一昨日来てくれた30代のお客さん二人に、
僕が若い頃のゲイの話をしていた中で、
思えば、ゲイのタイプやファッションの
移り変わりを話しながら、思えば本当に
色々変わったんだなあ、そう思った。
僕が20代の頃は、雑誌もまだBadiや
G-MEN(両方もう廃刊になっているけれど)さえ
G-MEN(両方もう廃刊になっているけれど)さえ
なくて、薔薇族、さぶ、アドン、サムソンが全盛の頃。
知らない方は、それぞれウィキペディアなどで
調べてもらえればいいけれど、
薔薇族は比較的総合的なゲイ雑誌、
さぶは男らしさに短髪系、
アドンはオシャレかつ前衛的、
サムソンは太った中年
という感じだった。
それぞれのグラビアには、当時はおそらく
必死で頼み込んで、出てもらう、
という感じだったのだろう。
それほどガッチリ、という人は少なく、
多くは普通体型かせいぜいスジ筋、
マッチョはごくたまに、
今で言うガチムチなど皆無。
それ以外はかなり太めという図式だった。
それ以外はかなり太めという図式だった。
それが時が経ち、自ら志望する人も増え、
その手の雑誌がなくなった現在、
一般の人たちがどんどん自分の容姿を
自力で変化させ(中にはアプリを使って。笑)
堂々とSNSに載せている。
雑誌のグラビアや、ビデオのギャラが
いくらか知らないけれど、今や
onlyfansや、myfansなどで
月に何十万も稼いでいる人がいると言う。
その分なのか、ここ20年ほどは
スッキリとしたさわやか筋肉系から
ゴッツイガチムチ系が、ゲイの業界では
最もモテる時代になった。
そう言えば、ファッションにいたっても、
横縞のラガーシャツや、ポロシャツの上に
トレーナーを着ている人など、
まったく見なくなった。
欧米や東南アジアなどは、やっぱり
あらゆる部分でそういう変化が
やっぱりあるんだろうか。
時代の経過というのは本当にすごい。
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