2024年09月09日

肌の色への偏見

アミール君27歳は、お父さんが日本人、
お母さんがインド系というハーフだ。

彼は日本生まれ日本育ちなので
子供の頃から基本的には日本語しか
話せない。

いきなり英語で話しかけられたり、
食事に行くと英語のメニューが
出てきたりするのは
もう慣れたものだと言う。

子供の頃のように、外見で差別されたり、
いじめられたりすることはもうない。

ただ、外国人が多い観光地などに行った時に、
慣習が違う彼らの行動があるせいなのか
周りにいる日本人の言葉が胸に応える。

日本語がわからないだろうと思いながら
アミール君を見て、半笑いしながら
「外国人って、いやあねえ」
という声が聞こえてくることがあるそうだ。


もちろん、長く日本で普通に暮らしているので
自分自身が違う外見だ、ということを
忘れてしまったりすることもあるとも言う。

最も強く感じたのは、彼が通っていた中学に
ヨーロッパからの女子が入学してきた時に
すごい違和感を感じた。
それは自分自身に人が感じていることだ
ということが、あとになって
やっと理解出来たりしたと言う。

それはゲイシーン(たとえば、ハッテン場、
たとえばゲイバー)でも顕著だと言う。

彼はそれほど多くゲイバーには
行かないらしいけれど、
外国人お断りのお店は、
日本語大丈夫です、と言っても
入れてくれないこともある、
これは他の外国人からも聞いたことがある。

インバウンドが増えたせいで
そういう店も少なくはなっているだろうけれど、
ただでさえ区差別されていた
僕らだからこそ、広い気持ちで
受け入れたいものだ、僕はそう思う。

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posted by みつあき at 17:52| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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