一昨日、同性婚についての控訴審で、
札幌高裁、東京地裁は「違憲」という
判断がくだされた。
僕の20代の頃には、同性婚どころか、
「LGBT」という言葉のみならず、
「ゲイ」というのは、どちらかと言うと
「ゲイボーイ」というフェミニンな
イメージだった。
加えて、「同性愛者」=「異常性愛者」と
思っていた人たちはまだまだ多かった。
それから思うと、それから40年を超え、
僕が店を始めた17年前あたりから
少しずつ変化が見え始めた。
ただ、他国に比べると、当事者(特にゲイ)で
同性婚があるべきだ、そう思っている人たちは
それほど多くない。
それは店をやっていてもよくわかる。
理由はさまざまだ。
まず、男女よりも、男同士のほうが
不特定な人との性的交渉が多くなりがちな
ゲイは、離婚訴訟などに面倒だという意見。
加えて、カミングアウトしている人が
少ないこともあり、自分がした場合、
親族や会社にバレてしまったら困る
という意見。
同性愛者は、自由恋愛だから良い、
何も異性間と同じにする必要もないという意見。
そして、LGBT法案と共に、同性婚が
同性愛者は、自由恋愛だから良い、
何も異性間と同じにする必要もないという意見。
そして、LGBT法案と共に、同性婚が
決まったりすると、それでなくとも
自分がゲイである、ということが
自分がゲイである、ということが
公になりそうで嫌だ、という声もある。
いずれにしても、クローゼットで十分
いずれにしても、クローゼットで十分
幸せ、という、いかにも日本的な発想だと思う。
わざわざ西洋文化に
わざわざ西洋文化に
日本が合わせる理由はない、という人もいる。
色々な意見を聞きながらも、
それでも僕は「選択的夫婦別姓」も同じように、
色々な意見を聞きながらも、
それでも僕は「選択的夫婦別姓」も同じように、
やりたい、と思う人だけがチョイス出来る、
ということ。
それが最も大切な気がしてしまうのだ。
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