僕の若い頃の時代は、「ゲイ」という
アイデンティティを教えてくれたり、
そういう事実を識る、ということが
出来るツールなど何ひとつ、なかった。
ここ、20年ほどで、時代は変わり、
そのような自分と同様な人々が
存在する、ということを
何となく理解した人は今は多いだろう。
そんな世の中になっても受け入れたり、
絶対に赦すことが出来ない、という人も
どこにでも必ず存在する。
どこかの首相秘書官だった人のように。
日本ではそういう流れになっているが、
もう少し進んでいる、そう思えた
アメリカの20年前、アフガン戦争に
突入した頃。
そんな時代を舞台にし、軍に入った
一人のゲイの青年を描いた映画が
「インスペクション ここで生きる」だ。
自分の愛する母親に受け入れられることが出来ず、
ゲイや薬物中毒の人間が集う
ドミトリーで半ばホームレス生活を
していたアフリカ系青年フレンチ。
彼は、それなりのお金が受け取ることが
出来る、と海軍の志願兵として入隊。
地獄の訓練生活に入る。
僕たちは、過去キューブリック監督の「突撃」
「7月4日に生まれて」「フルメタル・ジャケット」
のような過酷な軍隊でのしごきを
目にしてきたが、そこでのゲイ差別を
描いているのは珍しい。
やはり昔「ソルジャー・ストーリー」という
舞台劇の映画化にも、そういうシーンは
舞台劇の映画化にも、そういうシーンは
出てきたが、今回ほど
はっきりとは描かれていなかった。
これは、監督の自伝的映画だと言うから
これほどの事実があったのだということだ。
そしてリアルな辛いシーンをところどころに
観せながら、救いも感じさせるのは、
この監督がこの映画を作っている
事実なのだと思う。
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