2022年04月09日

非情なまでの家庭で育って その2

昨日のブログの続き。

ミツヒデ君は、突然先生が訪ねてきたことに
腰を抜かすほど、驚いた。

「ずっと、どうしてたか、心配していたんだ」
先生はそう言い、ミツヒデ君も
「僕も先生のことが気になっていました」
そう言ったらしい。

ミツヒデ君の家庭の事情など、それとなく
聞いていた先生は、高校生を一人で
生活させている母親に
かなり怒りを覚えたようだ。

それから、ヒマがあると先生は
コンビニで弁当をふたつ買ってきたり、
先生はビール、ミツヒデ君はウーロン茶を
飲みながら、ありとあらゆることを話したと言う。

そういう流れの中で、たまらなくなり、
ミツヒデ君は、自分はどうやらゲイで
先生のことが好きなのだと告白した。

先生はかなり驚き、「俺はそう(ゲイ)じゃないから
お前の気持ちに返せなくてすまない」
そう言われたけれど、ミツヒデ君は
そういう先生の姿勢に感謝したらしい。

しかし、先生は変わらず週に1、2度、
塾の帰りに彼の部屋に来て、共に食事をした。

そんなある日、先生はビールや
焼酎をかなり飲み、
酔っ払って眠ってしまった。
ミツヒデ君は、たまらなくなり、
先生に抱きつき、そのまま先生の身体中を
触っていった。

要は、ミツヒデ君が想像していたことを
してしまったのだと言う。
途中から起きた先生は、ミツヒデ君のやることに
任せたのだと言う。

それから先生とミツヒデ君は、会うたびに
そういう関係になっていった。
10歳くらい違うけれど、先生も
まだ20代だった。

しかし、それはあまり長く続かなかったのだそうだ。
先生は、仕事の都合で(それはいまだにミツヒデ君は
信じていないそうだが)、
街を離れざるをえなかった。

「良い大学、入れるために、しっかり
勉強しろよ。お前がそういうふうになるために、
俺は頑張って教えてきたのだから」
先生はそんな言葉を残して、街を出たようだ。

その後、ミツヒデ君は大学に入り、
今では誰もが知っている大企業で働いている。

彼にとって、その先生は大好きで初体験の相手
というだけではなく、本当に非情なまでの家庭から
救い出してくれた恩人なのだそうだ。

今、どこでどうしているか、わからない。
Facebookなどで名前を検索しても出て来ない。
もう40も過ぎているはずだから
結婚しているかも知れない。
いつか、何らかの形でまた再会できることを
ミツヒデ君はずっと望んでいると言う。

*****************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F




posted by みつあき at 16:33| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。