることで、
特に歌詞に深い意味はなかった。

ただ、昨日、カズオにきちん歌詞と聴けば、
どれだけ素晴らしい楽曲か、改めて
理解出来たりする、と言われた。

その後、Apple Musicで色々が楽曲を流しながら
歌詞を堪能すると、確かに
少し世界観はグ〜ンと広がる気がした。

って、今さら???

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2023年03月29日

ビョークのライブを観て

お客さんのケイゾウちゃんに誘われて、
昨夜、東京ガーデンシアターで
ビョークのライブを観た。

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東京ガーデンシアターは、我が家から
歩いて15分、自転車で5分という場所にあり、
有明アリーナもほぼ同様。

オリンピックがあったとは言え、
よくこんな場所にこれほど素敵な
ライブ会場を作ってくれた、とまずそこで感激。

その前に、いつオープンしたのか、調べてみたら
なんと1年半も前。
(そりゃそうだ、オリンピックに合わせて
造られているはずだから。)
ここであれば、さほど興味ないモノでも
散歩がてらにふらりと来てみれば良かった。


さてさて、ビョーク。
彼女は熱狂的なファンと、「え?あの
暗く重い「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の
主演した女の子だよね?」という人、
もちろん、まったく知らないという人もいる。

メロディ重視でポップ感がある、という
ヒット曲があるワケでもなく、
一般的にはいささかとっつきにくいとも言われる。

デビュー当時は、前衛的、革命的、斬新という
騒がれた彼女も、もう57歳。
僕自身は10年ほど前に、やっぱり
別のお客さんと科学未来館で観たけれど、
それも凄まじい迫力のライブだった。

そして、今回、ほぼ日本武道館と同じほどの
キャパだけれど、ちょっと海外の
オペラシアター風(と言うのは言い過ぎか)。

今回は「オーケストラル」という
オケと共に公演したモノと、
「コーニュコピア」というこれまた
実験的なかつ奇抜なライブになっていた。

まだあと1回公演があるので
細かいことは書かないけれど、
とりあえず感じたことだけ。


日本の声楽グループが最初に出てきて
「さくら」を歌ったけれど、これが
日本を代表するあの曲!?と思うほどの
妙なテイストの合唱。
ここでもうすでに鳥肌がたつ。

彼らが何曲か披露したあと、
天使のような衣装に
まるで新体操選手かのような動きで
フルートを操るグループ、
と同時に、ビョーク登場。

去年、5万人の観衆がマスクをして
声を出さずに観ていたレディ・ガガの時とは違い、
大きな声援が飛ぶ。

レース状のカーテンの間から見える
ビョークと、そのカーテンに映し出される
数々の映像。

その歌声は、年齢を考えさせないほど
以前と変化がなく、それどころか
コーラスと微妙なバランスを保ちながら
ぐっと聴かせ、幻想的な演出で見せつけてくれる。

いつもながらに、驚愕なステージングで
ここまで陶酔するのは、なかなかない。

もし、まだ当日券などあれば、
関心がある人、是非とも体験してもらいたい。

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2023年01月07日

日本の歌詞と英語の歌詞

アメリカ人のスティーブは、古くからの
同世代の友人で、30年ほど前に
共にニューヨーク、ロンドンと
演劇巡りの旅をしたことがあった。

日本に長く住んでいる彼は、
日本人以上に日本的なモノも愛し、
なおかつ日本語と英語の違いなどを
面白く説明してくれたりする。

そんなスティーブが昨日店に来てくれた。

英語の歌は一音符にひと単語が多く、
日本語の歌は一音符に一語ということから
基本的にそれぞれの歌を
ほぼそのまま訳して歌うよね、
と歌の話を始めた。

それはミュージカルなどが好きな僕も
常々感じることで、海外の舞台を日本で
上演する時に、よくもあれだけの分量を
日本版として作るなあ、と感心したり、
モノに寄っては、かなり無理が
あるなあと感じたりもする。

昔から、ほとんどの英語の歌は
韻を踏む、ということに終始している。
それは歌詞を作る時に、非常に大変だと言えば
そうではあるものの、作詞家をする人は
楽しんでやっている事も多いだろう、と。

驚いたのは、同じ単語でも、
メロディに寄っては使えないという話だった。

たとえば、ビートルズの「イエスタデイ」という曲の中で、
“Yesterday” と歌われる音階と
これがミュージカル「アニー」の”tomorrow”という音階は、
共に3つの音符で歌われるけれど、
単語のアクセントの違いから、それが共に置き換えられた音階で
歌われることはないらしい。

しかしながら、最近のラップなどの出現で
そのあたりもかなり変化をしているらしいけれど。

なかなか興味深いけれど、文章で伝えるのは難しいですね。

いずれにしても、今さらながら、
興味深い英語の歌の話を色々と聞くことが出来て、
なるほど!と膝を打った。

posted by みつあき at 16:46| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月04日

去年の紅白

大晦日、例年店の営業で、
バタバタとしていて
せっかく付けている紅白歌合戦も
あまり観たり、観られなかったり。
しかし去年、意外とゆっくり観られたのは
お客さんが分散して来ていただけたからだろうか。


ヨーロッパのEMAアワードや、
アメリカのグラミー賞などある意味、
あちらの歌合戦の演出は、
常に暗い中のスポットライトを
中心としたモノに加えて、
あまりにもスタイリッシュなダンスと
声量のある歌手がメインだったりする。

また進行役は、大人のジョークを交えて
スマートに進んでいく感じ。

逆に、日本の紅白はひたすら
ライティングは眩しいほど明るく、
元気で頑張ろう的な演出。
子供からお年寄りまで楽しめる、
という方向なのか、司会者の挨拶も
清く、正しくという流れだ。

どちらが良いのか、わからないけれど、
いつ観ても、日本のこういうショウは、
朝の「行ってらっしゃい的なワイドショー」と
似た感じなんだな、と思ったりする。
(背景がおもちゃっぽく、子供が
喜びそうな色とりどりのグッズが並ぶ)


さてさて、そんな中で、注目だった
キーちゃんこと、氷川きよしの
ファイナルステージは
美しきメイクばっちりとひきずりドレスか思いきや、
男性ロッカーだったので、え?これで終わり?と
ちょっと残念だった。

ジャニーズや乃木坂をはじめとした
グループ歌手たちの多さに
オジサンは誰が誰なのかまったくわからず、
楽屋はどれほどのことになっているのかと
いらぬ心配をしてしまう。

その中でひと際、光を放ったのがVaundy。
数年前にやっぱり紅白で観た
King Gnuもそうだったが、
ここで初めて観た僕にとって、
アルバムを買おうと思うほどの熱量だった。

話題のユーミン50周年は、なるほど
若い頃のユーミンと共演させたのは
ずいぶん前の美空ひばりのAIよりは
ずっと進歩した感じで、
旧ユーミンの伴奏から
今のユーミンに「ひこうき雲」が
引き継がれていくのは良かった。

そうそう。あと加山雄三。
いくらか声量が衰え、見た目も
変化したとは言え、あの85歳は凄い。
ゲイとしては(加山氏がそうだという意味じゃなく)
目標にしたい人だけれど、
今の次点でまったく負けてるかと(笑)

それを言うと、僕と同世代の(向こうのほうが
少し上だけど)桑田佳祐率いる5人のバンド
(大友康平、原由子も加えると6人)は
個人的には今回のベストだった。

それぞれが驚くほどかっこいい。
世良公則はどこまでも渋く、
佐野元春なんて、若い頃よりも良いほどだ。
まさか高齢者枠に入っているとは
まったく思えないおじいちゃん達。
ライブでなかったのが
最も残念なことだったけれど。

紅組トリを務めるMISIAはいつものように
その歌声は、他を圧倒するほどでさすがだけど、
途中のディズニーメドレーを含めると
彼女の持ち時間は凄い。
いつも思うのだけれど、歌の持ち時間は
どんなふうに決まっているのだろう。

あと、集計発表で蛍の光が流れたのも
初めてで、白組優勝と言っても、
あっという間に終わった感は
そもそもの演出だったのだろう。
ラストの盛り上がりが、ゆく年くる年に
繋がる、という意味じゃ、エンディングこそが
個人的には最も好きな時間だったのだけど。

そんなふうに色々なことを考えさせたり、
なんだかんだ言いながらも、楽しめた
今年の年末だった。

しかし、男女、ということで
もう線引きすることもいつかなくなる、
それこそ、いつもジョークで言っていた
桃色歌合戦になるのだろうか。

新年早々、くだらない話を。

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posted by みつあき at 18:49| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月28日

ジャズの話

昨日は、PCを持ち歩けず、
久々にブログ、アップ出来なかった。
すみません。

一昨日の土曜日は、遅い時間に、
ジャズピアニストのコウイチさん 50歳が
来てくれて、ジャズの話に花が咲いた。

彼は、子供の頃からエレクトーンを習い、
その頃、あまりにもかっこ良い二十歳くらいの
女性が、弾きまくっていて痺れたのだそうだ。

それから自分流に弾くことを覚え、
エレクトーンからピアノへ、
クラシックからジャズへと転向。

それからジャズをたくさん聴いたのだそうだ。

僕は松江の山奥にあった田舎の高校から
大学で東京という大都会に出てきて、
好きな音楽ならなんでもトライしようと、
ロックからジャズまでとにかく
聴きまくろうと思った。

当時は、ネットもなければ、もちろん
YouTubeだって見聞き出来ない。
レコードも今と変わらず、
LP1枚買うのに、2500円くらいする。
それなら、と250円くらい払って
ジャズやロック喫茶に行き、
粘り粘って、音楽を聴き続けた。

当時は、マイルス・ディヴィスが
新しい扉を開き、チック・コリアや
ハーヴィー・ハンコックというフュージョン系が
大活躍をしていた頃だ。

当時高円寺に住んでいた僕は、その街の
洋燈舎(ランプしゃ)や、As Soon As、
吉祥寺の赤毛とそばかす(素敵なネーミング!)、
新宿のDIGやDUG、そして木馬亭など
多くのジャズ喫茶に通った。

子供の頃からクラシックやポップスを
聴き慣れていた僕にとって、フュージョン系の
ジャズより、スタンダードのモノのほうが
ずっと楽しく心地よいとわかったのは
随分あとになってからだった。

いずれにしても、音楽がなくなると、
何故生きてるのかわからなくなる、という
コウイチさんの言葉は、聴いているだけで
楽しんでいた僕にはズシンと響いた。

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2022年09月05日

レディー・ガガ The Chromatica Ball Tour

昨日は8年ぶりに来日した
レディー・ガガのコンサートに行って来た。

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思えば、ライブコンサートは去年の筒美京平トリビュート以来だろうか。
そして、ガガは、日本では4回目。
あとニューヨークで、トニー・ベネットと
素晴らしいライブを体験したのが、
これも7年前になる。

彼女のライブを最初に観たのは横浜アリーナ。
その時には、突飛な演出に加えて、
あまりの歌唱力には驚いた。
激しいダンスを踊るけれど、
当然の事ながら一切口パクはない。

その流れはあれから基本は変わらず、
さらにパワーアップされた演出、
そしてセット、何よりも
30も後半に差し掛かった存在感
(僕が観ていたのはまだ20代だった)には
圧倒された。

オープニング、”Bad Romance”は、
うちの店の5周年でプロの振付師に
お願いし、夏の暑い日に練習した楽曲で、
これを聴くといつもあの日々を思い出す。

また、うしろのサブステージ移動して、
「LGBTQの人々に捧げる」とピアノを
奏でながら歌ったのが、バラード調の
“Born this Way”
また、2度観て大興奮だった映画「アリー/スター誕生」からの”Shallow”には泣かされた。

あらとあらゆる社会情勢にきちんと反応し、
たとえ自身が傷つけられても、
堂々と歌い続ける彼女は
数少ない尊敬できるアーティストだ。

これから彼女のライブを何度体験出来るのだろう、
そんな少し寂寞感さえ感じる素晴らしい
ライブだった。

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2022年07月11日

エルヴィス・プレスリーについて

「ムーラン・ルージュ」や
「華麗なるギャツビー」のリバイバルなど
キラキラした派手な演出で有名なバズ・ラーマンが
「エルヴィス」というプレスリーの伝記映画を撮った。

今の若い人たちは、プレスリーの名前など
知っているんだろうか。
素朴な疑問だ。

Unknown-1.jpeg

プレスリーは僕が生まれた頃には
ロックンロールの大スターであり、
高校に上がる頃には「オン・ステージ」とか
「オン・ツアー」という
ライブドキュメンタリー映画が公開されて、
正直、僕はそれで初めて彼を知ったのだが、
30代中盤にして、もう北島三郎ばりの(笑)
大物になっていた。

今見ると、スパンコールをいっぱい付けた
それこそ日本の演歌歌手のような、
ちょいと恥ずかしい、でも豪華な
衣装で身を固めていた。

どちらかと言うと中年女性に黄色い声をあげられ、
ステージに群がる彼女たちの唇にキスをする。

デビュー当時には、テレビ映像では
腰から下を映すな、と言われた腰を大きく
グラインドし、大股を開いて熱唱。
そして割れたジャンプスーツの胸元から
したたる汗は、若い僕には生唾モノだった。

そう。当時の彼は僕にとって
性的なアイドル以外の何者でもなかったのだ。

その後、改めて観た「ブルーハワイ」や
「ラスベガス万歳」の頃の青いいかにも
青春スターよりも、成熟した彼
(と言っても、30代なのだ)は、
ずっと大人の魅力だった。

今だと鼻に付くだろう、
自分がどれほど愛されているか、
よくわかっているそのナルシスティックささえも
僕のエロい部分をぐっと刺激した。

42歳でのエルヴィスの死を、僕は
初めてのヨーロッパ旅行先のロンドンで知った。
余談だけど、マイケル・ジャクソンの死を
知ったのもロンドンだった。


今回の映画は、30歳を過ぎたオースティン・
バトラーが、かなりそっくりに演じてはいるし、
おそらくプロデューサー役のトム・ハンクスと
共に、来年のオスカーノミネートもあり得るだろうけれど、
それでも本人の魅力にはほど遠い。

映画はとても良くできているとは思うけれど、
この監督のミュージック・クリップばりの編集や、
ファスト映画や予告編のようなドラマの
すっ飛ばし感は、評価が分かれるところかも知れない。

ただ、エンディングに出てくる実在のエルヴィスは
亡くなる数ヶ月前で、体重も増え、セクシーさとは
ほど遠い。それでも、これほどまでに
熱を感じるのは何故なんだろうか。


今、思うとエルヴィスこそが、僕が初めて
かなり年上の外国人にエロさを
感じさせてくれた人だった。
僕にとってはノスタルジックな思いを
投げかける映画になっていた。

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2022年06月01日

KKPP KYOKO KOIZUMI POP PARTY の放映を観て

今年で芸能活動40周年という
小泉今日子のライブを観て、素晴らしかった
という声をずいぶん多くのお客さんたちから耳にした。

で、その模様が先週、WOWOWで初放映される、と
聞き、録画したのでそれを観た。

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去年だったか、松田聖子について、このブログに
書いたことがあった。
80年代、彼女の楽曲は名曲の宝庫であり、
その歌声、微妙なニュアンスの表現力も含めて、
やはり唯一無二のアイドルであると。

確かに松田聖子は、美空ひばり、山口百恵、
安室奈美恵と並ぶ、日本歌謡史に残る
女性歌手であると思う。

しかし、今回、小泉今日子のライブを観て
思ったことがあった。
彼女は決してレジェンドなどにならずとも、
アイドルを経て、これほどまでに等身大で
身近に感じることが出来る数少ない一人であると。

とは言え、絶対に口パクなどに頼ることもなく、
原曲と同じキーで歌うことが出来るその素晴らしさ。
彼女は40代の時に、友人たちと
いつもカラオケで歌いながらよく飲んだと言う。
それが彼女の喉を鍛えさせ、
若い頃と同じ、いやそれ以上にまで
成長させたのかも知れない。

50代後半に入った彼女が「なんてったってアイドル」や
デビュー曲「私の16才」そして「学園天国」と
いった当時でしか歌えないような楽曲も
妙に大人っぽいアレンジではなく、
かと言って、アイドル然とした歌い方でもなく、
まさに今の小泉今日子らしさ、を
表現するのだ。

以前にもここに書いたように、
僕自身、歌謡曲アイドルにはほぼ興味がなかった。
関心があったとすれば、楽曲がどれだけ
僕の心に響いてくるか、ということだった。
今回の小泉今日子のライブは、
まさにズンズンと僕の胸を強くノックした。
そして僕はしっかりとノックダウンされた。

これほどまでに、このライブ会場に行けば
良かった、と後悔したこともなかった。

今回のツアーは終わってしまったし、
このような絶妙なセットリストを
もう観ることは出来ないかも知れない。
でも、次の機会、彼女のライブを
するとわかった時には、必ず会場の片隅で
しかとこの目で確認したい、
そう思った。

ありがとう。小泉今日子

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