2024年05月13日

病院で

このブログでは、僕の私生活や
パートナーとのことについては、
気恥ずかしさもあって、あまり書いていない。

ただ、今回は思うところがあったので、
ちょっと私的なことだけど、
書かせてもらうことにした。

実は3年前にも一度あったのだが、
先週、パートナーが深夜、下血を
してしまい、救急で大学病院に行き、
入院をすることになってしまった。

こんなふうに書くと、
心配される方も多いと思うので
先に結果を伝えると、前回同様、
「大腸憩室出血」だった。

そして細かい検査の結果、止血して
落ち着いたら、おそらく問題ないだろう、 
というお医者さんの話だった。
今週には他院し、すぐに仕事も出来るだろう
ということだ。

さてさて、前回もそうだったが、
救急で行く際、救急隊の方も、
病院の看護師、そして担当医からも
二人の関係を聞かれる。

共に暮らしているパートナーである、
と伝えると、担当医から「それであれば、
何かあった際に、貴方に病状を
伝えると、親族には伝わるのですね」
と聞かれ、了解すると、それからは
何事もスムーズに流れていく。

翌日、荷物を持って見舞いに行っても、
フロントで彼の名前を言うと
「あ、パートナーの方ですね」と言われる。

こういうことを目の当たりにすると、
日本も変わったんだなあと思う。

ただ、同病院の看護師をやっていたと言う
お客さんに聞くと、どう見ても
パートナーだろうと思うゲイカップルでも
大体「友人」だと伝えるケースも多く、
パートナーと言っているのは
耳にしたことがないそうだ。

うちの場合は、双方の関係や
共に住んでいることも親族がわかっているので
問題はないけれど、多くの場合は
家族などにカミングアウトしている人も
少ないだろう。
そう思えば、僕たちは
かなり特殊な例なのかも知れない。
増して、この年齢のカップルだと。

いずれにしても、そういうことから
改めて色々学ぶことも多いし、
病院サイドも改めて
気付くこともあるだろうとも思う。

年齢的に、これからまた、
色々あるだろうけれど、
どの医療機関でも、こういう形で
すんなりと進めば、有り難いのだけれど。

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2024年03月09日

見合いの果てに 続き

そう言えば、数日前にコメントをいただき、
以前、書いたブログの続きはどうなったか、
ということで、すっかり抜け落ちていたので
今日はその後の彼の話を書くことに。

前、書いたブログは以下
その後、ススム君は、実家にも見放され
自分らしく生きていこうと決めたのが
40歳になる前だったようだ。

アウティングのあと、勘当されて10年、
ただ、そのあと、ススム君のお母さんが
よく連絡をくれ、
「私はずっとあなたの味方だ」と
言ってくれたことが、
その後の彼を支えてくれたのだと言う。

それから、マッチングアプリで
何度か出会いや別れを繰り返し、
今はアメリカ人と5年ほど付き合っていて、
昨年から共に暮らし出したと
言っていた。

彼の実家にはまだ行っていないけれど、
skypeなどで、彼の家族と
顔を見ながら話したりする。

そして、ススム君のお母さんも近いうちに
彼らのうちにこっそり訪ねてくる、と
言っていたのが、ふた月前だったので
もう会っているのかも知れない。

ススム君は、見合いに寄って
嫌な思いをしたものの、その件がなければ
自分の生き方を変えられなかっただろうと言っていた。

父親や他の家族はともかく、
母親がこうして受け入れてくれようと
していることも含めて、
自分が受けた痛手は
今の現在を作るためだったと
あの感情的な彼女に感謝もしている、
そう言っていた。

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2024年03月08日

里親から里親へ

38歳のモトキ君は、実のご両親二人が
体調不良ということで、幼少時に
里子に出されたのだそうだ。

数年に一度、実のご両親とは
会ったりしていたものの、
体調が悪くて会えなかったり、
会えてもほんの少しだけ、という
ことも多かったのだそうだ。

しかし、彼を育ててくれたご両親は
子供に恵まれなかったこともあって、
精一杯の愛情でモトキ君を育ててくれ、
大学まで出してくれた。

そして、実の父親はモトキ君の高校時代、
母親は大学時代に亡くなられてしまったらしい。

何とも言えない虚しさの中で、
モトキ君は育ててくれた両親を心から
リスペクトし、大切にしよう、
そう心に誓ったのだそうだ。


モトキ君が就職をし、落ち着いた
20代後半の頃から、両親から
「誰か好きな人はいないのか」
「早くモトキの子供が見たい」
そう言われた。

彼は子供の頃から自分がゲイであると
気が付いていたけれど、
この両親には、絶対にわからないように
しなければ、そう思っていた。

そして、5年ほど前に最愛の同世代の
パートナーが出来た。
彼は家族にカミングアウトしていたが、
どうしても話せないモトキ君と説明し、
パートナーもよく理解してくれた。

ただ、最近、40前になり、自分の今の
両親への最大の恩返しは、自身が子供を持ち、
育て上げる事ではないか。
そう考え始めた。

人工授精で誰かに産んでもらおうか、などと
パートナーともそんな話をした。
しかし、自分がそうだったように、
親に恵まれない子供の里親になる、
結局、それが最も良いかも知れない、
そう思った。

賛同してくれるパートナーと
財団に相談をし、準備を始めようとし始めた。
しかし、そこにはやはり両親への
カミングアウトという問題が今でも横たわる。

あの両親だから喜んでくれるのだろうか。
ただ、絶対に悲しませることだけはしたくない。
モトキ君の心は揺れているのだと言う。

僕自身、理由あってカミングアウトして、
幸いにして受け入れてもらえたが、
基本的に全ての人にアウトは
勧められない、そう思っている。

モトキ君の気持ちが痛いほどわかるだけに、
悩む彼に、ただ頷くことしか出来なかった。

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2024年01月26日

パートナーの家族の葬儀に

アキトシとショウジカップルが
数ヶ月ぶりに来てくれた。

二人は、8年一緒に住んでいる。

この正月明け、アキトシのお父さんが
急に亡くなったと言う。

84歳で、体調は悪くしていたものの、
直前に会った時はまったくそういう様子も
なかったらしい。

二人とも親、兄弟にはカミングアウトしていて、
それぞれの家族と一緒に会ったことも
何度もある。

そんなワケで、東京から4時間かけ、
ショウジは仕事の休みをもらい、
アキトシの実家に行くことにした。

ただ、アキトシの親族は誰も何も知らない。
ちょっと家族間で面倒なこともあり、
通夜の直前に、ショウジのことは
古い友人ということで、とお母さんや
お兄さんと決めたと言う。

ただ、ショウジは通夜の日も含めて、
葬儀も出るし、うちに泊まることになる。

母方のおばさんが「あの人、誰」と
細かく聞いてくるが、
お兄さんがそのあたりは
ものすごくうまく取り計らってくれて
アキトシは、とても感謝したと言う。

お父さんはそれなりの往生なので、
親族のそれぞれは酒を酌み交わし、
淡々と通夜で昔の話などしている。

ただ、ショウジは、アキトシの
お父さんがどういう気持ちで二人を
受け入れてくれたか、その時の様子などを
思い出し、一人、号泣して
しまいそうになったようだ。

泣けば、泣くほど、親族だちから
なんでこの人が?と
思われてしまうのは、と
二人は焦ったらしい。

しかし、このことがさらに二人を
強く結びつけたようで、
それはそれで良かった、と笑っていた。

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2024年01月19日

呪われた家族からの解放

初めて来てもらった
50歳を迎えるノリタケさんは、
非常に厳しいおじいさんや
お父さんに育てられたと言う。

いわゆる家父長制度のど真ん中のような
家庭で、とにかく家族がいかに大切か、
親子の繋がりが大事かと
日々、説かれるような家庭だったらしい。

もちろん、30代になる前から
祖父からは「結婚はまだか、
早く子供を作れ」と急かされ、
その祖父とあまり仲が良いワケではなかった
父親も、その点については同様だった。

そんなワケで、ノリタケさんは
自分がゲイであることも含め、
彼はかなり悶々とした時代を
過ごしていたのだそうだ。

ノリタケさんは30代の頃、
自分が愛読している、とある雑誌に
自分が書いた簡単なコメントと
イラストを送ったところ、
その編集者が気にいってくれ、
もし良かったら、小説の
挿絵を描かないかと、連絡が入ったようだ。

それが、ノリタケさんの
大きなターニングポイントとなったと言う。

その転機が、まさに、自分は自分のままで良い
という思いにもなった。

そうだ。
この家父長制という「呪われた家族」を
壊すために、子供を持たないゲイ、
という存在として自分は生まれたのだ、
そう思うと、かなり楽になったと言う。

その後、彼はデザイン事務所を辞め、
フリーランスとして
今は好きなように生きているのだと言う。

逆に、ゲイだから、子供を持てなかった、と
ちょっと後悔し続ける僕自身に
ノリタケさんの言葉は、
悔いても仕方がない、
という気持ちになるかもしれない。

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2024年01月15日

見合いの果てに

土曜日に初めて来てくれたススム君、
45歳は、かなり由緒ある家に生まれたようだ。

お父さんは誰もが知る大会社の社長で
お母さんも、他の会社を持っている。

妹二人がいる3人兄妹の長男で、
子供の頃から、それぞれを「さん付け」で
呼ぶようにしつけられたのだと言う。

食事の食べ方や、外での行動、言動は
細かく注意されて、学校に通うようになって
級友と生活がまったく違う、ということに
初めて気がついたらしい。

そんな家庭で育った中、
高校時代から、結婚のことを
やんやと言われていたそうだ。

結婚は、大学を出て、就職をしたら、
すぐにでも見合いをしろ、と
言われ続けた。
それも良い家のお嬢さんを選ぶから、と
全時代的なことを強いられたらしい。

そんな高校時代、自分がゲイだと
気が付き、同級生を好きになり
告白したのだそうだ。

その相手は、自分は男は好きには
ならないけれど、お前のことは
友人として、一生大切にする、
そう言ってくれたと言うのは
また別の話として書かせてもらおう。

とにかく、ススム君は見合いを8回くらいし、
そのたびに二人でデートの際に
「自分は男が好きだから、
他の理由で断ってほしい」と頼んだのだそう。

ただ、その中に、どうしても、
将来的にも経済的にもススム君の家に
入りたいから、ゲイでも良い、
という人がいたらしい。

結局、ススム君が断った腹いせに、
彼の両親に彼がゲイであることを
アウティングされた。

彼は家を勘当され、結局妹が婿養子を
取る、という形になったらしい。

今どき(と言っても、もう20年近く前らしいけれど)
まだまだそういう家庭があるのかと
驚かされる話だった。

その後の彼の後日談は、またの機会に。

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2024年01月13日

肉親との別れ

サトルはこの正月、実家に住む
88歳になられるお母さんを訪ね、
元気そうな顔を見て安心し、
東京に戻ってきた。

その2日後、近所の人から
ずっとテレビの音がしっぱなしだ、と
連絡があり、すぐトンボ帰り。

家に帰るとお母さんは
ベッドの上で、亡くなられていたそうだ。
横たわっているその顔は
まるで何事もなかったようで
安らかだったと言う。

何も心の準備が出来ていなかったけれど、
今まで色々な人から聞いていたように、
すぐに警察に電話をした。

そこから警察と医師が到着。
どうやら、心筋梗塞だったようだった。

一人っ子で、若くして父親を亡くした
サトルは、親戚とも縁遠く、
そのまま一人で葬儀の準備をしたのだそうだ。

ショックや、悲しむような時間は
まったくなく、ただ、ただバタバタと
色々な場所に電話をかけたり、
ネットで調べたりしたようだ。


僕は両親それぞれが亡くなった際は、
病院や介護ホームだったけれど、
葬儀への流れと、哀悼を感じるような
時間は確かになかった。

これから、数週間、そしてひと月を
超えた頃に、悲しみが襲ってくるのだろう、
サトルはそう言っていて、
まさに僕自身がそうだったことを思い出した。

肉親との別れには、それぞれの想いがある。
時間が経過すればするほど、
そんな悲しみよりも、
自分が親族と費やした時間を少し懐かしむ、
そんなふうに思うようになったのは
僕自身が歳をとったからだろうか。

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2023年12月15日

サンタクロースっていくつまで信じていたか

あと、10日でクリスマス。

昨夜、そんなクリスマスの話題で
「サンタクロースはいくつまで信じていたか」
という話になった。

そもそも、クリスチャンでもないソウスケは
「クリスマス・プレゼントもなかったし、
そういう話もなかった」と言う。

また、プレゼントをもらっていたそれぞれは、
小学校2、3年まで、という人が多かった。

僕の場合も、おそらくそれくらいの
年齢だったと思う。

小学校に上がるか、上がらない頃、
サンタへの手紙に「ピーターパンの絵本」
(ここでもまたディズニー!笑)を頼んで、
今日こそ、サンタを見る!と
ベッドの中でずっと起きていた。

しかし深夜にふと、枕元を見ると、
もう置かれていた、ということがあった。
おそらく知らず知らずのうちに寝入っていて、
そこで両親が置いてくれていたのだと。

さて、子供たちに囲まれているミツムラ君が
ある子供から聞いた、なかなか素敵な話を
聞かせてくれた。

と言うのは、クラスの仲間たちが
みんな「サンタはいない。
プレゼントは買ってきているんだ」
そんな話をしていた。

しかし。
その子の親御さんが、子供に欲しいプレゼントを
書かせて、子供の前でその手紙を見ないように、
封筒に入れ、封をして、
英語でサンタの住所を書き、
二人でポストに入れたのだ、と。

ところが、彼が書いたプレゼントが、当日、
自宅に届いたので、絶対サンタはいるんだ、
そう他の子供たちに言ったらしい。

あとで両親に聞いたら、その英語の手紙の
宛先は両親の会社の自分の名前だったと。

そんな話を耳にすると、いつものことながら
子供に恵まれたかったなあ、なんて
思うのは、ゲイの中で僕くらいなんだろうか。

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2023年12月14日

20年越しのカミングアウト

ここ2月ほど通ってくれている
ウチダ君、45歳は日本に在住する
ひと周り上の外国人の彼氏と
20年一緒に同棲している。

今住んでいるのは、そのパートナーが
購入した分譲マンション。

若い頃はまったく、そのようなことは
考えてはいなかったけれど、
万が一、彼氏の身に何かあると、
ウチダ君は部屋を出なければならない。
相手が日本人で、なおかつウチダ君が
年上であれば、養子縁組という形も取れるけれど。

パートナーのご両親は亡くなっているが、
兄弟は存在している。
ただし、同性婚はおろか、結構LGBTQに対しては
厳しい国なので、とても彼の親族には
話すことはできないのだそうだ。


そういう中、何を思ったか、ウチダ君は
先週、ふと実家に電話をして、
70を過ぎたばかりのお母さんに
カミングアウトをしたと言う。

お母さんは、昔からなんとなく
気がついていたようで、
驚き、たじろうこともなく、
すんなりと受け入れてくれたのだそうだ。

その流れで、今度の正月、パートナーを
実家に連れていくのはどうか、と伝えた。
お母さんいわく、ウチダ君のお父さんは、
おそらく受け入れられないから
連れて帰らないほうが賢明だ、という答え。

確かに、頑固で保守的、かつ最近、
ちょっと病気を患ったりしたらしく、
そういうお父さんに告げるのは
辛いところだろう。

僕、個人としては、ひとまず
パートナーとして、と言うよりも
世話になっている大切な友人である、
と紹介するのは、とも思うけれど、
人の家庭のことだ。そのあたりは難しい。

いずれにしても、ウチダ君のお母さんが
受け入れたことだけでも、良かった、そう思う。

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2023年11月13日

チャーミングな二面性

サトシ君 49歳は、子供の頃、
両親の壮絶な喧嘩を
いつも目にしていた、と言う。

父親は地方出身で、工場で働いており、
母親はスナックを経営していたらしい。

そして彼が5歳になるか、ならないかの頃、
母親が男を作ったことで両親は離婚。

父親は認めなかったものの、
母親からはマメに連絡があり、
中学、高校時代は母親の店に
友人だちを連れて、よく遊びに行ったのだそうだ。

真面目で固い父親にはさすがに
自分がゲイであることを
伝えることはできないけれど、
母親にはカミングアウトした。

そもそもやりたい放題の彼女は、
「貴方が生きたいように生きなさい」と
背中を押してくれたりした。

サトシ君は、その両親の真面目な部分と
無鉄砲な部分を両方、引き継いでいる感じだ。

学生時代は、野球を必死でやりながら、
片や、近所のトイレでハッテンもした。

今、現在も仕事はコツコツと地道ながら
部下などには厳しい。
しかし、性的なことは本人が
「アバズレだと思う」というくらい、
オープンだと言う。

自分のあらゆる部分を詳細に語ってくれる
サトシ君は、50前にして
チャーミングな人だなあ、そうつくづく思う。

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2023年08月24日

4年ぶりに妹と

コロナがあって、神戸に住む妹とは
数ヶ月に一度LINEをするくらいで
4年ほど会っていなかった。

そう。4年前に店に彼女が初めて
来てくれた時はこのブログにも書いた。

昨日は、都内でライブを観るため、
ということで、その帰りに店に来てくれた。

今年のはじめにスウェーデンに住む
兄が自宅には来たけれど、
遠慮してなのか、店には来なかった。
(過去、数度来てくれたことはあった)

思えば、母が亡くなってから、
兄や妹ともわざわざ会う、という
機会もなかなかない。

僕が墓参りに関西に帰っても、
そこで会おうかということもなく、
ついつい関西の友人と会ったりする。

今年の4月から妹の息子(つまり甥っ子)も
千葉に仕事で移動したようで、
会おうと言いながらも
そのままだったりする。

だから、そういう意味では
妹が僕の、ましてゲイバーに
ふらりと来てくれる、というのは有難いことだ。

母が店に来ていた時もそうだったが、
昨日も旧知のお客さんや新しいお客さんが
丁寧に優しく接してくれ、
妹のみならず、僕自身も
とても嬉しく思った。

前にも書いたけれど、自分が30代の頃などは
まったくこのような状態を想像していなかった。

お客さんの話などで、カミングアウトしても
なかなか受け入れられなかったご家族や、
そもそもアウトなんか
絶対出来ない人たちも多い中、
僕の年齢では、恵まれているのかも知れない。

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2023年08月10日

子供が欲しいという気持ち

ここで僕は何十回か、子供が欲しかった、
ということを書いた。

昨日初めて来てくれた
ハツさん47歳は、僕と同じく
子供が欲しい、というゲイ男性だったが、
僕とはまったく違うタイプの人だった。

彼はどちらかと言うと遅咲きで、
2丁目もここ数ヶ月、初めて、
そしてそれこそ男性と
アプリで会ったりしたものの、
お付き合いをしたことは
今までないのだそうだ。

そして、彼から聞いて初めて知ったのだが、
「子供が欲しい人同士が繋がるアプリ」
というのが、どうやらあるらしい。

いや、それは僕の勘違いで、ひょっとすると
「友情結婚をする」というアプリ
なのかも知れない。

いずれにしても、ハツさんは
好きな相手(男性)を探すよりも、
とにかく自分の子供を授かってくれる
女性がほしいのだ、ということだった。

もちろん、セックスを介して、というのは
無理なので、人工授精か、シリンジ法を
使って、子供を産める人を求めているのだそうだ。

ただ、話を聞くと、やっぱり子供を
授かったからには、相手の女性と
共に暮らし、一般ストレートの家族のような
暖かい家庭を築きたい、そう思うらしい。

僕が少し疑問なのは、アプリで探す女性と
子供、という部分で合致しても、
果たして子供が出来て、それから
その女性も含めて、暖かい家庭が
築けるモノなのか、どうかだ。

もちろん、今現在も、お見合いで
結婚する人たちはいるし、過去には
そういう男女は山ほどいただろう。

その人たちには最初は愛がなくとも、
そこで、暖かい家庭を作った人たちも
当然ながらいると思う。

ただ、ゲイで、ほぼ恋愛経験がない、
というハツさんのケースの場合は
どうなんだろうか。

自分の、もしくは両者の熱い気持ちだけで
そういう家庭が築くことが出来るのだろうか。

僕自身も子供が欲しいと言い続けて、
改めて自身の心の奥を考える一夜となった。

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2023年05月29日

マスオさんになってしまう!?

ここのところ、週末にちょこちょこと
来てくれていたヨウジ君 29歳と
昨日、初めてゆっくりと話すことができた。

ヨウジ君は、自分からどんどん
カミングアウトすることはないけれど、
相手から彼女いるの?とか聞かれると
必ず、2歳年下の彼氏がいます、
と答えるようだ。

そんなワケで、家族、友人、職場の
多くの人は彼がゲイだと知っているらしい。

パートナーと付き合ってから、お互いの
家族に紹介し合った。
その際に、相手の両親から
「どうせ付き合ったのなら、一緒に暮らしなさい」
と言われ、加えて
「3年経過したら、うち(同じ敷地に
数件建物があるらしい)に住みなさい」と
言われたようだ。

そして付き合って、もう3年経とうとしている。

ふた組の親御さんは、
まだお互いに知らないので
双方とも会うことを楽しみにしているらそお・
ヨウジ君は、これじゃまるで結婚だなあと、
ちょっと複雑な気持ちらしい。

パートナーの両親はとっても良い人で
気にいっているし、このまま彼とも末長く
付き合えば良いとも思っている。

他のお客さんたちは、本当に幸せだと言う。
もちろん、ヨウジ君は幸せであると
確信していると言う。
しかし、それでも人の価値観は
それぞれ違うのだ。

自分がゲイだということを恥じたこともないし、
カミングアウトも後悔はない。
でも、日本ではまだ同性婚制度もない中、
男女のように結婚するような状態になること、
増して、マスオさん状態になることは
ちょっと考えてしまうのだそうだ。

とっても異例なケースだけれど、
悩みはそれぞれだなあって思った。

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2023年05月08日

家族のかたち

ゴールデンウィークの最終日の昨日は
朝からずっと生憎の雨。

そんな中、元スタッフでストレートの
ハルキが、先日結婚した奥さんと
彼女のご両親を連れて店に
来てくれて良いかと連絡があった。

もちろん、有難いよと返事をして、
彼らの結婚式に呼ばれたお客さんたちにも
声をかけ、待っていたらオープン19時過ぎに
いらっしゃった。


奥さんのご両親は、ほぼ僕と同じくらいの年齢。

お父さんはハルキと、同じ水球選手だったらしく、
大学で兄のように慕っていた先輩の妹さんが
今の奥さんということだ。
そして、結婚30年を迎えると言う。


水にちなんだ名前を二人の息子、娘につけ、
1歳にならないうちに、水泳を教え、
妹であるハルキの奥さんは中学校の時、
そして彼女のお兄さんは高校の時、
なんと共に全国1位(要は日本一)に
なったと言うからすごい。

思えば、結婚記念のフォトセッションに行った
宮古島も季節外れの台風、そして結婚式も雨。
そして昨日も雨。

どれだけ水にちなんだ家族なんだ、と
みんなで笑わせてもらった。


そう言えば、奥さんのお父さんは、
屋形船の船頭をやっており、
毎年のように、浅草方面のゲイバーの面々を
乗せて船を出しているとのこと。
だから、偏見もまったくないと言われている。

それでも色々話せば、その中には誤解や、
え?そうだったんですね、ということも
多くあった。
(その中にはさすがに性的な事柄は
含まれないけれど)

思えば、今までうちの店に、どれくらいの
家族、兄弟、姉妹が来てくれたのだろう。

母子家庭で育ったというハルキは
僕にとっても、元スタッフでもあり、
息子のようなモのだったりする。
そしてその新しい家族と関わることは
大変嬉しかったりもした。

これからも、形を広く変えながら
それぞれが幸せな形をさらに作ることが
出来ればいいなあ、そう思った。


ちなみに本日、8日、月曜日、
僕は小旅行のため、店にはトモが入ります。
よろしくお願いします。

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2023年01月20日

兄の来日

何人かのお客さんには話しているが、
僕の8歳上の兄はスウェーデンに住んでいる。

その兄が、先月末から日本にいるらしく、
突然今週になり、我が家にやってきた。


兄とその上の長男は、理由あって母が離婚したため、
僕と妹との父親は違う。
つまり4人兄妹の上二人は別の父で
僕と妹は同じ父だった。


長男は母と前夫の別離のあと、
母の弟(つまり叔父)のところに養子に行き、
スウェーデンで暮らしている兄は
二十歳そこそこまで、僕たちと暮らした。


その後、彼は独り身で海外で転々とし、
スウェーデンの大学に入った。
まだ、70年代で、1ドル360円時代だったし、
海外に出向く日本人はそれほど多くは
なかったようだ。

確かに僕も10代最後の頃、彼を訪ねて
ヨーロッパを一周したが、ロンドン、パリ以外で
ほとんど日本人を見ることもなかった。


兄はその後、フィンランド人女性と結婚し、
子供を授かり、家族と10年ほど連絡も
取れなくなったこともあった。

両親は、もういなくなった、と思うことにしよう、
などと言っていたこともよく覚えている。

ただ、僕が30も過ぎ、ゲイを自覚した頃、
何度か彼はふらりと日本にやってきた。

両親が僕やパートナーを受け入れたあと、
兄が、実家の居間の写真立てを見て、
兄夫婦や、妹夫婦の写真があるのに、
何故、僕とパートナーの写真を
飾らないのだ、と父に食ってかかったこともあった。
もうずいぶん前の話だが、
さほど深い繋がりもない兄に対して
少し嬉しくも、驚いた。

とにかく、海外生活が、日本よりもずっと長く、
あらゆる価値観も違う兄。
ふらりと帰ってきたと思えば、どこにいるか、
いつも、わからない。

わからないと思ったら、突然連絡が来る。
こんな良い歳をして、どこまで風来坊なのだ、
そう思うと、さすがに気が長い僕も
多少苛立ったりもする。

ただ、いつものことだが、
死んだ父や母の小さな思い出話を
し始めると、止まらなくなる。

あの頃、あんなことがあった、
こんなことがあった、と
書き留めた自分のPC上の小さな歴史を
僕に話して聞かせる。

父も違い、ほとんど一緒に育たなかった兄弟だが、
そういう話の中にちょっとした共通点が
見つかったりするから不思議なものだ。

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2023年01月08日

胸に刻みつけられた言葉

この正月、ソウジロウ32歳は実家に帰省した。
ソウジロウの家族は、兄弟、そして両親と
共に非常に仲が良いらしい。

彼のお父さんも、人は良いのだけれど、
結構、差別感情が強いらしく、
人種などについてもそうだが、テレビなどに
オネエタレントなどが出ると
「気持ち悪い」とすぐチャンネルを変えたそうだ。

昔からそうだから仕方がないと思いつつ、
この人には絶対ゲイだとわかってしまうと、
大変なことになるなあ、日頃から
ソウジロウはそう思っていたようだ。

ただ、ソウジロウは随分前に
母親や他の兄弟にはカミングアウトしており、
店にも一度弟さんを連れて来てくれたりもした。

ソウジロウは同居しているパートナーがいる。
今回、彼からことづかったお菓子も、
父親がいない時にそっと母親に渡したりも
したらしかった。


そんな正月、家族で初詣に行った帰り、
途中、それぞれ別れた時に、
「ちょっと飲みに行くか」と
父親に誘われたのだそうだ。

二人で居酒屋で飲んでいた時に
ふと父親が「色々な生き方がある。
お前はお前らしく生きていけばいい」
そう言ったと言う。

ソウジロウは、それはどういう意味なのかと
問い詰めたら、どうやら1年ほど前に
母親から、ソウジロウが
ゲイであることを伝えられていたのだと言う。

加えて「お前が本気で
大事に思っている相手が
いるのなら、俺は喜んでうちに
迎え入れてやる」と彼の口から
想像もできない言葉が飛び出し、
居酒屋で、ソウジロウは号泣したのだそうだ。

ソウジロウのお父さんの考え方が
大きく変化したのか、どうか。
ソウジロウいわく、おそらくそれは
変わらないけれど、自分の家族は
別なのだと思う、そう言った。

世の中の流れで、同性婚などは
賛成だけど、自分の家族だと嫌だ、
そういう逆の話も耳にする。

いずれにしても、ソウジロウにとって
素晴らしい正月だったようだ。

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2022年11月17日

あまりにも辛い突然のできごと

いつもは友人や外国人の彼氏などと
来てくれるゴウ君 36歳が、久しぶりに
ひとりでふらりと来てくれた。

コロナになってから、来てくれるのが
少なくはなったものの、昨日までは
ほとんどゆっくり話すこともなかった。

そこで、僕はそう言えば、
「前にパートナーの彼が
日本国籍を取ったという話を
前に聞いたことがあったけれど、
その後、特に問題なかった?」と
何気なく聞いた。

そこで、ゴウ君は、「今年の夏、彼は
亡くなりました」とポツリと言った。
それも、一緒のベッドに寝ていて、
朝、起きたら、まったく息をしていない。
驚いて救急車を呼んだが、
もう遅かったのだと言う。
なんとまだ、42歳という若さだ。

あまりの衝撃的、かつ辛過ぎる話で、
僕はちょっと言葉が出なかった。


ゴン君のパートナーは
ヨーロッパから日本に来て、
7年前に出会って、それから
ほぼ同時に同棲。

双方の両親にも会っていたようだ。
すぐに彼の家族に電話をしたが、
英語が通じず、その上、
亡くなったことを、年老いた
ご両親に伝えるのは本当に辛かったと言う。

パートナーの国でも、まだ同性婚を
していなかったことで、
日本ではもちろん、彼の国でも
外国で亡くなったということもあり、
大変なことが多かったと言う。

彼の国には、この3ヶ月で二度行き、
葬儀のもあり、その合間にしなければならない
我が国でのありとあらゆる書類の提出は
いまだに終わっていないと言う。

そういう中で、とてもまだまだ
気持ちも落ち着かないとゴン君が
言うのは、しごく当然のことだろう。

大きな悲しみの中で、色々なことを
処理するのは、とても僕には想像できなかった。
ご冥福をお祈りしたい。

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2022年08月17日

子供をもしゲイになるように育てると

ストレートだけど、店を10ヶ月ほど
手伝ってくれた元スタッフのハルキが、
この春、結婚をしたことはここでも
触れたかと思う。

四国地方で働いているハルキが盆休みで、
奥さん(なんて言うのも、知っているだけに
少し気恥ずかしいが)の実家がある
東京にやってきたついでに
一昨日、店に寄ってくれた。

彼が来ると知った元スタッフや
お客さんたちが多く集まり、
月曜日なのに、結構な賑わいとなった。


そんなハルキはそろそろ
子作りに専念しようかと言っている。

29歳。ゲイなら、まだ遊び盛りで
仕事とは別に、ゲイの友人関係を広めたり、
趣味に没頭したり、セックス三昧、
という人もまだまだ多くいる。

水球コーチをしていたハルキや、
水泳でものすごい成績を残した彼女の間の子だから
スポーツに秀でる子供が出来るだろう。


僕はまったくのジョークだが、
たとえば男の子が生まれた時に、
女のコが喜ぶ人形や、おもちゃを
分け与え、プリンセス系のアニメなどを
見せ続けたら、ゲイになるんだろうか、
と考えてみた。

多くの少年として育った僕らは、
電車や自動車のおもちゃや
プラモデルを買い与えられ、
男とはこうあるべき、という教育を施されてきた。
それでも、僕も含めて一部のゲイは
女のコが好きなようなモノに惹かれたり、
女のコと一緒にいるほうが楽だったりしたものだ。

昔よりも、「男らしく」とか「女らしく」と
いう観念が薄れている今、結果的にそういう教育が
ゲイやビアンを生む、という結論には
至らないのだろう、改めてそう思った。

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2022年07月30日

友だちのパートナーの死から

昨夜、来てくれたケンタ 48歳は
昨日の夕方、兄弟みたいにしている友人と
食事をしてきたのだそうだ。

食事をしに行く途中に、二人で歩いていたら
バッタリ、その友人の知り合いに会ったらしく、
ちょっと立ち話を始めたので
ケンタは距離を置いて見ていた。

数分後、その友人はごめん、ごめんと
ケンタのほうに戻って来たけれど、
その顔にはじんわりと涙が浮かんでいた。。。

その理由は、友人がケンタを食事に
誘ったことにも繋がっていたようだった。


その友人は長年付き合っていた彼氏を
5年ほど前に亡くしてしまっていた。

その亡くなったパートナーは、
本人の母親にカミングアウトをし、
ケンタの友人はその母親ともよく会っていたようだ。

彼が亡くなってしまってから、友人と
パートナーの母親は毎月、その命日には
会って食事をし、亡くなった当日は、
位牌を蒔いた海へ、その母親の運転する車で
毎年行っていたのだと言う。

この7月がその彼の命日で、その日も
二人で車で色々なことを話したばかりだった。
が、なんと、その10日後、その元彼の母親が
癌で亡くなったのだそうだ。

体調が悪いと聞いていたけれど、
あまりの出来事にケンタの友人も
どうしようもない状態だったのだそうだ。

そして、食事前に偶然ばったり路上で会ったのが
亡くなったパートナーの親友だったらしい。
その親友に元彼の母親の死を伝えたことが
涙の理由だったらしい。

まるで必然かと思われるような出来事が
偶然、起こってしまう。
昨日のブログのようなことも、
今回耳にした出来事も、
その不思議な繋がりに驚かされ、
かつ色々と考えさせられてしまうのだ。

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2022年06月27日

25年という月日

僕は、人に自分自身のことを何か質問されると、
これだけは言えない、ということはあまりなく、
ほとんどのことはちゃんと応えられる。

ただ、このブログでは、
自分と自分のパートナーのことは
あまり書いていない。
少し気恥ずかしいのと、あまりにもプライベート過ぎる、
ということで、お客さんを引かせてしまうのでは、ということ。
あと、ほぼ書くような出来事も
さほどなかったりするからだ。

彼はうちの店から歩いて5分少しのところで、
鍼灸マッサージをやっているのだが、
(これはオープン時、このブログでも
紹介させてもらった)
一緒に住んでいても、昼夜逆転の生活。
僕がうちに帰る頃、彼は寝ているし、
僕が起きる頃、彼は出かけてしまっていたりする。


ただ、今年の昨日、つまり2022年の6月26日は
二人が出会ってちょうど25年経った、
という記念日だった。

そして、丁度この日、彼のお父さんが
亡くなられてほぼ1年。
同日に、静岡の彼の実家で一周忌が行われ、
それにお参りをさせていただくことになった。


僕と彼は今はない2丁目の「ゲンパパ」という店で
25年前に知り合った。
それぞれの住まいが歩いて20分くらいの
ところにあったことから、ほぼ毎日行き来が始まり、
2ヶ月後には一緒に引っ越しをし、同棲し出した。
あれから25年。
僕が店を始めたこの15年は、特に書くような出来事は
なかったけれど、その前は色々な出来事もあった。

付き合って4年目に僕がガンになったことから、
うちの両親と彼が初めて顔を合わせることになり、
そこから僕の家族と彼の距離がグ〜ンと縮まった。

その後、我が家の名古屋に住む長男、
スウェーデンに住む次男、
神戸に住む妹夫婦、甥っ子たちにも
僕たちの関係は広まり、
父や母の葬儀には、彼は常に僕の横にいてくれた。
そういう意味では、僕は幸せなほうだと思う。

片や、彼は自分の家族にカミングアウト
したことは一度もない。
しかし、不思議なことに、彼の家族は
共にマンションを購買したことも知っているし、
亡くなったお父さんはよく遊びにいらっしゃったし、
僕の入院先にはお姉さん夫婦にも来てもらった。

加えて、去年のお父さんの葬儀、
そして今年の一周忌。
ご親族以外から尋ねられると
ご家族(お兄さん二人と、お姉さん)は
「25年一緒に住んでいる人」と
答えてくれて、何故かそれで収まっている。


一度だけ、まだ健在だったうちの両親と
彼のお父さんが、引っ越したばかりの
我が家で共に食事をしたことがあった。

その際、うちの両院にはカミングアウト
していたが、彼の父親は何も知らないはず。
特にゲイであることについては、
会話上で触れないでほしい、
そう僕の両親には釘を刺していた。

しかし、うちの両親と別れ間際、
彼のお父さんは「これからも末長く
息子をよろしくお願いします」と言われたらしい。
うちの父は「あれは、きちんとわかってらっしゃるよ。
大丈夫だ。」そう言っていた。

昨日の一周忌では、彼の長男の運転する車で
迎えてもらい、体調が悪い次男のお兄さんとその息子
(彼の甥)、そして僕らと同い年の従兄弟と
多岐にわたる会話を楽しんだ。
特にこの人たちに、わざわざ丁寧に
説明やカミングアウトせずとも、
大丈夫なのだろう、そう思った。

それが、僕たちの25周年という日になった。
ゲイで25年、ということが長くて凄いね、
なんて言われることもないような、
そんな時代になることを願いながらの
1日となった。

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