昨夜は海外出張帰りのヒロキが
帰国早々、飲みに来てくれた。
以前、ヒロキはそこそこ有名な高校に
通っていたことを耳にしていた。
そう言えば、ヒロキが行っていただろう
同じ高校の先輩が最近、店に
来てくれるようになったんだよ、
という話をしていた。
そんな話をしていた瞬間に、
その当人、アツオ君が
店にやってきてくれた。
おおお!このタイミング、と
3歳違う二人は、先輩や後輩の話、
校内の話、という話題で盛り上がる。
アツオ君よりも3歳年下だけれど、
高校時代はストレートだったヒロキ。
本人いわく、当時、
ゲイ的な嗅覚がないようだったが、
アツオ君はおそらく、あの先生はゲイだと思う、
アツオ君はおそらく、あの先生はゲイだと思う、
などというような話題にはびっくりしていた。
こういうことは、店では
たまに見かける。
思えば、僕はこの仕事をして、ほぼ
世の中にはカミングアウトしているようなモノだけど、
小学校から大学、専門学校にかけても
一人も同級生や同じ学校で
ゲイ、ということを耳にしたことはない。
だから、ある意味、ゲイ同士で
そんな話で盛り上がれるのは良いなあ、
そう思った。
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