オーストラリアから、Googleで知って
先週の僕の休みの日から、
続けて来てくれたマイケル君、29歳。
日本には3週間ほどいて、色々なことを
日本には3週間ほどいて、色々なことを
学びながら、休暇を楽しんでいるようだ。
彼は18歳から、つい最近まで
付き合っていたボーイフレンド、と言うか
同い年のパートナーがいた。
大学で知り合って、たぶんこのまま
大学で知り合って、たぶんこのまま
ずっと付き合っていくのだろう、
そう思っていた。
数年前に、その彼は両親にカミングアウト、
マイケル君も紹介されて、
彼の家でも歓迎された。
片やマイケル君の家はイスラム教。
LGBTQに対しては、非常にネガティブで
LGBTQに対しては、非常にネガティブで
ヘイトであることはよくわかっている。
マイケル君がゲイであることは、なんとなく
マイケル君がゲイであることは、なんとなく
気がついているのかも知れない、
そう思うことがある。
そう思うことがある。
しかし、とてもカミングアウトなど出来ない。
もし、したら勘当されるだけではなく、
もう二度と家族に会うことさえ許されないだろう。
それをパートナーに伝えると、別れを切り出され、
長い恋愛にピリオドを打たざるを得なかったのだと言う。
一生付き合える、そう思っていた相手との別れは
本当に悲しく、辛かった、そう話してくれた。
いつだったか、インドネシアから来てくれた
イスラム教の家庭で育ったお客さんも、
近年、ゲイに対しての攻撃が激しく、
公開鞭打ちなどが連日報道されたこともあったと言う。
多くのゲイは自分の意思で選んだワケではなく、
自然にそう生まれてきたのだ、そう思う。
昨今の戦争もそうだけれど、
宗教によって、その自然な形が
宗教によって、その自然な形が
壊されてしまう、という恐ろしさは
僕なんかの日常では、なかなか
想像できない。
「でも、大丈夫。またこういう僕を
受け入れてくれる彼氏を探します」
涙を溜めながら、そう笑顔になった
マイケル君に、深く同情しながらも
少しホッとした。
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