2024年12月07日

虫の研究

初めて来てくれたサダオカ君40歳は
地方にある小さな町で育ったようだ。

そこは野山に囲まれていて
とにかく子供の頃から、
走り回ったいたのだそうだ。

サダオカ君は小さな頃にお母さんが
亡くなり、父子家庭で育った。

お父さんは土木作業員で、
幼少期は毎日仕事場に連れて行って
もらっていたのだそうだ。
そういうことが出来る社会
というのは、地方独特かも知れない。

お父さんの周りの人たちにも
可愛がられ、そういう人たちに
惹かれながらも、
もっと惹かれていたのが
昆虫だったのだと言う。

あらゆる虫を持ち帰っては
自分で色々な食材を与え
育てることに、父親は
微笑んで見ていてくれたのだそうだ。

そんな頃、サダオカ君はテレビで
「さかな君」を知り、僕は
「むし君」になるのだ、
小学校でそう断言していたらしい。

それから、彼のニックネームは
「むし君」となった。

その後、彼は理学研究の理学部まで入り、
虫の世界に没頭する。

何人かの男性と出会ったりもするけれど、
多くの人たちは、そんなサダオカ君に
愛想を尽かして去っていったらしい。

しかし、2年前に同世代のある人と出会い、
彼はそんなサダオカ君をリスペクトしてくれ、
非常に良い関係になっているのだと言う。

虫の話はわからないけれど、
こうしてとことん自分の世界に
邁進している「むし君」こと、
サダオカ君は魅力的だなあ、
そう思った。

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posted by みつあき at 19:26| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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