何度か、ここに書いているけれど、
うちのお客さんも含めて、BLに
夢中になっているゲイの人は多い。
僕はBLなるものをほとんど観ないので
その世界をバカにしている、とか
言う人もいる。
まったくそうではなくて、
やはりBLはマンガも
ドラマも、いわゆるヤオイと言われる
女性たちのために作られている、
というモノが基本になっているため、
積極的に観る気がしない。
少し違うかも知れないけれど、
いわゆる百合映画と言われた
レズビアンものが、ビアン女性たちのため、
ではなく、ストレート男性のために
作られているような感覚と
同じような匂いがしてしまうのだ。
さて、そんな僕だけれど、Netflixの中に
LGBTQ映画のカテゴリーがあり、
そこにあったのが「ハート・ストッパー」
というドラマ。
この項目にBLモノが入っている、とは思わず
60分弱8話を一気に観てしまった。
あとで知ったのだけれど、これが
イギリスで作られたBL漫画のドラマ化だった。
これが、ティーンエイジャーの
淡いロマンスが非常に丁寧に、
かつ胸がキュンとするように
作られていて、とても良く出来ている。
高校で、ゲイだと知られてしまい、
何かといじめられているチャーリーが
たまたま隣の座席に座ったラグビー部の
ストレート、ニックに恋をする。
およそ叶わないだろうこの恋をめぐって、
ドラマは展開する。
そんな中で、チャーリーがいつも逃げ込む
美術室にいるゲイの先生の存在や、
チャーリーにキスを求めながら、
絶対ゲイバレしないように生きる
ハリーなど、細々としたキャストの配置が
目を見張る。
そこには、こんな時代になってもなかなか
生き辛いゲイの心模様や、
それを受け入れる事が出来るか、という
ストレート社会が細やかに描かれていく。
ドラマの行方も、なかなかときめくのだが、
カラフルに彩られた美術セットや
ちょっとしたアニメーションを加えた
演出も秀逸だ。
日本、台湾、そして人気が爆発している
タイなどBL文化は世界に広がっている。
評価が高いモノがあれば、また観たいなあ、
そう思わせてくれた素敵なドラマだった。
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