2024年07月14日

都会と地方、個人と集団

昨夜、地方都市からGoogleを見て
初めて来てくれたカズト君 35歳だが、
うちの店のドアをあける時には
ものすごく緊張したのだそうだ。

それはとてもよくわかる。
僕でさえ、いまだに地方都市などで
他店に初めて行く際、
いささか緊張するし、
若い頃など、もっとドキドキしたものだ。

カズト君の悩みは、インスタグラムや
XなどSNSはしていて、都会の人々が
大勢でワイワイと集っているのが
とても羨ましいと思うらしい。

確かに地方に住んでいると、
バーに集う人たちも一緒に何かをする、
ということも少ないだろうし、
実家が多いせいか、ホムパも出来ない。

実家を継いでいることもあって、
なかなか大都市に出てくることもままならず、
増して移住することなんて不可能だ。
それで、たまに落ち込んだりすると言う。


逆に2年ほど前に東京に来て、
最近よく店に来てくれるユウスケ 40歳は、
日頃、SNSによく自分の意見を発信したり、
鍛えた身体をアップしたり
するようになったこともあり、
新しい人からどんどんダイレクトメッセージが
来るようになったのだそうだ。
それで、新しい友人もすぐに出来る。

もちろん、都会と地方の差はあるとは思う。
ただ、あとはキャラクターの問題もあるだろう。
社交的か、そうじゃないか。
多勢でいることに安心を感じるか、
そうでもないか。

僕など若い頃は時代もあっただろうけれど、
ネットもない時代に、多くの人と
動くということはまずなかった。

と同時に、集団行動が苦手だということもあった。
そもそもネクラだったからだ(笑)

人が多くなればなるほど、個がわからなくなる。
なんとなく大勢の意見に飲み込まれそうになる。
一緒にいても、4人が限度だった。

そんな話をカズト君にすると、
「なるほど。僕もひょっとするとそうかも知れない。
ただの憧れかも知れませんね。
自分は高校時代サッカー部だったけど、
みんなで部活後、ワイワイと集まるのが
とっても嫌だったから」だそうだ。

ただ、それはゲイだからなのかも知れない。
いずれにしても、人間の動向やその好みは
本当にさまざまだ。

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posted by みつあき at 18:40| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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