2024年01月06日

当時の恩師が

新年早々、37歳のアキオ君が東北地方の
高校の恩師を連れて来てくれた。

彼らは、まったくそういう関係ではなく、
アキオ君が高校を卒業して、
10年ほど経った時に、ゲイの友人から
先生の存在を聞いて、何人かと一緒に
会ったのだそうだ。

先生は、ある科目と、
部活のコーチだったらしく、
当然、その時はまさかゲイだとは思いも
しなかった。

地方都市だし、多くの同年や同僚は
どんどん結婚していく中で、
先生(僕とほぼ同世代)は結婚しなかった。

彼の30歳前後の頃は「なぜ、結婚しない?
しないのはよほどモテないか、
ホモだって思われるぞ」なんて
よく言われたものだそうだ。
確かに。そう言う時代だった。

彼は幼少の頃から、自分が同性に興味がある、
それはわかっていた。

中学になった時に、どこかの地域で
男性同士の殺人事件が起こった。
その際、大手の新聞には
「異常性愛車の殺傷事件」という
見出しが載ったことは、
今でも忘れられない、と言う。

その時の傷を受けながら、
彼は自分らしく生きていくことを決め、
今では(おそらく誰も気がついては
いないだろうけれど)もし
今、ゲイですか?と聞かれると
いつでもそうだよ。何が悪い?と
答える準備はあるのだそうだ。

地方都市にいながら、色々な経験で
成長できたことは、現在のネット、
SNS社会にも疑問符を持ちつつも、
感謝している、そう話していた。

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posted by みつあき at 16:05| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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