2023年07月06日

旅日記 ベルリン編 その1

昨日、無事に長旅から帰国しました。
長い間、留守で、お客さん、スタッフには
すっかり迷惑をかけました。
また金週末から、頑張りますが、
ブログは当面、旅行のブログとなります。


さて、デュッセルドルフに行くのなら、
もう一度ベルリンに行きたい、そう思った。

8年ほど前には、それこそスプリングスティーンを
聴くために行ったのだったが、
今回はのんびりと観光でも、と思っていた。

しかし、それこそ、そんな話をしたら、
以前ベルリンに行ったお客さんのタカシ君が
「『ヴァルトビューレ』知ってます?」と言われた。

以前、NHKのBSだったか、YouTubeだったかで
観たことがあるベルリン・フィルの
年に一度だけ行われると言う野外コンサートだ。

「もし、行かれる時にそれがあるのなら、
是非行くべきですよ」と。

調べてみたら、ベルリンに4日間いる
3泊目の土曜日の日の夜がその日だった。
日本で、聞いたその日にすぐに
うまい具合にチケットを取れた。


さて、デュッセルドルフまではホテルだったが、
ベルリン、ロンドンはいわゆるB&B(日本で言う民泊)だった。

ベルリンでは、家主は別のところにいて、
アパートは僕一人で、キッチンもバスルームも
もちろんベッドルームも人に遠慮することなく、
快適に使うことが出来た。

場所もトラムや中心地まで15分くらいで行ける。

初日は泊まるだけだったが
2日目の昼間は雨が降り、屋外を
ぶら付くのも、前から行きたかったユダヤ博物館に
行き、これは実に観甲斐があった。

ユダヤ人の歴史、生活、文化と共に、
ナチの元で迫害されえた彼らのが
閉じ込められただろう早のイメージする部屋や、
そんな悲しみを持つ金属で出来た顔を
踏んでいくと、泣き声、呻き声のような
音が響き渡る部屋で、切なくなった。

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そしてこれもロンドン行きを決めることになった
タロウちゃんとのLINEのやり取りで
オペラ「トゥーランドット」をやっていることを知り、
この夜は、初のベルリン・ドイツ・オペラ体験となった。

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この演目は過去、何度か観ていて、その中でも
ゼフィレッリが演出したメトロポリタン・オペラの
壮大な装置(これは日本にもそのまま来た)を
目にしているせいなのか、あまりにシンプル、
かつ、設定が現代ということで
出演者がすべて平服、という
陳腐とまでは言わないけれど、その地味な演出に
少しだけ落胆させられた。

歌手は知らなかったけれど、
さすがにオケと歌は堪能出来たから
もちろん、行って良かったけれど、
思えば、スプリングスティーンのロックを
聴いたあと、オペラやベルリン・フィルに
行く人っているのだろうか(笑)
posted by みつあき at 12:04| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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