2022年12月18日

アプリの出会いを卒業する人たち

ここ数年で、誰かと付き合いだした、
というお客さんたちの出会いの理由を
耳にすると、8割と言っても良いほど、
出会い系アプリで、と答える。

それを聞くと、もうゲイバーなどの
最初からリアルな時代というのは
終わったんだなあと思うことも多い。

なおかつ驚くのは、ストレートの人たちの
出会いも、圧倒的にアプリが多いのだそうだ。


そんな中で、一昨日来てくれた
ユウト 40歳は10年付き合った相手から
新しい恋人ができたとふられ、
この2ヶ月の間、アプリで
30人くらいとデートしたのだと言う。

ただ、ユウトは奥手と言うか、真面目と
言うか、それぞれと連絡をとりあったあと、
必ずしっかり食事をとる。

もちろん会った当日、そういう流れ
(いわゆるエッチ)には持っていかず、
その後のやりとりで、なんとかなれば、
と期待したりしている。
とは言え、なかなかうまく行かない。

彼がノーということもあれば、
相手がノーということもある。
多くの人たちが言うように、
それは、その後のやり取りで
なんとなくわかるのだと話す。


かたや、昨日、初めて来てくれた
29歳のサカモト君は、ひと月ほど前に
4年の海外転勤から帰国。
あちらで3年付き合った外国人とは
離れるという理由で終止符を打った。

帰国してから、やっぱりアプリで
二人の男と会ったけれど、
両者とも、当日エッチをして、
それで終わってしまった。
気持ちの良さと言うよりは
虚しさだけが残った。


ユウトも、サカモト君も、
「やっぱり自分にはアプリは
向いていない。
写真や短文で何かを察知し、
それから短いチャットで
会おうと決めたところで、
何か違う、そう思ってしまうのだそうだ。

そんな二人から「こうして、店の中で
なんとなく話していて、心が動く、
そのほうがたぶん恋愛とすると、自然だと思う」

そんなことを耳にすると、時代は大きく変化しても
まだまだそういう気持ちの人も多いのだ、
ちょっとだけ胸を撫で下ろすことが出来たりする。

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posted by みつあき at 18:35| Comment(0) | 恋愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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