2023年11月20日

お勧め映画「エルドラド ナチスが憎んだ自由」

この夏、封切られたドイツでの
戦時中から戦後にかけて、
刑務所を出たり、入ったりした男を描いた
ゲイの名作「大いなる自由」。
http://bar-bridge.seesaa.net/article/489952234.html?1700462374

この背景で、いかにナチ、そしてその後の
ドイツが、ゲイを差別することだけでなく、
迫害していたか、というドキュメンタリーが
Netflixで観ることができる
「「エルドラド ナチスが憎んだ自由」。

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1920年代のドイツでは、
同性愛のコミュニティがあり、
性科学研究所の医師がおり、
異性の服装を着ていても、
許可書さえあれば、
街で堂々と歩いていたらしい。

そんな中、ゲイ、レズビアン、
トランスジェンダーが歌い踊り、
自由な雰囲気を謳歌していたようだ。

そこで有名なクラブ名が
「エルドラド」だったそうだ。

そこには、軍人やアスリートも含め、
性別適合者を受けた人などが
多く出入りしていたようだ。

そう、あの舞台や映画で有名な
「キャバレー」のキットカットクラブの
モデルになったのだとか。

しかし、ナチの台頭後、激しく
弾圧を受け始め、
ホロコーストで、同性愛者は
ピンクトライアングルという
マークを付けられ、
迫害されていたのは有名。

その際のナチスの目的は
映画中で「同性愛者の虐殺ではなく、
同性愛者自体の消滅だ」と
言われていたと言うから。
本当に恐ろしい。

映画は、ヒトラーの盟友、エルンスト・レームが
ゲイでありながら、ナチスで強い権力を持つけれど、
彼のその後の状況は、ある意味
ショッキングな内容だった。

今、日本でも政治的にも、
LGBTQの問題は多く語られている。

そんな中で、改めて冷静に客観的にも、
観ることをお勧めする1本。

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posted by みつあき at 16:56| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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