今回の旅は、そもそもイスタンブールと
リスボンにゆっくり、と考えていた。
リズボンに行くのなら、今、ヨーロッパを
ツアー中のスプリングスティーンの
ライブがないかと調べた。
そうすると、なんとドイツのデュッセルドルフで
彼がライブをすることがわかった。
そこで僕の旅の予定は急遽、ドイツを
入れることに変更。
また、このあとのブログで書くけれど、
友人でもあり、お客さんでもあるタロウちゃんが
ドイツ行くのなら、ロンドンで
ドイツ行くのなら、ロンドンで
素晴らしい舞台があるよ、と言われ、
結局、リスボンはお預けになってしまう。
さてさて、ブルースについては、
僕が彼のライブに行くたびにこのブログにも
今まで何度か書いてきた。
僕が19歳の時に東京に出て、初めて
高円寺のロック喫茶(今や死語)で
彼の"Born to Run"を聴き
雷に打たれたような衝撃を受けた。
そのあと、彼のまだ3枚しか出ていなかった
レコードを買い、擦り切れるほど聴き、
すっかり虜となってしまった。
それが、何十年も経ち、まさか彼がオバマや
バイデン大統領の就任式のトップで
バイデン大統領の就任式のトップで
歌いあげたり、多くのアーティストから
これほどまでにリスペクトされる
存在になるとは想像もしなかった。
そう、彼は歌詞の中で、家族や兄弟、友人、
そしてパートナーへの愛情や、
貧困の問題、あらゆるマイノリティへの差別、
戦争の脅威、平和への願いなどを
力強く歌い上げてきたのだ。
僕自身、彼のライブを日本の3度の来日で6回、
その後、NY、ニュージャージー、シドニー、
ブリスベン、ロンドン、サンセバスチャン、
ベルリンなどで通算、
20回以上観ていることになる。
(これは僕が撮影した今回のライブの写真!
我ながら素敵に撮れた!)
彼のライブに行くたびに、各国から
来た人々と話をすると、多くのファンが
どのくらい観ているかと尋ねると
僕も含めて、どれほどオタクなんだと思う。
facebookの日本のファンのページを見ると、
ここでも、ありとあらゆる場所で
観ている人たちがいて
僕なんかまったくチョロいものだとわかる。
いずれにしても、最初に聴いてから、
40年以上。
僕も歳をとり、彼も歳をとった。
今年74歳の彼だから
昔ほどシャウトも出来ないだろうし、
駆け回ることもないだろう。
これが最後かも知れない。そう思ったのだ。
その2に続く(まだ続くのかよ 笑)
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