今日は、ストレートで元スタッフ
ハルキの結婚式だった。
彼がストレートなのに、
何故うちの店を手伝ってくれたか。
それは過去のブロクを検索してもらえると
わかると思う。
彼の奥さんになったカナミちゃんとも
よく食事をしたりしていたこともあった。
それ故、二人のご両親も、
ハルキがうちの店(つまりゲイバー)で
アルバイトをしていたこともよく
理解していらっしゃった。
そんなこともあり、僕も含め、
うちの店で仲良くなったお客さん、
そして元スタッフが式と披露宴に呼ばれた。
昔は友人や同僚、部下などの挙式に
よく出たものだけれど、まさか
僕がゲイバーをやって、
改めてノンケカップルの式に
出るとは想像もしていなかった。
式は神前結婚で、雨降る中、屋外に
建てられた反野外の御社殿で
厳かに行われた。
20度以上に上がった昨日の気温とは
裏腹に雨がしとしと降り、
それがまた春の趣を感じさせてくれた。
そのあと、洒落たフレンチレストランで
シンプルながらも、素敵な
披露宴が行われた。
進行と締めは、二人が並び、
ハルキ自身が行い、仲人などはいない。
驚いたのは、彼らを中心に
それぞれのテーブルから
二人の会社の仲間や、
クラブ活動の仲間(ハルキは水球部、
彼女は水泳部)、それ以外の友人たちに加えて
僕らなどが、壇上に呼ばれて、彼らと共に
次々と写真を撮っていくという流れだ。
僕が過去、経験した祝辞や挨拶、
そしてご両親への手紙などまったくなく、
ケーキカットなどもなかった。
ただ、彼らが、ひとつひとつのテーブルに座り、
それぞれと歓談する、という形を取っていた。
彼らが選んだ今回の形式は、
実にフレンドリーで暖かい、
まったく新しい形の
現代的なウエディングだなあ、そう思った。
今まで、同性同士の結婚式(形式だけの)は
二度ほど出たことがあった。
そこにはご両親がいらっしゃることもなく、
ストレートの人もいなかったりした。
僕は、それぞれのご家族と、うちのバーを
手伝ってもらい、助かったことなど
話しながら、こんな時代が来たのだなあと
感慨深い気持ちとなった。
ストレートの結婚式に出るのは、
これが最後になるかも知れない。
そして、むしろこれから同性同士の
まったく違う形のウエディングに
どんどん参加出来るようになれば、
そんなふうにも思った。
おめでとう。ハルキ。カナミちゃん。
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