2023年06月17日

同性婚について

昨日、国会では「LGBT理解増進法案」という
こんな法案ならなくても良い、と
思える法案が、与党多数の賛成で
通ってしまった。


そんな昨日、深夜、店にいたお客さんたちに
スタッフのトシが「もし、同性婚が
できるようになったら、したいですか?」
とそれぞれに聞いた。

基本的には、法律で同性婚が決まるかどうかは、
やりたい人がやれば良い、
逆に何故、当事者で反対する人がいるのか
わからない、というみんなは同じ意見だった。

ただ、自身はどうかと聞かれると
今はシングルの44歳のリョウタは
「自分は親が生きている限り、
それはやりたくないと思う。
年老いた彼らを巻き込みたくはない」
そう言っていた。

最近、付き合いだしたソウスケ40歳は
「う〜ん、まだ考えられない。
彼と長くうまく行ったら、
そう思うこともあるかも知れない」と
これもリアルな意見だ。

25年ほど付き合っているヨウスケ、50歳は
「自分はすぐにでもしたい。
でもパートナーと、そういう話を
したことがないのでわからない。」
そう言った。

15年ほど付き合っているトキオ 41歳は、
「自分は経済的にも別に充実しているし、
お互いの家族の問題もあるし、
同性婚を真剣に考えたことはない」のだそうだ。

昨日、この時間にはいなかった
若い20代の意見はどうだろうか。

そういう若い人の中では
ロマンチックな気持ちで一緒になりたい、
もしくは、海外と同じように
それは当然の権利、絶対したい、
という人も少なからず、
多く出てきているのかも知れない。

ただ、この何人かの話を聞いても、
この2023年現在、日本人ゲイの中で
同性婚すぐにでもしたい、と思っている人は
意外に少ないのだろう。

ただ、今さらながらだけれど、
個人的には望む数の問題ではなく、
性別に関係なく、共に歩んでいる者同士が、
異性愛者と同等の権利を主張するのは、
すこぶる当然の事だと思うのだけれど。

posted by みつあき at 19:07| Comment(0) | LGBT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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