数日前、作家の高橋源一郎氏が
ラジオで「頂き女子りりちゃん」の
ネットnoteを、ものすごく面白い!と
絶賛していた。
「頂き女子りりちゃん」?
この事件は数年前、中年男性を
次々に騙して大金を手にして
捕まった若い女性なんだ、
というくらいしか、僕は知らなかった。
昨日、お客さんと話しても
ほぼゲイからは無縁のこの事件のことなど
ほとんどの人は関心を持っていなかった。
何だかとても頭が良いとは思えない
金髪に真っ赤な口紅、まるでAIのような
ルックスの女子のニュースなんて、と
思う人も多かっただろう。
ただ、高橋氏は、彼女が起こしてしまったことは
問題だけれど、彼女が麺密に練り上げた
その手口と、それを書き記したノートは
素晴らしい、そう絶賛していた。
いや、頭が悪いどころか、そのまとめかた、
文才は、天才的だというほどの褒め方だった。
これが今、全文見ることが出来るそのノートのコピーだ。
もともとの家庭環境の悪さや、
ホスト狂いからのリベンジからなのか、
金に対するあまりの執着、
そのモンスターぶりには気持ち悪くなった。
そのモンスターぶりには気持ち悪くなった。
ただ、なるほど、こうやって中年男性を
転がしていったのか、このような人たち
(彼女のノートに細かく書いてあるタイプ)は、
(彼女のノートに細かく書いてあるタイプ)は、
いかに堕とされていくのか、という
彼女の緻密なロジックは、確かに興味深かった。
そこに見え隠れする、自分自身の劣等感や
そこからの離脱に対する感情も
決して理解できなくもなかった。
その文章力は、頭が悪いなんて
とても思えない才筆だとも思った。
そして、彼女が書いているように、
そして、彼女が書いているように、
「もっと稼ぎたいと思っている女のコ」
ならずとも、「稼ぎたいゲイの男のコ」も
こちらの世界でも十分にいるのだろう。
僕は出会ったことはないけれど。
僕は出会ったことはないけれど。
何だかここ2日間、少しへんてこな
りりちゃんワールドに触れ、
一冊の本を読み切ったような気になってしまった。
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