2023年06月12日

人を赦す、ということ

昨夜は、古くからの友人ゴウカップルが、
ゴウのお姉さんを伴って来てくれた。

ゴウはパートナーとこの15年、海外に
住んでいるのだが、ホームに入っている
80を越したお母さんに会いに年に数度、
日本に帰国している。

お母さんも10年ほど前に
連れて来てくれたことがあったし、
お姉さんも6、7年前に
一緒に来てくれたことがあった。

その際は聞いていなかったけれど、
実は、ゴウのお姉さんとお母さんは
昔からどうしても反りが合わず、
とあることがきっかけで
もう25年も会っていないと言う。

ゴウのお姉さんの子供が生まれ、
3歳になった際に、ゴウのお母さんは
その孫を抱きながら「あなたのお母さんは
私に意地悪をするのよ」と言ったひと言が
どうしても忘れられなかったのだそうだ。

もちろん、それよりも以前からお母さんへの
気になる部分や、彼女へのトラウマも
あったのだろう。

「ごめんなさい。だから、会わない部分で
自分が出来ることはするけれど、
万が一のことがあっても、葬儀も出ずに、
その痛みや辛さを自分は
背負っていくつもり」
彼女はゴウにそう言った。

ゴウはうん、うん、と頷きながら
「まあ、お母さんはもう半分ぼけていて
当時のことなんてまったく覚えていないけれど、
お姉ちゃんがそれでも
許せないと言うのは仕方がないよ」
そう言っていた。

家族には色々なことがある。

家族でなくとも、恋人、友人の間でも
「あのひと言が、あの行為が、
どうしても許せない」そういうことは
たくさんある、そう思う。

許すことが出来ない、という感情を
僕はかつて持ったことがあるだろうか。
一瞬でも、苛立ったり、
落ち込んだりはするものの、
長い人生で、あまりなかったような気がする。

それは両親から「罪を憎んで、人を憎まず」
と教えれれたからなのか、
それともそもそも気が弱いからなのか。
(それはないでしょ、と言う声も聞こえる)

誰かをどうしても赦せない、という人に
他人がどうこう言うことは出来ない。

それでも、それぞれが
赦し合う気持ちになれれば、
諍いも少しはなくなるだろう。

いつもそう思わずにはいられないのは
僕が甘いからなのだろうか。

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posted by みつあき at 16:39| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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