2022年06月19日

長年付き合うそれぞれの問題

昨夜は18年、14年付き合っている
という2組のカップルと
やはり10年以上付き合っている一人が出くわして、
色々な話に花が咲いた。

花が咲く、というよりは、むしろ
今後出てくるだろう問題について
色々話をしていたということだろうか。

それぞれが家族にはまったく
カミングアウトはしていない。

その中で、たぶん両親は、ゲイであることに
気がついているだろう、というアキオは
「結婚出来ないから可哀想。」
というような雰囲気で接してくるのが
ホントに嫌だし、迷惑な話だと言う。

だから、自分はまったく辛くないし
(現にパートナーは居るし、とは言えないけれど)
その分、彼自身、日常にしっかり満足して
幸せであることをアピールし、
父の日には鰻の詰め合わせまで贈ったと言う。

とは言うものの、
その5人に共通して言えるのが
パートナーに何かあった際に、
病院や職場や家族にどう伝えるか。
もしくは伝えずして、どう乗り越えていくか。

いつ、何が起こるかわからないだけに、
既婚のストレートとはまったく違うことに
直面してしまう可能性は大きい。

昨日も書いたように、年老いた両親に
カミングアウトすることは、薦めないけれど、
兄弟などの一人には何とか伝われば、
それだけで違うのかも知れない。

仮にいつか日本の中で同性婚が認められたり、
受け入れられる時代になっても、
それでもクローゼットでひっそりと
生きていく人たちは、諸外国に比べると
まだまだ多いのかも知れない。

どういう生き方が、
自分が楽でいられることなのか。
何が自分にとって本当に幸せなのか。
我々ゲイにとっては、
課せられた問題は多いなあ、
みんなの話を聞きながら、そう思った。

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posted by みつあき at 13:00| Comment(0) | LGBT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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