2024年06月17日

2024年 旅行日記 その3

このブログは、フィレンツェからミラノの列車の中から。

ローマ3日間は、ほぼおのぼりさん的に
観光地を中心に動いた。

何度も言っていたNYや
ロンドンなどは観劇という目的があったので
それ以外、それほど観光はしなかった。
しかし、さすがに今後行ける場所は
後悔することなく、観られるところは
どんどん観たいものだ。

昔行ったバチカンや、コロッセオも
前回書いたようにもう半世紀近く前だから
もう一度しっかりと見たかった。

毎週、水曜日にローマ教皇が市民の前に
現れる、というチケットは前日に
長く並ぶらしく、これは断念した。

それを目にしたお客さんに寄れば、
何とも言えないオーラに包まれ、
心から興奮させられたと言っていた。


ローマ、フィレンツェといくつもの
美術館を回ったけれど、
(バチカン、ボルゲーゼ、
ウィフィツェ、アカデミアなど)
入館してしまうと、やはりじっくりと
見たくなり、それぞれが3時間近く、
あっという間に時間が過ぎていく。

長蛇の列をスキップするチケットを
事前に買ったのは正解だった。
少し高くて、時間を無駄には出来ない。


バチカン、システィーナ礼拝堂の
ミケランジェロが描いた天井画の壮大さには
凍りつき、時間を忘れて、見入ってしまった。
これが、33歳の時の仕事とは本当に驚愕する。

また、カラヴァッジオ観たさに行った
ボルゲーゼではずっと観たかったベルニーニの彫刻の
あまりの細かい表現力にも鳥肌がたった。
もちろん、カラヴァッジオの数々の作品も
素晴らしかったのだけれど。

IMG_7233.jpg

それにしても、こういった名匠の残した形跡を
目にして、比べるのもなんだけれど、
自分の人生はなんだったんだろう、
つくづくそう思わされてしまう。

悠久とも思える時間の中で、
自分が生まれてきた意味は何なのか、
何を学び、どれほど自らに問いかけ、
どれほど達成感を持つことが出来たか。

人生の答えを見つけることなど
おそらく誰もが出来ないかも知れないけれど、
模索さえしていないのではないか。
旅先で、珍しく重苦しい気持ちになった。


まあ、それでもこうして長旅をさせてもらえていることに
多幸感を感じ、感謝することしか出来ないのだと。

ほぼ旅行記と言うよりも、
自分の感情記録になってしまっていて
申し訳ない。

また次は楽しい旅日記を書きます。

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posted by みつあき at 16:42| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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