有難いことに、うちの店にはあらゆる国から
週、5組から10組近くの外国人の
お客さんが来てくれる。
そして驚いたことに、おそらく
その半数か、それ以上がカップルだったりする。
そしてその中でも同性婚している人も
多かったりする。
先日、来てくれたサンフランシスコからの
カップル、そして同日、ルクセンブルクと
エストニアのカップルは、時間帯は違いながら、
それぞれに"This is my husband"と
紹介してくれた。
日本では、仮にストレートが
奥さんと飲みに行ったりしても、
見知らぬ人や、その店の人に
「これ、うちの奥さんです」なんて
なかなか紹介しないものだ。
いつの日か、日本でも同性婚が
通ったとしても、日本人気質として
「あ、彼、僕の旦那です」とは
やっぱり言わないような気がする。
それは、海外の風習からなのか、
それとも、色々な苦難を乗り越えて
結婚に漕ぎつけた、
というプライドなのか。
エストニアは今年の1月に制度が
エストニアは今年の1月に制度が
決まったばかりなのだと言う。
5日前には、タイがアジアで台湾、
ネパールに次ぐ3番目の同性婚が
ネパールに次ぐ3番目の同性婚が
通った国として発表された。
日本で、いつか「これ、僕の旦那です」
と言う人たちが出てくるのだろうか。
夫婦別姓でさえ、決意できない国だし、
そもそも、ゲイ当事者が世界の中でも
同意していない人が多いとされる日本。
世界基準である必要もなく、
日本は日本でのやり方がある、
そんな声も大きい。
僕個人としては、少なくとも
(選択的夫婦別姓同様)したい人が
自由に出来る流れになれば良い、
そう思っている。
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