昨夜、かなり久しぶりに来てくれた
ヤスヒサは、ガッチリ骨太で
モテ筋の40代後半。
そして、2週に一度くらい来てくれている
同世代でスジ筋のマサオと隣り合わせになり、
「お!久しぶり」ということになった。
二人は、20代の頃からの知り合いで
こうしてバッタリ会うのも、
15年ぶりだと言う。
数十分は、誰それは誰かと付き合ったとか、
誰それが亡くなったのは知っているかとか、
それぞれ共通の友人の話で盛り上がっていた。
そこにふらりと入ってきたのが、これまた
久しぶりに来てくれた
短髪で童顔の40歳のクワタ君。
クワタ君はマサオの顔と見て、
よく会いますよね、と声をかけると、
ああ、ホントに、とマサオが応える。
二人はお店や、色々な場所で
よく見かけるけれど、会話をしたのは
初めてだったらしい。
その後、会話を続けていたら、クワタ君と
マサオはとあるゲイバーでスタッフと
マサオはとあるゲイバーでスタッフと
入っていた先輩と後輩だったとことがわかる。
マサオが手伝っていた7、8年後に
クワタ君が入っていたようだった。
アルバイトだったけれど、横に座った人と
話すのが苦手というクワタ君。
逆に自分に興味がないとまったく
話さない、と言うマサオ。
逆にヤスヒサは店など手伝ったことはないけれど、
友人もすごく多く、
こういうバーでも人と話すことが
それほど苦じゃないと言う。
そんな3人がそれぞれ共通の話で
どんどん盛り上がる土曜日の深夜。
初めての新しい出会いも良いけれど、
こういう偶然の再会こそ、
ゲイバーの醍醐味でもあるなあ、
そう思った。