昨日初めて来てくれたセイタロウ君、36歳。
彼は音楽や、テレビドラマ鑑賞など
色々細かくも深い趣味を持っているけれど、
そんな中で一番好きなこと、というのが
手芸らしい。
10年ほど前に、友人に勧められて
やってみたら、これは面白い!と
やり始めたのがきっかけらしい。
セイタロウ君いわく、手袋などは
比較的簡単に出来るので、
1日2時間くらいでも、ひと月は
かかるセーターを一生懸命編むのが
とても楽しいらしい。
シンプルなモノは手先を見ずに
ドラマなど見ながら、どんどん編める。
縞模様のモノなどは、途中で
違う色の毛糸を結べば良いから
まだ、そこまで集中力はいらない。
しかし、細かい色が入り乱れたり、絵が
書かれたりしているモノは
非常に複雑で面倒も多い。
ただ、やり甲斐もあると言う。
手先がそんなに器用ではない僕は
そういう手作業に優れた人は
本当に尊敬してしまう。
そんなセイタロウ君、アプリで
初対面の人と会った際に、
初対面の人と会った際に、
趣味の手芸の話をすると
「オカマだね」とひと言、
言われたらしい。
セイタロウ君自身、やはり
男が編み物をするというのは
女性っぽいことだとわかっているけれど、
面と向かって言われるのは、
やはり気になるのは否めない。
それにしても「オカマだな」というような
言葉で、僕たちはすごく傷ついてきた。
それは会社の中でまるで人ごとのように
誰かが話している時も、20年も前に
テレビの中で言い放たれる言葉にも。
それが、同じゲイの人間が初対面の人に
言うのは、ゲイ同士だから良いと思うのだろうか。
深い意味がなく、言い放ってしまう言葉。
こういう時に、いつも思うのは
僕自身、知らず知らずのうちに
相手が傷つける言葉を言ったりしていないか
ということだ。
過去、何度か、そういうことを指摘された
ことだってあるから、棚上げして
人をどうこう言えない。
しかし、自戒を込めながら、そういう言葉に
本当に気をつけなければ、
セイタロウ君の話からそんなふうに思った。
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