昨日、スウェーデンに
住む兄から電話があった。
彼は20代そこそこで、
何十カ国も一人で周り、
ストックホルムの大学で
中国哲学を学ぶという
ちょっと風変わりな人間だ。
兄からは、日本のAmazonで何かを
買ってくれないか、とか、
今、為替が良いから云々というような
連絡が半年に一度かかってきたりする(笑)。
そんな中で、彼の甥っ子は元気か
という話になった。
甥は、フィンランドの母親
(つまり兄の元奥さん)の元で育った。
あちらの大学でインド哲学
(親子共に変わっている)を学び、
インドで知り合った女性と共に
フィンランドで暮らしている。
最近、子供が出来て幸せに
すくすくと育っているらしい。
良いことだ。
スウェーデンや、フィンランドは、
兄と元奥さんや
甥カップルもそうだが、
結婚をしていない人たちが非常に多い。
結婚をしていようが、していまいが、
それが男女であろうが、同性であろうが、
当然のようにまったく関係なく、
子供を育てることが出来る。
その子供は両親であるどちらかの名前を
自由に持つことも出来、
もちろん関係なく国から補助が出る。
日本では相変わらず、
結婚制度というふうなモノに縛られ、
いつまでも「未婚の母」だとか
「出来ちゃった婚」という言葉が
メディアに走る。
つい最近まで婚外子には、
そうでない子供と同等の権利は与えられず、
いつまで経っても「あるべき家族像」のようなモノを
追いかけている国の姿勢には
ほとほと呆れてしまう。
甥が住むフィンランドでは、つい10日前に
34歳の女性首相が誕生し、
彼女の親はレズビアンカップルである。
こういう時代に、つい昨日発表された
ジェンダーギャップ指数(世界各国での
男女平等の度合いをランキングしたモノ)は
なんと去年よりも下がって、121位だそうだ。
やれやれ。
本当に、人権や平等というモノを
きちんと考えることが出来る国に
いつ日本はなることが出来るのだろうか。
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